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獣皮を剥ぎ落としてゆき、狼男だったもののは兄騎士とわかるまでに戻った。ただ一ヵ所を残して。 女性器のように股間だけが、獣毛をたくわえたままなくなっていた。 「う…。…あ…」 再び体内で肉体を支配しようと暴れる狼男が、持ち主の肉体を中から押し上げ、ビキビキと音を立てながら、いびつに筋肉が膨らみ軋む。それに無意識的に抵抗しようと単音だけの呻き声をあげる兄騎士は肉体の急激な変化に放心しているようだ。しかし… 「う"っ!!ぐぅうううう!!!」 突如として、兄騎士は股間をつき出すように苦しみだす。みぞおちから下腹部にかけて肉体の膨張が波打ち、そして股間にその膨張がいたると… ズニュルルルル!! 覆われていた獣毛を蹴散らしながら、吐き出されるように股間から兄騎士の生殖器が飛び出してきた。 「はぁ…はぁ…」 兄騎士は悪夢から目が覚めた面持ちで己の半勃起している長くなってしまった性器を見ながら深呼吸している。男根の付け根からは間もなく兄騎士のたくわえていたであろう陰毛が再生してきた。しかしそれで終わらなかった。 兄騎士の肉体は褐色に変色していったのだ。それがなにを意味するものか…、兄騎士の肉体は着実に獣の魔手に忍び寄られていた。

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Comments

maru-mori

指写ってちゃってますね…ごめんなさい(^-^;