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17:本音 子供の頃から粗相をしてはならないと親にはキツく言われたものだ……。  アイネだってそういう教育を受けてきたのだから粗相などすること自体が悪であり、究極の恥であるとも感じている。  しかし、目隠しをされ視覚を遮断され刺激に敏感な体を蔦の手にまさぐられ無理やり笑わされているアイネには、その情操教育も羞恥心ももはや機能を果たさない。  笑うことで弛緩させられる括約筋に輪をかけて蔦による恥丘への揉み込みが手伝い、下腹部の奥底に閉じ込められていた幼い聖水が誘導されるように尿道を伝ってあの亀裂かから溢れようとしている。出来れば漏らしたくはない……下腹部を圧迫する放尿欲に素直になりたくなどない。  そう思ってはいるが、頭を掻き回されるようなくすぐったさの嵐に意識は翻弄され、笑いの窒息感に耐え抜こうとする意思も挫かれ、勝手にほぐされていく筋力から熱を帯びた汁がチョロリチョロリと漏れ出してしまう。 「あひっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ひゃだぁぁぁははははははははははははははははははははは、漏れぢゃうっっふふふふふふふふふふ!! 漏れぢゃうよぉぉぉぉ!! くはぁぁははははははははははははははははははははははははは、いひぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」  内太腿に垂れる僅かな小水の生暖かさに笑いながらも顔を引き攣らせるアイネだが、意思とは無関係に次々と溢れ出していくそれを止める事は出来ない。 「はぁ、はぁ……アイネちゃんっ!? ど、どうしたの? 何が漏れそうなの? 大丈夫? ねぇっ!!」  丁度、定時の休憩時間を与えられたリアは息を切らせながらも向かいのアイネを気遣う。 「はひぃぃっひっひっひっひひっひっひっひっひっひっひ!! 聞がないでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、恥じゅひぃからきかないでぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! うひぃぃぃぃっっっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「う、う、うん! 大丈夫! 私もその……目隠しされてるから見えてないよ? だから大丈夫……うん……」 彼女も目隠しをしているためアイネの痴態を直接見えていないが、漏れるという言葉で連想できる選択肢があまりにも少なかったため彼女が何に対して苦しんでいるかを雰囲気で察する事が出来る。心配の言葉をかけてしまった手前、何が起きているのかはっきりとさせたい所ではあったが……アイネの泣きそうな懇願が笑いの中に挟まれ、リアは次に掛けるべき言葉を詰まらせてしまう。 「あはぁぁははははははははははははははははは、そんにゃトコ揉まないでェェェェへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、えへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! ホントに我慢できなくにゃるぅぅぅっっふふふふふふふふふふふ!! もう限界ィィィひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、はぎゃあぁぁははははははははははははははははははははははははははは!!」 アイネがどれだけ叫ぼうが……どれだけ喚こうが、全身をくすぐる蔦は動きを止めてくれない。そして、懇願すればするほど股間の恥液放射口を揉み解す蔦の強さは増すばかりで、アイネはその刺激に絞り出されるように我慢している小水の一部をピュッピュと漏らしてしまう。 確実に限界は近い。下腹部に溜まった恥ずかしい恥水がダムが決壊するかの如く溢れ出してしまうのも時間の問題である。 だからアイネは分かっていても必死に懇願してしまう……。何かの間違いで蔦が動きを止めてくれることを願って……。 「あひっっ!? ま、ま、また私の方も動き出したァァははははははははははははははははははははははは!! いひゃっっっっ!! ばひゃあぁぁぁぁぁあぁぁはははははははははははははははははははははははははははははは、やめでぇぇぇへへへへへへへへへへへへへ、ぐじゅぐっだいぃぃぃひひひひひひひひひひ、ぐじゅぐっだいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 アイネの我慢が底を尽きかけたギリギリのタイミングで、リアのくすぐり責めが再開された。それと同時にアイネへの責め手がゆっくりと緩まり数分ぶりの休憩が挟まれることとなった。 「かはっっ! げほっっげほっげほっっ!! はひ、はひぃ、はひぃぃ……ゲホゲホげホッ!!」  尿道の最端まで下りかけていた尿意も、くすぐりと揉み込みが収まったことで僅かに自分の意志で引っ込めることができアイネの恐れていた大惨事はどうにか回避された。  どうにかこの休憩のうちに尿意を消し去ってしまいたい。消しされなくても尿道を逆流させて少しでも奥まで引っ込ませておきたい。そう思いながら太ももをモジモジと擦り合わせる仕草を繰り返すアイネだったが、思うように尿意は下がらず……次の責めが始まれば間違いなくトドメを刺されるだろうと悟り、絶望を色にしたような血の気の引いた真っ青な顔を浮かべてしまう。 「あひひひひひひっひひひひひひひひひひひひ、アイネぢゃん? 私は大丈夫だがらっっっ!! オシッコしたいんでしょ? 私は何も見えないし気にしないでっっ!!」 「はぁはぁはぁはぁ……リアさん……」 「私だって恥ずかしいのを出しちゃってるから! ぅははははははははははははははははははははは!! あ、アイネちゃんと同じだよ? 同じだから大丈夫っっふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!! 恥ずかしがらないで思いっきり出してっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  リアの言葉通り、彼女の淫裂からは生暖かい恥液が内太腿を川が枝分かれするように垂れていっている。  それはもう、アイネが見れば勇気さえ貰えるくらいに堂々と……溢れるその液体はくすぐられる度に水嵩を僅かに増している。 「ほ、ほ、本当……ですか? 私と同じ……ですか? オシッコ……我慢が出来ずに?」 「そう! そうなのぉぉほほほほほほほほほほほほほほほほほ、私も我慢しようとしてたけどっっっほほほほほほほほほほほほほほほほ、我慢できなかったっ!! もう太腿がビショビショになるくらい漏らしてるのっっふふふふふふふふふふふふふふふふふ、いはぁぁぁははははははははははははははははははははははははははは!!!」 「で、で、でも! こんな年でお漏らしなんて……お姉さまに知られたら……恥ずかしい……」 「大丈夫っっふふふふふふふふふ!! 一度出してしまえば恥ずかしさも薄まるわっっははははははははははははははははははははははは!! ぎゃ、逆にぃぃひひひひひひひひひひひひひひ、気持ぢ良いとか思えるかもしれないからぁぁははははははははははははははははははははは!! あひっっっひひひひひひひひ、んああっぁぁぁぁそんな事言ってたらまた出ちゃうぅぅぅぅぅっっふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、ギャアッァァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」  リアの秘部からは笑いの勢いとともに黄色とも透明とも取れない色の液体が絞り出される。恥ずかしがりながらも堂々と……顔を真っ赤に染め笑い狂いながら粗相を行うその姿は、傍から見る分にはなんとも倒錯的な光景であると言わざるを得ない。 「り、リアさん!? も、漏らしたんですか?? 今……漏らしちゃったんですか?」  失礼な声かけだとは自覚しているが聞かないわけにはいかなかった。目隠しをされている為、事実を確認することができないのだから……。 今……自分の羞恥心を薄められる唯一の方法は“仲間作り”であるとアイネは悟っている。 この狂わんばかりに激しい羞恥心との戦いに勝つためには、自分と同じ境遇の者がいるという安堵感……つまりは自分の仲間が居るという免罪符を得る事こそが唯一彼女を羞恥心から僅かに開放してくれる。 彼女も漏らしているのだから自分も漏らすのは恥ずかしくないんだ……そういう免罪符を自分に切らないと羞恥の炎に焼かれて悶死してしまいそうなのだ……。 だから聞いてしまう。リアが本当に漏らしているのかどうか……。 「漏らじだぁぁぁははははははははははははははは、今も漏らじでるぅぅふふふふふふふふふふふふふふ、止まんないのぉぉほほほほほほほほほほほほほほほほほ!! 笑わされると止められなくなっぢゃうぅぅっっふふふふふふふふふふふふふふ!! 頭の中も真っ白になっぢゃうぅぅのぉぉぉぉぉぉぉぉぉほほほほほほほほほほほほほほほほほ、いぎぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、えへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  その言葉にアイネは心の中で安堵の息を一つ吐いた。被害に遭っているリアには悪いが、もはや次の責めに我慢など出来る自信のなかったアイネには心強い報告を聞くことができた。  自分より年上(に思える)女性だって粗相をしてしまっている……その事実を聞き及んだ瞬間、アイネの中の常識というネジが一つ緩やかに外された。  もう恥ずかしがらなくていい……堂々と漏らせばいいんだ……堂々と……。  そう心の中で何度も唱え、ゆっくりと括約筋の筋力を緩めていく……。  すると、そこから待っていましたと言わんばかりに溜め込まれていた小水がチロチロと小さな音を立て内太腿を濡らし始める。 「はぁ……はぁ……はぁ、んんんっっっふ……」  リアよりも長い年月を生きている彼女ではあるが心は思春期真っ盛りの14歳……少しでも清楚な自分を保とうと少しずつ控えめに小水を零していくが、意地の悪い淫魔の蔦はそういう控えめに済まそうとする行為を見て取ると、休ませるはずだった時間も短縮して責め手を再開させる。  しかも、彼女が今……最も責められたくない箇所から優先的に。 「はひっっ!? あへっっっ?? ま、ま、待って!! まだ休憩の途中れすぅぅぅっっふふ!! や、や、やめでっっっっ!! そこっっ今はダメェェェェっ!!!」  音をたてないように内太腿を伝わせて静かに事を終わらせようと目論んでいたアイネに、蔦の陰湿な魔の手が股間に迫る。  水の枯れた滝のようにチョロチョロと少なく調節して絞っていた括約筋を揉みほぐすように蔦が恥丘の盛り上がった部分をグニグニと力を込めて押し込む。その刺激にアイネの我慢は一気に崩壊し…… 「ひぎゃああぁぁぁぁぁあぁぁぁぁっっっっ!!!!」  上げたくなかった悲鳴を絞り出されるかのように上げさせられ、それとともに溜め込まれていた小水がダムが決壊するかのように一斉に股間から放流される。 「あひぃぃぃぃぃぃぃっっっ、恥じゅかしぃぃぃぃぃぃぃっっ!! やっぱり恥じゅかしぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!」  止められない小水の放流は宙に弧を描くように見事に吹き出して地面に落ち、まるでそこが滝壺であるかのように石畳のぢ面にビチャビチャと音を立てて水溜りを作っていく。  控えめにやり過ごそう考えていたアイネの思いとは裏腹に、小水は気持ちが良いくらいに勢いよく放出されている。  ずっと尿意を我慢していた彼女にとってこの放尿する感覚は確かに快感を覚えるのに十分の粗相であったが……今は再燃してきた羞恥心に焦がされそれどころではない。  どうにかしてこのはしたなく音をたて続けて放流しているソレを止めたくて仕方がない。百歩譲って先ほどみたいにチョロチョロ零す程度なら我慢できるが、堂々とアーチを作るくらいに飛ばしてバチャバチャと音を立てるような漏らし方本意ではない。姉のような清楚な巫女を目指していた彼女にとってはそこは譲ることがどうしても出来ない。  だから、再び我慢しようと括約筋に力を集中させようとするが……それすらも蔦の責めによって邪魔されることとなる。 「へひっっ!? んへへへへへ、待っへ!! いまくすぐっちゃらめれすぅぅぅぅっっふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!! やだっははははははは、我慢させてぇぇへへへへへへへへへへへへへへへ!! 恥じゅかしいからぁぁぁぁはははははははははははははははははは!!」  恥丘を揉みほぐす刺激とは別にアイネの無防備に晒されている足の裏に蔦が移動し、柔らかな土踏まずの窪みの皮膚を爪を立てるような指の形をとってサワサワと優しく引っ掻きはじめる。  アイネは体をビクリと震わせて、その刺激に力が抜けるような笑いを吐く事を強いられる。 「やだぁぁぁぁははははははははははははははははははははは、止まらないぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、オジッゴが止められないぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」  同じ刺激が反対の足裏にも追加で与えられ、アイネの笑いは加速していくばかり。  足指をジタバタと暴れさせてくすぐったさに悶えるが、その足指にも拡散した小水の霧が掛かり始め徐々に湿りを帯びていく。 「はひっっっっひひひひひひひ、まっで!! まだ止まってないれすぅぅぅぅふふふふふふふふふ!! オジッゴまだ止まってませんがらぁぁ!! ワギはやめでっっっ!! おでがいじまずぅぅぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、はひゃあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁっっっ!!?」  足の裏を責め始めたら当然次は……と言わんばかりに、蔦は容赦なくアイネの開かれた腋の窪みに蔦を複数這わせていく。  十字架の端と端に手首を拘束具で固定され、自分の体重の重みで少し身体自身は下がった状態の……まるで聖人が処刑されてしまった時のような磔の格好……。そんな格好であるから、両腕は緩く斜め上に広げさせられ腋のラインを無防備に曝け出した格好を強いられてしまっている。そんな無防備で無抵抗なワキの部位をくすぐられればどんなに我慢強い聖人であっても笑いを堪えることなど出来やしない……。ましてや人生経験や刺激耐性の薄いアイネに耐えられる刺激なはずがない。  蔦は足裏同様、爪を立てるように指を起こして指先だけをワキワキさせるように彼女の腕の付け根に迫ってくる。   あの硬そうな爪先風の先端に……この伸びきって緊張したワキの柔肌を引っ掻くようにコソコソ♥っと触られれば、きっと飛び上がるほどくすぐったいだろう。 足裏だって本当ははしたなく振り乱して起こして逃げ回りたいくらいに拒絶反応を示している。 触られれば……耐えられない。絶対に笑ってしまう……絶対にっっ!!  そんな予期不安を浮かべているうちに蔦達はアイネのワキに到着してしまう。敏感な皮膚の表皮に、後数ミリで触れてしまう……そんな距離まで近づいて一瞬動きを止め……。 「はひひひひひひ、や、やだっ! やだぁぁあぁぁっぁぁ!!」  嫌がるアイネの声を確認したかのような間を取った後、一斉に硬い先端を腋の肌に押し付け…… ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!  アイネが想像した通り、皮膚の表面だけをなぞっていくかのような引っ掻きを左右のワキ同時に行った。 「ぶひゃっっっっっ!!!? いぎゃひゃあぁぁぁっぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!? ふぎゃあぁっぁぁぁあぁあぁはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは、えぎっっっひははははははははははははははははははははははは、ヒギャアアアァァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」  その場の空気が破裂したかのような甲高い悲鳴と笑いが同時に発せられ、少しだけ勢いを弱めようとしていた放尿は向かいのリアに届かんばかりに勢いを取り戻してしまう。   「ふぎゃあああぁぁはははははははははははははははははははははははははは、いひ、いひ、いひっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、はひゃぁぁひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! 止まんなぃぃぃひひひひひひひひひひひひ、オジッゴがまた止まらなぐなっぢゃうぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、ギャ~ァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」  大笑いして腹筋に力が入るたびに、尿威は何度も強まっていく。笑えば笑うほどに我慢していた尿は次々に放流されていく……。  まるで全身の水分を尿に変換し放出させているかのように……延々と……次々に生暖かい排尿は続いていく。 「んはあぁぁはははははははははははははははははははははははは、全部出ぢゃうぅぅふふふふふふふふふふふふふふふ、全部出ぢゃうよぉぉぉほほほほほほほほほほほほほほほほほほ、いひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、んぁははははははははははははははははははは、きひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「あひひひひひひひひひひひひひひ、アイネぢゃん? 全部出して良いんだよ! オジッゴ全部出しちゃえぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「あはぁぁぁははははははははははははははははははは、そんにゃこと言わないでぐだざいぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! 恥じゅかひぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひ!! すごく恥じゅかひぃぃんれすぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふ!!」 「はひぃ、あひっっっひひひひひひひひひひひひ!! で、でも! どう? 笑いながらお漏らしするの……気持ちいいでしょ? 何か……力抜けて……苦しいのを全部出し切ってるって感じに……なるでしょ? うひぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「あはぁぁははははははははははははははははははははは、きひひひひひひひひひひひひひひひ、ウヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、えはははははははははははははははははははははははは!! にゃ、にゃに言ってるんですかぁはははははははははははははははははははははは! そんなはず……ありましぇんっっ!! 絶対にそんなことは……っっはははは ははははははははははははははは、くひぃぃっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ!! うひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「んはぁぁはははははははははははははははは!! 自分に嘘をついちゃダメっへへへへへへへへへへへへ!! 素直に受け入れたら楽になれるよ? ほら……私はもう……お漏らしも……くすぐりも……既に気持ちよくなってきちゃってる♥ んはぁぁぁははははっはははははははははっははははははははは!!」 「いひぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひ! 気持ち良いなんて思えませんっっっ!! それじゃあただの変態さんですぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふ!! くすぐりも苦しいだけれすぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、はひゃぁぁははははははははははははははははははははははははははは!!」 「はひぃ、あひぃ、はぁ……はぁ……。そう……苦しいけど……っはぁ、はぁ……苦しいって思っちゃうと……絶望しちゃう……でしょ? だったら……いっそ……この状況を楽しまなきゃ……辛い……だけ……はぁ、はぁ……」 「ぇひっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! はぎゃあああぁぁぁははははははははははははははははははははははははは!! 負けちゃっっだめですぅぅぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふふ!! それこそ淫魔の思う壺になっちゃいまずぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、はぎゃあぁぁははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 「はぁ、はぁ、はぁ……だって……いつまでたっても……助けなんて来てくれないじゃない……。どんなに希望を持っても……この苦しさから……解放されないじゃないっ!!」 「あひっっっひひひひひひひひひひひひひひひ!! 必ずっっふふふふふふふふふふふ、必ず来てくれましゅからっっ!! 必ずぅぅぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!!」 「必ずって……いつ? あとどれくらい耐えれば来てくれるの?」 「んはぁぁははははははははははははははははははははははははははは、そ、そ、それは……っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、んへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「私はもう……待てない! もう……耐えられないっ!! 死ぬほど苦しめられて……死ぬほど恥ずかしくさせられて……頭の中はもうグチャグチャなのっ!! 限界よ! もう限界……」 「んはあぁぁはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、えひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひくふふふふふふふふふふふふふふふふふ、ひぃひぃ!! 負けちゃっっだめぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! 信じてっっ!! 私を信じでぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「貴女だって……本当は気づいているんでしょ? もう……本当は……助けなんてこないんだって……心の中ではそう思っているんでしょ?」 「はひっっひひひひひひひひひひ、ち、違っっふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!! 違うっっふふふふふふふふふふふふ!! 必ず来るかりゃっ! お姉さまが必ず来るがらぁぁははははははははははははははははははは!!」 「もう……いいよ。私を絶望させないようにそう言ってくれてたんでしょ? それは嬉しかった……でも……時間が過ぎれば過ぎるほど……その希望が辛くなってくよ……空振りばっかりの言葉を投げかけられるのは……何より辛いよ……」 「ひぎっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、んはははははははははははははははははははははははははははははは!! うひっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、はひ、はひ、ははひぃぃっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「私はもう……限界。私は貴女と違ってただの人間だから……もう……心が耐え切れないの……」 「ひへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、リアしゃんっっ!! だめっっへへへへっへへへへへへへへへへへへへへ!! 負けちゃ……だめぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「……私ね? もう……ダメなの。もうすぐ……くすぐられるって……想像するだけで……胸がドキドキして……アソコから……お汁が垂れちゃうようになっちゃったの……」 「ひぃひぃひぃっっひひひひひひひひひひひひっひひひひひひひひひひひひひひひひ、お、お汁っっ!? お汁ぅっふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!!?」 「こんな風に全部の服を剥ぎ取られて……身動きできないように拘束されて……体中をコチョコチョされるのが……堪らなくエッチな行為に思えて……勝手にドキドキしちゃうようになっちゃったの……。今も……期待してるもの……早く動かないかなって……」 「はひひひひひひひひひひひひひひ、はぎゃぁぁははははははははははははははははははははははは!! リアしゃんっっ!? リアしゃんしっかりじでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「特に……私……足の裏をコソコソ触られるのが……堪らなく好きになっちゃた♥ 素足の土踏まずを触るか触らないかの優し~い刺激でなぞられると……背中がムズムズしてオシッコが我慢できなくなるの♥ コソコソ~~って♥ コソコソコソ~~って、意地悪くくすぐられたら私……変な声出しちゃう……もっとオシッコしたく……なっちゃう♥」 「あはぁぁっっははははははははははははははははははははははははははははははははは、うぐっくくくくくくくくくくくくくく、ひへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ……リアさんっっふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、諦めちゃだめでずぅぅぅぅぅ!! 屈服してしまったら可笑しくなっちゃいますよっっ!! 頭がバカになってしまいますっっふふふふふふふふっふふふふふふふふふふ!! んはぁぁぁんははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 「あふっ♥ くふふふふっっ♥ う、動き出したぁぁ! 蔦達がほらっっ!! 私の敏感な足の裏をモジョモジョくすぐり始めたァ♥♥ あはっっははははははははははははははははは、くすぐったいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひ!! 土踏まずをスリスリされるの……すっごくくすぐったいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「ぷはっはっはっはっはっははっはっはっはっはっはっは、り、リアしゃん? くしゅぐられているんですかっ!? またくしゅぐりが再開されたんですかっっはははははははははははははははははははははは!?」    「うひゃあぁぁ~~ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! 足裏にどんどん蔦が集まってくるぅぅふふふふふふふふふふふふふふ!! くひゅぐったい、くひゅぐったいぃぃ、くひゅぐったいぃぃぃぃぃっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひっひひひひひひひひひひ、ヒギャァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 「わ、わだじの方のくしゅぐりもっっほほほほほほほほほほ、さっきより強くなってきちゃってましゅぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふ!! あ、あ、あ、頭がぁぁぁぁはははははははははははははははは、もう頭がグチャグチャになってきちゃいましたぁぁははははははははははははははははははは!!」 「あはぁぁ♥ アイネちゃんっっ!! 一緒に堕ちていきましょ♥ せめて殺されるなら気持ちよく死んでいくことを選びましょうっ!! んふはぁぁはははははははははははははははははははははははは、ヒギャァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 「だめっっへへへへへへへへへへへへへ!! 正気を失ってはダメでずぅぅぅふふふふふふっふっふふふふふふふふふふ!! 苦しくても最後まで希望を持たないどっっはははははははははははははははははは、いひぃ、はひぃぃぃっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「んあぁあぁぁぁぁはははははははははっははははははははは、ぎもじいいぃぃぃぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、コチョコチョされるの滅茶苦茶ぎもじいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! もっとくしゅぐってぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! 無抵抗な私の身体をもっとコチョコチョしてぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! んはあぁぁぁぁぁぁあぁあっぁぁぁあぁっっっっ!!!」 「そ、そんにゃこと言っちゃダメぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへ!! くしゅぐりなんて気持ちよくなんてないんですっっふふふふふふふふふふふふ、ただ苦しいだけっっへへへへへへへへへ、ゲホゲホゲホ! ただ辛いだけなんですぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!!」 「あひぃっ! はひぃ!! あひぃぃぃぃ♥ もうダメっっへへへへへへへへへへへへ!! 何も考えらんないっっひひひひひひひひひひひひひひひ!! 足の裏も、ワキも、脇腹も、オッパイも、アソコもっっ全部くしゅぐられてるっっふふふふふふふふふ!! 全部気持ちよくさせられてるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」 「くはぁっっははははははははは、ゲホゲホっっ!! 騙されないでぇぇへへへへへへ! それは淫魔の催淫を浴びているからそう感じるだけですっっ!! 負けちゃダメっっへへへへへへへへへへへへへへへ、快感に流されるような逃げ方は絶対ダメでしゅっっふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!! 絶対だめぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへ、ひはぁぁははははははははははははははははははははは!」 「もうイイのぉぉほほほほほほほほほほほほほほほほほ、えひひひひひひひひひひひひひひ!! もう辛いのは嫌なのぉぉほほほほほほほほほほほほほ、このまま気持ちよくなりたいぃぃひひひひひひひひひひひひひひひ!! 気持良いって錯覚されたまま死んでいきたいのっっほほほほほほほほほほほほほほ、いぎぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「あはぁははははははははははははははははははははは、ひぃひぃっっ!! ま、負けちゃっっはははははははははははははははははは、だみぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! 気持ちよくなんてっっへへへへへへへへへないんですぅぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふ!!」 「ぶひゃっっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! アイネぢゃんも気持ちよくなろっ? ほらぁぁ、オシッコした時の快感覚えてるでひょ? アレを想像しながらまたオシッコしたら気持ちよくにゃれるよ! もっと気持ちよくにゃれるんだよ? うひっっ!? へひっっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「ダメですぅぅふふふふふ、だめ! だめ、だめ、だめ、だめっっへへへへへへへへへへへへへ!! 気持ちよくなんかぁぁはははははははははははははははは、気持ちよくなんかなかったぁぁあぁぁははははははははははははははははは!!」 ――「嘘おっしゃい♥ あんなに気持ちよさそうに顔を火照らせておいて……気持ちよくないわけがないじゃない♥」  激しいくすぐりに朦朧としながらも必死に拒絶の言葉を吐くアイネの耳元に、聞きなれた甘ったるい声が入れられる。  その声はリアのものでもなくミゼル司祭のものでもない……もっと甘くて……聞いているだけで惚けてしまうような細く妖しい声。  先程まで嫌というほど聞かされたあの声……。  そうラフェリアの囁き声であった。 「い、い、淫魔のっっっ!? いちゅの間にそこにっひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「さっきからずっと見てたわよぉ? 彼女と一緒に……ね♥ そうでしょ? ドクター・メリッサ?」 「はい……ラフェリア様……」 「はひっっひひひひひひひひひひひひひひひ!! メリッサしゃんっっっ!! レファしゃんのお姉さんのメリッシャさんっっ!?」 「あらあら、もう呂律が回っていないじゃない……可哀想に♥」 「はひっひひひひひひひひひひひひ、も、もういいでひょっっ!! リアしゃんだけでも開放してあげてぇぇへへへへへへへへへへへへへへ!! 彼女だけでもぉぉぉほほほほほほほほほほほほほほ!!」 「あぁ……向かいの彼女ならもうイキ果ててしまってるみたいだけど……」 「えひっっ!? リアしゃんっっ!!? リアしゃんっっっっ!!!」 「アハハ♥ すっごい♥ よほど気持ちが良かったのね? 床までビチョビチョに濡らして意識もぶっ飛んでるのにまだイキ続けているみたいよ? とってもお幸せそうで……私も嬉しいわぁ~~♥」  「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……リア……さん……くぅぅぅっっ!!」 「貴女だって負けてはいないわ♥ 見えてはいないでしょうけど、汗と涙とオシッコと愛液が混じりあった水溜りが足元にこれみよがしに広がっているわ♥ よっぽど気持ちよかったのね?」 「げほっっ、げほっっ!! あ、愛……液? う、う、嘘ですっっ!! 私……気持ち良いなんて……思っていませんっ!!」 「嘘じゃないわ♥ ほら……ココから……今も垂れているわよぉ? 粘っこい……お汁がぁ♥」  身に覚えがないと言い張るアイネに事実を突きつけるべくラフェリアが彼女の恥裂に指を添えペロリと舐め上げるように一撫でする。するとその指には半透明で粘っこい液体がすぐに付着し彼女の指を確かに濡らす。その濡れた指をアイネの火照った頬に塗りつけるとアイネはその液体の生温い感触にビクリと体をびくつかせ、そのまま口をカタカタと震わせ始めてしまう。 「これが貴女の愛液よ♥ ほら……自分の頬に付けられると……なんだか愛おしさすら感じちゃうでしょ?」  指についた液体を何度も頬に塗りなおし、反対の手で幼い彼女の頬をヨシヨシと撫で上げるラフェリア。自分の失態が信じられず言葉をなくしてしまったアイネに優しく声をかけて彼女を慰めていく。 「恥ずかしいことなんて……何もないのよ? これが正常な反応♥ くすぐったい刺激は本当はとっても気持ちが良い刺激なの……♥ 苦しいのは最初だけ……」 「……正常な……反応?」 「そう。貴女はまだ経験したことないでしょうけど……男と女が合わさるときは必ず……こういうくすぐったい刺激で身体を愛撫して……えっちな気分を高めていくものなのよ……」 「エッチな……気分を……高める……」 「貴女は頭ではくすぐりが辛くて苦しいものだと言い聞かせていたみたいだけど……身体は正直なの♥ くすぐったさはやがて性的に気持ちの良い“快感”に塗り替えられ……いつでも気持ちよくなれる準備を整えていたのよ?」 「性的に……気持ちが……良い? 気持ちよくなる……準備……?」 「どんなに否定しても、身体は正直に反応するわ♥ ほら……その証拠に……だんだん身体が疼いてきているでしょ? くすぐりが止まったから……」 「疼き……? 疼……き……。疼きっ?」 「ココとか……今……ジンジンしてきてない? あんなに激しくくすぐられていた貴女のココ♥ この可愛らしい……ワキの窪みは……どう? 今……本当は……刺激を待ち望んでいるんじゃない? うん?」 ――サワリ♥   「ふひゃっっっっっ!!?」 「フフフ♥ ほら……私の指……とってもこそばゆいでしょ? ほら……」 ――サワサワ♥ サワサワ♥ 「んあっっはっっ!? ちょっっ!! やだっっ!! く、くしゅぐったいっっ!」  ――サワサワ……ピタッ!! 「んへっっ!? あうぅっっっ!! なんで……止め……」 「どうしたの? まだ触られたい? 嫌なら……もう触ってあげないけど……」 「んえっ!? あうぅ……うぅ…………」 「もう分かっているんでしょ? 本当は……気持ちが良かったんだって……。気付いちゃってたんでしょ? 聡明なエルフの巫女さんなんだから……」 「ひっっ!? あうぅぅぅぅぅ……」 「す・な・お・に……なっちゃいなさい♥ 快感を得るのに素直になる事は……イケナイ事ではないわ♥ 大人のレディにとっては……むしろ至って普通のことなのよ?」 「(ゴクリ)大人の……レディ……?」 「そう……貴女だって大人として扱ってもらいたいでしょ? 身もココロも成熟しているって……お姉さん達に自慢してあげたいでしょ?」 「お姉様達に……私の……成熟した身体を? ココロ……も?」 「アイネちゃんは素質があるわぁ♥ 貴女ならあのお姉さん方よりも大人なカラダになれる……」 「姉様よりも……大人の……カラダ……」 「ほら……快感に身を委ねなさい……。くすぐりはとっても気持ちのいい大人の快感を与えてくれるわ♥」 「大人の……快感……」 「くすぐりは……本当は、とっても気持ちが良いの♥ とっても……とっても……」 「……くすぐりは……気持ちが……良い……」 「気持ちいいわよ……ほら……触られたいでしょ? くすぐったいワキとか足の裏とか……いやらしく触られたいでしょぉ?」 「くすぐったい……ワキぃ……。くすぐったい……足の……裏ぁ……はぁ……はぁ♥」 「私が……とろっとろに溶かしてあげる♥ 優しくこちょこちょして……とろっとろに♥」 「こちょ……こちょ……。こちょこちょぉ♥ んはぁ♥ あぁぁぁぁ……こちょこちょぉ~~♥♥」 「フフフ……もう意地を張らなくてイイの♥ ほら……おねだりなさい。私に……貴女の心の底の本音を聞かせて頂戴♥」 「心の底の……本音……?」 「アイネちゃんは……心の底から願っているんでしょ? 私にこちょこちょされるのを……」 「私……は……大人として……見られたい……。お姉様達に負けない……大人として……」 「そう……私が大人にしてあげる♥ 立派なレディにしてあげるわ……だから、おねだり……なさい?」 「大人に……なりたい……。立派な……レディに……なりたい!」 「ほら……心を開いてぇ? くすぐりは悪じゃないわぁ♥」 「くすぐりは……悪じゃ……ない……」 「大人の女になりたいんだったら……体中をコチョコチョされて……エッチなカラダになっちゃいましょ?」 「体中をコチョコチョ……エッチな……カラダ……」 「ほ~~ら、大人のアソビをしましょ♥」 「大人の……アソビ……」 「さぁ、言ってごらんなさい♥ お姉さんに何をして貰いたい?」 「大人の……カラダ……。大人の……アソビ……」 「ほら……言って? 貴女が望めば……望んだ通りの刺激を与えてあげるから♥」 「私の……望み……」 「この足……このワキをどうして欲しい? うん?」 「私の……足を……。足の裏を……」 「……足の裏を?」 「ワキも……ワキの方も……」 「ワキも……どうして欲しいの?」 「こ……こ……」 「“こ”? なぁに? その続きは?」 「こ、ちょ…………こ……ちょ……」 「こちょこちょ?」 「こちょこちょ……して……欲し――」 ――バタンっ!!!  アイネの目が惚けるように垂れ、熱い息を漏らしながら淫魔への忠誠の言葉を零しかけた瞬間! 機を図るように勢いよく開かれる鉄扉。その奥から激しい熱風のような大きな声が響き渡る。 「それ以上言うなっっ! アイネっっ!!」  屈服の言葉を漏らしかけていたアイネは、その聞き覚えのある怒声にハッと意識を引き戻される。 「その快楽は……まやかしだっっ!! そいつの言葉に耳を貸しちゃならねぇっっ!!」  扉の奥からは破れかぶれのマントを羽織り、薄汚れた上着とショートパンツに身をくるんだ彼女の姿が現れる。  ……何日ぶりだろう? 行動を共にしたあの日からそう日付は経っていないはずなのに……もう何ヶ月も会っていなかったかのような懐かしさすら感じてしまう。  この地獄はアイネの時間の感覚すら狂わせていた。あまりにも長いあいだ責められ続けていたと錯覚するくらいに彼女の中での時の流れは長く辛く感じていた。 「れ、レファ……しゃん……。レファさんっっっ!!」  アイネの目から涙が溢れる。純粋に嬉しい時に流す涙……あまりにも壮絶で苦しい時を過ごしたアイネにとって、彼女の登場は歴戦の勇者が降臨したかのような神々しい救世主のように映る。 「待たせたな! ちゃんと助けに来てやったぜ、お前の姉ちゃんと一緒になっ!」  エリシアの居るであろう上の階を親指で指しニカッと笑みを浮かべるレファに思わず笑顔が溢れるアイネ……。今までのような無理やり作らされた笑顔でなく、心の奥から生み出される笑顔。この地下に連れてこられ、初めてそのような笑顔を作れる瞬間が出来たのだった。 「ふぅ~~ん、あのハリガネムシのトラップを回避できたんだぁ? これは誤算だったわぁ……」  甘く惚けるような表情を浮かべていたラフェリアの顔は、彼女の登場とアイネの本物の笑顔で苛立つような鋭い表情に成り代わっていく。  アイネの耳元から顔を離し、真っ赤に染まった目をレファに向け、戦闘態勢を整えるように手を構える彼女……。その口元は奥歯を噛み、さも悔しさを体現しているかのように唇を震わせていた。 「あのくすぐり虫だったら全部奈落の底に払い落としておいてやったぜ。全く……この手の妨害とか罠とか本当に好きだよな? お前……」 「……フン! どんな手を使って切り抜けたかは知らないけれど……そんな軽い装備で私に挑んで大丈夫なのかしら? お気に入りの銃も置いてきたんでしょ?」  肩から斜めに掛けていた彼女のお気に入りの長身銃は、フックに吊られた時に虫たちと共に奈落に落としてきた……。故に魔法の使えない彼女の武器はベルトに刺さったナイフと……6発の弾丸が装填されたリボルバー式の銃一丁だけだった。  レファは迷いもなくその拳銃をホルスターから抜き、両手でグリップを握ってラフェリアの眉間へと銃口の狙いを合わせる。 「あら……何も学習してないのかしら? 私に水銀の弾丸は効かないってこの前証明されたでしょうに……」  ラフェリアはニヤリと口元を歪ませる。  だが、レファの口元も同じようにニヤリと笑みを浮かべる。 「あぁ……分かってるさ。だから弾丸の中身を変えてきてやったさ……わざわざ、お前の体に合わせて……なっ!」  その不敵な笑みにふと真顔に戻ったラフェリアは、嫌な予感という悪寒を背中に感じレファが引き金を引こうとした瞬間僅かに顔を横にずらす。 ――パンっ!!  と、乾いた銃声が地下部屋に鳴り響いた瞬間、銃口から黄色い煙が上がり9mm口径の銃弾が真っ直ぐにラフェリアの眉間めがけて飛び出していった。 「っっっ!!?」  寸前のところで顔を横に向け弾丸の直撃を避けたラフェリアだったが、弾丸が僅かに額を掠った為一筋の薄い傷を負ってしまうこととなり慌ててその傷に手を当て溢れ出した血液(の代わりとして巡らせている樹液)を確認する。 「お前が樹木にチャームをかけて操っているってのはお見通しさ……だから、銃弾にも仕込んでやった。樹木に効く効果のやつをな!」  手のひらに付いた樹液がみるみる固まっていく。額の傷も瞬時にかさぶたを張るように固まり額より上の部位が枯れ木のように萎びていくのが感じ取れる。 「か、枯れ木剤を仕込んだのね? その銃弾にっっ!!」  ラフェリアはその薬液が全身に回らないようにと傷口に右手を当て何やら魔法を掛け始める。  その慌てふためく様子を眺めながらレファは銃口から立ち上る硝煙をフッと吹き、再び淫魔もどきの眉間に向けて銃を構える。 「そうさ。地下の奥深くで人形(変わり身)を操って余裕決め込んでる本体さんに少しでも“命の危機”ってのを味あわせてやりたくってな♪ どうだ? 変わり身であっても、操れる身体が壊されるのは良い気分しないだろ?」  額を抑えながら銃口をジッと睨みつけるラフェリアの目はとにかく赤く鋭い。その目の鋭さに淫魔の殺意を感じ取ったレファは、彼女に悟られないように一度だけ背筋を震わせる。 あの時……研究所を襲いに来たあの目と再び対峙している……。 その時の恐怖と……絶望を思い出し、圧倒的優位に立っている状況にもかかわらず身体が本能的に震えてしまう。 銃口は僅かに上下にブレ……ラフェリアの眉間を捉えられなくなっていく。しかし彼女は数少ない弾丸の2発目を躊躇なく発射する。 あの恐怖心を今ここで断ち切らんとするように……

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