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7:催淫 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……もう満足でしょ? 貴方の希望通り笑ってあげたわ……。そろそろ普通の食事の方を済ませたらどう?」  子供がイタズラするのを楽しむかのようにしつこく足裏をくすぐってエリシアを無理やり笑わせていたラフェリアは、清楚なエルフが疲弊している様子をニヤニヤと笑みを浮かべて彼女の周りを周回する様に歩きながら見下ろしていた。   くすぐりこそ今はされてはいないが、エリシアは足裏を引っ掻き回したラフェリアの爪の感触がまだ消えず、時折刺激を思い出して身震いをしてしまっている。 「あら……食事の方をして欲しいのかしら? 貴女ってば……清楚そうに見えて意外とエッチな事が好きなのね?」  ラフェリアはそう言いながらエリシアの胸の付近で足を止めソッと人差し指を立て彼女の無防備な乳房へ指を這わす。 「んっっ!? くっっ!! べ、別に……そういう事を言っているんじゃないわ! 私は……んくっ! 貴女の慰み者になりにきた人柱よ! こんな遊びに付き合いに来たんじゃ……ない……んんっ!!」  乳房の麓からツゥ~っと撫でる様に人差し指が丘陵をゆっくり登る刺激はむず痒く、エリシアはビクッと身体を震わせ反応してしまう。やがてその指は丘陵を登り切り性感帯の象徴である立派にそそり勃った敏感な乳首へと迫る。くすぐりが性的興奮を呼び起こしてしまった事を表すように綺麗に勃起した彼女の美しい乳頭……ラフェリアは“そこ”をワザと避ける様に指の進行方向を曲げ、乳輪の周囲をいやらしくなぞって弄ぶ。 「だ・か・らぁ~~。遊びじゃないって……言ってるでしょ? これも食事の一部なんだってばぁ……」  乳輪の周囲をコソコソと爪先で引っ掻きながら周回するラフェリアのじれったい指の動きに、エリシアは片目をつぶって刺激を我慢しながら彼女を睨みつける。 「嘘おっしゃい!! 人を無駄に疲れさせて辱しめるだけの遊びをして何が食事ですかっ!! そんなに私達の事をコケにして……何処が楽しいのです!!」  エリシアの言葉にピタリと人差し指の動きを止めた彼女は、不敵に笑みを浮かべエリシアの睨み顔をジッと見つめる。  その不気味な笑みと不穏な空気感を察したエリシアは、思わずその見下ろす視線に顔を背け視線を外してしまう。  その瞬間を狙っていたかのようにラフェリアは突然胸から指を離し、エリシアに覆いかぶさる様に接近して両手を胸より少し上部にあるバンザイさせられ無防備に晒け出されている彼女のワキに這わせ始めた。 「こ~ちょ、こちょ、こちょこちょ!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョぉ~~♥♥♥」  まるで子供がイタズラする様に、ワザと幼い口調で“コチョコチョ”と口から出しながら無防備に広げられた彼女のワキをくすぐり始めるラフェリア。予期せぬくすぐりの再開にエリシアは刺激に対処する猶予も与えられず、ラフェリアの攻撃にまんまと吹き出してしまう。 「んくひっっ!!? ちょっっっ!! ぶはっっっっ!! いぎなりぃぃ何ずんのぉぉぉぉほほほほほほほほほほほほほほほほ、いひぃ~~~っっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! んひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! あぁぁぁぁ~~っはははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」  腋の窪みを赤いマニキュアを塗ったラフェリアの妖しい指先がコチョコチョと動き回って引っ掻いてゆく。  ピンと伸ばされたワキの柔肌に爪の固く鋭い先端が突き刺さり一瞬痛みを感じるが、その爪先がジョリジョリっと敏感な窪みを引っ掻くと一転して痛みは強烈なこそばゆさに取って代わる。  身体を敏感にしてしまう魔法を自分で掛けてしまったエリシアには、この強烈なこそばゆさに耐えられる術はない。 あまりの擽痒感に手枷や足枷に阻まれ腰を浮かす事も困難であるハズなのに、身体は勝手に反応し動いてしまう。  その突然の刺激があまりに耐え難かったから……。 「言ったでしょ? 私……変癖種だって……。貴女には遊びの様に思えるこの行為でも……私には性行為よりも興奮してしまうの♥ その証拠に……ほら……見て?」  ラフェリアは突然くすぐり始めたかと思えば今度は突然くすぐりを止め、エリシアを拘束している石ベッドの縁に片足をついて見せる。そして大きく開いた自身の股間を彼女に見せながら、股間に食い込むように着込んだ黒い下着を指で少しだけずらし生身の秘部を彼女に曝け出して見せる。 「はぁ、はぁ、はぁ……へ、へ、変態っ!! 何ですか……それは!! そんなもの……見せないでくださいっ!!」  縦に亀裂の入ったふくよかな恥丘からは、心音に呼応するように小刻みにドクドクといやらしい粘液が次々に溢れ出てくる。それを間近で見せられたエリシアは嫌がる様に顔を背けるが、やがて顔を少しだけ戻し横目でその卑猥な陰部に視線を注いでしまう。 「あはぁ♥ んんっ♥ 貴女が笑う度……私のココはずっと発情しちゃうの……。普段笑う事の少ないであろう貴女を……自由に笑わせて苦しめる事が出来るって考えただけで……堪らなくなっちゃうわ♥」  ムワっと熱気と臭気を孕む空気がエリシアの顔に当てられる。その何とも言えない甘い臭気にエリシアは視界がグラグラと歪んで見え始める。 「や……め……。私に……そんなモノを……見せるなぁ……」  噂には聞いたことが有った。サキュバスの淫液は空気に触れるとすぐさま媚薬となって周囲の人間を催淫すると……。エリシアはそれを目の前で受けている。ただでさえ身体は敏感になり、くすぐりによって疲弊された身体は抵抗力を失いかけている状態なのに、このように目の前で催淫されればエルフである彼女であってもその煽りはもろに受けてしまう。  見たくないのに……見なくちゃいけないような気がしてしまう。見たくないのに……目が離せなくなっている……。  そして……身体の芯が火照る様に熱く滾ってくる……。 「ねぇ? 思ったでしょ? 足の裏をくすぐられた時……。この枷さえなければ……って」 「はぁ、はぁ……。や、め……て……んくぅぅぅ……」  身体が熱くなっていく。臭気を吸えば吸う程にその淫液を身体が欲しがって疼き出してしまう。 「ワキをくすぐられた時……思ったでしょ? 腕を下げて抵抗したいって……。ワキを隠してくすぐりから逃げたいって……」  ラフェリアの声が遠くなっているような気がする。実際には顔の延長線上に彼女はいるのだが、遥か遠くから声がしている様な錯覚を覚える。頭がフワフワと宙を漂っているように気持ちが良い……身体の感覚が薄くなる……でも空気の揺らぎすら感じてしまう程に敏感になっている……。  不思議な浮遊感を感じる……。気持ち良くて……ずっとこのまま漂っていたいような……そんな心地……。 「でも、私のくすぐったい指からは絶対に逃げられない……。私が指を止めるまで貴女は笑いを止める事は出来ないの……」 「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……♥ んんっっ……」 「ほら……思い出してみて? 足の裏……土踏まずの窪んだ部分に私の指先が這い回った瞬間……どんな気分だった?」 「あっっ……ひっっ!? はっっっ……うぅぅぅぅぅ」 「最初……ゾクッ♥ ってしたでしょ? 全身の毛が逆立つくらいの寒気を背筋に感じたでしょ?」 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ! んはぁ、はぁ、はぁ……」 「そしてその指先が貴女のくすぐったくて仕方がない土踏まずの皮膚を……コショ、コショ、コショって優しくくすぐるの♥ 貴女はすぐに耐えきれなくなって笑ったでしょ? くすぐったい刺激に耐えられなくて……」 「あッッくぅぅぅぅぅぅぅ! んんんっっ!! やめてっっっ!! あひっっっっ!! 思い出させないでっっッ!!」  「面白いでしょ? ちょっと皮膚を触っているだけで……貴女はこんなにも疲弊し……辛い思いをする……。それは性的な拷問を執行するよりも淫靡でいやらしい行為だと思うわ♥」 「んっっっ! そ、そんな事……思わ……ない……くぅぅぅっ!! んんんんっっ!」 「今は辛いだけの刺激でしょうけど……これからじっくり開発してあげるわね♥」 「はっくっっっ!? か、開発……??」 「そっ♥ くすぐられるだけでイクようになっちゃうような身体に……改造してあげる♥」 「な、何を……言っているの? くすぐられて……イク?? 意味が……分から……ない……」 「貴女は見込みがあるわ……。私の催淫に、こんなにいとも簡単にかかってくれるんだもの……」 「さ、催……淫に? 私が……? そんな筈は……」 「ウフフ♥ 嘘だと思うなら頑張って見てみなさい? 私が囁いただけで……貴女のアソコがどうなったのか……」 「……はひ? あ、アソ……コ?」 「身体を敏感にさせられて……私の催淫を受けながらくすぐり調教を受ける……。貴女は最高に恵まれているわよ? お姉さんの時とは比べ物にならないくらいに……ね♥」 「う、う、嘘よ! わ、私が……この私が……あの程度の言葉に…………うぅっっ!!」  エリシアは絶望した。  どうにか顔を上げ自分の股間の惨状を目の当たりにし……自分自身に絶望した。  淫魔の催淫など怖るるに足りないと思っていたのに……。  自分が淫魔の誘惑に負けるはずはないと信じていたのに……。  それらを全て全否定してしまう事象が、彼女の股間では起きてしまっていた。  ただくすぐられただけのハズなのに……。そのくすぐられた記憶を思い起こされただけのハズなのに……。  エリシアの引き締まった恥部からは、トクトクと粘りを含んだ白濁色の愛液が沁み出して石ベッドに小さな水溜を作っていた。  まるで快感に酔しれた後の様に……未だヒクつきの収まらない性器からは新たな蜜が溢れ出している。  何に興奮させられてこうなったのか……エリシアには理解できない。  性的な行為は一切されていない筈なのに……。  くすぐられて興奮してしまったのか? それとも……それを想起させられて……?  どちらにしてもこんな証拠が挙がってしまったのだから、エリシアはもうラフェリアに反論など出来ない……。彼女を“変態”だと罵ればそれは全て自分に跳ね返ってくる……。  エリシアは絶望した……。  取り返しがつかないことを……してしまった……と……。  ラフェリアはそんな彼女の様子を見て高らかに笑う。  絶望した彼女を見て、さも美味しい食事が出来上がったものだと至福の笑いを零す。  そして、ひとしきり愉悦の笑いを見せた彼女は意識の朦朧とし始めたエリシアにこう呟く…… 「ゆっくり壊してあげるから……存分に味わって頂戴ね……♥」と。

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