魔女の弟を名乗る者(軌跡シリーズ/エマ・ミルスティン) (Pixiv Fanbox)
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*公開から2ヶ月経過したため、通常プランで閲覧を可能にしました。
いつもご支援ありがとうございます。実はオリジナル作品を先に投稿しようと考えていたのですが、タイトルが全く思い浮かばんわガハハ、しているので出来たての上位プランを先にお出しいたします。
ドスケベおっぱい魔女に弟がいたんですよー(棒)って感じの作品です。エマ書いたらサブに大体ロゼおばあちゃん出してる説。
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《黄昏》によって解き放たれた悪意の大戦が集結し、エマ・ミルスティンは巡回魔女として周辺諸国を回っていた。《黄昏》の影響で起きた各地の霊脈異常が安定したことを確かめるための旅は、数ヶ月という時を経てようやく故郷の里エリンへの帰還に至る。
長旅の疲れを感じるも、異常の終結をその目と肌で確かめることができた安堵感を覚えながらエマは実家の扉をくぐり抜けたのだった。
「ただいま、お祖母ちゃん……? いないの?」
家の扉を開ければ育ての親であり祖母のローゼリア・ミルスティンが待っていると考えていたエマは、リビングに人気が見当たらず首を捻ることになった。
帰郷の連絡は事前にしていた。てっきり、家で待っていると思っていたのだが。用事があるから先に行ってと言われ別れた使い魔のセリーヌにも、話を聞きに戻るべきかと思案したのも束の間。
「わーい、エマだー!」
むにゅうぅぅっ♥
「ひゃあんっ!?♥」
背後から飛びかかってきた誰かに、エマは豊満な乳房を思いっきり鷲掴みにされ、あられもない声を響かせた。
「えへへ、おっぱいおっきいー。アリサより大きいなんてすごいなー」
「え、ひゃっ♥ だ、だれ、なに!?♥ あぁんっ♥♥」
エマの背中にのしかかり、腋の下からするりと差し込んだ手で彼女の爆乳を揉みしだく。後者はともかく、前者はそうそうできるものではない。というより、子供にしかできないことだ。
「あっ♥ だめっ♥♥ んん……っ♥」
のしかかる重量より、小さな手で揉みしだかれる乳房の熱がエマを苛む。少なくとも、里の子の中にエマの背中に乗って重さを感じない小柄な子供はいないし、ましてや大きいおっぱいだと称して無遠慮に、性的に揉みしだく子などエマの記憶にあるはずがなかった。
まったくもって意味が分からない。混乱の境地に陥ったエマは、胸を揉まれて零れる官能の吐息を我慢することしかできない。そんな彼女に声をかけたのは、件の魔女にして祖母であった。
「おぉ、エマか。フェイと迎えに行くつもりだったのだが、どうやら入れ違いになったようじゃのう」
「お、お祖母ちゃん? あっ♥ ふぇ、フェイって、この子の……んんんっ♥♥」
執拗な愛撫にエマは身を捩る。そう、背中に乗った〝フェイ〟という子供の手つきは、単なる無邪気な少年らしいものではなく、明確な愛撫に属するものだ。でなければ、服越しにエマが胸を揉まれて喘ぎ声が零れるなどありえない。エマの胸は大きいが敏感ではないし、彼女は見ず知らずの他人に無遠慮な手つきで胸を揉みしだかれて感じる淫乱ではない。
「? なんじゃ、ヌシがボケるには早すぎるぞ」
ところが、ロゼからすればその〝見ず知らず〟という部分に首を傾げざるを得ないようだ。エマが振り返ると、孫娘が悪童もかくやという少年に胸を揉みくちゃにされて喘いでいるのに、彼女は言葉の方に疑問を覚えていた。
「まさか、自分の〝弟〟を忘れたとは言わぬじゃろう? ヌシはそういった手合いの冗談を好まぬからな」
「…………え? おとう、と?」
エマは理解が及ばず聞き返した。祖母にして魔女の長であるロゼは、悪戯やからかいは好むが悪い冗談は言わない。それこそ、ロゼにそっくりそのまま言葉を返したい気持ちがエマの中に芽生えた。しかし、ロゼも決して冗談を口にしている様子はない。孫娘の動揺に訝しむ表情すら浮かべている。
「そうじゃ……エマよ。旅の疲れで同じ腹から産まれた弟を忘れたとでも言うつもりか? 幼い頃からヌシらはベッタリと仲睦まじい姉弟だったというのに」
「フェイ、ミルスティン……?」
「うむ? なぜそのような顔をしておる」
フェイ・ミルスティン。それは、ありえないことだ。
エマの母、イソラ・ミルスティンは彼女が幼い頃に死に別れた。その後、エマの家族と呼べる人間は祖母のロゼ、姉弟子のヴィータ、使い魔のセリーヌ、隠れ里の皆だ。
フェイという少年の名前はそのどこにも該当しない。するはずがない。こんなにも小さな子が産まれる前に、イソラは里を出た後に落命している。その事実をエマ以上に知っているはずのロゼが、呆然と口を開いた彼女を逆に訝しんで疑うなど。
「えー? エマったら僕のこと忘れちゃったの? 仕方ないなぁ――――――思い出させてあげるねー」
「ひっ」
祖母がおかしいのではない。背中に飛び乗って自分の胸を揉みしだく、この〝何か〟がおかしいのだ。
魔女として様々な神霊や呪いと関わってきたエマが、得体の知れない生物に引き攣った声を漏らした。
次の瞬間、エマの臀部がその〝何か〟のモノに強く擦られた。衣服越しにたわわな尻と、肉厚な肌を超えて存在する雌の中心部を揺さぶるように。
「ん゛お゛ぉぉぉっ♥♥♥♥」
根源が揺れた。エマの腰がカクカクヘコヘコと猥りがましく、情けなく振り乱されてタイツどころかスカートを突き抜けて『ぶしゅうぅぅぅっ♥』とイキ潮が吹き上がる。
アクメで真っ白になったエマの脳髄が犯される。取って代わられてはいけないモノが、認識が、価値観が、全てが置き換わった。残るのはエマに芽生えた疑問だが、全てが取って代わられた今となっては疑問は翻意になり得ない。あらゆる疑念はねじ伏せられる。
「お♥ おぉ…………ふぇ、フェイ? 私の、弟ぉ……?♥」
エマ・ミルスティンは、蕩けた顔で〝弟〟の名前を呼んだ。こうして背中に乗せて胸を揉ませることを許すくらいには、ロゼの言うように仲睦まじい姉弟である――――フェイ・ミルスティンの存在を再定義した。
「はぁ、帰ってきて早々に姉弟喧嘩かとヒヤヒヤものじゃ。エマ、旅疲れも残っておるじゃろうが、せっかくの帰省じゃ。フェイの相手を頼むぞ」
「あ、うん。お、お祖母ちゃんは?」
「妾はもう散々相手をさせられた。まったく、元の姿が良いと何度せがまれたことか……腰が痛くて適わぬ。老体に無理をさせるではないわ」
ロゼはそう言って、とても老体とは思えない若く幼い身体の腰を手で叩きながら部屋への階段を登っていった。フェイの〝相手〟は祖母のロゼをして苦労が絶えないもの。
「やったぁー。エマが帰ってくるの、ずっと待ってたんだ。早くお部屋に行こうよー。僕の遊び〝相手〟になってー」
理解した。あるいは脳に刻まれた記憶によって理解させられたエマは、相変わらず背中に乗って胸を揉みしだくフェイの催促に「え、ええ」と戸惑いながら応じる。
エマの言葉の端々には戸惑いと困惑がある。だが、すぐに分からなくなる。考える必要がなくなる。
フェイ・ミルスティンは、エマ・ミルスティンの誰より大事な弟。エマの想い人への認識領域を取って代わったフェイは、思考や理性の遮りなど歯牙にもかけない強固な弟として、彼女の中に君臨したのだ。
誰もがフェイのことを〝エマの弟〟と認識していると知るのに、そう時間はかからなかった。里の人間にそれとなく声をかけ、使い魔のセリーヌにも問いかけた。けれど、帰ってきた答えは当然のものであり、エマの疑念を晴らすものではなかった。
矛盾も甚だしい。里の人間に弟であると太鼓判を押されたなら、疑念は晴れなければならない。いつまでも心の中に〝フェイなどという弟は自分にいない〟という考えが根付いているのは、正直に言って気分が悪いものだった。
しかし、エマが里の人間に話を聞くのも、晴れぬ疑念に気持ち悪さを感じるのも、やはり長くはかからなかった――――――エマの感情が気持ち良さの一色に染まったからだ。
「あっあっあ♥♥ はぁっ、あぁあ♥♥ ふぁぁぁぁ……♥♥♥」
気持ちがいい。エマはベッドの上で裸体を晒し、胸を揺らしてあられもなく蕩けた顔で官能の声を震わせていた。
極上の快楽とはこのことだ。愛おしい相手に抱きしめられ、並外れた肉棒に貫かれ、エマは女として至福の時を味わっていた。それを歳の離れた弟に、真正面から抱きつかれて味わっているというのは、姉としての威厳がないと言わざるを得ないが。
もっとも、フェイが弟かどうかという疑心が抜けきらないエマからすれば、姉の威厳など気に留めるものではない。それはそれで、年端もいかない子供の肉棒に艶めかしく喘がされているということになり、エマは女としての情けなさを感じる。
「おっぱいブルンブルンって揺れてたのしいー! お乳の輪っかも大きくて綺麗だし! えいえい!」
「はうぅぅうぅぅぅっ♥♥」
そんな屈辱を遥かに上回る快感にエマは悶えていた。子供らしく考えたことをすぐに言葉にして、子供らしからぬ繊細な指遣いで乳房の乳輪を撫で回す。
人より大きい乳房は、乳輪も規格外な大きさだ。直径で言えば10cmは下らない薄く鮮やかな色の巨乳輪の上を指の先で撫でて回られ、エマの背筋はゾクゾクと得も言えぬ悦びを駆け巡らせた。その首の根が思わず反り返るほど愛撫が気持ちいい。
結合部がリズミカルに行き来し、仰向けで寝転がったエマは喘ぎながら爆乳を暴れさせるだけで何も出来ない。
「あんんんんっ♥♥ ちくびっ♥ フェイ♥ 乳首やめて♥♥ コリコリされたらイク、イッちゃうぅぅぅぅ♥♥♥」
「あはは、イッちゃえイッちゃえー。こりこり〜」
「んおおぉぉぉぉぉぉ♥♥♥ イク、イグ、イぎゅうぅぅぅぅぅぅぅぅっっ♥♥♥♥」
酷い顔で汚い声を発していると分かっていても、エマに出来ることはそれしかなかった。
いつも通り遊び相手になってと自室に連れ込まれ、お互いに一糸纏わぬ男女の姿を見せ合って身体を重ねた。フェイは昔からシてきたことと言っていたが、エマの脳にその出来事は記憶されていなかった。けれど、愛する弟と定義した子を拒絶することもできず、こうして正常位で肉棒を抜き差しされて乳首を抓ねられてアヘ顔で絶頂させられる。
経験がなければ記憶もない。自分の弟の肉棒が、エマの膣穴に収まりきらないほどの巨根であることさえ知らなかった。遠慮なくセックスする〝遊び〟など知る由もない。本当に、フェイは自分の弟なのかと。
「あひっ、おぉぉっ♥♥ ぅんおぉおぉぉ♥♥♥ だめぇ♥♥ しょこっ、おおきぃぃぃ♥♥ おくぅぅぅ♥♥♥ とぶっ、とぶ、とんじゃう♥♥ またイクゥゥゥゥゥゥゥッ♥♥♥♥」
〝その程度〟の疑念が息をしていられる環境ではない。エマが巨根だと認識した肉棒は、彼女の想像を容易く絶する。子宮を穿たれれば首の根を反って舌を突き出し、ベッドのシーツを引き千切る勢いで握りしめてアクメをキメる。グリグリと子宮口を押されようものなら、イッた状態から降りてこられない。
「おぉぉぉ、んおおおおおおおーーーーーっっ♥♥♥♥♥」
天にも昇る快感にずっと押し込まれ続けて、脳が我慢を選択できるわけがない。人の脳は絶頂の連続に耐えられない。魔女も例外ではなく、エマは野太く下品な嬌声を外まで響かせて白目を剥き上げる。
壮絶な絶頂を数十回味わい、エマの身体は怪しく痙攣し体液という体液を吐き出し続けた。ビクンビクンと顔より大きい胸が跳ねること数百回、フェイの快感はようやく最高潮を迎える。
どぼぶびゅっ♥ びゅるびゅるびゅるびゅる♥ びゅくびゅくびゅくっ♥ ぶびゅりゅりゅりゅりゅっっ♥♥
「あ゛っ、ひィ゛♥♥♥ あ゛づい゛ぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」
「んんんー、エマのおまんこで射精するのたのしいー」
絶頂の膣内にマグマの如く燃え盛るザーメンをぶちまけられ、無意識のうちに暴れ回るエマ。そんな彼女を無邪気な陵辱者が逃すわけもなく、乳首を抓り上げて無理やり黙らせ中出しを継続する。
弟が繰り出すたった一回の射精を受け止めるまでに、何十回という雌マンコ絶頂を迎えた姉。ある意味では二人の、否、雄と雌の上下関係を理解可能なものだった。
結局、フェイがエマの膣内に射精した回数は二回。その二回の間に、エマは指先一本動かせなくなるまで絶頂で疲弊した。
「あー疲れたー。よいしょっと」
「んぶぅぅっ!?♥♥」
その疲れ果て、締りのなくなった美貌にフェイの臀部が乗る。さも椅子に座るような気楽さで、エマ自身の雌臭が絡みついた濃厚な陰嚢で鼻腔を塞がれ、エマは腰を突き上げて悶絶した。
幼い子供らしく毛はなく、けれど匂いは強烈な雄のチンポ。フェイはエマの顔面に跨ったまま、汗に塗れて照り輝く乳房で肉棒を挟み、自分で拭って掃除をし始めた。
「汚れちゃったからゴシゴシしないとねー。んー、気持ちいい〜」
「んひっ、いい……♥ はぁ、はぁ……ん、れろっ、れろっ♥♥」
拭うと言ってもエマの爆乳で挟んで扱く行為は、相手に一方的な汚れを押し付けるのと何ら変わらない。エマの柔らかな乳肌が汗だけでなく愛液、カウパー、精液を絡ませて卑猥な光と糸を連ならせる。
そんな感覚を熱で感じながら、エマは舌で陰嚢を舐めた。無意識に雄の匂いに屈して、陰嚢と穴に続く道をチロチロと舐め回す。絶頂で疲労し切ったエマは、顔面を椅子にされたことも、掃除パイズリに乳房を使われたことも咎める気力はない。だが、雌として雄に奉仕するという隷属の精神が彼女を突き動かしていた。
「エマ〜、お散歩に行こー!」
「へ?」
エマがフェイの遊び相手になり始めてから数日が経った頃、彼から初めて聞いた外出のコールに彼女は呆気に取られた声を零した。ベッドに腰をかけて首を傾げたエマに向かって、フェイは無邪気に笑って言葉を続ける。
「だーかーらー、お外に散歩ー! エマとずっと遊ぶのはたのしいけど、たまには別のことしたいなーって思ったんだ」
「べ、別のこと……そうね。何だか、同じことばっかりしてた気がするし……♥」
同じこと、と言えばもちろんセックスだ。寝ても醒めてもセックスに次ぐセックスで、エマの部屋はすっかり淫臭が染み付いたヤリ部屋になり、久方ぶりに着た巡回用の衣服の下はマン汁でぐちゃぐちゃになるくらいに雌発情させられている。
そういうわけで、フェイの願いは渡り船だ。このまま下品な匂いが染み付いた部屋で弟とセックス続きでは、本気で頭がおかしくなりそうだ。傍から見れば、当たり前のように〝弟〟と認識して願いを聞くこと自体、おかしくなっていると言うべきなのだけれど。
「今から行くのよね? それなら……」
「うん、それなら着替えて行かないとねー。エマの着替えは僕が手伝ってあげるよ」
「? このままで」
問題ないと思うけど、と立ち上がろうとしたエマの至極真っ当な考えを断ち切るように、フェイはシャツのリボンを引き抜きつつボタンを乱暴に取り払い、顕にしたブラジャーを手で引っ張り上げて『どっぷんっっ♥』と爆乳を露出させた。
「ひゃあぁぁぁ!?♥♥」
いくら連日に渡って裸の付き合いをしていたと言っても、衣服を剥ぎ取られて胸をさらけ出されるのは人として恥ずかしいことに変わりはない。顔を真っ赤にして両手で胸を隠したエマだったが、フェイは動揺の隙をついて素早く下半身を掴み、スカートとタイツを脚の外側へと引きずり出す。
「ふぇ、フェイ! 何してるの、やめなさい……!」
「えー、なんでやめないとなの? エマだって、お風呂で僕の着替え手伝ってくれたよねー?」
「そ、それは、フェイが手伝って欲しいって言ったからよ。私の着替えは、あはぁぁぁんっ♥♥」
相変わらず子供とは思えない手並みを止めようと言葉を尽くすエマだったが、突如として甲高い悲鳴を上げた。フェイがさらけ出されたエマの乳房を掴み、乳首を捏ねくり回して抵抗を止めさせたのだ。
「お、おっぱいだめ♥ ちくびっ、イッちゃうから♥♥ ん゛おぉぉぉぉっっ♥♥♥♥」
「うるさいからずっとイッてて」
エマが気持ちよくなってる間に脱がせてあげる、とフェイは乳首を捏ね回され三つ編みを弾ませて仰け反り即イキする彼女の身体から、衣類という衣類を剥ぎ取ってしまう。
上半身は言わずもがな、スカートとタイツを脱がされた下半身も下着を取られ、エマのグラマラスな裸体が吹き曝しになる。首から下が等しく外気に触れ、無駄な肉がなく、それでいて雌に不可欠なむっちりとした豊満さを兼ね備えた素晴らしい裸体が、なぜか散歩という名目であるにも関わらず露になったのだ。
「これでー、着替えは終わり」
「んぎっ!?♥」
そしてフェイは、裸体に剥いたエマの首の根にギュッと装飾を引き絞って彼女の着替えを終える。
首の圧迫感と弟から与えられたモノへの快感が綯い交ぜになり、悲鳴を零したエマが自身の首を見ると、細い首に毒々しい紅色の首輪が施されており、彼女は愕然と目を見開いた。
「フェイ、この首輪は……それに着替えは終わりってっ♥」
「うん、終わりだよー。だってエマは〝僕のモノ〟って首輪を着けてるもん。だから終わり。それでいいよねー?」
「い、いいわけないでしょ♥ 裸で散歩に行けるわけ……ん゛お゛っ゛♥♥♥♥」
非常識だ。ありえないことだ。〝初めて会った〟時のように、エマの理性が裸に首輪の衣服に抗おうとした。
「ん゛ほおぉぉぉ……っっ♥♥♥♥」
刹那、エマの臀部から子宮に目掛けて熱が迸り、彼女の思考を滅する。フェイに対する疑念は残したまま、それ以上に〝正しい〟という認識が語りかけてくる。モノを擦り付けられたデカ尻から灼熱が発せられ、取って代わった認識を再び子宮へと貼り付ける。
「じゃあ行こっか、エマ♪」
「お、おぉ……う、うひっ♥」
首輪のリードを引かれ、エマは半ば引きずられて散歩に行かされる。全裸のまま、恥ずかしいという認識は残して、ただフェイが言うことに従うのは、彼の遊び方は正しいと思い込まされて。
思えば、呼び方から態度までフェイが姉としてエマを立てたことなど一度もない――――――そんな当たり前の事実も理解できず、エマは里の中で首輪一つ着けた姿で引き回された。
「はっ♥ はっ♥ あは……♥」
里の中は平穏という他なかった。エマも見ても、誰一人問い詰めたりはしない。裸で、一回り以上年が離れた弟に首輪のリードを引かれて、へっぴり腰のいつ倒れてもおかしくない足取りで散歩をする姿を誰も咎めることはない。
仲睦まじい姉弟だと上機嫌な弟と、耳まで真っ赤にして笑うしかない姉を見守っている。
「ひっ、いい♥♥ はぁ、ふぅ♥ う、うぅぅぅぅぅ♥♥♥」
周囲の目が〝当たり前〟のものだから、エマの頭は本気で壊れそうだ。当たり前に裸を、首輪で縛られた姿を見られてエマは不安感が言葉にならず涙が零れた。
人より大きくて卑猥な乳輪と乳首がプルプルと震える乳房、下乳から艶めかしく汗が滴り落ちる。べっとりと汗で湿った陰毛は、長旅と連日のセックス続きでだらしがなく伸びきっていると気づいて、さらに思考が浮ついた。
やけに熱い尻肉が揺れる。太ももが痙攣して。爪先が打ち震える。全部が全部、大仰が過ぎる露出羞恥に燃え上がった。
ありえないと断じる理性と従うべきと上書きをする本能。不安定で、恐怖したエマの精神は。
「エマ」
「ひゃいっ♥♥」
弟の前で、里のど真ん中でお漏らしをしながら情けない返事を返すに至った。
「ここでシよー」
「はいっ♥♥♥♥」
けれど簡潔に、従うべきだと思う肉棒をひけらかされて言われてしまえば――――――今のエマは支配されることで、崩れた均衡なら逃れられたのだった。
ロゼが目を覚ますと里は遮る物のない明るい夜闇と、凄まじい淫臭に囲われきっていた。大元を目指して歩いていくと、真紅の瞳ですぐに〝それ〟を捉える。
「あ、ロゼだー。お寝坊さんだねー!」
「祖母を雑に呼びおって。それに誰のせいじゃと……んっ♥ どうやらエマと遊べたようじゃのう♥」
中心の台座が淫汁に塗れて見るに堪えない。中心の中心では、無邪気な少年が凶悪な肉棒で『ぺちんっぺちんっ♥』と孫娘の顔面を殴打していた。久しく見ていない眼鏡の代わりにチンポを引っ掛けられ、ザーメン提灯を膨らませた鼻孔を荒い鼻息を発している。目元にぐちゃりと塗りたくられたチンポ汁に興奮した様子が伺えた。
「へっへっへっ♥♥」
「うん。でも、これ以上続けると頭がおかしくなっちゃうかもだから、エマが休む間はロゼと遊びたいなー。またあのおっきい方になってよー」
「軽々しく言いおって……まあ、ヌシのためならやぶさかではないがのう♥ どれ、妾が存分に相手をしてやろう♥♥」
ロゼの姿が、声が、童から月影に照らされた美女のモノへと変貌した。グラマラスな身体付きは孫娘のエマ以上で、爆乳に劣らぬ豊満極まりない尻肉を露にして揺らせば――――――淫靡な紋様が煌々と輝いていた。
程なくして里に獣の遠吠えが響き渡る。数百年の時を生きる魔女のモノか、あるいは叩き起された孫娘のモノか。それを重ねて楽しむ家族を名乗る何者かの快楽からすれば、どちらを聞いて手に取っても楽しめるものであることに違いはなかった。
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ちなみにエマは間違いなく盛ってるしそれより上にしているロゼおばあちゃんはさらに盛ってます。公式でデカいと定義されているキャラは盛れるだけめちゃくちゃに盛りたがる今日この頃。