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さてまだブログには書いてないんですが、 もうバイト自体は止めています。

というわけで自分は今、自由です。 今までの人生の中で一番自由です。


そうなると何をするのかというと、

どうも自分は 映画を見まくる人間になったりするらしいです。



何が凄いかと言うと

月曜日とかに平気で映画館に行けることですね。

もう1100円とかで映画を観に行ける。


今までは、どうしても、バイトのあとに映画館なんて絶対に行く気分にはなれませんでした。

だから結局土日に映画館行くハメになってたりしたのです。 なんか非常にしんどい。


でもこれからは、月曜映画が平気で出来たりする。

むしろ、人混み的にも料金的にもそうするべきでしょう。



で映画をはしごしてきました。


「映画のはしご」とかも、もう何時以来だ?という感じです。

そもそも映画を連続で見るという行為、そういうのは子供の頃しか出来なかった気がする。



「ブロリー」 と 「来る。」 を観てきました。



というわけで感想です。


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◆「ブロリー」

あまりに評判がいいので、みてしまいました。



ちなみに自分の DB知識は、


・原作 

「絵が最高すぎる漫画の1つ」だと、未だに本気で思っていますので、これは当然全巻読んでます。 

 といっても、初期のストーリーはあまり周回してないと思う。

 何度も読み返しているのは、結局フリーザ編、以降。 

 絵が最高に最高なのは、セル編辺りだと思ってます。



・アニメ

 DBアニメというのも子供の頃追ってた筈、なのですが 記憶はおぼろげです。

 「引き伸ばしがひどかった」とよくネタにされていますが、 それすらあんま印象にないのです。



・アニメ改

・アニメ超

 全くみておりません。なんででしょうね? なんか、興味も持てなかった



・今までの劇場版アニメ

 「神と神」も、「復活のF」も、みておりません


 それ以外の古い方の映画は、いくつかみたことがある筈なのですよ。

 TVか、映画館かで、いくつかみたはず。

 確実なのは、前のブロリー映画と、ジャネンバのやつは、みた記憶があります。



・・・という感じです。


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つまり、まぁ、 「キャラクターの関係性の基本、くらいは分かる」、という感じです。

でも、超からの新展開は一切知らないまま、観に行きました。



で、そんな感じでいきなり新ブロリーをみたわけですが、

まぁ、すっごい面白かったですね。





でも実際、見る前は、「ドラゴンボールの映画が面白いとか嘘だろう、大げさだろう」みたいな感覚、

なきにしもあらずでしたよ。



だって、なんというか、別に、

子供の頃見に行ったドラゴンボール映画とか、TVで見てた劇場版の、「印象」ってやつがあります。


ドラゴンボールの映画というのは、まぁ、色々お膳立てがあって、なんか戦って、そんで終わる。

そんだけじゃないですか。基本

いうてそこまでのことであって、 それで、そこまで面白くなることはないだろうと。



でもって、予習?のために、「前のブロリー映画」がギャオでやってたので

それは見ておいたのですが、 やっぱり 別に「滅茶苦茶面白い」ってことは ないのですよ。

(勿論、「パラガスのセリフがいちいちMADを連想思い出して面白い」ってのはありますが)



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でも、 今回のブロリーは本当に、凄い面白かったですね。


おかしい。 「一時間くらい単にキャラが戦ってただけの映画」のような気がするのに、

それが面白かったのです。



「一時間くらいキャラが戦ってるだけの映画」が面白いって、逆に凄くないですか?



なんででしょうね? 動きがいいから?


曲がいいから? 燃えるから?



「シチュエーションがいいから」、ってのもあるかと思います。


今回、とにかく「新ブロリーのキャラ」というのが良いのです。

コイツに感情移入して、見てしまう。


「ブロリー頑張れー」という、そっちを応援する心境で 見てしまう。

(前のブロリー映画では、絶対にない感情ですよね)



自分は、悟空の髪の毛が赤くなったり、青くなったり、そういう変身が何なのか、さっぱり分かってなかったですが、

でもそれも「ブロリー視点」で見るなら、 

「いきなり現れたやつが勝手に変身してどんどん強くなっていきやがる!」ってなことですから、

別にそれも、置いていかれるという感覚にはならないのですね。



フリーザがなんか知らんけど生き返ってるとか、

なんか知らんキャラがいるとか、 そういう部分も、自分は全然気にせずに見れました。


特に予習は要らない気がするのですね。


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・・・という感じでした。



まぁあんまりは語れませんよ。



※こっから先は、ちとネタバレあり要素



あとはまぁ、引っかかった部分。



パラガスが死ぬのですが、まぁそれは物語上必要だったと思うのでいいのですが、

それに対してのフォローが一切ない というのが、気になりました。



いやだって、今回のブロリー、めっちゃいい子じゃないですか。

パラガスに対して、多少は恨み?とかはあるだろうけど、それでも、

パラガスの死で超サイヤ人に目覚めるくらい の、いい子じゃないですか。



てことは、ブロリーからしてみれば、「ドラゴンボール集めてパラガスを蘇らせる」ってのを

望みにするくらいのことは 考えそうだと思うのですよ。


でも、その辺何もなしで、何も考えず、これからブロリーは、チライと一緒に生きていくワケ?

それでいいワケ? ってのは 思ってしまいました。



勿論今回のパラガスもクズではあるんだけど、なんというか、

旧作のパラガスとは違ったタイプのクズだと思うのです。

旧作のパラガスは死んで当然、殺されて当然くらいのヤツなのですが、

今回のパラガスに関しては、どっちかというとフリーザの方が完全にクズじゃないですか!


でも、フリーザがやったことは悪役ムーブとしてお咎め無しで、パラガスだけ死んでて、そのまま何の描写もなしでフェードアウトってのはどうなの?と


そこがひたすら気になりましたとさ。


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もう一個は、

◆「来る。」について。




こっちの映画はなんで見に行ったのかというと、まずこれも、

某所で滅茶苦茶評判が良かったってのもありますが、


やっぱ自分的には、「痴豚様」ですよ。


伊集院光が、この映画には出演しています。 そんで、ラジオで、この映画について語っていました。

まぁ見てほしいと。 「これは、ホラー映画のシン・ゴジラ版だ」と言っていました。



そんなん言われたら、滅茶苦茶気になるじゃないですか!



痴豚様が出演してるだけでも気になるというのに、 

「ホラー映画のシン・ゴジラ版ってどういう意味???」

そんだけで気になります。


というわけで、はしごしてしまいました。



で、これもすっごい面白かったです。 (語彙)


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しかしなんなのでしょうね、この面白さというのは、

ひたすら「演出による面白さ」全振りだったと思います。



「音響で、鳥肌が立つ」 そういう感じが多かったような気がします。




つまりなんというか、このような映画を、後から、家でBDやら配信やらで見たとして、

もう絶対に映画館と同じような怖さや鳥肌は、ないと思うのです。


絶対、映画館に見に行った人と家で見た人とで、この映画の感動の上限値というのは違ってくると思う。


(いやそんなのあらゆる映画でそうだと言えるとは思うのですが、

 やっぱその差が物凄い出るだろうなぁと思いましたとさ)

(つまり、それくらい演出が凄いということにしといて)


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で、

「ホラー映画版のシン・ゴジラみたいな映画」ってのが、どういう意味だったかというのも、わかりました。



最初にそう聞いたとき、自分はなんかこう、 


「リアルなアプローチ・再解釈」

「政治的演出」

「日本のいちばん長い日」みたいな映画 みたいな意味かな?とか思ってたのですが、




そういうことではなくて、

「ヤシオリ作戦」ってことでしたね。



要は、前半と後半で映画のジャンルがガラッと変わるというか。



前半は、

「この怪異なんなの??」

「こんなのどうやって対処するの???」

と、ひたすらなる。



で、後編は

「うおおおーやっちまえーーーー!!!」

「やったか??やれるのかーーー!!??」

って、なる。



そういう構成の映画、という意味で、

痴豚様はこの映画を ホラー映画版シン・ゴジラって言ったのだと思う。

自分も実際に見てみて、そのとおりだと思いました。


前半と後半で面白さのベクトルが違う。

なんか、お得感のある映画ですよね。


(まぁ個人的に、前半ちょっとダレるかなとは思った)

(あのいけ好かない、パリピな人たちの描写が、ちと長い)

(何の映画見に来たんだか分かんなくなる)

(勿論、「タメ」が重要だというのは分かるけど)

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それにしても、

自分ってホラー映画を映画館で見に行ったことって、全然無い 気がする。 実は



「リング」とか「らせん」とか「呪怨」とかあの辺を、どうしたのか覚えてない。

リングも、結局TVで見たんじゃないかなぁ?



サイレントヒルの映画は勿論見に行ったけど、あれも結局、自分の中でホラー映画として認識できない。

(最高のファンムービー みたいに思ってしまう)



「カメラを止めるな」も、まぁホラーではないし・・・



「アイアムアヒーロー」なんかも、自分の中でそんなホラーでもない。 原作知ってるし

・・・・



そういうことを考えていくと、思い出していくと、


「あれ? 自分って、ホラー映画をちゃんと映画館に見に行ったことって、実は無いんじゃないのか?」

「映画館で、本当に怖い思いしたことっって、実はないんじゃないのか?」

という気がしてきました。




そういう意味では、今回、 この「来る。」が自分の中では ホラー映画を映画館でちゃんと見て、

ちゃんと怖かった、初体験のような気もします。


そういう意味でも良い思い出になる映画だったと思います。


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・・・という感じでした。


まぁ、色々なことを感じた映画でしたよ。

原作も、ちと気になりました。



この映画も、シン・ゴジラ同様に、

外国人には理解しにくい映画だったりしないかなぁとか思ったりした。 ドメスティックってヤツ。

海外で評価される「ジャパニーズホラー」というのとは、ちと方向性が違うような気がする。

どっちかというと「ドッキリ」でビビらせてくる恐怖のが多かったように思ったり。





あとは何を感じたかなぁ。

自分はこの映画に、「平成狸合戦ぽんぽこ」も感じましたね。


なんか、↓この感じありましたよ。

(まぁ、全国各地から助っ人がやってくる、ってなだけの要素なのですが)




それと、

これはブログのほうにもちょっと書いたのですが、

自分が「世にも奇妙な物語」の中で好きな話なんだけど

タイトルとか思い出せないので調べられないエピソードがあるのですが、

「その話に近いもの」も、感じましたね。

 (この映画の中の柴田理恵に、そこを感じました)




・・・というわけで別にどうってことのない感想文ですが、

一応置いておきます。


(ボヘミアン・ラプソディみたいな映画に限って、感想がかけないでいます)



つうか新ブロリー作りたいんですけどね。




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Anonymous

ByNEETさんのレビューを読んで二つを映画館で見ることが確定しました。