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彼女は篠塚カルノ、対魔忍だ。 普通の対魔忍と違って彼女は自分の存在する世界を『対魔忍RPGX』というゲームの主軸に関連する世界線だと理解している。その理由はシンプルに彼女───否。彼は前世の知識として知っているのだ。 ◆ 五車町、商店街───。 篠塚カルノと上原鹿之助は珍しく人間に対して友好的なオークの露店に並ぶ珍品を吟味していた。もっとも二人には観察眼なんてものはなく、面白そうな見た目や可愛いものを見ているだけだ。 「こいつなんてどうだ?」 ずいっとオークが差し出してきたのは妖魔を模して作られた小瓶だ。ジュースや化粧水のようには見えず、カルノは小首を傾げながら、その商品について問い掛ける。 「こいつはオーガの薬っていう肉体を強化する薬でな。……ここだけの話、ただの精力剤なんだぜ?」 そう言ってニヤニヤと笑うオーク。カルノは顔を真っ赤にしながら鹿之助に小瓶を押し付け、さっさと別の商品を見に行ってしまう。 オークは予想通りの反応にゲラゲラと爆笑し、鹿之助はこっそりとカルノにバレないように『オーガの薬』を購入していた。 ◆ その日の夜───。 クリスマスに備えて、色々とカルノは準備をしているときだった。鹿之助とは違う、ガッチリとした太い腕が彼女の小さな身体を抱き上げ、締め付ける。 「かるの♡かるのっ♡」 しかし、その巨漢?は鹿之助の声で話し掛けてきた。まさかと思いながらカルノが顔を上げた瞬間、乱暴にキスをされた。 「んむぅ!?♡」 ぢゅるるるるっ!ちゅぶっ、にちゅっ、じゅるっ!じゅぶっ、ぶぼぼぼっ!びじゅるるるるっ!!ぢゅうぅぅ…! ぐっと顎を掴まれて逃げることも顔を逸らすこともできず、カルノは鹿之助かもしれない男に口の中を大きく長い舌で舐め回され、乱暴に舌を絡め取られ、お前の口はおまんこだと言わんばかりに攻められながらイッた。 はしたなく海老反りになったり、ピンッ!と身体を引き伸ばしたりとカルノは身体中を駆け巡る絶頂の波に何度も飲まれる。 「……ぷぁ…♡…」 「ごめん、カルノ♡」 だらりと全身の力の抜けてしまったカルノは鹿之助のせいで更に大きくなったデカパイがつっかえて、床に降りることも出来ないまま自室に連れていかれる。 ここままじゃダメだと分かっているのに。カルノは貪るようなディープキスの絶頂から降りてこられず、アヘアヘとみっともない顔をすることしか出来ない。 乱雑にベッドへと投げ捨てられたカルノを押し潰すように巨漢は抱きつき、ギュウウゥッと彼女の身体を丸まるように抱き締める。 「あっ、やら、やめてっ♡」 そんなことを言ったところで止めてくれるわけもなく、カルノはまともな抵抗すら出来ないままパジャマを剥ぎ取られ、メスらしい卑猥な身体を巨漢にさらけ出す。 鹿之助以外は見せるつもりのなかった身体を掴まれ、脇やお腹、太ももに巨漢の手が触れる度、子宮が疼き、どろどろと愛液が漏れてしまう。 「カルノ、かわいいよっ♡」 「ひうっ♡」 いきなり耳元で名前を呼ばれた瞬間、絶対にダメだと分かっているのにカルノは巨漢の首に腕を絡めて、ちゅうちゅうっ♡とキスをし始める。 「……あぇ?♡しかのしゅけくん?♡」 「なに、かるの?」 ようやく相手の正体を理解し、カルノは彼の急激な成長に困惑しながら自分より逞しくて男らしくなった鹿之助に心臓が痛いほど脈打ち、さらにキスを繰り返し、すりすりと股間を彼の太い腕に擦り付ける。 「どうして、そぉなったの?♡」 「……昼間の薬で、こうなった」 そう言うと鹿之助はガッチリとした腕を持ち上げる。もし、もしもその太い腕に押さえつけられたら、絶対に勝てない♡ カルノは『鹿之助に無理やり押さえつけられ、必死に謝っているのにめちゃくちゃに犯されまくっている平行世界の自分の姿』を認知し、ちょっとだけ羨ましく感じてしまった。 ◆ ゆっくりと立ち上がったカルノは改めて大きくなった鹿之助を見上げる。2メートル近い巨体、無敵の様なチートを持っているとはいえ。今の鹿之助はちっちゃなカルノを確実にボコれるポテンシャルを秘めている。 「……わっ、あぁ…♡すごい、鹿之助のおちんぽが自然とオレのおっぱいに挟まる位置についてる♡えへへっ、なんだかすごいね♡」 「うお゛っ…!」 カルノはそう言うとブラジャーを着けたまま鹿之助の極太すぎる巨根おちんぽをおっぱいに挟み、むにゅんむにゅんっ♡とおっぱいを上下に動かし、ご奉仕するようにパイズリを始める。 レロレロと亀頭を舐めながらカリ首の裏に舌を滑り込ませ、ドバドバと溢れてくる先走り汁を舐めとり、ゆっくりとおちんぽを咥える。 カルノは自分の意思でビクビクと脈打つ肉棒を喉奥にねじ込み、ビュルビュルッ!と射精されるザーメンを飲みながら鹿之助を見上げる。

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