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#8 「あらあら……認めないのですね? それじゃあ仕方ありません。その敏感そうな身体に直接聞いていくしか……なさそうですね?」  貴方の強い反論にクスクスと楽しむような笑顔を零しながら美咲は顔の前で構えていた手をゆっくりと貴方の胸に着地させていく。  乳頭を中心にその周りに爪が触れていくように配置されていく指達。貴方はその順番に置かれていく指達の僅かな刺激に毎度ビクンビクンと身体を反応させてしまう。 「まさか……乳首を触ってもらえるなんて……思ってはいませんよね? そんなご褒美はしてあげませんからね? フフフ♥」  胸の周りに配置された指先に少しずつ力がこもっていくのが伝わってくる。  今にも動きそうなその指達に貴方は息を呑んで口を固く結ぶ。 「浮気をしたにもかかわらずそれを認めず……とぼけようとする貴方には、こういう尋問をしてあげるのが一番ですからね♥」  徐々に指先が胸の筋肉を摘まむ様に持ち上げていく刺激が加えられ、貴方はそれだけでゾクゾクッとした寒気を背中に感じた。これから彼女が行おうとする事……それはすでに知っているのだから……。  すでに知っているからこそ期待してしまう。どんな刺激が加えられるか分かっているから、想像して興奮してしまう。  腕を降ろせない格好にさせられ、何の抵抗も出来ない身体に彼女がこれから何をするのか……それを頭の中でイメージできてしまうから期待と不安が膨らみ続けてしまう。こうして言葉に責められている今でも……。 「私だったらこんな風に胸を揉まれたりしたら、セクハラで訴えるところですけど……。貴方は浮気をした重罪人さんですものね? 訴えるなんて言わせませんよ? ほら、こんな風にされても……」  美咲の手が女子の胸を揉むかのように貴方の胸を揉み上げてくる。それはそれは妖しい手つきでいやらしく……。  この胸揉みがアレの準備運動だと言う事はよく分かっている。よく分かっているが……この揉まれ心地は貴方に快感という名の安堵を与えついつい気を緩ませてしまう事に一役買ってしまう。  気持ちの良い胸揉みに、貴方の目と口はトロンと惚けようとしてしまう……。 「気持ちいですかぁ~? ふぅ~~ん。そうですかぁ……だったら、そろそろ……」  貴方が惚けそうになっているのを見計らって美咲は言葉の口調を低く沈ませていく。そしてその言葉を言い終えると同時に揉んでいた手の力をフッと抜き、その抜けた勢いのまま手を胸の横外側へ滑らせていく。そして…… 「尋問を始めちゃいましょう……ね♥」  その言葉を皮切りに貴方の両胸横へ移動した手が突然爪を立ててモニョモニョと蠢き始める。  胸の横……腋の少し下付近に滑り込んだ美咲の手が肋骨の隙間を縫うように指を配置し、そのまま力強く引っ掻き始めたのだ。 「※#&$!?=%っっ!?」  貴方は油断していた口元からそのような言葉にならない悲鳴を部屋に響かせ、次の瞬間からその悲鳴は下劣な笑い声へと変化を遂げ彼女の責めに応えてしまう事となる。 「ねぇ……浮気……したでしょ? 私の事裏切ったよねぇ? ねぇ? そうだよね?」  カリカリと爪先が胸横をまさぐる音が部屋に響き渡り、貴方はその音と刺激に大いに笑わされる。脇の下に与えられる耐え難いむず痒さに腹の下から次々に笑いが込み上げてくる。笑いを堪えたいと思うのだけど、くすぐったい刺激が途切れる事はなくその刺激に繰り返し笑いを絞られていってしまう。 「正直に言ってください? ほら……ちゃんと白状するまで笑わせ続けますからね? ほらほらぁ!」  腕を万歳の格好から崩してこのむず痒さを与える指を払い除けてしまいたい! そう反射的に脳が判断して手を降ろそうと何度も試みようとするが手首に巻き付いたベルトの枷が外れる事はなく、貴方の腕をしっかりと万歳の格好にキープし続け、彼女の前に「刺激してください」と言わんばかりに腋の部位を晒してしまう。  “そういう刺激”に最も弱い箇所を……“そういう刺激”に一切抵抗できないように晒されてしまっている。 「苦しいですか? 苦しいでしょう? こんな子供の悪戯程度の刺激でも、拘束されていれば抵抗できなくてかなり辛いでしょう? さぁ、苦しみたくなければ白状なさい! 私に素直に告白するんですっ! さもないとぉ~~~」  そんな無防備な腋のラインを彼女は嬉しそうにまさぐって貴方を笑わせ続ける。  脇の下だけではなく脇腹をモミモミしたり、腋の窪みをコチョコチョしたり……。くすぐる部位に合わせて刺激する質を変え、慣れさせないよう工夫しながら責め立てていく。  貴方はその多種多様な刺激に天井を突き破るかのような悲鳴をあげ笑い悶えていく。 「コチョコチョ~♥ コチョコチョコチョコチョ~~♥ モミモミモミ~~♥ こちょこちょ、もみもみぃ~~♥」  連続して腹筋を続けさせられているかのように腹の筋肉が痛くなっていく。横隔膜も強制的な収縮活動を繰り返され疲弊し、身動きが取れないにもかかわらず不自由に暴れてしまっている為枷が食い込んで手首や足首も痛い。  目に汗が流れ込み、涙と一緒に目尻から垂れていく。口元はだらしなく開きそこから涎も垂れてしまう。  情けない……いつもの自分からは想像できないくらいに情けない格好で……顔で……姿で……笑い悶えている。  恥ずかしくて仕方がない。仕方がないのだけど……  しかし、こんなに苦しく辛い思いをしているというのに貴方の本能は興奮してしまっている。  責められているのに……天に向かって成長しきった肉棒はピクピクと脈打ちながら立派にそそり立ってしまっている。  くすぐりが激しくなるにつれ興奮が股間へと集中していく。興奮が目で見える形で晒されてしまっている……。恥ずかしくて隠してしまいたい事実なのに……隠せない肉棒は足の付け根部分でしっかりとそそり立ってしまっている。恥ずかしいのに……。 「あららぁ~? さっきから背中に貴方の固くて熱いナニかが当たってしまってますけどぉ……まさかくすぐられて興奮してませんよね? そんな変態さんじゃ……ありませんよね? 絶対……」  ワザとらしく背中を貴方のイチモツに押し付け、ワザとらしく腰を浮かせたり座ったりして背中で擦らせる様に上下に刺激を加える美咲。分かっている癖にワザとらしく言葉で煽りながらも貴方の限界まで血潮を集めて勃起した棒に耐え難い刺激を加え続ける。  堪らない! こんなに清楚そうなお姉さんに言葉でもくすぐりでも背中でも嬲られ、貴方は堪らない! 勃棒の先からは小さな射精が何度も行われ、薄いカウパー液をトクトクと垂れさせていく。もう限界だ! 今すぐにでも潮吹く様に射精したい! そう思った瞬間…… 「ふぅ……。身体を動かすのが疲れちゃいましたねぇ……そろそろやめますか♥」  と、美咲がワザとらしい言葉を告げ、くすぐりと背中の上下摩り運動を止めてしまう。  あと少し……あとほんの少しで気持ちの良い瞬間を迎えられたのに……。貴方のその期待を大いに裏切る様に美咲はニヤニヤと笑みを浮かべて全ての動きを止めてしまう。 「あれぇ~? どうしましたぁ~? なんか……不満そうな顔をしていらっしゃいますけど……」  貴方の期待を裏切った彼女は、イケなかったもどかしさを噛みしめている貴方の顔を覗き込み、またワザとらしい言葉を掛けて煽ってくる。 「もしかして……ナニかをしてもらいたかったですかぁ~? 私に……」  横を向いてその白々しい顔を見ないようにする貴方。でも彼女はそれに追従する様に覗き込んでくる。嬉しそうな笑顔で……。 「フフ♥ 堪らないでしょ? もう少しで気持ち良くなれたのに寸止めされると……堪らなくもどかしくなるでしょ?」  貴方の心を見透かすように彼女が言葉を紡いでくる。  その言葉に貴方は悔しそうに首を少しだけ縦に振って返事を返す。 「今白状すれば……少しだけご褒美を差し上げても良いですよ? ほんの少しだけ……ですけどね♥」  “ほんの少しだけ”という言葉に複雑な思いを巡らせる貴方だが、焦らされるだけ焦らされた肉棒はその少しの刺激だけでも欲しいと思ってしまっている。  あわよくば最後の瞬間まで導いて貰いたいとも思ってはいるが、彼女の性格上それは望めない。浮気を白状すればどんな事をされるのか簡単に想像できる……。屈服して良いのだろうか? それとも……意地を張り通した方が良いのか? 貴方の中でプライドと欲望が激しく葛藤する。そして出した結論は…… A:浮気をした事を素直に白状する。→→♯9へ。 B:頑なに「浮気をしていない」と時間いっぱいまで言い張る。→→♯10へ

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