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6:王女様は実はドMだったわけで…… 「はぁ、はぁ……こ、これでわらわも逃げられん……じゃろ? どうじゃ、これならくすぐり易いじゃろ?」  その後何度も足裏を突き出しては舐められる刺激に耐えられず引っ込めて……また突き出しては引っ込めてというやり取りが繰り返され、結局“どんなにくすぐったくても逃げない”という王女の誓いは一度も守られる事は無かった。  くすぐられる事に対して免疫の無い王女にはくすぐったいという刺激に抗う手段は無く、どうしても苦痛から逃れるために足を引っ込めてしまう。  しかし、引っ込める度に王女は物足りなさを感じてしまう。  くすぐったい刺激が嫌だから逃げているのに……気持ちの中では「もっとして欲しかった」と、相反する感情が芽生え王女の脳内でぶつかり合う。その揺れ動く感情はとうとう王女の中でフラストレーションを生み、満たされない感情が苦しくなり始め、いよいよ彼女はなりふり構わずに快楽を求め始める行動に出たのであった。  少女の右手の枷を外し右手だけを解放して……自分も服を脱ぎ、少女と同じ裸に自らなって、少女の裸体に自分の裸体を重ね合わせる……  少女の立派な胸の先端と彼女の控えめな胸の先端が重なり合って向かい合わせになり……そして王女は自分の左手を上げて今まで少女を拘束していた枷に今度は自分の左手首を拘束させた。  自分で鍵を閉め、決して抜けない様にし……少女と同じように片手だけ万歳の格好になる。 「あ、あ、あ、あの! 王女様っッ?? 何ですか? これ……」  突然目の前で服を脱ぎ全裸になり……そして枷を外してくれたと思ったら自分と重なる様に寝そべって片手を上げてその手だけを自ら拘束してしまった王女に対し、いよいよ頭の中が大混乱になってしまった少女は目をグルグルと回しながらこの意味不明な彼女の行動に説明を求めた。  もう全く意味が分からない。調教だと言っておいて自分の足裏を舐めさせたり、突然全裸になったり……自分と同じような格好で自分を拘束したり……。一体何の真似事なのだろうか? 一体何がしたいのか? 少女には今だその答えが導き出せない。 「じゃ、じゃから……その……これで……わらわも……逃げられない……じゃろ?」 「は、はぁ……」 「ほら……お前と同じで……わらわも……裸……じゃろ?」 「え、えぇ……そうです……ね?」 「お前の……右手は……自由……じゃろ?」 「……はい……」 「だったら……後は何をするか……分かっておる……じゃろ?」 「……えっ??」 「も、もう……わ、わ、分かって……おるじゃろ? わらわの……その……」 「……その?」 「わ、わ、わらわの……あの……ほ、ほれ! して欲しい……事……とか……」 「して欲しい? こと??」 「あうぅ……だから! もう、分かったであろう? ほれ……わらわは……お前に……うぅ……うぅぅぅ……」  恥ずかしがりながら自分の晒された腋を顎で差し少女に分かるようにジェスチャーを送る王女の姿を見て、少女はここでようやく王女の“言いたい事”の察しがついた。  突然足を舐めさせたり……突然同じような格好になったり……。そうする事で自分に何をさせたいのか……どんな事をされたくてわざわざ自分と同じ格好になって自らを拘束したのか……。その答えは言いにくそうに顔を赤らめて顎差しする王女の態度を見る事でようやく少女にも理解が出来た。  理解は出来た……だからそれに後は答えてあげなくてはいけないのだけど……  しかし少女は―― 「私に……何ですか?」  彼女は敢えて王女の期待に応えようとはしない。  言いにくそうにモジモジしている幼女の姿の王女が可愛らしく見えてしまい、ついつい意地悪をしてしまう。 「くっっ! こ、ここまでやらせておいて……分からんはずが……ないじゃろう?」  鼻先が着きそうなくらい顔を突き合わせている状態で、顔を真っ赤にしてソッポを向きながら恥ずかしそうに言葉を紡いでいる彼女が……少女には可愛らしく映った。それと同時に、自分を苦しめた罰を与えてしまえと悪戯心にも火がついてしまっていた。 「いいえ、分かりませんよ。ちゃんと言葉にしていただかないと……全然わかりません!」  恥ずかしがる王女に対してジト目で睨みつける少女。立場的には王女と平民という大きな格差があるにもかかわらず、今では少女の方が上に立っている。 「わ、分かるじゃろ? ほら……コレじゃよ……」  分からないととぼける少女の左の無防備なワキを自由の利く右手で優しくくすぐって見せた。ワキの窪みの柔らかな部位を爪先でコショコショっと短く…… 「ひゃんっ!? んはははははは、く、くすぐったいですっっ王女様ぁ!!」 「ほ、ほれ……わらわも……無防備じゃから……その……同じように……」 「はぁ、はぁ……同じように……何ですか?」 「うぅ……も、もう分かったじゃろう! 何故そんな意地悪を言うんじゃ……」 「分かりません! ぜ~~んぜん!!」 「はうぅ……う、う、嘘つきぃぃ……」 「ちゃんと何をどうして欲しいのか言ってくれないと……私は何もしてあげませんよ?」 「くぅ……いいからヤれというのが分からんのか? わらわに恥をかかせるつもりか?」 「裸になって自分で手まで拘束して……もう十分に恥ずかしいでしょ?」 「わ、わらわは……人に命令するのは好きじゃが……お願いするのは……嫌いじゃ」 「じゃあ、ずっとこのままですよ? 私は意地でもしてあげませんから」 「うぐぅぅ!! く、くすぐるぞ!! また苦しくなるまで……くすぐって……笑わせるぞ? それでも良いのか?」 「王女様はそれで構わないんですか?」 「う、うぐっ!?」 「私を怖がらせて脅して“それ”をさせる事が……王女様のお望みなんですか?」 「そ、それは……」 「なんで自分で自分の手を拘束したのか……なんで自分から逃げられなくしたのか……それはご自分が良く分かっているでしょう?」 「あ、あぅ…………」 「脅された私は委縮してしまって満足に“それ”をしてあげられないかもしれませんよ? 王女様の期待に沿えるような事をしてあげられないかもしれませんよ? 反撃が怖くて……」 「うぅ……いや、だから……それは……」 「本当は……思いっきり仕返しをして貰いたくて……こんな回りくどい嫌がらせを私にしたんでしょ?」 「はひっっ!?」 「王女様は変態さんだから……私に、こ~んな事をされるのを……期待しているんでしょ? こ・ん・な・事を♥」  少女の解放された右手が恥ずかしがる王女の左ワキの筋にフワリと触れる。指の爪先のほんの僅かな部分だけが彼女の伸び切った腋の窪みにソッと触れる。 「うひっっ!?」 「私をくすぐって楽しむドSで変態さんな王女様だと思っていましたけど……実は違っていたんですねぇ~?」  ツツっと腋の上部まで薄く触った爪先は、また往復する様にワキの中央へと戻っていく。  このゾクゾクする刺激に王女はキュッと唇を噛んで震えながら笑いを堪えている。 「でも……ちゃんとお願いされないと、私はこういう事を思いっきりは出来ませんねぇ~~♥ 王女様は怖いですから~~」  ワキの窪みから薄く浮き出たあばらを通って脇腹までをフェザータッチで刺激する少女の妖しい手つきに、王女は口を噤んだまま首を横に振って笑いを我慢する。  触れられた瞬間はゾゾっと背筋が震えるくらいに寒気を感じ、すぐに腋のライン全体がむず痒くなっていく。その痒みはやがて耐え難い程のこそばゆさとなって、薄い口紅を塗った王女の唇をこじ開けようとする。  こそばゆくて堪らない……でも自分で手を拘束してしまっている為に降ろせない。このこそばゆさに抵抗できない腕はもどかしくて仕方がないのだが不思議と苦しさを感じさせない。  むしろどちらかと言えば新鮮な感覚だった。  無防備なワキをくすぐられているのに腕を降ろせないもどかしさ……少女によってもたらされるこのどうしようもないむず痒い刺激は自分では止められない。  これが拘束されてくすぐられていた少女の気分……。これが不自由な格好でくすぐられる気分……。    いけない……。なんだかこの行為自体がいやらしく感じ始め、淫欲がゾクゾクと高められていくのが分かる。  いけない感情だと分かっているのだけど、王女の淫欲は撫でられる度に天井知らずに高まってしまう。  もっと、この感覚を味わっていたい……  もっとこの少女の意地悪な言葉を聞いていたい……  もっとこの細い指に……嬲られたい♥ 「わ、わ、わ、分かった! い、言う……から……ちゃんと……言う……から……」  王女の言葉に少女の手がピタリと止まる。 「こ、こんな……焦らす様な触り方じゃなくて……もっと……その……」 「もっと……何ですか?」 「あの……えっと……」 「ほら、私の目を見て……ちゃん正面を向いて言ってください? でないと、こんな風にじれったくなる様な触り方を続けますよぉ? サワサワ~~♥」 「あひゃぁぁ!? わ、わ、わ、分かったっッ!! 向くっっ!! 向くから……」 「で? 何ですか? 続きを……どうぞ♥」 「うぅ……だ、だから……その……」 「ほら、また目が泳いでますよ? コッチをしっかり見て……」 「は、は、恥ずかしい……うぅぅぅぅ……」 「恥ずかしくてもお願いしてくださらないと私はもうこれ以上手を動かしてあげませんよ? いいんですか?」 「ま、待って!! 待って……くれ……」 「フフフ……王女様、可愛い♥ 照れてる顔が……やっぱり子供っぽくて……可愛いですね♥」 「くっっ! こ、子供っぽいって……言うな! うくぅぅぅ……」 「私は好きですよ? そういう……本当は恥ずかしがりで特殊な性癖を持っていらっしゃる王女様の事が♥」 「と、年下のくせに……わらわをからかうなぁ……。わらわは王女だぞ……」 「今は私たち二人だけですよ? 王女様の体裁なんて……取らなくてもいいんじゃありませんか?」 「うぐぅ……こんな性格の娘だったなんて……知らなかったぞ……」 「良い性格しているでしょう? 王女様好みの……」 「くっっっ……うぅぅぅぅぅ…………」 「ほら……もう言えるでしょう? 正直にお姉さんに告白してみなさい♥ どうして欲しいのか……」 「お、お姉さんって!! 年下のくせにぃぃ、年下のくせにぃぃぃぃ!!」 「ふぅ~ん? じゃあもう言う事聞いてあげませんよぉ~? ソッポ向いちゃおっかなぁ~~?」 「あわわわ! ま、待って! 待つのじゃ……」 「ほら……素直に……どうぞ?」 「うくぅぅ…………」  王女の顔は火が出そうなくらいに真っ赤に火照っていた。恥ずかしさと共に自分の事を言葉で責める少女の言葉に身体中の淫欲は高まり熱を持つようになってしまった。くすぐられる事以上に恥ずかしくむず痒さを感じて仕方がない……。自分よりも年下の娘に性癖を自分の口で暴露してお願いする事は国民の前で裸を晒すよりも恥ずかしい……。恥ずかしくて恥ずかしくて頭の中がグルグルと渦巻き思考が定まらない。  しかし先程触れられた腋への刺激は強烈に脳が覚えている。あの刺激をもっと与えて貰えと彼女の本能が自己主張し続けていて鎮まってくれない。  本当の気持ちを口から出すのは恥ずかしい……。恥ずかしすぎるけど、言わなくては収まらない……この淫欲の高まりはもう抑えることなど出来ない。  少女に触って貰いたい……触って、嬲って、イジメて貰いたい……。その欲がはち切れんばかりに下腹部に集まり切ってしまっている。  だから―― 「あ、あの……わ、わらわを……」 「……はい……」 「く、く、く……くす……ぐって……下さい……」 「ドコを……どんな風にですか?」 「は、はひ?」 「ドコをくすぐって欲しいんですか? どんな風に? 優しく? それとも……」 「め、め、め、め、め、滅茶苦茶にっッ!! 滅茶苦茶に……くすぐって欲しい……」 「ドコをですか?」 「あ、う……わ、わ、わ……ワキ……」 「ココですか? ココを滅茶苦茶にくすぐって欲しいと?」  ツツ……ツツツ……ツツ…… 「んあ゛ぁあぁはッ♥ そ、そう! そうじゃぁぁはははははは!!」 「じゃあもう一回お願いしてみてください。私の事……お姉ちゃんって言いながら……」 「はひ、はひっッ!! にゃ、にゃんで年下なのにお姉ちゃんなんてぇぇ!? んひゃああぁぁぁあ♥」 「私の事をイジメてくれたお返しです。ほら、言ってみてください? 年下の私に“お願いお姉ちゃん”って♥」 「いひゃああぁぁあ、ゾクゾクするぅぅふふふふふ! んはぁぁぁああぁぁぁぁ♥」 「ほ~ら、変態王女様ぁ? 私におねだりは? お姉ちゃんにおねだりは出来ないのかなぁ?」 「あひっ! はひぃぃ、へ、変態って……言うなぁ! はぁ、はぁ、はぁ……」 「おねだりしないんだったらぁ~~こうだぞぉ♥」  コソコソコソ♥ コソコソコソ♥ コソコソ…… 「うひひゃぁぁあああぁぁああっッ!? やめっっ! じ、じれったいぃぃぃひひひひ……」 「どうしたんですかぁ? 言わないんですかぁ?? うん?」 「わ、わ、わかっだぁぁははははは!! 言うッッ!! 言うからぁぁ!!」 「はい、どうぞ。大きい声で言ってください?」 「んはぁぁぁぁっッ! お姉ちゃんっっふふふふふふふふ、くすぐって! わらわのこの無防備なワキをいっぱいくしゅぐってぇぇ!!」 「くすぐって下さい……でしょ?」 「はひぃぃ!! く、く、くす……くすぐって……くださいぃぃぃ!!」 「フフ♥ よく言えました♥」 「あひぃ……はひぃ……はひ……は、は、恥ずかしい……」 「それじゃあ王女様ぁ? これからくすぐってあげますけど……もう笑うのを我慢とかしないで素直に笑ってくださいね?」 「はへ? す、素直に……?」 「そうです。くすぐったいのに……我慢するなんて、素直じゃありませんからね……。ほら、私を見ながら口を少し開けてください?」 「は、はひ……? こ、こう……?」 「はいそのまま……。そのまま私の事を見ながらぁ~~」  ――サワッ! 「あひぇっ!? はひゃっっっ!!?」  ――コチョ…………コチョ…………コチョ……………… 「ンハハハハハハハッッ!! んひひっっ……ひひひひ……」 「私のくすぐりに……素直に……笑ってください……ねぇ♥」 ――コチョコチョ…………こちょこちょ…………コチョこちょコチョ………… 「ウハヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ! ちょっっ、やだぁぁはははははははははははははははははははは!!」 「ほらぁ、暴れちゃダメですよぉ? ちゃんとくすぐれないじゃないですかぁ~」 「うひゃはははははははははははははははは、ら、らってぇぇへへへへへへへへへへへへへへへ!! そんにゃにワキをモミモミされたらぁぁぁははははははははははははははははははははは!! いひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」 「王女様は先程まで私にこういう事をしていたんですよ~? 腕を降ろせない私の事を……こんな風にこそぐってイジメていたんです。分かりますかぁ?」 ――コチョコチョコチョコチョコチョ! こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ…… 「ひぎぃぃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! や、やっぱらめぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! た、た、耐えられないっっひひひひひひひ、一旦止めでぇぇ!! くすぐるのを少し止めてぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「私がそうお願いした時……王女様は止めてくれましたか?」 「わひっ! わひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ!! さ、さっきまでの事は謝るぅぅふふふふふ、謝るからちょっとだけ止めてぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「だぁ~め♥ 私に滅茶苦茶にして貰いたいんでしょ? だったら、これくらいの刺激で休ませはしませんよ。もっと笑い悶えて貰わないと……」 「えひぃぃぃっ!!? ま、ま、待って!! これ以上は本当に待ってぇぇぇへへへへへへへへへへへ!!」 「問答無用です! えいッ♥ コ~チョ、コチョコチョコチョ~~♥♥」 「うひっ!? いひゃああああぁぁあああぁぁあぁぁぁぁ!!」  少女はこれまでのお返しとわんばかりに王女の無防備な左腋を遠慮なくくすぐり回した。  万歳していて伸び切ってしまっている肋骨の浮き出た脇の下を指でコチョコチョと弄んだり、骨と骨の隙間をモミモミと軽くマッサージをしてあげたり……  ワキの窪みの丘陵を爪先でサワサワとこそぎまわしたり優しい刺激で引っ掻き回してみたり……。  王女が少女にしてきたように様々な手法で彼女のワキの部位を責め犯してあげた。彼女が身体を左右にのた打ち回らせても、笑い叫んでも決して手を緩めず、王女の笑いが途切れないようにと手を変え品を変え様々な刺激で翻弄していく。 「うはぁぁーーひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、く、く、くるひぃぃぃひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、いひぃぃぃひゃははははははははははははははははははははははは!!」 「フフフ……。笑わされるのって……とっても苦しいでしょう? 私はそれにプラスして快楽責めも受けたんですよ? 王女様にはもっと苦しんでもらわないと……割に合いません♥」  ワキをコチョコチョ……脇の下もコチョコチョ……脇腹もコチョコチョ……。  背中も……お尻も……腰回りも……そして…… ――クチュ♥ 「んひゃんっッ!?」 「あれぇ? 王女様ぁ~? 内太腿をくすぐろうかと思ってたんですけど……突然私の指が濡れちゃいましたよぉ? コレ……何ですかねぇ?」 「はひ、はひ……はひ……。そ、そ、それ……は……」 「もしかして……私にくすぐられるのがそんなに興奮しちゃったんですかぁ~? 変態王女様ぁ?」 「い、い、言わないでッッ!! 変態って……言わ……ないで……」 「王女様ったらくすぐられてエッチな気分になっちゃうんですかぁ? ふぅ~~ん……やっぱり変態さんなんですねぇ……」 「い、言うなったらぁぁ!! 恥ずかしいぃぃ、恥ずかしいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっッ!!」 「変態王女様ぁ♥ フフフ……くすぐられて興奮する変態の王女様ぁ~~♥♥」 「い、言うなって言っているじゃろうっッ!! こ、このぉぉぉぉぉ!!」 ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 「んきゃっッ!? プヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ! ちょっっ! 何するんですかぁぁっッ!!」 「ちょ、調子に乗るなよぉぉ!! お前だってっっ、お前だって変態にしてやるんじゃからっっ!!」 「いひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、やだぁぁ~~っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!! ず、ズルいれすよぉぉぉほほほほほほほほほほほほ、いへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! わ、私にくすぐられたかったんじゃなかったんですかぁぁ?? 」 「う、うるしゃいっ! わらわの事をこんなにも辱めて……もう怒ったぞ!! お前だって笑わせてやるっッ!!」 「はひひひひひひひ、わ、わ、私だって負けませんよぉ!! 王女様の事もっと笑わせて……イカせてやるんだからぁぁ!!」 ――こちょこちょこちょこちょ、こちょこちょこちょ! こちょこちょこちょこちょ、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!! 「うびゃあああぁはははははははははははははははははははははははは、や、やめっっ!! そこやめぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、いひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 ――こちょこちょ、コチョコチョ……こちょこちょこちょ、コチョコチョコチョ……コチョこちょコチョこちょコチョこちょコチョこちょコチョこちょ…………。  2人は互いの無防備な腋のラインに手を這わせそれぞれのやり方でくすぐり合いを行っていく。  少女がワキの窪みをコチョコチョとくすぐれば、王女は彼女の脇腹をグニグニと摘まんでくすぐり……  王女が肋骨回りをサワサワと撫で回せば、少女は彼女の背中に爪を立ててツツツツっとなぞっていく……。  やがて笑い疲れた両者は、徐々にそのくすぐる動きを緩めるようになり……互いが甘い声を漏らす様な緩やかな刺激を与えるようになる。  くすぐったいけれど、どことなく性感をゾクゾク刺激させる様な妖しいこそばゆさ……  指の腹で……。爪の先っぽで……。1本の指だけで……。身体の際どいラインをなぞり合う……妖しい刺激。  王女の反応が面白くて、くすぐりに緩急をつけていた少女だったが……その動きを王女が真似し始めると途端に自分の方もなんだか切なくてじれったい……むず痒い快感を覚えるようになってしまっていた。先程まで与えられていた強制的な快楽ではなく……ぶっ飛ぶような強烈な快感ではないが……その、ジワジワとこそばゆさを募らせていくような刺激に少女の身体はウズウズと疼き始めてしまっていた。  くすぐったいけど……気持ちが良い……。こそばゆくて笑ってしまうけど……嫌いじゃない刺激……。  王女がその快感に惚けているのを見ていて、自分にもそれがうつってしまったのか……?  気持ち良さそうな王女を見て自分も同調してしまったのか?  その原因は定かではないが、少女は王女と共に快感の海を漂い始めた。  誰かにそのように誘導されたのではなく、いつの間にかお互いがお互いのこそばゆさを感じるポイントを愛撫し合って、気持ち良さを高め合っていた。  気が付けば2人は同じような甘い吐息を零している。  熱のこもった……ピンク色の吐息を。 「んはぁぁ♥ お、王女……様ぁ? わ、私……身体が……段々……熱くなって……んんっ♥」 「はぁ、はぁ、はぁ……わ、わらわも……じゃ♥ なんだか……この……こそぐり合いが……堪らなく愛おしく……なってきておる……ん、んふぅ♥」   「あふぅ♥ 王女様ぁ? あの……私のワキの筋を……その……もっとナデナデ……して……くださぃ♥」 「こ、こうか? 爪の先で……ツツツ~と撫でられるのが好きなのか?」 「あはッ♥ はひぃぃ!! そ、それですぅ♥ ゾクゾクして……んはぁぁ♥ 気持ち良い……れす♥」 「じゃ、じゃ、じゃあ……わらわも! 肋骨の間を……コリコリして……くすぐって欲しい……」 「んはぁぁああ♥ は、はいぃぃ♥ コリコリしてあげましゅぅ~~♥」 「あっ♥ はひぃぃぃぃひひひひひひひひひ! だ、ダメじゃ! くしゅぐった過ぎてっっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! わ、わ、笑って……しまうっっふふふふふふふふふふふふ!!」 「あふぅ♥ はぁ、はぁ、はぁ……でも、王女様はくしゅぐったいの……お好きなんでしょ?」 「はひっ♥ あひひひひ♥ そ、そ、そうじゃ! わらわは……こんな風にくすぐられて……みたかったのじゃ! んふふふふふふふふふふふふふ、っくっくっくっくっくっくっくっくっくっく♥」 「気持ち……良い……ですかぁ?」 「んひひひひひひひひ、くくくくくくくくく♥ き、気持ち……良い♥ この無理やり笑わされている感覚が……どうしようもなく……気持ち……良い♥ ふくぅぅふふふふふふふふふふふ……」 「わ、私……も……なんか……こういう愛撫が……ダメになってきましたぁ♥ こそばくて仕方ないのにぃ……腕を降ろせないのがもどかしくて…………でもなんだか嫌じゃなくて……」 「ひくぅぅっくっくっくっくっくっくっくっく! はひぃ、はひぃ、はひぃ……。お、お前も……立派な変態になってきたじゃないか♥ うん?」 「や、やだ♥ 王女様が私に変な事をし続けるからこんなになったんですよ? 責任取ってください……」 「分かった……わらわが責任をもって変態に仕立ててやる♥ わらわのくすぐり無しでは生きてはいけないようになるまで……な♥」 「じゃあ、私も調教しちゃおうっかなぁ~? 王女様の事♥」 「うぐっ? ちょ、調教?」 「私の事……こんな変態さんみたいな身体にしちゃったんですから……王女様も同じようにしてあげます♥」 「お、同じようにって……どういう事じゃ?」 「私のくすぐり無しでは生きていけないような身体に……してあげます♥ これから♥」 「い、いや……わらわは別に……」 「フフフ♥ 本当は嬉しいくせにぃ♥ お姉さんにイジメられたいでしょう? コチョコチョされて……」 「はひっっ♥ あ、あ、あ……」 「私がされたみたいに何回イっても許してあげませんよ? 私の気の済むまでくすぐって王女様の事何度もイカせてあげるんです♥」 「ひっ! ひぃぃぃっっ♥」 「そういうの……本当は望んでいたんでしょう? 本心では……」 「い、いや……あの……その……」 「さぁ、じゃあ……私の枷を解いて貰いましょうか? 今すぐに……」 「は、はひ??」 「代わりに王女様を身動き一つとれない様に拘束してあげます♥ その後は……フフフ♥ 分かるでしょ?」 「あひぃぃぃぃぃぃぃぃ♥ ま、ま、待ってくれ……それは……」 「どんなに懇願しても止めてもらえない“くすぐり責め”を……味わってみたいと思いませんか? 王・女・様ぁ~?」 「はひっ!? くすぐり……責め……」 「身体中をコチョコチョしてあげますよ? 抵抗できない王女様の事……徹底的に……♥」 「か、身体中を……こちょこちょ……? 徹底的……に?」 「えぇ♥ 足の裏も……内太腿も……脇腹も……脇の下も……首筋も……何処でも」 「わらわの……身体中を……くすぐり……責め♥ わらわの……身体を……」 「逃げられないのはとっても苦しいですよぉ? でも、その苦しいのがお好きなんでしょ? 自分から拘束しちゃうくらいにドMさんなんですから……」 「逃げられない……。くすぐりから……逃げられないのに無理やり笑わすのか? わらわの身体をコチョコチョして……」 「やめてって言っても止めません♥ 王女様の頭が馬鹿になるまでくすぐり回してあげます……」 「は、はひっ!? 馬鹿になるまで……笑わ……される??」 「そういうのが望みだったのでしょ? 年下の私にそんな風に責められたかったから私の事をイジメたんでしょう? 違いますか?」 「ひっっ!? ち、ち、違ッ――」 「……ちが?」 「違……わない…………」 「……フフフ♥ 恥ずかしがらなくてもいいですよ? もう……知ってますし……」 「うぅ……」 「あのへんな機械に繋がれて……私も最初は怖かったですけど、頭が馬鹿になるくらいイカされ続ける内に本当に身体も馬鹿になっちゃいましたからね……そのお返しをしてあげませんと……」 「………………」 「今度は王女様が馬鹿になっていただく番ですよ♥」 「うぅ……それは……怖い……」 「大丈夫♥ 最初は優しくしてあげますから……」 「や、優しく……?」 「はい。とっても優しく……気持ち良くして差し上げます♥」 「ほ、本当に?」 「……フフフ……本当ですとも♥」

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