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・前回までのように普通に陰影を書いてからオーバーレイや乗算を重ねて環境光を表現するとする場合、形が大きく動く差分にはどう対応すればいいのだろうか。

・お絵描き掲示板みたいな絵を用意した。



・夜のようなライティングにした。既に髪から額への落ち影なんかにも違和感があるけれど…


・腕を動かすとライティングが崩れる。前述のオーバーレイや乗算のレイヤーを使いまわしているので当たり前。

・差分毎にオーバーレイなどを作り直す必要がある。つらく苦しい


・そこで。オーバーレイなどのフィルターを、ある時点で地色に統合してしまい、そこから差分などを作っていくという手が考えられる。前述の、額の堕ち影がおかしいみたいなライティングの違和感は手動で簡単に治せるし、差分も作りやすそう。

・だけどあとから背景の色味を変えたりすると地獄を見そう。

・うーん


・好きな絵描きさんの差分付き絵などを見てみたところ、やはり差分の陰影を乗算やオーバーレイなどのフィルター自体を削ることで形作る、みたいなことはやっていないように見えます。

・つまりやっぱり大まかな色調整と背景作成は差分作成前の段階で既に済まされて、そのあとで差分を作っているのであろうということ。

○まとめ

・これで背景を描き終えるべき時期の大まかな目安がわかった形になります。本格的な差分作成に入る前。出来れば素体と目を分離する前くらいには、既に背景の描画と人物の色調整を終えておきたい。

・そして差分作成の段階に入ったならば大幅な色調整は困難になると思ったほうが良さそうです。全部まとめて上からオーバーレイ調整とかはできますが、なんというか、大幅な調整はかなり面倒になるのではないか。

・こうなると1枚仕上げる工程を一度最初から最後までやらないと検証にならない。やるしかないかー

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