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・とにかく背景の運用を始めてみましょう。背景が入ると解像度が上がるので男優も入って来がちです(男優?)


・ベッドに横たわる構図ですので、ベッドと、その向こう側に窓が見えるものと設定してみます。


・カーテンも描きました。簡素極まりないですがエロ主体であれば全然気にはなりませんね。


・と思っていたのですが、男性で背景が隠れた途端なんだかヤバい感じになりました。ベッドの向こうにはアブストラクトな2色分割が見えるのみで、そもそも窓枠であると認識することができません。


・結局赤黒い闇になっちゃった(闇はえっちなので悪くはないんですけど)


・単純にアルミサッシとしての情報量を増やすことで、向こう側に何があるのかがなんとなくわかり安心感が出てきました。

・ただしこれでもあんまり良くわからないし、あとベッドの境と遠景の区別がつかないのが困りますね。


・どういうことなのかよくわかりませんが、予想します。窓全体が見えている状態では最低限の情報量で意図が伝わるのに対して……


・大部分が隠れると簡素な描画では意味がわからなくなる。

・結果、背景に謎めいたものが描かれていることがかえって目を引いてしまい、人物よりも目立つノイズになってしまう→絵の意図が乱れえっちさが減ずる。という結果につながるのではないでしょうか。おそろしいね


・一部分であっても何なのかが分かる程度に書き込むことで、逆に背景の存在感を減らすことが出来るのではないかしら。

・ベッドと窓の遠近感があまりないのが気になってきたんですが、そういうのってサイズ感や重なりや空気遠近などで表現するものなので、この構図だと簡素すぎてどうしようもないのか?


・と思ったのですがよく考えたら、みんな大好き被写界深度による遠近表現を忘れてました。

・これがあるなら最初から、遠近の表現や書き込みの強弱も含めて被写界深度表現を念頭に置いた背景の設計をするべきですね。

・とはいえ、ある程度書き込んでからぼかさないと、やはりなんだかわからない不安な描写が絵のノイズになってしまうであろうという予想はできます。

・というわけで次は被写界深度描写前提の背景を描いてみよう。

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