Home Artists Posts Import Register

Content

*公開から2ヶ月経過したため、通常プランで閲覧を可能にしました。


いつもご支援ありがとうございます。上位プランも本日より投稿を再開いたします。長らくお待たせいたしました!

今月第一弾は月姫リメイクより死徒ノエルのVSkuromaruになります。由緒正しいネタですねぇ。

この子即堕ち二コマが似合うのになんで手を出してなかったんだろうと思えば、まあ即堕ち似合いすぎてそもそもシチュが難しいからですね……活動時間短すぎる。最盛期(数時間)ってどないしろと。原作時空使うと間違いなく話が成り立たないやつですねぇ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


「あは、あはハハハハハ! 何これ何これぇ!」


 幼子が笑う。淡い桜色のロングウェーブを靡かせ鮮烈な血を好む夢魔の微笑を浮かべた少女。その醜悪な笑みでさえ愛らしく見えるのだ。真実微笑みを浮かべれば、さぞ周囲に愛されたに違いない。

 しかし今の彼女は人に愛されない。獲物(ニンゲン)に愛してもらう意味などなく、彼らは等しく少女の遊び道具。

 死徒ノエル。堕ちし代行者、かの女の全盛期を再現した吸血鬼。昼は闇に眠り、夜は獲物を嗤う。


「弱い弱い! 弱すぎて欠伸が出ちゃう! そんなキモチワルイ見た目なのに、こーんなに弱いなんて不思議よねぇ!」


 そんな吸血鬼の少女が僅かな夢の夜に相対したのは、獲物でも吸血鬼でも忌むべきモノになった代行者でもなかった。

 それは夜に紛れ込んだ怪異。漆黒の球体に巨大な眼は、見る者におぞましいという感情を否が応でも植え付ける。

 名を【KUROMARU】。異なる世界からの来訪者。ノエルを獲物(対戦者)と定め、戦いを挑んだ異形の存在だった。

 だが、夜闇に語らうノエルとKUROMARUの戦いはあまりに一方的だった。力をつけた狩人(中級者)が力無き怪異(初心者)を嬲るように。紅黒い槍が深淵の黒を打ち砕く。その様は、吸血鬼に堕ちる以前のノエルと何ら変わらない。弱者を踏みにじることに快感を示す低俗な執行者。


「あぁ……けどもう、飽きちゃった」


 ただ、一方的な狩り(シアイ)に少女の眼が冷めるのは早かった。


「これなら獲物(ニンゲン)の方がずっと楽しいもの。だってアイツら、わたしに狙われたら怯えきった顔で逃げ回って、這いずって、命乞いをするのよ。哀れで惨めな玩具……でもあなたは違う。喋らないし逃げもしない。これならモノに八つ当たりする方がマシじゃない」


 ノエルは確かに弱者をいたぶるのが大好きだ。しかしそれは、心の臓が悦びに跳ねるからこそ成り立つ。槍を振るうだけで身体が崩れていく脆い生物を嬲ったところで、それはノエルの血肉になり得ないし、ノエルの感情を満たしてもくれない。

 斯様な夜の夢を思う存分楽しむノエルだからこそ、このように無力な怪異から眼を逸らすのはおかしな話ではなかった。


「掻き出して、細切れにして……けどわたしの眼(ナカ)には入れてあげない。じゃーね、変な眼の怪物さん」


 来世はもう少し強くなって出てきて欲しいわ、と槍の一刺しが容赦なく異形の眼を穿つ。

 球体は遂に形を再現することができなくなると、暗い路地裏の壁や床にびちゃりと四散した。


「あーあ、つまんないの。珍しいモノだと思ったのに、もう殺られちゃって……はーあ、これなら獲物(ニンゲン)を探す方がずっとずっと楽しかったわ」


 ノエルの眼に血より美しくないモノへの興味は浮かばなかった。物珍しい異形の存在は、初めこそノエルの眼に興味深い色を灯した。けれど、こんなにも呆気なく崩れ去るなど興醒めにも程があるだろう。

 そこで死徒の警戒は解かれた――――もし彼女が力を手に入れていなければ、解かれることのなかった警戒だ。

 性根が如何に臆病な女のモノであろうと、彼女は力をつけてしまった。故に慢心し、余計なことで命を落としてしまう。

 安心していいと言うべきなのか、此度の代償はノエルの命ではない。ある意味では命よりも重い陵辱と無様だ。


 四散した体液が瞬時に形を成してノエルの背後に浮かんだのは一瞬。その身体が蠢動し、小柄な少女を鷲掴みにする巨大な拳に変化したのもまた一瞬のこと。


「へっ?」


 ガシリと身体を掴み上げられたノエルは、間の抜けた声を零すことしかできないまま大空へ飛び上がった。


「ちょ、ま――――――」


 グルリと視界が反転し、脚を逆Vの字に強制される極度の羞恥ポーズに赤面し、地面に向かって凄まじい勢いで落ちていく逆さまの自分に顔を真っ青にした。そうすることしかできなかった。

 限界まで開かれた逆Vの字の脚は一切動かせず、両手も降参とばかりにバンザイのポーズで固定され、唯一自由な表情は嗤いとは程遠い恐怖に引き攣った貌になって。


「んぎぃぃぃぃぃぃぃぃいっ!!?」


 ドゴンという轟音を響かせながら地面に着弾した。

 幸いにも根本の形に変化のない異球体が傘となって地面に突き刺さるような事態には陥らなかったが、ノエルの全身が落下の衝撃を受けることは避けられない。

 夜の宙を軽々と走る死徒であろうと、受け身の取れない無様な格好で衝撃を100%その身に受ければダメージは免れなかった。ノエルは真紅の眼をグルンと反転させ、可憐な貌を情けない悶絶の表情へと変えて、鼻水とヨダレを吐き散らしながら悲鳴を上げた。

 人間なら即座に失神、悪ければ死に至る衝撃を無防備に受けたノエルだが、死徒である彼女は死に至るほどではない。だが、慢心の隙を突かれて無様を晒したことに変わりはなかった。


「ぐ、ぎ……お、まえ! わたしを、騙して……わたしより弱い癖に! わたしに殺されるだけのクズが、よくもわたしをこんな無様に!」


 真紅の眼を見開いてノエルが吠える。今すぐ殺してやると言わんばかりの殺意に満ちた貌だ。

 しかし、小物な彼女はまだ理解していない。復讐者にも超越者にもなれぬ半端者。彼女は既に獲物(メス)として強者の手に堕ちていることを。

 開脚まんぐり返しという無様淫らなポーズで身動ぎすることしかできない。キャンキャンと負け犬の遠吠えをするノエルに、KUROMARUは眼をニヤリと歪ませた。新参者に上位者としての格の違いを思い知らせるため、体表の一部分をさらに変化させる。


「は、あ……? な、何よそれ。おまえ、わたしの身体に何する気」


 変化したのは、ノエルの細腕の数倍はあろうかという触手だった。少女の持つ美しい真紅より淡い色で、淫靡という評価が似合う造形だ。

 時にそれは雌にある直感をもたらす――――――犯される。


 どちゅんっっっっ!♥


「ん゛ッぎあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!♥」


 予感はこれ以上なく的中し、少女の身体に戻ったノエルの処女性を触手は一瞬で奪い去る。強固な吸血鬼の装いを貫き、サーモンピンクの媚肉を露にしながら押し広げ、子宮を重苦しく叩いて「んごぉっ♥」と少女らしからぬ野太い嬌声を引き出した。

 挿入に迷いがまるでなかった。ノエルが理解し怒りを発し、拒絶の声を上げる。そういったあるべき行程を一蹴したKUROMARUは、やはりノエルより遥かな高みに位置している。

 そんな異形は破瓜の痛みに悶絶するノエルに容赦なく上位者の強権を振るった。


 ぢゅぷぢゅぷぢゅぷっ♥ じゅぽじゅぽじゅぽぉぉぉぉぉ♥


「んぎっ、あぁっ♥ ああっ、あっあっ♥ お、おまえ、おまえおまえおまえっ! 獲物の癖にィ! わたしの、膣内、使って……あぁぁぁぁぁぁっ!♥」


 太ましい触手で膣穴を荒々しくピストンする。膣壁が抉られるような痛みを吸血鬼の血が抑え込むが、代わりに性的な快感が中枢神経に迸る。それはノエルにとって痛みより耐え難い苦痛だった。


「クソッ、クソクソクソ! クソが! わたしに潰されるだけのゴミのクセに! 弱いクセに! わたしを見下すな! 犯すな!」


 忌むべき吸血鬼に成り果ててでも得た最盛期の姿は可憐であり、妖艶であり、弱者を踏みにじるモノでなければならない。

 なのにノエルは犯されている。許しを惨めに乞えとばかりに下品な姿勢を強いられて、誰にも許していいはずのなかった膣穴を乱暴に犯されている。

 そして、あまつさえ不躾な触手はノエルの膣内で甘美な絶頂に至ると打ち震えていた。


「……え? ちょっと待って。やめて、ほんと、やめて……ヤメテヤメテヤメテ! やめろ!! わたし、わたしいちばん輝いて――――――」


 ドピュッ♥ ドピュドピュドピュドピュドブビュブリュウゥゥゥゥゥゥゥゥ♥


「いやあ゛ぁあ゛ぁぁぁぁぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛っ゛♥♥」


 胎内の奥底にKUROMARUの体組織が注ぎ込まれる。ただでさえ不純物で構成されたヒトと吸血鬼の身体に、未知の体液が混じり合う。

 粘り気のあるキモチワルイ液体に身体の裡が犯されるのを実感し、ノエルは涙を流して悲鳴を叫び上げた。そうすることしかできない弱者であると認める叫びだった。

 不純でも自らが望んだ美しい姿を汚された少女。その殺意は当然の如く膨れ上がった。


「……ふーっ、フーッ! ふざ、けるな……わたしに、よくもこんな、穢い体液(モノ)を注いで……殺してやる。殺してやる殺してやる。眼に入れてなんて絶対にやらない。八つ裂きにして、焼き殺して、殺して殺して殺して――――――あひぃんッ♥♥♥」


 その殺意が不純のない嬌声へと変わったのは、胎内に潜り込んだ体組織が変化した時のこと。ドクンドクンと脈を打ち、吸血鬼の細胞にすら絡まって在り方を変える。


「おっ、おぉ♥ おぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜♥♥」


 ノエルの艶かしい薄紅が下品に伸びる。唇から飛び出した濃密な悶絶快楽声と共に、膣が怪しく蠢く。


「な゛っ♥ なにごれ゛♥♥ からだ、おかし、あつ、いぃ……おっおぅ♥ ほぉぉぉぉぉぉおっ♥♥」


 殺意が霧散した貌は猥りがましい。一言で、彼女の嬌声通りに蕩けていた。唇の端から頬目掛けて卑猥な光が滑り落ち、真紅の眼は眉根を緩めて潤みを帯びる。

 身体が生まれ変わる。苦痛の中ではなく快楽の中で。KUROMARUの細胞、媚薬の精液に犯されて変わっていく。

 KUROMARUはそんな雌の淫らな姿に愉悦の笑みを零すと、射精を終えた触手を引きずり出し、その姿を再び変質させた。膣に収まる部分が筒のように変化し、注射筒(シリンジ)を想起させるモノへとなる。それは異球体に繋がる細いチューブを繋げたまま、再度ノエルの膣穴に挿入された。


「あひぃぃぃぃぃぃっ♥♥」


 今度の反応は露骨と言えるほど快楽に寄っていた。意志薄弱な少女を快楽に突き落とした注射筒は、その胎内を快楽の海に仕立て上げる。


 ドプッ♥ ドプッドプッドプッドプッドプッドプッ♥ ドプドプドプドプドププププッ♥


「おひっ、あへぇぇぇぇぇ♥♥ やめて♥ ださないれぇ♥ からだあついの♥ おかしくなりゅうぅぅぅぅぅぅぅ♥♥」


 一度の射精でよがり声を上げるほど変えられた媚薬精液がチューブを通り、注射筒から胎内に連続で注ぎ込まれる。動きのない責めだからこそ、媚薬で変質していく膣内の感覚をノエルは身をもって味わう。

 次第に抵抗の動きはなくなり、声だけでなく身体までもよがり狂い、呂律は回らず罵声は消え失せ、貌はだらしがなく締まりという締まりを無くす。

 注射筒の中出しでノエルの膣を望みのままに変質させたKUROMARUは、三度触手の形を変えた。今度は太すぎず細すぎず、ノエルの膣穴に〝合わせた〟イボ付きの触手を――――ギュルギュルと回転させて挿入しようとする。


「……ひ、ひやぁ。やだ、やめてよ……じょ、冗談でしょ? そ、そんなグロいの入らないから……や、やめて、ゆるして、おねが、おねがいしま」


 ずっっっちゅんっっっ♥ ごりゅごりゅごりゅごりゅごりゅりゅりゅりゅりゅ♥


「ん゛お゛お゛っお゛っお゛っお゛っお゛っ♥♥♥♥♥」


 正確には、ノエルのみっともない命乞いをあっさり無視して挿入〝した〟のだが。

 回転するイボ触手は過敏な膣壁を擦り上げ、ノエルに濁声と共にイキ潮を噴射させた。二度三度、四度、五度目に至る絶頂まで潮吹きは一切止まらない。


「んおっ、おぉぉぉぉぉぉぉっ♥♥♥♥ いぎゅっ、いっぐいぎゅっっ♥♥♥♥」


 回転する触手は秒間でノエルを絶頂させていく。先に果てを知っていればまだ考えようがあった。しかし挿入を怒りで受け止め、媚薬に悶絶し、快楽の前に命乞いをしたノエルに慣れるという前提は存在し得ない。

 頭の中が快楽で真っ白に染まる。何も考えられず馬鹿になる。眼が上擦り虚空を見つめ、鼻水が噴き出して舌根が飛び出して、ゴリュゴリュと膣のキモチイイ部分が削られて達する。


「お゛ぎゅおゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ♥♥♥♥」


 回転触手はノエルの膣壁に完璧な刺激を加える。本体の形、サイズ、動き。全てにおいて申し分なく、僅かに動くだけでノエルをアクメさせる。

 逆Vの字のまんぐり返しで、さらに仰け反りながらアヘ顔絶頂する。死徒に成り下がった代わりに得た美しさは、無様という芸術の糧となる。

 今のノエルは美しい。無様と陵辱を好むKUROMARUにとっては、だが。


 故に陵辱はノエルがアヘ顔仰け反り舌出しアクメをキメた程度で終わらない。狩りは、シアイは、まだ終わっていなかった。

 穴はもう一つある。膣穴の蠢きに共感してヒクヒクと蠢く不浄の穴。吸血鬼になって必要としなくなった尻の穴に、太ましい触手が突き刺さる。


「んほおおぉおおおぉおぉぉおぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?♥♥♥」


 尻の穴を引き裂く勢いの挿入で痛みが生じる。けれど、KUROMARU専用のマンコに備わった子宮が、裏側からゴリゴリと抉られる快感に激しい快楽を味わって誤魔化され、ノエルの口から凄まじい圧迫感と快楽によるオホ声が迸った。

 無論、尻穴の快感はこんなものではない。確かに子宮を裏から擦られる快感はアナル特有の気持ちよさだが、排泄による解放感など秘められた才覚が尻穴には備わっている。

 それを含めて、否、尻穴そのもので感じられるように開発することで、このシアイに決着がつく。


「んほっ!?♥♥ ま、またそれ、とめて♥ やめて、やめて♥ お、お尻までおかしくなるっ♥ 気持ちいいの挿入れないで♥ おねが――――んほーーーーーーッッ♥♥♥♥」






 丑三つ時を超えて誰も近寄る者がいない。獲物(ニンゲン)の書き入れ時としてはこれ以上ない場所だ。

 追い詰めて蔑んで蹂躙して平服させて血を啜る。極上の時を余すことなく味わうはずの場所で。


「お゛ほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ゛っ゛♥♥♥♥♥ いぐっ、イグイグイグイグーーーーーーッ♥♥♥♥♥」


 死徒ノエルは白目を剥いて可憐からは程遠いアヘ顔で、無様極まりないアクメの声を張り上げていた。

 膣は言わずもがな、尻穴にも都合が良い挿入がされている。太ましい触手でサイズを測られたアナルは、注射筒を挿入されて媚薬精液で胃の中まで快楽器官に変えられると、腸壁を隅々まで擦ることができるブラシ型の触手を挿入。もちろんサイズは拡張された腸内にフィットし、壁を乱回転で擦ると同時にピストンの出し入れで延々と排泄の絶頂を味わうアナル交尾と相成った。

 その間、マンコ側は休む間もなくドリル触手で子宮ごと回転マッサージされて、当然のように絶頂し続けている。ノエルは視界が一度も正常なモノに戻ることなく、バチンバチンと脳が焼け死ぬような二穴アクメを感じさせられていた。


「ん゛ほおおおっ、おおぉぉおおぉおぉぉっ♥♥♥♥ ゆる゛♥ もうゆるじでっ♥♥♥♥ こうさん、コウサンじまずッ♥♥♥♥ もう゛イぐのどめで、やべでぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ♥♥♥♥」


 二度と強者の前に這い蹲ることのない力を手に入れた。そう思い込んでいた哀れな蝶は翼をへし折られ、美しさ故に解放されるはずもないアクメ地獄へと引きずり降ろされた。

 許しを乞うたところで通じるはずがない。死徒ノエルという存在は、こうして絶頂し泣き叫ぶことこそが役目なのだと押し付けられる。

 もっともっと、飽きるまで犯していたい。二穴を自身の肉体で散々と味わいながら、KUROMARUは全くと言っていいほど満足していなかった。

 しかし、彼の狙いは死徒ノエルだけで終わらせるつもりがないものだ。この夢の中で女を、雌という雌を全て味わい尽くすまで彼の活動は続く。

 そのためにも獲物(メス)を探しながら、捕らえた獲物(メス)を犯し続ける必要がある。変幻自在のKUROMARUからすれば、想像以上に簡単なことだ。


「ひぃ!? な、なに、やだ、やだぁぁぁぁぁぁぁ♥♥」


 泣き叫ぶアクメ狂いの少女が〝壁〟の〝拘束具〟に囚われる。

 裏路地に生まれた新しい壁は見るもおぞましい触手の塊。少女のために特別に用意されたのか、壁から飛び出した小ぶりな下半身は逆Vの字からもっと惨めに見えるようガニ股を描いてビクビクと痙攣をしている。

 無様な壁尻の〝頭部〟には高解像度のモニタが――――――その中に、ようやく視界が元に戻った死徒ノエルの可憐な貌が映っていた。呆然と、何が起こったのか分からないという表情で、腕はしっかりとそんな貌の横にピースサインで添えられて。


「な、なによ、これ……こんな、晒し者みたいな……さ、最期、なの? これで終わりなの? いや、いやよこんなの。こんな惨めな最期はイヤ――――――」


 泣いても嗤っても結末は覆らない。このシアイの勝者はKUROMARU。そして敗者は彼の膝の元、永遠に飾られるガニ股壁尻のオブジェクトとなる。新しく誘われて来る獲物(メス)とKUROMARUの勝負、その〝背景〟となる結末だ。

 哀れで惨めで絶望的な最期だ。故にノエルの可憐な貌は恐怖に染まるべきではない。敗者の二穴に触手がもたらす絶頂が望ましいのだろう。触手は、彼女の二穴を容赦なく穿った。


「ん゛ッほお゛お゛オ゛オ゛ッ♥♥♥♥ ヤベッ♥♥ ごべん゛なざいっ♥♥♥ あやまる♥♥ なんでも言うことキクッ♥♥♥ だからだして、ここからだしてぇ♥♥ こんなのいやあ゛あ゛ぁ゛♥♥♥♥ イキながら、イッてるッ♥♥♥♥ やだ、やだやだやだぁ♥ せっかく、せっかく手に入れたのに♥♥ いちばん輝いてるわたしなのに――――――イグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッ!!♥♥♥♥♥♥」


 アヘり散らした貌に添える敗者のダブルピース。延々とイキ続ける敗者のメスが、異なるメスにその運命を告げるに相応しいオブジェクト。夢が飽き果てるまで、少女のアクメと悲鳴が鳴り止むことはない。



        GAME OVER


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


背景にエロ敗北したヒロインが映ってるとかそういうの好きなの。昔レイチェル様でも書いた気がするオチ。後まあこういう壁尻が素直にすこなのじゃ。

Comments

ケイ

死徒ノエルは自分も好きなんですけど、エロで書いている人あまりいないのは残念です。 こういうキャラクターの無様はやはり良いですね

いかじゅん

シチュが結構限定されちゃうのが困りものですけど、死徒ノエルは私も好きです。こういう子似合う上に書きやすくてびっくりです