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かつての仲間聖騎士団に捕虜なった兄騎士。変身が解けてすぐさまに護封陣により、地べたへ磔にされる。 その肉体の肌は、何かが沈着したかのように褐色に染まっていた。 本来聖なる存在である騎士にはこの護封陣で囚われることはないのだが、これに取り抑えられるということは何を意味しているかは明白であった。 兄騎士は騎士団に囚われ、敵の情報を聞き出すために尋問され、人権を無視された研究の魔獣の解析をするための検体として再び騎士団に迎え入れられたのだった…。 弟騎士は、兄騎士の実験室に足しげく通い、自身のためにこのような呪われた肉体となった兄騎士への償いとしていた。 兄騎士は、冷たく弟をあしらい、お前のせいでこうなった。余計なことはするな。と攻め立て弟騎士をつきはなそうとしていた。これ以上、弟騎士が自責の念を募らせれば必ず無理をすると知っていたからだ。 弟騎士の居ないところで、諸悪の根元となっている邪教についての自身の知りうる情報を騎士団に提供し、自身の肉体に宿る獣の解析に、己の身を削り捧げた。 研究者たちが兄騎士の狼男の呪いについて解析が進みあることが発覚する。それを弟騎士は、兄騎士より先に耳に挟んでしまう…。

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