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進行中のリクエストの進捗早読、7−8割ほどの描写分になります。 SSSS.DYNAZENONのヒロイン、夢芽ちゃんがかなりフェチな酷い目に遭っちゃいます。 リクエスト内容が具体的で、かつニッチで性癖なフェチに溢れて、かなりノリノリで書けている次第です。 ダウナー系に見える女の子が無理やり気持良くされちゃうの最高かっ!? 夢芽ちゃんはデザインも某ハー●イオニーぽくて可愛いですね。 食い込みパンツの仕掛けを詳しくと要望がありますので、完成稿ではそこら辺もう少し描写したいですね。 一ヶ月以内を目標にPixiv投稿予定となります。 ──以下、本文── 体調不良とかいうことで、南夢芽が学校を休みだしてからどれくらいが経っただろうか。もちろんダイナゼノンの操縦訓練にも姿を見せないので、蓬は心配しているのだが、当の本人からなしのつぶてである。 また、教室の隅で夢芽に対するあること無いことない混ぜになった噂話が小耳に入るようになるのだから、彼女に対する気苦労も日増しに増えていく一方だった。 そんなこんなで放課後、下駄箱を開けたところで、蓬は見覚えの無いUSBメモリが入っていることに気づいた。それを摘んだ瞬間、ひどい胸騒ぎを覚えた。 ──これは、何か良くないものだ。 そう直感したが、そのメモリを放置するという選択肢は無い。同時に、この中に夢芽の今の状態の手がかりがあるという確信があった。だから躊躇わずに鞄の中に放り込んだ。 その後、帰宅するや否やパソコンを立ち上げ、さきほどのUSBを差し込んで中身を確認する。 そこには、動画ファイルがひとつだけ入っていた。ごくりと唾を飲み込み、早鐘を打つ心臓を落ち着かせようと、深呼吸をする。額に汗が滲むほど、蓬は緊張していた。なぜなら、そのファイル名があまりに異常なものだったから。 『痴女っ娘JKが、痴漢にい~ぱい弄ばれた後、恥ずかしい格好のままローターオナニーさせられてイクぅ~~ッ!?』 一目でアダルトだとわかるそれ。蓬も思春期の男子高生なので、そういうものに全く興味が無いわけではないのだが、今湧き起こる感情はまた違うものだ。一抹の不安を抱えながら、マウスを動かす。  動画は、ひとりのJKが階段を昇る様をローアングルで映し出す。その制服は、蓬の学校のそれだった。やけに丈の短いスカートなので、ショーツに包まれたお尻が映ってしまっている。白色の綿素材という純朴に思える布地だが、食い込みが激しくて、そのギャップにどうしても興奮してしまった。そして、そのショーツのお尻側には何やらハートーマークとその中に文字が浮かんでいる。 痴漢OKという、いわゆる痴女ね卑猥な文言だった。やがて、その少女は電車に乗り込もうとする。その後ろ姿は、どうしても顔見知りのそれに相似していて。 ──まさか。 嫌な予感が脳裏に過ぎる。 電車が到着した。扉が開き、乗客が降りてくる。人混みを維持している車内に少女は乗り込んでいった。カメラもそれを追って進んでいき、ここで初めてそのJKの全容を捉える。 夢芽だった。 紛うことなき南夢芽だ。 蓬は乗り出すようにその動画を見つめてしまう。映像の中の夢芽はあっという間に男達に囲まれる。動画のタイトルを信じれば、この不埒な連中は、夢芽を獲物とした──痴漢。思わず喉が鳴る。 夢芽は何やら携帯画面を確認すると、自らスカートをたくし上げた。まさに痴女という言葉に相応しい行動に、蓬は戦慄を隠せない。同時に、丸見えになる白い綿の下着には、やはりあの忌まわしい単語が書かれているのだ。 周囲の男達の視線はとても下衆なもので、蓬は拳を握りしめた。夢芽は自らの格好、行動と似つかわしくない程顔を紅潮させており、やはり何か異常な事が起きている事を物語っている。 「や、やっぱり……わ、わたし……む、無理ですっ!」 夢芽が泣きそうな声を上げた。スカートから手を離し、痴漢の人垣を抜け出そうするも、すぐに男の一人が彼女の腕を掴んだ。もう一人も加わって、左右から手首を掴み上げられれば、か弱いJKの夢芽にはどうしようもない。 そして、男達の手が、夢芽の全身に伸びていった。 蓬の熱が行き場を探す。それは怒りを促す思考へなのか、劣情を刺激された身体の反応へ行きつくのか── ともかく、目の前の動画から視線が外せなくなっている。ショーツをいやらしく食い込まされ、漏れ出てしまう尻肉を容赦なく揉み込まれている。その柔肌の感触を想像してしまい、股間が痛いくらい張り詰めていくのを感じた。 胸元にまで男達の手は伸びて行く。プールの時に見た夢芽のバストを嫌でも思い出し、余計に下半身の血流が活発になって行くのを感じてしまった。 ブラウスの上からとは言え、乳房を執拗に捏ね繰り回すその所作は、あまりにも淫靡な光景である。その双丘の中心すら、ここに蕾が秘めてますよ、と言わんばかりに指先が押し込んでいき 、夢芽の口からくぐもった声が聞こえてきた。その顔が一層赤らんでいて、蓬の感情が沸騰していく。  気づけば蓬の右手は勝手に動いていて、ズボンのチャックを下ろしていた。パンツの中で怒張したペニスが解放を待ち望んでいるように脈打っている。  蓬が息を荒げながら、リビドーの赴くままそれを慰めだすまで、そう時間は掛らなかった。 「ふぅ……」 夢芽はため息をつく。今日は朝から気分が乗らない。別に学校に行くのが嫌な明確な理由があるわけでは無かったが、胸騒ぎのようなもやもやがずっと身体中を渦巻いているのだ。 [中略] 「どこ、ここ……? わたし、な、なにされたの……?」 見慣れない路地裏で夢芽は目覚めた。 薬か何かの影響なのか、頭がぼうっとしている。自分が今まで何をされていたのかすぐには理解できず、不安感だけが募っていく。身体を抱くように腕を回そうとし た時── ブレザーのポケットから、何かが地面に落ちて、ガチャッと音を鳴らした。 (え……これって……?) 携帯電話。自分が使っているそれとは違い、ガラケーと呼ばれるタイプの前時代的なもの。思い出したように自分のスマホを探すが、どこにも無い。これでは、誰かと連絡を取ることも出来ないし、今自分が居る場所も、現在の時間すらも何もわからない。 (どうしよう……) 頭は混乱したままで、不安は増していくばかりだ。俯いた視線に映るのは、青色のガラケー──その画面が怪しく光を発する。今起きていることの、何らかしらの手がかりがあるかもしれない。そんな思いから、自然と手が伸びていた。 先ほど光ったのは、この携帯にメールが届いていたためらしい。受信ボックスを開くと、一件だけ未開封のものが残っていた。そのタイトルにはこう書かれていた。 『あなたは私の言うことを聞かないといけません』 瞬間、肌が総毛立つような感覚に襲われた。全身を悪寒が包み込み、言い知れない恐怖が脳を支配する。 (何、何、何……!?) 携帯を投げ捨てたい衝動を必死に抑える。震え始めた指先で、そのメールの内容の確認のためにボタンを操作した。本文に、メッセージは一切無しの空白。その代わりか添付ファイルが一つ付いていた。 (これ、見るしかない、よね……) 夢芽は恐々としながらそのファイルを開く。どうやら動画のようで、薄暗い部屋の中で撮影されたものだった。不安定だったカメラワークが、部屋にあるベッドが映るようなアングルになると、そこで固定される。そのベッドに横たわっているのは──夢芽自身だった。制服姿で、小さく呼吸する身体。深い眠りに落ちているらしく、起きる気配は無い。動画内の自分のそんな無防備な状況に危機感を募らすが、それをあおるように一人の男──ホラー映画に出てくるようなお面を付けているので、恐らくは男だろう──が現れる。 (だ、誰なの、こいつ……わ、わたしに何する気なのっ?!) そう思った矢先、男は最悪の行動に出る。男の手は、寝そべる夢芽のスカートを捲り上げた。薄ピンクを白レースで彩ったショーツが露になり、思わず悲鳴を漏らしそうになる。息を呑みながら、携帯画面から目を逸らせないでいると、更に信じがたい光景が映し出された。男はショーツの腰側のゴム部に指をかけると、そのままスルスルとずらし始めた。 (い、イヤぁ……!!) 信じがたい光景に、嫌悪感が頭の天辺まで昇ってくる。しかし、どんなに拒否をしても、例え携帯の電源を落としたとしても、目の前の小さな画面の中で起こっていることが紛れもない事実だということは変えらない。 やがて男は、両手を使ってショーツを完全に脱がしてしまった。ぴったりと閉じた花弁と、薄めの茂みが低画質とは言え、はっきりと映されてしまっていて、あまりの羞恥心に顔が燃え上がるように熱くなる。それでも尚、男の蛮行は終わらなかった。 (うっ、嘘、嘘、嘘……っ!!!) 男の手が、画面外からとある道具を取り出してきた。T字カミソリと、何か液体のようなものが入った容器。それらが意味するところなんて、考えたくもない悪夢のような未来予想図しか浮かんで来ない。 しかし、現実は非情にも残酷に突きつけられるのだ。男は夢芽の両脚を大きく開かせてくる。ハケのようなもので容器から中身を掬い取ると、白いその個体と液体の中間のようなものを秘所へと塗りつてきた。 (やだっ、やめてよぉ……) 心の中で響く拒絶の言葉。もちろん過去に起きたことであろうこの事象に影響する訳などなく、男は淡々と作業を続けていく。 ──ジョリッ。 聞こえたわけではない。そんな幻聴が脳内で再生されてしまうほどに、そのシーンは衝撃的で絶望的であった。 男の手によって、カミソリが当然のように夢芽の陰唇をなぞっていく。その度にゾクッと背中に氷を入れられたような感触が走り抜けて、全身が小刻みに震え上がる。 ジョリ、ジョリ……と何度かカミソリの刃を往復させられて、仕立てあげられるのは目を背けたくなるような惨状。夢芽は歯を食いしばり、屈辱と嫌悪に耐え続けるしかなかった。それは、所謂── (パ、パイパンにされちゃってる……) 徹底に剃毛されたそこは、綺麗さっぱりと毛が無くなってしまったのだ。卑猥な単語として認識されていたそれに、自分が陥ってしまうとは。さらに、動画撮影までされるという辱めである。日常に急遽割り込んできたおぞましいは事態は、夢芽の許容をとっくに超えてしまっていた。 (こ、こんなことって……) 夢芽が自らの下腹部に手を伸ばしたのは、無意識の内に確認をしたかったからだ。 下着越しに撫でるだけでも、その証明を実感してしまう程の手ざわり。幼な子のそれのようなイメージの思考を支配して、悪寒が走る。と同時に違和感を覚えた。 ショーツに触れた、その布地の感触がおかしくて、思わずスカートを小さくめくってみてる。 「え……?」 思わず喉を通る声。そこには、動画でも映された薄ピンクのそれ──何気にお気に入りのキュート系のもの──ではなく、全く心当たりのない白地の綿生地で、野暮ったくお尻を大きく覆うデザインのものになっていた。 「な、なにこれ……なんで、わざわざ ……? 」 驚きと共に、底知れない不気味さが込み上げてきてしまう。JKという年頃に対し、どう考えても不相応な子供っぽいショーツを身に付けさせられていることに戸惑うなと言う方が無理な話だ。動揺を隠せないままでいる夢芽の手のひらの中で、再び携帯電話に光が灯った。それがメール着信を知らせるものだということに、混乱している夢芽は少し時間がかかってしまう。 『あなたは指定する場者に向かわなくてはいけません』 画面に表示されたのは、無機質かつ事務的なタイトル。それだけの文面なのに、夢芽の精神を押し潰してしまう程の威圧感を放っていた。 (わ、わたしに何をさせるつもりなの……?) 先程見た動画が頭を過ぎる。あの卑猥な映像を、このメッセージ主が脅迫材料として夢芽に突きつけてきたということは想像に難くない、酷い現実だろう。呪いのように、夢芽はこの指示に従わざるを得ない状況に追い込まれているのだ。 本文にはアドレスが表記されていて、そこをクリック操作すると、とある駅の地点が示された地図が表示される。 (この駅に向えってことだよね……) そうしなければ── 自分の無垢なる秘部が、不特定多数に晒される。それを理解した瞬間、恐怖という感情が頭を駆け巡った。 どうして自分がこんな目に、なんて嘆いてみたところで現状が変わるわけでもない。とにかく、まずは指定された場所に向かうしかない。知らない街並みの中、不安げに周りを見回しながら夢芽は歩き始めた。  その中でもう一つ自分の変化に気づく。スカートが短い。オシャレ的な理由で、制服のスカートを膝上丈にするのはJKとしての矜持だが、いくらなんでも今身につけているこれは短過ぎる。どうやら、折り詰めて裾上げされているわけではなく、この丈の既製品を身に付けさせられているようだ。 「ほんっと、なんなの……っ」 思わず吐き捨てるように独り言ちる。そんなことで状況が改善する訳も なく、少し前傾になるだけでお尻側の風通しの良さに肝を冷やす羽目になった。そうしてチラ見えしそうになるのが、小学生低学年が穿くような白い綿ショーツなのだから、悪趣味甚だしい。 ──ピコンッ。 不意に鳴り響く通知音。とにかく何か対策を、と思案していた最中に新たな指示が舞い込んでくる。 『時間厳守。立ち寄り厳禁』 そして内容は、女の子の歩調ではなかなか厳しいタイムスケジュールになりそうな時間の指定であった。つまり、どこかでこの下半身の状況をまともにする──そんな余裕は与えてくれないということか。 「もうっ!」 焦燥感ばかりが増していく。理不尽極まりないが、夢芽は急いで目的の駅まで足を急がせることしか出来なかった。 ……おかしい。 いや、この状況が異常なのは言うまでもないのだが、臀部に伝わる圧迫が、いつもと明らかに違うのである。恥ずかしさからその形容を誤魔化したいところではあるが、説明をするのに他の言葉が見つからないのだから仕方がない。要は── 下着がヒップの割れ目に向かって執拗に食い込んでくるのだ。 (な、なによ、これ……) 夢芽はその事実を自覚した時は、頬を朱色に染めながら、すぐさま人目を盗んで溢れ出てしまった尻房をショーツに仕舞い込むという動作を行った。しかし、何度直してもショーツは夢芽が歩き出す度に、尻丘を擦り上げるように食い込んでくる。たぷんっ、と漏れ出た白い柔肉が揺れるのがわかって、羞恥心を掻き立ててくるのだった。しかもスカートが短いせいで、少し風に吹かれてしまえば、そんな痴女のような下半身が簡単に覗き見えてしまって、夢芽の危機感を加速させた。とは言え、指定された時間は刻一刻と迫ってくる。いちいち歩みを止めて、悠長にショーツを直すような暇など与えられてはいない。 「くっ……」 ショーツからもたらされる桃尻への理不尽な圧迫感に唇を結びながらも、夢芽は進むしかなかった。人通りが少ない道を選びたい気持ちはもちろんあったが、タイムリミットがある以上、大通りを避けるのは得策ではない。もし時間通りに辿り着けなくて、自分の剃毛動画がネットの海に放流される、という最悪な想定が夢芽を縛りつけていたからだ。  早歩きのせいで、汗が肌に浮かんでくる。股下に風が通り抜けてくるのを、心地良いと思い込むのは逃避なのだろうか。 一方、お尻の割れ目に埋まり込む布地の感触は、やはり慣れるようなものではない。そして、それは如実に自分の臀部の解放を指してい、夢芽の精神を追い詰める。 (お、お尻、出ちゃってるぅ……!) ガラケーの画面のナビに従うことで片手は塞がれる。もう一方の手で、前に人が居ればスカートの前側を押さえ、すれ違えば後ろ側を押さえる。その仕草に対してなのか、それともJKがふとももを大きく露出しているせいか、ひどく視線を感じてしまう。 「っ……」 息を飲む。心拍数が上がって、顔が熱くなる。ぷりんと、剥かれた果実のように放り出されている尻房が見られるのが嫌で、お尻を両手で隠そうとする。そんなタイミングで、食い込みがさらに強くなった気がした。 (も、もう、嫌ぁ……) 羞恥心に泣きたくなってしまう。だが、とにかく今は前に進むしかないんだと言い聞かせ、なんとか夢芽は目的地の駅へと辿り着いた。  ベッドタウンの駅といったその場所は、放課後の学生や、外回りのサラリーマンが散見され、思いの外賑わっていた。 (ひと、多い……) 悪趣味なメッセージ主のことだ。この人目の多さも織り込んで夢芽を辱めようという魂胆なのだろう。しかし、その心情が読み取れることと、覚悟が出来ていることとは別問題だ。スカートの両端をぎゅっと握りながら押さえたとき、また携帯が着メールを知らせてきた。 『プラットホームに向かえ』 簡潔な指示。初めて訪れた駅だったが、案内板さえちゃんと確認すれば迷うことは無いはず。ホームに向かわせるということは、電車でまた別の場所へ移動させようというのか。終わりが見えない現状に、思わずため息が漏れる。 『エレベーター、エスカレーターは使用禁止』  続けてそんな指示メッセージが届いた。どこかで見張っているのだろうか、内容を反故には出来ない呪縛が夢芽には掛けられている。素直に従い、長い階段を利用してプラットホームへ向かう。 (なんか……すっごく、見られてる……) 周囲から向けられる好奇の目線。とりわけ、後方から突き刺さるソレに、夢芽の心音が高鳴っていく。両手を後ろにまわして、スカートを押さえて階段を登るが、それでも角度によっては秘めたる中身が覗き見えてしまう程の非常識な丈なのは理解している。それでも、最低限そうやって自分の恥ずかしい姿を守る他ないのだ。 ──ピロンッ。 手に持った携帯が鳴る。仕方なしにスカートのガードは片手にして、空いた手で操作しながら内容の確認を行う。 『エレベーターで降りて、次はエスカレーターで上へ向かえ』 意味のない指示。ただただ、プラットホームまでの道のりを往復しろという、ただの徒労感を煽るためだけの行為なのか。苛立ちが募るのが、逆らうという選択肢を奪われている分だけ、余計に悔しさが湧き上がる。 「はやく、終わらせたい……」 ぼそりと呟いて、言われた通りに動くことしか今の自分にはできない。 それから10分ほどは、 『階段で上に向かえ』 『エスカレーターで上に向かえ』 と、無駄に思える指示に従い続けただろうか。息がきれそうになる頃には、エスカレーター使用ばかりに変わったのは配慮しているつもりなんだろうかと、夢芽は呆れた視線をガラケーに落としたものだった。そんな移動を繰り返しているうちに、明らかに後ろに陣取る男が近かったり、スマホをかざしてくるような怪しい動きをしてくることがあっても、麻痺したように思考が停止してしまうようになっていた。そんな中、ようやっと変化を促す指示メールが届く。 『◯◯行きの電車に乗れ(1両目)』 気力と共に、体力も削られてきたタイミングでの指示。深く吐いた息は、まるで安堵から漏れたものみたいだったが、それこそが夢芽が既に正常ではない証であったのか── ともかく、夢芽は指示通りに電車に乗り込むことになった。 [中略。夢芽は痴漢に囲まれて、徹底的に身体中を弄くり回される。] 「んっ、んふっ、い、いやぁ……こ、こんっ、こんなぁ……っ!」 制服の上を男達の手が、指が、這いずり回る。胸を揉みしだいたり、ショーツからはみ出た尻たぶを弄ぶように、たぷたぷと揺らしたりして愉悦に浸ってくる。ただださえ激しく食い込んでいたショーツが、完全に引っ張りあげられ、もはやTバックのようにされてしまっていた。そうされると股間部への圧迫感も増して、甘めの刺激となって夢芽の理性を奪っていく。 「あぅ、あん、あっ、ああぁ……くひぃ!?」 ブラウス越しに、しつこく乳首を摘まもとうしてくる指遣い。さすがにうまくはいかないようで、爪先で探るように引っ掻いてくる動作に変わる。秘めている蕾を見抜かれて、ブラの中でそれは確実にうずかされる。硬度を増していく。 「だ、だめぇ!そ、そこぉ、さ、さわるなぁ……んっ!? んむぅ……」 堪らず夢芽は声をあげるが、今度は別の男の太い腕が伸びてきて、口の中に容赦なく指を突っ込まれた。 歯列をなぞられ、舌の表面から裏側まで満遍なく撫でまわされる。苦しくて、生理的な涙が溢れてきてしまう。 「囲んでるとは言え、さすがにあんまり大きな声出されちゃうとね。少し静かにしてもらおうかな、痴漢OK娘ちゃん?」 男に耳元で囁かれ、背筋が震えあがる。痴漢OKなんて、メッセージ主からの卑劣な罠だと主張をしたくても、口を塞がれてしまった以上いるため喋ることが出来ない。もしくは、剃毛動画という脅迫材料があるため、そもそも抵抗と見られるような手段は取れないのだが。 「なんか変なパンツ穿いて、お尻ぷりぷりアピールしてさぁ? 誘い過ぎだよねぇ。ほら、もっと食い込ませてみろよォ、この痴女JKめっ」 痴漢はショーツを掴み上げ、夢芽の下半身を吊り上げるかの如く強く引き上げようとする。 「うぐ……っ、んん……!!」 食い込む布地の刺激が股間全体を包み込む。それは後ろの恥孔を、乙女の花弁を、幼い肉芽を、巻き込んで擦りあげてくるという、初めての感覚。痛み一歩手前のその淫虐は、同時にお尻丸出しにされているという羞恥心も相まって、夢芽の奥底の官能を呼び起こしてくる。それはある種、マゾヒスティックな素質を無理やり開花させるよう促されてるようでもあった。 「おっ、次の駅に着くぞ~~。そんなパンツ丸出しの格好じゃ降りられないよねぇ。痴漢仲間が乗ってくるだろうから、まだまだ楽しめるね~~」 ナメクジが這うような粘着的な口調で、男が夢芽に語りかけてくる。自分がとんでもない状況に置かれているのが自覚させられてしまい、感情がぐるぐると渦巻く。恥ずかしい。辛い。悔しい。 しかし、夢芽は逆らう事が出来ない。逃げ場はないのだ。やがて、男が言う通りに、次の駅で夢芽を囲む男達は数を増す。 (や、やだぁ……っ!!) 胸元に手が伸びてくる。左右の乳房をたっぷりと捏ねるように揉みしだかれると、ブラウスの中のブラジャーまでがズラされてしまう。危機感を覚えるが、痴漢達の動きは小慣れていて、手早く、狡猾だった。なす術なく指が胸元に潜り込んできて、薄ピンクのブラジャーを外して剥ぎ取っていってしまう。 (そんなぁ……) 胸元の心許なさが、危機感をさらに煽りたててくる。それを感じ取ってきたかのように、痴漢の指はブラウスの上から双丘を撫であげて、すぐに中央の突起を探し当てようとしてくる。五指に往復されると、あっけなくそこは擦り上げられ、位置を把握されてしまった。 「あれれ~? すでに少し勃ちかけてない? やっぱり痴漢OK娘ちゃんはえっちな娘なんだねえ。もしかすると、オナニーも乳首派だったりして」 「……っ!」 夢芽の顔が一気に紅潮する。図星を突かれた──とまではいかないが、以前眠れない夜に、火照った体をどうすればいいかわからず、胸の先端に指を伸ばしたことがあった。そこからもたらされた未知なる快感は、まだ夢芽には 早過ぎたのか怖気ついて途中で止めてしまった。それ以来の接触が、まさか痴漢達による、露骨に性的なもとになるとは…… 「んー? 顔真っ赤にして、ビンゴだったのかなぁ? それとも乳首開発して欲しいとか?」 痴漢の一人が調子に乗って、夢芽の耳たぶに息を吹きかけるように囁いてくる。そうしながらも指はブラウスという布地との摩擦を利用するように、浮き出たポッチを摘まんでは離し、摘までは扱きを繰り返してきた。 「ふ、ふぁっ?! んッ……くぅ……んん~っ!?」 そうされて、ぴくんっと反応してしまう身体。思わず甘い声が喉を迫り上がるが、口内には太い指が這い回ってるので未だ入り込んでいるせいで、くぐもり、情けない響きになってしまうだけ。そしてそれは却って痴漢達を悦ばせるだけだった。 「んむうっ、んん゛ん゛……っ!? 」 まともな呼吸がままならないのに、敏感な蕾を弄り続けられるという苦悶が続く。それほどしつこく弾かれ、捏ねられ、転がされ続けられれば、その敏感突起が生理的反応を示してしまうのは当然の事。充血を促され、硬度を増せば、より痴漢達の指との接触具合が助長されていく悪循環。  (や、やだぁ、ちくびっ、そんなにさわるなぁ……っ! こ、こすらなぃ、でぇ……っ!!!) 尖らされた先端は、もはや快楽神経の塊であり、軽く撫でられだけでも甘美な痺れが駆け抜けていく。ましてそれを、時に乱暴に摘みあげられ、時に労わるように緩慢に扱かれ、時には優しく磨くように愛でられるものだから、夢芽はもう訳がわからなくなってくる。 両乳首を交互にそんな風に責め立てらてしまえば、いよいよ堪らない。夢芽の頭はくらりと眩んでしまい、腰砕けになってその場にへたり込んでしまういそうになるほど脱力させられてしまう。そんなタイミングを見計らっていたかのように、痴漢の手は夢芽のふとももへと伸びてくる。膝裏から腕を回され、身体を支えるように……しかし、無理やり片脚を開脚させられる姿勢を取らされた。 (こ、こんなの、いやぁ……っ! はずかしいよぉ……っ) 完全に無防備にされてしまった股間を、電車内で晒される格好。胸の蕾を弄られ続けたせいで、じんわりと熱を帯びているそこを凝視されているかと思うだけで、羞恥心が爆発してしまいそうだ。 「んんっ? このパンツ、なんかクロッチのとこ変わってないか? もしかしてこれって……」 この穿かされたショーツにこれ以上不埒な仕掛けがあると言うのか。男の反応を見て、夢芽は背筋が凍るような恐怖を覚えた。痴漢達はニヤリと笑みを交わし合う。夢芽は反射的に身体を強張らせようとするが、ブラウス越しに両乳首に爪を立てられ、刺激で一瞬意識が逸れた。 そんな瞬間だっただろうか、夢芽は自分の秘所に何かが押し込まれる感触を覚えていた。 (こ、こんどはなに……?) ショーツの上からだと言うのに、その異物はとても存在感があった。布地一枚隔てる程度では、これから始まる淫虐に耐えられるはずなどないと、その質感が伝えてくる。 ピンクローター── 直後、微弱だが確実な振動が、女芯を揺さぶってきた。夢芽を襲う、今まで経験したはずもない悦楽の波紋。 「むっ、んん゛ん゛ん゛ッ?! んうぅぅぅーっ!!」 まるで幼い包皮を無理やり剥いてやろうという意思すら感じられるような、悪意のある振動。自分の所存を無視して与えられる快感が、これほど辛く、苦しいものだとは…… 夢芽は喉元を晒しながら、声にならない悲鳴を上げ続けるしかなかった。 「痴女ちゃん、何て言ってるかわからないよ~? 気持ち良いから、もっとして欲しいってことかなぁ?」 「……っ……!…………っ!」 夢芽は頭を左右に振って否定を示そうとするが、口腔内の指が二本に増えて舌を掴まれてしまったために、それすら制御されてしまう。 そうしている間にも、ショーツ越しに陰核を震わす刺激は、ますます強さを増してくるくるのだから、たまったものではない。 (ひゃめえっ、ああっ、あああぁっ! ク、クリトリスっ、揺さぶらないでぇッ! これ、止めてぇ……っ!) 夢芽は顔を真っ赤にして身体を捩らせるが、痴漢達の拘束からは逃れられない。 そんな様子を嘲笑うかのように、痴漢達はブラウス越しの両胸の先端に指先を滑らせてくる。しつこく往復された後に、充血を余儀なくされたそこの硬さを確認するかのように、ふたつの指の腹で挟み込んで来た。 (いやっ、だめぇっ、だめぇぇっ! そっちまでいじられるなんてっ、あうっ、ううっ?! お尻もやだぁっ!) さらには絞り上げられたショーツの隙間から、アナルすら狙って指が這って来るのだ。夢芽は頭がおかしくなってしまいそうなほどの辱めだ。 「んふっ!? んふぅっ、 んぅぅぅ~ッ!!」 「ははっ。喘ぎたいのに、喘げない んだねぇ、痴女ちゃん」 お尻を締め上げるショーツはその圧迫感を増して、前側の玩具の主張をより際立たせてくる。同時に太い指は、舌を根本から扱くように弄ってくるのだから、思考がどんどん削られていく。 呼吸がままならないので、鼻息を荒げてしまうのがまた屈辱的だ。口端から溢れ出る唾液を拭うこともできない 。 (パ、パンツの中のブルブル……ッ! 強くなってる?! こ、このままじゃ、わたし……) ──イかされてしまう。電車という公共の場での絶頂強要。初の性的興奮の昂まりの象徴が、痴漢達の悪戯によってもたらされるという悪魔のような現実を前に、夢芽の瞳が絶望に染まる。 「ローターも激しくなってきたみたいで良い感じだね? エッチな振動音がここまで聞こえてきてるよぅ?」 「むぐっ!! ん……おっ……んんんむぅ……っ?!」 「ほら、もうすぐイキそうなんだねよ? 乳首思いっきりギューって抓ってあげればいいかな? それとも、お尻ほじってあげた方が良いかなぁ?」 耳元で囁かれる卑猥な言葉に夢迷惑は身体を強張らせる。男が言うどちらの責め苦も、想像だけで耐え難いものだった。 「あーあ、期待して、お尻キュってしちゃったねぇ。本当に変態だね、痴女ちゃん」 思わず括約筋に力を込めてしまった事を蔑むように指摘されて、夢芽は羞恥に震える。そんな健気な反応さえも、肛門の周辺をくすぐるように撫でられ、緩んでいくのだから、もはや夢芽の身体は痴漢達のおもちゃ以外の何者でもなかった。それを思い知らされるような手つきが、夢芽の敏感な箇所に這い回る。 「じゃあ痴女ちゃんが好きなの、ぜーんぶシてあげるね。きっと、あっけなくイっちゃうんだろうなぁ」 まるでそれに至るまでの準備運動のように幾多の指が、うなじに、腋に、ふとももに、アナルの脇に、ブラウスから浮き出たポッチのわずか外側に、とあらゆる箇所をなぞっていく。 (やだっ、やだやだやだやだやだやだやだやめてぇっ! こんなっ、全部されたら……っ!) 次の決定的な性的刺激を叩き込まれたら、間違いなく達してしまう。そんな危惧に、夢芽の心臓が早鐘を打つ。数瞬の未来の自分の情けない姿を想像して、目尻に涙さえも浮かんできてしまう。そして── 「じゃあ、イって」 耳元で囁かれる。同時に両胸の先端を摘まれ、いやらしく扱き上げられて、アナルを穿り返されて、耳の穴に舌をねじ込まれて、ローターをショーツ越しに押し込まれ…… 「んひィぃい゛い゛い゛い いいぃい いいっっっッ!!?」 夢芽の視界が真っ白になる。脳天を突き抜けるような衝撃に、意識が飛びかける。口腔内を蹂躙していた指がいつの間にか抜かれていたため、憐れな絶叫を電車内全体に響かせてしまった。人生初の絶頂は、身体のあらゆる性感帯を一度に刺激されるという、あまりに苛烈なもの。夢芽にはその暴力的で甘美な快楽に抗う術など無かった。 全身の力が抜け、その場にへたりこんでしまいそうになる。そんな夢芽の手首をしっかりと掴んでくる者がいた。それは痴漢の周囲の輪の外から現れて、ともすれば淫虐から助け出してくれるようなものにも見えた。実際、その男は力強く夢芽を引き寄せ、タイミングよく開いた電車のドアから脱出させたのだ。 (た、助かった……の……?) 呆然とする夢芽。だが、その安堵は長く続かなかった。 男の影から、もう二人、新たな男たちが現れて、夢芽を囲むような位置取りをとったのだ。男達は無言で夢芽のスカートのホックに指をかける。プラットホームという人だかり真っ只中なのに、下半身を覆うはずのそれはポトリ、と力無く地面に落ちた。 (なっ、なに、なに、なになに!?) 混乱する思考。絶頂直後の身体では抵抗する余力は残っていない。男達は淡々と夢芽に新しいスカートを穿かせてきた。それは余りにも丈が短すぎる物で、お尻は半分以上露出している。前側はクロッチ部までも見えており、未だ震え続けるローターの存在を周囲に示してしまっている。 ヴヴヴヴヴゥ…… ッ! それを視認した瞬間、また振動が強くなる。 「んっ……んんんぅ……ッ……?!」 イったばかりの敏感な突起物に絶えず刺激を与える悪魔の玩具。このままでは、またすぐに果てさせられてしまうかもしれない。そんなことを良さとするはずも無いので、夢芽は人目もはばからず、ショーツのポケットからそれを抜き取ろうと手を伸ばした。しかし── 「駄目だよ」 そう言って彼女の腕を掴み上げる男達。そしてガシャン、と無機質な音を立てて手錠のような物がかけられる。左右それぞれ、二人の男の片手ずつと繋がれてしまう。結局は、痴漢電車から逃れても拘束のような状態にされてしまう、夢芽。 (結局、何も終わらない……の……!? どうして……わたし、ただ普通に登校してただけ、だったのに……) 絶望に染まる夢芽の顔を見て、男達がニタニタと笑みを浮かべる。その瞳の奥にある欲望の色を隠そうともしない。 「良い格好だねぇ、夢芽ちゃん。じゃあ、河岸を変えようか?」 男達はそのまま夢芽を連れて歩き出した。JKが日中に、ショーツが見えるほど下半身を剥き出しにされたまま──しかもその下着の中で淫具が未だに震動を続けている状態で──闊歩する様というのは、非常に非日常的で淫靡な光景であった。それを見せつけるように堂々と歩かされ、羞恥に顔を染める夢芽。 「っ……くっ、うっ……」 ローターはもちろん、夢芽の心情などお構いなしに強く無慈悲に振動してくる。クリトリスと膣口の粘膜を同時に揺さぶられ、思わず嬌声を上げてしまいそうになる。 「んぅっ! あっ、やぁっ……ん、んんっ……」 必死に耐えようと歯噛みするが無駄な努力。むしろ、そんな健気な姿が男達の劣情を煽ってしまう。 「ほら、頑張って歩いてねー」 「足止まってますよ~? もしかして、もうイきそうなんですか~?」 脚を一歩踏み出す度に、股間に強烈な刺激が襲ってくる。もはや包皮を飛び出しているであろう甘豆が擦り上げられ続けるのだから、誰だって堪らず膝が折れてしまうだろう。 「あっ、やぁっ……お、お願いだからっ、も、もう……許、ひてぇ……」 涙声で懇願する夢芽。その表情には、既に普段のクールな面影は無い。しかし、男達はそんな様子も全く意に介さない。 「みんな夢芽ちゃんのこと見てるよ? AVの撮影か何かだと思ってるのかなぁ?」 「痴女っ娘JK夢芽ちゃん、AVデビュー! タイトルは『痴漢に弄ばれた後、恥ずかしい格好のままローターオナニーさせられてイクぅ~~』とかどうかなぁ?」 会話のキャッチボールを放棄して、好き勝手に下卑た会話を交わす男達。その間もローターへの責めは一切緩まない。ふとももに淫汁が垂れ落ちていく感覚がはっきりと分かってしまう。 「あ、あああ……いや、いやあ……」 通行人の視線が、男達からの言葉による辱めが、永遠に続くのではないかと思うほどのクリトリスへの振動責めが、夢芽を追い詰めて来る。その場に崩れ落ちてしまいそうなほど疲弊しているが、男達はそれすら許してくれない。やがて、ようやく立ち止まった先は、明らかにラブホテルとわかる建物の前だった。 (わ、わたし……もう、戻れない、の……?)

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