Home Artists Posts Import Register

Content

進行中のリクエストの進捗早読になります。 彼氏と温泉旅行にきた金髪ハーフの彼女が、狡猾なワニ達の罠によって快楽責めで追い詰められていきます。 最初は途中略から書き始めたのですが、アイマスの温泉痴漢とワンパターンかと思って入浴からの分も書いてこうなりました。繋げ方ももっと考えて、投稿予定です。 挿入描写希望なので、続きはそこら辺メインになるでしょうか。 まだ試したことないんですが、彼→任意の名前変換みたいな機能を実装すれば、よりNTR感がますでしょうか。ちょっと一考の余地有りですかね。 一ヶ月以内を目標にPixiv投稿予定となります。 ──以下、本文── 「わぁ~~、すごいねっ、彼くん! こんな景色初めて見たよ」 艶のある金髪のロング髪を後ろで結んだポニーテールを揺らしながら、星川サラは興奮気味にそう言った。 透き通るように白い肌に、可愛らしい童顔。その彫りの深さと髪色も手伝って、異国情緒あふれる印象を受けるが日本語がペラペラなのは彼女が日英ハーフのためだ。 恋人であるサラは風情溢れる露天風呂の風景に見惚れているようだが、彼にとってバスタオル一枚の彼女の姿の方が余程目を奪われる。 二人でガイドブックを見て、貸し切り露天があるこの温泉宿に決めたわけだが、彼女は嬉々としてこの秘湯を気に入ったようで、心なしかテンションが高いように見える。元気印といった性分のサラが、いっそう輝いて見えた。 (この娘が……俺の彼女なんだよなぁ……) 日本人離れしたスタイルの良さに、男を魅了する美貌。そんな少女を自分のモノにしている事実に、彼は改めて優越感を覚える。 「ほらっ、彼くん、さっそく入ろうよ!」 サラはそう言って、バスタオルを投げ捨てると、勢いよく湯船に飛び込んだ。ばしゃん、と水飛沫が上がる。 二人きりであるとは言え、マナー的にどうかとは思いつつも、適温であることは足先を付けて確認していたし、彼女の無邪気な笑顔を見ていると、どうしても咎める気にはならなかった。 それに、ここは屋外なのだ。開放感は抜群で、人目につかない空間というのは何よりの魅力だった。 彼も続いて、サラの隣に座り込むように湯に浸かる。身体の芯まで染み渡るような心地よい熱さが、じんわりと伝わってきた。そんな滋味深い感覚を堪能しながらも、視線は魅力的な恋人の肢体に釘付けになっていた。透明度の高い源泉湯は、すらっと伸びた手足や、綺麗にくびれた腰回り、そして華奢な体系に似合わない形の整った美巨乳を余すところなく晒してくれる。 その美しさに思わず見蕩れてしまっていると、隣にいるサラが悪戯っぽく笑う。 「なにぃ~~? 私の裸見て欲情してるの?」 そう言うと、サラは彼に抱きついてきて、胸板あたりに豊満な乳房を押し当ててくる。むにゅりとした柔らかさと弾力を兼ね備える、極上の膨らみの感触に、思わずうわずった声をあげそうになるが、ぐっと堪える。 「い、いや……相変わらず綺麗だな、って思って……」 恥ずかしげもなく本音を告げてみせると、サラは少し驚いたような表情を見せたあと、顔を赤く染めた。 「そ、そんなっ、わかりきったことっ、いまさら言わないでよ……! も、もぅ……! でも、ま、まぁ、嬉しいかな……。へへっ!」 そう言うと、サラは照れた様子を隠すためなのか、彼の肩に頭を預けてくる。そのまま、しばしの間沈黙が続いた。恋人との甘い時間。貸し切り露天の使い方として、これ以上のものはないだろう。そのまま二人は隣り合ったまま手を握る。サラの方から指を絡ませてきたのだ。 そんな幸せの最中、突如、扉が開く音が聞こえたかと思うと、複数の男たちの声と共に、どかどかと騒々しい足音が複数響き渡る。 その異質な雰囲気を感じ取り、彼はサラの身体を隠すように陣取った。現れたのは、柄の悪い風貌の男達の集団だった。全員、ニヤついた笑みを浮かべており、明らかに友好的な雰囲気ではないことがわかる。 「ちょ、ちょっと! 今は私達の時間のはずでしょう!?」 サラが持ち前の気性で、声を荒げて抗議するが、相手側は聞く耳を持たない。それどころか、下卑た笑いを浮かべながら、一歩ずつ距離を詰めてくる。 この状況はまずいと悟った彼は、サラの手を引いて逃げようとするも、男たちの手によって阻まれてしまう。 そうこうしているうちに、数人の男達がこちらを取り囲むようにして近づいてきた。 「あれぇ? ここの時計壊れてるんじゃない? ほら、俺の携帯は今、8時半だから、もう俺たちの時間なんだけどなぁ」 そんなことを言いつつ、携帯を彼とサラに見せつけるように男達の一人が湯船の中に入り込んできた。ニヤニヤと口角を上がり続けているその男の視線は、明らかにサラの胸元へと向けられている。 男の携帯は確かに言うように8時半を示しており、それはつまり、この露天風呂の彼とサラの貸し時間は過ぎてしまっていることを指している。しかし、それにしても異性が裸で居る空間に堂々と侵入してきていい道理はないはずだ。  サラは湯の中で身体を隠すように縮こまりながらも、男たちを睨むような強い視線は送り続けている。 「わ、わかったから! わたし達は出ていくから! それで、いいわよね!!」 至極真っ当な提案をするサラ。だが、男たちはそれを嘲笑うようにそれぞれ肩をすくめるようなそぶりや、首を横に振る仕草を見せる。 「あれぇ、なんか扉調子悪くなって開かなくなっちゃったなぁ、困ったなぁ~~。旅館には俺達が連絡しておくから、直るまでゆっくりしてて大丈夫だよぉ? これも何かの縁だし、せっかくだから、いっしょにくつろごうぜ 「なっ……!」 あまりにも白々しい物言いにサラが絶句する。男たちは悪意に満ちた表情を隠そうともせず、そのままじりじりと近づいてくる。男達の一部が出入り口の扉のところを塞ぐように陣取ってる以上、彼とサラは湯船から出る選択肢も無いまま、緊迫した状況が続くことになった。 「しっかし混浴露天なんて、ラブラブなんだねぇ、付き合ってどれくらい?」 気安くそんな質問をふりながらも、少しづつ距離を近づけて、サラに迫ろうとする男たち。 サラは露骨な不快感を示しながら、警戒するように身構える。 「あ、アンタ達に関係無いじゃない! ちょっと、そんな寄って来ないでよ !!」 サラはそう声を張って叫ぶ。 その威勢の良さに対しても、男達は特に態度が変わることは無い。むしろ、彼女の反応を楽しむかのように、 「お~~、怖っ。気が強いねぇ、彼女さん」 などと茶化すように発言し、自分の身体を抱く。そんな挑発的で、不愉快な振る舞いに、サラは噛み付かんばかりの怒りを滲ませている。彼も彼女と同じく、男たちに対して敵意はもちろんあるものの、今は警戒心の方をより強める。自らの恋人を守ることを優先するために。彼は背中でサラを隠すように位置取るが、左右から迫ってくる男達の視線を全て遮ることは敵わない。 「おっぱい大きいねぇ。彼氏さんがいーっぱい揉んであげたのかなぁ? 羨ましいなぁ」 わざとらしく、ニヤついた笑みを浮かべながら話しかけてくる男。手を伸ばしてきた瞬間に、そらを払い除ける準備は彼には出来ている。しかし、男達は発言でのセクハラと、あからさまな視姦を繰り返すだけで、直接的な身体的接触は仕掛けてこない。 (こいつら、何を考えているんだ……?) 彼の心中には疑念が渦巻きながらも、この場において主導権を握っているのは男達であることは変わりない。故に下手に動くことは出来ない。少しづつ投げかけられる会話の内容が、旅館のご飯や、オススメの観光地といった普遍的な話題へと変わっていく。そんな中…… 「そう言えば君たち、ここの薬湯使ってないんだ? それは勿体無いなぁ。すっごく身体温まるんだよ」 男の一人がそう言うと、他の男達が同調して、浴場の隅から袋を持ってきて、湯に漬け始めた。会話通りの話なら、なんらおかしくもない行動だ。しかし、目の前の男達は明らかに不穏な空気を放っていた。湯の中でその異質さを感じ取ったのか、サラは息を飲むような動作を見せ、警戒心を強めていた。 そして、しばらくして── (身体が……熱い……) のぼせたとか、そういう類ではない。身体の奥底──主に下腹部から帯びた熱が、何かを溶かすような、焦らすような、不思議な感覚。密着しているサラの肌を意識すると、どうしようもなくなるほどの劣情に駆られてしまう。首をまわしてサラを確認すると、彼女もまた、頬を上気させ、吐く息には艶っぽさを混じらせているようだった。それがまた、彼の下半身の高鳴りを助長させる。サラがふとももを擦り合わせているのがわかる。理性が振り切れて、今すぐここで彼女に襲いかかってしまいたい衝動にすら駆られてしまった。 (これは……まさか……媚薬……!?) 彼がそう思いたった瞬間、事態はもう準備が──整っていたのだ。 「おいおい、彼氏さん、ダメだよ公共の場で発情しちゃあ」 その言葉を皮切りとして、男達が一斉に動き出す。彼の手首を強く掴むと、そのまま強引に引っ張られる。薬の効果のせいか、抵抗するような力を発揮出来ず、男の一人に簡単に組み敷かれて、羽交締めにされてしまう。 「ちょ、ちょっと、 彼君になにするのよ……」 サラが抗議の声も、弱々しさを帯びている。状況も相まって困惑しているのがわるが、彼にはどうすることも出来ない。すぐにサラも左右からの男により手を掴まれ、身体を開くように扱われた。湯が透明なせいで、彼女の乳房があらわになり、中心の突起も見て取れて、彼は思わず注視してしまう。 「や、やめなさいよ……いやっ、彼くんッ、彼くぅん!」 サラが自分を呼ぶ。男数人の力づくな拘束にかかれば、女性では対抗する術はなく、恋人に助けを求めるほかなかった。普段の跳ねっ返りと言った様子からは想像できないほど、今の彼女は怯えた様子で、縋るように彼の名前を呼び続ける。 そんな姿を見せられて、燃えるような使命感が湧き上がるのはもちろん、しおらしい姿の恋人を見たせいか、抑えきれない劣情にも苛まれる。 「さ、サラちゃん……ッ」 彼女の名前を口にしても、何も状況は変わらない。サラは両腕を抑えられ、その美麗な乳房を隠すこともままならない状況で、男たちの手が身体を這い回るようにして迫っていく。何より屈辱なのは、その光景を見せつけられ、反応を示してしまう愚息だ。媚薬のせいとは言え、いつもよりも猛々しくそそり立っているのが、余計に焦燥感を煽った。 サラは両脇より肩組みのような体勢で抱え込まれ、脇腹や鎖骨辺りを撫で回されると、ビクついたように身体を震わせる。 「や、やめろォ……さわるなぁ……」 サラは身を捩らせてなんとか逃れようと試みているのだろうが、力が入っていなく、男達の指先に弄ばれるままだった。 「え~~? 俺ら、キミがのぼせたみたいでフラついてるから、支えてあげてるだけじゃ~~ん?」 男はサラの耳元に口を近づけてそう言うと、舌を出してペロリと舐めあげる。サラは顔を真っ赤にして声にならない悲鳴を上げ、身悶える。てっきり嫌悪感しか示さないと思ったそんな男の行為に、サラは頬を上気させ、眉根を寄せる。そんな姿を見て、彼は胸が張り裂けそうなほどの痛みに襲われた。 男達が、サラに触れている事が許せない。今すぐ彼女を解放して、代わりに自分が愛したい。優しげにふとももを撫でる様も、うなじに小さな口付けを落とす様子も、まるで恋人同士が行うようなスキンシップだ。それが尚更、彼を激昂させた。 「や、やぁン……そこ……やぁ……」 サラは、恥ずかしそうに目を伏せながら、か細い声で拒絶の意思を示す。しかし、じっくりと愛しむような男達の接触のせいか、露骨な否定に見えないような感覚に陥ってしまう。 「か、彼くぅん……助けてぇ……」 サラは潤んだ瞳で、こちらを見つめてくる。 その表情は、男達への恐怖というよりも、何かを求めるような、甘えた視線に思えた。それを感じ取って、彼の喉が鳴る。呼応するように、怒張も脈打つ。 こんな状況でも興奮している自分が恨めしい。サラの扇情的な姿を第三者的視点から見るということが、こんなにも背徳感と罪悪感と劣情を刺激するとは。 「彼女さん、やっぱり良いおっぱいしてるねぇ~~。早く揉んであげたいなぁ~~」 男の一人が、サラの耳の輪郭をなぞるように舌を這わせつつ、そう囁く。 「おいおいがっつくなよ。ちゃ~~んと、自分からおねだり出来るようになるまで待ってやろうぜ」 他の男が笑いながらも、嗜めるように言う。二人がかりでサラの二の腕にマッサージのような手つきで刺激を与え続け、時折薬湯を肩からかけて馴染ませるように撫で付ける。 「どうかなぁ~~? 彼女さん、もっと気持ちいいところ、さわって欲しくないかなあ?」 「……ぅ……ッ」 サラは歯を食いしばって必死に耐えようとしているようだが、漏れ出る吐息には、確かな艶っぽさが滲んでいる。  両腕を持ち上げられて晒された腋の下を指先でなぞられた時などは、 「ひゃうんっ?!」 なんて可愛らしい悲鳴を上げて、身体を仰反らせた。 「あれぇ、そんな声出してどうしたのぉ?」 「わ、わきはダメなのぉ……ッ」 サラはそこを隠したいのだろうが、相変わらず肩組状態で手を掴まれているのだから、それもままならないまま。ただただ、男達の指の動きにあわせて、身体をビクつかせることしか出来ない。 「ダメじゃないよ? これが気持ちよくなる準備だって、わかってるんでしょ~~?」 「ふぁあん……だめ……やぁ……」 うなじに吸い付かれ、サラは弱々しく首を振った。身体のラインを確かめるように、二人の男がゆっくりと指先を動かしていく。ふとももから脇腹、肩、首筋と、全身をくまなく撫で回すようにして、そして腋元へと戻っていく。こんな、ゆっくりと炙るような愛撫など── (俺は……したことが、無い……) 実際、サラには堪らないものだったのか、視線を男達の指から外しながらも、悩ましげに眉を寄せて切なげに吐息を漏らしていた。 (き、気持ちいいのかッ? そんな、男達のさわり方が……ッ?!) 屈辱感と嫌悪感と、そしてとめどない劣情が、彼の中を駆け巡る。 「ん~~? 彼氏の視線が気になって素直になれないのかなぁ? 身体は火照ってるのに我慢するなんて健気だねぇ~~」 ふにん、ふにんっと乳房の側面部を、両側からそれぞれ押し込むような愛撫をされて、サラは嫌々と首を振る。いよいよ性的接触の確信に迫るかのような、だけど決定的な箇所には決して触れようとしないその手つきに、サラはとろんと焦点が定かでないような瞳で、腰をくねらせている。 (こいつら……焦らしてるのか……ッ?!) 腋を、うなじを、撫でながら、ふたつのたわわな実りを重さを手のひらで味わうように、いやらしく揺らす。指先は柔肉に埋まりこみ、あわや乳輪に触れそうなほど中心に接近するが、 「おっと」 と、あからさまにそこで動きを止める。サラがもどかしいような甘い吐息をこぼすと、またゆるやかな愛撫を再開する。そうされて、サラの身体が小刻みに震えて、眉尻を下げて瞳が潤む。嬌声にはより一層艶っぽさが乗せられて、男達の劣情を、彼の情欲を煽ってくるのだ。 恋人が、じわりじわりと追い詰められていく。しかし、彼には股間を熱くさせるしか出来ない。こんな状況で興奮してしまう自分が許せない一方で、サラへのあまりにいやらしい愛撫の手付きが悪いんだという責任転嫁の思いも浮かぶ。愛おしさを込めて、優しく労るように、それでいて未知の性感帯を探り当てるような巧みなそれ──柔らかな双丘はもはや大胆に揉み込まれているが、先端の突起には決して触れられないように、優しく、時に強く、緩急をつけて、指先が動いているのだ。 彼がその乳弄りの卑猥さに、思わず生唾を飲み込んだ瞬間、 サラと視線が合った。その瞳の奥に浮かんでいたのは、助けを訴えると言うよりは…… ──許して。 そんな、言葉を宿しているように思えた。その意味を見つけようと、彼が思考を巡らせようとした瞬間── 「なッ?!」 彼は暗闇の中に陥った。彼を取り押さえている男の一人が、不意に目元にタオルを巻きつけてきたのだ。サラが唇を引き結んで顔を背けたのが、彼が最後に見た恋人の表情だった。 ──途中略── 「やっ、やだぁ……ッ! ち、乳首……ッ、摘ままないでぇ……ッ!!」 薄暗い露天風呂の中に、切羽詰まった少女の声が響く。その声の主は、星川サラという金髪の美少女で、彼女の自慢の巨乳は、男たちの手によって執拗に揉みしだかれていた。 既に何十回と絶頂させられたのか、身体には力が入らず、湯船に沈みこむのをようやっと堪えているという有様で、抵抗する気力など残ってはいないだろう。そんな状態の身体を男達は飽きることなく、ひたすら弄んでいるのだ。 それでも、必死に快楽を拒絶するように頭を振れば、長いポニーテールが揺れて、シャンプーの香りが辺りに漂った。嗅ぎ覚えのあるその匂いも、艶やかに漏れるその吐息も、本当は自分のもののはずなのに…… 彼はそんな光景を見せつけられながら、歯噛みして怒りを抑えることしかできないでいた。屈強な男達に体を押さえられ、身動きが取れないからだ。 「あっ、ああんっ! やっ、す、吸っちゃだめっ! ああっ! またイクっ、イッちゃううぅっ!!!」 びくんっと身体をそらせ、弄られ続ける胸を突き出すように痙攣させるサラ。宣言通り、何度目なのかわからない絶頂を迎えさせられて、力尽きたようにぐったりとする。 そんな彼女を余所に、息も絶え絶えといった唇に、ひとりの男が顔を寄せる。 (そ、それは……や、やめろぉ……) さすがにこれ以上は許せないと、彼は強く願ったが、もちろんそれが聞き届けられることはなかった。男は、荒々しく口づけをして、舌をねじ込んでサラの口腔内を蹂躙しているのだろう、 くちゅくちゅと淫らな水音が響き渡る。彼に見せつけるように、目配せすらしてくる始末だ。 そうしながらも、両胸の先端はしつこく、指先でピンピンっと小気味よく弾かれ続かれるのだから、サラがさらに追い込まれるのも無理はない。 やがて、ようやく満足したのか、男の唇が離れていく。サラは瞳に涙を浮かべながら、はぁはぁと肩で呼吸を繰り返している。男の方は、粘ついた唾液を拭いながら、余裕綽々な笑みを浮かべていた。 「はは、君、ちゅー好きなんだねぇ。最後の方なんて自分から舌絡めてきちゃって、可愛いなぁ」 ニヤけ顔のまま、男はサラの耳元で囁くように言う。サラの顔がカッと赤くなる。 そんなやりとりを見て、彼は心底屈辱感を覚えざるを得ない。 (そ、そんなの……嘘だ、嘘だっ! お、俺以外の奴にそんな事されて、サラちゃんが喜ぶわけがないっ! ) 歯噛みしながら、心の内で叫ぶ彼。 だが、現実は無情であり、バツが悪そうに俯いた最愛のひとの顔は、 「ほらっ、なんとか言ってよォ、彼女サン?」 の言葉と共に、乳首を捻りあげられたことで歪んだままで強引に上向かされる。見せつけられることとなったサラの表情は、蕩けさせらて、ふにゃりと緩みきっていた。 「ねェ? 気持ちいいんでしょ? だってこんなにビンビンに勃起させちゃってるもんねえ!」 それが伝わるほどに、突起の側面を丁寧になぞる男の指。サラの色づいてしまった先端は、愛られるように優しく触れられることで、さらなる刺激を求めてピクッピクッと震えてしまっている。そのタイミングで、 ──カリッ。 と、乳頭の窪みを狙ったように、ひと掻き。 「ひうぅぅッ!? だ、だめぇ……ッ! そ、それぇ……んあっ、ああァンッ!!」 サラは、ビクンっと身体を跳ねさせて、可愛らしい悲鳴を上げた。まるでそれが、待ち望んでいた快感であるかのように。 そんな彼女の反応に気をよくしたのか、男の指は、爪先は、止まることなく、その一定の動きを繰り返す。 カリカリカリカリカリ……ッ! (そ、そんな責め方……したことな……ッ) 今までの彼女との行為の中で、そんな執拗で、徹底した乳頭への愛撫をしたことなどなかった。しかし、眼前のサラの痴態は、彼の記憶の中のそれよりも遥かに感じ入っているように見える。その事実に彼は愕然とする他ない。 乳首を弄び続ける男と別のひとりが、サラの首筋に舌を這わせる。それに合わせて、彼女は身体を震わせ、悩ましげな吐息を漏らす。 「ふっ……ううっ! やっ! あっ……ああんっ……」 男はなおもサラのうなじを舐め回しながらも、両手で乳房全体を包み込むように揉みしだき始めた。乳首を責め続ける男とで、彼女の実りあるおっぱいの所有権を巡った争いでもしているかのような光景だ。 (か、彼女の……ッ、サラちゃんの、恋人は……彼氏は、俺なんだぞぉッ!!) 当のそんな存在を蚊帳の外にされた彼は、必死に心の中で訴えかける。しかし無論のこと、それは誰にも届くことはない。そのくせ、恋人が肢体を好き勝手に弄ばれる様を見せつけられているせいで、股間の怒張がはち切れそうになるくらいに膨れ上がっているのだから滑稽な話だ。 サラはといえば、度重なる快楽によって理性が溶け落ちかけているのか、もう抵抗らしい抵抗が出来ずにいる。 ぐったりと脱力して、されるがままに身を任せている。いや、むしろ、男の肩に手を回し、甘えるような仕草すら見せ始めているではないか。 「いけないんだぁ~~彼女さん、彼氏の前でそんな気持ち良さそうな顔しちゃって……。知らない男達の指で おっぱいいぢめられてるのにさぁ」 男はそう言いながら、両の人差し指で勃起した乳頭をくにゅりと押しつぶした。快感の芯を、柔肉に埋め込むように。そしてそのまま指先で転がし始める。 くりくりっ、つんっつんっ、くりゅくりゅ、こねこねこね……っ! 「こ、こんなの……あぁ、あああっ、乳首押し込みながら、み、耳、舐めるの……や、やぁ……ッ! ひぅっ、ふ、ふぅうっ……! おっぱいの横も……な、なんでぇ、そ、そこ刺激されると、やだぁ、ふっ、ふんっ、ふんァっ!」 サラは顔を真っ赤にして、声を上擦らせていた。 (お、俺のサラちゃんが、男達に無理やりされて、そんな声出すわけがないぃ……!!) しかし実際、あまりに淫靡な響きをもった鼻にかかる喘ぎが、彼女の口から漏れ出ている。耳に舌を這わせてながら、巧みに両手を動かして、彼女の胸を揉みほぐす男と、ひたすらふたつの蕾を虐め続ける男。二人がかりのしつこい愛撫によって、サラは確実に官能を引き出されている。切なげに眉根を寄せ、口元は半開きで、呼吸は荒い。瞳の端に涙を溜めているその様は、いつもの強気な彼女と遠くかけ離れてしまっている。 「乳首ビンビンにして、コリッコリの弾力させてさぁ、それでいて柔らかさも保ってるんだから、さわり飽きないよねぇ。指で押し込んであげると、健気に押し返して来るんだから、そりゃあ引っ張ってあげなきゃ可哀想だよねえ?」 そう言いながら男はサラの乳首を摘みあげて、親指と中指で挟み込むようにしてクリクリと責め立てる。 「おいおい、さすがにお前ばっかり乳首ちゃん独占するのズルいだろ。俺がスペンス乳腺責めてるから、こんなに感じてくれてるんだぞ? そろそろ俺の番だって。交代しろ。」 そう言ってもう片方の男がサラの右乳首を責める手を払い除ける。そのまま、その男の指は乳輪の辺りをくるくるとなぞり始めた。右乳首を手放した男は不服そうな表情を浮かべながらも、大人しく左乳首の責めに専念する形となる。尖りきった乳頭に爪を── 立てず、寸での位置に伸ばした人差し指をかまえた。そしてもう片方の手で、豊満な乳房を握るように力を入れる。 「ふっ、んんっ……! 」 そうされると乳肉が形を変えることで、先端が男の指先と密着しそうになる。が、男はその指を数ミリという単位で動かし、触れるか触れないかのギリギリの距離で乳頭を焦らし続ける。もう一人の男は相変わらず乳輪のまわりをゆっくり、正確になぞるだけだ。その際も肩や腋、横乳に至るまで柔軟に舌を這わせてくる。 (こ、こいつら……ッ! サラちゃんの身体を、好き勝手弄びやがって……ッ!) 明らかに乳首への刺激を焦らしにきている狡猾な二人の責めに、彼は歯噛みしつつも、サラが快楽に悶え苦しむ様を見せつけられ、股間の昂りを一層強くしてしまう。一対一の情事では、絶対に味わえないであろう背徳的な悦楽を、一方的に与え続けられている恋人。その絵面は、彼にとって未知の興奮を喚起させるものだった。 (ちくしょう、そんなに乳首が気持ちいいのかよぉ……。あんなにそそり勃たせて……っ! くそっ、くそっ、くそっ……! 俺以外の奴らに、彼女を汚されて……ッ! こんな屈辱、許せるわけがないのに、なんで、なんで……俺のアソコはこんなになってんだよ……っ!) 怒りと悔しさとは裏腹に、彼のペニスは痛々しいほど張り詰めてしまっている。 「彼氏さんも、彼女が感じてるの見て、昂ってるみたいだし、お似合いのカップルだよね~~?」 サラの両乳首を責め続けている男が言った。その声には嘲るような響きがあり、彼とサラを同時に貶めようという魂胆がある。そしてそれは実際、効果てきめんと言えよう。サラが男達の言葉に反応して、必死に首を横に振っているが、彼女の性感が高まりいるのが見てとれてしまうのだ。言葉責めですら、今の彼女にとっては強烈な毒になりうる。 「いやぁ、そんなこと言わないでぇ……あっ、ふあぁっ!? ひっ、ひぃいっ! だめっ、ひぃうぅぅっ! おっぱい、いじめないで……ッ! 摘むのは、やなのぉ……! く、くりくりしちゃ、んっ、ひぃぅううう!!」 サラが切羽詰まったような喘ぎをあげる。彼女の言葉が表すように、サラの両乳首は男の指によって形を歪まされている。中指と親指で挟み込まれ、転がれる様はまさに玩具そのもの。クリクリ、コリコリ、といった固い芯をなぞる、もしくはほぐすかのような指遣いが繰り返され、タイミングよく、男がその尖りをピンと掻いたり、挟み潰して弾けさせたりすると、その度にサラの腰が跳ねる。豊満すぎる乳房がぶるんっと揺れ動く。 「ひっ、ああんっ! も、もう、許して……お願いだからぁ……んんっ、ふっ! ふああぁっ! 乳首、感じすぎちゃってるから……っ! おかしくなっちゃうぅぅぅ!」 彼女は懸命に身体を動かして、快感から逃れようとするも、その肢体に絡みつく男達の腕からは逃れられない。それどころか、男の一人に腋を執拗に舐めらあげられてしまい、力が抜け、より一層胸を突き出す格好になってしまう。 (そ、そこも、サラちゃんの弱いところなのか? 知らなかった……。俺が触ってもくすぐったがるだけだったのに……ッ!) その事実に、彼は嫉妬心を募らせる。同時に、目の前に繰り広げれる淫靡過ぎる光景に、目を奪われてしまっていた。乳首を責められ、全身をくまなく舐められる恋人。もはや至る箇所にキスマークがつけられており、白い肌から浮き上がるそれは、まるでマーキングだ。彼女を力付くで犯そうとしてくれた方が、まだマシだったかもしれない。 それほどまでに、男達はねちっこく、狡猾に、そして効果的にサラに快楽を与あたえていっている。

Files

Comments

No comments found for this post.