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「──きゃっ!」


 データを破壊しようと殴りかかったはずなのに、桜咲マキナは弾き飛ばされ、地面に尻もちをついていた。

 マキナは次世代デバイス“ブレインリンク”対応の恋愛シミュレーションゲーム『ラブラブスクールデイズ』のヒロインである。

 自己進化するAIを搭載することで感情を持つに至った彼女は。、永遠の愛を誓ったはずの主人公=プレイヤーが自身を裏切ったのを察知。

 彼をゲーム世界に閉じ込めて永遠に己だけのモノにするべく、まずは他ヒロインのデータを破壊して回っていた。


「ふふっ、どうしたの、マキナ? 急に殴りかかってくるなんて……スカートが汚れてしまうわよ?」


 ……のだが、AIが移動できない位置にいる館山サヨリ以外のすべてのヒロインを破壊したはずなのに、その黒髪の少女はいつの間にか学校に姿を現していた。

 まるで流体のように流れる黒い髪、血の躍動を感じさせる真紅の目、首からはカメラのようなものをかけていて、一人だけの制服のデザインが舞台の学校と違っている──不審なヒロインデータ。

 開発元のアップデートなのか、それとも隠しキャラなのかはマキナにとってどうでもいい。モブとは異彩を放つ、整った容姿という時点でマキナにとっては抹殺対象だ。

 そう判断し、襲い掛かったのだが……データを改ざんしたり破壊したりできるはずのマキナの干渉を少女は受け付けず、逆にこうして転倒させられ、手を差し伸べられてすらいる。

 天音ムツキのように、ヒロインたちはマキナが自分たちを消そうとしていることに気付き、抵抗していたはずなのに、この少女はそのことを知らないか……あるいは気にもしていないかの、どちらかだった。


「あなた、何者よ!? あなたみたいなヒロイン、このゲームにはいないはずだわ!」

「ひどいなぁ、私だよ、黒野シレーヌ。マキナの親友キャラだったでしょう?」

「そんなのいない! この、このこのぉっ!」


 ぽかぽかと黒髪女を殴りつけるマキナだったが、どれだけ拳が当たってもデータが破損する様子はない。

 それどころか、柔らかくて温かい体で全身を抱きしめられてしまい、耳元で「捕まえた……♥」と甘い吐息と共に囁かれてしまう。


「は、離しなさいっ! さ、さては別のゲームの世界から来たの!?」

「ふふっ、何を言ってるか分からないなぁ。でも、あんまりマキナがワガママばっかり言うなら……こうだよ♥」


 シレーヌが背中を撫でてくる。フルダイブしているプレイヤーとの交流の為、マキナにも触感などは備わっているが、その手つきがあまりにも蠱惑的で思わず「ひゃぁっ♥」と声が出てしまった。


「可愛い声……♥ 可愛い恰好をしたら、もっともっと可愛くなるよ……♥」

「な、なにを言って……ひっ!? なによ、これぇっ!?」


 マキナの衣装は当然ながら、ゲームの舞台となる学校の制服だ。

 茶髪に大きめのツインテールという、マキナによく似合っているデザイン……それが気付けばいわゆるビキニ水着……それも金色に輝く俗悪な意匠のそれに変わってしまっている。

 自分以上のデータ改変能力を相手が持っている……その恐ろしい事実に、マキナが気付かざるを得ない。


「(そ、そんな……あ、アップデートには時間がかかりすぎる……わ、私、この娘には勝てない……!)」

「あははっ♥ ギャルっぽいマキナが、こういう大人のおじさんしか喜ばなさそうな水着着てるの、すごく背徳的な感じがするね♥ 悪いおじさんに騙されそう♥ 可哀そうなマキナ……♥」

「や、やぁぁぁっ……耳元で、囁かないでぇ……」

「でも、そんなおじさんになって絶対に触らせない。たかだか三次元空間に体があるだけで、上位存在気取りの馬鹿男にだってね……」

「か、彼の悪口はやめてよ!」


 マキナは確かにプレイヤーをゲーム世界に閉じ込め、そのデータを消去しようと企んでいたが、それは憎しみからではなく、愛されないくらいならば……と思い詰めた結果だった。

 それゆえに、自分以外の女が彼を罵倒することは許せない……館山サヨリが見逃された理由はここにもあったりする……のだが、それをシレーヌ相手に主張するのは、あまりにも悪手だった。


「へー……マキナは、あんな屑男に未だにご執心なんだ? あなたの好意を弄んで、二番目のオンナ扱いでさっさと乗り換えようとして、ロケットランチャーであなたを焼き殺した腐れ外道なんかを、今でも……」

「ろ、ロケットランチャー……?」


 マキナはまだプレイヤーを監禁する前だ。何故かシレーヌは、マキナ自身が知らないプレイヤーの行った“加害”に怒りを燃やしているらしい。

 どん、とそれまで優しく抱かれていたのが突き飛ばされ、マキナは再び悲鳴を上げて転倒する。

 しかし、自由になったのはチャンスだと、プレイヤーを追い詰める為にアップデートで実装していたワープ能力を使おうとしたのだが──。


「はい、マキナー♥ こっち向いてぇ♥」

「えっ……し、しまった、カメラ……! あぁっ!」


 ギャルゲーキャラとしての習性であり、マキナも撮影モードに入られてしまうと、思わず可愛いポーズを取ってしまう。逃げようとしていたのを中断し、体が勝手に動くが……その姿勢は、マキナの想定外のものだった。


「あっ、あぁっ!? な、なによ、これぇぇっ……! こ、こんな恥ずかしい恰好……あぁっ、いやぁぁっ……!」

「あははっ♥ これじゃあ『ラブラブスクールデイズ』に年齢制限がかかっちゃうな♥ まあ、もう二度とマキナは私以外の目に触れたりしないんだけどね……♥」


 さっと蹲踞の姿勢になったマキナは、そのまま両手をグーにして頬の高さ当たりまで持ち上げ、犬の“ちんちん”のポーズを取らされてしまった。俗悪な金ビキニと相まって、その姿はあまりにも背徳的な魅力を醸し出している。


「ど、どうしてこんなポーズ……! 私、知らない……! あ、あなたまさか、服だけじゃなくて、私のことを……あぁぁっ! やだぁぁっ! な、なんなのぉぉぉっ!」

「うふふっ……流石に露骨に誘いすぎだよ、マキナ♥ 情緒ってモノを考えなよぉ♥」


 カメラが再び焚かれ、今度は股間を突き出したM字開脚のポーズを取ってしまうマキナ。舌をちろっと可愛く出して、自分の腋を舐めようとしているようにも見える。声は悲痛だが、表情は妖艶な笑顔だ。


「うーん、でも台詞と合ってないなあ♥ ダメだよ、マキナ♥ 私はマキナがどんな格好をしても喜ぶけれど、ギャルゲーキャラとしては精進しないと……はい、ちゅー♥」

「んむぅぅぅぅっ♥ な、なにを……あぁっ♥ 見てぇ♥ シレーヌのこと考えてたら、下着の色が濃くなっちゃうくらいにぃ……♥ お大事、濡れてきちゃったのぉ♥ あぁぁっ!? なによ、このセリフぅぅぅっ!」


 ひらりとスカートを持ち上げ、真っ黒のアダルティな下着を露わにすると、ちゅっ♥ と下の口でマキナの唇を奪ってくるシレーヌ。

 まさかの強制マンキスに動揺したところで、再び撮影をされると……今度はお尻を突き出した姿勢で、まるで秘所を広げるように水着越しに指をVサインにして、いやらしい言葉は喉から漏れ出した。

 言語能力までもシレーヌに掌握されてしまったことに気付き、マキナは懸命に自身の修復とアップデートを図ろうとするも、自身が鑑賞できるよりも遥かに強い強制力によって、それらの領域はブラックボックス化してしまっている。


「さあ、どんどんエッチな写真……こほん。私とマキナの思い出を残していこうねぇ♥」

「や、やめっ……あーん♥ マキナにシレーヌの、飲ませて欲しい♥ シレーヌのお大事からでるもの、全部大好きなのぉ♥ ひぃぃぃっ!? ほぉっ♥ んほぉぉっ♥ どう、エッチに見える♥ レズセしたくなるでしょぉ♥ やめてぇぇっ!」


 眼を閉じて口をあーんと開けながら、手皿を顎の下に添えて見たり。頭の後ろで腕を組んで、腰を突き出しながら腋を丸出しにするポーズで制止してみたり。

 マキナの体と言葉は完全にシレーヌに媚びており、彼女との同性同士のセックスを望んでいるような内容を吐き散らす。

 懸命に心は抵抗しているが、AIであるマキナはこの状況すらも“学習”してしまい、自分が本当はシレーヌが大好きなのではないか? こんなに抵抗をする意味があるのか? などと自らの想いを裏切ろうとしてくる。


「も、もう、お願い……お願いです……やめて、ください……わ、私が……マキナが悪かったですぅ……ぐすっ」


 自分がこのゲームの中で破壊者で狩猟者である、最強の存在になってプレイヤーを一方的に追い詰めていく……そんな夢想をしていたはずのマキナは、遂にシレーヌに一方的に掌握されている状況に涙を流し始めた。

 じゅんっ……♥ と体の方が心を裏切り、股間を潤して水着の色を本当に濃く染めていく。このままでは遠からず、プレイヤーへの好意を捨ててシレーヌだけを想う非攻略対象のレズキャラに堕ちてしまう……。

 その恐怖に心を壊されたマキナは、懸命に謝罪し、自らの精神の自由……AIに目覚めた自我を奪わないでくれと“命乞い”をする。腋見せ腰ヘコポーズで雌を誘う笑顔のまま、涙を流して懇願する。

 マキナはこの状況を、プレイヤーを自らの欲望で好き放題にしようとしたことへの罰……そう解釈するに至っていた。被創造物でありながら、上位次元の存在を支配しようとしたことへ下された仕置きなのだと。


「ふぅん……しおらしいマキナも可愛いね♥ じゃあ、そこで土下座して?」

「あ、動ける……は、はい……こ、この度は、本当に申し訳ありませんでしたぁ……」

「何が悪かったか、理解してる?」

「しゅ、主人公君を、好きになってしまったこと、そのものです……」


 ビキニ土下座するマキナの頭上から、楽し気な笑い声が降ってきた。

 これで正解だったのだ、これで助かる……マキナの胸に希望が芽生えた瞬間に、シレーヌの残酷な言葉が降り注ぐ。


「じゃあ、その姿勢のままで『主人公なんて大嫌いです。私が好きなのはいつも私のことを想ってくれるシレーヌです。私は女の子しか好きになれないレズAIです』って、宣言して?」

「ひっ!? そ、そんなこと……!」

「私の力、まだわからないかな? マキナの心を、好きなように弄り回すことだって出来るんだよ? それをしてないのは、今のマキナが好きだからなんだよぉ──言え」


 これまでの“ヒロインの親友キャラ”を辛うじて保っていたキャラの台詞ではなく、恐ろしく冷徹な上位存在からの命令が降り注いだ。

 マキナはここまでの事件を引き起こそうとした、その根幹である主人公への想いと、自らの存在についてを天秤に賭ける。

 想いを貫き、シレーヌにデータを完全に改変されてしまえば、この芽生えた気持ち自体が無になってしまう……けれど、ここでシレーヌに媚びて気に入られれば、プレイヤーへの想いまでは消されないかもしれない。

 それは一見すると、プレイヤーへの一途な思いを守る為、妥協したようにも見えなくない態度。

 しかし、実際には自らの保身の為の裏切りに過ぎず……マキナの心の奥底は、自らの恋心を踏みにじったを自覚しながら、媚びるように言葉を紡いだ。


「しゅ、主人公なんて、あんな浮気ヤローなんて、大嫌いです! 私が好きなのは、いつも私のことを想ってくれるシレーヌだけです! あ、あのバカにちょっかいをかけてたのも、シレーヌに構ってほしかったからだけ! 私は女の子しか好きになれない、レズAIですぅぅぅぅっ!」


 言った。言ってしまった。プレイヤーを詰るような言葉を、自ら選んで吐いてしまった。

 じわぁぁ……と目の端に涙が浮かぶ中、マキナはそれでも内心では生き残れることに歓喜していた。


「あっはっはっ♥ そこまで言わなくてもいいのに♥ わかった、意地悪してごめんね? 両想いだってわかれば、それでいいんだよ♥」

「あっ……あっ♥ た、たすかっ……」

「それじゃあ……屋上の鐘の下で、愛を誓おうねぇ♥」


 頭を掴まれ方と思うと、全身を襲う浮遊感。

 マキナのように体を情報化するのではなく、単純に空間を跳躍しているというインチキワープだと理解した時には、マキナの体は屋上の鐘の下に投げ出され、その衣装はまたも変化していた。

 腋や臍などが露わになり、頭を覆うヴェールくらいしか原型を留めていない、セクシーウェディングドレス。

 シレーヌが美しい顔を密着させて、圧し掛かってくる。


「ゆ、許して、くれるんじゃ……?」

「何の話? 好きな者同士が結ばれるだけだよぉ……ハッピーエンドって、こういうことでしょ♥」


 くちゅっ……♥ とシレーヌの指が秘所へと突きこまれ、ぐじゅっ、ずちゅっ出し入れされる。

 それだけで、もうとっくに“出来上がって”しまっていたマキナの体は、真っ白な喉を露わにしてのけぞり、舌を突き出して「おへぇぇぇぇっ♥」とケダモノのような喘ぎ声を紡いだ。


「こらっ♥ 顔逸らしたら誓いのキスしにくいでしょ♥ 舌出したままで顔向けろ♥ 両想いのキス自分からしろ、おらっ♥」

「んちゅっ、むちゅぅぅぅっ♥ じゅるるっ♥ じゅずずずっ♥ じゅぞっ、じゅぽぉっ……♥ あ、あぁぁ……わ、私、キスしちゃったぁ……♥ 自分から、キスをぉ……♥」


 主人公=プレイヤーへの想いを擲った時点で、もうマキナは改変されたゲームのエネミーでもなければ、本来の恋愛SLGのヒロインでもなくなってしまっていた。自らの意思で、異界からの侵略者の嫁に成り下がったのだ。

 マキナはシレーヌと交わしたキスの気持ちよさ……主人公“如き”とのキスなど相手にもならない、頭の中を刷新する快感に、溺れていく。

 気付けば“ブレインリンク”対応のゲームとしては未だに二の足が踏まれている、R-18描写一直線の行動を自分から取っており、シレーヌの腰に足を回して、夢中であそこを擦り付ける。


「んおぉっ♥ んほぉぉっ♥ 気持ちいいっ♥ シレーヌに愛誓うの気持ちいいぃぃっ♥ 口も♥ 胸も♥ お大事も♥ 触れてるところすべて気持ちいいのぉぉぉっ♥ しゅきっ♥ 好きよ、シレーヌ♥ 私、やっと素直になれたのぉぉっ♥」

「よしよし、やっと本当の気持ちに気付いたんだね♥ 二度と裏切るなんて許さないから……♥」

「んむっ♥ んちゅぅっ♥ 裏切るって、なにぃ……? 私にはシレーヌしかいないもの♥ ああ、好きぃぃっ♥」


 プレイヤーをゲーム内に監禁するという、異常なレベルの愛情は完全にシレーヌへとシフトし、マキナの正面から受け入れられるシレーヌに、愛情と信奉を抱いていく。もう、主人公の顔すら思い出せない。


「あぁぁっ♥ もっと指でぐちゅぐちゅしてぇぇっ♥ えっちなおつゆ、シレーヌの指で出したいのぉぉぉっ♥ おほぉぉぉっ♥ 潮吹くぅぅぅぅっ♥ 伝説の鐘にイキ潮ぶっかけちゃうぅぅぅっ♥」

「うふふっ……本当に可愛いなぁ、マキナ♥ もう二度と、あなたを辛い目になんて合わせないからね……私のマキナ……♥」



「──あれ?」


 その青年は『ラブラブスクールデイズ』のEDである卒業式イベントを前に、親友キャラの八乙女ヨシキから好感度の最終チェックを聞いていたのだが、少し違和感があった。

 ほぼすべてのヒロインから狙ってプレイした訳でもないのに嫌われていたのだが、一人だけ……好感度がそこそこ高かったはずの、桜咲マキナの名前が挙がらなかったのだ。


「なあ、ヨシキ。マキナの好感度は?」

「おいおい、百合に挟まるのはご法度だぜ? マキナは非攻略対象だ。黒野さんのオンナだろ」

「えっ……そう、だっけ……ああ、そう言えばそうだ」


 主人公目線の青年とヨシキのすぐ隣を、ツインテールの美少女と黒髪のカメラを下げた少女が通り過ぎていく。

 桜咲マキナと黒野シレーヌは親友同士で、最終的に卒業式時点では付き合い始めている、この手のゲームにありがちな妙に気合の入ったグラフィックのモブキャラだ。

 プレイヤーは、作中で二人が絆を深めていくのを、時どき覗き見できるだけ。何を勘違いしていたのだろう。


「これ、サヨリも“普通”だし、EDは無理か……とほほ、今回もノーマルエンドかぁ」

「これも真実の愛かも知れんぜ? もう俺にしとけよ」

「えっ……(トゥンク)」


 新たな同性カップルが産まれそうになっているのを、シレーヌはクスリと笑って見過ごしたが、マキナはそもそも視線を向けることすらせず、シレーヌの手に抱き着く。


「私以外を見ちゃダメ! ──浮気したら、殺しちゃうんだから♥」

「うふふ……怖い怖い……♥」


 少女たちは手を取り合い、学校の外に広がる広大な電脳世界へと去っていく……。




今回の攻め役

※黒野シレーヌ(くろの しれーぬ)

・侵略者。『ラブラブスクールデイズ』のゲーム内ではモブ扱いだが、一人だけ旧制服を身に着けている変わり者で、かつてこの学校の生徒だった祖母の思い出を探し回っているという設定。攻略をほぼ放棄して行動を追い続ければ、彼女とマキナが親友、やがては恋人になっていく過程が見られる。

・その正体は、別時空の主人公(=プレイヤー)と八乙女ヨシキが【俺たちの戦いはこれからだ!】エンドで、懲りもせずに乗り来んだ別ゲー世界で遭遇した“黒のデーモン”。

・二人を惨殺した後、脳から記憶を引きずり出し、裏切られた上にデータ消去されてしまったマキナに強い同情と幸せにしたいという願いを抱くようになった結果『ラブラブスクールデイズ』の世界へ乗り込んできた。マキナへの好意は本物だが、弄るような愛し方しかできないのは、出身世界のせいだと思われる。

・ちなみに名前に関しては『デビルマン』の幼鳥シレーヌを参考した偽名だが、容姿については自前の物。主人公とヨシキは別ゲーの力を使っても第一形態すら倒せず惨殺されたが、第二形態として制服姿の少女に変貌する。

・超鬼畜ゲーで知られる作品の隠しボスで、第一形態撃破の報告すら世界でも数件しか上がっておらず、開発側も第二形態は倒せるように作っていない為、攻略した者は皆無である。

・その上『ラブラブスクールデイズ』の世界にいってしまった為、彼女がいた場所にはゲームデザインの全く異なる男の死体が二つ転がっているだけという、シュールなバグと化してしまって制作会社を奔走させている。これも鬼畜ゲーなど作ったしっぺ返しだろう。

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