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本当はもう少し書いてから上げるつもりだったのですが、先週階段から落ちたせいで少し腰痛に悩まされており、思ったように進んでいません。 何とか今月中には完成させる予定ですが、もしかしたら少し遅れるかもしれません。楽しみにされている方々には大変申し訳ありませんがご容赦いただければと思います。 見渡せば青々と輝く稲の葉が辺りいったいに広がっている。 この穏やかな田舎の風景は、私の心を落ち着かせてくれる。 大学進学をきっかけに上京した私だったが、結局都会の空気にはなれることはできなかった。 幸い夢であった教員になることができたので、それを機にこうして地元に戻ってくることにした。 正月やお盆などには毎年戻ってたが、やはりこうして見慣れた風景を見ていると、 自分は田舎者なのだなと思わず苦笑が漏れた。 それは決して自虐ではなく、むしろそういう思いが自然と湧き上がってくることに不思議な心地よさを感じていた。 けれども、その心地よい思いの中に大きなしこりがあることを私は忘れてはいなかった。 いや、忘れられないといったほうが正しいのだろう。 当時中学生だった私は手芸部に所属していた。 昔は文科系の部活が今よりも多く、手芸部も私が入るまではそれなりに人気があったのだが、 ちょうど私の世代から運動系の部活が増えてそちらに多くの人数が流れてしまった。 そのため、最初の体験入部では私の他に五人ほどの女子がいたのだが、 その女子のほとんども結局は仲の良い友人に誘われて運動系の部活に行ってしまい、入部したのは私ともう一人の女子のみ。 そして彼女こそ、私と根深い因縁を抱えることとなった相手だった。 初めて出会った時からあまり馬が合わないとは感じていた。 容姿は悪くもないし、何か意地悪されたわけでもない。 物静かで自分の作りたい作品に没頭しており、特にトラブルも起こすような子ではなかった。 だけれども一度これと決めたもは最後まで突き通したいという頑固な一面も持っていた。 私はどちらかといえばできないことはあきらめて次に切り替えるタイプだから、 お互いに自分と正反対の思考が気に入らなかったのではないかと、今では考えている。 最初の一年は特に問題はなかった。 次の一年は少し険悪な雰囲気になりつつも問題なく過ごした。 だが、最後の一年がとんでもない年になった。 私たちのあと、手芸部に入部する生徒が全くいなかったのがことの始まりだった。 先輩たちが卒業し、後輩も入らない手芸部は私たち二人っきりの部活になり、 そして私たちがいなくなった後は廃部になることが決定していた。 彼女は手芸部が廃部になることがどうしても我慢ならないようで、部活動のアピールを積極的に行っていた。 普段物静かな彼女が精いっぱい努力している姿は、彼女のことを好きではなかった私でも手伝ってあげようという気にさせた。 私も今まで作っていた作品を用意し、彼女に相談をして二人で一生懸命部活動のアピールを続けていった。 その時の私たちは確かにお互いに協力し合い、今までの少し険悪な雰囲気を吹っ切れた良い関係を築けていたと思う。 しかし努力の甲斐なく新入部員はゼロ。 部室も今まで使っていた部屋ではなく、誰も来ない裏校舎の隅の部屋に変更されてしまった。 そんな新しくも寂れた部室で悔し涙を流す彼女を、私は私なりに慰めた。 もう決まったことはしょうがないと私は完全にあきらめて切り替えていたのだったが、彼女にはどうやらそれが許せなかったようだ。 彼女の怒りの矛先は私に向き、激しく私を罵倒してきた。 それは今まで彼女が私に感じてきた鬱憤の発露だった。 普段の彼女とはかけ離れた様子に私はただただ驚いた。 感情的に私を罵倒し、涙目で睨みつけてくる彼女。 その姿に目を奪われた私は、無意識のうちに体が動いていた。 乾いた音が部室の中に響き渡る。 熱くなった手のひらの感触を、私は今でも鮮明に思い出せる。 私はまったくの無意識のうちに、彼女の頬を思いっきり叩いていたのだった。 先ほどまであらん限りの感情を爆発させて私を罵倒していた彼女は、顔を横向きにそむけて呆然としていた。 ゆっくりと自分の頬に手を当てる彼女は、自分が叩かれたことが信じられない様子だった。 私はそんな彼女を見て、叩いてしまったことを謝るよりも先ほどまで罵倒されていたことに今更ながら怒りを感じていたことに気づいた。 未だ呆然としている彼女に向かって、私は感情の赴くまま彼女のことを罵倒し返した。 今まで溜まっていた鬱憤を晴らす勢いで彼女を罵倒した私は、胸の中がすっとする感じがした。 しかしそんな思いもすぐに吹っ飛ばされることとなった。 再び乾いた音が部室の中に響き渡った。 何が起こったかは、私の熱を持ったかのように熱くなっている頬ではっきりとわかった。 横にそむいていた顔をゆっくり正面に向ければ、腕を振り切った姿でこちらを睨みつけてくる彼女の姿があった。 私に罵倒されて悔しかったのか、それとも私を罵倒して感情が高まった結果なのか、彼女の目じりには涙が浮かんでいた。 もはや私たちの間に言葉は不要だった。 私も彼女もまるで獣のような絶叫を上げながら相手に掴みかかった。 私は他人と取っ組み合いの喧嘩などしたことがなかったため、ただただがむしゃらに彼女の髪を引っ張ったり、 手を振り回して体中を叩いていった。 はたから見ればまるで幼稚園児の喧嘩のような、みっともない光景だったことだろう。 それでも私は、そしておそらく彼女も全力で互いにぶつかり合っていったのだ。 結局下校時刻まで散々取っ組み合っていた私たちは、体力が尽きて動けなくなったことで自然と取っ組み合いをやめた。 お互いに髪の毛はぼさぼさで制服も乱れていた私たちは、少し離れて座り込んで睨み合った。 肩で息をしながら懸命に私を睨みつけてくる彼女。 そして同じように私も彼女を睨みつけていた。 部室の中には私たちの荒い息遣いしか聞こえない、先ほどまでとは打って変わった静けさが満ちていた。 私はゆっくり立ち上がって身だしなみを整えると、カバンを持って部室から出ていった。 部室の扉を閉める際に立ち上がった彼女が私をじっと睨みつけていたが、私は怯むことなく彼女の視線を真っ向から睨み返し、そして扉を閉めた。 これが彼女との因縁の始まりだった。 次の日の放課後、私はまっすぐ部室に向かった。 彼女と取っ組み合いの大喧嘩をした部室に、わき目もふらずに向かう。 普通なら部室どころか彼女に近づくことを忌避するだろう。 だけど、私は自分が思っていたよりも負けず嫌いな性格をしていたらしい。 昨日の取っ組み合いで決着がつかなかったことがどうしても気になって仕方がなかったのだ。 私が部室に着いたとき、彼女は来ていなかった。 誰もいない裏校舎の部室で一人でいる私だったが、私は彼女が来ない可能性を全く考えていなかった。 去り際に見た彼女の瞳、それが彼女がここに来ないという可能性を除外させていた。 そして私の考えは間違ってはいなかった。 ガラガラという音とともに扉が開き、部室に彼女が入ってきた。 彼女は先に来ていた私に気づくと、鋭い視線で睨みつけながら扉を閉めた。 そのまま椅子に座っていた私の前まで来ると、私の前にある机にこれ見よがしに乱暴に自分の鞄を置いたのだった。 それがこの日の開始の合図となった。 すぐさま立ち上がり彼女に掴みかかる私に、それを迎え撃つ彼女。 お互いに言葉にもならない叫び声を上げながら再び激しい取っ組み合いを繰り広げた。 そうしてまた下校時刻までさんざん掴み合いの喧嘩をした私たちは、それから部活がある日は毎回喧嘩になった。 もはや手芸部の部室は部活をするところではなく、私と彼女の喧嘩をするための闘技場のようなものになったのだった。 幸か不幸か、私と彼女の力の差は拮抗しており、私たちの取っ組み合いは決着がつかないままだらだらと続いていた。 しかしそんな私たちの関係が大きく変わるきっかけが起こった。 8月の登校日、その日が私と彼女の関係を決定づけた。 夏休み中、私と彼女はお互いに会うことはせずに平穏に過ごしていた。 私たちは暗黙の了解で部活がある日の部室でのみ喧嘩をすることにしていたので、部活がない日はいたって普通の生活を送っていた。 だが今日は違う。 登校日の後は文科系の部活がある。 運動系と違って文科系は基本的に夏休み中の部活はない。 けれども今日はしっかりと部活がある。 私はホームルームが終わると、久しぶりの部室に一直線に向かった。 誰も来ない裏校舎は夏の熱気でまるでサウナのようだった。 汗をたらしながら部室に着くと、そこにはすでに彼女が来ていた。 彼女は遮光カーテンを閉めて日差しを遮り、部室にある扇風機を全開でまわしていたが、 それでも肌を伝う汗は抑えられていないようだった。 これからさらに汗をかくことになる私たちだが、さすがにこのまま始める気にはなれなかった。 私は遮光カーテンが閉められていることをいいことに、部室の扉にカギをかけてからその場で制服を脱ぎだした。 驚く彼女ではあったが、すぐに私の意図に気づいたのだろう。 彼女もまたその場で制服を脱いでいった。 そして下着姿になった私たちは、汗だくの体で向かい合った直後に相手に襲い掛かっていた。 夏休みまでほとんど毎日といっていいほど取っ組み合いをしてきた私たちにとって、夏休みは平穏ではあれど退屈な日々だった。 休みの日々で溜まった鬱憤を晴らすために、最初から私たちは相手の髪を引っ張り合いながら激しい取っ組み合いを繰り広げた。 縺れ合って床に倒れた私たちは、全身を絡ませて揉み合いを続けていた。 何度も上下を入れ替えて床を転がり、相手と叩き合った。 全身から噴き出す汗を混じり合わせながら、彼女の肌と私の肌がこすれ合う感触はとても忘れられるものではない。 そしてこの日も体力が尽きるまで取っ組み合いを続けていた私たちだが、彼女の一つの行動が今までとは大きく違った結果をもたらした。 彼女の上をとって押さえつけていた私をどかそうとしたのだろう。 普段なら制服を着ているためいくらでも掴むところがあったが、この日は下着姿で喧嘩をしていた私たち。 激しい取っ組み合いでブラが脱げかけていたのも気にせずに取っ組み合っていた私たちだったが、 彼女は私のショーツを鷲掴みにすると、思いっきり上に引っ張り上げたのだった。 私の口から、私が今まで発したことがない甘い悲鳴があがった。 お尻とあそこにショーツが激しく食い込んでくる感触に思わず悶えてしまった。 もとより裸に近い格好で取っ組み合っていた私たちは、少なからず感じてしまっていたが、 ショーツを食い込まされたことで、我慢していた快感を思いっきり刺激されてしまった。 彼女は私の喘ぐ姿に最初は驚いていたようだったが、すぐに勝ち筋を見出したためか遠慮なく私を攻め立てていった。 私のショーツを握りしめて食い込ませたまま私を上から振り落とした彼女は、もう片方の手で私のブラをはぎ取ると胸を揉み始めたのだった。 喘ぎ悶える私の姿に気をよくした彼女は、罵倒を交えながらさらに私を性的に攻め立てていった。 あの時の彼女の歪んだ笑みを、私は一生忘れない。 私は抵抗虚しく初めて他人にイカされた。 それも喧嘩をしている彼女の手で。 一度イッても彼女は私を攻めることをやめず、敏感になったクリトリスを容赦なく擦り上げてきた。 腰を跳ね上げながらイキ、私のあそこから熱い飛沫が噴き上げても、彼女はやめるどころかなおさら攻め立ててきた。 彼女の舌が私のあそこを舐める感触、喘ぐ私を愉悦の表情で見下す彼女の顔。 その時のことを思い出すだけで、今でも私の腸がねじれるほどの屈辱を感じて仕方がない。 結局彼女にいい様にイカされ続けた私は、彼女が満足するまで体を弄ばれてしまった。 彼女が去った部室に一人取り残された私は、自分の噴き出した愛液の後始末をした後家に帰った。 その日は夕飯も食べずにベッドに入り、悔し涙を流し続けた。 もはや彼女と仲直りをする選択肢は、私の中になかった。 翌日、私は彼女を部室に呼び出した。 思えば彼女に連絡を取ったのはこれが初めてのことだった。 彼女は呼び出された理由など当然のごとくわかっており、私が遮光カーテンを閉めて下着姿で待っていても驚かなかった。 扉にカギをかけた彼女も制服を脱いで私と同じように下着姿になる。 本来なら夏休みで部活がないはずの部室の中で、今までにない形で私たちの喧嘩が始まった。 しかしこの喧嘩はあっさりと勝負がついた。 まあ、彼女を犯すつもり満々だった私と、一度私を犯して油断していた彼女では持ってた覚悟に違いがありすぎたのであろう。 私は自分のショーツが食い込まされようが、ブラをはぎ取られようが、イカされようが彼女を犯すことをやめなかった。 汗と愛液を部室に飛び散らかしながら女体と女体をぶつかあった私たちだったが、 私の勢いに押し流された彼女は、昨日の私のように無様な姿を晒すことになった。 腰を引くつかせるたびに彼女のあそこから少量の飛沫が飛び散っていく姿。 顔を快感で真っ赤に染め上げつつも、屈辱の表情で私を見上げる涙目。 イキすぎて起き上がれなくなった彼女を見下ろしてその姿を私は記憶に焼き付けると、 私は彼女にイカされて濡れたあそこを堂々と彼女の目の前に晒した。 そして私は彼女の顔に自分のあそこを押し付けると、彼女の顔を使って自慰をしたのだった。 その時感じた快感は、今までの人生の中で最も甘美なものだった。 私が満足して彼女の顔から腰を上げれば、私の愛液まみれになった顔でほぼ意識をなくしている彼女がいた。 当然私はそのまま彼女を捨て置いて部室から出ていった。 ・・・そして夏休みが終わるまでほぼ毎日、彼女と犯し合う日々が始まったのだ。 次の日、彼女に呼び出されて部室に行けば、そこには案の定遮光カーテンを引いて外から部室内が見られなくした状態の中、彼女は全裸で待ち構えていた。 私は部室に入るとカギをかけ、同じように制服を脱ぎ、下着を脱いで全裸になった。 その間彼女の鋭い視線が私に釘付けだったが、私は怯むどころか興奮しっぱなしだった。 お互いに一切身にまとわず生まれたままの姿になった私たち。 熱い部室内は立っているだけでも汗が垂れてくる。 私たちはお互いの汗が顎を伝って床に落ちた瞬間、互いに相手を犯すために襲い掛かっていったのだった。 そうして何度も犯し、犯された私たちは、負けた方が次の日に相手を誘った上で部室に先に来るという暗黙の了解が出来上がった。 仮に負けても私たちは相手に屈服することだけはしなかったため、すぐに再戦となった。 私と彼女は何度もお互いの肌と肌をぶつけ合い、互いのあそこを打ち付け合って女を競い合った。 部屋の中には互いの汗と愛液の匂いが充満し、部室に入るだけで無条件である程度興奮するまでになった。 だが、この誰にも邪魔されない裏校舎の部室での淫猥な日々は夏休みが終わるまで続き、そして夏休みが終わるのと同時にあっさりと終わりを迎えた。 単純な話、部活が終わってしまい部室が使えなくなったからだ。 私も彼女も部室で犯し合っていたため、部室が使えなくなったことで肝心の場所を失った。 またクラスも違うためわざわざ会いに行くこともせず、そして何より受験勉強が本格化したことなどが重なり、 それ以降中学時代で彼女と喧嘩をすることはなくなった。 慣れ親しんだ道を歩いていく。 かつてはよくここを通り学校に通っていたと感慨深い思いに駆られた。 周りの自然を楽しみながら歩いていく私だったが、ふと一本の脇道が目に入った。 その先には木材などを置くための資材置き場があるのだが、私にとってはそこもまた濃い思い出が残っている場所だった。 私は自宅の近くにある高校に進学したのだが、彼女は隣町の高校に進学したようだった。 あの夏の日からほとんど会わなかった私たちは、特に連絡を取り合うこともなく中学校を卒業して別れた。 おそらくこのまま彼女とは道が分かれて、中学時代の秘密の出来事として過去のものになっていくのだろう。 当時の私はそう考えていた。 ・・・偶然彼女と再会するまでは。 それは本当に偶然だった。 高校では部活に入っていなかった私は、学校が終わればすぐに家に帰っていた。 しかしその日はたまたま帰りがいつもより遅くなった。 いつもより遅い時間に、いつもと同じ道を通って家に帰る私。 そうしてまっすぐ家に帰る私の前方から、一台の自転車がやってきた。 私は道の右端によければ、自転車は私の脇を通りすぎていく。 その時に自転車に乗っている人と視線が交わり、その瞬間私は慌てて後ろを振り返った。 後ろでは自転車が急ブレーキをかけて止まり、乗っていた人も驚いた表情でこちらを見ていた。 そう、その人物こそがまぎれもない彼女だったのだ。 そのあとのことはおぼろげながらにしか覚えていない。 私と彼女はお互いに相手の手を掴み合って逃げられないようにすると、この資材置き場にやってきたのだ。 その奥にある林の中で、私たちは全裸になって犯し合ったのだ。 中学生の夏のあの日以来にぶつかり合った彼女の体は、思っていた以上に女として成長していた。 泥にまみれながら草の上を転がり合い、腰をふってあそことあそこをぶつけ合い、 大きくなった胸をお互いに遠慮なく揉みしだき合う。 久しぶりの犯し合いはお互いに自制など全くせず、ただただがむしゃらに相手の体を貪り合った。 どれだけ相手をイカせようが、自分がイこうが、全然収まりがつかなかった。 私たちは互い違いになって相手のあそこを舌で蹂躙し、相手の顔に潮を盛大に噴きかけ合ってようやくある程度落ち着いた。 そのころにはとっくに日は落ちて周りは完全に夜の暗闇に支配されていた。 私たちは重くなった体を起き上がらせて何とか身なりを整えると、そのまま何も言葉を交わさずに別れた。 それから私たちは偶然会ったときのみ犯し合うようになった。 連絡を取り合うようなことは一切せず、たとえ用事があったときでも彼女と偶然会えば彼女との喧嘩を優先した。 そうして高校時代は両手で数えられる程度だが、彼女と犯し合いを繰り広げた。 しかしそれも都会の大学に進学をしたことで完全になくなってしまった。 大学生時代はさすがに彼女と会うことはなく、淫猥とした生活とはかけ離れた普通の日常を送っていた。 それを退屈と思い、ここに戻ってきた理由の一つとなっているのは我ながらどうなのだろうと思わなくもない。 けれども私の性根は、おそらくあの中学時代の彼女との喧嘩で大きく歪んでしまった。 それをいまさら嘆いたりしない。むしろそれでよかったとすら思っている。 そう考えていたら、気づかぬうちに目的地の目の前まで来ていた。 視線の先には見慣れた校舎。 そこは私の母校にして勤務地である中学校。 ・・・・・・なにより、彼女と初めて犯し合い、そして高校生以来会わなくなった彼女と再会した因縁の場所だった。 茉莉は理科の先生に頼まれて放課後に実験器具を片付けていた。 理科係の茉莉は何度かこういった雑用を頼まれたことがあったので、特に問題もなくあっさり片づけは終わった。 茉莉が今いるのは普段は誰も立ち入らない裏校舎の2階の一室だ。 少し前まではこの裏校舎は部活の部室などでも使用していたようだが、そういった部活が廃部になった後はほとんど倉庫のように使われており、 近々新しく立て直すとのうわさも出ている。 そんな裏校舎の廊下を歩いていると、ちょうど階段を上がってきた女子生徒と遭遇した。 普通ならそのまますれ違って終わりだが、相手が相手だったため茉莉は足を止めた。 その相手も茉莉に気づき向き直った。 茉莉「藍、あんたも先生の手伝いをしていたの?」 藍「そうだよ。ここにいるってことは茉莉は理科の実験の片づけ?」 茉莉「そう、先生に頼まれてね・・・。    ところで、お姉ちゃんから送られた動画は見た?」 茉莉がそういうと藍の顔が赤みがかった。 そういう茉莉も羞恥を感じているのか若干顔が赤くなっている。 藍「見たよ。あれってお姉さんの同級生なんだよね。   結構激しく犯し合っていて、さすが高校生は違うなって思った。   でも、いいの?私があの動画を参考にして茉莉のことめちゃくちゃに犯しちゃっても?」 藍は茉莉を挑発するために笑いながら問いかけた。 茉莉はそれをわかっていたのか、特に起こるようなこともなく冷静に言い返した。 茉莉「別に問題ないわ。    私だけ見るのは不公平だと、さんざん犯した後に喚かれても面倒だし?    お姉ちゃんはどちらも贔屓しないことに決めてるしね。    どのみち私があんたを犯して屈服させることに変わりがないんだから、言い訳の余地をなくしてあげたのよ。」 訂正、全然冷静ではなかった。 これ見よがしに上から目線で言い放ち、逆に藍を挑発し返した。 それを聞いた藍の額に青筋が浮かび上がる。 藍「へぇ~~~、いつから私があんたに犯されることになったのかしら?   あれだけあんあん喘いで潮を噴き散らかしたくせに、ずいぶんな上から目線で言えるわね。   私のまんこでイカされたこと、もう忘れたの?」 藍は茉莉に近づきながら自らのスカートをたくし上げた。 茉莉の目には見覚えのあるショーツが晒された。 それもそのはず、そのショーツは元々茉莉のものだったからだ。 藍と3回目に犯し合ったあの日、互いに宣戦布告して交換し合ったショーツがそこにはあった。 茉莉「ふん、そっちこそ私のまんこにさんざん打ちのめされたことを忘れたの?」 そういって茉莉も同じように制服のスカートをたくし上げた。 藍の目に、これまた見覚えのあるショーツが露わになった。 茉莉がはいていたショーツも、交換し合った藍のショーツだったからだ。 お互いにスカートをたくし上げたままゆっくり近づいていく。 姉の茉里から銭湯以外で淫闘をしないように言われていた二人だが、ここまで来るとどちらも抑えられなかった。 どんどん二人の距離が近づいていき、互いのショーツに覆われた股間と股間が触れ合おうとしたその時、 カツ、カツ、カツ、カツ。 誰かが廊下を歩く足音が聞こえてきた。 それを聞いて我に返った二人は慌ててスカートを下ろして距離をとった。 二人はそのまま階段の方に目を向けていたが、その足音の主は階段を上がってくることなくどうやら通り過ぎていったようだ。 茉莉と藍は顔を見合わせると、そっとため息を吐いた。 誰かがいる場所でこれ以上やるのは得策ではなし、今更ながら茉里の言いつけを思い出した二人は帰ることにしたのだった。 なるべく相手を見ないようにして階段を下りていき、表校舎との間にある渡り廊下まで来ると、 向かいから一人の女教師が歩いてくるのに気づいた。 茉莉「板橋先生、こんにちは。」 板橋「あら、茉莉さんに藍さんも。ほかの先生のお手伝いかしら?」 藍「はい。ちょうど片付けが終わったところなので今から帰るところです。」 板橋「そう。二人とも気を付けて帰るのよ。」 茉莉「先生は裏校舎に用事ですか?」 板橋「ええ、ちょっと必要なものがあってね。それじゃあ、二人ともまた明日ね。」 藍「はい、さようなら。」 茉莉「さようなら先生。」 茉莉と藍が挨拶すると、板橋先生は微笑んでから裏校舎に向かっていった。 板橋先生は今年から入った若い女の先生で、もともとこの学校の卒業生らしい。 都会の大学を卒業した後、ここに戻ってきてこの中学校が初赴任だという。 若い先生は生徒によく親しまれ、茉莉や藍もよく挨拶をしていたが、二人が気にしていいるのはそんな単純な話ではない。 その後ろ姿を見送りながら、茉莉は嫌々ではあるものの藍に声をかけた。 茉莉「ねえ、今の先生の顔・・・」 藍「そうだね、女の顔をしていたわ・・・」 茉莉「もしかしたら、新しいお客になるかも。」 藍「そうすると、相手はやっぱり河澄先生?」 茉莉「そうだと思う。・・・行ってみる?」 藍「・・・そうだね。茉里さんにはお世話になっているから、チャンスがあれば広めたかったしね。」 実は板橋先生のほかにもう一人、まったく同じ境遇の先生がいた。 それが河澄先生だ。 どちらも同い年の若い女の先生。 そして二人が一緒にいるときに感じた微かな緊張感。 互いに女同士の淫闘を経験したからこそわかる雰囲気がそこにはあった。 玄関に向かっていた二人の足は180度回転し、ばれないように板橋先生の後をそっとついていくのであった。

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