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いつもご支援ありがとうございます。依頼で書いたけどなんで表に出てないんすか?シリーズです。私の管理ガバです。ちなみに三ヶ月前に遡っただけでもう一作ありました。投稿ペース管理がガバすぎる。

今作は以前pixivに投稿した測定師シリーズと繋がっていますが、読んでなくても大体雰囲気は分かると思います。いや読んでは欲しいですがね。常識改変オナニー測定も楽しく書いてるので!


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「ようこそ、アニラさん、クビラさん。わざわざ御足労いただき恐縮です」


 騎空艇グランサイファー・測定室。部屋の唯一にして絶対の主であるログは、その確固たる立場を築きながら決して荒々しい態度を見せることなく、測定者として中立的な振る舞いを心がけている。

 そんな努力を間近で見てきた者たちは、初めこそ彼の視線を訝しむことが多かったが、今では疑ってかかった過去を恥じる者が大半だ。団員の【測定】を詳細に記録して身体を気遣うのみならず、団内に様々な【ルール】を用いて正しい規律を敷いた。


「そう畏まらずとも良い。測定者殿の呼びつけとあらば、何があろうと馳せ参じるのが団員の役目じゃ」

「いえ、十二神将会議があったというのにお二人だけの呼び出し……本当に申し訳ございません」

「謝らないで。私たち十二神将の集まりなんかより、ずっと優先するべきことだよ」


 下手に出るログを相手に畏まっているのは、傍から見ればアニラたちだ。少なくとも、仲間との大事な交流である十二神将会議を〝なんかより〟と称するクビラを含めて、ログに対して異様な態度を取っていると思わざるを得ない。

 無論、完全個室である測定室において彼女たちの違和感を指摘できる人間はいない。否、仮に廊下だろうが甲板だろうが、ログの異常な権力を指摘する者はいないだろう。そういう【ルール】が敷かれ、主である測定者を庇護しているのだから。


「して、我ら二人に何の用じゃ?」

「それがですね……お二人の測定結果が、少し良くないのです」

「え、嘘!?」


 ログの指摘に二人はギョッと目を見開いて驚いた。無理もない。この騎空団に置いて【測定】の結果は、単なる健康診断に留まらない。


「ご存知の通り、測定結果は優秀なメスの証です。それが劣っているということは、メスとして価値がないも同義。測定師として、見過ごせるものではありません」


 馬鹿げたことを神妙に告げたログに対し、アニラとクビラは深刻な雰囲気だけを悟って息を呑んだ。馬鹿げたことを告げられている、という意識は何処にもない。

 今さら語るまでもないことだが、彼女たち十二神将もログが張り巡らせた【結界】によって常識を改竄されている。この先、理解し難い意味不明なことをログがどれだけ口にしようと、アニラたちの鼓膜は脳に好意的な解釈をするよう働きかけるのだ。


「とはいえ、深刻に考えすぎないでください。これは団員の皆さんがメスとして優秀な結果を残しすぎているだけです。たとえばスツルムさんは、日々のおっぱいマッサージで横太りした下品乳首をさらに1cmも肥大化させました」

「な、なんという……♥」

「そんなスツルムさんに負けないよう媚肉を鍛えたシルヴァさんは、潮吹き記録9mを打ち立てました」

「わ、私は4.5mだから……倍アクメ、したんだ♥」


 団員が樹立した性記録にアニラとクビラは打ちひしがれた。皆、凄まじい記録を打ち立てている。十二神将だからと甘んじていた自分たちは、測定に関してはとんだ落ちこぼれであると突きつけられてしまった。


「ですので、今日はお二人の【再測定】を行うためにお越しいただきました。いつも【ルール】を従順に守っていらっしゃるアニラさんとクビラさんなら、僕の教えるやり方で絶対に良い記録が出るはずです」


 今日も素晴らしい【ルール】の守り方です、とログは落第記録で気負いした彼女たちを褒めて引き上げる。

 本当に素晴らしい格好だ。極ミニスカと爆乳おっぱいに暖簾をかけたアニラに、ムチムチの肉を惜しげも無く晒すパツパツのマイクロビキニを着たクビラ。

 二人とも平然としているが、ドラフの凶悪なドスケベボディも相まって痴女な衣装が目に眩しい。もし【結界】が作用していなければ、恥ずかしさで死んでしまうのではないかと思ってしまう下品な装束だった。


「そうじゃな。これまでも測定師殿のお言葉に我らを謀る意図はなかった」

「うん。貴方の言うことなら間違いなさそう」


 痴女装束で優れたオスに全幅の信頼を置く美しいメス、という構図。これはログが何度経験し、何人もの美女を記録し続けても飽きない光景だ。


「もちろんです。測定師として、優れたメスの正しい記録を取ることは急務です……ただ再記録で記述の直しが必要になるのは確かなので、お二人に謝罪を求めても良いでしょうか?」


 下手には出る。だが、要求はハッキリと伝える。さも当たり前のように〝謝罪〟を求めたログに、アニラとクビラは僅かな逡巡すら見せずに平伏した。

 椅子に座った彼より頭を遥かに低く置き、身体を畳んで最低限小さく見せる。自分たちが如何に矮小で、全てを投げ打ってようやく謝罪になることを示す土下座をキメた。


「大変申し訳なかった♥ 我らがメスとして下等なあまり、測定師殿に多大なご迷惑をおかけしていること、この通り謝罪申し上げる♥」

「毎日義務オナニーしてマンコ濡らしてるのに、浅イキ潮吹きしかできなくてごめんなさい♥ 身体付きは下品な癖に初心マンコでした、ごめんなさい♥」


 床に三つ指を立てて頭を垂れる金髪ドスケベボディドラフの二人。なぜわざわざアニラとクビラに二度目の測定予定を入れたのか、何となくではなく確実に伝わるだろう光景だ。

 ログが二度、三度と記録するのは珍しいことではない。彼は気に入ったメスの記録は何度も測り、更新していく。先に言及したスツルムやシルヴァなど、もう何度同じことを繰り返しているかログにしか分からないくらいだ。

 ただ、その記録を測った事実をメスたちが正しく認識できるかが別というだけのこと。


「もういいですよ。早速【再測定】を始めましょう」


 十二神将のエロドラフ筆頭を揃えた土下座に満足したのか、ログは謝罪自体を簡素に受け入れて【再測定】を開始した。

 普段、何度【測定】に参加したかは彼女たちの中で曖昧なものだ。しかし、今回は【再測定】と定義された。

 これ以上、手間を取らせるわけにはいかないとアニラとクビラは測定師が内容の説明をする前に行動した。


「これより、ドスケベエロドラフのアニラが催眠オナニー再測定を始めるのじゃ! 測定師ログ殿、スケベ度不足の我らをどうかよろしく頼む!」

「これより、ドスケベエロドラフのクビラが催眠オナニー再測定を始めます! 測定師ログ様、私たちの浅イキ癖の矯正をどうかよろしくお願いします!」


 ビシッ♥


 素早く衣服を脱ぎ落とした二人は、音になって聞こえるほど機敏な敬礼を行った。必然、裸敬礼という恥を捨ててメスになっていなければできないことをアニラとクビラはやってのけたわけだ。


「手際が良いですね。では、まず二種の測定から始めましょう。乳房によるオナニーを、アニラさんからお願いします」

「うむ、了解したのじゃ――――ガニ股マンコ開帳♥ おっぱい乳首セット♥ オナニー準備完了♥」

「す、すごい……アニラはさすがだね」


 そのまま順序を指定され、最初はアニラがガニ股で丸出しの爆乳に両手を添えるマヌケで下品なポージングを取った。オナニー測定基本その一、記録に不正がないことを証明する【測定の姿勢】を維持。基本その二、どんなオナニーでも力を出し尽くし全力の結果を見せる。

 基礎の基礎が完璧に守られた機敏な動きは、さすが十二神将のまとめ役といったところか。クビラが感銘の息を零した。


「測定開始」

「勃起乳首測定スタート。乳二ー開始じゃ!」


 どんな美少女が口にしようと卑猥で恥ずかしい事実が変わらない宣言も、アニラは生真面目な顔で声を張って出して見せた。その顔と身体のギャップが得も言えぬ魅力だ。

 乳二ーを開始したアニラだが、彼女は他のメスにはない特徴があった。乳首に直接触るのがセオリーの乳二ーで、彼女は乳輪を真っ先に擦り始めた。


「ふぅ、ふぅ……んっ、ふっ……はぁ……♥」

「勃起作業、私は簡単だけどアニラは大変だよね……こんなエッチな陥没乳首なんだもん♥」


 否、アニラは触らないのではなく触れないのだ。直立で待機するためやることのないクビラが言及した通り、アニラの乳首はその類まれなる膨らみに対し、局所的な窪みが出来上がっていた。

 皿のように巨大な色素の薄い乳輪の中心に、色の濃いピンクの媚肉。秘部を連想させる淫猥な穴の奥に、乳首がすっぽりとハマってしまっているのだ。

 アニラのオナニーは、窪みに隠れた乳首を引っ張り出すことから始まる。言うなれば、本気勃起の前に穴から隆起させる興奮勃起が必要になる。

 大きな乳輪を二本の指で挟むようにひたすら擦る。直接引っ張り出すのではなく、外部の刺激で自然勃起を促さなければならない。そういう意味で、陥没乳首の測定はかなり難しい。


 コスコスコスッ……ムクッ♥ ムリュ、ムクムクムクムクッ♥


「くっ、ふぅ♥ 引っ込んでいた乳首が、ようやく顔を見せ始めたのじゃ♥ 性根がスケベなドラフの癖に、恥ずかしがったフリをしている陥没乳首を乳輪擦りで引っ張り出すッ♥ も、もう少しでッ♥ お、おぉぉぉぉぉぉッ♥」


 ぶりんっ♥ とこれ以上なく卑猥な音を立ててアニラの乳首が露になった。小さな窪みによくもこれほど巨大なモノを隠し通せていたと言える、親指に近いサイズの乳首だった。

 しかし、本気の勃起には至っていない。アニラが露になった乳首をすかさず指で摘む。ここから完全な勃起を目指して乳首を扱くのだが。


「ふおっ、あっ、あひぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜♥♥♥」


 シコシコと乳首を扱き始めた途端、アニラの嬌声が飛躍的に色艶を増した。そこはかとなくみっともなさを覚える嬌声の原因は、引っ込んだ乳首によるものだ。

 なまじ乳輪で性感を刺激してからの乳二ーのため、彼女は勃起が完全になる前にイッてしまう癖があった。そのせいで【測定】に不足が生じたと言うのは――――もちろんログが付け加えたでっち上げなのだが、アニラがそれを意識してオナニーすることに変わりはない。


「ふぎっ、おあっ、ふぅぅぅぃぃぃぃぃっ♥♥」

「もう少しで乳首が勃起しきる……っ♥」


 歯を食いしばっておかしな顔で乳首を扱くアニラに変わってクビラが言葉を紡ぐ。彼女の言う通り、アニラの乳首勃起も限界が近いように感じられた。


「うぅぅぅぅぅぅっ、いぅぅぅぅ……♥♥♥」


 それはアニラの絶頂我慢も同様であり、乳首のオナニーであるにも関わらず腰が『へこっへこっ♥』と媚び運動をキメ、歯の食いしばりが解けてトロ顔に等しい表情が浮かびかかっていた。


「いぃぃぃ……あっ、イクッ♥♥ イクのじゃ、乳首イク〜〜〜〜ッ♥♥♥♥」


 前戯から快感を引き継いだ乳首がそうそう耐えられるはずもない。アニラは乳首を思いっきり抓り、最後の最後まで勃起を促しながら派手にアクメする。

 愛液を吹き出し、舌根を突き出しながらイク。完璧な絶頂姿だ。


「乳首測定。長さ3.8cm、太さ6.1cm。陥没デカ乳首。補足、乳輪直径11.5cm。これは素晴らしい再記録です」

「そ、測定感謝するのじゃ」


 アクメの余韻に息を切らして返答する。再測定が必要だったとは思えないほど立派な結果に、横で見守っていたクビラが不安気な様子を表情に乗せていた。


「案ずるでない。我には我のオナニーがあり、クビラにはクビラのオナニーがあろう。さ、次はお主の務めじゃ」

「う、うん。そうだよね。いつも通り――――ガニ股マンコ開帳♥ おっぱい乳首セット♥ オナニー準備完了♥」


 励まし合う姿は純粋な友情を感じさせた。中身が自慰行為に関してのもので、クビラがとてつもなく下品な宣誓を続けなければの話だったが。


「測定開始」

勃起乳首測定スタート。ち、チク二ー開始!」


 クビラの開始宣言は、アニラに比べて自信に欠けていた。それほどアニラの結果が素晴らしく、同じ落第記録持ちだったクビラとしては不安が先行してしまうものだったのだろう。


 しこしこしこしこしこしこぉ♥


「――――う゛お゛っ♥♥ ほおぉぉぉ、んおっ、ぐう゛ぅ゛ぅっ♥♥♥」


 だが、腹の底から飛び出した声は自信なさげな表情とは相反するモノだった。

 褐色肌に生えるピンク乳首を指で挟んで扱く。その基礎的と言って差し支えないオナニーで、クビラは獣同士のセックスじみたオホ声を響き渡らせる。唇を尖らせた品性を感じない顔で、彼女は乳首オナニーを行う。


「お゛っ♥ お゛っお゛っ♥ チクビすごっ♥ ヤッベ♥ イグッ、イキそぉ゛♥ ふんぎゅっ、お゛ぎゅう゛ぅ゛ぅ゛……♥」

「むう、クビラの自慰……オナ声は相変わらず凄まじいのう。我も見習わねばならぬな!」


 クビラの下品なオナニー声を見習って、より汚い嬌声を発する努力をしようと決意するアニラ。測定の計測は、惜しげなく発せられる敬意を持った言葉も評価されて結果が出る。オナニーを恥ずかしがらず、高尚で必要不可欠なものだと品性下劣な声を上げるのが〝基本〟だ。

 その点クビラの声は完璧なまでに下品だ。これだけ野太く濁った声は、成人したオスドラフですら難しい。野太く下品であるにも関わらずメスを感じさせる声など、さらに希少性があるものだ。


「お゛っう゛ぉぉ♥♥ イグッ、乳首イグ、イグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!♥♥♥♥」


 乳首扱きだけであっという間に達したクビラは、鼻の下を伸ばした情けないアヘ顔で腰を突き出して愛液を噴射。既に潮吹き測定なのではないかと思えてならない全力アクメで再測定を終えた。

 もちろんそれだけ全力なら、乳首の勃起にも不全は見られない。見ただけで測定できるログの眼によって、オホ声アクメ勃起した乳首が再測定される。


「乳首測定。長さ2.9cm、太さ4.3cm。短め控えめの乳首に、乳輪直径4.5cm。他と比較して平均ですが、下品なオホ声で記録を加算。見事なメスドラフですね」

「あ、ありがとう。測定感謝します……よかったぁ」


 乳首の評価にオホ声が関わってくるおかしさに気づいた様子もなく、クビラは無事に再測定が終わったことの安堵を口にした。自分が二度も乳首で野太く喘いでイキ狂った現実を直視できるほど、彼女たちは【測定】に堕ちていた。

 品行方正な性格と品性下劣な性事情のギャップ。これほど素晴らしい光景は、空の世界に置いてグランサイファーという騎空艇以外に起こり得ない。


「では次の測定に移ります。潮吹きオナニー……ですが、少々工夫を凝らしてみました」


 悦に浸る姿はあまり表に出さない。彼女たちに比べれば簡単すぎる自分ルールを守る測定師の真面目な顔を追い、オナニーを終えたアニラたちの視線が移る。

 部屋の中央に置かれたベッド。寝転ぶとちょうど腰真上辺りになるだろう場所に、以前からオナニーに使用していた極太イボディルドが吊るされていた。

 使い方を鑑みれば縦に吊るされているべきモノのはずだが、なぜかディルドはベッドと水平を描くようにアームのようなもので固定されている。これにはアニラとクビラも首を傾げざるを得なかった。


「測定師殿、あれはどういうことじゃ?」

「見ての通りです。とりあえず、あのディルドに腰が届くように台へ寝転んでください」

「届くように? えっと……」


 困惑を解消する答えは出されず、珍しく要領を得ない指示に眉を顰めつつ二人はベッドの上に寝転んだ。が、空中に浮いたディルドに腰は届かない。


「むん、ならば……ふぐぐぐっ♥」

「ふぎっ、んんんん……っ♥」


 当然、寝転びながらディルドに腰を届かせる工夫が必要だ。両手と両足を台の上に置き、下半身を無理やり浮かせる。

 結果、アニラたちはオナニーで濡れた股をおっぴろげたブリッジポーズを取らざるを得なくなった。湿って張り付いた金色の陰毛が眩しい恥部を露にしながら、そこにディルドの表面を到達させるために腰を振って努力する非常にマヌケな光景が現実になる。


「測定師殿、これで良いのかっ♥」

「ええ、素晴らしいポーズです。いいですか? そのまま腰を振って、ディルドを秘部に当ててください。その際、当たったディルドが自分の膣内に入る想像を忘れずに。アニラさんとクビラさん、互いを意識することも忘れずにお願いします」

「は、はい。わかりましたっ♥」


 訳の分からない指示を頭に留めつつ、アニラとクビラは全裸ブリッジで腰を勢いよく振り抜く準備を整える。


「催眠マヌケブリッジドラフのアニラ! 潮吹きオナニー開始!」

「催眠マヌケブリッジドラフのクビラ! 潮吹きオナニー開始!」


 へこっ♥


「ふんっ、ほっ、ふぅんっ♥」


 へこっ、ぺちっ、ぺちっ♥


「ふっ、ほっほっ、ほおっ♥」


 へこっ♥ ぺちっ♥ へこっ♥ ぺちっ♥


 傍から見れば奇っ怪としか言いようのない光景だった。端正な顔立ちのドラフ美少女たちが、揃いも揃って股を開いてブリッジし、吊るされた卑猥な形の淫具に向かって股間を振り抜く。しかも、股間をペチペチと当てたところで、挿入することは決して叶わない。

 腰を振る度に飛び散る雌汁がディルドを淫らに汚す。ただそれだけの時間が続いていく。手足に力を込めて全力で腰を振り抜かればディルドまで股間が届かないため、裸体が必要以上に汗ばみ、疲れが見え始めるのも仕方のないことだった。


「はぁ、はぁ……ち、ちんちんっ♥ ちんちんっ♥♥」


 べちんっ♥


「ち、ちんちんっ♥ ちんちんっ♥」


 ぺちん、べちんっっ♥


 だが、疲労に反してアニラの腰振りは精度を増していた。

 腰振りの勢いを強くし、特にディルドに当たる際は思いっきり、自分自身の股間に打撃を与えるように振り抜く。同時に頭の中で妄想していたディルドを挿入するイメージを口にして、さらに興奮を強めた。アニラを横目で見ていたクビラも彼女に習う。


「ちんちんっ、ちんちんっ、ちんちんほしいっ、ほしいのじゃっ♥」

「はぁ、はぁ……お、おちんぽっ♥ ください♥ はっ、ふっ、ううっ♥」


 挿入願望を唱えながら空中のディルドへマンコを打ち付ける。何とも品性に欠けすぎたトレーニングに見えるかもしれないが、これはれっきとしたオナニーだ。

 朝昼晩と【ルール】によって自慰行為を義務付けられた彼女たちは、ほんの少しの刺激でマンコを濡らすほど自らを開発した。しかし、その分刺激に対して我慢弱さが生じた結果、ディルドを挿入れれば即イキし、思うような潮吹きができなくなる者も少なからず出てきていた。

 潮吹きは我慢に我慢を重ねてこそ、最高の記録に到達できる。そんな持論を持つログが考えたオナニー方が、このブリッジ腰振りオナニーだ。


「はっ、はっ、ぬうっ♥ おまんこっ、おまんこっ、ちんぽっっ♥♥ おっ、おぉっ♥ 脳に来るッ♥♥ 妄想オナニー♥ まんこにディルドぶち当てて、ハメ妄想でアクメッ♥ 来るのじゃっ♥ もう、少しぃぃぃぃっ♥♥」

「あ、アニラ、すごい♥ 腰の動きが違う……わ、私も、猪突猛進……貫き通すッ♥ ふ、お゛お゛っ゛♥♥ う゛お゛っ゛♥♥♥ チンポ♥ ディルドチンポマンコにパコパコォ゛♥♥♥」


 絶頂に至る妄想をしながら、中々イケない刺激をマンコに与え続ける。腰を振り抜き振動を加えて子宮を揺さぶって快楽物質を溜め込み、身体の期待をじわりじわりと煽り立てる。

 全力で腰を振り抜くアニラ。それに習って猪突猛進のクビラがマンコに『ベチンッ♥』と衝撃を与える。愛液がびっちょりとディルドに絡みつくようになり、卑猥な音が加速する。

 腰振り、衝突、腰振り、衝突。濡れた毛を靡かせ、乳房を『どったぷんっ♥』と暴れさせ、妄想の中でイキ倒していることを如実に伝えるアヘ顔を浮かべる。


 到達は思いの外早かった。日々の【ルール】が成果となったのか、はたまた彼女たちの鍛えられた身体が素晴らしい結果をもたらしたのか。

 アニラとクビラはほぼ同時に腰を振り抜くと、ディルドが『パァンッ♥』と激しく音を立て大きく揺れるほどの勢いで股をぶつけた。


「「ん゛ごお゛お゛お゛っ゛♥♥♥ おまんこイグッ、おまんこイグッ、おまんこイグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」」


 ブシャァァァァアアアアアッ!!♥♥♥♥


 挿入していない事実が嘘偽り。その主張が通ってしまいそうな潮吹きを吹き散らかしてアクメをキメる十二神将のツワモノ。直接的な刺激を薄めたというのに、立派な脳イキをかました二人は無自覚に少しでも記録を伸ばそうと腰を振り抜き、障壁となったディルドをものともしない水柱を吹き立てた。

 自分たちの身体に降り注ごうと、天井を突いて記録が怪しくなろうと構いはしない。【再測定】の規約にひたすら従う。ド変態スケベドラフたちのアクメ芸に――――今日もログは満足しきらない。


「潮吹き、記録6.7m。惜しいですね……もう一度測ってみましょう。今度は最初より深く、長く我慢してください。けど腰を上げる力はさっきより強くお願いします――――測定開始」


 彼の欲はメスたち全員の記録を取り終えたところで満たされない。記録とは、取る度に変わるものだから。

 彼女たちの身体がいやらしく発達を続ける限り。開発の余地が残る限り。彼の測定に終わりの文字は記されないのだ。



「んのほぉぉぉぉ!♥♥ もっと、もっと潮吹くのじゃ!♥♥ 腰っ、もっともっと激しく、ぶつけて妄想セックスゥゥ!♥♥♥ ドラフデカパイぶん回してマンコアクメイくぅぅぅぅ!♥♥♥♥」

「イきますっ、まだイけます!♥ 新記録目指して腰ヘコ全開!♥♥ 亥神の誇りにかけて!♥♥♥ あひへぇぇぇ!♥♥ マン汁はっしゃしまぁぁぁぁす!♥♥♥♥」





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