大正ボクシング娘② (Patreon)
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どうもこんにちは!たこやきです!
前回思いつきで作り始めた大正令嬢のボクシングですが、作っているうちに筆が乗って来ており、内なるリビドーが乗ってまいりました。
続きも楽しんでいただければ幸いです。
それではどうぞ!
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【登場人物】
岩小路志摩子 旧華族の令嬢・女学生
草加太一郎 志摩子の許嫁
太一郎の前に成すすべもなく追い込まれる志摩子。果たして逆襲することは出来るのか?
「志摩子さん、もうわかっただろ?
女が男に勝てるわけは無いのだから、早く降参して俺に許しを請えば、穏便に済ましてやってもいいんだぜ?」
「はぁ・・はぁ・・
誰が貴方なんかに・・」
「勝負は・・これからでしてよっ!」
ダッ
パン!パン!
日頃の練習で磨き上げたジャブで牽制しながら攻め込んでいく志摩子
しかし太一郎はそれを確実に防ぎさばきながら機会を伺う
パン!「う!」
ガードの隙間を貫くような太一郎のパンチが志摩子の鼻先を叩く
パン!ドパン!
「うっ!がはっ!」
さらに上下に打ち分けたコンビネーションが入る。
努力をしているとは言っても志摩子のボクシング技術は所詮は付け焼き刃のもの。
太一郎が高度な技術を使い始めるとまるで対応が出来ない。
ズドン!「ぐふぅ!」
下から突き上げるようなボディアッパーが入り、志摩子の体が一瞬浮き上がる。
「ぐほっ!!」
ガバッ!
先ほどダウンを宇奪われたのと同じか、それ以上の威力の一撃が、再び志摩子の腹部に突き刺さる。 目を見開き前のめりに倒れ込みそうになる志摩子。しかし、ダウンを避けるためになんとか太一郎にしがみつきクリンチに逃げる
「おやおや?嫁入り前の娘が男に抱きつくなんて、はしたないんじゃないか?」
「っく・・・これは、クリンチよ。
ボクシングのルールのうちでしょう?」
「あぁ、そうだなぁ。」
グググッ
ぐりぐり 「えっ!!」
クリンチですがりいてくる志摩子の身体に、自分の下腹部を押し付けていく太一郎
「んっ!何をしているの!やめてっ」
志摩子の耳元でささやく太一郎
「俺もボクシングのルールの内で、お前をめちゃくちゃにしてやろうかなぁ?
なぁ、志摩子?」
ぞくっ「!?」
次回へ続く!?
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