【苗床】シャルロット・コルデー (Pixiv Fanbox)
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突如発生した微小特異点。
かつての第七特異点・バビロニアで観測されたそれに、カルデアはレイシフトを決定した。
当初は何の問題もなく解決できると思われていたが、そこで対峙した異形の群勢――ラフム。彼らの力、数の前に、カルデア一向は敗北を喫すのだった。
「う……(確か、ここは……ああそうだった。私、ラフムにやられて……っ、抜け出せない……!)」
アサシンのサーヴァント、シャルロット・コルデー。
意識を取り戻した彼女は、己を取り囲む現状に気が付き、脱出を試みるが――
「キキキ、英霊(サーヴァント)――英霊英霊英霊英霊英霊英霊英霊! 逃ゲヨウトシテモ無駄。オ前タチ負ケタ!」
「くっ……!」
自身を取り囲むラフムの群勢。
話に聞いていた形姿とはどこか異質な、おそらくは変化体だろうそれらに、コルデーの五体はガッチリと拘束されていた。
(っ、私をどうするつもりですか……! 霊基も消滅させないで……それにマスターは何処に――)
最愛の主人の行方を探しつつ、コルデーは冷静に状況を分析した。
そして恐ろしい事実に到達する。まさか、と。このラフムたちは――
「キキキ、英霊、苗床! 孕マセル! モット増エル! 進化スル!」
「な、えどこ……い、いやっ! 離してっ!」
(は、話には聞いてました……このラフムたちは、特異点の中で進化・増殖を繰り返していたと……ですが、まさか私たちの霊基(からだ)を使ってそれを――?)
「やめっ……そんなこと、絶対にイヤっ……!」
「逃ゲラレナイ! 逃ゲラレナイ! 絶対孕マセル! 苗床ニシテヤル!」
女英霊を孕ませる――そんな歪んだ進化・最適化を果たしたラフム。
コルデーは危機感を露わにし、何度も脱出を試みた。
一方のラフムは、そんな彼女の必死な様子に甲高い笑い声を上げて――
(ずぼぉぉおおっ!)
「んんっあ、はあああっ❤」
「あっ……ぁ……ナカ、にっ……そんな、そこはっ……マスターだけの、場所だったのにっ……❤」
「キキ、キキキキ!」
「んあっ、はあっ❤ ラフムのおちんぽっ❤ 動いてるっ❤ あっあ、これっ……イヤっ❤ こんな、キモチ悪いのっ……んっ、んんうっ❤ 」
有無を言わさず侵入を果たしてきたラフムの、おそらくは陰茎と思われる触角。
人間のそれとは明らかに異なる、常軌を逸脱した形状のそれが、コルデーの膣内を激しく蠕動していた。
「あっあ、やめっ❤ こんな、ひどいのっ❤ んっん、あっ、はあっ❤ おまんこ、いじめないでっ……これ以上は、ワタシっ……❤」
(ッ……意識が、変になりますっ……❤ で、ですが……あの人の、サーヴァントとして……こんなことで、負けるワケにはっ……❤)
休むことなく与えられる夥しいほどの快楽に、コルデーは思わず正気を失いかける。
だが、その脳裏に愛すべきマスターの姿を思い浮かべた瞬間、ハッと意識を取り戻した。
「こ、こんなことをしても、ムダですっ❤ 私は、絶対に……負けたりなんて、しませんからっ……❤ 」
「キキキ、ナニカ言ッテヤガル! 苗床ノ分際デ! 雌ノ分際デ!」
「オ前、気二入ッタ! 絶対堕トシテヤル!」
「一体何を――」
コルデーが訝しげに見つめた先、ラフムはまたさらに形状を変化させて――
「んむううううっ❤」
「んっ、んんうっ❤ んぶっ……ン、んむっ……んっ、んっ……んん、ふううっ❤」
「んっ……んっ……ごくっ❤」
「はぁ、はぁっ……なにを、のませてっ……❤ っ……あっ、あああっ……か、からだが、あついっ……あついですっ……❤」
「キキキ、クスリ、飲マセタ! オ前ノカラダ、モウ俺タチノモノ!」
突如口内に流し込まれた異形の体液。
瞬間、コルデーの体は経験したこともない快感に包まれた。
全身がおかしい。ゾクゾクと込み上げてくる快感。
全身を何かが浸透していくようで、染み渡ったそこから徐々に自分の体が組み替えられていくのをコルデーは理解した。
「ああっ、あっ❤ んあっ、はあああんっ❤ こ、これっ……ラフムのおちんぽ、さっきより……ん、んんっ❤ な、なんでっ❤ 気持ちイイっ❤ おまんこ気持ち良くなっちゃってるうっ❤」
「キキキ、オ前ノカラダ、苗床ノタメニ準備シテル! 孕ミヤスクナッテル!」
「あっあ、そんなっ❤ おっ、おごっ……ほ、本当にっ……このままじゃ、ワタシっ……本当に、孕まされ、っ……❤」
下腹部に集まっていくジンジンとした疼き。
ラフムのペニスに刺激されているそこが、着実に熱を帯びていくのが分かった。
まさか、これが――。
思い浮かんだ恐ろしい予感。苗床。本来サーヴァントである筈の自分が、それもこんな怪物の子を受精することなどあるはずがないのだが――
(こ、これっ❤ 分かっちゃう❤ 妊娠する準備デキちゃってるっ❤ 子宮、もう完全に開いちゃってて……本能で、感じ取っちゃってる❤)
コルデーが感じ取ったのは、雌としての本能。
この雄には敵わない……とした、絶対的な敗北感。圧倒的な存在感。
子宮はこうべを垂らし、完全に屈服してしまっている。
こんな状態ならば、と。
最悪の未来を想像してしまうのも、無理はなかった。
「おっ、おおおっ❤ んおっ、ほおっ❤ ラフムちんぽしゅごいっ❤ あっあ、堕ちるっ❤ シャルロットコルデー堕ちちゃいますっ❤」
「キキキ、悦ンデル! コイツ、悦ンデル!」
「おっお、んおっ、おほっ❤ だって、こんにゃのっ……耐えられるワケっ……❤」
「あっ❤ あっ❤ もうダメっ❤ いく、いくっ❤ おまんこイっちゃう❤ ラフムのおっきい触手チンポでイかされるっ❤」
「キキ、キキキ!」
「おっお、んおおっ❤ これ、絶対捕まっちゃいます❤ 排卵、しちゃってるからっ……いま出されると、絶対妊娠させられちゃうっ❤」
「あっあ、マスターごめんなひゃいっ❤ 私の卵子、あなたのために捧げるって決めてましたけどっ……❤ このラフムさんたちに奪われちゃいそうですっ❤」
「キキキ、ソウダ! モウオ前、ヒトジャナイ! 俺タチノ子産ム苗床! 人間ト交尾デキナイ!」
「おっおっ❤ その通りですっ❤ こんなにおまんこ拡げられちゃったら、マスターの人間サイズおちんぽじゃ絶対満足できませんっ❤ このチンポ、このチンポとのセックスだけえっ❤」
もはや完全に正気を失ってしまったコルデー。
ただただ快楽に喘ぐ彼女は、やがてくるその瞬間を今か今かと待ち侘びた。
そして――
(びゅる! ぶびゅる、びゅびゅっ! ぶぶっ、ぶびゅうっ、びゅるるっ、ぶびゅううううっ!)
「おおっ、んおっ、おほおおおおぉぉぉっ❤❤❤」
(びゅるる、びゅるっ!)
「おっ❤ おほっ❤ んおおっ、おぉんっ❤」
桁違いの射精量。
およそ人間のそれとは比べ物にならないほどのそれを流し込まれ、同時にコルデーは激しい絶頂を迎えた。
(あっ、ん……ラフムの……せーえき、びゅくびゅく流し込まれちゃってる……❤ これ、完全に妊娠しちゃいました……❤ ラフムの赤ちゃん、孕まされたの分かっちゃいました……❤)
決定的な予感を前に、コルデーはただ恍惚とした笑顔を浮かべる。
子宮は火傷しそうなほどに熱い。
これが苗床――その未知なる悦びに、ただただ震えていた。
その後――
マスターとの契約も失われ、完全なる苗床として霊基を掌握されたコルデー。
既にその母体は幾度もの出産を繰り返し、もはや抵抗する気力さえ失ってしまっていた。
「んっ、んんっ❤ んむっ、じゅるるっ……んっ、んくっ……んぶっ、んぐうっ❤(……あれから何日、経ったんだろう……? そういえば、マスター……元気かな……?)」
「コイツ、使エル! マダマダ使エル!」
「モット増ヤス! 産マセル!」
「早クシロ! 早クシロ!」
「あんっ、あっ❤ ダメっ❤ チンポ、激しっ……そんなにズポズポ、しないでくださいっ❤ あ、赤ちゃんがっ……私の赤ちゃんがっ……❤」
「おっおお❤ またくるっ❤ ラフムの射精くるっ❤ 赤ちゃんいるのに種付けされるっ❤ んっ、おおっ❤ いくっ、いくうっ❤ マスターごめんなさいっ❤ 貴方のサーヴァントなのに、こんな触手チンポに負けちゃって……で、でも心配しないでくださいっ❤ わたし、幸せですからあっ❤」
「おっ、ぉぉっ、んおおおぉぉぉぉっ❤❤❤ 中出ししゅごいぃぃっ❤ ラフム専用マンコいっくうぅぅぅぅぅ❤❤❤」
「あっ……ぁはっ……❤ ごめんなさい、ますたー……もう私、あなたのところには戻れません……❤ ここで一生、化け物の赤ちゃん産み続けますね……❤」
コルデーは陥落した。
ラフムを産み落とすためだけの苗床。孕み袋。
出産を果たしては、すぐさま種付され、また産み落とす……ただそれだけの繰り返し。
これらのラフムの行動……サーヴァントを苗床にし、自身の個体を増殖する……その目的は、どうやらカルデアへの侵攻を想定したものであるらしい。
あまりに増えすぎたラフムの大群を前に、カルデアがどうなるか……
当のコルデーには、もうそんなこと、どうでもいいことだった。
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コルデー苗床