何を考え、どう描くか6 (Pixiv Fanbox)
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こんばんわ、れぶんです。
た、大変申し訳ございません。。。!
コミケの数日前に飛び込みのお仕事をいただき、忙しく過ごしている間に更新間隔が空いてしまいました。
仕事の合間にプライベートイラストも進めていますので、その進捗です。
前回は線画まででした。
そこから色を塗り、現在は、
こんな感じの進捗です。
線画・塗分けが終わって、ザックリ色を塗ります。
カラーラフで塗った色を取りながら、丁寧に整える感じですね。
この工程では特に気をつけていることはありません。
本塗りなので、丁寧に塗るくらいです。
この後は塗り込んでいきます。
背景付きのイラストの場合、私は背景から塗っていくことが多いです。
キャラクターを先に塗ってしまうと、
「背景めんどくさ。。。」
となってしまうからです(笑)
どうしてもキャラクターを描く方が好きなので、キャラが出来上がってしまうと、背景を手抜きしてしまう。。。
過去に、そうやって背景を適当に描いて後悔したことがあるんですよね。
なので、やる気のあるうちに、ちゃんと背景を塗り込みます。
ソファ、壁、ライトを塗りました。
これで大体背景は完成です。
ちゃんと背景を塗ると、絵がリッチになりますね。
背景を塗るときに気をつけているのは、「全体の明暗のバランス」です。
影の形も重要ですが、絵を引いて見たときに、明暗のバランスが良くないと違和感を生んでしまう気がします。
例えば上の絵のソファの塗りですと、
①最も暗い部分(りうちゃんとソファが接する部分の影、ソファとクッションが接する部分の影)
②中程度の暗さの部分(クッションの凹凸が深い部分の影)
③最も暗くない部分(それ以外のしわなどの影)
ざっとこんなエリアをイメージしながら描いています。
ある程度塗った段階で、
・①より②が暗くなっていないか
・②より③が暗くなっていないか
・①と③にしっかり明暗差があり、メリハリのある影が描けているか
という確認をします。
こんな風に意識をして、明暗のバランスの良い絵が描けると、背景が悪目立ちしにくいと思います。
キャラクターメインのイラストの主役はあくまでキャラクターなので、背景はキャラクターの魅力をさりげなくアシストするくらいがベストです。
あとはキャラクターを塗り込んで、完成です。
完成しましたら、こちらで先行公開しますね!
それでは今回はこの辺で!
次回の記事で、またお会いしましょう。
れぶん