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捕縛した兄騎士は再び元いた自身の組織に迎え入れられた。しかし今度は敵の捕虜としてだった。 研究班によれば、兄騎士の肉体には狼男の呪いによる侵食の他に何かしら別の呪術をかけられた痕跡があった。肉体が褐色に変化したのはそのためではないかと思われる。 兄騎士の細胞や体液を解析していた結果がその謎を証明していた。 敵の狙いは兄騎士の生殖機能だった。正確には狼男の変化に耐えうる屈強な人間の生殖機能だ。 雄の個体しか存在せず噛み付くことなどによる呪いで増殖する狼男には生殖器はない。 敵の集団は狼男を飼い慣らす術を持ち合わせているが狼男は希少で増殖には呪いを受けた個体がほとんど耐えられず死亡するため困難を極める。故に狼男に生殖器を与えることで狼男に耐えうる遺伝子をもった子孫を増殖させ狼男集団を造り上げようと考えていたのだ。 その計画は着実に進んでいたのだ。肉体が褐色に変色したのは体内にある兄騎士オリジナルの細胞を排除し狼男の細胞と置換されかかっているのだった。排除されたオリジナルの細胞は分裂させられ精子となり排出させられる仮説が研究班の中で建てられた。 その仮説を小耳に挟んでしまった弟騎士は兄騎士の元へ駆けた。 兄騎士は透明なガラス貼りの部屋にいたのだ。そしてそのときには遅かった。兄騎士は既に「催して」いたのだ。  「出しちゃダメだ!」 必死に弟騎士が叫ぶ。兄騎士は堪えている様子だったが決して生殖器を掴み押さえ込もうとはしなかった。猛烈な快楽が襲い、通常の人間では押さえることすら出来ない快楽が兄騎士を襲い、兄騎士ですら手で抑え込むことは出来ない様子だ。 そしてチン先の力で僅に射精を押さえ込んだが、僅に精子がこぼれた。 その瞬間体内が一気に肉体の狼男化が進んだ。 そして……

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