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#46 「アハ♥ 私を選んでくださるのですね? 嬉しいです、チーフ♥」  あなたがパートナーに美咲を選ぶと、彼女は瞬く間に妖艶な目をあなたへ向けおもむろに羽織っていた白衣を脱いでそれを壁際にあった椅子の背もたれにサッと掛ける。  白衣の隙間からは彼女の形の良い豊満な乳房を薄いインナー越しに見ることが出来ていたが、それを脱いだ今先程まで白衣の下に隠れていた乳房の全体像が明らかになりあなたはその見事に盛り上がった胸部から目を離せなくなってしまう。 「しかも……私の大好きな……“腋”を責めさせてくれるだなんて……気が利いていらっしゃいますね? チーフ♥」  紺色のタンクトップをインナーに着ていた美咲が前髪をサラリと横に流す仕草をすると、手が上げられた事によってそのタンクトップの袖口から大人の色気を放つ肉々しい腋が覗き見え、その仕草を見ていたあなたをドキリとさせてしまう。  美咲はあなたのそのドギマギした表情を見てクスリと笑みを零しつつ、万歳の格好で拘束されている恵理の方へと身体を向けなおした。  思いがけず大人の美しい腋を見れた喜びを味わえたのも束の間、美咲は恵理の顔ではなく白衣の隙間から僅かに覗く“腋”の部位に視線を向けてニンマリと笑みを零し、彼女の脚を跨いで恵理と正面向かい合わせになりながら距離を詰めていく。 「ひっっ!? や、や、やだ……」  正面から迫ってくる美咲の顔に顔を引き攣らせながら嫌がる様子を見せる恵理だが、美咲はそれを気にする様子も見せずマイペースに恵理の太腿に自分の腰を軽く乗せ座り姿勢で顔を近づけさせていく。 「ウフフ……恵理ちゃんのワ~~キ、とっても美味しそう♥ 試しにどんな味がするかぁ……食べてみよっかなぁ~~?」  甘い猫なで声でそのように零した美咲は、顔を横に向け「ンパッ♥」と湿りのある音を立てながら口を大きく開いて彼女の腋めがけて顔を近づけさせていく。  食べるという言葉は何かの比喩表現だろうと勝手に思っていたあなただったが、上唇と下唇に涎の糸を繋げながら迫るその横に傾けた顔を見るにそれが比喩などではなく本気の行動であると悟らされる。  白衣の裾を右手で背中側まで捲って恵理の左腋を露出させ、その露出した腋に噛り付くかのように顔を寄せて歯を立てる美咲の姿にあなたは胸を高鳴らながら様子を窺っている。 「あ~~~むっ♥」  美咲のわざとらしい捕食の言葉と共に突き立てた下顎の歯が恵理の腋の窪みに食い込みと、恵理は身体中を寒気に覆われたかのようにブルブルブルっと震わせ甲高い悲鳴を上げる。 「いひゃあぁぁぁぁあぁっっ!! 気色悪いぃぃぃひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっ!!?」  下の歯は腋の窪みに上の歯は腋の裏側に噛り付いた美咲の口は、恵理の悲痛な悲鳴を聞いて早速と言わんばかりに顎を動かし腋の部位とその裏の部位をガジガジと甘噛みし始める。 「はぎゃあぁっっははははははははははははははははははははは、や、や、やだぁっっはっははははははははははははははははははははははははは、歯、歯がっっはははははははははは、歯の当たり方がこそばいぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、やめでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  傍から見れば恵理の腋に食らいついた美咲がその肉の味を確かめるようにモグモグと口を動かして捕食しているかに見えるが、実際の彼女の噛み方は猫や犬で言うところのいわゆる甘噛みの様な噛み方で、本気で腋の肉を削いで食べようとするような噛み方ではない。しかし、例え甘く噛んでいると言えど歯を食い込ませて噛む動作を繰り返しているのだから、そういう刺激に弱い腋がくすぐったく感じない筈がない。恵理は美咲の思いがけない責め方に驚くと共に同時に堪えきれない笑いを吐き出す事となった。 「ンフゥ♥ 恵理ひゃんの汗の味がひて……おいひ♥」  モグモグと顔を横に向けながら腋にしゃぶり付く美咲に恵理は嫌悪感を示す反応を返すが、彼女を拘束している手枷がその拒否反応を封じ込めてしまい彼女の捕食行為から逃げさせてはもらえない。それを良い事に美咲は反対の腋にの味も堪能しようと顔を反対の方向に傾けて今度は逆の腋にも歯を立てて噛り付き始める。 「あひゃあああぁぁぁっっ!!? やめっっ! だめっっへ!! き、気持ち悪いっっひひっっ!!? か、か、噛まないでぇぇぇぇ、お願い噛まないでぇぇぇぇ!!」  左の腋と同じように歯を立て噛り付くも力は入れずあくまで甘噛みで腋への刺激を重視する噛み方……。その見ているだけでむず痒くなりそうな噛み方にあなたは背筋に寒気を催すが、恵理はそれ以上に身体を震わせておぞましい刺激と戦っている。 「ぅんむ~? にゃ~に? 噛まれるのが嫌なのぉ~? だったら……こういうのはどうかしらぁ~♥ ほ~ら、ペロペロペロォ~~♥♥」  噛まれる感触を嫌がる恵理の要望を聞くかのように美咲は腋に歯を突き立てるのを急遽取りやめ、その代わり口外に舌を出してそれを蛇のようにチロチロと上下に動かして見せる。そしてその舌先を腋の窪みの中央にチョンとつけたかと思ったら、そのまま腋の中央から上下左右に素早く舐め回し始めた。 「はぎゃあああぁあぁっっはははははははははははははははははははははは、し、し、舌は反則ぅぅふふふふふふふふふふふふふふ、駄目っっへへへへへへへへへへへへへ、舐めるの駄目ぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  伸びきった腋の肌をほんのり湿った柔らかい舌先が縦横無尽に舐め回す嫌悪感に、恵理はゾゾゾッと寒気を催して手足をバタつかせようと力みを入れる。しかし、手だけでなく脚にも付けられた枷が彼女の身体を拘束台にしっかりと固定してしまっている為そのような動きはすぐに封殺されてしまう。ただでさえ枷によって不自由にされている身の上なのに、更に美咲の身体は彼女の太腿に体重をかけて腰掛けている為、暴れたくても暴れる予備動作すらさせて貰えない。結局……動かせるのは顔と上半身の一部くらいなものだからそれを必死になって左右に振って嫌がるそぶりを見せているが……美咲はその抵抗をものともせず彼女の腋を舌先で心行くまで堪能している。 「あぁ~あ……あの変態の目をとうとう醒まさせちゃったわね……恵理ってば可哀そう~」  彼女の腋をピチャピチャといやらしい音を立てて無心に舐め回している美咲の姿を見て、鈴菜が呆れた声であなたに言葉を零す。 「あんたが美咲を“腋”のパートナーとして選んだからいけないのよ? 彼女……見ての通り、恵理の腋と見るや世間体や演技なんかほっぽり出して味わおうとしちゃうの。こうなったらもう止められないわ……恵理がどんなに嫌がってもアレはもう止められない……」  別に“腋”を責めるように指示してはいない……あくまで上半身を任せただけと記憶しているが、美咲にとって上半身を責めるという事は「腋を好きに責めていい」という言葉と同じ意味なのだろう……一切の迷いもなく恵理の腋めがけてむしゃぶりついているのだから…… 「普段はのほほんとしたお姉さんってイメージが強い彼女だけど……こと“腋”に関しては見ての通り見境なく暴走しちゃのよ。私はこういう変態度の高い滅茶苦茶な責め方には美学を感じないから効かないけど……恵理にはこんな欲望剥き出しのデタラメな責めは良く効いちゃうみたいね……」  確かに……先程までの純粋なくすぐりだけの責め苦に恵理はここまで嫌がる様子を見せてはいなかった。苦し紛れの抵抗らしきものは多々行ってはいたが、あのように嫌悪感丸出しで嫌がる様子は見ていない。  鈴菜の言う通り、責め方がねちっこくなればなるほど……責め方の変態度が高くなればなるほど彼女の乱れっぷりや暴れっぷりは顕著に激しくなっていっている気がする。  恵理はこういう責めに弱かったのか……  あなたは、彼女を攻略する手段として“弱点部位”の調査以上に“責め方との相性”も大事なのだと学びを得る。 「はぁ♥ はぁ♥ ンムゥ……ふ♥ チュ♥ ムチュムチュ……んん……クチュクチュ♥」  右の腋が唾液で濡れきるまで舌を這いずらせた後は、次は逆の左の腋に舌を這わせ同じように唾液が腋全体に馴染むように舐め回していく。 「はひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、いへひひひひひひひひひひひひひひひひひ、やめでっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、気持ち悪いぃぃひひひひひ、舌が気色悪いぃぃぃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっひゃひゃひゃ!! あひぃぃぃっっっっ!!?」  一見悪趣味な腋舐めを気の向くままに繰り返しているだけのように見えるが、美咲の責めはそれだけに留まらず恵理の笑いを更に引き出すべく腋舐めとは別の責めも同時に行っている。 「ムフフ♥ コヒョ……コヒョ……コヒョぉ~~♥」  腋舐めの気色悪さに恵理の意識を向け、意識から完全に外れている脇腹の部位を開いている両手を這わせてその部位までも同時にくすぐっている。  あくまでメインは腋舐めの方を推している為脇腹への刺激は最低限に留めているようだが、それでも恵理の意識が腋の方へ戻っていったなと見計らいながら巧みにくすぐりを入れる為恵理はそのくすぐりに対応できずそれが行われるたびに思わず吹き出すような笑いを吐き出してしまう。 「ぶひゃっっっはっっ!!? だひゃぁひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!? んはははははははははははははははは、ヤダッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ、いきなり脇腹はっっはははははははははははははははははははははは、いへひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」  腋が唾液まみれになろうとも構わず腋舐めを続ける美咲の異常な責め方に度肝を抜かれるが、さすがはくすぐり風俗店のコンパニオンであるなと改めて感心させられる絶妙な脇腹への責め……あなたはその巧みな責め技巧に感心しつつ、それを観察しているうちに先程から胸の奥がムラムラといやらしい熱が上がり始めていることに自分でも気づく。  自分も……こういう変態的な責めを……一度は経験してみたい……。  そのように脳裏に言葉が過った瞬間、あなたの中で何かしらの“タガ”が外れるような感覚が伝わった。  何かを抑えていた……そのタガが外れた音が……確かにした。  それが外れたと知るや否やあなたの脚はあなたの意思を介さず自然に恵理の足元へと歩を進めた。まるで……フェロモンに引き寄せられる夜光虫のように……フラフラと…… 「あひぃぃひひひひひひひひ、ち、ち、チーフぅ? にゃにするつもりですかぁぁ? チーフっっふふふふふふふふふふうっふふふふふ、チーフぅぅぅぅ!?」  恵理の足元へと到着したあなたは彼女の足と同じ高さに顔が来るまで腰を屈め中腰の姿勢になって試しにと言わんばかりに顔を彼女の拘束された足裏へと近づけていく。  ただくすぐるだけならば手を近づけていけばいいのだが……美咲の責めを見ているうちにあなたは彼女の様な特殊な趣向を味わってみたいと思うようになり、彼女と同じく足裏に手ではなく顔を密着するまで近づけわざとらしく鼻をスンスンと鳴らして恵理の足裏の臭いを嗅ぎ取る仕草を取る。 「はひゃあぁあぁぁぁぁあぁぁっっ!? ち、チーフ! らめですぅぅぅふふふふふふふふふふふふふ、それはだめぇぇぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、恥ずかしいぃぃひひひひひひひひ、匂いを嗅がれるのは恥ずかしすぎますぅぅぅふふふふふ、あがっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」  恵理の言葉など無視してあなたは土踏まずから発せられている彼女の足底のフェロモンを嗅ぐべく鼻奥にその場の空気を一気に吸い込んで脳内でその匂いをテイスティングする。  彼女の足裏の臭いは古い皮質と多量にかいたであろう汗が混ざり合ったなんともすえた匂いが広がり、とても好感の持てる匂いだとは言い難いという感想をあなたは持つ。しかし……好感は持てないが嫌いな匂いという訳でもない。どちらかというと……人間臭い匂いだと言っても過言ではない。  現実離れした美しくクールな容姿でミステリアスな性格をしている恵理のイメージはどこか神秘的で近寄りがたいイメージを初見では持たされるが、この匂いを嗅いだ瞬間……急に彼女のイメージが人間のそれに一気に近づいてくる。見た目は人間離れして見えるが彼女も一人の人間であり……妖精でも異次元のアイドルなどでもない……彼女の足裏の臭いはあなたに彼女がただの人間の娘であるという事を再確認させてくれる。  それを再確認したあなたはイメージの瓦解による残念さは少しあったが、逆に親近感の方が強く湧くようになり恵理への一個人の人間としての愛着もこれまで以上に強くなった事を感じる。  まさか、匂いを嗅ぐだけで恵理のイメージが180度変わるとは想像だに出来なかった……  彼女が自分と同じ一人の個人であるという事をこんなにも強く意識できるとは思いもよらなかった……  美咲の変態行為に煽られ、興味本位で行った匂い嗅ぎだったが……まさかこのような収穫を得られるとは思いもよらず、あなたはその後も恵理という個人をもっと味わおうと美咲と同様に舌を出し……文字通り彼女の足裏を味わい始めた。  まずは土踏まずの味は如何なものか? という疑問にこたえるべくあなたは熱のこもった舌先を土踏まずの中央にそっと触れさせ…… ――ペロっ♥  っと、下から上に一舐めして味を確認した。 「ギャっひぃィぃぃいィぃぃぃぃぃぃイィぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!?」  あなたの舌が土踏まずを一舐めすると、恵理は雷に打たれたかのようなビクつきを身体全身で行う。  その大袈裟なリアクションを堪能しつつあなたは……二舐め……三舐めと舌を繰り返し土踏まずの部位で往復させ、味がはっきりと分かるまでしつこく舌舐めを繰り返してあげた。  味は……やはりというべきか、匂いを嗅いだ段階から想像は出来ていたが……汗の味が大半を占めていた。  しょっぱい汗の味……それが最初の味覚だったのだが、何度か繰り返し舐めていくうちにその味覚が実は汗だけの味ではない事に気付き始める。  しょっぱさの中に……僅かな苦み? 足裏の皮質の味なのか……それとも恵理の身体が持つ独特の味なのか……? 判断は難しいが確かにしょっぱさの中に舌先をチカチカと刺激するような苦みが感じられる。  決して美味しい味であるわけではない……どちらかというと、自分の唾液の臭いも相まって不快な味であると判断せざるを得ない……  しかし……その不快な味も……これが“恵理の味”だと知覚すると「もっと味わってみたい」と思える中毒性を醸し出してくる。  美味しくないし良い匂いでもない……。でも嗅ぎたいし味わいたい……そんな通常の感覚ではありえない欲求があなたの中に次々と湧き始めてくる。  これが“癖になる”という感覚なのだろうか? 美咲も同じような感覚を今……共有しているのだろうか?  土踏まずの味は何となく味わえた……じゃあ次は……カカトの味とかはどうだろう?  あなたはすぐに湧き上がってきた好奇心に抗わず、欲望の赴くままに舌先を彼女のカカトの方へと移動させていく。 「かっっひっっひぃぃぃぃぃ!? や、やらっっっ!! チーフに舐められてるって想像するだけでぇぇへへへへへへへへへへへへへ、ンアッ♥ も、も、もう……なんか……頭が真っ白にぃぃぃひひひひひひひひひひひ!!」  カカトは土踏まずと違って僅かにザラつきがあり舌触りにも変化がみられる。味は相変わらず汗の味が強いが……こちらは苦み的なものは少ない……むしろ長時間噛んだガムのように無味に近い味だ。  最初に舐めた程のインパクトは得られなかったが、カカトはカカトで舐める舌触りに抵抗感がありこれはこれで癖になる味わいだ……。  だったら今度は足の指はどうだろう? 指の股の間など……舐めたらどんな味がするのだろう?  あなたの好奇心は留まる事を知らず、思い立ったが吉日と言わんばかりに考えるより先に舌を動かす。  カカトから土踏まずを経由して……母指球を駆けのぼって目的地の足指の部位まで一舐めで辿り着く……  その間に与えられた刺激も恵理には耐え難いものであったらしく、まるで尿意を我慢するかのように身体を震わせて笑い悶えている。 「うはっっはっはっはっはっはっはっはっは、いひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、んへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、く、くしゅぐったいし、恥じゅかしいし、頭真っ白になるし、もうおかしくなりそっほほほほほほほほほほほほほほほほほ、ぷはははははははははははははははは、いひぃっはひぃ!! ひぃひぃいぃぃぃぃ!!?」  恵理の笑い声も、訴える声も耳に入ってこないあなたは、舌が足指の付け根に到着するや否や舌先を中指と薬指の間にねじ込んで彼女の指股の間をいやらしく舐め回し始める。 「ほぎゃああぁぁぁぁぁっっ!!? そ、そ、そ、そんにゃとこ舐めないでぇぇっっっっ!!! アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、そこは汚いぃぃひひひひひひひひひ、汚いですからぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは」  指の股を舐めた感想は……ここも汗の味でしょっぱい……と、ありきたりな言葉で表現するしかない。  実際は……先程まで舐めていた汗よりも塩味が濃くなったような味だと言えなくはないが、あなたの舌は土踏まず、カカトと休みなく連続で舐めてきている為舌先の感覚が若干麻痺し始めていて味が正確に判断できなくなっている。  もはや足裏がどういう味だったのかすら判断できない……ただただ彼女の足の皮膚を舌で愛撫し続けているだけの感覚に陥ってしまっている。  せっかく湧いた好奇心も……味が分からないのではテンションが半減してしまう……  しかし、せっかく高まったテンションを下げるのは忍びないし……勿体ない。  だからここは美咲に倣って……  空いている手を使って……  舐めている側とは反対の足裏を……  コチョコチョコチョ~~っと、してやって……   「ひぎっっ!!? ぁが、はっッ!!? はひぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」  純粋に恵理の笑い悶える声を聞いて責め欲を高めてしまおう♥ ――コチョコチョっ! コチョコチョコチョコチョコチョ~~♥♥ 「はっっぎゃああああぁぁぁぁあぁぁぁははははははははははははははははははははははははは、こちょこちょダメぇぇぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、こちょこちょはダメえぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、ヒギャッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!! ホントにだめぇぇぇへへへへへへへへ、ホントに無理ぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひ、いへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、んへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ」  再び雷が直撃したかのようなビクつきを見せた後、大口を天に向けて開けながら大笑いを吐き出し始める恵理……。やはりこれを見ないと淫欲は高まらない。くすぐりに暴れ狂いながら笑い悶える姿を見なくては最高の興奮は味わえない。 「いぎゃぁあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うははははははははははははははははははは、いへへへへへへへへへへへへへへ、やめへっっへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、わぎもあじの裏も無理ぃぃぃひひひひひひひひひひぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひ、はひはひ、アヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、もう限界っっひひひひひひひひひひひひ、もう無理ぃぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」  土踏まずを指先でコチョコチョ♥っとくすぐって笑わせ、抵抗できない足指の付け根をモショモショ♥と、こそぐって悶えさせ、足の側面やカカトを爪を立ててカリカリ♥っと引っ掻いて弄ぶ……  反対の足裏は舌先で土踏まずや指の付け根など敏感な箇所を集中的に舐め込んで恵理に嫌悪感とこそばゆさの両方を同時に味あわせる。  上半身も美咲が同様に腋舐めと脇腹くすぐりを同時に行い恵理を存分に笑わせ悶えさせている。  傍から見ればこの行為はある種の異様な光景に映るのだろうが、行っている本人たちは舌先で感じる倒錯的な興奮と、くすぐりによって笑い狂わせている征服感を同時に味わっており責め欲と淫欲は天井無しに高まり続けている。  このような変態的なプレイをしているという背徳感そのものもあなたの興奮を高める要因の一つになっている。時計係をしている鈴菜に……この恥ずかしいプレイを見られているというこの状況も、背徳感が増し興奮に拍車をかけてしまう。 「かひゃ~ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ、アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、いへへへへへへへへへへ、うへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、あど何分っ? あど何分耐えれば良いんでずがぁぁっはっはっはっはっはhっはっはっはっはははははははははははははははは、これぇぇぇ!!」 「うん? あぁ……時間? あと何分残ってるか聞きたいってわけ?」 「はひあひ、そ、そう! あと何分? あと何分我慢すればいいのぉぉ? あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、やはははははははははははははははははは、ゲホゲホゲホ!!」 「教えてもいいけど……聞いたら後悔するかもしれないわよ?」 「いひぃぃぃっっ!! いいからっっ!! いいから教えてぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「良いの? じゃあ……まぁ今秋は特別に教えてあげるけど……」 「はひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、はやくふぅぅ!! 早くおじえでぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、イヘヒハヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」 「あと12分よ♥ あんた……あと12分も我慢しなきゃいけないの♪ その変態的な責めを……ね♥」 「はへっっ!? う、嘘ですぅぅぅ!! そんなに残ってるなんて嘘ですぅぅぅぅぅ!! ぷはっはははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 「嘘じゃないわよ……しっかり時間は測っていたんだから……」 「そんにゃのむりぃぃひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、もうほんとに無理なのぉぉぉぉ!!」 「無理でも我慢しなくちゃでしょ? そういうルールなんだから♥」  「わ、わ、わがりまじだぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、ぎ、ギブっっ!! ギブアップしまずぅぅぅぅふふふふふふふふふふふふふ、だ~~っははははははははははははははは、ギブアップぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!! ギブアップっっ!!」 「あぁ~~あ……言っちゃった……」 「おでがいぃぃひひひひひひひひひひひ、ギブアップじだぁぁっはっはっはっはっはっはっは、ギブアップじだがらぁ止めでぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「止めて良いの? ホントにギブアップしたら……この後どんな目に合うか知っているわよね?」 「良い! もう良い!! 無理っっ!! 絶対耐えらんないっっひひひひひひひひひひひひ、お願いっっひひひひひひひひひひひ、止めでぇぇへへへへへへへへ、早ぐ止めでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「フフ……良いわ。そこまで言うんだったら……止めてあげる……」  くすぐりと舌舐めに夢中になっていたあなたと美咲は恵理の“ギブアップ”の宣言が耳に入らず、それが宣言された後も延々と手と舌を止めず責め続けていた。  しかし、その夢見心地で責めていたあなたを鈴菜の声が現実へと呼び戻す。 「はいはい! やめよ、やめっ! 一旦手を止めなさい!」  手をパチンパチンと叩きながらそのように大声で制止を呼び掛けられたものだから、あなたも美咲も手を止め口を離し夢から覚めた瞬間のようにキョトンとした顔でお互いの顔を見合わせてしまう。 「残念だけど……恵理は屈服しちゃったわ。ギブアップしちゃったの……」  その言葉を聞き、そういえばこの責めはギブアップを取るためのプレイであったと今更ながらに思い出す。  そして意識に上ってはこなかったが、その言葉をどうやら恵理に吐かせる事に成功したらしい…… 「ギブアップしちゃったら……私達の給料……どうなるんだったっけ? 美咲?」  ぼや~っとした顔を浮かべていた美咲はその言葉にハッと意識を取り戻し、 「あっ! 減らされちゃうっっ!! 私達の給料っっ!!」  と、尋問のルールを思い出す素振りを見せながら声を上げた。 「そう……減らされちゃうの……この根性なしの宣言のせいで……」  鈴菜はそうは言っているが口角を緩く上げて見せ、いやらしい笑みを浮かべて疲弊しきった恵理の姿を見る。 「恵理? 分かっているわよね? ギブアップをしたら……どういう罰が下されるのか……」  肩で息を吐きながら恵理は力尽きるように頭を一度頷かせる。 「あんたのせいで減らされた給料の分……好きにあんたの事責めていいんだったわよね?」  恵理の身体がビクリと反応を見せる。その反応を見て美咲も鈴菜もクスクスと怪しい笑いを零し始める。 「覚悟は……出来ているんでしょうね? あんたがどんなに体力を消耗してようが……容赦なく責めさせて貰うんだからね?」 「あはぁ♥ 嬉しいわぁ~~また恵理ちゃんの事笑わせられるんだぁ~~♥ 嬉しい~~♪」 「これから死ぬほど笑わせてやるんだから……楽しみにしてなさい? そして深く後悔するのよ? ギブアップなんて……しなきゃよかったって……」  凍る様に固まった恵理の顔に美咲と鈴菜が笑いを零す……  これからの責めを楽しみにするかのように……影の掛かったいやらしい笑いを……。  あなたはその笑い顔を見て……ゾッと寒気を背筋に催す。  ギブアップをした恵理のプレイはこれで終わりでなく……むしろこれから始まってしまうのだ……  疲れ果てた身体に鞭を打つような地獄以外のなにものでもない……報復の時間が……  美咲と鈴菜の報復……#48へ

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