【敗北】アルトリア・ペンドラゴン〈オルタ〉 (Pixiv Fanbox)
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ラスベガスのカジノで大敗した俺のため、自らが借金の負債となることを申し出たアルトリア。
それがどういうことを意味しているのか、分からないほど鈍感ではない。
だがアルトリアは平然とした様子で男たちについて行った。まるで「心配はない」と言いたげに……完全無欠な彼女にとって、その程度のことは苦でも無いのだと言う。
もちろん信じたかった。けれど否応無しに不安は付き纏い、そんな俺の心配を察したのか、カジノのオーナーである男はある提案をしてきた。
それは借金を大幅に返済する条件として、俺にもその一部始終を見守らせるというもの。何を考えているかは分からなかったが、断ることはできなかった。
「はっ……はっ……はっ……♥ ど、どうしてご主人様……マスターがここに……っ♥」
「アルトリア……」
「アイツは俺が呼んだんだよ。借金を大きく帳消しにする代わりに、お前が調教されてるトコを見ろってな」
久しぶりのアルトリアとの再会。
だが見慣れたはずのその顔は、自分の知るものとは随分と様子が違って見えた。
プライドの高い彼女が大人しく男に抱かれている状況。荒く漏れ出す呼吸には、隠し切れないまでの快感が伴っている。
(信じたくはなかったけど……)
「み、見ないでくれマスター……っ♥ こんな私を……これは、その……少し油断しただけで……っ」
俺の反応に気が付いたのか、アルトリアは苦しそうに表情を歪めた。
分かっている。それが本意ではないことは。
だがどうしようもなく彼女の体は変化してしまっていた。
一体どれだけの調教を受けたのかは知らないが、少女が快楽に恭順していることは、見ているだけでも分かってしまう。
「あの」オルタがこうも容易く男に堕とされた……その事実に俺は悔しさで拳を握る。
「さてと、じゃあ今日も始めるぜ。マスターが見ている前でいつもみてぇにアンアン喘いでいいからな」
「だ、誰がそのようなことを……! 私を侮るのも、大概に――」
「ンッンンンンんうぅゥ♥♥♥」
「はっ♥ はっ♥ はっ♥」
「あー、ほんとクソ雑魚だなお前。チンポ突っ込まれただけでこんなアヘ顔晒しやがってよ」
「はぁはぁ……ぁへっ♥ わ、私は……まだぁ……♥」
「ンオッ♥ おぉッ♥ ひょ、んなッ……チンポ奥まで、っ……♥ マスターが見ているというのに、おまんこがチンポに屈してしまうッ♥」
男の抽送運動が始まると、アルトリアは弱々しく喘ぎ出した。
かつてのクールで気高い姿は影も形もない。
そこにいたのは一匹の躾けられた雌犬。チンポというご褒美にただただ悦んで尻尾を振るだけの、忠実な雌奴隷だった。
「はぁッ、あ、あぐッ……♥ 見るな、マスターっ♥ 見るなッ……♥ こんなのは、私ではないっ……♥ 私では、ないから……ッ♥」
アルトリアは必死に否定を繰り返す。
まるで俺に助けを求めるかのように。
それが本来の彼女ではないことくらい、言われなくたって分かっていた。
「どうよマスター、今ならコイツとの契約打ち切って完全譲渡すれば、借金全額チャラにしてやるぜ」
「誰が……ッ」
「勿体ねぇなぁ。コイツだって俺ンとこいた方が幸せに決まってンのによ」
「んんっ、はあッ♥ あっ、アンッ……マス、タッ……んおっオオオオッ♥」
男からの馬鹿げた提案を、俺は一顧だにするまでもなく拒絶した。
何があっても彼女との契約は打ち切らない。俺は彼女のマスターで、アルトリアは俺の大切なサーヴァントなのだ。
だから、どんな条件を持ち出されたところで、俺が彼女を手放すことなどあり得るはずが――
「んんンッ♥ おぉおおッ♥ チ、チンポに壊されるぅッ♥ 私のメゾ豚おまんこぉっ♥ く、くそぉッ……気持ちいいっ♥ 耐えなければならないのに、マゾ穴感じてしまううッ♥」
「おぉんッ♥ オ゛ッ♥ おほぉッ♥ エロまんこイクぅッ♥ チンポケースにされてスケベメイドいっくうううッ♥」
「…………」
そう、あり得るはずがなかった。
どんな条件を提示されたところで。
だがそれは、俺自らが判断した場合とは別なのだ。
「……分かっ、た……契約を……打ち切る……」
「な、ッ……マスター、何を馬鹿なことを言って……!」
「分かっている……アルトリアが借金のために頑張っていたことは。だが仮に君を取り戻せたとしても、俺では今の君を満足させてあげることができない。俺ではご主人様(マスター)に相応しくないんだ……」
「ち、違ッ……♥」
「あうぅぅぅンンッ♥ おっお、オぉッ、んおおっ♥」
「無理しなくていい……もう素直になっていいんだ……」
「はっは、あぅンッ♥ オッ♥ オッ♥ んおおおぉぉおッ♥」
俺がそう言うと、アルトリアの様子はますます乱れていった。
彼女の中での最後の枷――俺への忠義、献身、そうしたものが無意味に帰したと理解し、己の快楽に歯止めが効かなくなったのだろう。
「そういうことだアルトリア。テメェのことはこれからもたっぷり可愛がってやっから。今のうちだぜ、マスターと話せんのは」
「あっあ、マスター、私はっ……すまない、もうッ……♥ このデカチンポの快楽に、抗えそうにない――」
「おおぉおッ♥ んおっ、おぉんッ♥ はっはっ、チンポぉっ♥ スケベまんこをもっと躾けてくれっ♥ 私の新たなご主人様ぁッ♥」
「おうよ、テメェのことは完璧に調教してやっからよ。完璧な……チンポにご奉仕するだけの淫乱メイドにな」
「おほぉッ♥ なる、なるゥッ♥ 皆様のオナホとして誠心誠意働かせていただきますッ♥ それだけが取り柄のドスケベメイドに、何なりとご命令をぉッ♥」
そこから彼女が完全屈服するまでの展開は早かった。
元々瀬戸際で耐えていたのが、俺の一言がトドメとなったのだろう。
もう完全に俺の姿など見えていない。アルトリアの意識にあるのは、自らを教育してくれる男への忠誠だけ。絶対的な雄へ奉仕するという、唯一の使命だけ。
「オラッ、イクぞ。イクイクっ……!」
「オッ♥ オ゛、おおッ♥ んおぉッ……」
「射精るッ!」
「おぉぉぉぉおおッッ♥♥♥」
「はぁ……はぁ……はぁ……♥」
「さあて、アルトリア。テメェは誰で、誰のものになったか……目の前のアイツにもちゃんと宣言してやれよ」
「は、はい……♥ 私は、サーヴァント……ライダー、アルトリア・ペンドラゴン……ご主人様専用の……オナホメイドだ♥ チンポを気持ちよくするだけが私の存在価値♥ 分かったらさっさと出て行ってくれ♥ 私はご主人様にオマンコ奉仕するので忙しいんだ♥」
そう言うと、アルトリアは俺を無視して再び男とのセックスを再開した。
今の彼女にとって、俺は目障りでしかない存在……いや、そもそも意識すらしていないのだろう。
彼女の目に映っているのは、自らが主人と定めた男と……そのペニスだけ。
俺の知っているアルトリアは、もういなくなってしまったのだ。