Masa's Kitchen・1(野球部後編) (Pixiv Fanbox)
Published:
2024-04-01 09:12:24
Imported:
2024-05
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引き出しの中には、大勢の人間が押し込められていた。
サッカーやラグビーのユニフォームを着た者や、柔道着姿の者……彼らは、以前マサが蹂躙した街で捕獲し連れ帰ってきた人間達であり、今はマサの奴隷である。
かつてはそれぞれの部員に大勢仲間がいたのだが、マサが性欲を満たすために弄んだ際に潰してしまったり、気まぐれに食したりする度に一人、また一人と数を減らしていった。今では、てんでばらばらな部活動の部員達の集まりとなっている。
「お前ら、仕事だ」
マサの言葉に、引き出しの中の小さな人間達は震え上がった。しかし構うことなく、マサは乱暴に掌で引き出しの中の人間達を掴み上げていく。
「うわあっ!」「わあああ!」「うぎゃあっ」
引き出しから出された人間達は、バラバラとマサの逞しい肉体の上へと落とされていった。モゾモゾとうごめく感触が、マサにとってはたまらない刺激となって、ゾクゾクとした快感が全身を駆け巡った。
「おら、いつも通りさっさとやれ。でないと……さっきの野球部の奴らみたいに、喰っちまうぞ?」
マサがペロリと舌なめずりしながらそう言った。
凄惨な調理や食事の様子は、引き出しを閉めた状態であっても奴隷達の耳にも漏れ聞こえていたため、人間達は慌てて奉仕を開始した。あるものは乳首にしゃぶりつき、あるものは脇に埋もれてチロチロと舌で舐めだし、またある者は巨大な一物の根元からよじ登り始める。
「……んっ、……いいぞっ……」
奉仕する人間のその細やかな感触に、思わず声を漏らすマサ。
あまりにも必死なその様を見ていると、圧倒的な力と恐怖によって支配しているという実感が強く湧いてきて、たまらなく興奮するのだ。
頬が紅潮し、体温が上がっていくのを感じる。そして股間にぶら下がる巨大な一物はいつしかギンギンにいきり勃っていた。
しばらく悠然と、人間が生み出す刺激を味わっていたが、あることに気が付いたマサは口を開いた。
「おい……左の乳首のお前、もっと力入れてやれよ。全然気持ちよくねぇぞ」
右と比べて、明らかに刺激が弱まっている。マサは不満げな声でそれを指摘した。
そのマサの言葉に、左の乳首を刺激していた人間がビクリと動きを止め、そしておどおどと顔を上げた。
その人間は、バレーボールのユニフォームを着た高校生だった。
1ヶ月ほど前にチーム丸ごと捕らえられて連れ帰られて来たバレーボール部のひとりだった。かつては他にも大勢いたバレー部員達も、連日マサによって潰されたり食われたりしてしまい、バレー部員としては最後の生き残りとなっていた。
「ひっ……あ、も、申し訳っ……!」
ガタガタと体中が震え、発することが言葉にならないバレー部員。
過酷な労働に加え、次々と仲間が犠牲となる、そんな極限状態での生活により、そのバレー部員は肉体的にも精神的にも追い詰められ疲弊し限界を迎えていたのだった。マサが気持ちよくなるほどの刺激を生み出す力は底をついてしまったのである。
そんな人間を上から見下ろし、苛立たしげにフンと鼻を鳴らすと、マサは左手で軽々とそのバレー部員を摘まみ上げる。
「ひっ!あっああっ……!」
そしてその手を顔の前へと持っていくと、視線の先にいるバレー部員に向けて冷たく言い放った。
「使えないゴミはいらないんだよ。……お前も、さっきの野球部員達と同じ目にあわせてやる……」
マサは口をあんぐりと開ける。唾液が何本もの糸を引くその中は、洞窟のように底知れぬ闇をたたえていた。
そこから突き出された、唾液に濡れた巨大な舌が、バレー部員を迎え入れるかのようにベロリとなめ上げる。
バレー部員はマサの意図を全て察して戦慄する。
「ひっ……!や、やめてっ!やめっ――」
叫び声も空しく、次の瞬間には大きな口の中に放り込まれてしまっていた。そしてすぐさま口は閉じられていく。
「---!-----っ!!」
口の中からくぐもった叫びが聞こえてきて、それが余計にマサの嗜虐心を煽った。
口をモゴモゴと動かし、舌を転がして口内のバレー部員を嬲るようにして弄ぶマサ。
どちらが上か下かも分からくなる程かき回して、もがき苦しむ感触をひとしきり楽しんでから、
ゴクリ
と大きく喉を鳴らして飲み下す。
「ふぅーー。……料理した人間もうめぇけど、やっぱ人間は踊り食いにするのもうめぇよな……」
満足げな息を漏らして、空いた左手で腹をさするマサ。
そんな光景を、青ざめた顔でただ見ている他の人間達。それらの視線に気が付いたマサは、
「おい、お前ら、何手てぇ止めてやがる。お前らも、今の奴と同じ所に行かせてやろうか?」
腹をポンポンと叩きながら、ニヤリと笑って残酷な言葉を人間達に投げかけた。
慌てて各所を刺激しだす人間達。
(ははっ……ちょっと脅せばこれだ。たまんねぇ……)
人間を食した興奮と、奴隷が恐怖に駆られているのを目にした興奮とが激しく混ざり合い、昂りが最高潮となったマサは、
ついに自身の熱り立ったモノに手を伸ばし、そして自ら激しく扱き始めた。
まだ何人かの人間が巨根にまとわりついていたが、構わず荒荒しい手つきで扱いていく。
ゴリッ、グチュグチャ!
その結果、何人かがその巨大な手と肉棒の間に巻き込まれて、すり潰されてしまう。
その肉や骨が潰れる感触が、より一層マサの熱狂を高めていく。
「うっ……、くぅっ……!」
マサの巨根はさらに膨張していった。その先端からは透明な液体が滲み出し、それを潤滑油にさらに扱き上げる。
そしてついにその時が来た。
「う……イ、イくぞっ!うおおおお!!」
雄叫びと共に巨大な一物から大量の白濁液が噴出する。
ビュルッビュルルルッ!!ドプッドプッッ!!!
勢いよく発射された精液は、まるで花火のように打ち上げられ、やがて雨あられとなってマサの身体へと降り注ぐ。
当然、その身体の上にいた人間達全員にも降りかかり、全員を白く染め上げていった。
白濁液にまみれた人間達は、ただ呆然としているしかなかった。
人間たちを手荒く水道の水で洗ってやり、自身の身体に付着した精液も拭き取ると、マサは壁にかけられている時計を見た。
「……っと、そろそろ夕飯の時間か」
そう気が付いた途端、ぐううぅぅ~っと腹が鳴った。
成長期真っ盛り、食欲旺盛なマサにとって、ハンバーグひとつ、人間1人の踊り喰い程度では到底腹の足しにもならなかったのである。
手早く引き出しの中へと戻した人間たちに、ニコリとした顔を向けて覗き込む。
「じゃ、良い子で待ってるんだぞ。……じゃないと、夜食としてお前らも喰っちまうかもしれねぇからなぁ?」
わざとらしく大きく舌なめずりした顔を引き出しのそばに近づけて充分に脅してやってから、マサはピシャリと引き出しを閉め、自室の扉を開け、廊下へと出て行った。
(あーあ、踊り喰いにしたり手で挽き潰したりしてストックの人間の数も減っちまったなぁ。次の襲撃の時は、料理用以外にもたくさん捕獲してこねぇとな……)
そんなことを考えながらニヤリと笑い、マサは足早に寮の食堂へと歩いて行った。
終