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「進撃の巨人」の原作一気読みしてて、

なーんか「当てられた感」がある。




なにかこう、「重厚なストーリー」ってヤツを、自分も作ってみたいもんだ、 とぞ思ったりする。




てか、前から漠然と考えている虎の子の奴が 一個くらいあるんだけどね。

というわけで今回はそのストーリーの骨子を、ちょっとだけお披露目してしまう ということです。




でもこれの公開には物凄い矛盾を抱えた感情があって、

本当は大勢の人に読んでもらいたいからブログに置いときゃいい、

全体公開にしときゃいい、もしくはせいぜい100円、 なんだろうけど、

やっぱり恥ずかしいからこそハードル上げてしまうってのがあるのだ。 

見せたいけどそうそう見せたくないんだよ!


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でまぁ書く。




もういきなり概要を言ってしまうと、



未来人が攻めて来て 人間を絶滅させていく話です。

それが、何度も何度も繰り返されるのです。





もちろんこういうのは後々で明らかにされていく「真相」の一つであって、 

最初は何が何やらわからないところから

分からん殺しされて、全滅させられます。


敵が何なのかすら、わからないまま終わる筈です。





(自分がインデペンデンス・デイとか見てて不満なのは、

 なんで地球より何倍も進歩してる宇宙人があんな風に負けるんだよ!ってことですね。


「本当に進歩した敵」にやられるときというのは、

もっとわけのわからない内に 完全にやり込められ 反撃をうつ手立ても無いまま、敗北するはずなのです。

(かぐや姫とか、 アイアムアヒーローとか)



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で、高度な未来人が 攻めてきて、 現在の地球人を完封して 人類全滅

そんなのが どうして何度も何度も繰り返されるのかと言うと、




その未来人は、 こういう↓進み方で、時間を戻っていっているのです。



戻ってはちょっと進み、

戻ってはちょっと進み、


こういう動きね。



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で、次の真相。

「なぜこのような動きをしなければならないのか」の設定。





ある未来の時点において、 人類は「完全な詰み」 を迎えます。 

正確にはそうなる詰みを「予測」します。




それから先の時点をどう生きようとしても、絶対に先細りになり、人類全体が破滅する未来しか無い、と。 そう判断した。




と同時に、それまでの段階で未来人は、 「時間を遡る技術」を得ることができていた。



(で、この「時間を戻る」を戻すとか、 タイムパラドックスとか、 親殺しのパラドックスとか、 時間とは存在するのか? 

 とかも色々あるけど、この辺も、それぞれ真相が出てきます)


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・時間遡行の形式について。



結局は、タイムマシンの、宇宙船版みたいな感じです。 まぁそれを「シップ」とでも呼ぶ。

人類全体をジャンプさせたりは出来ません。



ごく一部の選ばれた未来人だけが、シップに乗り込み、 少しずつ過去に戻っていって、

そいつらだけで人類を延命しよう という発想なのです。





でも、その時間遡行を一回実行するには、

ある一定の資源・エネルギーが必要であると。



その資源まで先に使い込んでしまえば、人類は完全に詰むわけですね。


だから 絶対に ある時点で、人類は時間遡行をしなければならないまでに追い込まれていたと。




で、その資源とか時間遡行のバランスというのを 例えば↓こんな風に設定する。


「10年間 シップを過去に飛ばすのに、 5年間、地上で資源を回収する必要がある」




資源を回収する前になんでそこに住む人類全体を殺さなきゃいけないのかって感じだが、

(穏便にやれよとか)


まぁ、現存人類が消費している資源の殆どをシップに回さないと行けないくらいエネルギーは必要ってことにしよう。


それを全て奪われたまま生きていたって、現代人にとっては生殺しだし 生活できないので、

未来的技術・「未来的倫理観」で、安楽死のように殺されていくわけです。 


どうせ過去の人間なんて生きてても死んでても関係ないし、みたいな感覚もある、と。



10年シップを過去に戻すのに5年の採掘が必要なので、

↓具体的にはこのような動きになるのです。








ゆっくり回収してはどうか?



もちろん、20年間地上で資源回収をしていれば、40年戻すことができるようになるでしょう。

でも、「最初の遡行」をする時点では、 地球にはもう十分な資源が残っていなかった。


だから最初の遡行は絶対に5年が限度だったと。



じゃあ次からは その征服した地球で、のんびり資源を回収して、

40年戻す、 次は80年戻す、とどんどん伸ばしていけば、 そう何度も何度も時間を戻さずにどんどん余裕が産まれゆっくりしていけるかもしれない。



でも、そうは出来ないのです。






この時点で5年間以上資源を回収していると、 もうその時、 

5年前の「自分たち自身と出会ってしまう」と。

そこでまた資源の奪い合いになってしまうと。



そこで5年前の自分たちと地球の資源を争って戦争するのも、分が悪い。

ぶっちゃけ、そんなに技術的に差がないからです。 自分たちの手口も分かっている。



(まぁ最初の遡行をした2050年の時点で、シップは5年前の全人類を倒せるのか?みたいなのあるけど)

(なんらかの不意打ちをやったのだ!ということにしておいて)


(でも、シップ同士は、自分たちの目的も正体も手口も分かってるのでだまし討ちしづらいと)





だからこの時点で、5年で資源回収を切り上げて、次の10年前にさっさと飛ばないといけない、と。

未来人も、武装している自分たちとは衝突したくないわけだ。






とにかく図的にはああなります。


最初は5年戻した。 そこで5年資源回収して、10年戻ることが出来るようになった。

次は10年戻した。 そこで5年資源回収して、10戻せるようになった。

・・・

これをずっと繰り返すわけです。




そうやって自分たち自身との戦争は回避しつつ、どんどん過去に戻っていって、過去の地球人を 

何度も何度も分からん殺しで絶滅させていく。


まぁ、そうやり方で 人類自体は延命していける、という構図になっているのです。




まずこれが、舞台設定。



未来人はこういう必要があって過去の人類を殺しまくりつづけている、と。



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この上で、これをどうするのか?




この未来人のやっていることは正しいのか? 否定できるのか?


延命のために過去の人類を殺し続けている行為は邪悪なのか?


一番進歩した最先端の人類のためなら、過去の時点で生きていた人類を殺すのは、許されるのか?




この世で最も尊いのは、子孫なのか???

子孫のためなら先祖を殺して良いのか???




・・・そういう問題も山程抱えている仕組みになっております。




まぁもちろんエンタメとして、負けっぱなしで終わるわけにもいかない。



しかし、どうやって、 反撃することができるのか?



だがだが、彼らを撃退することは、人類の「真の破滅」そのものを意味するのではないか?



みたいな話になってくるのです。






ぶっちゃけ自分的には超面白いと思っている。 どうなんだか。



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で、こういう「仕組み」の物語を、どう 具体的に「見せていくか」、 展開させていくか が

腕の見せ所なわけですがー。




まぁ、最初は 完全に敗北する人類を その視点のまま描いていいだろう。



なにが襲ってきているのか。 対応の仕方もわからない。 全てが後手後手。

完全に掌の上で弄ばれて、なんの反撃も出来ずに絶望するところから始まる。


滅亡エンド。





観客目線としては、 なんか人類が使ってる兵器が妙に未来だなぁ、というのもちょっとわかるようにしておく。


(「ぼくらの」で本当に巧みだなと思うのは、ある種そういうとこ この世界の車のデザイン、やたらスタイリッシュだなと思ってたらそういうこと)


(別に時間軸シャッフルさせて、2020年の、現在の人類の絶滅を見せてもいいけどね)



何人か、感情移入できる登場人物というのも散りばめておく。 でもやっぱり全員死ぬ。



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で、次のターン。

なぜか時間が戻ってて、人類はまた何事もなかったように復活している。



なんか前作に出てた登場人物がちょっと若くなってないか?というのにも気づかせる。




まぁ本当は、2050年の人類より2040年の人類、2030年の人類と、どんどん過去に戻れば戻るほど弱くなっていくはずなんだけど、

そこもまぁなんとかしてきたい。





ちょっとした気付きで、敵の正体を掴むまでのとこにはたどり着く人類も出てくる、みたいな。 


敵は、同じ人間。 しかも未来人らしいぞ、という真相。


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現行人類がなんとかして未来人に反撃しはじめるキッカケだけど、


まぁ穴がある。



未来人というのも、タダやたらめったら過去の人類を全員抹殺して終わり、とはならないワケだ。





人類の中には、「世代を超えても有用すぎる人材」というのが常にいる。



彼らが生きていたら絶対に解かせたかった難題。

彼らを未来の医療技術でもっと延命できていたら・・・

彼らを自分たちの研究グループに追加していけば我々の技術はさらに進歩していく・・・ 

みたいなことは、未来人も普通に考える。



まぁアインシュタインとかファインマンとかいたら、誰だって確保しておきたいだろう。

ホーキング博士はこないだ死んだけど。



人類の誇る叡智。



だからそういう有用な人材を、シップは各年代毎に数人くらい回収することも目的としている。 

そういうスカウトの枠がある。


(つまり未来人がタイムスリップしてきても、しばらくは偵察や回収のための猶予期間があるとも言える)




これが逆に未来人の急所にもなってくるわけだ。




その回収された過去の偉人たちの中に、叛意がある人間がいたと。

(そいつを主人公にするか? うーむ難しい)




まぁ「そういう奴が」いて、過去の地球人になんとかメッセージを送ろうとするのです。


そういう影の努力があって、 うまく伝わる場合がある。

そっから、反撃が始まってくるわけだ。



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で、主人公の視点。



2030年とか?



その主人公のところに ある日メッセージが来る。



これから未来人がやってきて大虐殺が起こると、それを回避するためにこう備えろ。 

これこれこういうふうなことをしろ、

とかなんとか。



で、主人公はそれなりに頑張っていろいろやるんだが、 まぁその努力も虚しく 人類は結局また負けると。




で、なんと主人公はシップに回収されてしまう。



「そこの理由」は 最初はごまかしておく。  なんかこう、珍しく未来人の正体に気づいて対処してきたおもしろい奴がいる、ということで捕まった、くらいの感じで。





で、シップは次の2020年に進む。




その5年の資源回収期の間、 「シップ内の描写」というのがはじめて長く出てくると。

(こういうところも腕の見せ所である。逆に主人公の価値観が揺らぐくらいの何かを見せつけられたり)




そこで主人公は、自分にメッセージを送っていた反乱グループに接触したりする。

当然主人公も、なんとかしてこの未来人達の行為を止めさせようと決意する。




次に主人公は2020年の、「10年前の自分」になんとかして云々。



・・・


・・・とかまぁなんとかしてそういうのを続けていくわけだ。

仲間あつめたり 裏切られたり 失敗したりなんかしたり。  

一番盛れる部分でもある。 一番知ったこっちゃない部分でもある。



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で、真相としては そのタイムマシンの技術を最初に開発したのが その主人公自身だった!みたいなことにしてもいい。


(それがありきたりなら、子孫にしてもいい)

(本人の場合、主人公を技術者とか「天才」にしなきゃいけないので、キツイのだ)






で、なぜ主人公を回収したのかの真の理由は、 「若返りの技術のために必要だった」とかいうことになってくる。



自分自身(または近親者)の若い肉体を使って精神を移せば、若返りができる可能性があると。

スカウトした人間をつかって研究を進めた結果、そういうこともできるようになってきそうだと。


(まぁそうだ シップの未来人だって老いはなんとかしたい)

 (というか繁殖とか遺伝子の多様性とかどうなってんだってことだが)


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で主人公は未来の自分自身と対面する。



この虐殺を始めた張本人に ついにたどり着くことができたのだ。



さてどうするのか。




・・・とかなんとかそういう感じの話。



最後は、「時間の真相」みたいなことが明らかになって、云々。



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・・・

・・・

・・・

・・・


はい。


こういうストーリーを 実はこっそり考えてて、 なーんか、 温めてましたよ、みたいなことでした。

色々あんだけどね。





まぁとにかく 「こういう話」ってことですよ。

こういう「プロット」。




これくらいのは、自分でも思いつく。


こういう段階「まで」なら考えられる。



でもここに「血肉」をつけていくというのが、 自分には無理。



どうせいっちゅうねん。 本当に、「人類全体の滅亡」なんて、描けないよ。 

しかもそれを年代ごとに、技術の発展の違いとも合わせて、何度も描写しないといけない。


漫画にするのも小説にするのも、絶対無理。




だからこうやって、 「こういうアイディアの骨子がありますよー」と、

置いておくくらいしか出来ないと思うのだよなぁ。




我ながら、面白い設定だとは思っている。 (ぶっちゃけ)(自分では)



思っているが、自分自身の能力が、人生が、それを活かすことが出来ない


こういう設定だけが温められていく。 腐ってしまう







もし将来、「これと似たような物語」が世に現れたら、自分はそのとき 我慢できないだろう

似たようなアニメ、映画、小説、漫画・・・



でも、その段になってから 「実は自分だってずーっと前から、似た話を思いついてたんだ!!!」

とか言い出したって、惨めなことこの上ない




まさに↑これになってしまうからだ。



仕方がないので、 こうやって 「こういうプロットを思いついたんです」ってのを公開しておくしかない。

それくらいのことしか、今の自分には出来ない。




これを読んで面白い!と理解してくれた人、 この設定、使ってくれていいですよ。



「企画・原案 ニート」



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次は「問題」の話。




問題は山ほどある。







◆同じような話が既にあるのかどうかを自分はしらない


これが一番の問題。 


自分としては完全オリジナルのSFストーリーのつもりなんだが、どうなんだか。


ちょっとでも似たような話があったら自分はショックだろう。 (つーかありそうだけどね)

この世にSFのお話が何万あることか。 その中で「被り」があるかどうかどう検証すればいいのか。


で、自分はひたすら知らないのだ。 



SFに詳しい人いたら、知ってたら教えて下さい。






それにしても、我ながら なんでこんな話を思いついたんだろうなぁ。 


割と、必然的な構造で組み立てられてる話だと思うんだよなぁ。

未来人が「こういうライン」を描きながら、少しずつ過去に戻りながら、

何度も何度も過去の地球を貪っていくってのは、 (そしてそうせざるを得ない仕組み)

我ながら凄い良い設定だと思ってる。 我ながら。






問題


◆規模がでかすぎる

◆発生する言語の問題



世界規模で人類が抹殺されるってのが大変。

そんなのちゃんと描けてる漫画アニメがどこにある?そうそうないだろう。

(まぁだからこそ、本当に「超大作SF」なんだけど)



主人公が日本人ってのは百歩譲って仕方ないとして、


シップに回収されるような過去の世代の人材

 (つまり主人公の仲間に近い人間であり、一番動くことになる人間達なのだが)

ってのは、どう考えても各国の超知的エリートであり、当然いろんな人種の人間になってくる。


そういうのは、自分は絶対に描けない。




◆つまり偉人レベルの人間を描写するというのが難しすぎる

当然、天才も描けない。無理。


(「ご冗談でしょう ファインマンさん」みたいなエッセイをひたすら読みまったとして、天才特有の挙動くらいしかわからない)

(天才の思考までどうやって・・・)




◆未来の技術を描くという難易度


◆未来人の「攻撃」というのはどのようなものなのか?


地球人を完全にわからん殺しで一方的に全滅させる方法ってのは、

どんな方法がいいんだろうかなぁ?


「インデペンデンス・デイ」の敵の攻撃方法は、めちゃかっこいい。

でも、あんなやり方では無いはずです。 あんな目立つやり方はしない。

大体地上をメチャクチャにしちゃうじゃないかと。



じゃあもっと、BC兵器的なことをしてくるのか?

アイアムアヒーローは、ある種そんな感じです。 (もちろん示唆しているだけで結論は出ないのだが)


人間同士を勝手に狂わせて、自滅させるとか?



それか完全に架空の新兵器を出してしまうか? 

それもなぁ。

いやー難しい。




◆色々と逃げられない設定


そうやって考えたら、

「進撃の巨人」だってまだファンタジーだし、謎の資源とか謎の強化人間とか登場させられるし、

どう考えても地球とは違う惑星の話だし、時代もちょっと違うし・・・

だからこそ「あれくらい」で収まっているのだ。



地球と言っていながら地球では無いSFをやってる作品は山ほどある。

(ナウシカは地球の未来を描いているようだが、でも、どう考えてもこの地球とは違う部分もある気がする)



でもこのストーリーは、そうやって「逃げられない」。 逃げたらオシマイだと思う。



これは現行の地球、敵は現在の地球の延長。


これは、「本当に」、この地球の話なんです!!


ってコンセプトでやらないといけない。 そうしないと魅力が半減する。

だがその難易度はゲキムズすぎるのだ、という八方塞がりになっているのです。





◆矛盾をどうやって防いでいくか

プロットホールは山程あると思うけど、

「それをどう防ぐか」が、そのまま新設定になったりもするよなぁと思うのです。



「5年採掘をしなければいけない」というの、

おかしいと言えばおかしいよなぁ。 なんでここ「定量的」なのか。改善していかないのか?

それはどういうエネルギーなのか? 再生エネルギー基準だから、時間がかかるのか?とか。



まぁこの設定も、変えようと思えば変えられますね。

「一度に戻せる時間は10年までに限られている」っていう風にしてしまっても、

同じような動きにはなります。



・・・


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で更に根本の問題。 タイムパラドックスとか。




・時間について



まさに親殺しのパラドックスの連続のような話なんだが、

それは全然回避できるということにする。




未来人が10年時間を戻して、10年前の全人類を抹殺しても、

別にその瞬間に自分たちが消えるなんてことはない。

そういうもんだとする。



それは何故そうなのか? だけど、

一つの考え方として 「時間なんてものは存在しない」みたいなことが言えるかも知れない。




この世にあるのは 「粒子の状態」だけ だと。

それ以外のことは一切関係ない、と。


「4次元目」としての時間軸なんてもんは実は存在しないと。



そういうことにする。

まぁわかる。




でも、じゃあ、それはそれで 「時間を戻す」ってどういうことだ?という疑問にもなる。




10年時間を戻すってのは、 宇宙全体の粒子の位置関係やらなんやらを、

全て10年前の状態に戻すことなのか?と。



そんな大それた事をするのに必要な資源が、地球上の資源をたかだか5年間位かけて回収するだけで、

集められるのか?と。


集められるワケないだろ?と。



てか、それって物凄い矛盾してないか?



5年で回収したエネルギーによって、10年前の地球を蘇らせ、 そこでまた資源の回収が出来ようになるって、お前それ、 エネルギー保存の法則とかはどうなってるんだ?

普通におかしくないか?と。 永久機関レベルのインチキやんけと。


そんな能力があるのに、未来人は未来から撤退しないといけなかったのかよ??と。





でもまぁここんとこは流石に、これを言い出したらこのお話全体が進まなくなるから、なんとかしたい。


(「まどマギ」だってこの種の矛盾があるって当時思ったよ)

(「時をかける少女」だって、実は矛盾だらけだと自分は思ってる)

  (つまり、タイムリープされることで自分のタイムリープチャージ回数が回復するのなら)

   (二人の時間遡行者がいれば無限に使えるだろうが!ということを何故誰も指摘しない)





なんとかして、煙に巻く理屈や新技術、新理論、SF用語が必要になってきますねと。

まぁとにかく出来るんだよと。




なんかこう、「ぼくらの」とかで言ってた粒子の理屈みたいな。

素粒子セル

https://ameblo.jp/ziro-irisa/entry-12448382494.html



なにかそれっぽい理屈をでっち上げていい。


むしろ現実の物理学のほうがそういうのを提示してきているかもしれない。


・この世界は別の次元の宇宙の、なんかの投影にすぎないらしい、とか

・ホログラム理論。 

・シミュレーテッドリアリティ。


とかなんとかで

だから「過去の状態再現」は意外と少ないエネルギーで出来るんだよ!みたいなことを言い張るのだ。



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でまぁ、 このお話のタイムマシンというのは、 


「時間を実際にさかのぼってる」 というより 「粒子の履歴・過去の状態を再現している」 ということになってるってのは、一つ重要です。




(でもここんとこも、真剣に考え出すと頭がおかしくなるくらい矛盾してるんだよね)



(征服した未来人がなんで10年以上資源回収できないかっていうと、「10年後に自分たちが現れるからそこで資源の奪い合いになっちゃう」ってのがあるわけだけど)

(時間なんて存在しない、パラドックスなんて存在しない 全て粒子の状態だけ ってんなら、 もう

 10年後に自分たち来ないと思うんだけどね)


(まぁなんとか目をそらさせてごまかすんだよ)

(または新設定を考える)





だから時間遡行といっても、太陽系全体の時間を戻しているわけではない。

地球の表層の粒子の位置と状態を戻している、ということだったりする。


この辺で起こるなんやかやも話に組み込める気がする。

なんか天体観測してる人なら、とんでもないことが起きてるってすぐわかるよね。



突然観測結果が10年ずれるんだから。



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で最終的に「時間」というのをどう捉えるかなんだけど、



実は 「時間というのは主観的に個別に存在する」、みたいな結論にたどり着いてしまう、みたいなことを考えている。



未来人のこのラインだけが全てではないのだと。

そっから産まれる何か新しい道があればいいんだが。




それにしても、

最終的な落とし所って、むずいよなぁ。


敗北エンド?


勝利エンド?


和解エンド?



自分で考えた設定ながら、

この話はどうやってオチつけたらいいんだ?



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色々追記すべきなんだけど。


例えば資源を、

「地球の地殻の中に含まれるすべてのウラン鉱石を利用しないといけない」くらいにしたら、

まぁ納得だろうか?


もしくは、

「地球上のすべての核兵器をかき集めて一度に爆発させないと得られないくらいのエネルギーを必要とする」みたいな?


これなら、現人類を全滅させてから、核兵器を一箇所に回収するのに、毎回5年位かかる、みたいなことも言えるかも知れない。


でもこれはこれで人類が核兵器を作ってない時代以前に戻れないなぁ。



ということでやっぱ地殻のウラン鉱石全部、という設定のがベター、かな、みたいな。



つまり人類が地球上でかき集められるエネルギーをもう全部かき集めてかき集めて、

それで出来ることが過去への跳躍しかないのだ、みたいな感じ。




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Comments

Anonymous

率直に言って滅茶苦茶面白そうだと思いました! しかし設定が壮大であればあるほど話の肉付けは難しくなりますよね。 私も創作能力はないのでいつかこのプロットが作品化されるのを願うばかりです。

byneet

おお面白そうなら良かったです。ちょっと安心しました。 壮大な設定までは思いつくけど、そっから先には行ける気がしないっての、ありますよね。 キャラを動かす、世界を作る。 そういうことをやることを考えた時はじめて、漫画家さんの本当の偉大さが分かったような気になります。

Anonymous

時砂の王っていうSF小説が一応似た設定だと思います。 時砂の王の敵は宇宙人で時間遡行を行なって人類、ひいては文明ごと抹殺しようとする。 人類もそれに対抗してアンドロイドを造り時間を遡って、人類が生き残る未来を模索していく訳ですね。 アンドロイド達はまだ宇宙が襲来していない過去へと飛んで備えようとするのですが過去の人類は各人の利権を重視して非協力的だったりします。結局それが原因で人類とアンドロイドは敗北、また過去に飛んで人類が生き残る道を探す感じです。 僕の文章力だと粗筋伝わらなければググって頂ければ良いかと思います。

byneet

おーあるのですね。どうもです。 いくつか似ていますが、一応「敵が宇宙人」というところは大きく違うところですかね。 なんかタイトルの雰囲気から古典の海外SF的な印象でしたが(砂の惑星的な印象)、日本の作家さんで、比較的新し目?な作品なのですねー。 ほんと、気になったものは読みたい読みたいと思っているのですが、もうやたらと色んなものが積まれすぎていて・・・ いつか読みたいです本当。

Anonymous

最近発売されたヴァニラウェアの「十三機兵防衛圏」という作品がごく一部ですが似た設定でした。 襲撃するのは人類ではなく未来から送り込まれた機械の怪獣ですが、主人公たちは何度か世界を滅ぼされつつも時間を逆行し解決策を探るという話です。 過去の人類と対立したりすることはないのですが、時間跳躍できる素質がある選ばれた人類の間で思惑の違いや対立が発生し事態は思わぬ方向へ進んでいきます。 こちらの記事で語られているストーリーからは大分ズレてると思いますが、PlayStationStoreから体験版がダウンロードできるので興味が湧いたら遊ばれてみてはいかがでしょうか。

byneet

どうもです。 確かに一部、という感じですね。 「十三機兵防衛圏」、把握です。 評価は非常に高いようですね。(ああまた点数をあてにしている) しかし、なんというか自分は、もはや絵で受け付けないみたいなところあるのですよね。 「こういうパッケージの絵のゲームは、やらんなぁ~」って感覚がものすごいあるのです。 (いやわかんないですね。ダンガンロンパもシュタゲもやったのに。基準よくわかんないです) (食わず嫌いしてちゃだめだなって分かってるんですが)

Anonymous

遊び終えた勢いでお伝えしてしまいましたが、あまり類似点ないですね……なんといいますか「いいものだから伝えないと!」的なアレです。一呼吸置いたほうがよかったですね。 意外と作品の評価が高いようで驚いてます。 SFノベル+SLGはかなり人を選びそうな気がするのですが……ヴァニラウェアのファンしか手に取ってなくて高評価ばかりになってる可能性はあるかもしれません。 パッケージ絵の時点で受け付けないようであれば避けたほうがいいです。 ADVパートが作品の大半を占めていて、始終パッケージイラストのようなグラフィックを拝まないといけないので……。