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#47 「あぁん……上半身は私が攻めたかったんですけどねぇ~~残念です……」  あなたが上半身を鈴菜に任せるという選択を告げると美咲はさも残念そうな表情を浮かべて肩をすくめてみせる。鈴菜はそんな彼女の肩に手をポンと置いて「私に任せなさい」と小声で告げ恵理の背後に移動した。 「…………………………」  恵理はニヤついて背後に回り込む鈴菜を目で追い、緊張した面持ちで口を堅く閉じて警戒を強める。 「どうせ口は割らないとは思うけど……いちお最初に聞いといてあげるわ。恵理……あんた、なんで情報を売ろうと考えた訳?」  恵理の背中へと陣取った鈴菜はポキポキと指を鳴らしたり指の関節を伸ばしたりしてくすぐる準備を着々と進めていく。  その様子を背後に感じながらも恵理は彼女の問いかけに頭を横に振って答える事を無言で拒否する。 「フン! 今喋れば少しは手加減してあげようって思ってたけど……どうやらその様子だとそういう配慮はいらないと見えるわね……」  鈴菜のその言葉にも首を横に振り続ける恵理だが、それを気にも留めず鈴菜は解した両手を恵理に気付かれない様にそぉ~っと左右の胸横に沿って差し込み、彼女の油断を突くようにガシッと腋の下の部位を鷲摑みにした。 「くひっっっ!!?」  胸の横を突然両手に挟まれる様に掴まれた恵理は、折角閉じていた口も開いてしまいそこから小さな悲鳴が零れる。 「私が攻め手に加わるって事はどういう事になるか……あんたなら分かるでしょ?」  鈴菜の手は恵理の胸横を掴んだまま少しの間動かずにいたが、彼女が言葉を発したタイミングをスタートの合図代わりに少しずつ食い込ませた指をムニムニと動かし始めた。 「……こういう責めを……するって……事よっ!」  そして語気が強くなった瞬間と合わせて鈴菜の指は恵理の胸横に食い込んだ手に強い力を込めて本格的なくすぐりを入れ始めた。 ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ! 「かはっっ!? はひゃああぁぁああぁぁぁぁあぁぁぁぁぁっっはっっ!!? あぐぐぐぐぐぐぐぐっっふっっぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」  責めが始まるや否や思わず吹き出しと悲鳴を同時に出してしまう恵理だったが、どうにか口を閉じる事に成功し次に漏れるであろう笑いを無理やり口内に押し込むことが出来た。 「へぇ~? 我慢しちゃうんだぁ~? 結構力を込めた刺激だったはずなんだけど……あんたってば中々我慢強いのね? じゃあこういうのはどう? 耐えられるかしら~?」  恵理が笑いを我慢したのを見るや、鈴菜はすぐに責め方を変え食い込ませた指の力を少し抜いていく。そして今度は浮き出た肋骨の表皮を掠るくらいの優しい触り方で恵理の腋下を責め始めた。 ――コショ……コショ……コショコショ♥ コショコショ……コショ……コショコショ♥ 「うひっっ!? うはひゃっっ!? んひゃひゃひゃっっ!! ちょっ! その触り方っっはひッ!? うははっっっ、やはははははははははっっ!!」  最初に行われた強烈な揉み込みとは真逆の肌の表皮を薄く触るような指先の刺激に恵理は強烈なこそばゆさを感じてしまったのか、固く閉じていた口を再び開いて短い笑いを吐き出し始めてしまう。  鈴菜はその反応良さを気に入った様子でしばらくその“柔らかく触るくすぐり方”を続け恵理の笑いを断続的にだが引き出し続けた。 「あんたって、こういう優しいくすぐりに弱いわよねぇ? 私には理解できないわ。くすぐりって言ったら……もっとくすぐったいツボをほじくるようなドぎつい攻め手の方が笑っちゃうと思うんだけど……あんたはその考え方とは真逆なのね? 何か……言う事を聞かない子供みたいで……生意気ね」  ショワシャワと皮膚表面を触るようなくすぐりを胸横だけでなく腋の窪みや脇腹まで広げて恵理の笑いを引き出そうとする鈴菜……。彼女のくすぐり方は見ているだけでもいやらしく……まさにドSを具現化したような責めであるとあなたは感じてしまう。  子供ように小さい彼女の指は触る部位やタイミングによって触り方を微妙に変え常に新鮮な刺激を恵理に与えている。  脇腹のようなくびれた肌の部位は親指と人差し指で挟み込んで背中側と脇腹の表側を同時に摩ってくすぐったり爪を立てて引っ掻いたりを繰り返してこそばゆさを強く与え、胸横の肋骨の隙間は人差し指と中指だけをその隙間に入れ敏感な柔皮膚を指先でなぞるようないやらしいくすぐりをしたり、全ての指をすぼめて構え骨の上であろうが皮膚であろうが関係なく大雑把にコチョコチョと触ってくすぐりを入れる。  腋の窪みも一番こそばゆさを感じるであろう腋窩の部位を敢えて避け、その周囲を取り囲むように指先で愛撫し感度を高めるような責めをし、彼女がむず痒さに堪えきれない反応を見せ始めれば一気に腋の中心に全ての指を滑り込ませその箇所を蹂躙するかのように高速で指を動かして強烈なくすぐりを加えていく。  そんな多種多様な責めを短いスパンで加えられて恵理の我慢が崩れない筈もなく……彼女は我慢した反動を全て吐き出すかのように無様な大笑いを口から出し始めた。 「アギャアァッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ、うははははははははははははははははははは、ちょ、ちょ、ちょっと待っでぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、くっしゅぐったいぃぃひひひひひひひひひひひひひひ、それっ、それぇぇ! それ、くふぐったいぃィぃっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、だぁははははははははははははははははははははは、うへへへへへへへへへへへへへ、んひひひひひひひひひひひひひ、かはっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは」 「“それ”ってどれの事ぉ~? 腋のコレぇ? それとも……脇腹のコレぇ~?」 「ぱぎゃっっははははははははははははははははははは、そこだめぇっっえへっえっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、はひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、無理っっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、無理ぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「そんなんじゃ分かんないわぁ? 何処がダメなのよ? ほら、正直に言えばそこだけは許してあげるから……教えてみなさい?」 「はがっ! はひっっひひひひひひひひひひ、そ、そこ! 今触ってるそこぉぉぉぉ!! そこそんな触られ方されるのダメなのぉぉ!! お願いやめでぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへ、うへひっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ンハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」 「ん~? ココぉ~~? やっぱり腋がダメなのぉ~? ふぅ~~ん、そうなんだぁ~?」 「かはっっははははははははははははははは、言ったっっはははははは、言ったからやめでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへ、そこは引っ掻かないでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「馬鹿ねぇ~♪ やめてと言って私がやめるとでも思ってるわけぇ? 弱い所が分かったならそこを徹底的に責めるのが拷問の基本じゃない♥ ほら、ココを集中的にこしょぐってあげるから笑って喜びなさい? コ~チョ、コチョコチョ~~♪」 「んぴぎゃあぁぁぁっっははははははははははははははははははははははは、言ったのにぃぃひひひひひひひひ、正直に言ったのにぃィぃィっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、ダァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! 嘘つきぃぃひひひひひ、鈴菜の嘘つきぃィっひっひっひっひっひっひっひっひっひ……かははははははは」 「私は嘘つきなのよぉ~? 長い付き合いのあんたなら知ってたでしょうに……ホント学ばないわよねあんた……。まさか……わざと弱い箇所を言って私に責められたいとか思ってないでしょうね? この変態っ♥」 「ち、違っっははははははははははははは、違うっっふふふふふふふふふふふふ、ホントに辛いのぉぉほほほほほほほほほほほほほ、やめで! やめでぇへへへへへへへへへへへへへ、やめてってばぁぁ!!」 「良いわよぉ~~そんなに責めて欲しいんだったら……後で個人的に、たぁ~~っぷりこしょぐり回してあげる♥ 特に本当の弱点である“足の裏”を徹底的にね~~ぇ♥」 「(ドキッ!)へひゃ? あ、あ、足の……裏ぁ? 足の……裏っっはははははははははははは、足のぉぉほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ!!」 「フフ♥ どうしたのぉ? 私があんたの本当の弱点を知らないとでも思ったぁ? 馬鹿ねぇ~こんな腋なんかよりヨワヨワだって事最初から分かってたわよ。だからこんな風に足の指すら動かせない様に拘束してあげたんだ・か・ら♪」 「んひぃぃぃぃぃっっ!? や、や、や、やだっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、あじの裏はっっホントにダメなとこだからぁぁっはっはっはっはっはっはっはっは、いひぃは……ひぃぃぃ……」 「そう言ってもほら見て? チーフってば私の責めを見て責め欲が溜まりまくっちゃって……我慢できずにもうあんたの足に手を構えてるじゃない……」 「あひっ!? ち、チーフっ!? チーヒュぅぅふふふふふふふふふふふ、だめです! 足は今触らないでくだしゃいぃィ!  今触られたら……私……我慢できましぇんっっ!!」 「だ、そうだけど……チーフ? どうする~? その目の前に晒されてる恵理の可愛い足の裏ぁ……触らずに帰っちゃう?」  鈴菜の煽り言葉にあなたは言葉で応えるまでもなく首を横に振って構えていた両手をゆっくり恵理の足裏へと近づけさせた。  ピクピクと脈打つように震える母指球の膨らみ……触られるのを嫌がる様にくねらせようと藻掻く足指……  彼女の足裏はほんのり汗が滲んでいて蛍光灯の明かりが当たると艶めかしく肌の色をテカらせている。  腋の刺激に笑い悶える恵理の顔を下から覗き込みながら足指の付け根に全ての指を近づけ終えると、一瞬の間を彼女に与えてその後すぐにそれぞれの指先をその付け根の部位に着地させていった。  親指は足の親指の下に……人差し指は足の人差し指の付け根にという具合に対応する指をその付け根の位置に合わせるように配置していき、その配置を終えると指先にクッと僅かに力を込めて肌に指先を食い込ませあなたが行う最初の責めへの準備を整えていく。 「チーフっふっふっふっふっふっふっふっふっふ、にゃにする気ですかぁっはっはっはっはっはっはっはっは!? あじはダメですって! 足は絶対ダメぇぇ!!」  指を僅かに食い込ませると恵理はその刺激を敏感に感じ取ったらしく足全体が驚くようにビクリと反応を返す。その反応を見てゾクゾクっと責め欲を刺激されたあなたは、「この指をそのまま下げて足裏のを縦断させるようになぞり上げればどんな素晴らしい反応が見れるだろうか……」と期待を膨らませ指の稼働の為の力を腕の先に送り込み始める。 「あっ!? あひっ! や、だ……はっっ! やめ……やめへっっ!!」  あなたの指が準備を途とえ終えると、それを察した恵理が悲鳴に近い声を上げ必死にあなたに「やめて」と懇願の声を上げる。しかしあなたはそのような声に耳を貸すどころか、早く反応を見てしまいたいと言わんばかりに両手を一気にカカトの方へ向けてなぞり下げを行った。 ――ツツツツツゥ~~~~~~~! 「はひゃっ、ぃひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!?」  決して強い引っ掻きではない、どちらかというと足の表皮を爪の先で軽くなぞる程度の刺激であったはずだが、恵理はその刺激に耐えられず上半身を出来得る限りドンと突き出して頭を天に向かせ甲高い悲鳴を上げてしまう。  全身は電気椅子に座らされているかのようにビクビクと激しく痙攣し、その痙攣に合わせるように不自由な足裏も枷に逆らうようにバタバタと暴れる仕草を見せ始める。  たったの一掻きでそのような反応を見せられたものだからあなたの責め欲は思いがけず高められてしまい、次の反応が早く見たくなったあなたはカカトまで下した指を早速と言わんばかりに彼女の足指の付け根に戻し、その部位を今度は集中攻撃するために指先をモジョモジョと動かして本格的な責めのくすぐりを始めた。 「ぶはっっ!? ハギャッッヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、いへひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ダメですってばぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、ンハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! こしょばいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひ、それ滅茶苦茶こしょばいぃぃぃっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、いひひひへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、ンヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」  あなたの指が恵理の足指の付け根を素早くこそばし始めると、彼女は再び身体全体を激しく痺れさせる様に痙攣させ笑い狂い始める。 「あぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うはぁ~~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、うへへへへへへへへへへへへへへへへへ……ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、あははははははははははははは、ひぃひぃぃ!!」  目は大きく見開かれ、その大きな赤い目からは溜まっていた涙が目尻から垂れ口端から零れる涎と合流してボタボタと床に水滴を落す。  見た目は泣いているように見えるが彼女の表情は笑っている。時折ゼェゼェと荒い呼吸を挟んで苦しい態度を取ろうとするが、彼女の顔は笑っている……くすぐられる事を楽しんでいるかのように笑って笑って笑い狂っている。 「あっ、あはっぁぁっっははは、アヒハィッヒヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!! あじぃぃぃひひひひひひひひひ、あじのうらはホント駄目なんでずぅぅぅふふふふふふふふふふふ、やめ……やめで……ギひェああァぁぁっっははははははははははははははははははははははははは!!」  あなたは足指の付け根の責めだけに飽き足らず、そのままの指の動きで皮膚の表皮をコチョコチョと掠りながら母指球と小指球の膨らみの頂上へ移動させそこをまた気の向くまま好きなように引っ掻き回してあげた。  すると、恵理の笑いはワントーン高く跳ねあがり、吐き出される笑いもより汚くより激しいモノへと変貌していった。 「はぎゃあぁ~~っははははははははははははははははははははははははははは、うはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やめ、やめへっっ!! ブギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、げひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! く、くるひっ! ぐるじぃ~~~~ぃひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! ヘギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 人見知りでクールそうなイメージの見た目だった彼女は何処に行ってしまったのか? と疑いたくなるような無様で下品な笑い方を繰り返す彼女。涙と涎は垂れ放題……笑いに交じって唾は飛び散り放題になっており身体の暴れっぷりも粗暴そのものの必死な悶えっぷりを見せている。とても写真で見た彼女と同一人物とは思えない豹変ぶりに、あなたは彼女に向けていた清楚そうなイメージが崩れてしまい若干の戸惑いを覚えてしまう。しかしその戸惑いも、恵理の見事な笑い悶えっぷりを見ているうちにすぐに“ギャップの可愛さ”という新たな性癖に変換されるようになり……彼女が無様に笑えば笑う程あなたはある種のエロティシズムを感じるようになり逆に責め欲が高まる結果と成り果てた。 「ぎゃあぁぁ~~っっはははははははははははははははははははははははははははははは、ゲホゲホ! 無理ぃっひひひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、もう無理ぃぃひひひひひひひひひひひひひひひ!! てゅふっっふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、んぶっっふふっふふふふふふふふふふふふ、カハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」  母指球の張りの良い肌の頂上を指先でコチョコチョ…… 「ぎぃひっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、うひへははははははははははははははは、ウハハハハハハハハハハハハハハハハハ、くしゅぐったい! くしゅぐったいっっ!! くひゅぐったいぃ~~っひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」  小指球の小さな膨らみの方も指先でコチョコチョ…… 「がぎゃあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うははははははははははははははははは!! ゾクゾクすりゅぅぅぅふふふふふ、そこはゾクゾクしまひゅぅぅぅぅ!!」  母指球の横端にも指を滑らせてコショコショ…… 「かはっっはははははははは、んへへへへへへへへへへ、ひぃぃひぃぃっっ!! ヒハハハハハハハハハハハハハハハハハ」  勿論小指球の横端も同じようにコショコショ…… 「イヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、もうやめでぇぇへへへへへへへへへへへへへ!! はひ、はひ、あひぃぃぃぃ!!」  右の足だけを集中攻撃するために両手を合流させて全体をコチョコチョ…… 「ばぎゃっっははははははははははははははは、うへひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!? んへへへへへへへへへへへへへへへへへ、えひひひひひひひひひひひひひぃいぃぃぃぃひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ」  右を責めたんだったら当然左の足も同じように集中攻撃を行う…… 「カハヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、はぎゃはははははははははははははははははははははははははははは!! ひぃぃぃっっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、クシシシシシ、かはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、ゲホゲホゲホ!!」  足指の付け根……母指球、小指球の膨らみ……と段階を踏んでキワドイ箇所を責め笑わせてきたが、そろそろ彼女も限界が近いようで笑いに途切れが生じ始め、咳き込みも酷くなっている。  時間はまだたっぷりと残ってそうではあるが、恵理の体力の減り具合が著しのが見て取れるため恐らく次の責めは耐え切れないだろう……  ここまで……僅かな指の動きだけでもこれだけ笑い狂って来たのだから……さぞかし“ココ”を責められれば致命の苦しみを味わう事だろう……  無論……弱いだろうと思っていたから最後まで責めずに取っていたと言っても過言ではない。ココを責める為に他の部位で笑い癖を付けてきてあげたのだから……  ふと見ると、鈴菜も激しい罵声を浴びせながら恵理の腋、腋の下……脇腹を烈火の如くくすぐり回している。  恵理が咳き込もうが、苦しみ悶えていようが関係なく……手を上に下にと素早く移動させて彼女の体側面全体を指先で蹂躙し回している。  それだけでも恵理は限界だろう……  ギブアップをしないのが不思議なくらいに苦しんでいる……  何が彼女をそうまでして耐えさせているのかは分からないが……しかし、あなたが触ろうとしているその箇所は、そんな彼女の頑固な意思をも簡単に砕いてしまうだろう……  それだけこの箇所は足裏の中では特別な部位……人間として生を受けたならこの箇所を触られて正気を保っていられる筈がない。  それだけこの部位は特別“刺激される事”に弱いのだ……  足の裏が弱点だと言うのであれば……この部位は絶対に彼女を狂わせることが出来るはず……  だってその箇所は……カカトや指の付け根などと違って普段は地面を踏みしめないのだから、刺激される事にも慣れてはいない筈なのだ……  あなたが最後に責めようとしている箇所はそう……言わずと知れた足裏の最大の弱点である“土踏まず”の部位である。  普段は窪んでいるであろうその部位も、足指までガッチリと枷板の裏に磔拘束されていては窪みすらも引っ張られるように平たく伸ばされ晒されている。  くすぐり易くそのように伸ばされた敏感な土踏まずを……これから処刑に向かうように指達が母指球の膨らみから移動をし始める。  移動をすると言ってもほんの数センチ……母指球の膨らんだ丘を僅かに降りるだけでその部位には辿り着くのだが……あなたのその指の移動にこれから何をされるのか悟らされた恵理は笑う事も忘れあなたに必死に懇願を零す。 「そ、そ、そ、そこは駄目!! 絶対にダメですっっ!! それ以上は……やめて!! チーフ! 土踏まずは触っちゃダメですぅぅ!! ほんとに耐えられませんからッっ!!」  彼女の必死な懇願もあなたの良心は一切反応などしない。逆に嫌がれば嫌がるほど……必死になれば必死になる程触る時の反応が楽しみになり期待も高まってしまう。  後ほんの数センチ指先が動けば土踏まずの部位に侵入する……あなたの指はその位置まで移動を終えしばし恵理の様子を見る為に焦らす様に動きを止める。 「は、は、はひ!! チーフお願いです!! も、も、もう限界! もう無理です!! そんな所触られたら……、もう耐えられません! もう……無理なんです……」  懇願に次ぐ懇願……。恵理は鈴菜の攻撃に笑っていたのが嘘であったかのように笑いを納めあなたに必死に懇願を繰り返す。  あなたはその懇願に対しコクリと一度だけ頷いて見せ、指先に入れていた力をほんの少し和らげさせる。 「チーフ……分かってくれたんですね? チーフぅ……」  あなたの指の力の抜け具合を感じてホッと束の間の安堵を浮かべる恵理にあなたはニヤリと笑みを浮かべ、力を抜いていた指に再び力を込なおすと間髪入れずにその指達を恵理の急所へと滑り込ませた。 「はひっ!? ち、チーフっっぅぅううぅぅっっ!!?」  許してもらえたと勘違いして気を抜いた恵理に容赦のない刺激を送り込んだあなたは、彼女の驚く顔を見ながら早速指先をコチョコチョと素早く動かして土踏まずの皮膚を掻き毟る様にくすぐり始める。  その刺激に一瞬あっけに取られた恵理だったが、その強烈なこそばゆさが脳の中枢を犯し始めると同時に彼女の反応は一変してしまう。 「ぃぎゃへ? はひ、ハギャッッ!? あぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁあっぁあぁぁぁあぁぁっっっ!! いぎゃああああぁぁぁぁあぁっぁぁぁあぁぁぁぁ!! あああぁぁっぁっぁあぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁあぁあぁぁ!!」  最初はそれが“くすぐったい”という知覚を脳が得られなかったようで、恵理は喉を潰さん限りの悲鳴を部屋中に響き渡らせる。  しかし、彼女の脳はその強烈な刺激が間違いなく“くすぐったい”モノだとの知覚し始めるとその悲鳴はすぐに濁流のように激しい笑いへと姿を変えていく。 「ィギャアアアアァァッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハうへひぃぃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃはyひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、えははははははははははははははははははははははははは、げひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、うひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、カハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、ふへひはっっはははははははははははははははははははははははは」  椅子の背もたれはへし折れるのではないだろうかと思う位にギシギシと力によって軋みを上げ、手の巻かれた枷は金属という金属が擦れて摩耗してしまいそうなくらいにガチャガチャと激しい音を鳴り響かせている。  彼女の足を固定している枷も同様に、固定されている台から抜けて外れてしまうのではないかと思う位に激しくバタバタと音を立てており、足指もうっ血するくらいに金属製のリングに指の関節を食い込ませ暴れようと力を込めている。  しかし……どんなに暴れても、どんなに力を込めて抵抗しようとも、彼女のカラダの自由を奪っている拘束具は彼女を自由にしたりはしない。腋をくすぐりやすいように手は万歳にさせ続け、絶対にあなたの手から逃げられない様彼女の足裏も枷板の裏に磔拘束されて晒されている。  逃げたくても逃げられない……でもどうしても逃げたいから無駄だと分かっていても力を込めて暴れてみている……そんな彼女の哀れにの抵抗しようとする足裏をあなたは容赦なく全ての指をコショコショと動かしてくすぐり犯していく。  逃げられない事をいい事に……絶対に触られたくないと思っているであろう土踏まずの肌を……掻き毟る様に……コチョコチョと音を立ながら……引っ掻いて、撫でて、触って、愛撫して……犯していく。性器を弄って無理やりイカせるかのように、くすぐりで恵理を笑いイキさせる。彼女が望もうとも望まずとも……強制的に……。 「がはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、イギャアアァァァァァァァアァアッァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、えぎゃはははははははははははははははははははははははははははは!! ギ、ギ、ギブヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ! ギブヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ、きへひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、だ~~っははははははははははははははははははははははははははははははは!!」  もはや耐えるという次元に居られなくなった恵理はすぐさまセーフワードである“ギブアップ”という言葉を吐こうと必死に言葉を出そうと試みる。しかし、あなたのくすぐりはその言葉を言わせること自体も阻害し中々最後までギブアップと言うことが出来ない。  無論……鈴菜も彼女が“ギブアップ”をしようとしているのは言葉を聞いていて分かっている。分かってはいるが彼女は敢えてスルーし聞こえなかった振りをして恵理への責め苦を続ける。まるで「ちゃんと言えるまではギブアップは認めない」と言わんとするように…… 「ギッッ、ギビひひひひひひひひひひ、ギブアぶふふふふふふふふふふふふ、ギビュぅぅふふふふふふふふ、かはははははははははははははははははははははは、やはははははははははははははははははは!! ギビュアッピュぅぅふふふふふふふふ、ぎびゅあっぶぅぅふふふはははははははははははははははははははははははは、ダヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」  恵理が必死にギブアップを宣言しようと笑いを我慢しようとしている……しかし、そんな彼女の想いを踏みにじる様にあなたは恵理の足の裏を徹底的にこしょぐり回して無慈悲に彼女を笑わせ続けていく。 「なぁ~に? 恵理ってば今何か言ったぁ~? ギィなんとかって聞こえた気がしたけどぉ~? なんて言おうとしたのかしらぁ? 笑いながらじゃ全然分からないわぁ~♥ 頑張って笑いを我慢して喋って見なさいよぉ! ねぇ、ほらぁ! ほら、ほらぁ!!」  笑いを我慢して喋れと鈴菜は言うが、言葉とは裏腹に彼女の手は恵理の腋を集中して蹂躙し続け彼女を更に笑わせ苦しめる。言えと言いつつ決して言わせないぞと想いを込めるかのように手は目にも止まらぬ速さで彼女の腋をくすぐり責めにしている。 「はがぁぁ~~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、むりぃぃひひひひいっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、止めでぇへへへへへえへへへへへへへへへへへへへへふへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、くひゅぐり止めでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!  じんじゃうぅぅふふふふふふふふふふふふふふふ、このままじゃじんじゃうぅぅぅぅうっぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、ヒギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 「“止めて”じゃないでしょ? ほら……やめてもらうにはなんて言わなきゃいけなかったっけ? ほらぁ!」 「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、ひぃひぃ! ギビュアッブふふふふふふふふふふふふふふふふ、ギビュアッブふふふふふ、かはははははははははははははははははははは!! ハギャッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!」 「ギビュアッブ~じゃないでしょ? ちゃんとしっかり告げなさい? でないと……時間が来るまで永遠に“笑かし責め”にすわよ? ほら! さっきは私の責めを我慢したじゃない! アレをまたやればいいのよ? ほらぁ!!」  鈴菜はどうやら先程責めの途中であっさり笑いを止められた事にご立腹のようだ……あれだけ激しく笑っておいて、いざ土踏まずを触られると分かった瞬間笑いが引っ込んでしまったというのが彼女の怒りに火をつけている。  その気になれば鈴菜のくすぐりくらいなら笑いなど止められると態度で示されたようで癪に障ったのだろう。彼女のくすぐり方はもはや暴力といっても過言ではないほどに激しさを増している。  腋に爪の跡が残るくらいにしつこく爪で引っ掻いて見せたり、脇腹の肌の形が変わるくらいに指を潜り込ませて奥に走っている神経を直接解すかのように揉みしだいてくすぐってみたり……胸横の肋骨の隙間にそれぞれの指を突き立てて皮膚を抉るかのようにグニグニと強く押しつけてくすぐったいツボを大いに刺激していったり……  彼女の手には笑いを一瞬でも止めたという恨みに取り付かれ激しく彼女の体側部を蹂躙し尽くしている。  そんなくすぐりに今の恵理が耐えられ訳もなく…… 「ギャ~~~~~ッッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ、ごべんだざいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、もうゆるじでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、ごべんだざいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」  ギブアップと言う言葉を正しくいうのを諦め、ひたすらに彼女への謝罪の言葉を繰り返し始めた。 「許さないわよ~? 許すわけないじゃん! あれだけ苦しい苦しいって笑い狂ってたくせにいざ弱点を責められると分かれば簡単に笑うのを止められるんじゃない。だったら今も止めて見せなさいよ! どうせ今の笑いも演技かなんかなんでしょ? ほら、笑いを止めてしっかりギブアップしてみなさいよ! ほらぁ!!」 「はひぃあひぃっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、ハギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、え、演技じゃなひぃぃひひひひひひひひひひひひひ、さっきのも演技じゃあぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」 「嘘つけ! ほら、さっさと止めてみせなさいよ! どうせ本当はくすぐったくなんてないんでしょ? ほらっ! ほらぁあぁぁぁぁぁぁっっ!!」 「ギャヒャアァ~~~ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!! はぎゃはははははははははははははははははははははははははははははは、くひゅぐっひゃいぃぃひひひひひひひひひひひひ、くしゅぐっひゃいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 「チーフ! ほら、あんたもボーっとしてないで恵理を笑わせなさいよ! この女……もう二度とあんなふざけた演技が出来ないよう触られるだけで笑い狂う様になるまで調教してやるんだから! あんも協力なさい!!」  鈴菜の激しすぎるくすぐりについつい見惚れてしまっていたあなたはいつの間にか手が止まっていたが、その言葉の迫力に気圧されあなたの手は自分の意思が伝わるより先にまた恵理の足裏をくすぐりで蹂躙し始める。 ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ! 「ばぎゃあああぁぁああぁぁっっはははははははははははははははははははは、いぎぃぃいいぃぃいぃぃいぃぃぃ、はひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!! エギャッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ、ひへぇ~~っっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  土踏まずの張り伸ばされた皮膚の上を指先でコチョコチョとくすぐったり……  その皮膚の上で円を描くようにソワソワ~~っと優しく悪戯したり……  人差し指と中指だけでその緊張した皮膚の表皮をカリカリ~~っと引っ掻いてみせたり……  恵理の足裏にありとあらゆる刺激を加えていく。  彼女の笑いが途切れない様に……  彼女が笑わずにはいられない刺激をあの手この手で加えていきとっくの昔に限界を迎えている彼女を限界以上に笑わせ続けていく。 ――コチョコチョ♥ コショコショ……カリカリ♥ こちょこちょこちょ♪ カリカリ……コショコショ…… 「びぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、ゲヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、うぎっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、カハッ、ゲホッ!! はぎゃはははははははははははははははははははははははははははははははは、ひぃい、ひぃぃぃ!!」 ――コチョコチョコチョコチョコチョ……コチョコチョ……コチョコチョコチョコチョ…… 「ぎゃ~~~っっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うひへへへへへへへへへへへへへへへへ、んへへへへへへへへへへ、あへへ……はへへ……きひひ……」 ――コチョ♥ こしょ♥ コチョっ♥ こしょこしょ♥ コチョコチョコチョ~♥ 「かっっはっっひっっへっっ……いぎぎぎぎぎっっひっっ!? えぎひひひひひひひひひひ、んげへへへへへへへへへへへへへへへ……ひぎぃっっ!! んげへっっ!!?」 ――コチョコチョ、こしょこしょ、カリカリっ! コチョコチョ、コソコソ……カリカリカリカリ! こちょこちょこちょ♥ 「ぎゃ……ひゃっ……ひっ!? い、へ……ひゃ……は……んへ……くひっ!! はへへへ……えへへ……うへへ……へへへ……へへ……へへへへ……」 ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ、こちょこちょ、コチョコチョコチョコチョコチョ…… 「はっ……ひゃ…………へ……ひ…………いひっ、へひ…………ひぃへ……うへ……へ…………」 ――コチョコチョコチョコチョ! こちょこちょこちょこちょ!! 「っッ……………………ッ………………ぅ……………………」  気が付いた時には……恵理は笑い声を発さなくなり、意識を手放してしまっていた。  美咲がすぐに彼女の安否を確認するが、命に別状はないらしく単純に気絶しただけだと鈴菜とあなたに告げた。  無論……気を失うまで責めてしまったのだから次のプレイに進むという選択肢は存在しない。  何もここまで責める必要などなかったとは思うのだが……しかし、限界を超えて笑いを強要するというこの無慈悲な行為に……あなたは申し訳ないと思いながらもなんとも言えない充実感を味わってしまう。  笑い狂った顔を維持したまま気を失っている恵理の顔に……無性に淫欲を刺激される。  プレイとしてはやり過ぎだと分かってはいるが……恵理のあの甲高い笑い声が耳の奥に反響して収まらず、まだまだ責めていたいという気持ちにさえまたなってしまう……  恵理の身体を心配するべきなのに……  彼女に謝罪の一つでも入れなくてはならない立場なはずなのに…… 「フフ……チーフ? そんなに複雑な顔をなさらなくても……大丈夫ですよ♥ 気絶するまでくすぐるのは別にルール違反ではありませんし……むしろ恵理ちゃんも喜んでいるかもしれませんよ? チーフにそこまで徹底的に責められて……」  喜んでいる? そんな筈はない! 鈴菜と共に行ってきた行為は暴力そのもののだったはず……  確かに笑っている以上喜んでいると解釈してしまうのも無理はないが、彼女は決して嬉しくて笑っていた訳ではない……我々が笑わせていたのだ……強制的に…… 「ほら……見てください♥ 恵理ちゃんったら……チーフにくすぐられるのが幸せ過ぎて……エッチなお漏らしまでしちゃっていたんですよぉ?」  冷静に自分の犯した行為を振り返ると急に罪悪感が芽生え始めたあなただったが、美咲の言葉と彼女の人差し指が差した方を向き直すと、その罪悪感も吹き飛ぶように消えて行ってしまった。  くすぐっている間は夢中になっていて気付かなかったが……美咲の指が示した先にある恵理の“股間”の部位を改めて見てみると、そこには彼女が“実は興奮していた”という証拠をこれでもかと言わんばかりに残していた。  失禁してしまったかのように濃く濡れたパンティ……  そのパンティでは収まり切れなかった彼女の乙女汁が内太腿のすぐ下に粘っこい水溜りを作り、気絶した今でもなお新しい乙女の汁をパンティの横端から滲みださせその水溜りを大きくさせている。  それを見るにつけ……あなたは悟ってしまう。  彼女が実は……くすぐられて興奮するタイプのM女であったという事実を……  見た目には無表情なドSタイプを匂わしていたが……蓋を開けてみればその逆……責められて悦ぶドMだという事が分かってしまった。  しかし……それが分かったとて、あなたは別に彼女の事を軽蔑したり残念に思う様な事はない。  むしろ更に魅力が増えたと思えるくらいだ。  何しろ……彼女は“あなた”のくすぐりに酔って興奮してくれたのだ……あなたの容赦ない責めに快感中枢を破壊され気絶しながらもイってしまったのだ……  このような美女に……そのように感じて貰えて嬉しくないはずがない……むしろ、もっと感じさせてあげたいと思えてしまう位だ。  ギブアップこそ取れなかったもののプレイは自分でも呆れるくらいに充実した内容になってしまった……  恵理の新たな一面を見れたというのも……充実の一助となっている。  あなたは今一度恵理の寝姿を見てフゥと力の抜ける息を一つ吐く。  その息には……充実のプレイをさせて貰った恵理への感謝と、また今度は別の責め方で彼女を悦ばせてみたい……という二つの想いが同時に込められていた。  恵理はその息が吐かれる音を聞いてか知らずか眠りの中でも口元にニコリと笑みを浮かべなおす。  まるで「また遊んでください……チーフ♥」と……言わんとするように…… 『恵理ルート失敗⑤……【気絶するまで責めてしまったが恵理の新たな一面を知れた】エンド……完』  ※別の日で改めて再プレイ→#1へ

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