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**無償の愛と争いの終焉** 振るわれる無数の凶刃。そのいくつかが剣の迎撃をすり抜けて、二人の令嬢の体を引き裂き始めた。 「うぐっ!?」「んぐっ!?」 レイピアが舞い、ドレスもろとも二人の肌と肉が引き裂かれるたびに、サクラの心はさらに深く傷ついた。彼女の目に映るのは、サクラが愛した令嬢たちの姿ではなく、争いを好む醜い化け物へと変わり果てたアイーダとエカテリーナだった。 「どうして…」サクラの声は震え、涙が止まらない。 アイーダとエカテリーナは、互いの痛みに歪んだ顔に、喜びを見出していた。彼女たちの笑顔は、戦いに取り憑かれた悪魔のそれだった。 「あははっ!今度は太ももが裂けましたわね!ざまあみなさい!」アイーダが笑いながら叫ぶ。 「ふふふっ!そういうあなたも太ももが血だらけですわよ!いい気味ですわ!」エカテリーナもまた、戦闘的な笑みを浮かべて言い放つ。 二人の剣は令嬢たちの女の部分も容赦なく切り裂いていく。完璧なエロスを体現した乳房は横薙ぎにされて血を流し、シミ一つなかった手脚も傷だらけとなる。美しいドレスもボロ雑巾のようにズタズタにされ、二人の令嬢はまだ親族にしか晒したことのない秘められた女体を見せつけていた。 血と、争いと、エロスが混ざり合う。 「死ねっ!死になさいよっ!!」 「あなたが死になさいっ!死になさいったらっ!」 そして、愛らしい声で、令嬢たちが互いを呪い合う。体を裂かれるたびに悲鳴があがり、相手の体を切り裂くたびに狂ったように笑うのだ。 そこにはもう、貴族令嬢としての誇りも気品も存在しなかった。 アイーダとエカテリーナは剣で斬り結ぶだけでは飽き足らず、その艶めかしい身体を武器にした。 ドレスが裂かれて現れた肉付きのいい美脚を振り上げ互いの股間を蹴り合った。「んぎゃぁあっ!?あなた…マンコを蹴りましたわねっ!!」「いぎゃぁああっ!!あなたこそ…私のマンコを蹴ったくせにっ!!」 二人の股間に咲く秘華ですら暴力にさらされる。その性器を二人はひどく破廉恥な、町娘のような下品な言葉で叫びさえした。 「あなたのマンコなんてッ…こうしてやりますわ!!」エカテリーナはその剣先でアイーダの秘華と陰核を貫く! 「ぎゃぁぁあああぁあっ!?!…こ、のっ…あなたのマンコも、道連れですわ!!」蜜壺に剣を刺されたアイーダも悲鳴を上げ悶えながら、エカテリーナの秘華をレイピアで突き返す! 「あぎゃぁぁああああっ!!?」エカテリーナも、性器を貫かれ喉が裂けるほどに叫んだ。 二人の剣先は性器を貫き合ったまま、二人はその細い腕に力を籠め…グリグリとレイピアで芸術品のように卑猥かつ美しかったマンコを台無しにしていく。 「が、ぁぁあっ…っ…女、同士で…マンコ、貫き、合うなんてッ…」 「く、ぅぅうっ……っ、女、同士でマンコ、共倒れなんてッ……」 血尿のように股間から赤い液を垂れ流し、アイーダとエカテリーナは相手の性器からレイピアを引き抜いた。 「今度は、これ…ですわッ…!」 「考えることは、…一緒、ですわねッ…!」 二人はその切っ先をまだなんとか美しい磁器の椀のような形を保った乳房に狙いをつける。いつか、決闘の約束をしたときにきっと心臓をとめると誓い合った。その胸に、二人はとうとう狙いを定めたのだ。 「今度こそ、終わりですわっ……どちらの剣が相手の心臓を貫くか…勝負です…!!」 「望むところ、ですわっ……どちらがサクラにふさわしい女か…サクラを賭けて、最後の殺し合いです…!!」 そして、運命の瞬間が訪れた。二人のレイピアが、同時に互いの心臓を目指して突き進む。 どちらがサクラに相応しいかだって?と、サクラは思う。アイーダもエカテリーナも、自分にはもったいないような美しく、優しく、気高い恋人たちだった。大好きな、愛する二人を、サクラは身を捧げてでも守りたいと思った。 だから、彼女たちの剣が互いの心臓を貫く前に、サクラは身を投げ出した。 「やめて!」サクラの叫びが、空気を切り裂く。 突然飛び出してきたものの正体に気が付き、目を見開くアイーダとエカテリーナの剣は、いまさら止まることもできず……サクラの身体を…… **愛と悲劇** 二人の剣が、静かな夜空に響く金属音を残しながら、サクラの身体を同時に貫いた。血の滴が月光に照らされて輝き、サクラのドレスは紅に染まる。「ごふっ!?」と、愛らしいサクラの口から血が噴き出す。 アイーダの剣は、サクラの肺を、エカテリーナの剣は、サクラの心臓を貫いていた。 「愛している…二人とも。でも、私、は…二人に争ってほしく、なかったのに…」サクラの声は弱々しく、最後のセリフすら言い切ることはできなかった。 ほとんど、即死だった。 輝くような、宝石のようだった、サクラの瞳が…輝きを失い、濁っていく。 「私たちのせいで…こんなことに…」アイーダの目から涙が溢れる。 「ごめんなさい、サクラ…」エカテリーナもまた、嗚咽を抑えきれずにいた。 サクラの息が途絶えると、アイーダとエカテリーナは取り返しのつかない過ちを犯したことを悟り、地に崩れ落ちた。 サクラの静かな最期が過ぎ去り、彼女の前でアイーダとエカテリーナの心に再び争いの火がついた。サクラの血がまだ温かい中、二人の令嬢は悲しみを怒りに変え、互いを非難し始める。 「サクラが死んだのはお前のせいよ!」アイーダがエカテリーナに向かって叫ぶ。 「お前がサクラを殺したのよ!」エカテリーナが涙ながらに反論する。 二人はサクラの亡骸を前にして、悲しみを共有する代わりに、罵り合いを始めた。互いの心臓を貫く言葉が、夜の静けさを破る。二人に争ってほしくない、二人の命を守りたい…そんなサクラの願いは、彼女の死と共に消え去ったかのようだった。 「お前がサクラを奪ったのよ!」アイーダが剣を振り上げる。 「サクラは私のものだったのよ、それを、あなたが奪ったのよ!」エカテリーナも剣を構え、激しい眼差しでアイーダを睨む。 二人の間の空気が凍りつき、再び剣が交わされる。一撃ごとに、憎しみが深まり、サクラの願いが遠のいていく。剣の輝きが月光に反射し、二人の影が地面に長く伸びる。 二人はとうとう全裸になり、体中わ傷だらけにして、全身から血を流して、フラフラになっても剣を振るった。 そして、最後の一撃が放たれた。アイーダとエカテリーナは、互いの心臓を目掛けて渾身の剣を突き立てる…! 「きゃあぁぁああっ!?!」 「いやぁああぁあっ!!?」 二人の体が、断末魔の悲鳴が重なり合い、地面に折り重なって倒れ込む。サクラの亡骸のそばで、二人の令嬢もまた、この世を去ったのだ。 「「サ、サクラッ……」」 翌朝、町人が三人の令嬢の亡骸を発見する。アイーダとエカテリーナの遺体は、まるで最後の抱擁を交わすかのように、互いの心臓を貫いたままだった。

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