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部屋を片付けていたら、段ボールの中から懐かしいものを見つけた。 高校に入った時に買ってもらった携帯電話だ。 「なっつかしー…」 二つ折りの携帯で、開けてみるとボタンの塗装が剥げていたり、覗き見防止のフィルムが貼られていたり…。 母さんにはもっときれいに使いなさいよってよく怒られてたっけな。 せっかくなので起動してみようと思い、同じ箱に入っていた充電ケーブルを挿し電源を入れる。 「わーこれこれ。この起動音なあ」 今のスマホと比べてしまうのはあまりに酷なんだけど、やっぱり画面は小さいし、動作も遅い。 カメラも解像度が低い。でもこうやっていじっていると、買ってもらって初めて起動したあの嬉しさが蘇ってくる。 データフォルダを見たら、写真も残っていた。 ラグビー部のメンバーや、同級生とクラスで撮ったやつ、実家の写真やら、懐かしいものがたくさんだ。 しかし写真の俺は体が全然細いなあ。まだラグビー始めたばっかのころだったからこんなもんなんだろうけど。 社会人チームでバリバリにラグビーやっている今の俺とぶつかったら、あっという間に吹っ飛んじまうな。ははは。 ぽちぽちと写真や動画を見ていたら、その中にひとつだけ「【マネージャーの城戸から彰浩くんへ】」ときちんとタイトルがつけられた動画があった。 城戸かあー…。懐かしいなあ。ラグビー部のマネージャーを3年間ひとりでやってくれてたんだっけか。 みんな女子マネが入ってくることを期待してたんだけど、全然入ってこなかったんだよな。 そしたら、城戸っていう同じクラスの男子がマネージャー志望で入ってきてくれた。 背が小さくて、童顔で。人懐っこい笑顔が可愛いやつだった。なんでかわかんないけどよく俺になついてたっけな。 そんな城戸は一生懸命にマネージャーの仕事をやってくれた。女子がいいだのぶーぶー言ってた奴らも、城戸が頑張ってくれている姿を見て文句を言わなくなった。 次第にみんなも城戸の手伝いをするようになって、自然とチームとしての団結力も高まった。 高校時代、部活をあんなに楽しめたのも、チームとしてずっとやっていきたいって思ったのも、影で支えてくれていた城戸のおかけだだったのかもな。 せっかくだし動画見てみるか。何の動画だろう、こういうタイトルつける感じからすると、引退してからみんなに送ったメッセージ動画な感じがする。 再生した動画は、予想とは全く違うものだった。真っ黒い背景に黄色い渦巻き見たいのがぐるぐると回っている動画だ。 「…なんだよこれ」 最初は気味が悪かったけど、見ているとなんだか心地よく感じ、この渦に引き込まれていきそうな感覚に襲われる。目を離そうとしても離すことができない。 次第に自分の心音が、メトロノームみたいに聞こえてきて…ああ…なんだか意識が遠くなっていく。 「…  ……   ………んあ」 気がついたらガラケーを握ったまま床で寝ていた。あんな催眠術で使うような動画見てたら寝てしまうよな…。 そういや、なんか夢を見ていたような気がする。ラグビー部の部室で、城戸とふたりっきりでなにかしていたような…なんだっけな。 あーダメだ。寝起きなのに、頭フル回転させると具合が悪くなる。 もう一回見て寝たらあの夢を見られそうな気がしたんだけど、なんか変に悪寒が走ってやめた。 しかし、あの動画は何だったんだろうか。タイトルからして城戸が俺に送ってきたものなんだろうけど…。 こうやってふざけて眠らせるためだけに送ってきた動画だったのか…? 「…城戸かぁ。…元気でやってんのかな」 城戸、城戸、城戸とずっと言ってたら、なんだか城戸に会いたくなってきた。あいつと会ってまたいろいろ話せたら楽しいだろうな。 ダメもとでガラケーのアドレス帳に残っていた城戸の番号に連絡してみてるか…。 * 城戸の番号は変わっていなかった。久しぶりだなーって言ったら「え!?彰浩くん!?」ってすげえ驚いてた。 しかも今住んでいるところが、俺の家の近くらしく、ちょうど今ヒマだからということなので、一緒に飲みに行くことになった。 「彰浩くん…?」 懐かしい声が聞こえる。振り向くと、あのときとほとんど変わっていない城戸がいた。 少し身長が伸びたくらいか。可愛らしい笑顔もそのままだった。 「おーう。久しぶりだなー。いやー、城戸も変わんねえな」 「彰浩くんは、すっごく大きくなったね」 「ははは、今でもバリバリにラグビーやってるからな」 駅前の飲み屋で久しぶりの再会を祝って乾杯をする。 会話が弾む。今の仕事の話から始まって、高校の頃の話にすすむ。やっぱりラグビー部の話が一番盛り上がった。 「あんときな、芝田が監督に怒られてたもんなあ」 「あれは彰浩くんが悪かったんだよ、本当はー」 最近は仕事行って帰ってきて寝るだけの毎日で、楽しいことってそんななかった。 だからこうして久しぶりにバカ笑いしながら話せるのが、すっごく楽しかった。 店を出た後、城戸がもう少し話したいってことで、何本か酒を買って城戸の家に来た。 ミニマリストだっけ?そんな感じで、ほとんど物がないさっぱりした部屋だった。 「じゃあ改めて乾杯」 「乾杯」 城戸が隣がいいっていうから、並んで酒を飲む。 「そういえば、ガラケー見たって言ってたけど」 「うん。すげえ懐かしい写真とかいっぱいあったよ。あー…あと、城戸からって名前でなんか動画があったな」 飲んでいた缶を口に持ってく途中で城戸の動きを止め「その動画見たの?」と聞いてきた。 なんかまずい動画だったかな。…でも城戸か送られてきたであろう動画だったから、俺から言ってまずい動画ではないと思うけど。 とりあえずあの動画を見たことを伝えた。すると、城戸は口角を上げ不気味な笑顔で、何度も小さくうなずいてた。 何か悪い意味で良いことがあったような…そんな感じだった。 「確認したいんだけど、それ…どんな動画だった?」 「えー?なんだったかなあ。なんか黄色い渦が…ぐるぐるなってるやつ。よく催眠術で使ってるような感じの奴だよ」 「あー、やっぱり。それ見てくれたんだー。うれしいな」 嬉しそうに話す城戸から、不気味な雰囲気を感じた。 「あ…あの動画さ、俺よく覚えてないんだけど…城戸はなんか覚えてる?」 「覚えてるよ。だって僕から彰浩くんに送ったんだもん」 「あれってなんで送ってもらったんだっけ?もう何十年も前のやつだから忘れちゃったよ」 「彰浩くんは覚えてなくて当然だよ。だってあれは君を堕とすために使った最後の動画だったんだから」 「…俺をおとす?」 「そう。奴隷にするときにも使ったし、万が一あとで催眠が解けないように定期的に見てもらっていたものだったんだよね」 言っている意味が全く分からなかった。城戸は話し続ける。 「でもあれから彰浩くん、携帯変えちゃったから。それで動画見なくなっただろうし。もう僕の奴隷にした刷り込みなんて消えちゃってたんじゃないかなー」 「…な、なに言ってんだよさっきから。お前酔ってる?」 「んー?酔ってないよ。むしろあの動画をまた見て、また奴隷になる準備をしてくれたことがわかってすごく興奮している。一回で十分効果があるだろうからたぶんすぐに堕とせるんじゃないかなー…」 城戸は持っていた缶をテーブルに置き、体をこっちに向け俺の目をじっと見てこう言った。 「『彰浩は僕の奴隷』だよ」 城戸の言葉が俺の頭に刺さった感覚があった。ナイフのように鋭利なものがぐさっと。 その刺さった言葉は、奥にあったなにかを弾けさせ、頭の中にじわぁっと広がっていった。 その広がっていたなにかは、俺が忘れていた大事なことを思い出させてくれた。 ああ、なんでこんな大事なことを忘れてしまっていたんだ。 ゆっくりと頭を上げて、城戸の顔を見てこう答える。 「…ご主人様」 * 「んっ…ふ……んう」 俺はご主人様の勃起したちんこをなめる。高校の時より…すごく大きくなっている。 ゆっくり舌を這わせたり、咥えて吸い付いたり。卑猥な音を響かせる。 「すごく気持ちいいよ、彰浩」 久しぶりのフェラだったけど気持ちよくできているようだ。 ご主人様も笑顔で俺の頭をやさしくなでてくれる。 はじめは嫌がったんだ。ご主人様がいきなり催眠の練習をしたいって言ってきた。 そんなくだらないことやめろよなんて言ってしまって。でも、どうしてもというので、付き合うことにした。 俺は単純な頭だから、催眠にはあっさりとかかった。それから何回も何回もかけられて、そのたびにいろいろ刷り込まれて。 そして最後にいよいよ堕としてもらうとき、俺が一瞬いつもの感情を取り戻してしまって反抗したんだ。 「なりたくない!お前の奴隷になんかなりたくない!」って。 そんな無礼なことをした俺に対しご主人様は、あの動画を俺に見せてくれた。 それで俺はこれまでに刷り込んでくれたことを思い出すことができ、無事に奴隷になれたんだ。 ああ、奴隷にしていただいた時のことを思い出したら、自分も勃起してしまった。 履いてきたぴちぴちのチノパンの股間部分が随分と窮屈だ。 「彰浩も勃起してるね」 「んうぅっ!」 勃起してもりあがった股間をご主人様が踏んでくださった。 あまりの気持ちよさに、つい情けない声を出してしまった。 「ビクビクしてるね」 「ご主人様に踏んでいただけて…嬉しくて…」 「彰浩君はドMだったっけ」 「はいぃ…私はご主人様にドMに変えていただきました」 「そういやそんなこともしてたっけ。忘れてたよ。いろんなこと刷り込んじゃったもんね」 ご主人様はスマホをいじり始める。そして何か動画を再生して俺の目の前に差し出してきた。 「せっかくだからまた僕の奴隷として生きてよ。一人で自分を慰めるより、奴隷がやってくれた方が気持ちいいしね」 その動画はガラケーで見たものと同じだった。真っ黒い背景に黄色い渦巻き見たいのがぐるぐると回っている。 見ているととても心地よく感じる。気持ちがいい。ずっと見ていたい。 この先奴隷で生きていくことはどうなんだろうという疑問なんて、どうでもよくなった。 また余計なことを考えてしまっていた。俺はご主人様を気持ちよくするためだけに尽くす奴隷なんだ。 ご主人様の言うことを聞ける。そんなにも素晴らしいお役目を与えていただけるなんて、俺は幸せ者なんだ。 「随分とうれしそうじゃないか」 「…はい…また奴隷になれたことが…とてもうれしくて…」 「ほらほら、動きが止まってるよ。早くフェラつづけてよ」 「んぁっ…んぶぅぅっ!?」 頭をつかまれ乱暴に口を突かれた。 ぐっちゅぐっちゅと口を犯される。 「あー…そろそろいきそ…彰浩くん、全部飲んでね」 「んぐぅっ!」 ご主人様は、ちんこを思い切り俺の喉奥にまで突き上げた。 そのあとぶるっと震えた後、濃い精液が流れ込む。俺はこぼさないよう喉を動かし飲み込んでいく。 青臭い濃い精液はすごくおいしかった。ずっと口の中で味わっていたいと思った。 「あー…すごくでた…」 頭から手が離され、俺は最後の一滴まで吸い上げるように離す。 若干飛びかけた意識の中で、久しぶりに飲んだ精液の味を味わった。 …ああ久しぶりに飲んだご主人様の精液。それはとても濃厚でいつまでも味わいたくなる美味しさだった。 「おいしかった?」 「はい、とてもおいしい精液でした。ありがとうございます」 「んー…ちょっと物足りないなあ…」 そういってご主人様はカラーボックスから何かを取り出す。 「これこれ。試してみたかったんだよねえ」と手に持っていたのは極太のディルドだった。 俺は思わずごくりと唾をのんだ。それはご主人様のものより太く大きかった。 「ちんこ舐めるだけじゃないからね。奴隷の仕事は。おら、早くケツ出せよ」 ご主人様の口調が変わる。俺を奴隷として扱ってくれるその口調にゾクゾクした。 命令されすぐに服をすべて脱ぎ全裸となり、ご主人様の前に四つん這いでケツを突き出す。 ディルドが入れやすいように、きちんと両手でケツの穴を広げながらだ。 「理解が早くて助かるよ。」 床にべっとりと顔を付け、犬のようにへっへっと舌を出す。 手で広げているアナルも興奮でひくひくとしている。 「お前のかわいい声聞かせてくれよ?」 ほぐしてすらいないアナルにディルドが突き刺さる。 「んぎぃぃいいっっ!?!!!!!!?」 あまりの激しさに、一瞬で意識が飛んでしまいそうになった。 「まさかさー、こうやってまた奴隷になってくれるとは思わなかったよー」 「ひゃ…ひゃいっ!」 「これまで会社の連中も何人か奴隷にしてみたんだけど、どれも相性が悪くてねー」 ぐっちゅぐっちゅと激しくピストンをされる。 「やっぱり奴隷として一番優秀なのは彰浩だよなー。堕ちやすいし奴隷としての才能もあるしさー」 「あっ♡ああっん!♡ありっ!あいがおうございまひゅっ!♡」 ご主人様がほめてくださっている。俺は何とか意識が飛ばないように歯を食いしばる。 口からはだらしなくよだれが垂れ、自分の顔の前に溜まりを作っている。 「ほら、気持ちいいならさ、そのだらしなく勃起したちんこ扱けよ」 「ひゃひぃっ!♡ありがろうごらいまふぅぅう!♡♡」 あれから30分くらいたっただろうか。 ご主人様にアナルに思いっきりディルドを押し込んでもらい、俺はずっとちんこをしごいていた。 「もうそろそろいきたい?」 「い、いきたいれふぅう!♡」 「じゃあ無様に僕への奴隷宣言をして射精しなよ」 「お、お…俺はぁ!!ご、ご主人様であるぅ…き、城戸様の奴隷となりますぅううううぅぅう!♡♡」 その瞬間、俺の頭にビリビリっと電気が走り、黒目がぐるんと上を向いた。そして勢いよく射精をした。 随分ためてしまっていた精液をびゅるるると勢いよく床にぶちまけた。 体に力が入らなくなり、俺は汗や唾液、精液で汚れた床にどちゃっと崩れ落ちた。 「あーあーきたねえな。起きたら舐めてきれいにしておけよー」 アナルにささったままのディルドをぐりぐりと足で押し込まれる。 奴隷になれた快感、イってしまった快感、そしてごりごりとディルドを押し込まれ感じるすべての快感を感じながら、アヘっていた。 * 数日後 「おつかれっしたー」 少し遅めに会社を出た。明日は休みだからな、どうしようかな。飲んでから帰ろうか。 ~♪ 「…ん?」 携帯が震える。画面には城戸の名前が出ている。 そういやこの前飲みに行ってから、また会おうねって話してたっけか。 「もしもし、どした?」 「今時間大丈夫かな?」 「ああいいよ。ちょうど仕事も終わったところだから。どうする?飲みにでも行くか?」 「そうだなー…せっかくだからまた家に来てよ。『彰浩は僕の奴隷』だから」 「………かしこまりました。ご主人様」 俺は、勃起してぎちぎちになった股間をさすりながら、ご主人様の家に向かっていった。

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