Home Artists Posts Import Register

Content

〈第2巻・拾弐話〉

・人生は刹那の積み重ねだ

この源内の口上と演出が作品を通して、描いてて一番恥ずかしかったかもしれない。


・走馬刀

走馬刀としての存在感があったのはこれっきりだった。

島田を通じて魁に刀ごと渡してもいいかと考えたんだけど、一流の剣士なら自分の刀(刀身)に信頼があるだろうと思い、鍔だけにした。


源内が姿を現すのはこの回からであり、最初がコレなものでサイコパス扱いされている。

が、まあそうなのだろう。雑に生きてると感じた奴は殺したくなる。


・ストー魁

ここで魁の嫉妬シーンを集めてみた。

このへんまではまだ可愛いもんだった。ここからジェットコースターのように闇堕ちしてゆく。


・九十九の剣士としての実力

…が明かされるかと思われたが明かされない。

結局九十九が誰かと剣を交えるシーンはひとつもなかった。

唯一その片鱗を見せたのがこれ。

九十九の剣術は恐らく最小限の動きと精密な剣捌きが特徴。


描けなかった九十九の逸話に柳生九兵衛との旧交がある。

九十九がまだ十代の頃、小田原まで旅に出た際に、蟄居を命じられていた九兵衛と出遭っている。そこで九兵衛に剣の手ほどきと女遊びを施された…というお話。

そして勝利が実力を買い、あの刀萌が唯一殺せなかった男。

多分恐ろしく強い。クズだけど。


九十九といえば序盤は読者に「加持さん」とよく言われていた。まあ加持さんは29歳で九十九は26だからあともう数年成長してたら違ったのかもねえ。


・大胆な行動に出る魁

九十九のこの台詞を言質に取った行動だけど。


〈第3巻・第拾参話〉

・普通が一番

性愛に拒否反応が出てしまう自分と比べて言っている。


・惚れた相手だったらどうなっちゃうんだ…?

慎太郎と結婚して、心からの感謝の念と人としての倖せは知ることのできた類だが、慎太郎にさえ、「異性への恋愛感情」を持つことは出来なかった。実は。


・サシで話し合う場

切鵺と九十九の「河原」に続き、切鵺と魁はこの神社で二度会っている。


・十郎初登場

気付いてくれた方もいるが、『変ゼミ #73』に登場するキモオタを元にデザインした。

ティコさんに比べたら十郎はまだイケてる。


〈第拾四話〉

・菘家の家紋

「菘(すずな)」とは「蕪(かぶ)」のこと。

オリジナルデザイン。


・じゃあ俺は何をしたいんだろね

で、アレかという…。

まあ九十九も運がなかった。類の眼のことがなければ、そして相手が源内でなければ、八つ当たりでも刀萌の仇を討って清々することができたし、それとは別にやりたいことも出てきただろう。


・婿取ル~、ファイッ

「ロボトル~、ファイッ」


・貴女が仰ったことです

この回で作者として好きなのはここかな。試合前の類の台詞に返せてる構造が。


〈第拾五話〉

・少女時代の咲

突発的に作ったキャラだがとても可愛い。瞳がウサギちゃん。

刀萌のキャラ解説で漏らしていたので刀萌の瞳についても付記しておく。

お気付きでない方がいるかもしれないが、刀萌の瞳のハイライトは「心」の形になっている。

しかし暗殺者モードに入った時は、

「凶」の形になる。


・ハンドサイン

一応ちゃんと考えてある。濁点小文字は打てないが、五十音を表現できる。

掌を上にして親指から順に「あかさたな」、下にして「はまやらわ」の行。指の曲げ具合で「あいうえお」の段を表す。

刀萌と咲の間でしか伝わらない。


・本名

第弐捨弐話で言ってる。ミスった。「紫」という源氏名が出てくるのが一回きりなのですっかり忘れていた。


・走馬灯に見ても意味は……

源内自身、走馬灯で津重と再会するという願いに虚しさは感じている。


・身請け料

ここにあるのは今回の死末料であって、身請け料全体の半分ではない。

300~500両かなあとぼんやり設定している。


・ケチャマン

ケチャップマン○。下劣ですみません。


・喀血

ベタな展開やってしまいました。


〈第拾六話〉

・場面転換失敗

1頁目から2頁目への場面転換に失敗している。

1頁目は未来の出来事なのだが、そこから「ただいま…」と言って刀萌が帰ってきたようにしか見えない。


・陥没乳首

刀萌はちょっぴりパフィーで陥没乳首。陥没は良い。

ともぱいコレクションでした。


〈つづく〉

Files

Comments

No comments found for this post.