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いつもご支援ありがとうございます。モチベはあるんだけど書きたいものが出てこねぇ、で止まっていました。趣味書きなのでこういうことも合っちゃうのはすまぬ……その分、中々濃厚なのが書けました。恒例のデアラ、そして令音さんクソ雑魚アナル概念です。盛り上がり過ぎて他の子を士織しか入れられませんでした。複数書く予定だったのに……。

この二人でも入れたいシーンを入れきれてないので、もしかしたら続きを自主的に書くか、求められたらその子でホイホイ書いてしまうかもしれなかったりします。


あと令音さんのお尻弱々ネタ書き始めたら足りなくなったので、久しぶりにアンケートを立てておきます。単キャラなら迷いがなくて良い。完成するかは分からんがな!





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「まさか、メイザース様自らにご案内していただけるとは、恐縮です」

「そう畏まらないでください。ちょうど、手が空いていたものですから。DEMの代表と言っても、臨時の肩書きに過ぎませんよ」

「ご謙遜を」


 男の賞賛をニコリと笑って丁寧に返すエレン・メイザースの姿は、やはり以前と何かが違うと感じられた。

 彼が以前見た彼女ならば、DEMの支援者とはいえ人間に過ぎない男の賞賛など、受け取るまでも無いものだと冷笑を浮かべてさえいたかもしれない。それが今はどうだ。DEM本社に招かれた男のために、案内役を買ってで、謙遜を受け流す余裕すらある。最強の魔術師と呼ばれたあのエレンがだ。

 先立っての混乱を収めたことで一皮剥けたのか。もしくは、先立っての混乱こそが彼女を変えてしまったのか。無論、そのような見え透いた地雷を話題に出す愚かなことを男は好まない。ハッキリとしたことは、エレンがDEM代表取締役の代理などではなく、既に名実共の盟主として認められ、君臨していることである。


「こちらになります。中には休憩スペースもご用意してあります。ごゆるりと、お選びください」


 DEM本社内は迷路のように入り組んでいるが、エレンが指し示した扉はその最たる例だ。男一人ではとても辿り着けない複雑な道の奥底に、何十ものセキュリティに守られた扉があった。

 それは決して大仰なものではない。DEMが所有する物の中で、おそらくは最も危険であり、だからこそ最も価値があり、この世で最も恐ろしいまでに美しいモノたちがある。

 僅かな緊張と、大きな高揚感を覚えながら男はゆっくりと扉をくぐった。エレンの美しい悪魔の如き微笑に見守られながら、入室した。


「ほお……」


 思わず、と言った感嘆の吐息が零れた。ポツリと、これは凄い、と子供のような感想まで盛れた。

 男はそれなりに名の知れた資産家で、DEMとの関わりで公には出来ない腹黒い楽しみを多く経験している。だが、そんな彼でもこれは出来ないと首を振り、絶賛してしまう光景が部屋の中に広がっていたのだ。


 さながら美術館だ。それも限りなく悪趣味で、非人道的で、絶対的な技術と権力がなければ成立しない残忍で凄惨な芸術品を飾ったものだ。

 長い壁が程よく調節された照明によって、壁から飛び出した展示物を照らしていた。それは大小豊かな果実、どれも艶めかしい曲線美のラインを描く光景。白磁の肌は時に羞恥の赤みを帯びて上下左右に揺れて、時に怒りの赤色を帯びて壁に開いた孔の内側に戻ろうとし、時に恐怖に怯えて愛らしく震えて、時に豪胆なまでに不動のものもある。

 全てに共通するのは、人間の肌と熱が通った肉体の一部分であること――――――それらは所謂〝お尻〟である。恥も外聞もなく素肌を余すことなく晒した、女性のケツであった。


「これらが〝精霊〟か。生で見るのは初めてだが、こうなってしまえば哀れな生物だな」


 精霊。DEMが長年追いかけ研究をしていた、異なる世界から現れる特殊災害指定生命体。彼女たちは人の形をしているが、その実、霊装と呼称される美しい鎧と天使と呼ばれる人知を超えた権能を振るう怪物だった。

 しかし、どれも過去の話だ。エレンが代表取締役に就任した時期を境に、精霊たちは個体の一つとして残らず捕獲された。どうやら多岐に渡る実験と研究が繰り返されたようだが、つい数ヶ月前にそれも完了。用済みとなった精霊の処分先を決定することになった。

 それが男だ。彼はDEMの支援者であり、その恩義から精霊を数体、譲りたいと申し出があった。当然ながら彼は快諾した。DEMに研究解析されたとはいえ、精霊は個人で所有できる戦略兵器のような存在だ。それを数体譲ってもらえるなど、ありえないほどの大盤振る舞いだ。


「しかし、いざ見てみると別の考えが浮かんでしまうな」


 本当なら精霊を己のより磐石な力とするつもりだった男だが、壁から飛び出た生尻を見ていると、全く異なる邪な考えがどうしても浮かんでしまう。

 精霊たちは人と同じ身体を持ち、並の女とは比べ物にならない美しい容姿を持つ。当たり前だが、そのような女たちの生尻をこれみよがしに突き出され、そういった情欲を唆られないものはまずいない。

 と言うよりも、そう見てくださいと、その価値を確かめてくださいと言わんばかりの壁尻美術館に、男は疑問符さえ浮かべた。このように悪趣味な余興を考えたのは誰なのか。彼の脳裏に先ほど別れたばかりの少女の微笑が過ぎった。


「いや、まさかな」


 馬鹿なと首を振って否定する。彼女が統治する会社の中でそのような考えに至るなど笑止千万。長生きをしたければ、口に出すものでは決してない。

 あのエレンが、支援者に喜んでもらいたい一心でここまで凝った場を作るはずがない。であるならば、この行為がエレンの趣味で、何かしらの欲求を満たす可能性――――――それこそまさか、不敬な想像だ。

 男がすべきことはかの魔術師の思考を読むことではない。目の前に並んだ絶美の尻肉たちを堪能し、その手に納めるモノを定めることである。


 壁から出た下半身を眺めるだけでも一日が過ぎてしまいかねない絶景の中、男は一目で惹かれた尻肉を手で撫でた。


「デカいな……」


 そしてエロい。一人とはいえ口には出せないような考えが浮かぶ。そのデカくてエロい尻肉を前にすると、童心に帰ったような感覚が脳髄に染み渡る。乳房のように大きな尻を両手で撫で回すと、肉の表面が波を打ち、開かれた両脚が僅かに反応した。

 壁の孔から飛び出した下半身は、両足首を床に設置された機械の拘束具で捕まえられ、ほとんど稼働領域が存在しない。下品なガニ股を開かされて、全く身動きできない。人間を蚊のように潰せる精霊が、そのような滑稽な姿で設置されているのは、どうしようもなく優越感と嗜虐心を刺激した。

 男は最初の壁尻を撫で回しながら、この尻の持ち主を視線を巡らせて探す。壁尻の周囲には目が泳いでしまう多種多様なものが展示されていた。

 尻の上には大きなモニタ。一体のために広く取られた壁スペースには、恐らくはその壁尻の所持品だろうものが張り付けられたり、卑猥な玩具がこれ見よがしに棚の上に並べられている。

 先にも言った通り目移りしてしまいそうな光景だが、名前や容姿を知るのは思いの外簡単だった。液晶画面と壁尻の間に、ケースに入れられた身分証が展示されていたからだ。精霊は人間社会に入り込み、偽造された身分を持っていると聞いていた男は、彼女の身分証をすんなりと受け入れ読み取った。


「村雨令音……〈ラタトスク〉の解析官を演じていた精霊か」


 〈ラタトスク〉とは、DEMに対立していた組織。精霊の保護を謳う酔狂な思想を持つ秘密組織だったが、精霊捕獲の折に壊滅したと男は聞いている。その組織に入り込んでいた精霊の一人は、これまた目を奪われるほどの美貌を持った女性だった。

 写真で分かるほど深い隈と、それすら彩になる絶美の面。もしこんな女と添い遂げられるのなら、人生を賭けても悔いはないと思えるような暴力的な美しさだ。それが今や美貌を壁の中に呑み込まれ、恥部を晒した下品なガニ股を引っ込められもしないというのだから、肩書きの全てが滑稽なものにすら感じられた。

 壁に張り付け、立てかけられたものは様々にある。まず目を引くのは極光の如き輝きを放つドレス。次に顔が入りそうなほど巨大な黒いブラと、レースのショーツが。さらに白衣、軍服、水着といった着替えの服、果ては靴に至るまで精霊として、人としての痕跡が飾り付けとばかりに展示されていた。

 それは両方の身分において、DEMの管理下にあるということを如実に表したものだ。


「『115-63-110』か。これだけ大きなサイズは初めて見るが、たまらんな」


 スリーサイズなどの身体情報まで赤裸々に書き記されており、村雨令音という女は顔だけでなく身体も並外れた美貌を持っているようだ。最もそのことは、尻肉を撫でた時から知っていた。

 重いほどの肉でありながら、欲情を萎えさせることのない締まりのある尻。それは男であれば間違いなくヤミツキになる甘い果実のような尻肉だ。

 しゃがみ、顔を入れたくなるようなデカケツをたっぷりと眺める。柔らかくも引き締まったボディライン。羞恥を煽るためだろうか、その中心にある二つの割れ目は灰銀の恥毛が轟々と生い茂っていた。陰裂は隠さんばかりの、尻肉は皺の周囲をみっちりと覆うような毛が流れている。濃い方が好みの彼も、ここまで恥を知らない未処理の性器は見たことがなかった。

 是非今の顔を見てみたい。嗜虐の心をくすぐられた男の手は、自然と液晶画面へと伸びていた。取り付けられたいくつかのボタンのうち、彼はリアルタイムの映像を呼び出した。

 ブゥンと電子の駆動音を立て、鮮明な映像がモニタに映る。向こう側、男から見て孔の内にある壁が映れば、デカケツの持ち主が顕になるのは必然だ。

 壁からMカップは下らない爆乳に、なだらかな肩口と暴力的な美貌の顔面を突き出すように拘束された令音の姿がリアルタイムで中継される。


『……………………』


 驚くべきことに、あるいは印象通りに、村雨令音は無言と無表情を貫いていた。僅かながら怒りと失意が感じられるが、常人に読み取れるほどではなく、彼は令音が冷淡なまでの表情を浮かべていると解釈した。

 尻肉を撫で回され、反応はしていた。ということは、彼女はこの醜態に羞恥を感じていないことになる。驚きはしたが、動揺するほどではない。彼の趣味の悪さは、この余興に負けず劣らずのものだからだ。十数体は数えられそうな尻の一体目を、こうしてじっくりと楽しんでいるのが何よりの証拠だ。

 限りなく近くて遠い顔面を見て、男が感じたことは無論一つだ。彼女の顔を、美貌を崩したいという嗜虐心の欲望。そしてモニタ内には感情を助長するように、令音に関連する数字が幾つも浮かび上がった。最たる例は〝絶頂回数〟だ。


「最初はこっちで確かめるか」


 指が毛むくじゃらの膣を掻き分け、ずぷりと入り込む。音が示すように、令音の膣穴は既に濡れぼそっており、感度の高さを感じられた。実際、表示された令音の個人データには秘部の感度が高めであることが示唆されている。


『………………』


 だが、令音は顔色一つ変えなかった。つまらなそうに、男の手マンを耐え抜いている。絶頂回数も増えないまま、膣液が無意味に滴り落ちる時間だけがすぎる。生理現象に過ぎないことに時間を費やすなど、と諭さんとしているようだ。

 壁尻ガニ股の美女を自由に出来るというのに、とんだ涼しい顔で受け流されている。男は躍起になる……などと子供じみた感情は見せない。


「やはり、こっちは濡れるだけか」


 彼は分かっていた。令音の秘部が敏感ではあれど、絶頂には至らぬことを。なぜなら、求める情報は視界から余さず頭に入ってきているからだ。素面を保たんとする令音は、そのことに気づいていない。努力が滑稽でマヌケに思えて男はくつくつと嗤う。

 そして、マン汁でたっぷりと濡れた人差し指で、彼女にとって致命的な弱所を『ツンッ♥』とつついた。

 その場所は、人体にとって必要不可欠でありながら不浄と呼称される穴。


『……う゛ッほぉ!?♥♥♥』


 肛門、尻穴、アヌス、アナルと様々な名で呼ばれる排泄器官であり、間違ってもメスゴリラのような野太い嬌声を上げていい場所ではなかった。

 男の指がサーモンピンクの穴肉を突いてから一拍おき、令音のポーカーフェイスは呆気なく朽ちた。首の根を反らし、かっぴらいた鼻の穴から水を垂らし、舌を突き出す。まだ一突きし、肉の厚い部分と毛を僅かに濡らした程度だと言うのに、令音は絶頂したと錯覚する仕草を見せた。

 実際、数値はイキかけたことを示していた。絶頂への到達を示すグラフは限界ギリギリを攻めて、0を示す数字がチカチカと点灯し、ケツアクメの予兆を暗示している。

 焦らすのも酷だろうと、男は指を一息に穴へと突き立てた。穴は排便のためのモノとは思えないほど緩く、それでいて締め付ける力強さで『ずぷぅ♥』と指を迎え入れた。


『ンホーッ♥♥♥♥ け、ケツ穴イグーーーーーーー!!?♥♥♥♥』


 一思いにアナルを突かれた令音は、信じられないほど無様な絶頂宣言を行い、下半身から噴水と見紛うイキ潮をぶちまけて壁と床に深い紺色の染みを作った。

 指先が動き出す。マンコを弄った時と全く同じ、言うなればケツ穴への手マン。『ずぷっぬぷっ♥』と卑猥な音色を奏でながら出し入れされる。


『イグッ♥♥♥♥ ケツ穴イグイグイグッ♥♥♥♥ ケツ穴イグッ♥♥♥♥ ケツ穴イグッ♥♥♥♥ ケツ穴イグーーーーーーーーーーッッッ!!?♥♥♥♥♥』


 令音の上の口はだらしなく開き続け、下の口は太い水柱を噴射し続け、画面の数字は記録を重ね続ける。尻穴が数回に渡って伸縮を繰り返す間に、令音の絶頂回数はあっという間に二桁へと到達した。

 弱すぎるにも程がある。手マンされた時は顔色一つ変えなかった美女が、尻穴を穿られたら一転して娼婦でも見せないよがり狂った無様を晒した。蕩けた口から『ケツ穴』と『イグ』という単体で卑猥、組み合わせれば淫猥な言葉を叫び散らかす。声も顔面もブサイクなアナルマジイキを披露する。

 実際に目にすると無様であり圧巻だ。尻肉だけでなく敏感な膣穴を弄られ汗すらかかなかった令音が、尻穴にだけは人間離れした感度の高さでマヌケな姿を晒す。

 拘束された令音は知らぬことだ。知っていれば、あのような素面を保てるはずがない。それを確信させるだけの〝報告書〟が霊装の真隣に貼り付けられていた。



【実験体No.00・タイプB:村雨令音/精霊識別名〈デウス〉】

【調教改造の結果、スタイルの肥大化と肛門の超鋭敏化に成功。頑なな態度を貫いているが、その『激弱クソ雑魚アナル』に一度でも触れれば確実に声を上げる。〈デウス〉の天使〈輪廻楽園〉によって『激弱クソ雑魚アナル』の法則と因果は固定化されており、村雨令音は何もしてもケツイキする雑魚肛門。アナルでなければイケず、アヌスが世界一貧弱な生命体となった。尻穴に関する絶頂声の癖を付けることにも成功している――――――美しくも無様な精霊の末路を存分にお楽しみくださいませ】



 これでもかと令音を『激弱クソ雑魚アナル』女に貶める〝報告書〟の内容は、男に余裕を持たせるには充分で、令音に痴態を行わせるにはもっと充実したものだった。

 DEMに、エレンに逆らったという文脈が付いてもおかしくない文章に今一度目を通した男は、十数秒間動かしていた指をアナルからゆっくりと引き抜く。過敏な穴はビクビクと震えつつ、名残惜しいとばかりにギュウギュウと窄む。仮に無表情か蕩け顔かの二択である顔より、余程感情表現が豊かに見えた。


『……ん゛ッほ♥♥ はぁ、はぁぁ〜♥ ……ふぅ、ひぃ……んんんッッ♥♥♥』


 ようやく正面に戻った令音の顔面は、寄り目や鼻の下の長さが元に戻らず、アンバランスなブサイク顔を披露していた。敏感すぎて、腸液と愛液が滴り張り付くケツ毛の具合だけで絶頂に近い感覚を味わっているのだろう。

 絶頂のカウンターは脅威の『32回』。数分に満たない時間でそれだけの絶頂を重ねて、よく気が狂わないものだと思う。当然だが、それは敬意ではなく単に面白がっているだけだ。

 より楽しさを見出さんとして、男は『激弱クソ雑魚アナル』の壁尻を思うがままに味わい始めた。


「イッてばかりは疲れるだろう? 少し休憩しようじゃないか」


 聞こえていないと分かっていつつ会話のように語りかけ、壁の棚に置かれた羽根ペンを手に取った。

 羽根の毛触りは上品で、肌に触れたら擽ったさを感じずにはいられないほど柔らかい。ペンの部分は、文字を書く部分が〝返し〟になって歪んでおり、直筆の機能を有していないことが分かる。

 羽根と奇妙な返し。男が最初に用いたのは羽根の部分だった。フサフサとした羽根で、もっさりとした灰銀の毛が張り付く令音が持つ世界一弱い媚肉を擽った。


『……うほほっ!?♥♥ ほっ、ほっ、ほぉぉぉぉぉ〜♥♥♥』


 柔らかいとはいえ、指ですら即イキした場所を擽られ、令音は堪らず吐息を零す。唇を思いっきり尖らせ、間の抜けすぎている呼吸をした。絶頂のラインを示す数値がビンッビンッと激しく跳ねる。それを確かめつつ、男は羽根で美しい縦割れを浮かべたピンクの肉穴を擦る。


『……っ♥ 〜〜〜〜〜〜っ♥ ふ〜っ♥♥ ふっ、ふぅぅ〜っ♥♥ んんんぅぅぅ♥♥』


 羽根を潜らせ、ぷっくらと膨らんだ肉厚な表面の内側を擦る。毛と絡ませるように左右に揺らし、ツンツンと先端で突いたり、穿ったり。あらゆるやり方で執拗に擽る。


『……イッ、……っ……け、ケツ…………イッ……あ、アナ……ル……イッ……♥♥』


 令音の口は尖り、時に歯茎を見せるほど食いしばられた。今は必死に閉じる唇から、その〝癖〟をうわ言のように発する。見に染み付いたものは自覚があっても中々止められないものだ。

 言葉に合わせて下半身も動き出す。拘束された足首の先が跳ねてじっとりと汗ばんだ足裏を晒し、デカケツが『ヘコッヘコッ♥』と上下にみっともなく踊る。


『……け、けつ、い……いく……ん……あ、あなる……あなるいっ…………っっ♥♥♥』


 敏感すぎるアナルは羽根の擽りでさえイキかけるが、男は決して到達させない。常に絶頂していると言っても過言ではないアナル女は、イケないもどかしさを人一倍苦しく感じるだろう。

 涎と鼻水を流して、情けない声を上げる令音を男は楽しむ。決して絶頂はさせない。簡単にイケるアナルだからこそ、イカせないことで悶える姿を楽しむ。


『……あ、あ、あなる……いっ……くぅっ♥♥♥ ふっ、ふぅぅぅ、おふぅ、くっ、うぅぅぅ♥ い゛うぅぅ♥ おぉぉぉ……け、けつあなっ、いっ、うぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥ はっ、はっはっ♥ ひぃっ♥♥ ふぅぅぅぅぅ♥♥♥ お……っ♥ んっ、んんぅぅぅ……♥ あなる、い……けつ、い……あっ、あっ、あんっ♥♥ くふっ♥ んっふぅ♥ いあっ♥ はぁぁぁぁ♥ あ、あなっ、るぅぅぅぅ〜〜〜〜♥♥♥』


 男は令音の尻穴をひたすら擽った。熱しすぎて触れられなくなった尻穴を冷やすように、イカせないという意思表示の休憩時間を逐一入れつつ、およそ二時間以上もの間、令音の『激弱クソ雑魚アナル』を擽り続けた。


「クク、さすがに熱中しすぎたか」


 自分はこれほど女を責めるのが好きだっただろうか。きっと、今日この日に己の嗜好となったに違いない。今の子瞬間、男は精霊という窮極の天災を小道具だけで手玉に取っている。嗜好に加わらないはずがない興奮だ。

 彼の趣味に晒された結果、令音の下半身は見るも無惨な姿だ。玉の汗がびっしりと滴り続けているのは当然、両脚は地団駄を踏むように怪しい痙攣を見せ、ムチムチの太ももとデカケツがプルプルと艶めかしく震えていた。


『……ふぅぅぅ♥ はぁぁぁぁぁ♥ はっ、んはぁぁぁぁ♥ あぁぁぁぁ……♥』


 画面に映る表情は、ようやく尻穴の感情表現に追いついている。焦点の合わない虚ろな目で、開いた口の両端から唾液をだらしなく垂らして言葉にならない悲鳴を上げている。

 縦割れのアナルは口を『ぐぱぁ♥』と開き、涎に劣らぬ粘り気のある糸の橋を開いて出来た隙間に掛けていた。画面の数値は絶頂限界ギリギリで、けれど触れられなければ絶頂できないという〝法則〟に従い、上限を超えることはできていない。


「さてどう答える、村雨令音?」


 如何に我慢強いと言っても、結局はDEM社の手で調教され尽くしアナル雑魚になった精霊だ。彼女のアナルが口より饒舌に欲しがっているのは明白。火を見るより明らかな事実の陳列に、男はほんの少しだけ背中を、否、尻を押してやるだけでいい。

 男は羽根をくるりと回すと、返しの側でデカケツの表面を引っ掻いた。文字を書く機能は存在しないが、彼女ならば伝えたいことは理解するはずだ。

 尻の表面に書き記した見えない字。左右の巨大な尻肉に描いた『YES』or『NO』。画面の中で悶え苦しんでいた令音の表情が、ハッと目を見開いたものに変わる。無表情美女の驚愕顔は、筆舌に尽くし難い快感を彼に与えた。


『………………………………………………………………………………すまない、シン』


 長い葛藤だった。30年もの大望を下品な欲求のために血の涙を流し捨てるように、彼女の隣で同じように恥を晒す壁尻短小包茎ちんぽの持ち主に懺悔をするように。令音は長い寸止めに比べれば取るに足らない葛藤の末、数万回の絶頂を覚えて飢えた雑魚アナルを満たすことを決断した。


『……お願いします♥ 私の♥ どうしようもなく欲しがりな♥ おケツの穴を♥ イカせてはいただけないでしょうか♥ その道具で♥ もどかしいヨダレを垂らす毛むくじゃらの汚ケツの穴を♥ 蜘蛛の巣を貼ったBBAの処女マンコより使いやすいケツマンコを♥ こちょこちょこちょ〜っとくすぐり倒して♥ マヌケ顔のケツアクメを、させてください……♥ ……私の変態マゾアナルに♥ おマヌケドスケベ絶頂権利を♥ 付与してください……♥』


 身体が自由ならば土下座をしていようという雰囲気が、言葉から伝わってくる。彼女の想い人にも見せたことのない絶世の羞恥顔から、あられもないド下品な絶頂懇願が吐き出された。

 これを見て見ぬふりをしたらどんな反応をするか。それはそれで心が刺激される想像だが、全裸土下座の情景を浮かべた煩悩に勝る興味ではなかったようだ。男の操る羽根が、これまでとは比べ物にならない勢いで脆弱で敏感なアナルを擽り倒した。


 こちょこちょこちょこちょこちょこちょ〜〜〜〜〜♥


『おひょひょひょひょおおぉぉぉおぉぉぉぉおおおぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥ ぎゃはははははははははははははははははははははははははははぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥』


 無様極まる笑い顔を晒して、醜態どころではないゲラ笑いを鼻水を噴きながら叫び散らかし、ケツ穴から腸液を『ぶびぶびびッ♥』と品性下劣な音を立て噴射する。


『ふぎゃっ、ふぎっ、ぎゃははははんぎゃあぁぁぁあはははっははあぁぁぁあああああ♥♥♥♥ あひぃ、はひぃ、うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ♥♥♥♥ あっ、あっ、あーーーーーーーーー♥♥♥♥ アナルイクうううぅうぅぅぅううっいひゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!♥♥♥♥♥♥』




「……おっと、少し執着しすぎたか。選びに来て、一体だけに固執するのはナンセンスだな」


 状況に慣れ始めたのか、一人でも饒舌な部分を覗かせる。この場がリラックスできる素晴らしい美術館だと理解したこともあるのだろう。

 触れてイカせられる美術品の一体はといえば、白目を剥きかけながら鼻ちょうちんを膨らませてビクンビクンとみっともなく痙攣し、画面上に浮かぶ『523』という数字の隣で茫然自失の蕩け顔を見せていた。

 いくら魅力的な壁尻だったと言っても、さすがに数時間を彼女だけに費やしたのは如何なものかと形ばかりの苦言を己に呈する。形ばかりなのは、与えられた休憩スペースが何日でも泊まって行けとでも言いたげなものだったからだ。

 エレンの思想はどれだけ考えても読み取ることはできないし、男としても虎の尾を踏むメリットはない。一介の支援者として、身を滅ぼさない程度に手のひらの上で踊る。最も哀れな存在を眼下にした彼は、自身がエレンに利用されているかもしれないという考えを平然と受け入れていた。壁にはめ込まれた精霊たちには、それだけの価値があったのだ。

 男はゆっくりと壁に並んだ女肉。どれもこれも麗しい尻であるが、中でも一際目を引くものが村雨令音(雑魚アナル)の隣に展示されていた。


「これは、男…………か?」


 本来なら一目見れば判別できるだろうことに、男は首を傾げて確信を持てなかった。下品なガニ股を描かされた隣の壁尻の形は女に近く、けれど女にはないモノを備えていた。それでいて、女にはないモノの矮小な大きさに同情と失笑を零してしまう。

 尻肉の股から垂れているのは、男の肉棒だった。首を傾げた理由は瑣末な大きさだから、と繰り返すほど小さい。矮小とはこれを言うのだと、壁尻の陰茎はもはや肉棒と呼称することさえ憚られる。小ぶりながら曲線美を描く見事な桃尻も相まって、彼はその壁尻の性別を判断し損なったのだ。


「名前は、五河士織。識別名は〈ドッペル〉……初めて聞く名だな」


 DEMとの繋がりで、精霊のうち何体かは姿や名が頭に入っている男だったが、令音と士織に関しては記憶にない。ラタトスクに身を潜めていた令音はともかく、果たして士織はどんな精霊なのか。

 少女と見紛うほど艶やかな美尻の持ち主がどうしても気になった男は、液晶画面に上半身の映像を映し出しながら士織の来歴を辿った。


『ふぅ〜っ♥ あ、あっ、だめ♥ やぁんっ♥ はっ、ふぅぅ……んん〜っ♥』


 顔が映し出されるなり、甲高い喘ぎ声が鼓膜を震わせた。そして驚いた。画面に映った顔は、実に可愛らしい少女のものだったのだ。

 中性的な顔は、艶やかな表情の歪みによって紛うことなき美少女のそれに変貌を遂げる。たとえ根本が男性だったとしても、これだけの美貌ならば手を出せる。今まで金で手に入れたどの女よりも優れている。そんな怪しい魅力を持つ士織が、まだ手で触れてすらいないというのに既に喘いでいる原因も、壁の展示品を見れば容易く知ることができた。



【実験体No.05・タイプB:五河士織/精霊識別名〈ドッペル〉】

【その身に霊力を封印することができる特殊な個体であり、他の精霊と非常に高い感情共有を有している。調教改造により、肉体が一部分女体に酷似し、陰茎の生殖能力が低下、早漏化。尻穴、及び感情共有個体の痴態を目撃することで変態マゾ射精を引き起こす。なお、陰茎への直接刺激のみでは絶頂度が著しく低い。必ず他の要因がなければ、気持ちよく絶頂できない哀れなメス穴と化しています】



 男性としての生がとことんまで辱められ、尊厳を冒涜されていることが理解できた。展示されている学生証も、制服も、下着に至るまでも〝少女〟時代のものであり、士織に元の姿があったとして、その痕跡は伺えない。あったところで、今の士織と見比べては哀れで惨めなだけだ。

 士織の来歴が頭に入った男の答えは、当然ながら『YES』だ。玩具として弄ぶなら、これほど楽しいものもあるまい。男女の繋がりを明確に絶たれてメスに堕ちた精霊。弄びたくならないわけがない。

 喘いでいた理由はマゾ射精。先のくすぐりアナル絶頂、雑魚イキしまくったマヌケ美女を見て放ちかけた変態マゾ射精を何とか我慢していると言ったところだろう。真っ白な皮に先端まで包まれた小指以下、子供未満の短小がプルプルと震えている。ちょっとつついてやれば、その絶頂回数が惨めにも切り替わる。

 だが、〝こうしてくれ〟とそう促されては、ただ単にイカせるのはつまらない。芸がないと彼は顎に手を当て思案した。どうにかして令音と共に遊んでやりたい。しかし、展示品の関係上、両者の隙間は手を伸ばして届く距離では到底ない。


「ん? これは……?」


 どうしたものかと考えあぐねていた男の目に、とあるボタンの配列が飛び込んできた。もしやと思い、彼はそのボタンの『00B』と『05B』を順に押し、次に〝結合〟の字を押し込む。

 すると、壁の〝孔〟が蠢動した。単なる壁穴だと思っていたものが、特殊な権能で作られた孔であると気づいて目を見開いたのも束の間、士織と令音の両足首の拘束具が外れた。突然の解放に二人の両脚がジタバタとみっともなく暴れるが、広がった孔に呑み込まれて儚い抵抗に終わった。

 令音は両脚を、士織は下半身全体を孔に呑まれる。くびれた腰とむっちりと太いもも肉のみになった令音の下半身、その真上に新たな孔が開いた。モニタが不自然な挙動で上昇し、代わりに開かれた孔から別の尻肉が飛び出す。無論、士織の小ぶりな桃尻だ。孔の微調整が完了すると、令音の110cmのデカケツに、士織の69cmのチビケツが『むぎゅううぅぅぅ♥』と着地を果たした。

 上に退けられたモニタも左右に二分割され、過不足なく両者のイキ顔を映し出した。


『あぁぁぁんっ♥♥♥♥ はっ、ひやっ♥ おっ、イクッ♥♥♥♥ デカケツにっ♥♥ ちんぽイクッ♥♥♥♥』

『んっは♥♥ あぁんっ♥ し、シンの♥ お尻が……あ♥ 出てる♥ ザーメンが、トロトロ……ひぃぃぃぃぃぃんっ♥♥ ケツ穴にかかるぅぅぅ♥♥ お尻イグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ♥♥♥♥』


 倍ほどの差がある尻肉同士がくっついた。巨大な鏡餅と小さな蜜柑の差はさながら卑猥な鏡餅だ。

 両者の違いは大きさだけではない。令音は剛毛で、士織は完全な無毛と対照的だ。そして鏡餅からはみ出た肉棒は、小さすぎて令音の汚ケツに挟まり、毛に埋もれて見えなくなってしまう。傍目から見ると、サーモンピンクの卑猥なケツマンコが上下に美しく並んでいるようにしか見えない。

 令音のケツ肉に挟まれた短小が絶頂を迎え、勢いが全くない射精が放たれる。ぶっかけるという表現には至らず、垂らす、滴らせるというオス失格の変態射精だが、令音の敏感すぎるアナルは少量のザーメンが染み込むだけでもアクメをしてしまう。


「片方をイカせるだけで、もう片方も勝手にイく。ふふ、仲の良いケツ穴母娘だな」


 どういう理屈かは分からないが、両者の距離を無視してケツ同士が重なり合った姿に男は嗤う。

 とてつもないデカケツのスケール故に、尻だけを見て取って母娘と考えてしまう。変態下品なケツ穴母娘を揃えられるDEMの技術力に感服しながら、男は吟味の手を再開させた。

 これで令音以外の具合を確かめつつ楽しめる。男は令音の縦割れアナルを指で割る。極薄で愛液と見間違えそうなザーメンがトロリと垂れた腸内もまたピンクの肉が蠢いていて美しい。

 羽根のペン(返し)側に切り替え、ホカホカと火照ったケツマンコの中を弄る。全てが過敏な部分であれば、場所を選ぶ必要はない。士織の腹肉が引っ付く直腸上部の壁を、カーブを描いたペンで『カリッ♥』と擦った。


『あはぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜ん♥♥♥♥♥』


 AV女優でもしないわざとらしい喘ぎ声が溢れ出た。鼻の下を伸ばした興奮顔が、その喘ぎ声をわざとではなく扇情的な美声であると思わせる。


『あっっ♥♥♥♥ やだ、やだぁ♥♥ 令音さんそれだけ、その声だめぇぇぇぇ〜〜〜〜〜♥♥♥♥ やめてぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥』


 何もされていないはずの士織がアナルをキュッと締め、毛に埋もれた短小から『ぴゅうぅ〜♥』と情けないマゾ射精を放った。美貌と理性に恵まれた令音と深い関わりを持っていたのは本当のようだ。少しの羨ましさと、今は哀れなだけのマゾ射精を嘲り笑いながら、男は令音の腸壁を『ゴリゴリゴリッ♥』と抉るように返しを動かした。


『お゛う゛お゛ぉう゛ッッ♥♥♥♥ う゛ほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ゛っ゛♥♥♥♥♥』


 汚声を上げて鼻水を『ぶしゅっ♥』とみっともなく噴きながら腸内アクメをキメる。


『あひぃんっ♥♥♥♥ はぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥』


 恥部が触れ合っていることで令音の絶頂をより深く感じられるのか、士織の絶頂も止まらない。令音がケツ穴でイケば士織がマゾ射精をする。愛する女がケツ穴アクメをキメる中、性器どころかそのケツ穴にさえ届かない真性包茎短小ちんぽで早漏射精をキメる。

 関係性を逆手に取った精神の陵辱、尊厳の徹底的な冒涜破壊。


『おひょっ!♥ シンのチョロチョロ精液、ケツ穴に垂れてくすぐったい♥ お願いします、シンのざーめん潤滑液にして令音のクソ穴ほじってぇ♥ もっと奥まで、弄り回してくださいぃ♥♥♥♥』

『令音さんのデカケツ、ケツ毛が粗チンにちくちく刺さって……イクッ!♥♥♥♥ あっあっ、お、願いします。私も、さわってぇ♥』


「……もうそろそろ、ヤるか」


 正直、我慢の限界は過ぎていた。興奮だけで自分自身もイキかねない中、普通では味わえないシチュエーションを一心不乱に味わって誤魔化していたが、母娘アナルが奏でる卑猥さに限界の限界を超えた。

 最初は膣で、などという常識的な貞操観念から逸脱し、性欲を満たすだけの穴ハメがしたいと苛立った逸物を取り出す。

 一通り楽しむ時間はとっくに終わって、充分すぎるほど隆起した肉の塊を差し向けた先は、令音の剛毛ケツマンコ。一回の量が薄くとも、何百回と射精が続けばそれなりにはなる。士織のザーメンでカピカピになって毛に擽られながら、男の肉棒が精霊の排泄媚肉へとズプンッと沈み込んだ。


『んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ♥♥♥♥♥』


 ケダモノの如く汚らしくも甘美な音色の声を味わい、射精を促される。すかさず自制し腰を引くと、肉棒を咥え込んだ令音の縦割れアナルが『ぬぶぶぶぶ〜♥』と火山口のように伸びる。マンコより吸い付く下品なケツの穴に、今一度肉棒を叩き込む。


『お゛ッッッ、ほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ゛っ゛っ゛♥♥♥♥♥ ん゛お゛ぉ゛け゛つ゛あ゛な゛イ゛ぐう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛』


 舌根をさらけ出し、正気の欠片も見て取れないケツアクメ顔で発する言葉に本質がある。令音は己の激弱クソ雑魚アナルにしか心がない。彼女はケツの穴でイクことしか脳がないド変態精霊だ。

 彼女の強がりを剥がすように男の激しいピストンが始まる。


『ほっほっほおぉぉぉぉ♥♥♥♥ うほっ、おほぉぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥ んほぉぉ、んほーーーーー♥♥♥♥ あなるいぐっ♥♥♥♥ けつあくめいぐぅ゛♥♥♥♥ ちんぽ♥♥♥♥ けつまんこぱこぱこされていぐりゅうぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥ う゛ほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛♥♥♥♥♥ お゛お゛ぉ゛ぉ゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛お゛ぉ゛っ゛♥♥♥♥ っお゛ぉ゛、ほお゛ぉ゛♥♥♥♥ ケツ穴チンポヤッベェ♥♥♥♥♥ ケツアクメスポットイグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッ♥♥♥♥♥♥』


 余程犯され慣れていたのか、令音の口からは聡明で理知的な美女のそれではなく、ビッチ以下の卑猥な言動が飛び出した。普通の女が発したものなら引くところだが、令音ほどの美女なれば無様なギャップで興奮を禁じ得ない。

 挿入れた勢いに任せて射精へ、と考えそうな至福の時間だが、忘れられないものが眼下にはある。デカケツに鎮座した小ぶりな桃尻が、令音のアナルセックスにプルリプルリと震えているではないか。


『はぁっ、はぁっ♥ 令音さんのお尻セックスッ♥♥♥♥ お゛っ♥♥ お尻♥♥ おへその下がきゅんきゅん♥♥ とまらないぃぃぃ〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥』


 令音に勝るとも劣らぬ美しい縦割れアナルがクパクパと、間近で行われるアナルセックスを羨ましげに開閉する。愛おしい相手を奪われた屈辱、怒りなどよりメスの穴になった尻を犯して欲しいと、士織は男性として終わっている選択をしてしまった。

 メスと成り果てた士織は、ケツ穴を犯してもらうためなら何でもする変態か。その気持ちが本気か確かめるため、令音のアナルから肉棒を抜き取る。寂しげに『ぶびゅっ♥』と鳴き声を上げる縦割れアナルに腸液を垂らすメスケツマンコへ、改めて亀頭を押し当てる。


『ん゛お゛っ、キクッ♥♥ 令音さんのエロケツマンコぶち犯した立派なおちんぽ様♥ ど、どうか私も♥ 犯してください♥♥ いやらしいメスケツマンコに♥ オスザーメンをびゅーびゅー注いでください♥♥』


 押し当てて焦らすまでもなかった。オスのプライドを保とうとする矜持すらない尻穴が、亀頭を包むように窄み、士織の口は僅かな羞恥心を覗かせながら媚びに媚びた女声で男の鼓膜を震わせた。

 根本にある性別への忌諱感はその瞬間に消え失せ、男の肉棒はメス男子の尻穴へと打ち込まれた。


『んッあ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥ アナルイクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥』


 やはりマヌケで無様で、だから情欲を唆る嬌声が鼓膜を震えさせた。

 一度使ってしまえば、些少の躊躇いなどすぐに忘れられる。男の腰は絶え間なく動く。片方だけなどと遠慮はせず、吸い付いてくる上下のケツマンコを交互に挿入ピストンして使用する。


『おっほおっほっ!♥ シンのアナルに入ったデカチン!♥♥♥ ぬくもりが残って……腸液が混ざってケツ穴妊娠するぅぅ!♥♥♥♥』

『令音さんのケツ毛が絡まって……チンポとケツ毛でお尻の中磨かれるぅぅ!♥♥ また粗チン射精するぅぅ!♥♥♥♥』


「仲が良すぎるのも考えものだな。疎外感を少しばかり感じてしまっていけない」


 そういう時は、無理やり意識させればいいだけのこと。言うは易し、行うも易し。彼女たちのアナルなら意識を戻す程度、あまりにも容易だ。

 士織の腸壁上部を擦る。前立腺とは関わりがないが、士織にとっての性感帯に変わりはない。令音の結腸奥を全力で突く。子宮の何百倍も敏感なケツ穴の奥に衝撃が走った。


『お゛ぉ゛っ゛♥♥♥♥ ご、ごめんなさいぃぃぃ〜♥♥♥♥ おちんぽ気持ちよくしますぅぅぅぅ〜〜〜〜〜♥♥♥♥』

『っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥』


 士織は謝罪をしながら意識を肉棒に集中し、令音はもはや言葉もないようだ。

 そして、互いの尻穴を通じて感じ合う変態アナルたちに、興奮がピークに達した肉棒がトドメの射精を放った。どちらの穴に挿入れたかも忘れるほどの快感に、男は重なり合ったデカケツとチビケツを鷲掴みにしながら、腰を突き出して得も言えぬ解放感を味わう。


『『ケツ穴イグウ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥』』


 無様なアクメ合唱と共に、二人の精液と愛液が『ぴゅぴゅっ♥』と飛び散る。肉棒を抜き放った瞬間には、それらの弱々しさとは比べ物にならない二本の腸液が奔流となって勢いよく噴射された。


 まだ一体目と二体目。そう理解していても、男の腰は止まらなかった。ケツ穴母娘精霊の壁尻を味見し足りないと腰を動かす――――――エレンの読み通り、精霊たちを邪な性欲の底に突き落とすだけの嗜好を振るう。

 壁尻の美術館を巡る時間は始まったばかりだ。なぜなら今は、次の尻肉に差し掛かることもないままなのだ。始まりでなくて何なのか。享楽の終わりが見えずして当然であろう。一人の男が確かめるには多すぎて、けれど確かめずにはいられない壁の女肉たち。その絶望に始まりはあれど、終幕などありえない。反転などありえない。これは既に反転した物語――――――全てが終わりを迎えた物語なのだから。





Comments

タコよっちゃん

ケツ穴でしか逝けなくなる末路、合体した二穴オナホ。 素晴らしかったです!

いかじゅん

ありがとうございます!ケツ穴でしかイケなくなる概念、個人的流行りが来ている……!