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進行中のリクエストの文字数70%弱ほどの進捗早読になります。 デレマスの温泉好きおねーさん二人組、瑞樹さん、楓さんに秘湯の野天風呂で痴漢にあってもらいます。 手癖のノリで書いたら楓さんのお尻責めばっかりになりましたが、ここから瑞樹さん責め予定です。描写として是非いれたいのは強制レズ的なアレです。 一ヶ月後程度を目標にPixiv投稿予定となります。 ──以下、本文── 「ふぅ、結構歩いたわね……でも、その分あっていい景色」 高台から広がる風情に溢れた光景を見下ろしながら、瑞希は澄んだ空気を吸い込み、満足げな表情を浮かべていた。 そんな彼女の隣で、同じように景色に見惚れている女性がいる。同じく、温泉巡りを趣味とする同僚の高垣楓だった。 彼女もまた、眼下の美しい自然の風景に目を奪われている……というより、野天風呂という秘湯感満載の雰囲気に、心奪われているようだ。 〜〜中略。野天温泉に浸っていると、集団の男性客が来てしまう。〜〜 「おっと、先約が居るようだぞ。うはっ、しかもえらい綺麗所な二人組じゃん」 突如背後の脱衣スペースから響く声。 (えっ? えっ? な、なんでひとの声が!?) 瑞樹は慌てて振り返ると、そこには何食わぬ顔で服を脱いでいる複数の男達が居た。大学生のような、自分たちより少し若いくらいの一団は、色めき立ちながら我先にと浴場に向かってきた。 慌ててバスタオルを掴んで、全身を隠そうとする。呑気そうな表情に見える楓も、やはりこの状況は良しとしないようで、同じくバスタオルを羽織ろうとしている。 「あ、あなたたちっ、い、いまは私たちの時間でしょっ! 」 精一杯語気を強めて、そう言うものの男たちは全く聞く耳を持たない。ニヤついた笑みを浮かべてこちらへ近づいてくる。 瑞樹は楓を手をぎゅっと握り、後退ろうとする。が、退路があるわけでもなく、簡単に男たちに囲まれてしまった。 「まぁまぁ、つれないこと言わないで、手違いがあったのかもしれないけど、俺たち大学の秘湯サークル。同じ温泉好きとして一緒に仲良くしようよ」 中心格らしき髪を染めたチャラい雰囲気の男が馴れ馴れしく話しかけてくる。繁華街でのナンパのあしらい方なら手慣れたものだが、こういった状況はさすがに想定外すぎて、どう対応すれば良いかわからない。瑞樹は助けを求めるように楓の方をちらりと見るが、彼女もクールな仮面の中に困惑の色が見え隠れする。 そんな中、チャラ男は調子に乗って瑞樹の肩に手を伸ばしてきた。思わず反射的に振り払うように腕を振るうと、バシッという乾いた音が響き渡る。 「ご、ごめんなさいっ!」 思いの外強い力で叩いてしまったので、つい謝罪が口をついて出た。しかし、それが相手の加虐心に火を付けてしまったことを瑞稀は知る由もない、なかった。男は一瞬、苛立った表情を見せたが、すぐに人の好い笑顔に戻る。 「いやいや、こっちこそいきなり不用意にさわったのが悪いよね。で、も……」 男がそう言葉を溜めたかと思ったら── グイッ。 バスタオルに指がかかった。しかも左右両側から引っ張られている。 「なっ、なにするんですかっ!?」 「温泉にタオル浸けちゃダメって受付で言われなかった? マナー違反だよぉ?」 口調だけは優しげに注意を促す男達だが、その下卑た視線は明らかに嫌らしい意図が含まれているのがわかる。抵抗しようと必死に身体を動かすも、自分よりひとまわりも大柄な男達に二人がかりで押さえつけられては、成す術がなかった。 楓は瑞樹を助けようと、咄嵯に身を乗り出そうとしてくれたが、それより早く別の男達に拘束され、羽交い絞めのような格好で瑞樹から引き離されてしまう。そのまま二人と最も容易くバスタオルを没収され、肢体が露わになってしまう。 「い、いやっ、み、見ないで……ください……っ!!」 瑞希は顔を真っ赤にして身を捩るも、両腕を抑えている男達はびくりともしない。 (な、なんでこんなことに……裸を見られるなんて、は、恥ずかしい……) 頭が沸騰しそうになるほどの羞恥心。乳房や、股間を隠したくても、腕を押さえられていてはそれすらできない。 「そんなに嫌がらないでよ? マナーを守って、裸の付き合いってやつが混浴の醍醐味なんだからさ」 チャラ男はそう言って、首筋から肩にかけてをゆるりと撫でてくる。嫌悪感に鳥肌が立つ。思わず悲鳴を上げそうになるところを堪えたが、実際に声をあげたところでこの辺鄙な場所に助けが来るはずなどない。どちらにしろ意味の無い抵抗と言える。 このままではいけない。なんとかしないと。焦燥感だけが募っていく。楓の方も、そのスレンダーな身体に男たちの手が無遠慮に這い回っている。このままだといつしかエスカレートしていき、取り返しのつかない恥態を晒してしまうだろう。 それだけは避けなければ。もしくは──せめて楓だけでも守らねば。 「その娘は……楓ちゃんだけは許してあげてください……お願いします」 瑞樹は観念したように目を閉じて、そう懇願する。すると、男達が笑い出した。 「あはっ、やっぱり君たちってアイドルの、川島瑞稀と高垣楓なんだねっ。うわぁ、すごい幸運だなぁ。温泉好きアイドル二人と秘湯で密着交流できるなんてさ」 男の喜色に染まった声が瑞稀を絶望させる。迂闊な発言により、自分達の正体をバラしてしまったのだ。表情が青ざめていくのが自分でもよく分かってしまう。動揺の隠しようが無いほどに、瑞樹の心臓が激しく脈打つ。退路を自ら断ってしまったような事態に、楓に対する申し訳なさがこみ上げてくる。 (ごめんなさい……楓ちゃん……。私のせいでこんな目に遭わせちゃってごめんなさい) 頭の中で何度も楓に向かって謝る。しかし、表で弱みを見せるわけにはいけないと、毅然とした態度を維持し続けるのが精一杯だった。 瑞希がそんなことを考えているとは露知らず、男達は二人の身体に対して好き勝手な視線を向けてきていた。 「やっぱりアイドルは綺麗な身体してるねぇ。腰もほっそりしてて、顔も小っちゃくて……なんかすげぇ興奮してきたんだけど」 「なぁ、おい! せっかくだから写真撮らないとなぁ!!」 スマホを取り出した男がそう提案すると、他の男達も賛同し、各々がカメラアプリを起動させ始める。 「やっ、やだ! そ、そんなの、ぜっ、絶対ダメッ!!」 瑞樹は必死に拒絶する。楓も珍しく狼狽した様子で、首を激しく左右に振っている。しかし、男達はそんな事お構いなしに、パシャリ、パシャリとシャッター音を響き渡せてきた。 (と、撮られちゃってる……私の、は、裸が……か、楓ちゃんも……ひどすぎる……) あまりの屈辱に瑞樹の目尻の端に涙が滲む。その様子を見て、チャラ男がニタニタと嫌らしい笑みを浮かべながら、瑞樹の背後に回り込み、背後から抱き着いてきて耳元で囁く。 「なにぃ? そんな悲しそうな顔してぇ〜。アイドルは笑顔でしょぉ? ほら、笑ってよぉ〜」 男はそう言いながら、瑞樹の両手首を掴みあげてきた。元々拘束気味に身体を押さえられ、腕の自由を奪われていたので、それ以上の意図がそこに付加されることなど、瑞稀の頭の中にはなかった。 だが、男の次の行動は瑞樹の予想を遥かに超えるおぞましいものだった。男は掴んだ両腕を両手を瑞樹の顔の両脇に持っていき、指を無理やり立たせるように力を込め始めた。人差し指と中指をV字に広げさせられてカメラに対してアピールするようなその格好は、そう──  ダブルピース。場が興に乗って、気分が昂っている時にしかしないようなポーズを、全裸を晒している状態で強制的に取らされたのだ。もちろん、その瞬間を逃さず、カメラのシャッター音は容赦無く鳴り響く。 「やっ、い、イヤァっ!! やめてっ、やめてくださっ……やめてっ!」 恥ずかしさの余り、声を張り上げて拒否するが、それでこの男が行為を中断してくれるはずがない。むしろもう一人に顎に指をかけられ、無理やりカメラの方に向けられる。 そのまま頬っぺたを引っ張られて、無理矢理口端を持ち上げさせられた。 「ほらっ、アイドルは笑顔、笑顔っ」 裸を撮られながら笑い顔を無理やり作られるという、この上ない屈辱。怒りと情けなさがない混ぜになって思考を苛み、そのまま意識を手放しそうになる。 「やめてっ!」 凛とした声が響く。男に羽交締めにされている楓が声を上げていた。 「瑞樹さんに非道いことしないでッ。その代わり、私なら何をしてもいいから。だから、もう……」 楓が懇願に、男はニヤリと下卑た笑みを浮かべた。瑞樹は自分の無力さに歯噛みする事しか出来ない。男達は楓を取り囲むように移動していく。ただ、一人だけは瑞樹の肩を抱いたまま離れようとしなかった。手を払い除けようとするが、しつこく腕を絡めてくる。そのせいで楓を気にかける余裕すら奪われてしまう。 「俺、楓さんのファンだったんだよねぇ。さすがモデルやってただけあって、キレイな身体してるよなぁ」 「おっぱいも程よい大きさで、形も良いし……乳首の色も綺麗で、舐めたくなるぜ」 男達が楓の肢体を好き勝手に品評する声が瑞樹の耳に入る。舌なめずりをするような下品な音すら聞こえてきそうだ。楓がどんな心境でいるのか想像しただけで、胸が張り裂けそうにな…… ──むにゅん。 そんな瑞樹の逡巡を汲み取られた──訳はあるはずもないのだろうが、不意に隣の男が背中越しに回してきた腕で瑞樹の右乳房を鷲掴んできた。唐突に襲ってきた刺激に思わずビクッと肩を震わせ反応してしまう。 「おっと、ごめんごめん。あまりに瑞樹さんのおっぱいが美味しそうで、つい手が滑っちゃったよぉ」 そう言いながらも指をわきっと数揉みしてきた後に、手を離す。 「ちょっと、瑞樹さんには手を出さないって……あ、ああんっ!」 抗議の声が楓から上がる。が、途中で甘い喘ぎなようなものに変わってしまった。瑞樹がその様子に目を向けると、どうやら両側左右から男二人にお尻を掴まれたらしい。手つきと、楓の顔を染め上げていく様から、尻ふさを割り開くようにして指を食い込まされているのだろうと容易に推測できた。悔しそうに唇を結ぶ楓を見て、さらに心が痛んでくる。 そんな楓の様子を楽しむかのように、男達は指を埋め込んだままであろう、無遠慮に左右に揺さぶる。 それに連動するように、楓の形良いおっぱいが、ぷるんっ、と揺れた。 「や、やめっ……お尻……そんなに広げないで……っ」 卑猥なことをされているのが如実に伝わるような艶っぽさが含まれている声だ。今すぐにでも助けたいと思うのに、隣の男の太い腕は力強く瑞樹の肩を押さえつけており、簡単に振り払うことが出来ない。 その間にも、楓を囲む男達の指はその双丘を蹂躙しているのだろう。楓の表情は許容できないものになっていた。 何かに耐えるように眉間にシワを寄せているものの、時折ビクンっと身体を跳ねさせ、唇を緩ませて熱い吐息を漏らしていた。 いつも飄々としていて、荒波事も難なく乗り越えてきた彼女が、今はまるで少女のように弱々しく震えている。それが、瑞樹にとっては自分の事以上に辛かった。潤んでいく瞳、朱に染まっていく頬、そして半開きになった口元から絶えず喘ぎ声のような声が漏れ出ていた。 「あっ、ふあっ、だ、だめ……っ、そこはぁ……」 その淫虐が瑞樹には見えない分、楓の発する言葉一つ一つが鮮明に耳に入ってきて、そして想像を掻き立てられてしまう。皺ヒダをピンと伸ばすように指を這わされ方思えば、後孔の周辺をくすぐるように触れられたり、ふとももの内側をゆっくりなぞられながら開脚を促され、でもやっぱり窄まりを狙われて……。 (やめて!お願いだから、もうやめてあげて!! いや──) あくまでそれは瑞樹の中の妄想である。あるいは煩悩かもしれない。そう気づいた時、身体の奥から湧き上がるものを感じた。 「あれぇ、瑞樹さん、なんか身体火照ってきてな~~い?」 男に茶化すように囁かれた。その事実が、はしたないことのように思えて、後ろめたくて俯いてしまう。それは楓が男達から受けている卑劣な行為から目を背けるのと同義のようなものでもあった。 「やっ、やぁ! ゆ、ゆびっ、入って……あぅっ!!」 楓の悲鳴に近い声が上がる。どうやら男の一人が、ついに彼女の秘めた地点に侵入を果たしてしまったようだ。それは、皺穴になのか、それともついには秘裂へと辿り着いてなのか、そこまでは分からないが、いずれにせよ、瑞樹にとって聞きたくもない悲痛な声だった。 「あぁ……やっぱりこっちはまだ早いかぁ……じゃあ、形の良いおっぱいで楽しませて貰おうかな」 「あ……んっ……や、やぁ……揉み方、は、はげし……」 「あー……いいねぇ……この感触……っ。最高だよ、楓さんっ。アイドルのおっぱい揉めるなんて夢みたいだ……!」 「そ、そんなの……っ……あぁっ、ち、乳首に、さわらなっ、んんっ」 楓から伝わる艶っぽい喘ぎが、瑞樹の心を蝕む。しかし、今の瑞樹には何も出来ない。ただ、アイドル活動の仲間──いや、それ以上に親友と呼べる存在が、男達にされるがままなのを正視出来なく、顔を逸らしているだけなのだ。 「うひひっ、楓さん、ここビンッビンになってきたよ? 気持ちよくなってきたんじゃないのかなぁ~? 弾かれるのがいいの? それとも摘みあげて、くりくりってしてあげるのが好きぃ?」 「んっ……そんなことっ……っんんっ……あああっ」 乳辱のありようが、耳を通ってくる。それすら塞いでしまいたい思いなのだが、それはただの現実逃避だとは分かっている。 それでも自分をかばったことで、男達の欲望の捌け口にされている楓を見るのだけは耐えられない。しかし…… 「ん、んむぅ……っ?! んんんっ、ちゅぷ……んふぅ……ふぁ……れろぉ……」 突如、その声がくぐもったものになって、瑞樹は咄嗟に顔を上げる。そこでは、拘束されたまま、男の一人からの濃厚なキスで唇を奪われている楓の姿があった。 アイドルが誰ともわからない一般人と恋人のような接吻を強要させられているという異常事態。その最中も、楓の四肢には他の男の手が、指が、舌が這い回っているのだ。 「おっ、楓さんベロチュー好きなのかなぁ? お尻の穴が弛んできたぞぉ。ヒクヒクしてきて、俺の指を美味そうにしゃぶってくれそうだぜ」 伴って、耳を疑うような卑猥な言葉が、楓の下半身を弄りまわしている男から発せられる。楓の身体に起こっている最悪の状況を突きつけられ、ついには瑞樹は心を強く奮い立たせた。 (嫌だ! これ以上、楓ちゃんを汚さないで!) 隣の男の腕を払い、楓に向かって湯船の中を駆け出す。楓の口腔内を貪っていた男を引き剥がすと、二人から、つつつと唾液の糸が引く。そんな不快な光景も怒りの原動力に変えて、瑞樹は二人の間に割り込むように身体を投げ入れて、楓を守るように抱き締めた。、彼女の身体を庇った。 「このっ、もうダメッ! 楓ちゃんから離れなさい!!」 震えながらも、男達を睨みつけて毅然とした態度をとろうする。だが、その瞳は潤んでいて、表情は怯えた小動物のように弱々しいものなのだから、迫力など微塵もなかった。 「おおっ、怖っ」 男の一人がそう言うが、全く臆した素振りはなく、口角は未だ吊り上がったままだった。そんな背筋がゾワリとするような笑みに囲まれ、瑞樹は身震いしそうになるのを必死に堪える。 「でも、せっかくの楓さんの厚意を無駄にしちゃったねぇ、瑞樹さ~~ん? そんないけないお姉さんには、お仕置きが必要だよねぇ~~っ?」 一人の男が嘲笑混じりに言いながら、身を寄せ合う瑞樹と楓へ迫る。それが皮切り──それが合図──だったかのように、周りの男たちも次々と動き出した。 「いやっ、やだっ! あっ……ああっ」 瑞樹の悲鳴は、最後には弱々しく力無い声になってしまう。 男達は一斉にふたつの女体に手を伸ばして、肩を掴んで強引に引き剥がしてきた。生まれた空間に滑り込むように手が入り込んできて、乳房やお尻、ふとももから、腋の下まで、全身くまなく這いまわって、まさぐられていく。 「やだぁ……やめてぇ……」 瑞樹達がなんとか身を捩る度、男達が乱暴に動く度に、ザブンッとお湯が波立って跳ね上がり、肢体にかかる飛沫が次第に激しくなっていった。そんな嗜虐心を煽るような情景に興奮したのか、男達の手の動きが激しく、狡猾に、執拗になっていく。 「や、やぁ……また、お、お尻ィ……っ」 楓の口から喘ぎにも似た哀願が漏れる。どうやら、楓の肛門に執着している男がいるらしく、そこばかりを狙っているようだ。そんな卑劣な淫虐に、彼女は為す術なく悶えている。クールビューティーと謳われるアイドルの尻穴を辱めるという享楽に酔っているのか、男はニタニタ笑いを浮かべながら執拗に指先を動かしていた。 「ひぃ……っ!? くひぃ……ひぃぃぃ……!」 楓の途切れ途切れの小さい悲鳴が、その指遣いの激しさを物語っていた。楓は臀部を蹂躙する指から逃れようと腰を必死に揺するかが、その所作は嫌に色っぽくて、男の嗜虐性を煽るばかりか…… くるっ。 その動きを利用されて、身体の向きを変えられてしまう。そうされると、まさに弄ばれているお尻が、瑞樹の正面に位置どることになってしまった。 「ひっ、いやぁぁぁぁ……っ!? み、瑞樹さん、見ないでください……」 楓の耳までが真っ赤に染まっていく。手首も掴みあげられているので、隠すことが出来なく、その匿孔がいぢくりまわされている様を晒してしまっていた。二人がかりで尻たぶを割り開かれて、外気に晒された菊座がヒクヒクと収縮を繰り返している。そんな恥ずかしい箇所を無遠慮に指が這いずりまわり、シワを伸ばすように撫であげたり、入り口をつついたりしているのだ。 「やっ、いやっ! こんなのっ! 瑞樹さんの目の前で、なんてぇっ! んぅっ、ううっ! あ、ああ~~っ」 まざまざと乱れていく楓の姿を目の当たりにして頭がクラクラしてくる。ついには孔壺に指が埋まり込むのではと、息を飲んでしまう程の淫靡な指遣いを目に焼き付けさせられてしまい、なんだか瑞樹も息が荒くなってしまう始末だった。 「ほぉら、楓さんのお尻の穴が広がっていくよぉ~~? 弄られて喜んでるんだね~~っ」 「やぁ……も、もう、やぁ……み、瑞樹さぁん……っ」 こちらを振り返った楓の、助けを求めるような視線が瑞樹を貫く。ドクンッ、と鼓動が跳ね上がる。それに呼応するように、遂に瑞樹の身体にも本格的に男達の指が触れ始めた。 首筋。背中。腋。ふともも──そんな箇所を、まるで神経をくすぐるように、じわじわと撫であげてくる。弱火で炙るような指遣い。しかし、決して途絶えることはなくて、瑞樹は焦れに焦れた熱を発散できないでいる。 (な、なんで、私にはこんな風な触り方……) やはり一方で楓は執拗に尻穴をひねり回されている。そうされて蕩けきった様子を間近に見せつけられたと思えば、今度は男がそこに顔を寄せ出す。 「あ……あっ、あぁああっ、だめぇ……! な、舐める……なんて……っああっ! やだぁ、舌入れちゃダメぇぇぇっ!!」 楓は完全に追い込まれている声音を上げていた。今まで味わったことの無い責め具に戸惑い、目を白黒させて喘ぎ、そして…… (楓ちゃん……感じてる……?) 瑞樹は、彼女が発情しつつあるのを感じ取ってしまった。肩を震わせて、男の粘膜の塊が、窄まりを狙い続ける行為に切なさを堪えきれていない。腰が揺れ動く様子は、肉欲が滲み出しているように思えて仕方がなかった。

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