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※本作は第一作目の直接の続編となります。

 ご参照していただくと、色々と新たな発見があるかも知れません。

(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18757787)





 ──20XX年。

 地球に数多存在したすべての悪の組織、人類の敵性存在は壊滅した。だが、それは世界の平和には繋がらなかった……。

 それを成し遂げた超常の力を持つ異界の乙女の集団『瑠璃宮(ルリイエ)』は、地球人が単体で己を守ることの敵わない弱き種族であると断じ、完全なる管理の下での生活を強要して来たのである。

 それぞれの悪の組織、妖魔や淫獣、ゆらぎといった異形と戦ってきた者たちは、ここに遂に結束。

 瑠璃宮が目指す理想郷を否定する、人類の抵抗と尊厳の守護者……理想郷を越える者たち(EX- Ἀρκαδία)──エクスカディアを名乗る戦士たちの、地球最後の抵抗が幕を開けた!

 ……これはその果てに完全なる敗北の末、瑠璃宮による完全管理を強いられた地球で送られる、純白の愛を碧炎で焦がす時間の物語。



「うっ……く……? ここって……」

「なんで、こんなところにいるんでしょう……?」


 倉本エリカと新田由比は、頭の中にかかっている白い靄を吹き払うように頭を振りながら、身長差のある体をそっと寄せ合った。

 人類最後の共同戦線エクスカディアには、魔法少女と呼ばれる存在も複数所属していたが、エリカたちは“淫獣”という性犯罪を誘発させる怪物と戦う使命を帯びていた。

 本来は戦闘力が高いタイプの魔法少女ではないのだが、妖魔シンジケートが“淫獣”を商品化しようとした際、対魔忍たちと共闘した経緯からエクスカディアに迎えられたエリカたちは、“圧縮”によって瑠璃宮の下級戦闘員・泥符倭暗を捕獲する任務に当たっていた。

 最近は因縁のある魔法少女コンビ、鈴原美沙と佐々木琴音が瑠璃宮にさらわれたことで、ある魔法少女が「魔法少女たちの“王子”なのでは?」と目する青年・浅井の精神のケアに追われており、本部詰めになっていたのだが……美沙と琴音が発見されたと聞いて浅井が飛び出していった時、彼がごく当たり前に二人を連れて戻ってくるものだと思っていた。

 しかし、実際に訪れたのは──。


「た、確か、エクスカディアの本部に瑠璃宮の総攻撃があって……ま、まさか、浅井たちが負けたの!?」

「え、エリカさん、落ち着いてください……他に誰か……」


 本部になだれ込んできた、圧倒的な戦力を誇る怪女たちによって、エリカも由比も成す術なく敗北し、気を失ったところまでは覚えている。

 最初は撒き餌程度にしか思っていなかったものの、今は心を預ける対象としている浅井の身を案じ、パニックを起こしそうになる相棒を必死になだめ、由比が暗い室内を見回すと……そこにはエクスカディア所属前は“淫獣”の討伐数で争い合っていた魔法少女たち、阿久津キララとプニヤンカの褐色の肌が転がっていた。


「こいつらもここに転がされてるってことは……私たち、元の所属先でまとめて捕まっているってこと?」

「そう、なんでしょうか? けれど、そんな高度な情緒や判断力が瑠璃宮にあるなんて……」

「──お笑いね。エクスカディアから聞かされてたことを、大真面目に信用してたなんて」


 てっきり気絶しているのかと思われていたプニヤンカが、眼鏡を軽く指であげながら立ち上がる。

 自分以上の天才も擁していたいたエクスカディアに所属した後も、プニヤンカの我褒めと見下しの性質は改善しておらず、当然リカは敵意を燃やすが、気になる言葉に「どういう意味よ?」と出来るだけ平静に返す。


「私たち対“淫獣”の魔法少女は、最前線に出ることが少ないから、エクスカディアは瑠璃宮の最高幹部……応龍渡腕と遭遇する可能性は低いと考えていた……そういうメンバーは他にも幾らかいたけれど、そういう面子の士気に関わるという名目で、瑠璃宮が本当は高度な知性と豊かな情緒を持つことは隠蔽されていたのよ。もっとも、異常性欲者の集団なのは間違いないけどね」

「そんな……エクスカディアの人たち、そんなこと全然教えてくれなかった……」

「気を使われていた、なんて思えるほどは戦況もよくなかったし、単純に見くびられてたってことね……」


 不満げに呻くエリカに対して、プニヤンカは更なる舌剣を奮おうとしたが……それが如何に不毛なことかは理解しているらしく、まだ寝息を立てているキララを起こしにかかる。

 プニヤンカに足でげしげし蹴られても起きる様子のないキララだったが、部屋の中に突如としてぱんっ♥ ぱんっ♥ ぱんっ♥ という音が響き渡ると、プニヤンカが転倒しかけるほどの勢いで「浅井っ!?」と叫んで飛び起きた。

 キララの言葉で同じことを紐づけて妄想してしまった魔法少女たちは、一斉に赤面する。

 その肉同士がぶつかり合うのを想起させる乾いた音は、紛れもなく聞きなれたセックスの音。

 誰かが部屋の中で、突然セックスを開始した……そして、直前の記憶はエクスカディアの崩壊と瑠璃宮の総攻撃。

 ……先に捕まった鈴原美沙か、佐々木琴音が瑠璃宮の構成員に犯されている。

 まだ状況が理解できていないキララと共に、魔法少女たちは音の方へゆっくりと視界を巡らせた。


「あ゛ぁぁぁぁっ♥ へうぅぅぅぅっ♥ す、すご、ひぃぃぃぃっ♥ こ、これがっ♥ これが雌チ〇ポの、破壊力ぅぅぅっ♥ 匂いだけじゃなくて、セックスも最高のいいのほぉぉぉぉぉっ♥」

「あみゃぁぁぁぁぁっ♥ ご、ごめんなさいっ♥ ごめんなさい、シュウくぅんっ♥ もう、負けちゃうぅぅぅっ♥ このおちんちん、気持ちよくって負けちゃうよぉぉぉっ♥ チ〇ポのことしか考えられないぃぃぃっ♥」


 魔法少女たちの想像は、三分の二ほど当たっていた。

 そこで行われていたのは、瑠璃宮の構成員がお得意とする両性具有のふたなりセックスだったし、その主役は先に捕まった魔法少女・浅井ともっとも親しいといってもよい距離感から皆に警戒されていた鈴原美沙だった。

 違ったのは……股間から生えたチ〇ポで、エクスカディアの同僚たち──悪魔狩りの悪魔キサラと、PMCのエージェントである夕桐アヤノをまとめて背後から突いている方が、美沙だったということだ。


「はぁ、はぁ……♥ ウルさんから♥ 私の愛しい人からもらったおちんちん、すごいでしょう♥ もっともっと、夢中になってくださいね♥ うぅ……二人とも可愛くてエッチ……♥ どれだけ精液注いでも、全然治まらない……♥ 孕んで♥ 妊娠して♥ 私の赤ちゃんを産んでくださいぃぃっ♥ ううん、それだけじゃ足りない♥ 結婚っ♥ 私と結婚してぇぇぇっ♥ お嫁さんになってぇぇぇっ♥」

「お゛ひぃぃぃぃぃっ♥ 子宮口とおちんちんの鈴口がキスしちゃってるぅぅぅっ♥ こ、こんな状態でラブラブ告白されたら♥ こ、断れないぃぃぃっ♥ だってもう、確実に鈴原さんの赤ちゃんっ♥ 妊婦みたいにぼってぼてにされたお腹に宿っちゃってるんだものぉぉぉっ♥」

「あ゛はぁぁぁぁぁぁっ♥ こ、これが本当の♥ 本物のエンゲージのキスぅぅぅぅっ♥ ごめん、シュウくんっ♥ な、なるっ♥ なりますぅぅっ♥ 美沙の♥ いいえ、美沙様のお嫁さんになりますぅぅぅっ♥ キサラとアヤノは♥ 美沙様のおマ〇コ嫁になりゅのぉぉぉっ♥」


 ぽってりと膨らんだお腹に、多重着床確定の精液を注ぎ込まれて、キサラとアヤノは混乱故か、それとも同じ男をかつて愛し、同じ女に所有されることとなった興奮故か、夢中でレズキスを交わしながら美沙にお嫁さん宣言をキメる。

 美沙は二人の背中にそれぞれ優しいキスを落としながら「もう、離さない……♥ 何度でも孕ませます……♥」と、かつて浅井に対して奥手だった彼女の面影をまるで感じさせない様子で、完全なるレズビアンとして宣言していた。


「す、鈴原さん……どうして……」

「あ、あんた、まさか瑠璃宮に寝返ったの!? あ、浅井は! 浅井はどうなったのよっ!?」

「──もう、死んじゃったよ? でも、みんなが気にすることじゃ、もう無いかな」


 あまりにも無慈悲な言葉は、よく知る声で放たれていた。

 いつの間に現れたのか、間近に立っている純白の魔法少女……“絶対不可侵の魔女”の二つ名を持ち、悔しいが魔法少女としての実力はこの場の誰よりも高かった。

 そして浅井と最初に関係を結んだことから、美沙と並んでエリカたち“後発組”からは警戒対象だった相手。

 そんな彼女が、魔法少女時代と同じ穏やかな微笑を浮かべながら、浅井の死を事も無げに宣告してみせる。


「さ、佐々木……!? あんた、自分が何言ってるのか分かってるの!?」

「魔法少女にとっての“王子”の消失が、私たちの戦況に及ぼす影響が分かっていたら、そんな発言できないはずよ!」

「戦況なんざ、もう気にする必要は無いから言ってんだよ。なあ、琴音?」


 中性的なウルフカットの髪を紅蓮に染め、スレンダーだが女としての魅力は魔法少女たちに決して負けない豊かさを秘め、それらを真っ赤なサマードレスの内側に押し込んでいる女。

 そんな相手が琴音の肩を気安げに抱き、肉食獣を想起させるどう猛さで以て、微笑みかけてみせている。

 この美女の姿を、魔法少女たちの中でもプニヤンカは認識していたらしく、喉の奥から「ひぅっ……」という自信家の彼女らしくない、怯えたような悲鳴が漏れた。


「ぷ、プニ、どうしたの? あいつ、そんなヤバいの? ていうか、え? 今、浅井が死んだとか聞こえたような……?」

「え、炎極姫ウル……応龍渡腕よ、あいつ! それも、エクスカディアの高戦力保持者を次々襲っては攫いまくってきた、最強レベルの危険存在!」


 応龍渡腕……エクスカディアの多種多様な戦姫たちでも、特に戦闘能力に長けており、かつ連携においても高精度の者たちが二桁からの人数で、かつ撤退前提で挑むべしとされる絶対的脅威。

 プニヤンカ以外の三人はエクスカディアから、応龍渡腕という存在を感情を持たない殺戮者のように吹き込まれていたのもあり、浅井が死んだという情報や美沙と琴音の変容も手伝って、混乱と恐怖に叩き込まれて圧倒されてしまう。


「お前らエクスカディアは負けたんだよ。オレたち瑠璃宮が、この世界は完全管理していくことが決まった。レジスタンス気取ってみるかい、ここにいる四人でよ。オレはお前たち魔法少女を買ってるんだ……四対一でも楽しい戦いが出来るだろうぜ」

「ウル様、みんな混乱してるところに、本来の目的を忘れちゃダメ……♥ そんな自由なところが、私は好きだけれど……♥」

「おっと、そうだったな、悪ぃ悪ぃ。琴音と美沙はいつもオレの暴走を止めてくれるな。愛してるぞ♥」


 中性的な荒い口調で語りながら、琴音の小さな体を軽々と横抱きにすると、愛情に満ちたキスをするウル。

 それを受け入れる琴音があまりにも幸福そうで、心のない怪物が紛れもなく愛情を解していることに頭が混乱して、エリカたちは呆気に取られている。美沙はその間、ずっとキサラに種付けプレスをしながら、アヤノにアナルを舐めてもらっており、話に寄る気すらないようだ。

 琴音がキスだけで達して、ぷしゃぁぁぁっ……♥ と潮を噴くのと同時、彼女の真っ白な装束を押し上げた“ナニカ”の存在を、驚き過ぎている魔法少女たちは気付かない。


「ぷはっ……♥ 琴音の唇は甘いな、本当に心が安らぐぜ。戦場以外に、こんな想いの出来る場所があるなんざ知らなかったな。愛してるぞ、琴音。一生お前を離さない……そして、お前らの子ともな。さっきも言ったが、オレはお前たち魔法少女を買っている。戦う力には恵まれず、それでも世のため人のため、あるべき社会の形のためとその身を戦火に捧げた勇壮さに、たまらなく惹かれる」

「な、何をふざけたこと言って……! あ、浅井を殺した癖に! この悪魔! あ、あんたなんかに犯されるくらいなら、死んでやるわ!」

「少し語弊があるな。犯すのが目的じゃあない。オレはお前たちも妻として妻帯すると言ってるんだよ。お前たちは戦士として敗退したが、オレとツガイとして対等になるんだ」


 琴音への愛情は本物だろうと、エリカたちからすれば愛しの浅井の仇である。敵意をむき出しにする魔法少女たちだったが……それはウルと琴音が自分たちの服をたくし上げるまでだった。

 そこには、美沙と同じ……美沙のセリフを考えれば、正確に言えば美沙がウルと同じなのだろうが……浅井のそれが鉛筆程度にしか見えなくなるほどの、勇壮な肉竿が聳え立っていた。


「ほぉぉっ♥ にゃ、にゃによ、それぇぇぇっ……♥」

「んっ、はぁぁっ……♥ ダメ……ダメ……頭が、おちんちんでいっぱいになっちゃいますっ♥」

「な、なんでぇぇ……見てるだけで、頭がぐらぐらするぅぅ……♥」

「ふ、ふたなりの同性への魅了能力は、三倍から五倍に達するのよ……おへぇっ♥」


 ウルの腕の中から降りた琴音が、キララの顔前に肉竿を突き出す。

 甘い甘い女の子の体臭に、発情を促す雄の青臭さが混ざって、突かれる前……挿入される前に、キララのマ〇コはもう琴音のそれに征服されていた。屑だが野心に惚れていた婚約者も、その婚約者を擲つほどにハマッていた浅井も、もう顔の印象が薄くなってしまっている。頭の中は、可愛い顔でつよチ〇ポぶら下げた琴音へのしゅきしゅきでいっぱいになってしまっていた。


「琴音、そっちの二人がいいのか?」

「前に、浅井くんに意地悪をしていたのを、お仕置きしてなかったなと思って……♥」

「ははっ、そういう理由でもいいだろうさ。それじゃあ、オレの最初の相手はお前らか……倉本エリカに新田由比、まったく背筋が震え上がるほどイイ女だぜ」


 ウルと琴音にそれぞれチ〇ポを突き付けられた魔法少女たちは、気付けば腰をへこ♥ へこ♥ と前後させる蹲踞の姿勢になっており、先までの否定など無かったかのように、肉竿へ吸い寄せられていく。

 先陣を切ったのは、意外にもプニヤンカだった。

 キララがこのままだとチ〇ポを舐めしゃぶるのを止められないと考えた彼女は、先に濃厚フェラでぶっこ抜いた上で「こんなもの、何の価値も無いわ」と断言してやることで、相棒を諫めようと考えた……プニヤンカ本人は、こう思っている。

 当然ながら、それは単に自分がチ〇ポを先にしゃぶりたかったことへの言い訳だ。


「こ、こんなもの、浅井のだってもうしゃぶり慣れてるんだから、夢中になるはずが……はむっ……♥ んじゅるるるるるるっ♥ じゅぼぼぼぼぼっ♥ じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっぽっ♥ ちゅぱっ、じゅぱぁぁぁっ♥ じゅずずずずっ♥ じゅろぉぉっ……おへっ♥ な、なんでぇ……♥ さ、佐々木琴音のこと、フェラする度に好きになっちゃうぅぅ……た、たしゅけ……じゅぼっ♥ じゅぽぽぉっ♥」

「ふふ、プニちゃん、可愛いよ……♥ 王様のカーストの生まれな上に、天才少女だってみんなに持ち上げられてきたのに、ひょっとこみたいに口をすぼめて、私のおちんちんしゃぶりまわしてるの、みんなに見せてあげたいね♥ 嘘……私とウルさん、後は鈴原先輩にしか見せないよ……♥ だから、安心しておチ〇ポ相手にバカになってね♥ 知性ゼロのしゃぶり顔、愛してあげるから♥」

「ふほぉぉぉぉぉっ♥ ダメ、ダメぇぇぇぇっ♥ 頭なでなでダメりゃのほぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥ チ〇ポしゃぶしゃぶしながらイグっ♥ イグの止まらなくなるぅぅぅぅぅぅっ♥ パパとママにされたのも♥ 浅井にされたのも忘れちゃうぅぅっ♥ 佐々木琴音っ♥ 琴音“様”のチンしゃぶなでなでだけで♥ 優秀脳みそパンクしちゃうよぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥」

「ず、ズルい……プニ、ズルいよ♥ 私もぉっ♥ はむっ、はむぅぅぅっ♥ こぉろこぉろ……♥」


 プニヤンカのマジ惚れチンしゃぶ頭なでなでに興奮してしまったキララは、リンゴのようにごろっとした琴音の凶悪キンタマへと吸いつき、脂ぎったそこを舐めまわして綺麗にしながら、鼻先を睾丸に埋めて匂いを嗅ぎまくり始める。プニヤンカの内心は別として、セックス前から既に二人の魔法少女は琴音へのお嫁さん仕草が完璧であった。

 仲間意識は薄いとしても、今や生き残ったエクスカディアの仲間であるキララとプニヤンカの陥落は、ウルの格好いい雌チ〇ポとイケ女顔に完璧に魅了されてしまっていたエリカと由比にも影響を与え、二人の胸の内に「それじゃあ、負けちゃっても仕方ないか」という想いを抱かせる。

 気付けば二人は……他の魔法少女コンビに比べると、エリカと由比は特に互いへの好感と絆が強いのもあってか、ほとんど竿を挟んでキスをするようなラブラブダブルフェラを敢行してしまっていた。


「(わ、私、何してるのぉ……♥ こいつは地球を滅茶苦茶にして、浅井を殺したかも知れない仇なのに♥ 邪悪な侵略者なのにぃ……♥ んふぅぅっ♥ おちんちん、おいしいぃっ♥ 浅井のは時どき臭くて鼻が曲がりそうだったのに♥ この雌チ〇ポは夢中になって吸いついちゃうのおぉっ♥ んちゅっ♥ ちゅぱぁっ♥ フェラだけで私感じてるっ♥ マン汁おもらししちゃってる♥)」

「(ああ……こ、こんなのってぇ……♥ ごめんなさい、浅井さん♥ でも、このおちんちんに抵抗するなんて♥ 魔法少女に限らず、雌だったらみんな無理なんですっ♥ ほぉぉっ……♥ 口の中が、エリカさんの唾液と、ウル“様”の先走りのブレンドでいっぱいになって……♥ こんなの、魔法少女になってから♥ 一度も経験したことない幸福ですぅぅっ♥ おひっ♥ おほぉぉぉっ♥)」


 完全に雌顔になってチンしゃぶするエリカと由比に、明らかに優しい調子の混じった声で「へへへ♥ 可愛いぞ、お前ら♥」とほめる言葉が降って来る。

 思えば浅井とのセックスは、相手が考えていることが分かるのは良いとして、他の女のことを考えながら自分とセックスしていることがあったり、あまりにも胡乱な思考を流し込まれたりと、デメリットも無くはなかった。

 ウルにフェラをしている時点で気付く……この応龍渡腕からは、当然ながら心の声が聞こえない。それが、たまらない安らぎに繋がってしまっていると。


「あぁぁぁっ♥ 琴音、様ぁぁぁぁっ♥ おちんちん、すっごいっ♥ ダーリンのも♥ 浅井のも♥ 琴音様と比べたら全然ダメなのぉぉぉっ♥ ほ、本当に気持ちいいセックスっ♥ 強制的に頭の中いじられるんじゃなくて♥ 子宮と♥ おほぉぉぉっ♥ おっぱいぃぃっ♥ この体が気持ちよくなって、好きになるチ〇ポ見つけちゃったのぉぉぉっ♥ キララとプニをお嫁さんにしてぇぇぇっ♥」

「こ、こら、勝手に何を……ほひぃぃぃぃっ♥ あぁぁっ♥ 頭ぐしゅぐしゅって撫でられながら♥ おマ〇コぱんぱんされたら逆らえないっ♥ 王子なんていらなかったのね♥ 魔法少女同士でつがうのが、一番良かったのよぉぉぉっ♥ き、気付いた私、流石は天才ぃぃぃっ♥ あへえぇぇぇぇっ♥ た、沢山注いで♥ 琴音様の種で優秀遺伝子継承した赤ちゃん多産させてぇぇぇっ♥」

「んっ♥ 好きっ♥ 大好きだよ、二人のおマ〇コっ♥ 浅井くんから、二人のこと任されたんだからぁっ♥ 絶対に幸せにする♥ 赤ちゃん一杯生ませて、瑠璃宮の一員として頑張るのぉぉっ♥」


 琴音の言葉には聞き捨てならない情報が含まれていたが、キララとプニヤンカが交互に犯されている姿はもう、エリカと由比にとってはゴーサインでしかなかった。

 ある種の呪縛と化していた恋心がフェラ抜き一つで浄化され、エリカと由比は自分たちからおマ〇コ開いて、遂にウルへと媚び媚び求婚してしまう。


「お、お願い、お願いよ、ウル様ぁっ♥ わ、私、本当に好きになるべき相手が分かっちゃったのぉっ♥ あなたに全部捧げるわ♥ あ、あなたほどの方だったら、私程度の女なんて抱きなれてるかもだけれどぉっ♥ それでも、あなたに全部あげたいのぉぉっ♥ チ、〇ポ♥ チ〇ポちょうだいぃぃっ♥」

「え、エリカさん♥ あは、あはは……え、エクスカディアも壊滅して、エリカさんもおマ〇コ懇願しちゃってるなら……もう、いいですよね♥ 私も負けて、いいですよね♥ わ、私もウル様に求婚しますっ♥ 魔法少女のおマ〇コ、偉大なる応龍渡碗に捧げます♥ これまで無駄な抵抗してきたお詫びに、この体を全部捧げますっ♥」


 完全にチン負け嫁入り思考になってしまったエリカと由比の前で、犬歯を見せるような笑い方をして見せるウル。

 その体から武器でもある緑色の炎の柱が立ち上り、ウルの傍らに着弾して人型を象っていく。

 数秒後には、そこには二柱のウルが立っており……驚愕と感動に震えるエリカと由比を、そのまま押し倒していた。


「この極上の肉体も♥ 露悪的に振る舞うが本当は孤独に弱い心も♥ すべてまとめて愛してやるぜ♥ この見事な胸は、オレには持ち合わせが無いからなぁ♥ 母乳出るようになったら、飲ませてくれよっ♥」

「は、はひぃぃぃぃっ♥ ウル様に、全部捧げますぅぅぅぅっ♥」

「この小さな体がたまらねぇ吸いつきだな♥ こんな気持ちいいセックスは久しく経験してないぜ♥ こんなに悦ばされたんじゃ、お前を幸せにするしかねぇなぁ、由比♥」

「あうぅぅぅっ♥ お腹、ぽこってぇぇぇ♥ イクぅぅぅぅぅっ♥」


 子宮に精液が流れ込み、自分の体が「旦那様」の色に染まっていくのを感じる魔法少女たち、それにキサラとアヤノ。

 彼女たちがこれまで、無数に経験してきたセックスでも、一度も体感できなかった“受精”という快楽に脳が焼け、これまでで最大のアクメをキメて潮を噴き上げる六人。

 しかも、ただの妊娠ではない……応龍渡碗の肉竿は、ただの両性具有者を遥かに超える精力と妊娠能力を誇る。受精アクメが、多胎妊娠によって無限に続くのだ。

 人間では絶対に到達できない快楽の高みに上ったことで、完全に少女たちの胸からは愛した男の面影は消えていた。


 

 ──数か月後。

 地球で行われた激闘の数々によって、廃墟と化した教会。

 別に地球の神に遠慮をする必要はウルには無いのだが、琴音と美沙の希望ということで、その場所が正式な婚姻の舞台となっていた。

 ウルが作り上げた……彼女はその野卑な印象に反して、非常に繊細な一面の持ち主である……特性のウェディングドレスに身を纏い、ボテ腹と乳輪の大きくなった爆乳とムチケツを露わにしたセクシーなウェディングドレス姿の花嫁たち──エリカ、由比、キララ、プニヤンカ、キサラ、アヤノが静かに永遠の愛を誓う時を待っている。

 その姿を見つめて、なんとも複雑な笑みを浮かべている琴音に向かい、美沙が静かに語りかけた。


「浅井くんの決断を、いつ伝えるかで悩んでるんですか?」

「……はい」


 実は浅井は、あの場で斬殺された男たちの中で、少しだけ事情が異なっている。

 ウルは戦闘狂であるが、同時に彼女の好む“強さ”とは「知恵や工夫、連帯によって生まれる無限の進化」であり、ただの強者に関しては撃破した後にエクスカディアに送り返していた……それどころか「強かったぜ、また闘ろうな」と土産まで持たせることもあった程だ。

 これがエクスカディア上層部に悪用されてしまい、ウルがそのまま攫ったという名目で以て、帰還者たちは非道な生態実験台に晒されてしまった。

 そして、浅井の持つ魔法少女たちの“王”としての資質を悪用して、よりエクスカディアに従順な改造戦姫たちを作り出そうとしていたのだ。

 このことから琴音と美沙を攫われた後、既に彼女たちを無事に返されるものと思い込んでいたエクスカディアは、ウルが本当に二人を妻帯するという事態を前に馬脚を現し、そのことを浅井に知られてしまった。

 彼はあの決戦の場で、魔法少女たちが自分の思考を読めること利用し、琴音と美沙に他の魔法少女たちの保護と、自分を殺してエクスカディアの非道を終わらせてくれと懇願していたのである。

 後頭部に小水をかけられる浅井の死に顔は、エクスカディアの正義を信じて死んでいった他の男性陣の苦悶と異なり、何処か穏やかなものであったが、感傷を表情に出せない琴音と美沙の心は少なからず荒廃していた……。


「女を後ろに控えさせて戦わせる下種かと思ったが、最後に漢を見せやがった。まあ考えてみれば、お前たちが一度は惚れた男なんだ、当然っちゃ当然か」

「ウルさん……」

「……悲しみが完全に癒えてからで、告げるのはいいと思うぜ。なんなら、オレが全部泥は被ってやるからよ。まずはあの娘たちを幸福にして、それから考えようや!」


 ワイルドな笑みを浮かべて断言する“旦那様”に、少女たちはようやく表情を明るくする。

 そして、自分たちもふたなりチ〇ポが丸出しのウェディングドレス姿で会場へと向かうのだった。

 花嫁たちが駆け寄り、チン先にキスを落として永遠の愛を誓う。

 同時に未来の瑠璃宮を担う、新たな命が大量に膣内からひり出され、教会の中は一瞬にして用水と愛液の匂いに満たされていくのだった……。




今回の攻め役

※ウル

・偉大なる旅団、瑠璃宮の最高幹部である応龍渡碗の一柱であり、「火炎」「燃焼」「減衰」の力を司る。二つ名は炎極姫。真名はトゥールスチャ。結晶姫ルリム、雨漏姫ラジィと並んで第二世代の“三闘姫”とも呼ばれている。

・俺様気質の荒い性格だが「少女漫画世界からお前来たんか?」と疑われるくらい、不思議と魅了される相手が多い。

・これは豪快なように見えて、実は繊細に物事を進めるタイプなのも関わっているのだろう。その割には、生粋の戦闘狂なのだが。

・──以上が、判明していたプロフィール。その実態は所謂“エクスカディアの被害者”。

・彼女自身は「知恵や工夫、連帯によって生まれる無限の進化」こそが人間の本当の強さと考え、直接的な戦闘もそこそこ楽しむが、もっとも楽しいのは一見すると戦闘に向かない者が見せる意地や矜持の方である(応龍渡碗と力で戦える存在なんて、多元世界でもそういないんだし……)。

・それ故に直接戦闘力が高いタイプの強者は、強敵と書いて“とも”精神で戦闘後にエクスカディアへ返還していたのだが、エクスカディア上層部が「炎極姫ウルによって攫われた」と偽り、帰還者を生態実験にかけていた。

・恐らくエクスカディアの方針に逆らったり、非道実験の真実を伝えようとした男性陣に対しても「ウルがやった」という体裁で暗殺を行っていたと思われ、結果として「異常な戦闘狂にして誘拐魔・炎極姫ウル」の噂がエクスカディア内では流布されてしまった。

・本来のウルは確かに女性の裏に隠れて戦わせる男は嫌いだが、それだけ理由に殺したり見下したりするタイプではなく、器の大きさと繊細さを兼ね備え、人類の強さと進化に期待を続けている観測者という評価が、もっともしっくり来るかもしれない。

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Comments

とろがけ

うわぁぁぁぁぁっ!(涙) 一作目ラストの台詞って「(心が)痛くなったら言えよ?」って意味だったんですね!? 浅井くん、土壇場で覚醒するとか勇気を振り絞るタイプじゃないだけに、滅茶苦茶怖くても琴音ちゃんやミサ姉を守りたかったんだろうなあ…とか想像すると、その黄金の精神に泣けちゃう…。 既に一作目時空のエクスカディアはぐだ男の死体を悪用してたり、騎士君を下劣洗脳してたりと前科が提示されてましたが、まさかウルが人類に友好的な応龍渡碗だったのは想定外だった… もしかして、ウルに限らずあの時の三闘姫全員が異様なほど攻撃的だったの、既にその実態を知ってたからだったのかしら…「戦友(とも)が所属してる組織だから安心だろ」って返してしまったばかりに大勢の犠牲を産んでしまったウルも切ない…キャラが一番薄いとか思ってたのに、今回で大好きになりました! 魔法少女たちと幸せになっておくれぇ…

ソウシップ

リクエスト採用ありがとうございました! まぁ……予想はしてたというか、1作目時空のエクスカディアがクズ集団と化してるのは既に知っていたから、絶対浅井くんにも何かしていると思っていましたが、まさか「そうなる前に」死を選んでいたとは……これはウルも認める漢ですわ。 そしてこうなると、少なくとも1作目ラストの時点でルリムもラジィもその事知ってたという事になる訳で……そりゃあ躊躇う事無く壊滅させるよねぇ……。 (表面上は)悪の組織に敗北した魔法少女がふたなりチンポに堕とされて孕ませるシチュはやっぱり良いね!

屋根が高い

仰る通り、あのセリフは最後まで自分を守って逝った漢に小便引っ掛けないといけない琴音を気遣った言葉だったのです…ウルが本当に「優しすぎ」だとは、おそらく誰も思ってなかったんじゃないでしょうか? ウルがもしも娶っていれば、終戦を生きて迎えられた戦姫が何人も居たかもしれない…その痛みを抱えて、この世界を平和と安寧に満ちた世界にするべく、ウルは管理に邁進していくのです…

屋根が高い

リクエストありがとうございました! 例えヘタレでもされるがままでも、彼は最後まで他人の為に生きた漢でした…合掌。 そう考えると、ルリムとラジィのセリフも、後に登場した時と色々違って見えるものがあるかも知れないですね…(「対魔忍のたいは撤退のたい」とか、エクスカディアから逃げろって警告だったのかも…) 魔法少女が腰ヘコチンキスで忠誠を誓うシチュでしか得られない栄養素がある!