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進行中のリクエストの文字数70%ほどの進捗早読になります。 シャニマスの円香と透にエロドッキリにあってもらいます。 円香は常々書いてみたいキャラでした。 ドッキリモノですが、視点は獲物である円香を指定いただいているので、試行錯誤してエッチさが伝わるようにしたいと思います。 この後の展開は、リクエストに希望もあるように透も巻き込んで水着を溶かして全裸になってもらおうと思っています。 一ヶ月後程度を目標にPixiv投稿予定となります。 ──以下、本文── (今日はニューオープンのプール施設の宣伝ロケかぁ……。まぁ、これならそんなに難しそうじゃないからだいじょうぶかな……透もいっしょだし) スタジオ収録の後、移動用の車の中で樋口は思案していた。 次の仕事は、とある大型レジャー施設プールの宣伝のためのリポートだ。水着姿でプールサイドを歩きながら、施設のアピールをするというもの。正直、水着姿はそんなに得意ではないが、まだ仕事を選り好みできる立場ではないのはわかっている。 (でも、あんまり愛想も良くない、それな身体も……な、私で良いのか、な……?) 少し自虐的な想いが浮かぶ。 ──中略。円香と透は水着姿でプールのリポートを開始する。── わいわいと人混みが賑わう中、二人はプールの入口ゲートをくぐる。ドーム型の天井は光が差すようになっているため、室内だが開放感があった。 カラフルなビーチボールが浮き輪と一緒に並んでいるレンタルコーナーを通りすぎ、奥へ進むと、そこには流れるプールやウォータースライダー、波の出る人工池などが並んでいた。 利用客は老若男女様々で、その中でも家族連れが多い印象だった。とりわけ子供を対象としたエリアは賑やかなようで、遊びたい盛りの少年達が我先にと煌びやかな水辺へ駆け出していく。 そんな光景を眺めながら、二人は水着姿でプールサイドを歩く。しかし、その様子はどこかぎこちなく、特に円香は実際、気恥ずかしかしを覚えている。 番組で用意されて水着はビキニタイプで、シンプルで飾り気が無い分、嫌に露出度の高さが際立ってるように思える。せめて、アイドルらしくフリルやリボンでも付いてればもう少し肌面積を隠せるのだが── (別に、そういう可愛いのが着たいわけじゃいんだけど……) 誰に対してかわからない弁明を心で呟きつつ、足を進める。パーカーを羽織っていいかを確認したが、何かと理由をつけられて却下されてしまった。室内の気温はじゅうぶんに高いはずなのに、心許なさからか身震いしてしまい、つい胸元を隠すように腕を組みたくなってしまう。 一方、隣にいる透は、いつも通りのマイペースさを崩さない。仕事だからなのか、それとも精神的に自分よりも大人で余裕があるだけなのか。どちらにせよ、それが──羨ましい。 ──中略。カメラがまわりリポートがスタートするが、プール内の悪ガキにセクハラ的悪戯をされてしまう。── 「今日は……こちらのプールに来ました。えっと、わぁ……すごい、人がいっぱい……」 辿々しい口調で円香がカメラに向かって語りかける。緊張しているせいか、声が上擦ってしまった。周囲からの視線──とりわけ男性からのそれが、全身に浴びせられる気がして、落ち着かない。居心地の悪さが、子供たちの甲高い歓声によって一層強調されるような感じがする。 とはいえ、今はリポーターとしての仕事を全うしなければならない。 自分なりの笑顔を作り、カメラに向ける。そこで、 ドンッ── と、自分の下半身……お尻に何かが衝突してくる感触。手でこづかれたくらいの衝撃だったが、思わずたたらを踏みそうになる。振り返ると、そこには小さな男の子が立っていた。小学校高学年くらいだろうか。はしゃぎ過ぎて視野が狭くなっていたのだろう。 彼は謝罪の言葉を口にしながらぺこりと頭を下げる。 (まぁ、こういうのも現地ロケあるあるだよね……) そんな風に考えながら、レポーターとしての役目を続けようと口を開こうとする。 (……ん? ) その少年は、なぜか円香のお腹に頭を押し付けてきた。申し訳なさが積もって項垂れてでもいるのだろうか。どちらにせよ、進行に不具合が出てしまうので、どうにか引き剥がさなくてはと逡巡する。その時だった…… ──グイィィィッ。 そんな擬音が周囲に響いたと錯覚するほどに強く、少年は円香の水着のボトムスを引っ張ってきたのだ。抱きつくようにまわした二つの腕で、円香のお尻が浮いてしまうのではと思うほど、まるで相撲でまわしを掴みあげるように激しく、だ。 ──ぷりんっ。 そうされると、小ぶりだが形の良いヒップが大胆に水着を食い込ませた状態で露になってしまう。 「な……っ、な……!?」 突然のことに円香は言葉を失い、パニックに陥る。 「お尻の薄いおねーちゃーんっ、Tバックサービスありがとー! またねー!」 当の少年は、それだけ言うと他の利用客溢れる雑踏へ走り去っていく。慌てて布地の食い込みを直す円香。頬はみるみると熱を帯びていって、耳まで真っ赤になってしまったのがわかる。こんなハプニング──まさか、アイドルとして活動している自分が、子供の悪戯によって生尻を晒してしまうなんて。羞恥心と屈辱感に苛まれ、目頭が熱くなってくるが、それだけは踏み止まろうと必死で堪える。 『円香ちゃん、進行して!』 そんなカンペがスタッフから掲げられ、ハッと我に返る円香。尻たぶに如何ともし難い外気を吸い込んだ感覚が残り続けているものの、とにかくリポートを再開しなければと気持ちを切り替えていく。 (と、とにかく……お尻はカメラには映されてないはず、だ、か、ら……) だからセーフ──などという理論は、いささか都合が良すぎるかもしれないが、それでも円香はそう思い込むことで平静を保とうとする。  そして、改めてカメラを正面に見据えると、 先程のアクシデントで紅潮したままの表情で口を開く。 「こ、このプールは、流れるプールやウォータースライダーなど様々な遊具が楽しめるエリアです。えっと、わぁ……流れてる。あっちの人工池ではボートにも乗れるみたいで……」 なんとかリポートを続けているが、いつも以上にどこかぎこちなく棒読み気味になってしまっている。それはそうだ。いくら子供の悪戯とはいえ、公衆の面前で、ほとんど布地を纏っていない臀部を露出してしまったのだから。その瞬間を思い出すと、恥ずかしさのあまり、まともにカメラを見つめることができない。俯きがちになり、時折、視線が泳ぎそうになる。 「そうっ、アトラクション的に遊べる所が盛りだくさんなんです! ではさっそく、行ってみましょう!!」 隣の透が珍しくテンション高めな声で割って入ってきた。どうやら、円香の心情を察してフォローしてくれているようだ。それにしても、あの程度のセクハラでここまで動揺している自分が情けない。 (浅倉だって、ああ見えて実はしっかりプロ意識を持ってるんだから……私も見習わないと……) そんなことを思いながら、隣に立つ幼馴染の顔を見る。気持ちを強く持ち直せた気がする。そのまま、浮き輪を使っての流れるプールを体験するという体で、二人は他の利用客に混じって進んでいく。やがて辿り着くと、浮遊感に身を任せながら、水流に運ばれるようにぷかぷかと漂っていく。 「なんか……うん、良いですね。クラゲになった気分?」 そんな風に自分でもよくわからない感想を口にしながら、透と共に、プールの流れに身を任せる。 すると、 ──グイィィッ。 今度は後ろの方から何かに強く引っ張られるような感触。 例の少年が再び現れて、円香の水着のボトムスを引っ張ってきたのだ。 (ま、また……!?) 油断していたわけではないのだが、不意打ちを食らうかたちとなってしまい、またしてもお尻に食い込む水着が酷くなる。 しかも、今回はさらに激しい。 少年の両手が、円香の下半身をホールドするようにまわされていたからだ。 まるで抱きつくようにまわされた両腕が食い込み、円香のヒップラインを露にさせてしまっている。 そして、その小さな手によって、水着のボトムスに更に深く食い込んでしまった。 またも水着の布地がお尻の割れ目に張り付いているだけの状態だ。どれだけこの行為に執着してやまないのか。 円香は慌てて手を離させようとするが、少年の手の力は子供とは思えないほど力強く振りほどくことができない。そうまごまごしている間にも、少年は執拗に食い込ませようとしてくる。いくら水中で、他の目には触れていないといっても、カメラがまわったリポート中にこんな辱めを受けるなんて。 (ちょっ……! いい加減にしてよ……!!) 浮き輪が邪魔をして、うまく抵抗できない。それどころか、身体を捩ることで逆にボトムスがどんどんお尻を絞めあげてきて、際どい箇所まで擦れてくるほどだ。悪ガキのおふざけと呼ぶには、あまりにも度が過ぎている。まるでジョーズの映画のように水面下での姿の見えない相手の襲撃に、円香は目を白黒させるしかできない。そんな中、 「ひゃ、ひゃあっ!」 ──ぺちんっ。 いや、水中なので実際そんな破裂音は響かないのだが、柔らかな肉が波打つ感覚で、円香は思わず声を漏らしてしまったのだ。要は──水着を剥かれた生尻を、叩かれた。 それを合図にしたように、少年が水面から顔を出す。悪びれもせずに、手のひらに握ったものを円香の顔に寄せてきた。 (こ、この……っ。ロケ中なのに、邪魔ばっかり……!) 怒り心頭、といった様子を隠せず、睨みの効いた眼差しを少年に向ける。だが、次の瞬間にはハッと息を飲む。なぜなら、少年が見せつけるように手にしていた薄型カメラのようなものに…… (ちょっ……こ、これって……っっ!!!) そこに映し出されていたのは、紛れも無く──自分、の下半身。Tバックのように水着を食い込まされて、臀部のほぼすべてが丸出しになっている状態の自分の姿が、鮮明に記録されていた。 (うそ……っ、撮られてた、の……っ?) 卑劣にもこの少年は、盗撮までも敢行するために自分たちの後をつけ回していたというわけだ。そして、まんまと悪戯──と呼ぶにはあまりに悪質な犯行だが──を成功させ、当の本人にアピールすることでさらなる悦に浸っているのだろう。 「えへぇー、この前お小遣いで買ってもらった水中対応カメラッ! おねえちゃんのお尻がキレイに映ってるでしょぉ?」 自慢げにしたいのはそのカメラのスペックか、それともアイドルの赤裸々なヒップを画像に収めたことか……ともかく少年は得意気に、円香に語りかける。 (信じらんない……! 最悪……!) 円香の心に沸々と湧き上がるのは、強い憤り。当たり前だ。自分の、グラビアでも見せないような肌色部──いくら、熟れる寸前のような果実を思わせる、瑞々しくも品のよいサイズ感をしているお尻とは言え──を映像として残されてしまったのだから。 (こ、こんなの……いったん撮影を中止して……) 円香がそこまでの想いに達したタイミングで、またカンペが視界に入る。そこには、 『次はウォータースライダー』 その文字を脳内で認識した途端、とても奇妙な感覚に陥る。沸騰しそうだった怒りが、無数の角氷を浴びせられたように冷やされていく。同時に、仕事を円滑に進めなくてはならないという使命感が生まれてきたのだ。抗えないほどの渇望に全身を支配されるような居心地の悪さの中、無意識のうちに円香は動き出していた。 隣に立つ幼馴染の少女の腕を引っ張ると、流れるプールを出て、その先のウォータースライダーへと向かっていく。少し奇妙と言えるその円香の行動だが、透も特に気にした様子は無くその後ろをついていく。 そのまま二人は、ウォータースライダー──まるで巨大な滑り台のような一大アトラクションの前にたどり着いた。水が流れるレーンの上に設置された、二つの大きな浮き輪が繋がったようなゴムボートの乗り物。それに二人で乗って滑っていくのが、このウォータースライダーの特徴のようだ。 円香と透は係員の指示に従い、待機列に並ぶ。するとすぐに順番がやってきた。設置されているゴムボートの前側にまず透が腰を下ろす。すぐ、続いて円香が後ろ側に座ろうとした──瞬間、 「お尻のキレイなおねーちゃん! また会ったね!!」 ドキンッ、と心臓が跳ねる。視線を向けなくてもわかる。その突然の声の主は、先ほど自分に嫌がらせをしてきた少年のものだと。次にされる行動を予測した円香は、素早く自分のボトムスを……お尻を、両手でガードする。 (もう、食い込ませなんて……させない……ッ) だが、そんな円香の意思に反して──少年は、そんな円香の後ろ手を掴み上げると、ぐいっ、と強引に引き寄せてきた。そんな思いも寄らない行為に、よろめくようにしてバランスを崩してしまう円香。気がつくと、まるで土俵際のうっちゃりのように、円香と少年との位置関係が逆転している。そうなると、主を待つゴムボートの後方座席のすぐそばには少年が居ることなり、自ずと── 「じゃあねぇ、桃尻おねーちゃぁん!」 そんな別れの言葉と共に、少年はゴムボートに乗り込み、発進させてしまった。もちろん、透は前に乗せたままで…… 「ちょ、ちょっと……!? あの子、何考えて……っ!」 慌てて伸ばした手は無力に終わり、流れる水の勢いでボートはすぐに視界から消えていってしまった。想定外の状況に一瞬言葉を失うが、すぐに階下へと駆け降りていく円香。それは乙女の勘か、虫の知らせか、ともかく嫌な雰囲気がじりじりと円香に焦燥感を与えていた。 息を切らせながら階段を降りた先にあるのは、スライダーの終点でありボートの着水地点。勢いをつけるためのロングストレートだけでなく、アールの大きなカーブが多数設置されているため、透達の着水より先に辿り着くことが出来た。 (お願いだから……っ! 何事もなく終わって……!) 祈るような気持ちで円香は到着を待ちわびる。カメラは平然とまわり続けているため、気が気でない。あの少年がなんの悪戯心も無しにボートに乗り込んだとは到底思えなかったからだ。 (いやらしいこと、されてないといいけど……) 円香のお尻に御執着だった変態少年。今まさに、透に何かしらのセクハラ紛いのイタズラを仕掛けているかもしれない。そう例えば── (水着のトップスを……捲り上げちゃうとか……) その様を想像して、円香は頭をブンブンと振る。そんな瞬間が、周囲の視線はおろか、撮影カメラにすら捉えられるなんて……考えただけでもゾッとする。いつも飄々としながら自分を支えてくれる幼馴染が、そんな恥態を晒すところなんて見たくない。 しかし、そうこうしているうちに、 最後のカーブを曲がるキレのある音と共に、ボートのハンドルをしっかりと握った透の姿が視界に飛び込んできた。円香は思わず、両手を胸の前で組む。果たして透の水着はなんの変哲もなく無事であった。 (よ、良かった……) 胸をなでおろす円香。ホットした瞬間、ボートは着水のため勢いよくスライダーから飛び出してきて…… 「……あっ」 円香は、つい間の抜けた声を出してしまった。水平姿勢で着水するはずのボートは、明らかに姿勢を崩していたのだ。少年の表情がスローモーションのように映る。その顔には、悪ガキという単語を具現化させたようなニヤけた笑みが浮かんでいた。 (あ、あの子……もしかして……っ!) 円香の脳内を、とある可能性が過ぎる。わざとボートを転覆するように着水させ、勢いよく投げ出された透に水中にエッチなことをする。例えば──身体を触ったり、水着を食い込ませたり、水着を剥ぎ取ってしまったり──といったことを。そう思いったったら、円香は自分の行動を止められない。ボートから滑り落ちるように二人が着水するのとほぼ同時に、円香は水の中に潜っていく。少年を羽交い締めにしてでも止めるために。 (透は……居た……ッ!) そして、次に少年を見据えようとする。しかし、その姿が見当たらない。一体どこに── さすがに息苦しくなって、水面に顔を出そうとする。その瞬間、背中に何か小さな感触が走った。それはまさしく、先ほどまで自分が危惧していたこと。しかし、酸素を吸おうと急浮上した身体では、それを確かめることも、阻止することも出来ない。大きな水飛沫をあげながら、円香は水の中から飛び出す。同時にすぐさま確認行動へと移る。自分の乏しめの胸に前後から触れてみると…… (な、無い……) そして、悪戯を成功させた子供のような無邪気な笑顔を浮かべながら佇んでいる少年が一人。手には、円香が身につけていなければならないはずの水着のトップスが握られていて。つまりは、そういうことだった。 「い、いやぁぁぁぁぁぁッ!!」 カメラはしっかりと円香の方を向いている。大きな叫び声のため、周囲の一般客の視線が一斉に集まる。そんな中で、円香は自分の小ぶりなおっぱいを両手で隠し──所謂手ブラと呼ばれるその姿さえ、アイドルがすればとつてもない 扇情的な絵になるのだが、それに気づく余裕などないまま──恥ずかしさと悔しさに打ち震えていた。 (う、映っちゃった、よ、ね……) 胸元を隠しながら、カメラとスタッフを一瞥する。アイドルの胸先のピンク色が露わになった瞬間なんて、公共放送で使える訳はないとはいえ、それが形として残されてしまっとという事実に、円香の頬の赤みが一層増していく。 ※後書きorアナウンス的な ありがたいことにリクエスト再開から早速数件いただきまして、また閉じさせてもらいました。 今月末に再開予定ですが、リクエストプランの適用が残っているフォロワーさんを優先したいので、ご了承ください。 もしくはDMなどで都度相談いただければーっ。

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