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6:奴隷商の娘 「くぅぅ~~~ふっっふっっふふっっ、んぐっっふふ、くくっくくくく……んくくくくく……」  私の顔をいやらしい笑みを浮かべながら何かを見逃さない様にとジッと見つめる……幼いながらもドSな雰囲気を存分に醸し出している万理華の顔……  顔は私の方を向いているが、足裏に回した両手は慣れた手つきで私の急所をまさぐって私を笑わせようと刺激を送り込み続けている。  ハッキリ言って……腋の時よりもくすぐったい! あんな反則的な棒を使われるより……よっぽどこの子のくねらせる指先の刺激の方がくすぐったい!  だけど……私は衝動に負けて笑いを零してはならない。  この女児が発した“笑ったらお漏らしするまでコチョコチョの刑”という言葉があまりにも恐ろしくて……私はワキの時以上に口を堅く結び直し込み上げてくる笑いの衝動を必死に喉元の所で堪えている。  油断したらすぐにでも笑ってしまいそうだ。この子のくすぐり方は……いちいち的確に私の“今触られたくない”と思っている箇所を狙って刺激してきている。  私はその子の指先から発されるこそばゆさから気を紛らわすために硝子の蓋に頭をゴンゴンとぶつけてその痛みによって気を保たせようと努力する。しかし……彼女のくすぐりは、そのような小細工で薄まる程甘くはなく…… 「さっすがお姉さんだね♥ くすぐりに強いって言っただけあってこんな準備運動くらいの刺激じゃクスッとも笑ってくれないや……」  今までのくすぐりが準備運動!? その言葉に私は衝撃と絶望を同時に味あわされる。 「じゃあ……ちょっとだけ面白いコチョコチョ技を出しちゃおっかなぁ~~♪」  笑いたくて仕方がない程追い詰められたあのくすぐりが準備運動だとするなら、もはや私に笑いを我慢できる余裕などなくなってしまう。これ以上の責め苦に耐えられるほど……私の我慢は強くなどないのだから…… 「左の手の甲と~~右の手の甲を合わせて~~♪」  足裏を触るのを一時やめ、何やらオリジナルな鼻歌を歌い出した万理華……  彼女はその歌の通りに手の甲同士をくっ付けて奇妙な手の形をして見せる。  ご飯を食べる時の“頂きます”で行う手の重ねと真逆と言えば分かるだろうか? 手の甲同士を重ねてかなり体勢的に無理がありそうな形に手を合わせてみせた万理華は、その合わせた手を私の左足裏にそのまま近づけていった。 「お姉さんの足の裏のぉ~~土踏まずの真ん中に~~この手を当てて~~♪」  手首を返しながらの無理な逆手合わせを行っている万理華だが、彼女は無理な体勢であるその手を崩すことなく歌通りに手の先を土踏まずの中央に触らせて…… 「外側に引っ掻くようにぃ~~コチョコチョコチョ~~♪」  そのままの格好のまま指先だけをモジョモジョと動かし始めた! ――コチョコチョコチョコチョコチョ! 「ぶふっっ!? うぐくぅぅっっふふふふふふふふふふふ、んむぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!? んぐぅぅぅぅぅぅぅ!!!」  危うく吹き出しそうになった。いや、ほとんど笑い出したと言っても過言ではないほどの声が口から洩れてしまった。  しかし、万理華はその変則的なくすぐりに夢中なのか今の吹き出しを追求する事はしない。それよりもそのくすぐりを楽しむかのように鼻歌交じりに責めを続けている。 「土踏まずの窪みのゴミを外に掻き出す様にぃ~~コ~チョコチョ♥ 内から外に向かって~コ~チョコチョ♥」  あの合掌の逆バージョンの様な変な格好の手合わせによるくすぐりは、私の想像の遥か上を飛び越していくようなおぞましく新鮮なこそばゆさを私に与えた。  足裏を横に引っ掻きたいなら、逆合掌のような形を取らず順手で手を横にして普通にくすぐればいいじゃないかと思うところだが、この逆合掌に組んでくすぐる利点は左右同時にくすぐれるという単純な理由だけではない。  無理な手の組み方をしている為……動きがぎこちなくなってしまうのだ。  動きがぎこちないのが利点なのか? と問われれば疑問符が浮かぶ次第なのだが、この動きのぎこちなさは自然なくすぐり方と違って動きの予測が出来ず余計にくすぐったく感じる! 多分それも狙ってやっているのだろうが……この“次何処の指が動くか分からない”という予測不能なくすぐり方は必要以上に緊張を強いいざ動いてくすぐられた時の刺激を何倍にも高めて私に食らわせることが出来る。  指一本でもそういう予測不能なくすぐりをされれば耐えられないのに……今は10本の指全てが私の刺激予測の内側から奇襲をかけて私を笑わそうと刺激を送り込んで来る。  そんな物凄い火力を持った刺激に……私が耐えられるはずもなく、私は我慢の健闘虚しくすぐに…… 「ぶひゃッっ!? んぎひっっ!? うひっ!? いひひっっ!! くししししししししっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、んくはっっひゃ……はひゃひゃひゃ!? イヒャアァァアアァアァッッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ、にゃにそのくすぐり方ぁぁ~~っははははははははははははははははははははははは、そんなの反則よぉぉほほほほほほほほほほ!! うは~~っっははははははははははははははははははははははははははははははは!!」  口の端から空気が漏れてしまったのを皮切りに、ダムが決壊を引き起こすような勢いで溜め込んでいた笑いを口から垂れ流し始めてしまった。 「あぁ! 笑ったなぁ~? 私との約束を無視して勝手に笑ったんだね? お姉さんは……」 「だは~~っはっはははははははははははははははははは、うはははははははははははははははははははははははははははははは、こんなくすぐられ方初めてでぇぇへへへへへへへへへへまさかこんなにくすぐったいって思わなかったのぉぉほほほほほほほほほほほほほほ、イヘヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!! うへひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ……」 「約束破ったら……どうなるか教えたよね?」 「かはっっははははははははははははははははははは、待って!! ちょっと待って!! もう一回チャンスをぉぉ!! もう一回我慢させてぇぇ!!」 「だぁ~~め♥ お姉さんは約束破ったんだから……これからお仕置きです♥」 「ねぇっっってばぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、こんなにくすぐったいって思わなかったのぉぉ!! もう一回仕切り直させて!! 今度は我慢するからっっ! 今度こそは……」 「ウフフ♥ お姉さん……万理華より大人の人なのにこれからみんなの見てる前でオシッコしちゃうんだよぉ~~? 恥ずかしいでしょ?」 「ま、ま、待って!! ホントにっっ!! 待ってってば!! そう言われると……無性にオシッコがしたくなっちゃうっっ!?」 「お母さまが言ってたけど……さっき飲んでもらったあの美味しいお水? アレ……オシッコが出やすくなるお薬が入っていたんだってぇ~♥」 「おしっこが出やすくって……利尿剤が入っていたって事!? アレにっ!?」 「オシッコ……したくなってきてるでしょ? 今……」 「はぅぅっっ!? なんか……意識したら……突然尿意がっっっ!! んあっっっ!!」 「この透明なお人形さんの中でお漏らししちゃったら……大変だよぉ? この足の窓の所からしかオシッコが流れて行かないから……」 「あっっ、はっっ!? やだっっ!!? 意識した途端に……どんどん水分が下腹部に集められて行ってる感じがっ!? あひぃぃっ!? や、やばいっっ!!」 「お姉さんは大人なんだから……お漏らしは我慢しないとダメだよぉ~? 恥ずかしいもんね? 大人になってお漏らしなんて……」 「はひっっ!? や、や、やだぁぁ!! どんどん……お腹の下に圧が掛かってきてるぅぅ!? い、いやぁぁぁぁ!!」 「でも……お母さまからはね……こう言われたの♥」 「はぎぃぃっ!? が、が、我慢っっ!! 我慢しなきゃっっ!! んあああぁぁっぁぁぁぁぁぁああぁあぁ!!」 「一時間以内にお姉さんの事……お漏らしさせてきなさい……って。それが万理華のデビュー最初のお仕事なんだって♥」 「はひっっ!? んへぇぇぇぇっっ!! ダメダメっっ! 意識を途切らせちゃダメ! 漏らしちゃダメっっ! こんなトコで……人が見てるこんな所でお漏らしなんて……」 「だから……これからね? 万理華はお姉さんのその“我慢しなきゃ”っていうのを邪魔しなくちゃいけないの……」 「っっく!? な、何をする気っっ!? や、やだ! その手! その動き! まさかっっ!? こんな状態の私にぃぃ!? 嘘でしょ!?」 「お漏らしを頑張って我慢してるお姉さんの事……コチョコチョして……邪魔してあげるの♥」 「ひっっ!? や、や、やめ!! 駄目!! 絶対ダメそんなのっっ!!」 「だってさっき……言ったもんね? お姉さん……くすぐりには強いって……」 「いひぃっ!? や、や、やめて!! やめてっっ!! アレは強がりだったの!! アレは嘘! 嘘なの!! 本当は私……足の裏すっごく弱いの!! だから……足だけは……足だけはやめて!!」 「嘘でも強がりでも……一度言っちゃったことは守らないとダメだよぉ~? 大人なんだもん……」 「お、お、お願いっっ!! ただでさえ……我慢できるか微妙なのに……今くすぐられたら……私……」 「ちなみに……笑いながらお漏らしするのって……とっても気持ち良いんだって……お母さまがそう言ってた♥」 「はひぃぃぃ!! だ、め……尿意が……ヤバイっっ!! んくぅぅぅぅぅぅ!!」 「お姉さんにもソレ……味あわせてあげるね? たっぷりと♥」 私がどんなに懇願しようと……どんなに焦って逃げ出そうとする素振りを見せても、万理華の目はこれからの“実践”に対して好奇心でいっぱいだと主張するかのように爛々と輝いて見える。  母親以外の他人である私がこれからどれだけの悶え苦しみをこの透明の人形の中で見せてくれるのか早く知りたい! と、言葉に出さなくてもそう聞こえてきそうな興味深々で無垢な瞳が私に向けられている。  きっと、私がどんなことを言ったとしても彼女は聞く耳を持たず責めに興じる事だろう。  私に与えられた選択肢は……この身動き一つとれないよう拘束された狭い拘束人形の中で……気を抜けばすぐに放流してしまいそうになっている尿意と戦いつつ、彼女から与えられる意地悪な責めをただジッと堪え忍ぶことしか許されていない。  堪え忍ぶ……などという言葉を浮かべてはみたが…………彼女の責め方を知るにつけ、堪えることも忍ぶことも困難である事は火を見るより明らかだ。  堪えられる訳が無い……数秒だって我慢できる自信はない。  でも……抵抗しないといけない。  先程まで離席している数の方が多かった観客たちもいつの間にやらそのほとんどが戻って席についており、私の痴態を見逃さないゾ言わんばかりにステージ上の私達に視線を揃えている。  そんな中で……そんな大勢の観衆の真ん前で……全裸に剥かれて只でさえ恥ずかしい格好にされている私が“粗相”をするだなんて……考えたくもない! 考えられない! いや、未だに現実離れし過ぎていてどれだけの羞恥に犯されてしまうのか想像する事も出来ない!  とにかく……我慢できるだけは我慢しなくては……  私はゴクリと生唾を呑み込みつつもそのように決意をし、改めて歯を食いしばりなおして下腹部の括約筋を意識するように力を込めなおした。  意地でも耐えてみせてやる! こんな子供の責めなんかに屈服してなるものか!!  ……そんな自己暗示に近い鼓舞を自分に施して、身体の力を尿意と戦っている括約筋に集めるイメージを取ってみたのは良かったが……  程なくしてその決意は砂場で作った虚城の如く脆くも崩れ去ってしまう事となる。  万理華のその指から放たれる……くすぐりという刺激に……いとも容易く……

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