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*公開から2ヶ月経過したため、通常プランで閲覧を可能にしました。


いつもご支援ありがとうございます。せっかく完成させたので本日も上位プランです。

ホシノに夢詰め込んだらなんかこうなってた。こんなんでも元は健全な二次創作作家だったんです。最近は意図してスケジュールに余裕を作っているので、そのうち健全なやつをまた書きたいなって。

まあそれはそれとして無様エロは書きたいというお話でした。

あ、ちなみに今作は女先生を想定しています。特に何というわけでもないですが、細かな部分だったり、これから先もその方が良さそうだなって……二次創作漁ってたらめっちゃ好みの女先生がいたとかそういう話では、まああるな!


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 学園都市キヴォトスは銃弾が飛び交うことが日常の世界だ。故に、多少〝ズレた〟事象が起ころうと、大概のことには大らかな反応をする。一度世界が滅びる現象が起きてなお、本当にそんなことがあったのかと口にできるのは、胆力があるか呑気であるか分からなくなるが、彼女たちはそれだけ強いのだ。

 そして〝彼ら〟は可憐な生徒たちの青春を穢すために現れた。

 ゴブリン。たとえばミレニアムのゲーム開発部が作るゲームに登場する雑魚敵。たとえば物語の愚鈍なやられ役。彼らがキヴォトス中に出現、否、蔓延してから早一週間の時が経過していた。

 耐久力も力もキヴォトスの生徒と比べればかなり低く、銃弾を二発程度打ち込めば倒れ、しかも頭が悪いコブリンに最初は各学校も余裕を持って対処していた。あまりの弱さに的にして遊ぶ性悪な生徒たちまで確認されたくらいだ。


 ――――確かにゴブリンには生徒を捩じ伏せる力や策謀を練る知恵がない。けれど彼らは体力がある。知恵がない愚者だが間抜けではない。何より彼らには圧倒的な暴力があった。大規模な学園都市の生徒すら比にならない圧倒的な〝数〟の暴力が。


 生徒側が余裕だったのは初めの数日のみだけ。その倒しても倒しても無尽蔵に沸き続けるゴブリンの大群と彼らの〝武器〟に陥落は追随する。

 時に生徒は盾になる。銃弾を受けても痛みで済む生徒たちは、ゴブリンの醜悪な盾にうってつけの存在だった。そうして判断が鈍った生徒に〝武器〟を使い無力化する。あとは数の暴力だ。

 各校がゴブリンの脅威を認識した時は、全てが遅かった。広大すぎる学園都市において、学校同士の連携は簡単ではない。いくら脅威と認識しようと、ゴブリンが蔓延し混乱する都市内での協力は不可能に等しい。生徒たちを繋ぐ『先生』なる存在も、たった一人で全ての学園を守るのは不可能だった。


 ミレニアム、ゲヘナ、トリニティ。キヴォトス三大学園と呼ばれる三校以外のほぼ全てが陥落する滅亡の危機こそが、ゴブリンの出現から僅か一週間の出来事であったのだ。



 それはアビドス高等学校も例外ではなかった。アビドス砂漠を埋め尽くす勢いで大量に押し寄せるゴブリンに対して、通信司令塔のアヤネとその護衛を担うセリカを除き、シロコ、ノノミ、ホシノの三名は学校を守るために応戦していた。


「数が、多すぎ、る!!」

「弾薬がもう尽きちゃいそう……!」


 シロコが頭部を的確に撃ち抜き、ノノミのミニガンが彼らの身体を粉々に粉砕する。そんなグロテスクな光景に見慣れてしまうほど、彼女たちは何時間に渡って防衛ラインで奮戦を続けていた。

 アビドスは少数精鋭の学園だ。先の危機においては、他の学校のように並外れた人員や指揮系統を持つわけでないにも関わらず重要なポイント制圧を任されたほど、各校に劣らぬ戦力を持っている。

 だが、事ゴブリン駆除との相性は最悪だ。彼らは数で責め立てる。アビドスがもっとも不得意とする消耗戦を、彼女たちの経験と比較にならない練度で繰り出してくる。ここで言う練度とは、同胞の死に一瞥もくれず雌を喰らうために突き進む低俗な生態を意味する。

 アビドスの数少ない欠点である持久力と人員。それを的確に突かれ、未だ他校のような陥落を免れているのは少数精鋭の名に恥じない姿だ。

 彼女たちがアビドスを捨て、すぐ三校と合流できたなら。行方不明の『先生』がアビドスに来ていたなら。もう少し持ち堪えることができたかもしれない。


 あくまでもう少し、崩落をほんの僅かに先へ伸ばす程度だ。それを言ってしまえば、必死に廃校を阻止してきたアビドスを僅か一週間で捨てる判断ができるはずがなかった。


「っ、ノノミちゃん危ない!」

「え……!?」


 ミニガンに残り少ない弾薬をリロードしようとして、それは起こった。

 大群の中から躍り出てきたゴブリンたちが、樽の中に入ったおどろおどろしい白濁の液体をノノミに向かってぶちまけたのだ。液体は人を優に呑み込むほどで、濁った汚らしい塊は鼻が曲がりそうな匂いがする。

 不意を突かれて動けなかったノノミを庇い退けて、そのザーメン溜りを浴びたのはホシノだった。


「ホシノ先輩!」


 異変に気づいて持ち場を離れたシロコが、白濁液に呑まれたホシノに駆け寄る。大量のザーメンはヘドロのように残留し、小柄なホシノの身体は伸ばした手の先しか外気に触れることができていない。

 そのビクビクと怪しい痙攣を始めた手をシロコは握り、全力で引きずり出す。


「げほっ、ごほっ……お゛え゛ぇ゛ぇ゛♥♥」


 ドロリとしたゴブリンの汁を纏ったホシノは引きずり出された途端、口や鼻から入ってきたザーメンを激しく嘔吐した。単に不快だから、というわけではない。恥も外聞もないことをしなければ、正気を保っていられないと知っているからだ。


「シロコちゃん!」

「分かってる。直接触れないようにする。撤退ルートを開いて」


 ノノミがミニガンの残り弾を斉射し、咳き込むホシノを自分のブレザーで包んだシロコが抱え、三人は防衛ラインから撤退した。



 ゴブリン最大の武器は、彼らの精液(ザーメン)である。

 嗅いだだけで発情と共にあらゆる能力が低下し、浴びればもはや屈服する以外の選択肢はない〝メス堕とし〟ザーメン。知恵はないが狡猾なゴブリンは、自分たちの最大の脅威が何かを数で推し量ると、またも数とこの武器によって各校の最大戦力を削り取った。成り立つはずが作戦ですらない行動が、ゴブリンの暴力的な数とメスに対しての特効体質により成り立った。

 無限の数への解答である絶対の個。それを潰されれば、あとは数と数の戦いだ。無論、成り立つものではない――――――それは最大戦力の小鳥遊ホシノを欠いたアビドスも例外ではないということ。


「ごめんなさい、ホシノ先輩。私を庇ったばかりに……」

「ん。ノノミのせいじゃない……って、ホシノ先輩なら言うと思う」


 ゴブリン防衛ラインからの撤退後、彼らがまだ使用していない数少ない廃墟に身を隠したノノミ、シロコ、そしてザーメンを浴びたホシノの三人。


「……そ、そーだよー。こ、後輩を、守るのが、先輩のお仕事、だしねー……あ゛っ♥ これ、ホントにヤバいやつ……かも……っっ♥♥」


 廃墟の壁に寄りかかったホシノは、意識が朦朧としているのかヘイローを激しく明滅させていた。意識を保っているのは、失神を本能的に避けているから。つまりもう後がないからだ。

 表面上のゴブリンザーメンは手持ちの道具で洗い流したが、あれだけの塊に呑まれてはあくまで応急処置にしかならない。急ぎ全身を洗い流し、肌に染み込みきる前に排除しなければ、ホシノはたちまち彼らの奴隷に堕ちるだろう。


(この子たちの前だから、何とか、なってるけど……面倒なものを持ってるな。いっそ、手足を縛り付けて欲しい……!)


 というより、堕ちていない方がおかしい。全身を苛む隷属の熱は、ホシノの両手をいつ衝動で呑み込んでも不思議ではない。メス殺しに耐えられているのは彼女がキヴォトス最高の神秘であること、何より後輩を慮る強靭な精神力があればこそだ。

 彼女たちの前で恥を晒すだけならまだいい。しかし、己の手が脳髄を劈く隷属心に従って後輩たちを害するようなら、ホシノはヘイローを自壊させてでも止める覚悟があった。


「ホシノ先輩! しっかり! すぐ身体を洗い流さないと」

「アヤネに連絡する。ドローンなら水を届けられるから」


 ホシノの反応から長くは持たないと判断したシロコが、後方で待機しているアヤネに通信を試みた。

 ドローンによる後方からの支援と、賭けにはなるがヘリによる三人の回収。最悪の場合、防衛ラインの完全破棄――――――アビドスからの撤退という、苦渋の決断が脳裏を過ぎった。

 大事なのはアビドスの生徒であって、空虚な学園ではない。あんな醜いモノに学校を明け渡したくない。けれど、このまま全員であの醜いモノに従うくらいなら。


「…………出ない」

「え?」

「通信に出ない。アヤネも、セリカも」


 眉根を顰めたシロコの耳には、通信のコールがひたすら響くばかり。几帳面な司令役が、この非常時かつ緊急の通信に出られないということは。

 応答がないことに困惑と、最悪の想像が脳裏に浮かんだその時、外から大きな物音が聞こえていた。荒くれ者なゴブリンでなければ出さないような音が。


「まさか、ここがもうバレて……!?」

「シロコちゃん、どうかしました……か……ぇ……」


 廃墟の壊れた窓ガラスからは、進軍するゴブリンたちがよく見下ろせる。


 ペットのように四つん這いで引きずられた奥空アヤネと黒見セリカの姿は、二人の目に信じられないほど鮮明に映っていた。


「ぁ、あ……」


 これまで欠けることなくゴブリンと戦ってきた。しかし、ゴブリンは大量だ。今やキヴォトスに安住の地などどこにもない。

 もし仮に拠点に不意を突かれて乗り込まれたら。ホシノにザーメンをぶちまけたように、あるいは数に任せて制圧されてしまったら。

 二人はどちらだったのだろう。乗り込まれたのは間違いない。今や、ゴブリンに〝乗られて〟いる二人は裸で、学生証を首に引っ掛けそれをリード代わりにされ、猿轡で声も出せずに馬代わりにされたアヤネとセリカの表情は、果たして〝どちら〟なのか。


「二人を助ける!!」


 答えを出すより早く、シロコは見開かれたオッドアイを走らせていた。銃を手にして窓から飛び降りたシロコ。


「援護します! ホシノ先輩はここで待っていてください!」


 それを残弾が殆ど残っていないミニガンを持ち上げたノノミが追う。


「ま……二人、とも……たぶん、罠……」


 ホシノの掠れ声は届かない。仮に届いていたところで、まだ間に合うかもしれないと希望に縋る二人は止まらなかっただろう。大事な仲間を見捨てることを決して出来はしない。

 だからゴブリンは、美しく愚かしい人を貶めることが出来るのだ。


「周囲を一掃します。シロコちゃんは二人を!」

「アヤネとセリカを放せッ!!」


 ノノミが残弾で邪魔なゴブリンを掃討し、シロコが二人に跨る醜悪さの権化を撃ち抜きながら素早く二人を回収する。土壇場ながらホシノ救出と変わらない優れた理解力と判断力だ。

 選択に間違いがあるとすれば、ゴブリンは知能は低いが理解力はそれなりにある。抵抗するキヴォトスの生徒に、捕まえた生徒を盾にして迫るように、彼らは相手がどう動いてくるかを予想していた。

 シロコとノノミは、ザーメン漬けになったホシノを見捨てなかった。だから、同じ服を着ていたこいつらのこともきっと見捨てない。いくら馬鹿なゴブリンたちでも、彼女たちの絆という単純な構造が理解できたならば、そこに〝罠〟を張り巡らせるのは獲物を殴りつけ気絶させるより簡単だ。


 罠の種類も知恵がないから単純で、アヤネとセリカに拘りすぎていた二人だから見えなかった。廃墟に積み立てられた瓦礫の内側に潜んだゴブリンが、無防備な二人の横腹や御御足に抱きついた。


「っ! あ……」

「きゃあっ!?」


 大量のゴブリンが次から次へと踊りかかる。一匹の力は弱くとも、その一匹が手を、指を、脚を、腹を、頭を抑えていけば一人を無力化するのは容易い。

 アヤネたちに接近していたシロコと、援護に回っていたノノミの距離は離れている。ほんの僅かでも、ゴブリンの大群を一瞬でも振り払って相手を助けることができない距離だ。

 組み敷いた少女たちへゴブリンは尚ものしかかる。気丈に睨め付ける瞳が驚愕に見開かれたのは、二人をせせら笑うゴブリンが〝ザーメン塗れの腰布〟を着て、少女たちの美貌を掌握する直前のことだった。

 直前であるならば、待て、などという制止の言葉はない。あったとしてもゴブリンの笑い声に掻き消される。


「ん゛――――おおぉおぉぉぉぉぉっっ!?♥♥♥♥」

「お゛――――ほおぉぉぉぉおぉおぉぉんっ♥♥♥♥」


 二人の声がゴブリンたちに劣らぬほど大きくなった時には、何もかもが手遅れだ。


「ヤベッ♥ それだめっ♥♥ お゛っ♥ じぬ゛♥♥ あだま゛ぉ゛おかしくな゛っ、ほぴょっ♥♥ ん゛ぎょへぇえぇぇえぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜♥♥♥♥」

「う゛ッほおぉぉぉぉぉぉぉ〜〜♥♥♥♥ やべでっ、やべで、ぐだざ……う゛お゛っほ♥♥♥ あ゛ひィィィィィィィィィッ♥♥♥♥」


 ゴブリンのザーメンは直に吸うことはもちろんのこと、体内への吸収が一番効果がある。

 腰布にこびりついたザーメンが塗りたくられるのみならず、捕まえた極上の獲物へ腰をヘコヘコと振ってマーキングする悦びで射精が始まると、シロコとノノミの顔面は白濁液のマスク、あるいは厚化粧によって完全に染め上げられた。

 口や鼻、果ては頭皮や耳に塗られる白濁液でシロコとノノミという人格が破壊される。吸い込んでしまう生臭い匂い。取り込んでしまう精液。水浴びがせいぜいのゴブリンたちに囲まれて、少女の香しい匂いなど一瞬にしてケダモノのそれに消えて失せた。

 ガニ股で無理やり開かれた二人の下半身から水柱が吹き上がった。スカートを突き抜け、下着を黒く染める淫乱なアクメ汁だ。

 ゴブリンたちが群がると、そんなスカートや下着はあっという間に引きちぎられた。シロコが返して、と無意識の中で必死に手を伸ばすマフラーはゴブリンの腰布代わりにされた。ノノミの乳房を包んでいたブラジャーは、彼らの手より大きく、戦利品とばかりに手にしたゴブリンが大きく天に掲げた。

 身包みが剥ぎ取られ、二人が生まれたままの姿になっていく。擦り付けられたザーメンの腰布の効果は完全に致命傷だ。のりかかられたシロコとノノミは、もう言葉もなく痙攣アクメすることしかできない。


「人の可愛い後輩に、なにしてくれてるのさ」


 ――――そんな凶悪な武器を浴びてなお、戦う少女がまだ残っていた。

 息が荒い。目が霞む。立っていたくない。今すぐ彼らに従いたい衝動に駆られる。それでもホシノは二の足で立ち、銃と盾を手にして廃墟から現れた。

 どこへ逃げようと同じなら、彼女は最後に残ったアビドス(こうはい)を守るために戦う。


「退けよ。私の後輩から、今すぐ……!!」


 メスに絶対の服従を強いるザーメンを浴びながら、ホシノは身体の疼きを強靭な意志で押さえ付けてゴブリンへと戦いを挑んだ。


(ごめんなさい――先輩)


 けれど、ホシノはとっくに理解していた。自分の怒りも殺気も、ゴブリンには何の価値がないと。彼らは良い獲物が来たと、同胞の死を恐れずにホシノに喰らうと。

 だが逃げない。後輩を一人でも多く助けるために、逃げたところで精液臭い身体を追って来るだろうゴブリンを一体でも多く殺すために、ホシノはその小さな単身で最大の力を振り絞って戦った。

 暁のホルス。アビドスの存在そのものとなった少女の胸に去来したものは。


(たぶん私、先輩と同じところには、いけないです)














「ん゛お゛っ♥♥ お゛っお゛っお゛っ♥♥ ん゛ほお゛ぉおおぉおぉぉぉぉぉっっ♥♥♥♥」


 小柄な少女(オナホール)の野太い悲鳴が廃墟に響き渡る、轟く。敵を屠る威圧的な声を出す少女の腹だ。その程度の下品な嬌声は、吐き出せて当然のことなのだろう。


「お゛ぉぉぉぉ、ほおぉぉぉぉぉぉっっ♥♥ イグッ、イグッ♥ ん゛ぃやべッ♥♥ イグッ、イグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ♥♥♥♥」


 裸に剥かれて野蛮なゴブリン以下に堕ちた少女が、狭い膣穴に差し込まれた肉棒を支えに立たされ、舌出し仰け反りアクメをキメる。バチンバチンとヘイローが点滅して、その度に少女の中にある大事なモノが本能の服従に取って代わられて、ゴブリンの淫棒に貫かれザーメンを注がれ汚い身体に抱きつかれながら、彼女は爪先を立たせてイキ果てるのだ。

 結論から告げよう。小鳥遊ホシノは完膚なきまでに敗北した。そして、彼女の望みは何一つ叶わなかった。


「ひぎっ、あ゛っ♥♥ やだ、やすませて♥ も、むり♥ おなか、いっぱい……あひぃんっ♥ ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ♥ 腰、振ります♥ おちんちん気持ちよくしますぅ♥ やめて、お尻痛いのやだっ♥♥ やだやだぁ♥ おまんこちゃんとするから、お尻叩くのやめてぇ♥ ひぎぃぃぃぃんっ♥♥♥♥」


 シロコは唾液と鼻水と涙とザーメン、あらゆる汁が綯い交ぜになって汚れた地面に顔を伏せて這いつくばり、美尻を掲げたポーズでゴブリンに犯され続ける。シロコの凄まじい体力は奪われ、狼は尻を引っぱたかれて蕩けてアヘった顔を上げて、情けないイキ声を上げた。


「むぐっ、んぉっ、ぐぶっ、おぶぅぁ♥♥♥ ん゛ごぉぉぉぉぉぉっっ♥♥♥♥」


 ノノミは人としての言葉がない。人としての形がない。男が好む豊満な女肉は、即ちゴブリンの好物だ。

 穴という穴に淫棒を捻じ込まれ、ノノミの理性はとっくに吹き飛んでいる。乳房すら媚肉とされ、尻穴には逆流するほどのザーメンを注がれ、淫穴にはもちろんのこと絶え間なくゴブリンの欲が挿入れられていた。


 アヤネとセリカの行方は、ゴブリンたちの中にある。彼女たちの行く末は三人と交わらない。ここで永遠の別れとなる。その別れを惜しむこと、ともすれば自覚さえ三人にはなかった。


「お゛っ、お゛ぉホッ♥♥♥ あ゛っ、ん゛お゛♥♥♥♥ いぎゅ、いぎゅっ、おほおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ♥♥♥♥♥」


 遂に肉棒の支えを得てさえ立つことができなくなったホシノは、潰れたカエルのように四肢を投げ出して白目をひん剥いて倒れ伏す。鼻と口からは精液が溢れ出て、理性の欠片も見当たらないアホ面を晒す。

 知能をゴブリンのザーメンでぶち犯され、馬鹿の一つ覚えのアクメ声を上げてイキ潮を噴射する。盾は砕かれて銃はへし折られ、アビドスの遺産は残らない。残されない。犯される。消え失せる。


 どぼぶびゅ♥ ぶびゅるびゅるびゅるぼびゅりゅりゅりゅりゅ♥ ぼびゅっぼびゅっぼびゅっ、どびゅどびゅどびゅどびゅりゅ〜〜〜〜♥♥♥♥


「の゛ほ゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ゛っ゛っ゛♥♥♥♥♥♥♥♥♥」


 無様に倒れ伏すホシノにダメ押しと言わんばかりのザーメンが大量に浴びせかけられた。白目を剥き上げた瞳が、鼻水を噴いた鼻梁が、マヌケな嬌声を張り上げた口が、幼い裸体が、爪先を張ったみっともない足先が、何もかもがゴブリンのメス堕としザーメンに呑み込まれる。


 最期の生徒が屈服の声を上げて、アビドス廃校対策委員会は全滅した。




 ゴブリンに捕まった生徒の末路は二つあり、一つはゴブリンの苗床として延々と犯され、孕まされる純然たる孕み袋道。もう一つはゴブリンの長・ゴブリンロードの『捧げ物』となる道である。

 『捧げ物』へと選ばれたシロコ、ノノミ、ホシノは、供物となるべく彼らの洗礼を浴びる。

 広大な学園都市の地下鉄を改造したゴブリンの地下巣窟へ運ばれた三人は、捧げ物に相応しい姿になるための儀式を受けるということだ。

 手足を縄で引っ張られ大の字で磔にされた三人へ、ゴブリンたちはザーメンを刷毛で絵の具のように塗りたくった。


「うほぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜♥♥♥♥ それ、ひゃめへ、ひゃめへくらひゃいぃぃぃぃぃぃぃっっ♥♥♥♥」


 いっそ荒々しく犯されたなら狂えるが、刷毛という繊細な毛先に絡まったザーメンを肌にコーティングされると、狂いきることができず、堕ちきることもできない地獄の責め苦を味わう。豊満な乳房にザーメンがしっかり固まるよう塗られたノノミが頭を振り乱して泣き叫ぶも、手足を硬く縛る縄を解く力はそのザーメンによって奪われている。


「んぶっ、おごっ、げぇ……げほっ、げぇぇぇぇぇぇぇっぷ♥♥♥♥」

「おひょっ!?♥♥ お、おしり、そんにゃ♥♥ あっあっ、あはぁぁぁぁぁん♥♥♥♥」


 ホシノは容器に入ったザーメンを強引に喉へ押し込まれ、シロコは尻の穴にザーメン筆を捩じ込まれ、腸壁を抉られてあられもない官能の絶頂声を発してしまった。

 こうして顔面から足先まで、白い肌がザーメンに埋もれるほど外も内もゴブリンのメス殺しザーメンを塗られた『捧げ物』たちの行方は――――――小さな樽の中へと消えてイク。


『『『っ、っ゛っ♥♥♥♥ っ゛ぅ゛ぅ〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥』』』


 ヘイローが煌々とノイズを立てて浮かぶ。身体を畳めば人をギリギリ詰め込めそうな樽の中、たっぷりとザーメンが入ったメスの心をへし折る樽の蓋は閉められ、縄で雁字搦めに閉じられる。

 言葉が通るほど薄くはなく、通ったところで品性下劣な叫び声が鼓膜を破壊する勢いで儀式の場に轟くだけだ。

 ヘイローを目印にした無数の樽が並んでいる。シロコたちの天使の輪はそこに加わり、供物としての新しい彩りと期待をゴブリンの長に抱かせるのだ。

 渦巻く銀河。艶やかな桜花。紫紺の王冠。唯一ヘイローが存在しない樽。そこに並んだホルスの目と、少女の大事な後輩たち。



 ゴブリンに対する絶対の服従心と隷属の植え付けと、『捧げ物』に相応しい肉体になるための儀式は実に三十日に渡り、三人はゴブリンの淫臭に身体が完全な屈服を叫ぶまで漬け込まれた。


 ゴブリンの淫液はキヴォトスの生徒を〝変質〟させる。反転ではなく、屈服と隷属の変質だ。身体の在り方がゴブリンのために生き、ゴブリンのために死に、ゴブリンのために犯されるモノに変わると言えば分かりやすいだろうか。

 シロコの引き締まっていた身体は見る影もなく、もう一人の彼女(平行世界のシロコ)を上回るムチムチの肉感溢れる豊満な肢体となり、ノノミのただでさえ大きかった巨乳は小さなゴブリン一匹を包めそうなほどの爆乳と化し、ホシノの幼女体系はそのままにケツと胸が肥大化したオナホボディへと変貌を遂げた。

 そうして完全にゴブリン専用のメスとなった三人はゴブリン達の長の前に引きずり出された。今はまだ前時代的な瓦礫と草木の玉座なれど、いずれキヴォトスを支配するゴブリンロードの屈強な巨体とゴブリン百体にも勝る濃密な匂いの剛直を前にして。


「「「申し訳ございませんでした♥」」」


 屈辱の恥女体を捧げるように彼女たちは土下座をした。ムッチムチの下品な身体を畳んで、神秘にして天使のヘイローをゴブリンロードに差し出して行う屈服の全裸土下座。その気持ちよさは、三人がマンコからぶしゅ、ぶしゅ、ぶしゅと小気味よく潮を吹くほどのものだった。


「ゴブリンさま、ゴブリンロードさま♥♥ チン負け雑魚おまんこ屈服しましゅ♥ 駄肉丸出しの雑魚まんこ生徒の分際で、ゴブリンの皆様に逆らって申し訳ございませんでした♥」

「重ね重ねお詫び申し上げます♥ 激臭激強おちんぽの皆様方に、クソザコまんこを掲げて謝罪申し上げますっ♥」

「あへぇ〜♥ あ、厚かましいお願いですが、どうかゴブリンロード様の屈強おちんちんで♥ 私たちのムチムチオナホマンコを♥ 犯して♥ くださいっ♥ ふーっ、ふーっ、う、うぅぅぅぅぁぁぁぁぁぁ♥♥♥♥」


 屈服が嬉しくて、屈服が悲しくて、どちらであろうと彼女たちはイク。漬け込まれたオナホの肉体はゴブリンに平伏するだけで達してしまうほど弱くてドスケベだ。

 そんなノノミ、シロコ、ホシノの全裸土下座をニヤリと笑って見下ろすゴブリンロードは、おもむろにホルスの目に、ムチムチオナホと化したホシノのヘイローを〝掴んだ〟。


「ほびゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛〜〜〜〜〜っっ♥♥♥♥♥」


 通常、物理的な干渉をヘイローに与えることは不可能だが、既にゴブリンロードの『捧げ物』となった生徒は別だ。彼のモノに彼が触れられない理由はない。

 白目を剥いて奇っ怪な悲鳴を上げるホシノのヘイローを、ゴブリンロードの巨大な手がギュッギュッと握り、捏ねくり回す。


 やがてその形は、ゴブリンたちの中で服従を意味するモノへと成り果てた。どんな特徴的なヘイローをも上書きし、外側から歪に囲い込む隷属の刻印が力無く頭上に浮かぶ。


「お゛っ♥ ほォ♥ あ、ありがとう、ございまずぅ゛……♥♥♥♥」


 ゴブリンロードからの祝福を刻まれたホシノは、思考の分身体とも呼べる屈服ヘイローが発する悦びに導かれて再び頭を垂れてイキながら感謝の声を発した。


「ん゛ぉっほぉぉおおおお~~♥♥♥♥」

「お゛ほへぇぇえぇえええ〜〜♥♥♥♥」


 次いでノノミ、シロコがそのヘイローをぐしゃりと鷲掴みにされて、ホシノと同じ無個性に囲われた歪なヘイローを捧げるように土下座をする。淫汁が垂れっぱなしになったマンコを捧げる。媚肉の塊になった身体を捧げる。


「「「ゴブリンロード様に――――――マンコ一同は服従と忠誠を誓います♥」」」


 ――――ゴブリン以下の力と知恵に堕ちた少女たちは、ゴブリンを楽しませる身体を以て、新たな神秘と成り果てた。


 キヴォトスの侵略者が支配者となる日は、そう遠くはないのかもしれない。



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樽の見分けがヘイローで付くの合理的すぎてメッッッッチャやりたかった。何点はヘイローの特徴を文に出来る子が多くないこと。悔しい。

書いててミレニアム辺りがゴブリンザーメン対策のマスクを作って、そのマスクを無理やり捲ってチンポぶち込むマスクフェラみたいなシチュ作れるなーって。もしくは堕ちた生徒がゴブリン手引きした後にマスクフェラするのもあり。いや浮かんだからと言って何があるわけでもないですが。

Comments

おたかつ

めっっっっっちゃくちゃ抜けました!!! もうあの絵を見た瞬間からいかじゅんさんとの親和性がヤバイと確信していたので、久しぶりにリクエストを送ってよかったです! あの提案も採用していただけたようで嬉しいです! ホシノの解釈もバッチリで、ノノミを庇うのとか、特に単身でゴブリンの前に立った際の過去ホシノの荒々しさが感じられて滅茶苦茶好き………そのあと完膚なきまでに敗北してオナホ扱いされるとこまで好きです…… あえて戦闘の様子を描写しないのも想像の余地が生まれて好きで、なんかこう……戦闘中に盾を奪われて、それはお前らなんかが触れていいものじゃないって諦めるのも忘れて怒りを露にするんですけど、無情にも大量のゴブリンの手によって目の前でバキバキに破壊され、それで激昂した隙を突かれて……みたいな妄想が勝手に膨らむぐらいによかったです…… 樽の絶望感も素晴らしくて、強キャラ3人が分かりやすい形をしてるお陰ですぐにわかりましたし、逆に浮かんでないからこそ希望が絶たれてる感じが出ていいっすねえ… ザーメン対策のマスクはミレニアム作ってそうだなと思ってましたけど、それでマスクフェラするまでは考えが行き届きませんでしたね……最後にリクエストの採用ありがとうございました!!

いかじゅん

ありがとうございます!お気に召すもので本当に何よりでした。あの絵はもう天才的すぎましたね…… 素晴らしい案でしたので入れさせていただいきました。今の解釈的にホシノは単に負けさせるよりも……というのがフェチに合致しまくりでした。ゴブリンに尊厳ごと蹂躙されるホシノの敗北シーンは想像するだけで垂涎がやべぇ。書いても良かったか。 強キャラたちのヘイローが浮かぶ絶望。反対に何も浮かばないという絶望。どちらにしても詰みの環境が作っていてあまりに楽しかったです。 マスクフェラは思いついただけですがミレニアムメンバーには似合いそうだなぁ。 こちらこそリクエストありがとうございました!