野球部への取材 その1 (Pixiv Fanbox)
Published:
2021-07-17 15:36:37
Edited:
2024-01-18 12:02:30
Imported:
2024-06
Content
■野球部監督 斉藤晃(30)の視点
昼休みに職員室で弁当を食っていたら、数学の高岡先生に来客ですよと呼ばれた。
応接室に向かうまでの廊下で何か予定を忘れていたかなと考えていた。
一応スマホのカレンダーも確認したが、とくに誰かが学校に来るといった予定は入っていなかった。
応接室にいたのはスーツを着た男の人だった。きちっと整えられた髪、メタルフレームの眼鏡、そして高そうなスーツ。
パッと見た感じ、自分の知り合いではないということだけはわかった。しかしこの人、スーツ越しでもわかるくらいに体格がいいな。
指先まできちっと伸ばすように姿勢を正し、きれいな角度でお辞儀をされる。こういう場面に慣れていなくて、合わせるように頭を下げた。
「斉藤先生、はじめまして。私、こういうものです」と差し出された名刺には「週刊ドリームベースボール編集担当 桂木隆也」と書かれていた。
一応俺は野球部監督なので、野球雑誌には目を通している。しかし「ドリームベースボール」というタイトルの雑誌は今日初めて知った。
「本日は、斎藤先生が監督をされている野球部を取材させていただきたく、お邪魔させていただきました」と桂木さんは言った。
俺は驚いて口をぱくぱくさせてしまった。まさか創部して間もない我が野球部に、いきなり取材の申し込みが来るなんて。
「突然のことで大変失礼かと存じますが、なにとぞご検討のほどよろしくお願いいたします」
「…い、いえいえそんな。頭を上げてください」
そんなに頭を下げられると、なんだかこっちが悪いことをしたような気持ちになってしまう。
むしろ、こんな野球部を取材してくれるということなら、こっちが頭を下げて感謝すべきところなのに。
それに、最近野球部自体なにかいまひとつやる気が足りないなと感じていた。みんなが慣れてきて、どこか友達感覚が強くなってきてしまっている。
…だからと言っては失礼なのかもしれないけれど、この取材はそのやる気をあげる一つ材料になってくれるんじゃないかなと思った。
「それで…取材を受けたんですか?」
「まあ…そうだな。みんなやる気になると思うし」
グラウンドのバックネット裏にある監督室で、キャプテンの風間と取材のことについて話をしていた。
「……みんなただ浮かれるだけだと思いますよ」
風間の冷たい視線が俺に刺さる。
キャプテンをやってる風間は、監督の俺がいうのも何だけど、俺よりも何倍もしっかりしている。
野球部の誰よりも野球に打ち込んでいて、誰よりも厳しい。それ故に敵を作ることも多いようだが、みんなからの信頼も厚い。
俺もこいつには信頼を寄せている。
「しかしなあ…受けてしまったわけだし。…いいだろ?」
またあの冷たい目で俺を見たあとに、はあと深いため息をつかれてしまった。
---
「いつも通りに練習してくださいね」
グラウンドに現れた桂木さんを見て、別の人かなと思った。応接室で会ったときに、きちっと分けられていた髪は下ろしてるし、あの硬そうなイメージのメガネも今日は黒縁のメガネ。そしてジャージ姿。人ってこんなにイメージを変えることができるんだなって思った。
「取材だって!やばくね?」
「すげーよな!俺写真とか撮って欲しい!」
どうやら風間の予想の方が当たってしまったようだ。部員の半分以上が取材という言葉に浮かれしてしまっている。
「…集合!」
さっそく風間の雷が落ちるみたいだな。みんながベンチ前に集められ気合の入れ直しが始まった。
とりあえず俺は桂木さんを監督室に案内した。
「とても真面目なキャプテンですね」
「はは…そうなんですよ。監督の私より随分としっかりしてますからね…」
本当なら俺がきちっと叱ってやるべきだったかなと思った。こういう場面を雑誌に書かれたりしたら恥ずかしいよな…。
桂木さんは真面目に練習を見て、持ってきていたタブレットに細かく練習の内容や、野球部の印象を書いている。
時より外に出て写真を撮ったり、何人かの部員に声をかけて話を聞いたりしていた。
みんなが浮かれないようにと風間がいつもより力が入っていて、ほとんどキャプテン主導で練習が終わった。
クールダウンのあと、いつも通りキャプテンから一言、俺から一言言って解散となった。
「では私もこれで。明日もお願いします」
意外とあっさり桂木さんは帰ってしまった。がやがやと騒いでる部員に「早く帰れよ」と声をかけて俺も帰ることにした。
*
■雑誌編集者(?) 桂木葵の視点
私は学校から少し離れた場所に車を停め、今日の取材内容を確認していました。なかなかいい情報を取れたなと満足していたら、コンコンと窓を叩く音が。窓を開けると、そこにはさっきまで練習を取材していた野球部の部員が1人立っていました。
彼は虚ろな目をしています。まるで自分の意思でここに来たわけではないような感じです。
「ちゃんと来ましたね」
「…はい」
助手席に座るように言うと、彼は助手席側に回りドアを開けシートに座ります。
「私の声がちゃんと届いていたみたいでよかったです」
私が話しかけているのに彼は前を見たまま。ぼーっとして、下手すれば口から涎が垂れてしまうんじゃないかってくらいに脱力しています。
「一応確認しましょう。あなたの名前は?」
「山田勇一郎です…」
話しかけている私の方を向くことなく私の問いに答えています。
「なんでここに来たんですか?」
「…はい…桂木様に…練習後来るように言われたからです…」
嬉しくなって大きな声で叫びたいくらいでした。でもこんなとこに車が止まっているだけでも怪しいのに、ここで叫んだら余計に怪しいですよね。
とにかく成功です。久しぶりだったのでうまくいくかは不安でしたが、私の能力は問題なく使えているみたいですね。
今見ていただいたままの能力なんですが説明しておきましょう。私は人を操る能力を持っています。催眠みたいなものですね。
対象に向かって、操りたいという気持ちを少し込めてやれば、いろいろなものを通じて催眠状態に堕とすことができます。そう、今の彼みたいに。
彼には練習中取材と称し話しかけた際に命令を施しました。先ほど言ったように少し力を込めて「練習後に私の車のところに来るように」と。
その成果がこれなんです。彼の耳に私の声が届いたことで、彼は私の操り人形のようになってしまったわけです。
それと私の目的についても説明しておきましょう。
実のところ、正直取材なんてする気はさらさらありません。というか私は雑誌編集者ではないです。ただの一般男性です。少しだけ変な力を持った。
今回私はあの野球部を自分のものにするのが目的です。何度か練習を覗いて…監督とキャプテンの力関係を見て…ここならいけると思い、雑誌編集者を装い斉藤先生に近づいたというわけです。
「ご両親に電話してください。今日は監督の家に泊まるからと…。何か聞かれたら適当に誤魔化してくださいね」
「……は…い」
まるで寝ぼけているように鞄からスマホを取り出し家に電話をかけ始めます。若い人は"素直"に術が効いてくれる人が多くて本当に助かりますね。
「……あ…母さん?今日監督の家に泊まることになったから。…え?なんかいろいろ教えてくれるんだって。野球のこと。…ちげーよ!母さんも知ってんじゃん監督のこと。変なことするわけないじゃん。うん。うん…だから明日の昼ごろ帰ると思う。うん、はい…はいはい。じゃーね」
友達の家と言ってしまったら、ご両親が友達の家に確認を取る恐れがあった。なので少々無理がありましたが、監督の家ということにしてもらいました。それであればよっぽどのことがなければ、すぐに監督さんに確認を取ることなんてないでしょうし。
まあ、そういう整合性がとれなさそうな危ない部分については、彼がうまくごまかしてくれたようで助かりました。
電話が終わると同時に命令が終わり、彼は急に脱力してしまいました。だらんと垂れた手元からスマホが落ちそうだったので、鞄にしまってあげてから私の家まで車を走らせました。
---
私の部屋の真ん中で勇一郎くんがぼーっと立っています。ああ、球児を1人で好きなだけ堪能できるとは。
山田勇一郎くん。2年生。170cm,65kg。ポジションはレフト。練習を見ていた感じ足も早く、守備もフェンスを恐れない度胸のあるプレイが魅力。童顔でみんなからも愛されている印象でした。監督からもあいつはムードメーカーだって言われてましたからね。
私は勇一郎くんの顎に手をやり、くいと顔を持ち上げます。
ああ、やはり落とされているときの、光のない虚な目はいつ見ても美しい。
自分のものにできた優越感と、その表情がマッチしてとても興奮します。
「私の声が聞こえていますか?」
「…はい」
「きちんと私の言うことに従うように」
「…わかりました。…桂木様の言うことに従います」
「では、そこのソファに座ってください」
「…わかりました」
私は彼の身体を堪能しながらいろいろと聞くことにしました。
横に座り、体を少しこちらに向けてもらい優しく抱きしめます。首筋に顔を近づけ匂いを嗅ぐと、ユニフォームから漂う染み込んだ汗の匂いが感じられます。それと、彼の持つ彼自身の匂い。一旦体を離し、彼の顔を見ながら話をします。
「私の質問に答えてくださいね」
「はい」
だんだん私の声が浸透しているようで、おぼろげだった声も、だんだんとしっかりとした受け答えになってきましたね。
私を主としてきちんと認識し始めているようで、表情もきちんと私を見つめる綺麗な淀んだ目になっています。
「勇一郎くんは付き合っていたことはありますか?」
「いいえ…ありません」
ほお。彼みたいな可愛い見た目だとモテそうな感じはするんですけどね。
「となるとセックスなどの経験もないんですか?」
「はい…童貞です…」
「なるほど。ではオナニーは週に何回しますか?」
「2回くらいです。多い時で4回しています」
結構性欲が盛んなのかと思ったらそうでもないようですね。
まあ私のものにする以上はそこもきちんと変えてあげないとですね。
「オナニーをするときはなにをオカズにしてますか?」
「雑誌に載ってる好きなグラビアアイドルの写真を見ながらやっています」
かわいらしいですね。彼の股間に目をやると、そのオカズを思い出したのか、ぐぐっと勃起しユニフォームのズボンを押し上げています。
ああ、やはりこれくらい若い子は、すべての欲求に素直で本当に愛おしい。
ユニフォームを脱ぐように指示をし、彼を全裸にして立たせます。さっきオカズのことを考え勃起してたからでしょうか。ちんこの先から透明なカウパーが垂れています。これからもっとたくさん出してもらいましょうか。
彼に適当な雑誌を渡し「これはあなたがいつもオカズに使っている雑誌です。見てみてください」と指示を出します。
彼は手に持っている雑誌に目を落とします。ごくりと唾を飲むと、次第に鼻息が荒くなり、ちんこがむくむくと勃起し始めました。
見ているページを覗いてみると通販の特集でした。しかし彼にはいつもオカズに使っているページに見えているんでしょう。
口を開け犬のように舌を出し始めました。ちんこは何度も何度もビクビクといきりたち、じわりと鈴口からは、またカウパーが溢れ始めました。
「それを使ってどうしたいですか?」
「お…オナニーし…したいです…」
「では、ここを自分の部屋だと思って、いつもみたいにオナニーをしてください」
指をパチンと鳴らします。彼は雑誌を床に置いて膝をつきます。雑誌を見下ろすようにしてちんこを扱き始めます。小柄な体にしては結構立派なものを持っています。つまむようにではなく、しっかり手で握るようにして扱いています。
「…ふっ…ん……んぅ……ふっ…ぅ…」
性欲に身を任せて獣のようにオナニーをする男子高校生。本当にたまらないですよね。程よく鍛えた筋肉が隆起するのも素晴らしい。練習中にかけた声であっさり落ち、言われるがままにちんこを扱き、自分が幻覚を見せられているとも知らずオナニーに勤しむ。…これだから催眠はやめられないんですよ。
「…きもち……ぃ……んっ…っうふ…」
かなりのってきたようで、空いていた左手で左の乳首をいじり始めました。そこが感じやすいんですね。体をびくつかせながらぐじゅぐじゅになったちんこを更に扱いて行きます。
「いくときはちゃんと言うように」
「んぉぁ…あっ…あっ……」
亀頭も赤くなり、そろそろでしょうかね。
「い…いきっ…そ……いっ…くっ…!」
びゅるるるっ…びゅるっ…
とても濃い精液が床に飛び散ります。かなり溜まっていたんでしょうね。週にそんなにしないと言っていたので。
へたりと座り込み、彼は自分の萎えたちんこに手を添えたまま、呼吸を整えています。その小さな背中は、汗でしっとりとしていました。
「自分で出したものはきちんと自分で処理しないと」
「…ふー…ふー……はい…自分の精液は…自分で処理…します」
荒い呼吸の中きちんと言われたことを復唱し行動しています。犬のように地面に口をつけ、じゅるっ…じゅるる…と汚い音を立てて精液をすする。味わうように大きく喉をの音を立て飲み込み、その度に鼻から大きく息を吸い、味わっています。
「全て処理し終わりました」
口の周りはよだれと精液でてらてらとしており、顔にも舐めとる際についたと思われる精液が垂れていた。
下に目をやればすっかり萎えてしまったちんこの先から、精液が糸を引いと垂れています。
「気持ちよかったですか?」
「はい、しばらくオナニーをしていなかったのでとても気持ちよかったです」
そうですか。それはよかった。…さて私の方もとりあえずは楽しませてもらいましたので…彼には私の計画のはじめとなる駒になっていただきましょうか。そうです。怪しまれないように野球部内を動き回ってもらう駒になってもらうんです。今でも十分に堕ちているので、彼を使う分には問題はないのですが、その他の細かい部分について、私の方で修正をさせていただき、完全に堕としたいと思います。
私の催眠の能力はいろんなやり方で施すことができます。なにも言葉だけではないんです。
彼の頭に手を置きます。その手を伝わせるようにして、修正事項を含む新たな施しを彼の頭に送り込んでいきます。
「…ぉ…あ…ぉ…ぁお……あ」
彼は意味不明な言葉を発し始めました。きちんと伝わっている証拠ですね。バグったように目を何度も瞬きさせたり、目が上を向きっぱなしになったり、半開きの口からは涎をぼたぼたと垂らしたり…さっき射精したばかりのちんこもびきびきといきりたっていますね。
彼が100%私のものになっていくのを感じます。この瞬間は何度でも味わいたいくらいに至高な瞬間です。
「ぁ…っが…っぐっぎ…あ…!…あ…っ!…あ…ああああああ!!!!」
バチィッと強い電気のような衝撃が手に走る。
叫び声を上げた彼は涙、鼻水、涎と…顔をぐちゃぐちゃにして、更に目はぐるんと白目を剥いて止まってしまいました。
ティッシュで彼の顔を拭いてあげ、優しく頭を撫でてやる。ゆっくりと目が戻り、私のことを認識したようです。それからすぐに姿勢を正し、右手に作った拳を胸に当て、高らかに宣言します。
「私っ、山田勇一郎は!桂木様の奴隷となりました!」
その宣言の通り、彼の頭は綺麗に書き換えられ、私の奴隷になりました。
彼の周りをゆっくりと歩き回ります。宣言をしたポーズのまま彼は微動だにしません。
「あなたは私の奴隷となりましたね」
「はい!私は桂木様の奴隷となりました!」
「あなたの目的は何ですか?」
「私の目的は、桂木様の目的である野球部乗っ取りのために尽力することです!」
あまりにも完璧な"作品"の仕上がりに満足しました。
これから彼が私の意のままに動く操り人形となり、野球部が乗っ取られていくところを想像するだけで…ああ、なんてすばらしいことなんでしょうか。
次はあの真面目なキャプテンを堕としてやろうかと考えながら、勇一郎くんに性処理をさせるためベッドへと連れていくことにしました。
つづく