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■3 ヤマトはあのあと、すぐに逆月医院へとやってきて『改めて』患者として通院することになった。 そこでは担当のジュンに 「心因性のものかもしれません、ゆっくり治療していきましょうね」 と言われ、しぶしぶ丸め込まれるように家に返されるが大きな問題があった。 ヤマトの私服はすべて、繰り返し失敗し続けたおねしょのせいでほぼすべてがダメになっていたのだ。 大人のプライドとしてこれだけは、これだけは。と避け続けていたものだが、ヤマトはついに自らドラッグストアに足を運んでおむつを買いに行く事に。 唯一まともに乾いた部屋着の半ズボンでも、洗う暇もないせいで尻の辺りにおねしょのシミが残っている。だがそれを履いていくしかヤマトには選択肢がなかった。 そうして何度もおむつコーナーを見て、店員が来れば少し離れてを繰り返して一つの袋を選びレジに持っていく。 さらにヤマトの誤算は、そのレジをしていたのが学生時代の同級生。久々の会話を弾ませながらそのおむつが自分のものではないと必死に笑顔でごまかし続ける。 なんとかおむつを一つ購入できたヤマトだが、その時点でどっと恐ろしい疲れが彼を襲っていた。 「早く、治んねーかな……ちくしょう」 熟練の刑事であるヤマトは、耳まで赤くしながらおむつを抱えて急ぎ足で自宅に帰るのだった……。 次【https://satukirabbit.fanbox.cc/posts/2501770】 前【https://satukirabbit.fanbox.cc/posts/2345362】

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僕とお揃いですこしドキドキしました❤