【リクエスト進捗】霧子、院内陵辱の罠(仮)【早読ver】 (Pixiv Fanbox)
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2023-05-07 20:30:00
Imported:
2023-05
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進行中のリクエストの進捗早読、7割ほどの描写分になります。
シャニマスの霧子ちゃんに病院内でセクハラ&身体を弄りまくる陵辱という酷い目にあってもらいます。
霧子ちゃんは相変わらず酷い目に遭うのが似合いますねっ。
視点となっている男は、
蛇に絡めとられたぽむぽむ兎 〜molest in train〜
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19489952
と同一人物な感じで書いています。
[中略。]部分は悪ガキを使った悪戯パンチラのシーン予定ですね。
乳首クリップ付けた後は、下半身も捏ねくり回して、無理やり気持ち良くなってもらういつも通りな感じ。男のキャラがアレなんで存分に言葉責めしてもらう予定です。
文字数なかなか厳しめなんでブースト適用していただけると書きやすい状況となっております・
一ヶ月以内を目標にPixiv投稿予定となります。
──以下、本文──
男は蛇のような視線で、画面の先の美少女を眺めていた。
彼女の名は幽谷霧子。アンティーカというユニットに所属し、人気急上昇中のアイドルである。儚げな雰囲気は、消えいってしまわないかという不安を覚えるほどで、まさに神秘的という言葉がよく似合う少女であった。それめいて、一度ステージに立てば、幻想の世界へと観客を引き込む魔法のような魅力があった。
そんな少女を──
辱めたい。
男はそんな邪な願望を抱いていた。元々がプラットホームで気になった少女を見かければ、痴漢という毒牙にかけてきた彼である。獲物をアイドルという極上なものに定め、その欲望をさらにドス黒く渦巻かせたのは必然と言えるだろう。怨念にも似た、歪んだ情熱──それが男に僥倖なる機会をもたらしたのだ。
急遽、男は入院が必要となった。とは言っても、ほんの少しの間、病室で大人しくしていれば良いだけの、簡単な治療なのである、が。
そんな時、彼はある病院の噂話を聞きつけた。なんと、現役アイドルがボランティアとして定期的に慰問に来ているとのこと。アイドル、病院でのボランティア──そんな組み合わせに男の心が踊る。そこから導かれる少女など、幽谷霧子に決まっているではないか。
人知れずガッツポーズを決める男。それからの男の計画は周到で、入念であった。霧子のボランティアのスケジュールを正確に把握することから始まり、具体的にどのような辱めから始めて、どういう段階を踏んでいくのか、綿密に計画した。もちろんその現場は永久保存に値するものになるはずなので、カメラを設置できそうな箇所の確認も怠らない。事前に利用できそうな悪ガキという類の子供をピックアップ
しておくことも忘れなかった。段取り八分という格言の通り、準備に手を抜くことなどあろう筈もなかった。
そうして遂にその時が来た。
病院の廊下の角を曲がった先……そこに尋常ならざるオーラが存在していたのを男は感じ取っていた。ゴクリ、と喉を鳴らす。角の先を、ゆっくりと、重要人物を尾行する刑事のように覗き込む、男。果たして、そこには、天使が──いた。
白髪の老人と談笑しているその少女こそ、求めていた極上の偶像、かつ、至高の獲物。
「あぁ……」
思わず震えた声が出てしまう。生の霧子は想像以上の美麗さ。透き通るような白い肌と、纏う白衣に似た病院用の仕事着の清潔感と手伝って、神聖さを醸し出している。今にも浄化されて、清い心を取り戻そうなほどの眩しい光を放っているが、それに絆されるほど男の奥底の下卑た要望は甘いものではなかった。むしろ、そんな聖女を穢すことこそが最大の愉悦となるのだ。
(あの娘を……俺の手で……ッ!)
男は興奮を抑えきれない様子で、舌なめずりをする。さぁ、ミッション開始だ。
霧子の午前中の作業は、ベッドの替えシーツの洗濯と、それを屋上のスペースで干すというものだった。
[中略。]
「あっ、ああ……っ、ペンが転がってしまったっ。痛めている体ではあれは拾えない。どうしよう、誰かに助けてもらわないと」
と、わざとらしく男は、呟きにしては周りに聞こえるような声量で言う。もちろん、視界の端に映っていた霧子が、このような困った入院患者を見逃さないであろうことを計算しての行動。案の定、霧子は男の様子に気がつくと、すぐに駆け寄ってきた。
「大丈夫ですか? 私が拾いますね?」
と、気遣わしげな表情を覗かせる。今の彼女はアイドル活動をしているわけでないので、無闇に笑顔を振り撒くこともない。しかし、その自然な厚意こそが、彼女の純真さが滲み出ていて、天使の存在を信じさせるほどだ。どれほどの男がこの少女への叶わない想いを胸に秘めてきたことか……
(そんなアイドル幽谷霧子を、俺はこれから汚してしまうんだ……ッ)
男は内心ほくそ笑む。妖しく光る瞳は、まるで獲物を前にした蛇のような狡猾さに満ちている。
さて、霧子は転がったペンを拾うために腰を屈める。はらりと落ちる髪を片手でかき上げながらするその動作は、スカートの中が危うい体勢になることを自覚していないようだ。膝を折ることによって出来る空間と、重力にお尻から垂れ下がってしまうスカート。
(パンツ……見えちゃうねぇ?)
男は視線を隠そうとせず、凝視し続ける。むしろ意図を霧子に伝えることを目的として眼差しをその、隙間から浮き出た純白に向ける。
「あの……ど、どこ見て……あっ」
流石にその視線の不自然さに霧子が気づいた。咄嗟にスカートを押さえ、頬を染める。もちろんそれは、時すでに遅し。男はしっかりと霧子の白ショーツを網膜に焼き付けている。クロッチ部は正に汚れなき白だったが、わずかに覗いた他の地には小さな花の刺繍が施されていのも確認出来ている。恐らくは、華やかになりすぎないほどにレースもあしらわられていて、霧子によく似合い可愛らしいショーツを穿いてることが窺える。
男の性欲が一気に昂っていく。霧子の隠しきれない羞恥心も、それを助長させてくれる。恥ずかしそうに目を伏せながらも、霧子は拾ったペンを男に渡さなくてはならない。上目がちにこちらを見据えたその瞳は、僅かに潤ませられているようにも見え、嗜虐心が掻き立てられていく。
霧子はペンをこちらに差し出し、早くこの場から立ち去りたいといった様子を見せてくる。それは当然のことだろうが、もちろん絡め取った獲物をみすみすと逃がすつもりはない。男は、ペンを摘むそぶりを見せてから、もったいぶるように手の動きを止める。困惑する目の前の美少女を他所に、のタイミングを計るために周囲の様子を窺っていたのだ。そして──
「えっ」
霧子の小さな声があがる。驚きによるものだ。それもそのはず、男がいきなり霧子の手首を掴んで、自らの方へと引き寄せたからだ。
耳元に顔を寄せると、男は囁きかける。
「ありがとうねぇ、白パンツのアイドル霧子ちゃん」
その言葉に、霧子の顔は見る間に赤く染まっていった。体勢を崩されながらも、スカートの裾をグッと押さえる所作を優先するのが、正に彼女の恥辱具合を物語っている。
そんな霧子の反応に満足しながら、男は彼女の肩を抱くように、さらに密着していく。そうして長イスに隣り合うようにすれば、楽しい時間の始まりだ。とは言え、こんな異常な行動だ。騒ぎ立てられれてしまえば、ひとたまりもない。だから、男はその動画をすぐにスマホに表示出来るように準備していだ。霧子が勇気を振り絞って、自分の身に迫った危機を周囲に訴える。前に──
霧子の視線の先で動画を再生する。
「病院では静かにしないとね? 霧子ちゃん。あぁ、この時のピンクパンツも可愛かったなぁ。こんなアイドルのパンチラ動画流出したら、みんな喜んじゃうよねぇ?」
我ながら口角の吊り上げ方が実に悪役じみたものだと感じる。そんな風にしながら表示された、この間の悪ガキ演出によるパンチラ動画。霧子の顔が青ざめていく様が手に取るようによくわかった。今自分がどのような状況に置かれたのかを理解してくれたようで何よりだ、と男は愉悦に浸る。そのまま当然の権利であるように、霧子のお尻をスカート越しに撫で回す。
「やっ、やめて……くだっ、さ、い……」
霧子はか弱い声をあげることしか出来ない。先ほどの脅迫は、確実に効いているようだ。男は空いている方の手の人差し指を伸ばし、
「しーっ」
と、霧子に言い聞かせる。そうしながら視線は邪悪な意志をはっきりと孕み、言う事を聞かなければ動画の流出だと行間を悟らせる。霧子は怯えた表情で俯くしか出来なくなった。
その様子に、男はまたも満足気に微笑み、霧子のヒップラインに手を這わせ続ける。
(さすがアイドル! 薄そうに見えるのに、ちゃーんと張りがあって、堪らない揉み心地だ……ッ)
霧子の柔らかな臀部の感触に男は興奮を隠せない。霧子は小さく身を捩るが、その度に男に抱き寄せられ、またお尻への卑猥な指遣いを受けることになる。男は指先で浮き出たショーツのラインを探ると、カリカリとそのゴム部を引っ掻いてみせる。霧子が身体を震わせるのも構わず、男は執拗にその行為を続ける。そうされて段々とそのラインを内側へ導かれてしまうと、霧子はさすがにそれを嫌がり男の手を押さえようとするのだが……
「……えっ?」
霧子の手を振り払ったのは、突然の介入者だった。死角から第三者が座ってきて、霧子の抵抗を妨害したのだ。その人物こそ、男が用意していた協力者であり、彼は二人とは反対を向かうようにしながら、男と共に霧子を挟み込む形をとったのだ。
男は横目でそれを確認すると、ほくそ笑む。これは次の段階への布石でもあった。
──ぺろんっ。
早速、協力者は事を起こす。霧子のスカートを引っ張りあげ、お尻を露出させたのだ。
「やぁ……っ」
消え入りそうな霧子の悲鳴。それは周囲に影響を与えることはなく、アイドルが公共の場で晒し上げられている事実を変えるはずも無かった。
男はなおも霧子の柔桃を弄び続ける。ショーツの綿の感触だったり、生肌のしっとり感を堪能する。さらには、手癖に任せショーツのヘリ部を事あるごとに引っ張っるものだから、その布地は双丘のクレバスへと導かれてしまう。剥き出しの臀部の境内を増さされるのだから、霧子の羞恥心は加速する一方だろう。
「やぁ……食い込ん、じゃ、うぅ……っ」
霧子が羞恥に耐えかねたような声を上げる。まさにそうするための指遣いなので、男はさらに調子に乗って可憐なヒップへの蹂躙を強めていく。
(すべすべで、柔らかくて、可愛いお尻……。最高だよ、霧子ちゃん。そして、ちゃーんと全部撮れてるはずだからねぇ)
そう、男の心中の通り、この一連の恥辱シーンは全て動画として録画されている。そうなるようにカメラを設置し、予定通りの地点に霧子を誘い出していたのだ。全てが段取り通りなのだ。クイックイッ、と引き絞ったショーツを弄ぶようにしてやる。アイドルが公でショーツを無理やり食い込まさせられ、Tバックのようにされてしまう動画など、どれほどの需要に溢れているだろう。舌舐めずりをしながら、もう片方の手で臀肉を味わう男。さらに次なるステップを踏むために、協力者に合図を送った。
連携は見事なものと言えた。男は霧子の両脚を膝裏から抱えるように腕を回す。同時に協力者は霧子の左右の肩を掴み込んだ。そして……
──ぐるんっ。
上半身、下半身それぞれに時計回りのベクトルを加えれば、霧子の体の向きはイスの上で半回転を果たす。伴って男も後ろ向きに体勢を変える。そうすれば協力者と共に霧子を挟み込む格好に──
(え? それじゃ別に今までと変わらなないんじゃっ、て?)
それは誰からされた訳でもない問いかけ。男は単に自分の計画の正当性を示したかっただけの、意味のない心の中の声に過ぎない。それほどまでに男は霧子への恥辱のシナリオを愉しんでいたのだ。
ともかく──男は協力者と共に、霧子のスカートから伸びるふとももをまさぐりだす。二人の手がそれぞれ無遠慮な手つきで霧子の柔肌を這い回る。そうしながらも霧子の腕は押さえつけているため、そのいたいけな少女はもがくようなに下半身を動かすことか出来ない。そして、それも男の手のひらの上でのことであった。
「ほら、そんなに動くと霧子ちゃん、脚開いちゃってパンツ見えちゃうよ? あの正面からのカメラだと、良く映っちゃうだろうねぇ……」
そう言って視線を設置したそれに向けた。
「カ、カメラ……? ま、また撮られて……ッ」
霧子はハッとした様子で顔を上げる。顔色がさらに青くなっていくのは、男の言葉に真実を感じ取ったせいか。
「うん、そうなんだ。さっきの霧子ちゃんの可愛いお尻もバッチリ撮れてるよ? パンツ食い込ませてまるで痴女みたいになってる霧子ちゃんの姿がね……」
「そんな……ひ、ひどいです……」
霧子は弱々しく呟く。
そう、酷い。そして、非道い。男は自らの辱めをそう評す。だからこそ、この悲劇の偶像に対して、更なる悪意への布石と出来るという手応えを感じていた。もはや幽谷霧子は、男の思うがままの存在になってしまったのだ、と。
強張る霧子に対し、絶妙な加減で内股を指先でなぞる。これまでの度重なる痴漢行為で培ったテクニックで、霧子の敏感なところを探り当て、そこをくすぐるように責める上げる。
「んっ……」
霧子の反応は顕著だった。肩が小さく震え、声を押し殺すように唇を結んでいる。鼠径部のラインに近づき、そこを、つつつっ、と撫であげる。じんわりと、火種を大事に育てるような官能を昂める手つきを続けられれば、性経験に乏しい霧子のような少女であろうと、徐々に肉体が反応を示すようになる。太腿の付け根を爪先で掻いてやると、小さな吐息と共に腰が僅かに浮いていた。
「……っんっ……んんっ」
顔を紅潮させながら、懸命に耐える霧子の様子に男はさらに気を良くする。股間まわりをどうくすぐってやれば、霧子の脚から力が抜けてしまう
のかを、男は段々と把握していく。その指遣いは狡猾で執拗。確信的な箇所はわざと避け、かつ的確に性感を引き出すツボを押さえていく。その甲斐あってか、霧子の身体から熱っぽさが伝わり始める。
(そろそろ頃合いだな……)
霧子の四肢から力が抜けていくのを確認してから、男は次なる行動を開始する。
ソフトだったふとももをまさぐる手つきが、急に股座の片側を掴み上げるような荒々しいものに変わる。協力者も鏡合わせのようにしてもう片方の脚の膝裏から腕をまわす。霧子が呆気に取られているうちに……
(ほらっ、ぱっか~んっ、てな感じに開脚の出来上がりぃ!!)
霧子は脚を思いっきり左右に割り開かれてしまうのだ。霧子の両脚はそのままそれぞれ男達の脚の間に挟まれる等でロックされて、簡単には閉じられなくなってしまう。持ち上がった両ふとももにスカートは押し上げられ、霧子の股間は露わになってしまう。正面のカメラからは、さぞ明確に純白のショーツが丸出しにされてしまっただろう。
霧子の顔が真っ赤に染まっていく。両手で必死にスカートを押さえたのも束の間、すぐにその手を払い除けられてしまう。さらにはわずかに垂れ下がるスカートすらも、ぺろんっ、と捲る男。カメラの撮れ高を意識して、霧子のショーツ姿を晒しあげることを至高として動くのだ。
「ひっ、ぁっ……。やだ……っ、あ、脚、閉じさせてください……っ」
恥ずかしげに身を捩らせる霧子。自分のこんな恥態を周囲にアピールする訳にもいかないから、弱々しく哀願するくらいしか出来ない。
無論、そんな願いを聞き入れるはずもない。病棟という公共の場で強制M字開脚させられるアイドルという構図は、この上なく官能的ではあるが、更なる恥辱への序章に過ぎない。
男は無防備になった脚の付け根に指を這わせる。少し強く霧子の肌を押すようにしてやると、ぷにっ、と柔らかく沈み込むような手応え。そのまま、どんどん際どい地点に向かっていくと、下着の中から大陰唇を剥き出すような、卑猥な手つきになっていく。
「ぅうっ、あっ、あぁっ……」
霧子は小さく悲鳴をあげる。危機感と、湧き上がる未知の感覚との狭間で困惑しているのだろう。それこそ男の思惑通り。心が揺さぶれている、そんな霧子の隙に付け込んで──
ついには恥丘の中央、布地にうっすらと浮き上がる縦スジに沿って指を沿わせようとする。と、同時であった。
──ぐいっ。
協力者が霧子の顔を、男の方に向かせる。
「……んっ、んむっ?!」
霧子が目を見開いた。無理もあるまい。突然、ファーストキスを奪われたのだから。
しかも、卑劣な男に唇を擦り合わせるようにされながら、ショーツ越しに秘裂を撫でられたりしたのだから、尚更のこと。思わず、口元から力を抜いてしまい、舌を差し入れられる結果になってしまう。
「んっ、んんっ、ちゅっ、ちゅるっ……んっ、んふぅっ……」
男による卑しくも、執拗なまでの口腔内蹂躙。舌先に吸い付き、アイドルの唾液を味わわんとする。されるがままの霧子は、いやらしく音を立てられながら貪られるしかない。男は自らのと混ぜ合わせた唾を、霧子の喉奥に注ぎ込まんとばかりに、しつこくディープな接吻を繰り返す。
「んんっ、んくっ……んっ、んっ……」
霧子の瞳は涙で潤み、焦点を失っているように見えた。男が、歯茎を舐め上げながらも指先では霧子の割れ目をなぞり続けるのだから、当然の反応であろうか。
(ふふ……っ。ベロチューされながら、パンツ越しにすりすりされるの気持ち良いよねぇ?)
燻りを煽るような、性的興奮への導き方。男の熟練したテクニックには、その昂まりがキスによるものなのか、秘所への指遣いのせいかのか、シナプスを乱すような思惑も孕んでいる。
ついにはショーツの上からでも、ちょこんっ、と主張させてしまうほど肉豆の勃起を促させたあたりで、ようやく男の唇が離れていった。
「けほっ……んっ……んくっ」
霧子に息つく暇はない。息苦しさと、羞恥の感情によって思考能力が低下している少女に、男は追い討ちを掛ける。
「ベロチュー気持ち良かったねぇ、霧子ちゃん。アイドルが病院で熱烈なキスだなんて、スキャンダルだね? ちゃーんと全部撮れてるから、後でネットに拡散させちゃおっか?」
「そ、それは……だめです……絶対……っ」
霧子の顔が絶望の色に染まっていく。
「じゃあ、続きは俺の部屋でしようか。個室だから、他の奴らにはバレないから安心してね」
そんな風に、まるで甘言のように囁く。霧子は否定も肯定もしない。出来ないのだ。
男は協力者と共に霧子に起立を促すと、彼女を連れて廊下の奥へと消えて行った。
「あっ、やっ、うぅ……ぅ、そ、そんなぁ……」
霧子は男達に挟まれるようにしてベッドの上に腰掛けながら、両側からそれぞれ乳房を揉まれていた。気崩された仕事着の胸元では、ブラジャーが上にずらされていて、生乳を直にいじくり回されている。
「うぁ……っ! やぁ……そんなに……ひゃぁ……ぁ」
同時に腋もくすぐられるように弄られて、切なげに声をあげる霧子。左右の指使いはそれぞれ全く異なり、片方の手は荒々しく霧子の慎ましいおっぱいをこね回し、もう片方の指先は優しく円を描くようにして、脇腹をさわさわと撫で上げる。
「ははっ。霧子ちゃん、これは君も合意の上のお医者さんごっこなんだからあんまり変な声出されると困っちゃうなぁ~~」
霧子の羞恥をこれでもかと煽るよう、わざとらしい口調で言う男。
「ちがうぅ……っ、こんなのぉ……ちがうのにっ……」
霧子は懸命に抵抗しようと身を捩らせるが、左右からの手首をがっちりと掴まれてしまっていて、身動きはままならない。
男は触診のような手つきで、その小ぶりな柔肌をまさぐる。その中で、乳輪の外側数回つついたと思えば、尖りを飛び越えて逆側へいき、そこを押し込む。
「んっ、んんっ……ふぅんっ」
男の巧みなタッチに、敏感な部分を避けられているというのに、つい甘い吐息を引き出されてしまっている。
男は執拗にその手つき繰り返し、時には円を描くようにして、霧子の性感をじりじりと高めていく。協力者もその男のテクニックを真似して、同じやり口で霧子を追い詰めようとする。
「やっ、やだぁ……このさわり方っ……」
甘い響きの拒絶など、むしろ男には肯定の意味にしかならない。この焦らし方が効果ありというのを指先ひとつで見抜くのだ。
男は、じっくりと、弱火で炙るような繊細な愛撫を続ける。性経験の乏しい少女にとっても、このような指遣いばかりされては堪らないものだろう。
触れたか触れないかくらいのフェザータッチを保ちながら、霧子の小ぶりな膨らみの表面をなぞる。やがてじわじわと力を込めて、つーっと胸の中央まで線を引かせれば、
「くぅ……っ」
と、霧子は何かを覚悟したように唇を結んだ。しかし──
その先端の蕾には、触れない。
「ふっ、ふぅ……っ」
霧子から切なげな吐息が漏れた。目尻には涙が溜まっているようにも見えた。男はなおも、霧子の弱点を探りあげようと指を這わせる。その執拗さたるや、まるで乳頭を避けながらも、その周囲全てに媚薬を塗りたくっているかのように初心な身体に熱を溜め込ませている。もはや、霧子の弱いところを見つけだす──なんて詭弁に過ぎないのかもしれない。清さが売りのアイドルだろうが、雌である以上はこの責めに耐えられるはずがないことを男は見抜いているのだから。結局は、いつも少女達を堕としていくように、その偶像性を剥いでいく。
「あれ、霧子ちゃん、どうしたのかなぁ? まださわってないのに、ここ、ぷっくりしてきてるよ?」
「そ、それは……っ」
男は霧子の反応を楽しむよう、そう言いながら、彼女の胸の頂点の周りをくるくると指で撫で回す。確かにその尖りは、そうされて自らの存在を主張するように隆起し始めていた。まるで、早く刺激が欲しいと言わんばかりに。
「あっ、う、あぁっ……」
霧子は顔を真っ赤にして、瞳を潤ませながら男を見つめる。男はそれを見て、ニタニタといやらしく笑う。
「ほーら、やっぱり感じてる。霧子ちゃん。可愛いんだから……。それに、そんな顔されちゃうと……んちゅっ!」
男が唐突に霧子にキスをする。もちろん、唇を無理やり割り開き、舌をねじ込む濃厚なものだ。
「んむぅ、ちゅるっ……んっ、れろっ……」
男は霧子の歯茎を舐め上げ、唾液を流し込み、口腔を蹂躙していく。そうしながら、乳輪のわずかに外側を爪先でカリカリと引っ掻いてやる。その同時責めに首を振りながらでも悶えたいところだろうが、濃厚な口付けを強要され続けているためそれも叶わない。
先ほどの長イスでの辱めでは、キスと陰核との刺激を紐付けて霧子に覚えさせようとしていたが、男は次は乳首周りの焦らし責めと、口腔内を吸いつかれる悦楽を結びつけようとしているのだ。
「んっ、んぅっ……んふぅっ……んぅううっ!!」
口を塞がれているため、鼻からしか呼吸が出来ない霧子は苦しげな息づかいを男にぶつける格好になる。それがまた羞恥心を掻き立ててしまうのか、頬の紅潮さは増していく。比例して肩の上下も激しくなっていくのが、少女の官能の昂まり具合を示していて実に艶かしい。
男によるディープな接吻を続けららわ胸の頂も、あと数ミリも指先を近付けば、触れられるというギリギリの距離を保ったままでピコピコ上下左右に動きながら、時折乳輪の外側だけをタッチしていくのだから堪ったものではないだろう。二重の快楽──一方は決定的には至らないものだが──は、霧子の初心な身体には受け止めきれるものではなさそうだ。
男の唇が離れたころには、霧子の瞳は、とろん、と蕩けてしまっていた。解放の間際に、舌先をしつこく舐められたせいで、二人の口の間は銀色の糸で未だ繋がりを示しあったままだ。その淫靡さは、霧子の思考を侵すのか、それともすでに霧子の身体は無理やり悦楽への準備を始めてしまっているのか、あるいはその両方なのか。とにかく、男は霧子の開発具合に満足したように口角を吊り上げる。
「そろそろ、さわってあげようか……? 我慢出来ないって顔されちゃってるからね」
そう言って男は人差し指と親指を窄め、霧子と乳頭サイズに空間を作る。今からここに、君の敏感突起が挟まれる、もしくは扱かれる、それとも摘み上げられるのだぞ──と選択肢を暗示するようなジェスチャーだ。協力者も男に倣って、そんな手つきを霧子に見せつける。
「あっ、ああ……だめぇ……。そんなのぉ……」
霧子は弱々しく首を振って拒否を示す。しかし自分の意思では、先の展開など変えられないことはもう悟ってはいるはずだ。身を任せることを正当化させる狡猾で甘い責め苦は、霧子の正常なシナプスを焼き切ってしまっているに違いない。
「霧子ちゃんの先っちょも早く触診されたいって、ピクピクしちゃってるねぇ」
そんな風に霧子を辱めながら、男はとある状況を待ち侘びている。それは、そのいたいけな少女が覚悟を決めて、目を瞑る瞬間。そして前座に、と、男が親指と人差し指で乳輪を撫であげた時、霧子は反射的に目を閉じた。それは、次にくるであろう刺激──それは畏怖なのか、それとも待ちわびたものかは混乱をきたした彼女の思考ではもはや判断出来ないものかもしれないが、ともかく──に、健気な防衛本能だった。
(まぁ、そうなるよね……、初心なアイドル、霧子ちゃん……ッ!)
男はその隙を待っていた。左胸を愛撫し続ける方と逆の手──霧子の腰を抱いていたその手を瞬時に動かし、お尻側からスカートの中へと潜り込ませる。
胸への刺激だけに意識が集中されている霧子の身体は、反応が遅れる。完全に緩み切っていた下半身は、男の侵入を容易に許してしまったのだ。それは、クレバスから片側の臀部を剥き出すような手つきと共に……
──ずぼっ。
指が埋まりこむ。
「……えっ?」
霧子から漏れたのは、素っ頓狂ともとれるトーンの声。そして、すぐに理解が追いついたようで、目を白黒させた。
(そりゃ、そうだよね……だって──)
全くの意識の外から、いきなりアナルを穿られているのだから──
男はほくそ笑みながら、ショーツ越しに霧子の恥孔の浅口をぐりぐりと押し広げていく。
「いっ、ああっ! ぬっ、抜いてくださあぁっ?! くっ、うううぅぅぅッ?!」
霧子の悲鳴が部屋に響き渡った。それは、肛門を理外に穿たれたからでは、無い。もたらしたのは下と上の邪知深い刺激の移動。霧子が肛虐に囚われたのから数瞬置いて、段取り通り協力者が魔の手が、乳房に、その先端に、襲い掛かったのだ。
吸引クリップ──
陥没乳頭を矯正するため使用されるようなそれは、もちろんアダルトグッズとして十二分な効果を発揮する。
徹底した焦らし責めによって、鋭敏さを引き出され尽くされた霧子の切ない蕾には、さぞかし耐え難い甘美な衝撃が走ったことだろう。
「うううぅぅぅっ、あっ?! ああっ、ひあああぁぁぁッ、んくぅッ?!」
霧子は目を見開き、喉元を晒した。その反応で、男の指がアナルにより深く刺さってしまうことなど、もはや気にしてはいられないだろう。それほどまでに、彼女の脳髄は両乳首からもたらされた官能に支配されたのだ。そんな確信は、霧子の反応が、男がこれまで数多の少女に与えてきた所謂甘イきと相似したものだということからも読み取れよう。
「あれぇ? 霧子ちゃん、お尻の穴イジられてイっちゃった? アイドルなのに??ほーんと、エッチだなぁ」
そう言って男は、霧子のアナルに挿れている指を卑猥に踊らせる。
「ちっ、違うぅっ! 胸のこれっ、取って! と、取って、くださいぃっ!!こんなっ、む、むりぃ……ッ」
霧子は半泣きで懇願してきた。それがとても健気で、嗜虐心を刺激してくる。だからこそ、男はその願いを聞き入れることはしない。男は霧子の耳元に顔を近づけて囁いた。
「じゃあお尻は弄り続けていいんだ。変態さんだねぇ、霧子ちゃんは」
男は肛門の浅口への指の抽挿を繰り返す。と思えば、ふたつの指で穴を広げるように這わせたりと、様々な方法で霧子の括約筋をほぐしてやる。
「そっ、そういうことじゃなくゥ……ひっ?! ふあっ、ああぁァアッ?!!」
前門には乳首を責め続ける機械が嵌められ、後門からは排泄器官を犯される感覚が絶えず押し寄せているのだ。前後からの快楽の濁流の中で溺れそうになる薄幸の少女の、なんて美しいことか。そうされて、霧子の秘部からは粘っこい蜜液が溢れ出し、ショーツを完全に卑猥な状態に変えてしまっている。濡れすぎて、その奥の女唇の形が丸わかりになってしまっているほどなのだ。その光景を、余すことなく記録媒体に残している優越感たるや、男に形容しがたい愉悦を与えてくれる。
(乳首とアナルでもう一回くらいイかせてもいいけど、それじゃあ切な過ぎるよね……)
そんなお門違いな親切心に基づいて、男はまたひと段階霧子への辱めを進めることにした。協力者と共に、左右の乳首に取り付けた吸引クリップを取り外す。
「んんっ」
その瞬間すら鋭敏な刺激が走るのだろう、霧子が小さく喘いだ。
その後、彼女はようやく終わったのかとわずかに安堵する表情を見せる。しかし、それも束の間のことであった。だった。男と協力者の手には、別の淫具が握られていたからだ。
きゅむっ──
それは、乳首用ローター付クリップだった。吸引によって、痛いほどの勃起を促されてしまった霧子の乳頭を、卑しくも挟み込んでくる魔の道具である。そして、既に霧子の敏感突起は、ふたつのそれに捉えられていた。霧子の瞳が恐怖に見開かれる。
「やっ、やめ……ッ! ううううぅぅぅッああっっっッ?!」
男は躊躇なくスイッチをオンにした。そして再び始まる、拷問のような二つの蕾への絶え間ない刺激。クリップに挟まれた尖りは、無慈悲にもその振動から逃れる手段を持たない。