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■2 ジュンからの催眠を受け、自宅へ帰されてから一週間。ヤマトはあれから毎日のようにおねしょをし続けてしまっている。 どれだけ節水したつもりでも、気がつくと水分をとっている。どれだけトイレに通ったつもりでも、寝る前におしっこが出来ない。そんな悪循環による失敗の連続で元より刑事として仕事が忙しく家にいる暇が少ない彼は服や布団の洗濯すら間に合わなくなってきていた。 さらに彼の見る夢は、日に日に恥ずかしいものへと変貌している。始めは普通にトイレで排泄する夢だったのが、一週間たった今ではトイレにギリギリ間に合って、人前でズボンや下着をすべて下ろして立ちしょんをするというまさに「トイレが間に合わない幼い子ども」のような夢になってきていたのだ。 仕事中も仮眠も居眠りも出来ず、恥ずかしさから誰にも相談できなくてストレスが溜まっていく日々。そんなヤマトのデスクの上には、イオがこっそり置いた「逆月医院」のチラシ。 記憶からは消された逆月医院の招待は、今のヤマトには希望の糸にしか見えないだろう……。 次【https://satukirabbit.fanbox.cc/posts/2380087】 前【https://satukirabbit.fanbox.cc/posts/2300595】

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