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進行中のリクエストの進捗早読、6割強ほど描写分になります。 鬼の娘mktちゃんが、夜行バスでねちっこい痴漢にあっちゃいます。 登場時DT感プンプンの痴漢役ですが、謎のテクニカルさを見せ出しますね。知識ばかりあったのが実戦で覚醒ってことで許してください。 しかし声が可愛いのじゃロリ様は良いものですね。 この後の本番行為は夜行バスのお決まりの対面座位ですかねぇ。 一ヶ月以内を目標にPixiv投稿予定となります。 ──以下、本文── その日、男は所謂遠征のために夜行バスに乗りこもうとしていた。スマホを開いて、アプリを起動し予約した座席を確認しながらバスの通路を歩く。すぐに、自分の席を確認することが出来たのだが、やけに今日は空席が目についた。そんな状況だから、その少女は余計に目立つ存在になっていた。 人ならざるもの──鬼。そのような存在と交流が日常となって早数年。すっかり慣れた今は、その特徴的な二本のツノと、煌びやかな和装で、彼女が鬼という種族であると即座に判断できるようになっていた。そんな少女が、通路を挟んだ窓際の席で寝息を立てている。ひと気が少ないことを幸いと、男は彼女への視線を隠そうとはしなかった。 男の趣味はアニメや漫画と言ったサブカル的なものであり、今回の遠征もいわゆるそっち系の大規模なイベントへの参加が目的であった。その中でも彼が一番期待を込めていたのが、美麗なコスプレイヤー達が崇めるという点であった。二次元と三次元の境目を曖昧にしてくれる存在の彼女らは彼にとってまさに天使のような存在であった。 その点で言えば、眼前のこの少女も異種故の非日常な装いも相まって、非常に魅力的な存在に映っている。本当はいけない行為とわかっていながら、まわりに人が居ないのをいいことに、男はスマホを構える。撮影モードにすると、消音で何枚もその寝姿を写真におさめていった。カメラをズームさせるよりも、身を乗り出せばより被写体のリアルさを感じられたので、男は無意識の内にそうしていた。そんな風に夢中になって写真を撮ってるうちに、男に邪な考えが浮かんでくる。こんなに空いてるのだから、席を移動してもバレないだろう、と言うものだ。果たして、男が行動を実行に移しても咎める者は誰もいない。男は通路を越えたシートまで移動すると、まずはじっくりとその少女の顔を観察する。あどけなさと共に不思議と気品を感じさせる顔立ちで、閉じた瞼から覗く長いまつ毛が、その美しさ物語ってる。さらに顔を近づけてみると、どこか酒臭い匂いが漂ってきたのはご愛嬌か。どうやら飲酒のせいで、こんなにも深い眠りについているようだ。 その証拠に、口元にはよだれが垂れており、それがまた一層と彼女のアンバランスな可愛らしさを演出している。 (これだけぐっすり眠っているのだから……) 男はそんな思考を脳内に浮かべ、ごくりと唾を呑み込んだ。まるでコスプレイヤーさながらの華やかなその和装──一見着物のようだが、上半身と下半身の布地の割合が不自然と言えるほどちぐはぐなデザインのソレ──は腰から下がとてつもなく軽装だった。まるでギャルが好んで身につけるミニスカ風着物を彷彿させ、むしろそれ以上を誇る露出度により、男の秘めた性欲を掻き立てる。スリットの切れ込みとすら言えないほどの際どい側面部からは、艶かしいふとももが覗いている。だらんと弛緩したそれは、まるで男を誘ってるような錯覚さえしてしまうほど扇情的だ。 ついに男の理性を抑えつていたストッパーが音を立てて外れる。彼は本能に従い、手はゆっくりと伸ばした。指先がプルプルと震えながら、白磁のようなふとももへと近づいていく。やがて、つつーっ、と人差し指がその絹のような手触りの肌を撫で上げた時、男は明確に一線を超えた感覚があった。同時に、ほとんど反応がない少女の身体を見て、男は更に大胆な行動に移れることを論理的に導き出す。もう後戻り出来ない、する必要などない。男は少女の自分側である左脚の膝の内側に手をかけると、引き寄せるように力を込める。とは言っても、脱力しきっているその身体は微弱なベクトルで、簡単に開脚を促されるのであった。だらしない、と呼べるような脚の放り投げ方の格好にされた少女。もちろん、そんな違和感で起きるほど浅い眠りではない。男は、迷うことなく心許ない布が垂れ下がるだけの股間にスマホを差し込み、撮影のボタンをタップする。フラッシュすら焚くという不敵な所業を、男は平然とやってのけた。角度を変えながら、幾度となく写真を自らの端末に収めていく。 やがて成果物を確認すべく、男は一旦撮影の手を止めてその画面を覗き込んだ。そこには、開いた股ぐらの間にワインレッドのような濃い赤の布地がしっかりと映り込んでいた。コスプレイベントに参加した時に、いつも頭の片隅に浮かんでいた欲望──レイヤーの下着の盗撮──そんな夢が今、別の形で叶えられたという興奮が、男の心を震わせた。そのショーツは、ふんだんなレースと、クロッチより上側は透け感のある素材で構成されており、セクシーな大胆さと、キュートさを清楚さわ両立させた一品であった。その画像を別のタブレットに送信し、寝息を立てる少女の顔の横で表示させると、その御尊顔と秘めた下着とを並べたツーショットの出来上がりだ。その恥ずべき光景も画像に収めると、男の昂りは最高潮に達する。なんて至福の時間なのだろうか。公共の場で堂々と行う破廉恥行為にエンドルフィンが大量に分泌され、男の思考はどんどん麻痺していく。踏み込んでしまった罪は、こんな中途半端なところで終わらせられるわけがなかった。更なる大罪を求めて、男は少女の胸元に視線を移す。綺麗な鎖骨の下部には、和装を押し上げる二つの膨らみがある。腕にかけては振袖のように大袈裟な装飾が施されているにも関わらず、肩からはすでに着崩れているかのような角度である。覗き込めば既に谷間が見え隠れしており、そんな無防備さに抗うことなど出来るはずもなかった。男は衿合わせの部分に指をかけると、ゆっくりとはだけさせていく。現れた、ショーツと同じ色のブラジャーが、フロントホックであることが見て取れて、男は急いでそれを外しにかかる。異常なまでの集中力を発揮できたのは脳内物質が過剰分泌の成せる技であろう。パチン、と金具が外されると、支えを失った乳房がぷるんっと飛び出してきた。 (おお……、おっ、おおお……ッ) 男は感動に打ちひしがれていた。目の前に現れたその美巨乳を前にすれば、どの雄であろうと例外なくその魅力に取り憑かれることだろう。魔性の果実と表現できるその双丘は、少女の呼吸に合わせてゆっくりと上下運動を繰り返しており、重力に反した張りを見せたかと思えば、柔らかさを見せつけるように、むにゅりと沈み込むように形を変えた。その頂点には、桜色をした小さな突起がちょこんと顔を出しており、この世のものとは思えないほどの可憐さを放っていた。すぐにでもその魅惑の感触を確認したい衝動に駆られたが、男は冷静に努める。まずは、撮影だ。下半身にひたすら熱が集まっているのを感じつつも、あくまで全てが衝動的にならないよう、理性を保っていこうと己を律した。 深呼吸をしながら、美しい造形を誇る乳房を、彼女の寝顔と共に写真に収める。 (おっぱい、おっぱい、おっぱいいいぃ……!) そんな情けない声が漏れ出そうになるのを堪え、撮影を続けた。それだけでは飽き足らず、人けの無いことをいいことに、次は全身をいやらしく撮れるよう位置取りを始めた。脚をさらに大胆に開かせ、腰布を捲りあげれば、なんとも淫靡な姿の完成である。男は舌舐めずりをしながら、様々なアングルでその、ショーツと胸を丸出しにした猥褻写真を撮り続けた。そこには、もし彼女が目を覚ましても、この恥態を交渉材料──もはや脅迫とも言えるが──に出来るという計算すらはじき出している。もはや、後には戻れないところまで来てしまったのを自覚しながら、彼は更に次の段階へと踏み出した。 男は、ゆっくりと手を伸ばすと、彼女の乳房を支えるように手を添えた。その柔肌はきめ細やかな絹のようで、指先に吸い付くような瑞々しさを持っている。もちろん弾力はしっかりとあり、指に少し力を込めただけで、沈みこみながらも押し返してくれるような極上の触り心地である。しかし、今まで味わったことのない感触に酔いしれながも、男は軽率な触り方で彼女を起こしてしまわないよう配慮する。そういう系統の店でしか異性のおっぱいに触れてこなかった男だったが、そんな冷静沈着な丁寧さが、功を奏していた。図らずとも、絶妙なタッチ具合が発揮され、少女の意識を夢の中へ沈めたまま、かつ確実に刺激を与え続けるような手つきとなっていたのだ。まるでマッサージ師のように、繊細な力加減で優しく揉みほぐしていく。マシュマロを思わせる膨らみを、溶かしてしまわない程度の、緩慢な愛撫。敏感な中央の蕾が決定的な刺激なるであろうこともわかっていたため、そこを避けて、じっくり、やんわりと揉み解す。ただ、やはり桃色にあざとく色づく突起はどうしても名残り惜しく、その周辺を円を描くようになぞったり、乳頭からわずかに浮かせた地点で、指をピコピコ往復させたりする。そんな悪戯にも似た可愛がり方を繰り返しているうちに、少女に変化が見られた。 頬が紅潮し始め、吐息が甘くなってきている。調子に乗った男の脳が作り上げた錯覚──では、無い。彼女の反応は確かに快感を得ているようだった。 (この触り方が、気持ち良いのか……?)  男は事実を客観的に確認したい、という名目でスマホを録画モードで設置する。少女をバストショットで捉えている状態で、今しがたその乳房を弄んだやり方を再現すべく指を這わせる。ピンクの尖りに狙いを定めて、人差し指と親指を摘む寸前の位置に据え置く。そのまま、わずかでも掠めないよう気を遣いながら、しかし素早く前後にスライドさせた。すると、少女はピクンと体を跳ねらせ、悩ましげに眉を寄せて、 「ん……っ」 と小さいが、悩ましい喘ぎ声を発した。 (おぉ……!これは……!) 男は期待以上の成果にほくそ笑む。ここで一気に責め立てたい欲求が込み上げるが、それを沈める。 (もっと……っ、もっと、感じさせるんだ……) 言い逃れが、出来ないほどに──。 そんな狡猾な思考を活力に、指先に繊細な注意を払っていく。いつしかエロサイトで見聞きしたような知識──スペンス乳腺への執拗な刺激──を実践すべく、乳房から腋にかけての地点にソフトタッチでの指圧を加える。その動きに合わせるように、少女はビクッ、ピクッと小刻みに震える様を見せてくれる。少しづつポイントを変えていくと、ある一点では特に顕著な反応を示してくれた。左の横乳にあたるその窪みのような箇所を重点的に揉み込んでゆくと、すぐに甘い吐息を漏らし始める。男は、このスイートスポットを執拗に、入念に、だけど決して強過ぎずにならないように責め続ける。同時にもう片方の手では、突起の周りを、くーるり、くーるり、と指を立ててゆっくり回転させてあげる。男は、そう円を描きながらも段々と指先を、乳首に近づけていく。あと数ミリで触れるかというところで一旦止める。そして、また反対周りに動かし始める。それを、何度も何度も、焦らすように、少しずつ、着実に、愚直に繰り返す。だが決定的には触れない。触れて、あげない。 (どう? どう? 気持ちいい? 竜胆尊ちゃん……) 男は興奮を隠しきれない様子で問いかけるが、当然返事はない。それにしても男が何故その鬼の少女の名前を認知しているかと言うと、先ほどスマホをセッティングするタイミングで抜け目なく、彼女の所持品から情報を入手していたからである。その結果、この娘はなんと鬼の女王で、人間文化との交流のため色々活動しているらしいということがわかった。ネットの情報サイトに載るくらいの有名所らしく、好奇心旺盛な彼女は大方庶民の移動手段を経験するくらいの意識でこんな夜行バスに乗り込んだのかもしれないが、まさかこんな痴漢行為に遭うなんて夢にも思っていなかっただろう。 (いや、まさに今が夢の中じゃーん……なんつって……ふひひっ) 男はそんなある種有名人である尊のおっぱいを弄り回している事実に高揚感を覚えずにはいられなかった。 さて、そんな風に舞い上がった男は、遂には爪を立てて、乳輪と肌の境目あたりをカリカリッと軽めに引っ掻いた。 「あっ……んんっ……」 尊は切なげな声で鳴く。腰が小さく浮き上がったような気がする。その箇所を今度はさするように、指の腹で優しく撫でつける。すると、どうだろう。触れていないはずの尊のピンクの先端が、少しづつ膨れ始めてきたではないか。 (エッチだねぇ、尊ちゃん……。直接触ってないんだよ? 切なくて、触って欲しくて、硬くしてくれてるんだね……) 男はニヤつきながら、その反応を楽しむ。尖りが充血していくその様子を、録画で余す所なく捉えていると思うと、脳味噌が溶けてしまいそうになるほどの興奮が彼を包む。 (あぁ、もう我慢できないよっ……) 男はついに理性が崩壊してしまったようで、両方の乳首を指先で摘み上げてしまおうとゆっくりと指を近づける。が、寸前で、乳輪を絞り出すように挟み込むに留まった。そのまま指の根元までスライドさせ、なん往復か擦り合わせた。その動きを続けたまま、頭をクールに保とうと心掛ける。 (もし急に彼女が起きて騒ぎ出したら……さすがにヤバい……。ここは、慎重に……慎重に……!) その決意とは裏腹に下半身の怒張は増しに増してズボンを押し上げている。男はその昂ぶりに支配されないように、深呼吸をする。相手が感じてしまえば同意成立──なんて都市伝説を信じているわけでは無いが、とにかく尊に快楽を与え続ければ、なし崩し的に状況を押し切れる。そんな根拠のない自信の元に、彼女の乳房への性感を高めるためにひたすら中央の尖りを避けた愛撫に集中する。じんわりと、弱火で炙られるようなお預けを食らい続けて、切なさを溢れさせてしまいそうになる乳頭。そんなイメージの元、胸全体を揺らしたり捏ねるような外側からの責めに始まり、終着点の乳輪周りでは、先端に決して触れずに、だけど細かく指先が掠めるような動きを繰り返す。永遠のような、その繰り返しの果ての結果か、不意に尊の膝が揺れた。「んんっ……」 と眉間にシワを寄せ、何かを求めるように脚を閉じようとする。男はそこに手を捻じ込み、阻止をする。すると尊は、手を股ぐらに持っていった。まるで開脚を強制されるのを恥ずかしがって隠すような手つき。しかし意識は覚醒に至っておらず、無意識の行動だとわかる。 (そろそろ頃合いなのかな……? 尊ちゃん……) 男は尊の頭を撫でた。さらりと絹のような質感を持つ髪質に思わず惚れぼれするが、それを味わうことが目的では無い。そのまま手を下に待っていって、彼女の唇の前で止める。 もう片方の手は、もちろんおっぱいだ。人差し指と親指を窄め、尊の勃ちかけている尖りのサイズに合わせる。そして、それを── 「んんん゛ん゛ん゛っ~~~っ?!」 しっかりと、根本から、摘み上げる。と、同時に口を手のひらで強く塞いだ。その瞬間の尊の顔が驚きと快感の入り混じった表情になっていたことは言うまでもないだろう。蕩けるように弱々しく下がった眉。男の手を噛まんとなるほど反応をする口元。目を白黒させ、身体を小さく跳ねさせていた。脚を開いたまま、思わず下腹部を押さえつけてしまっている。 「おはよう、尊ちゃん。よく寝てたね」 そう言いながら男は指の腹でくりゅっと乳首を転がした。そこを芯のある硬い蕾に育てていくような手つきで、丁寧に、しつこく、ねっとりと捏ねくり続ける。性感の核心を、寝覚めと共にいきなり刺激されるという責め苦。 何が起きているのかわからないといった様子で困惑しながらも、尊は快楽に囚われてしまっているのが見て取れる。頬が紅潮しきり、乳首を擦りあげる度にビクンッと震え上がる肢体には力が入っておらず、もう男のなすがままだった。 「わ、わらわ……なんで、胸出して……こ、こんな……あっ、ああんっ……」 戸惑いながらも漏れ出てしまう嬌声。夢見心地で、焦らされ続けた敏感突起を弄ばれる悦楽に抗えずにいるようだ。 「尊ちゃんは寝てる間に、僕にいーっぱいおっぱいいじくられて、すっごく気持ち良くなっちゃったんだよ? エッチな夢も見ちゃったんじゃない? ふひひっ……」 男は尊の初心な反応を楽しみつつ、乳頭の先っぽの窪みの部分を爪で軽く引っ掻いた。 「ひィっ!? 」 途端に尊が背筋をしならせるようにして仰け反り、一際大きな声で喘ぐ。男はそれを咎めるようにまた手で口を押さえると、さらにカリッカリッと小刻みに引っ掻き始める。 「あまり大きな声出すと周りに気づかれちゃうよ? そんなことになったら、僕怒って、今まで録画した尊ちゃんのエッチなところ、ネットに流しちゃうかもねぇ?」 男は嗜虐的な笑みを浮かべて尊に脅しをかける。尊は羞恥心とも、恐怖心とも取れない複雑な感情を孕んだ瞳を潤ませた。そんなやり取りの間もずっと尊の胸の先端は苛められ続けているため、尊の鼻からは甘い吐息が絶え間なく抜けていた。 「まぁ、さっき乳首摘まれて軽くイっちゃってたよね? その証拠もしっかり撮れてるし、恋人同士の戯れってことで、周りもスルーしてくれるかもだけだねぇ~~」 と言った同時に男は尊の口元から手を離す。その指を、空いている乳房へと移動させ、左右の手それぞれで両の乳輪ごと摘み上げ、根元から先端に向かって、搾り取るような手つきでギュウゥッと引っ張り上げた。 尊は突然の強烈な快楽に襲われたのだろう。目を見開き、舌を突き出し、腰を浮かせた。喉元を晒し、 「んあああァアアッ」 と小さく絶叫する。周りに声を聞かせてはならないと言う自制心の結果か、しかし快楽を逃す術を自ら断つそれは、彼女の下腹部に疼きを募らせるものでしかないだろう。そんな尊の健気さが愛おしく、男はなお一層彼女の弱点である勃ちきった尖りを責め立てる。 親指と中指で左右それぞれの実を絞り、時折強弱をつけて圧迫するように刺激を与える。残った人差し指で、果実の空いている側面や、乳頭の窪みを器用に爪を立てる。 「んひっ、そ、それ、いやぁっ。 だめぇえ、んんんぅう……っ」 尊は顔を真っ赤にしながら、悶えてくれる。全身を痙攣させるように震わせながら、下半身を浮かせて快感に耐えようとしているのだろうが、まるで股間を何かに押し付けたいかのような淫靡極まりない動きになってしまっている。なんと官能さを醸し出していることだろうか。 「だーめ、お股はまだお預けだよ? 」 男はそう悪戯っぽく言いながら、硬く尖った先端を両方の人差し指をフラッパーのように動かし、ピンピン、ピンピン、弾き始めた。上に、下に、色濃く充血した乳首が強制的に首をもたげられる様は、まるで快感のスイッチを無理矢理オンされ続けるよう。唇を結ぶが、堪えきれずに漏れる尊の声は、なんと心地よいメロディなのか。もっと聞いていたいという加虐心に近い欲望が湯水のように湧いて止まらない。次はどんな風にその可憐なビン勃ち蕾を苛めてあげればいいだろうか。出るはずも無い母乳を求めるかのように激しく扱き倒してあげると、吐息が絶え絶えになるほど感じまくってくれることを知っている。その後に労わるように指の腹で優しく、丹念に撫でてあげると、もう我慢できないといった様子で眉根を下げ、瞳の端に涙を溜めて真っ直ぐにこちらを見つめて来るのだ。 (そろそろ乳首だけでまた雑魚アクメ キめさせてやろうか……) いや──まだその時ではない。男は尊を再び焦らすことに決める。乳輪の際ばかりを擦るような触り方に変え、尊の戸惑いを楽しむ。物欲しげな表情を見せてしまうことを恥じるような素振りが堪らなく可愛い。乳頭を掠めるように、指を右から左にぴょこぴょこと飛び跳ねさせると、尊は切なげに身を捩った。胸を張れば、先端が触れてくれるかもしれない──そんな欲求を行動に移すか思考が迷路に迷い込んでしまったのか、上体が少し浮き上がった状態で固まってしまっている。だから…… 「尊ちゃん、はいっ。ぎゅ~~っ」 痺れをきらす前に、そのプリップリな果実を摘み取って、捻りあげてやった。瞬間、尊は顎を仰け反らせ、瞳孔を収縮させた。もうひと押しで絶頂に達してしまいそうなのだろう。男は乳首を挟み込む指に力を込め、弾けさせるように滑らせた。 「んあっ、あぁぁぁぁぁッ!」 悲鳴のような声をあげる尊。 「だから、あまり大きな声は周りに迷惑だって。それとも、尊ちゃんは乳首をが気持ち良いって、アピールしたいのかな?」 男は嗜虐的な笑みを浮かべ、尊の耳元で囁くように言う。 男は嗜虐的な笑みを浮かべ、尊の耳元で囁くように言う。恥ずかしそうに首を振る尊の口元を手で押さえつけ、勃起しきった尖りのサイズを測るように人差し指と親指を添えてゆるりとなぞる。 「 ん゛っ、んむぅぅぅっ……」 そのグミのような甘い感触を愉しんだ後、スティックのように上下左右にぐりぐりと指先で転がすと、尊の目尻から涙の粒が溢れる。 「じゃあ、自分で声抑えるの、出来るよね?」 子供を諭すような口調で尊に問う。尊はこくりと小さく首肯し、おずおずと自分の手のひらを口元に当てがった。鬼の王女様にそんな健気で可愛らしい反応をされたら、もっと苛めたくなるのが人間というものだ。 「よくできましたっ、偉い、偉い」 幼子を褒めるような言葉をかけながら、頭を撫でる──のではなく、乳頭を指の腹で、いいこ、いいこ、してやる。 「んふ……んんんっ」 小さな口から漏れ出す鼻息には確かな悦びが混じっている。しかし、それでは足りない。もっと強く虐めて欲しいという欲が尊の顔に滲んでいる。もっともそれは、男の主観でしか無いのだが、ともかく。 (さて、文字通り……もうひと押しってね) 男は尊のふたつの先端の窪みに、それぞれ両手の人差し指をぴたりとあてがう。細かく振動させるが、力加減は微弱なものに調整してるので、尊が戸惑うような視線を向けて来る。そのタイミングで…… ──つんっっっ。 硬くなりきった突起を、乳房に埋め込むように、強く押し込んでやった。 「ひぃン……!?」 尊はビクンと肩を震わせ、驚いたように目を見開く。快感の芯を、脳髄に直結するような鋭い刺激が貫いたのだろう。そのまま、いやらしく勃起してる事実を教え込むように、指先でくりくりと押し込み続ける。 尊は教えを守り、手で必死に声を殺したまま、眉をハの字に曲げて快感に耐えている様子を覗かせる。男のひと押しは、しかし執拗に繰り返される。 「ん、んぐ……っ、んっ、んんっ! んーっ!!」 「尊ちゃんの勃起乳首エロいねぇ。押し込まれるのも気持ちいいけど、やっぱり……」 ──きゅっ。 乳首を襲っていたベクトルが変わる。勃ちきった尖りが、今度は摘まれてしまう。そのまま引っ張りあげられた。 「ぎゅーが好きだもんね。ぎゅ~~って。こうすると、おっぱいがこんなに伸びちゃうよ? 」 「ん゛んんッ!」 「で、またひと押しっと……。どう? イく? イきそう?」 また勃起乳首がおっぱいに沈み込まされていく。尊は手をしっかり押さえながら、ぶんぶんと首を振って否定を示す。そんな様子を気にも溜めず、次は敏感突起を抓るように指先を擦り合わせる。そしてルーティンのようにまた埋没される。 「んっ、んっ、んっ、ん~~っ!」 「はい、ぎゅ~~~っ」 執拗に、無闇に、ひたすらに、繰り返される一連動作。素早くされると、まるで男性器を慰めるような動作にすら思えてくる。 ──ぐりっ、ぎゅっ、ぐりっ、ぎゅっ、ぐりゅっ、しゅっ、しゅこっ、しこっ、しこっ、しこしこっ…… 「ん゛っ、ん゛ん゛~~~ッッ」 しこしこっ、しこっ、しこっしこっ。 もはや、ストロークの長い、丹念な扱きあげだ。乳首だけで絶頂させてやろうという執念じみた動き。  尊は目を閉じて耐え続けているが、時折漏れ出る声は切なげで、限界が近いことを伺わせる。 「乳首きもちいい?」 「んんんんっ、んんっ、んんん~っ!」 「そっかぁ、気持ちいいかぁ。じゃあもっとシコらなくっちゃね」 乳首の根元から先端までを挟み込んだ指が一気に滑る。そのまま何度も往復するのだから、尊の体が面白いくらい跳ね上がる。膝頭を合わせ、どうしようもなく疼いて仕方がない恥部をアピールするように揺すってしまう。しかし、男が責め続けるのは、ひたすらに二つの敏感突起なのだ。そして、尊の乳首はそれを甘んじで受け入れてしまっている。 ──きゅむっ、しゅっ、しゅっ、しこしこっ、ぐりんっ、しこしこっ、しこっ、しこっ、しこっ…… 男の指の動きが激しさを増す。それはまさしく、肉棒を絶頂に導くかのような手捌きだった。指先で、指の腹で、爪で、あらゆる角度で、速さで、強さで、尊の乳首を愛撫し続ける。 尊はその可憐な瞳を見開き、体全体を小刻みに震わせだした。 契機となったのは、今まで以上の鋭い一撃。扱きの一貫の中に、捻り加えられたことだったか。 「んああ゛あ゛あ゛あぁぁぁっ……! んむっ、むんん゛ん゛ん゛~~っ?!」 尊は上体を仰け反らせ、悲鳴に近い喘ぎを一瞬あげたが、すぐにそれは押し込められる。それは、男の唇によってだった。

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