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だいぶ前に書き始めたのですが、他の小説を書き始めたらそれっきり書いていない未完作品の1つです。せっかくなので上げてみます。 ああ、私は餓えている・・・。 大学に進学をしたのを機に上京し、マンションに一人暮らしを始めた。 すでに2ヶ月がたち、慣れない暮らしにもだいぶ落ち着きが出てきた。 大学では新しい友人も出来、そこそこ順調なキャンパスライフを送っている。 今年1年はバイトやサークルには入らずに生活を安定させることに苦心すると親と約束しているため、授業が終わればたいてい真っ直ぐ家に帰る。 最上階の一番奥の部屋を借りている私は、いつもエレベーターに乗るたびに自然と鼓動が早くなるのを感じていた。 思えば、この部屋を借りたのがいけなかったのか? それともこのマンションを選んだのがいけなかったのか? 考えればきりがないが、せっかくだ。 この逸る気持ちを少しでも落ち着かせるために、今までのことを振り返ってみよう。 最初は偶然だった。 元々狭い土地に無理矢理建てたマンションだったせいで、隣のマンションの角部屋との間が1メートルあるかないかというほどの狭い幅。 その為室内を見られたくない私は、常に向かいのマンションに面した窓にはカーテンを閉めいた。 しかしその日はたまたま何かのきっかけで普段閉め切ったままの状態のカーテンを開けていたのだ。 そして偶然にも向かいのマンションに住む住人もおそらくカーテンを開けたところだったのだろう。 驚きの表情でこちらを見た顔は、今でもはっきりと思い出すことが出来る。 『彼女』は、私とほとんど年の変わらなそうな若い女性だった。 もしもこれが男性だったなら、私は二度とカーテンを開けることはなかっただろう。 だが、自分とほとんど年がかわらない同性と会って、私は驚きつつも会釈で挨拶をした。 彼女も同じように会釈をし返してきて、そしてその日はそれ以上のことは起きなかった。 ああ、私は餓えている・・・。 その日以降、向かいのマンションに住んでいる相手が分かったので私は時折カーテンを開けるようになっていた。 とはいってもレースのカーテンはさすがに閉めたままではあったが、部屋がほんの少し明るくなり、気分的にも少し違った感じがして良い雰囲気になっていた。 向かいに住む女性とはたまに視線を合わすことは会っても、会釈をするぐらいの関係でそれ以上親密になることもなかった。 そうして数日が過ぎたころ、私たちの関係を変える二つ目のきっかけが起こった。 その日はたまたま大学の講義が延びて帰りが遅くなっていた。 いつもならとっくにかえっている時間を過ぎて帰宅した私が部屋に入ると、向かいの部屋の明かりが室内に入り込んでいた。 そういえばカーテンを開けたまま出たのを思い出しながら部屋の電気をつけようとした私の視界に、向かいの部屋で着替えている彼女が入ってきた。 彼女は下着しか身に着けていない格好で姿見の前で自分の体をチェックしているようだったが、 私にはそんなことはどうでも良かった。 私はただ彼女の巨乳や張り出たお尻に釘付けになっていたのだった。 内心自分のスタイルにそれなりの自信を持っていた私が、一瞬でも負けたと思ってしまうような見事なスタイルだった。 張りのある大きなお尻に食い込むショーツ、見事に実った柔らかそうな巨乳を包み込むブラが、 彼女の体を淫靡なほど際立たせていた。 しばらく身動きが取れなかった私は、ジッと彼女の体を凝視していたが、 ふとこちらの視線に気づいたのか、彼女が振り返った。 彼女は暗闇の部屋の中から自分をジッと見てくる私に気づいて、驚きの表情を浮かべてとっさに両手で体を隠した。 しかし彼女は私の視線が両手で隠されたことで大きく歪んだ巨乳にむいていることを察すると、 おそるおそる両手を胸の下に持っていくと、その手で自分の巨乳を持ち上げてこっちに見せ付けてきた。 彼女の顔は自分の巨乳に絶対の自信があるかのように、堂々とした笑みを浮かべていた。 それを見て我にかえった私は、慌てて窓に駆け寄るとカーテンを閉めて彼女から見えないようにした。 そのときの私の胸の中では、激しい屈辱感が湧き上がっていたのだった。 ああ、私は餓えている・・・。 それから2,3日経ったが、私はあの日からカーテンを開けていない。 あの時感じた屈辱は日に日に増してきて、昨夜は夢にまで見たほどだった。 どうにかして彼女を見返したかった私は、人生で初めて大人の下着をネットで買ってしまったのだ。 そして今日届いたのその下着が入った箱を前に、私は気持ちを固めていた。 おそらくこれを着たらもう後には引けない。 引き返すなら今のうちしかない。 だが、私はこの屈辱を晴らすために引くつもりは毛頭なかった。 服を脱いで下着姿になった私は、目の前にある箱を開けて購入した下着を取り出す。 今までは地味な下着しか買っていなかった私にとってこの下着はかなりアダルトだったが、 意を決してそれを身に着けていった。 思いのほか胸やお尻にしっかりとフィットして、全身を締め付けられながらも気が引き締まるような思いだった。 私は下着姿のままで久しぶりに向かいの部屋側のカーテンを開けた。 どうやらまだ彼女は帰宅してないようで部屋の電気はついていなかったが、 何より気になったのがカーテンが閉められていないことだった。 その事実が私をより一層苛立たせた。 私はその苛立ちを抑えるために一旦彼女の部屋から意識を外し、姿見の前で自分の下着姿を確認した。 密かに自慢に思っている巨乳がこれでもかと強調されており、お尻の割れ目に食い込み気味のショーツがヒップラインを盛り上げている。 まさに女を感じさせる姿に、私は自分自身の体にかかわらず少なからず興奮していた。 そのまま姿見の前でいろいろとポーズをとって自分の体を確認していると、ふと誰かの視線を感じた。 私がそれに向かって振り返ると、暗いままの向かいの部屋から彼女が私を凝視していた。 まさに数日前とは正反対の状態だ。 だが、それこそ私が待っていた状況だ。 私の顔には意識するまもなく、自然に笑みが浮かんでいた。 彼女に見せ付けるため、私は下着のみを身に纏った自分の体をくねらせて胸やお尻を強調するポーズをとった。 彼女の視線が私の体を這って嘗め回すように視癇しいるのが分かる。 たまらなく自分の飢えが満たされていくのが心地よかった。 私が彼女の顔に視線を送れば、屈辱に歪みながらも興奮してたまらないと いう視線を送り返していた。 そうだ。やはりそうだ。 私は自分の考えが間違っていないことを確信した。 ならば、次にとるべき行動は決まっている。 私は彼女に見せ付けるように胸を覆っていたブラを脱ぎ捨てた。 『!!』 彼女が驚いて目をむいている。 その顔を見るだけで、私の内側が満たされていくのを感じる。 だけど、まだまだ足りない。 私は胸の下で腕を組み、自分の腕で胸を持ち上げて彼女に見せ付けた。 彼女の視線が私の胸に釘付けになり、その整った顔が歪んでいくのが見えた。 こんな挑発をされた彼女の気持ちを考えるだけで、私は今にも達してしまいそうなほど感じていた。 もっと、もっと感じたい・・・、そう思ってさらに行動を起こそうとする直前、彼女は窓に駆け寄るとカーテンを閉めてしまった。 ・・・・・・残念。 でも、私は『次の』機会があることを確信していた。 なぜなら、カーテンを閉める前に見えた彼女の顔には・・・・・・歪な笑みが浮かんでいたのだから。 ああ、私は餓えている・・・。 それからまた2,3日が経った。 あの日以降向かいのマンションの窓のカーテンは閉められたままだった。 しかし私は何も心配してはいなかった。 最後に見た彼女の歪な笑み・・・あの表情はここ最近鏡でよく見るものだ。 だから彼女の内心は私が一番よく理解いていると思う。 そんなことを考えながら部屋でくつろいでいると、自分の背後から強烈な視線を感じ取った。 ゆっくと振り返ってみれば、そこには案の定カーテンを全開にして部屋の真ん中で立っている彼女の姿があった。 彼女は今まで見たことがないほど鋭い視線で私を睨みつけてくる。 その視線を浴びているだけで、私の心臓はどうしようもないほど鼓動を速めていった。 私が沸き上がる期待と興奮を押さえつけることに苦心していることを知ってか知らずか、 彼女は私に見せつけながら着ていた衣服を一枚、一枚と脱ぎ始めていった。 私はただただ彼女のストリップショーに目が釘付けになっていた。 正直最初から下着姿で来ると予想していたため、焦らすようにして衣服を脱ぎ始めるのは意外だったが、 これはこれでかなりくるものがある。 瞬きする間も惜しいほど食い入るように見つめている私に、どうやら彼女はいたく満足感を感じているようで、 最初は固かった表情に嫌らしい笑みが浮かんでおり、動きもだんだんと扇情的になってきた。 そして遂に下着だけの姿になると、彼女はゆっくりとブラに手をかけてそれを脱いでいった。 ぷるんっ そんな音が聞こえたような気がするくらい、彼女の胸は大きく跳ねた。 右手の指でつまむように持っていたブラを床にポトリと落とす姿がかすかに視界に写っているが、 私は彼女の胸を凝視することに夢中だった。 私と同じくらいの巨乳がきれいな形をしてそこにあった。 十分な張りをもち、それでいて少し触れれば指が沈んでしまいそうなほど柔らかさを感じさせる。 きれいな肌をしており、淡い桜色をした乳首がピンと立っている。 たならない・・・私の心の底からあの巨乳を・・・いや彼女をどうにかしてやりたいという欲求が際限なく湧いてくる。 しかしふと彼女の顔を見れば、彼女はトップレスの格好のまま腰に手を当ててこちらを眺めていた。 その視線は私に何かを求めているようで、そして私はすぐにそれを察した。 座っていたベッドから立ち上がり、私は彼女と正面から向かい合う。 互いに別々のマンションにいながら、ほんのわずかしかない間隔をあけて対面している。 窓は締め切っているためお互いの声は聞こえないが、声がなくても相手の目を見れば気持ちはおおよそ察せられる。 私は彼女が求めているように、そして自分も求めてやまないことを得るために、 ゆっくりと来ていた衣服を脱ぎ始めた。 彼女に見せつけ、彼女が欲情し、彼女が屈辱を感じるようにと願いながら一枚、一枚脱いでいく。 そして遂にブラを外して彼女と同じトップレス姿になると、彼女の視線が私の胸に釘付けになるのを感じた。 ああ、すごくいい・・・ 彼女の視線を感じるだけで、私の飢えていた何かが満たされていく。 私はもっと満たされたいと思い、前回できなかったことをやり始めた。 『!!』 彼女の顔が驚きと興奮と屈辱に染まる。 私はその顔を見つめながら、自分の巨乳をこれ見よがしに揉んでいった。 これでも私は自分の胸にかなりの自信を持っている。 こうしてただ揉むだけでもかなり淫靡な光景が彼女の視界に写っているはずだ。 「!!!」 やっぱりそうだ。彼女ならきっとと思っていたが、やはりそうだった。 彼女は私が胸を揉んでいる姿を見ながら、自分の胸を揉んでいた。 それだけではなくとがった乳首も軽く指でつまみ、私に向かってとろけた表情を見せつけてきた。 そんなものを見せられたら、もう止まれない。 私は本気で自分の胸を揉み、乳首を刺激し始めた。 向かい合わせのマンションのそれぞれの部屋で、お互いに自分の胸を揉む姿を見せ合う私たち。 私の口からは普段オナニーをする時以上の卑猥な声が出ていた。 声は聞こえないが、彼女の様子を見るにあちらも相当乱れている様子だった。 彼女の股間を覆うショーツにはすでに色濃いシミが広がっており、かなり感じているみたいだ。 私も自分の股間が今までにないくらい濡れているのを感じていた。 すでに数回軽い絶頂を迎えていたが、それでもまだまだ物足りない。 もっと、もっと満たされたい私は、ついに胸を揉んでいた右手を下に持ってくると、ショーツの中に入れていった。 くちゅっ その音を聞いた途端、私の口からは絶叫が迸っていた。 軽く割れ目をなぞっただけなのに、私は今まで感じたことがないほどの絶頂を迎えていた。 腰が勝手にがくがく動き、子宮から熱いしぶきがあふれ出てくるのがはっきり感じとれた。 右手がぐしょぐしょに濡れて、ショーツにシミが広がっていっているのがわかる。 さぞや淫靡な顔をしているのだろう、私の痴態を目の当たりにした彼女は自分の胸を揉む手を止めて私のことを食い入るようにして見ていた。 私が絶頂の余韻に浸りながら彼女に向かってほほ笑むと、彼女の喉がごくりと動くのがはっきり見とれた。 そして彼女はゆっくりと右手を下に持っていき・・・・・・ 私はその痴態を、息をするのも忘れるぐらい見入っていった。 彼女の姿はまさについ先ほどの私の姿。 それは快楽に溺れる浅ましい雌でありながらも、私をひきつけてやまない淫靡な光景だった。 腰が震え、ショーツにシミが広がり、透明な液体が床に飛沫となって飛び散っている。 彼女は激しく喘ぎながらも決して膝をつくことなく私に痴態を見せ続けた。 やがて余韻が落ち着いてくると、彼女は私に向かって勝ち誇ったかのような笑みを向けてきた。 それを見て、私の心は燃え上がった。 望むところっ 私が再び胸を揉み、ショーツに入れた指を動かし始めれば、彼女も同じように自らの胸と股間にやった手を動かしていく。 私たちは何度もお互いに痴態を見せつけあいながら、気を失うまで自分の体を慰め続けていったのだった。 ああ、私は飢えている・・・。 チンッとエレベーターが最上階についた音で私は意識を取り戻した。 少し速足で自室に向かう私の頭の中は、これからやろうと思っていることでいっぱいだった。 部屋につくと玄関にしっかりカギをかけて明かりをつける。 彼女の部屋と向かい合わせになっている窓にはもはやカーテンはかかっておらず、お互いにはっきりと相手の部屋の中が見えるようになっているが、 彼女の部屋に明かりはついていないのでまだ帰ってきていないようだ。 そのことに少し、いやかなり残念に感じつつも、私は持っていたカバンをおいて部屋の片づけを始めた。 邪魔なものはしまい、簡易テーブルもたたんで部屋の中を広く使えるようにした。 そうして片づけが終わったとき、彼女の部屋に明かりがついた。

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