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いつもご支援ありがとうございます。そして長らくお待たせいたしました。本日を持ちまして完全復帰を宣言させていただきます。今日からは更新ペースを暫くは以前と同じ間隔に戻すことをお約束します。

まずは復帰に相応しい自信作を書き上げてきました。いやまあデアラなんですが、好きに流行りを重ね合わせたらすっごいことになりました。具体的にはここまで下品な無様エロを暫くは超えられないだろうなと。また一つ性癖興奮の壁を突破した気がします。

というわけで非常に長い一作です。お読みになられたらいいねや感想が貰えると復帰モチベの励みになります。最後に……めっちゃ書いてて気持ちよかったです!!!!!


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「その話は本当か、令音」


 精霊と呼ばれる特殊災害指定生命体。そんな彼女たちはとある少年に救われることで、人間と変わらない日常を謳歌することができている。

 精霊の一人、夜刀神十香は今日もそのおかげで通えている学校に登校するはずだった。それを一度止めたのは、他でもない彼女たち精霊を保護しサポートする組織〈ラタトスク〉の解析官、村雨令音だ。

 十香をマンションの玄関で呼び止めた彼女は、眠たげながらいつになく真面目な顔で首肯をした。


「……ああ。確かな情報だ。そこで十香、君の力を貸して欲しい」


 令音の話はこうだ。今〝学院〟の中で〝異常〟が起きている可能性がある。それは精霊絡みではないかもしれない。なので、士道の負担を減らしたいと考える〈ラタトスク〉側は、彼の手を煩わせず解決したい。

 故に白羽の矢が立ったのが学院の教師で動きやすい令音と、彼女が協力者に選んだ十香だった。幸い十香は精霊の中でも古参であり、令音とは仲が良い。十香も令音の頼みなら、一も二もなく頷くだろう。


「……まだ〝異常〟には謎が多い。精霊の力と言わずとも、君の直感は頼りになる」


 それだけでなく、事態を解決した時、人間の生活に慣れ始めた十香の新しい自信になるかもしれない。彼女としても、士道の役に立つ善意の行いは歓迎すべきこと。予想通り、彼女は令音の頼みにコクリと頷いた。


「分かった。私に出来ることなら助力は惜しまぬのだ!」

「……ありがとう。早速だが学院に向かおう。こちらで手を回し、今日一日は授業が免除される」

「おかしな場所をじっくり探せるというわけだな」


 既に〈ラタトスク〉が手を回して、二人の調査が捗る手配をしている。令音と十香は何かあれば積極的に報告し、話し合うことを決めた。

 士道に余計な負担を強いる異常が学院にあるとなれば、二人が放っておけるはずがなかった。学院の指定服に身を包んだ令音と十香は、自分たちが通う学院へ共に登校するのであった。


 マンションから学院までは歩いて三十分ほどだ。二人とも目立つ容姿であるためか、周囲からジロジロと視線を受けながら校舎へ到着した。

 しかし、今度は二人がある人物に視線を向ける番だった。教師と生徒が通り抜けていく校門前で足を止めた二人は、そこに立っていたスーツ姿の少女に警戒心を露にする。


「貴様、エレンか! なぜここにいる!」


 エレン・ミラ・メイザース。日本人離れした端正な鼻立ちと名前から、彼女が外人ということが分かる。だがそんな情報より大事なのは、エレンが十香たち精霊や令音たち〈ラタトスク〉の明確な敵である、ということだ。

 デウス・エクス・マキナ・インダストリー。通称DEMは、彼女たちと真っ向から対立する精霊を害する思想を持っている。


「おや、おはようございます。十香、それに令音も一緒ですか。仲がよろしいのは、あなた方の関係性が故ですかね」

「……なぜ君がここに?」


 刃を交えたのは一度や二度ではない十香は露骨な嫌悪感を露にし、令音は思慮深く目を細めてエレンの動向を探る。もっとも、如何に令音が聡明な頭脳の持ち主でも、いきなり現れたエレンの考えを推察だけで当てるのは不可能だ。

 まさかこんな場所で戦いを始める気なのか、それとも卑怯な罠を既に敷いているのか。あわや一触即発――――という雰囲気なのは十香と令音に限った話だ。


「ところでご両人。ここは学院の校門ですが――――――」


 エレンは二人の反応を何処吹く風と受け流しながら、当然のことを問いかけた。



「検査がお済みでないのなら、よろしければ私が担当しますよ」



 検査。一体何のことかと普通なら考える。けれど、令音と十香は考えるより先に身体を動かしていた。

 むっちりと肉を蓄えた尻肉を突き出し、健康的な白磁の肌を太陽と視線に曝け出す。しっかりと〝自らの象徴〟を相手に見せて敬意を表した二人は、エレンの善意に応えるように声を発した。


「……アナル管理番号00」

「アナル管理番号10!」

『肛門検査お願いします!!』


 女体の魅惑がふんだんに詰まった巨尻を『ぶるんっ♥』と振り、肛門を塞ぐ野球ボールくらいは優にありそうな〝蓋〟をそうして突き出す。蓋を中心に尻肉をギチギチと締め上げるベルトと、手足だけを覆う学院指定服。

 それが令音と十香の服装の全てだった。彼女たちは自らが通う学院指定の服を完璧に着こなし、ここまで歩いてきた。自分たちの爆乳と巨乳をブルンブルンと惜しげも無く揺らし、一番大事な穴だけは貞操帯で守り抜いてきた。

 学院の模範生と言っても差し支えないだろう。エレンは二人が腰を深々と沈めたガニ股腋見せポーズを取り、無駄に大きなケツ肉を突き出した姿にクスリと笑いをこぼした。


「分かりました。私がしっかりあなた方の検査を請け負いましょう……ところでお伺いしますが、あなた方はどのような学院に通っているのでしょう?」


 当然、学院の教師と生徒である二人なら答えられないはずがない質問だ。二人は特に疑問を挟まず、人間〝様〟に対して失礼がないように言葉を返した。


「……私たちは【肛虐精霊女学院】に所属するアナルだ。ケツ穴、ケツマンコとも言う。……私たちアナルは人間に比べて底辺以外の価値しかない。アナルだけが人権。ケツ穴が全てにおいて優先される。ケツマンコ以外のこと以外を考えるのも烏滸がましい存在だ」

「アナルは私たちの全てだ。精霊というのは、私たちを含めてアナルが最大の弱点なのだ。それを肛虐精霊学院は保護してくれている。いつも感謝しているのだ!」


 【肛虐精霊女学院】。元々は都立来禅高校という学校だったのだが、昨年度から改名と大幅な改築工事、転入が為されて女学院となった。アナルの教育、成長、開発、調教全てを援助する学園。この学園においてアナルとは不浄の穴として恥じるものではなく、他者に誇るためのもの。羞恥を忘れず、けれど受け入れてこそ真実に快楽穴となる。

 そんな教えに生徒、教師は分け隔てなく心酔している。さらに精霊はアナルが致命的な弱点であるため〈ラタトスク〉の目が届く全ての精霊は例外なくこの学園へ転入している。中等部や高等部、教員などの括りは事実上存在せず、アナルを卑猥に育てる意思があるものを学園は受け入れてくれるため、令音や十香も学院の理念には心の底から賛同していた。


 なお、所属時点でアナルの人権のみが保証される。逆説的にアナル以外の人権は失われ、人ではなく〝アナル〟として彼女たちは扱われる。そのため、人間と関わる際に乱暴な振る舞いは禁止され、常に礼節を弁えた〝モノ〟として意識をすることを厳命されている。アナルの事柄をエレンが口にした途端、明確な上下関係を二人が態度と姿勢で示したのはそのためだ。


「ええ、素晴らしい考えです。それに二人とも、しっかりと【アナル貞操帯】を着用している。学院に通い始めてから、自分では一度も外していないので?」

「……もちろんだ。アナルは私たちの全て。汚い手で触れていいものではない」

「エーアイ様にしっかり管理してもらっているのだ。もう三ヶ月はムダ毛の処理もしていないぞ」


 【アナル貞操帯】。学院のアナルに欠かせないまさに必需品で、彼女たちのために作られた設備を使用するのにも必要不可欠。

 学院のアナルは肛門が全人権を握っている。それは自分たちの身体が、肛門以外に価値がないということ。格が上の肛門に彼女たちは自分で触れることが許されない。そういった理由から、エレンのような人間や学院の機械に令音たちは管理され、生活している。彼女たちが肛虐精霊女学院に通う主な理由に繋がっているわけだ。

 故に二人は誇らしげですらある。普段はいつ倒れてもおかしくないくらい寝不足の隈を持つ令音も、エレンと幾度となく刃を交わした十香も、アナルに関することでは真摯に向き合い、こうして蓋をされた卑猥なケツ穴を〝検査〟してもらうことに躊躇いは持たない。


「なるほど。確かめさせてください」


 二人は【肛門解放霊装】と言って、彼女たちの髪を結い上げる霊装の装飾を除き、元の原型がない無個性な手足のスーツを着用している。その理由は一つにアナル以外の人権が存在せず、他の部位が付属品でしかないことに由来している。

 ガニ股で真面目な顔をした令音たちの正面、アナルの裏側に立ったエレンは、おもむろに二人の左乳房をひねり上げた。アナル以外に人権のない二人は悲鳴を漏らさず、エレンが自分たちのアナルを検める光景をジッと見守った。


【アナル管理番号00・不潔アナル(村雨令音)/アナルタイプ『全方位ぽっかり』/学院肛門ランク:A

度重なる出し入れと貞操帯の調教装着運用によって穴が放射状に肥大化し盛り上がった。ケツ毛がチリチリと無造作に生い茂ってだらしがない優秀なアナル】


【アナル管理番号10・欲張りアナル(夜刀神十香)/アナルタイプ『縦割れ』/学院肛門ランク:A

覚えたばかりの頃からオナニーを繰り返して縦に大きく割れている。ケツ毛は元々毛深いものが三ヶ月以上放置されている。ただ毛並みは深いが鮮やか。プラグがないとパクパクと激しく開閉し続ける食いしん坊なアナル】


 二人の左乳首にはアナルの身分証である【肛門精霊証明書】がピアスで取り付けられており、そこには一週間ごとの検査更新を欠かさないことで、今のアナルをしっかりと他者に伝えられる記載がされている。

 学園に通う以上は絶対の身分保証手段であるため、常に乳首に着用することを義務付けられ、隠すことは重罪に当たる。二人が全裸より恥ずかしい霊装を展開し続けているのもこれが理由だ。

 彼女たちは美醜感すら顔立ちではなくアナルの形や色、アナルの態度、アナルの行動で判別される。令音や十香のように暴力的な美しい容姿、雄を誘う豊満な乳房を持っていようと、女としての美しさはアナルによって測られて乳房は証明書の着用場所や必要情報の記載場でしかない。

 その証拠に学生証を付ける必要がない右乳房には、個体情報判別用のバーコードとDEMの刻印が焼き入れられている。他にもマンコはアナルの感覚を阻害するとされ、異なる意味で処理を禁じられており、アナル貞操帯のベルトを利用し大きな『‪✕‬』で隠されている。当然ムダ毛の処理も禁じられ、アナル側に負けじと二人とも縮れ毛がヘソの下まで伸びつつあるだらしのない状態だ。

 無論、二人にとって何より大切なのはアナルの状態だ。その美しい身体が見るに堪えないムダ毛マンコになろうと、何ら気に留めることではない。


「……よく分かりました。あなた方がこの学院で充実した生活を送っていることが、ね。どうぞ存分に〝異常〟を調べてください」


 ではまた会いましょうと、エレンは二人の【肛門検査】を切り上げて立ち去っていく。令音と十香は姿勢を正して立ち上がり、彼女の意図が読めない行動に眉根を寄せる。


「エレンめ、一体何を企んでいる。まさか、性懲りもなくシドーを狙っているのか?」

「……今は考えても仕方がない。警戒はしつつ、学院の異常を探すとしよう」


 肛虐精霊女学院の校門でエレンの【肛門検査】を受け終えた二人は、彼女の存在を訝しみながらも校内へ調査に向かう。


「「……あひぃん♥♥」」


 ――――人にだらしのないアナルをじっくり見られた快感汁を忘れずに太ももへと伝わせながら。



 肛虐精霊女学院は相変わらず彼女たちの知るアナル保護学院らしいものだった。


 校舎の外壁には生徒のAV出演、販売を祝して「祝! 『菊門アイドル賛歌』主演・売春アナル(誘宵美九)/出演・しわくちゃアナル(万由里)」の垂れ幕がかけられ、郊外にも目出度いことだと盛大なアピールがされている。

 校舎中を二人が散策すると、教室の中でアナルにペンを刺してノートを取る女生徒たち。壁に張り出されているアナル成績表。アナル拡張について話す学友たちと、普段と何ら変わらない学院風景が広がっていた。


「むう。怪しいところは特に見当たらぬな」

「……私たちが普段から使う場所で見つかるほど分かりやすくはない、ということかもしれないね。……学院の奥を中心に探索してみよう」


 普段から見ている場所に異常が見当たるようなら、事態はとっくに解決していると考えるべき。令音と十香は学院の奥へと探索の足を向けようとして、不意に足を止める。


 ギュル……ゴギュルルルル♥ ブビッ♥ ボビッ♥ グギュウゥゥゥゥゥゥ♥


「お゛ぉぉぉぉ……く、うぅぅぅ……♥」

「……ん゛ッ♥ う゛ごォ゛オ゛ォ゛……♥」


 下腹から周囲に響き渡る破裂音。二人ともへっぴり腰で腹を手で抑えると、獣のような呻き声を上げ始めた。二人はそのまま暴力的な美貌の額に脂汗をびっしり浮かべ、寄り目で鼻の穴を荒く開いた無様な便意我慢顔になる。


「れ、令音……さ、先に排泄管理、してもらうのだぁ……♥」

「……あ、ああ♥ 奥の調査は、排便の後で……んごおお゛♥♥」


 アナルは精霊の弱点である。同時に、排泄に関しても人間とは大きく異なるものを持つ。

 彼女たちのアナルは弱点として知ってもらうため、人前でアナル排便をする習性がある。人前でなくては排泄できない彼女たちは、時折襲いかかる便意に為す術がない。普段は表情の起伏が薄く並大抵のことでは羞恥を表に出さない令音でさえ、便意の前では両脚を挫いて真っ赤な顔で悶えてしまう。

 辛抱ならない便意を抱えて壁に手を付きながら二人は校庭へと移動する。彼女たちのように大便を見て欲しくて仕方がないアナル精霊のために、学院には公開排泄器が何十個とあちこちに設置されているのだ。


「ん゛ぅぅぅ……あれ? 十香ちゃんと村雨先生?」

「お゛っ♥ おぉ、凜祢と凜緒か! おまえたちもここの排泄器を使いに来たのか?」

「うん♥ 凜緒とママ、お腹がいたいいたいだから、えーあいさまにたくさんうんちさせてもらうの♥」


 便意の周期は精霊によって様々であるため、令音や十香以外にも同時に便器を使用する者がいてもおかしくない。十香と令音が無事に便器の前に辿り着くと、別の精霊たちも似たような姿勢で便器を使おうとしていたところだった。

 桜色の髪を持つ十香の同年代の温厚な少女、園神凜祢と彼女を母として、母より少し明るい髪色と不思議な雰囲気を醸し出す少女、園神凜緒。園神母娘も目的は同じであるため、意思疎通に不便はしなかった。


 ゴリュゴリュ♥ ゴリゴリ……ブリブリュブッブッ♥ ゴロゴロキュウゥゥゥ……♥


『ぅ゛ごお゛お゛お゛……♥』


 ただ四人とも便意の苦しみが解消されたわけではなく、腹の内を叩く猛烈な固形物にブサイク顔を揃えて俯かせ野太い悶絶の声を上げてしまう。幼く可愛らしい凜緒ですら、アナル弱者という精霊の運命からは逃れられない。

 慌てて四人は便器を使う。便器と言っても、傍から見れば全裸より恥ずかしい格好の女四人が、校庭の校門付近に並べられた透明な台座の上に立っただけだ。

 四人はアナルの必修科目であるガニ股腋見せ屈服ポーズをサッと取ると、誰もいない虚空へ向かって声を大にして発した。


「……アナル管理番号00、脱糞許可願います!!♥」

「アナル管理番号10、脱糞許可願います!♥」

「アナル管理番号14、脱糞許可願います!♥」

「アナル管理番号15、だっぷんきょかねがいます!♥」


 大人びた美女から愛らしい少女まで、みっともない格好で情けない姿勢になりド下品な宣言をして、一体何をしようと言うのか。もちろん宣言通り排泄である。


『登録名・不潔アナル、欲張りアナル、母アナル、娘アナル。アナル四名の排泄を承認します。排泄器稼働』


【アナル管理番号14・母アナル(園神凜祢)/アナルタイプ『半開き』/学院肛門ランク:C

度重なる排便によって括約筋が酷使され伸びてしまい、まともに閉じる事すらできなくなった。歩くだけで放屁をまき散らし、学園でもカースト下位に迫る醜いアナル】

【アナル管理番号15・娘アナル(園神凜緒)/アナルタイプ『半開き』/ランク:B

度重なる排便によって括約筋が疲弊し、半開きで固定された。廊下で放屁歩行を幾度となく行い、このままでは劣等生に格下げされるのも時間の問題な幼稚アナル】


 もちろん園神母娘も身分証を付け、バーコードを含めた読み取りによって個体を識別されている。

 この学院は彼女たち変態アナルのために、機械による徹底した管理体制が敷かれているのだ。

 少女を思わせる機械の合成音声と共に四人を乗せた透明な台座が透明な壁を作りながらせり上ると、随意領域によって生まれた光のリングがその手足を拘束する。


『排便ポージング完了。貞操帯解放』


 これによって四人は排泄を終えるまで爪先立ちのガニ股排便ポージングで固定され、憂いなく踏ん張ることができる。さらに貞操帯のベルトが音を立て尻肉から外れ、同じく随意領域の稼働によって巨大なプラグがケツ穴から揃って引きずり出された。


『う゛ほォォ……♥♥♥』


 解放感に四人がいきなりケツアクメをキメそうになる。何とか耐えるが、ケツ穴は凄まじい速度でパクパクと開閉している。プラグにべっとりとコーティングされたケツ汁が垂れて、透明な台座や壁をいやらしく濡らす。

 灰銀の恥毛がケツ肉の外側に向かってチリチリと漏れ出ている剛毛ぽっかりアナルの令音。

 紫紺の恥毛が美しい毛並みを揃えるも、それを巨大な縦割れアナルが印象を卑猥に固定する十香のアナル。

 半開きで空気を漏らし、ある意味では令音譲りの縮れ毛を放屁で靡かせる凜祢のアナルと、幼くも同じく半開きな凜緒のパイパンアナル。

 腹に溜まった固体が今すぐその下品な穴をくぐり抜ける――――のをAIが虚空から顕現させた浣腸器で阻止した。


「……おっほっほ♥♥♥」

「ん゛お゛ぉッ!♥♥」

「「ンホーーッ!♥♥」」


 これは排泄〝管理〟だ。AIの許可なくモノを排泄しようなど言語道断だ。


『媚薬浣腸液を注入しています。媚薬浣腸液を注入しています。凝固後、便意限界値を報告してください』


 とてつもなく緩いクソアナルに浣腸器が突き刺さると、マヌケな悶絶声を上げた四人の腹に液体がドプンドプンと注ぎ込まれていった。


「……ふ〜っ♥ ふぅぅぅぅ〜♥ おっおっお♥♥ おほ〜〜〜〜〜〜♥♥♥」

「んぐ、ごおぉぉぉ♥ は、腹が痛い♥ うんちに叩かれて♥ んほぉきもいいぃ〜〜♥♥」

「浣腸、お腹に効くぅぅぅ♥ 痛いの、おなら生まれてるのぉぉ♥」

「出そうなのに、出せないぃ♥ いっぱいウンコ、出したいよぉ♥ ぶりぶり、ぶりぶりしたいぃ♥」


 追加の固形物が注入される度、便意の快楽は加速度的に増していく。令音や十香の暴力的な美貌でも、凜祢や凜緒の愛らしい容貌でも、到底支えきれない大便ブサイク我慢顔。高々とせり上った透明台座の上で、アナルたちが限界に打ち震えた。

 令音から凜緒まで気持ちの良い尻の階段が凄まじい淫臭を放つ。全身が便意の脂汗に包まれ、腹がボコンッと一段大きく育った瞬間。


「っ〜〜〜♥ 不潔アナル、便意我慢限界です!♥ うんち出させてください!♥」


 単純であるが故に避けようのないド下品な羞恥懇願が響き渡った。


「よ、欲張りアナル限界なのだ!♥ うんち出させて欲しいのだぁ!♥」

「母アナル限界です! うんち出させてください!♥」

「娘アナル、げんかい!♥ うんち出させてぇ♥ 欲しいよぉ!♥」


 皆、限界はほとんど同じタイミングだった。恥も外聞もなく、品性下劣な直球の懇願で排泄のタイミングを強請る。


『脱糞コールを確認しました。ケツ穴ゲート解放。クソ雑魚アナル精霊たち、その汚い穴で存分に恥を晒しなさい』


 ギュッッポンッ♥


 胃の上から下までぎっしり敷き詰められたモノが『むりゅっ♥』と頭を出す。令音から無色、紫紺、桜色、淡い桜色とそれぞれを象徴するアナルのゼリー。

 彼女たち精霊は【アナルゼリー】による排泄を行う世界で唯一の存在。


『ウンコ、デルーーーーーッ!♥♥♥♥』


 そして排便に許可を求めなければならない低底の品性しか持たぬ女である。


 ぶりぶりゅぶりゅぶりりりぶりゅりゅりゅりゅりゅうぅぅぅぅ゛ぅ゛ぅ゛♥♥♥♥


『ん゛ッ゛ほ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーーーーーーーーーーーーーーーッ゛ッ゛!!♥♥♥♥♥♥』


 台座の表面に開いた巨大な空洞目掛けて、鼓膜が壊れんばかりのケツアクメ声を轟かせた四人のアナルゼリーが噴射された。ケツ穴自体を筒のように引っ張り出す極太の流動体が、腸壁を擦りながら滑り落ちる。子宮を擦るから、などと言い訳はいらない。彼女たちは名実共にアナルでアクメをキメている。


「うほほうほぉぉぉ!♥♥♥♥ ケツ毛巻き込まれて、抜けりゅぅぅ!♥ 毛玉うんこ出るぅぅぅっっ!♥ ケツアクメすりゅぅぅ!♥♥♥♥」

「極太ゼリーいっぱい出てくるのだ♥ ものすごい音で、ブリブリ言いながら出てくるのだ♥ みんな、聞いてくれ♥ もっとケツ穴の音を聞いて欲しいのだぁ♥♥」

「ひぃやぁぁぁ♥ はず、恥ずかしいよぉぉ♥ 脱糞音が学校中に響いて……ケツ穴もっと疼いちゃうぅぅ♥ もりもりウンコもりもり~♥♥」

「ブリブリ、むりむり♥ うんこさん、いっぱい出てるよぉ♥ 出すの気持ちいい♥ もっといっぱいすりゅ♥ ぶりぶり、もりもり、ずもももも♥」


 よがり狂った四人は寄り目を上擦らせ鼻の下を目いっぱいに伸ばした蕩け顔で、学校中に脱糞ゼリー音を拡散させていく。透明なガラスは感知した振動を何倍にも肥大化させて外へと通すため、令音の野生動物もかくやという崩壊アヘ言語、十香の正直な大便感想、恥ずかしがりながらケツ穴を疼かせる凜祢、そんな母に習って公開排泄が性癖になった幼女の声が校舎を飛び越えて町中に響き渡っている。


「「うんこブリブリー♥ うんこブリー♥ ゼリーうんち、脱糞♥ 脱糞♥ だっぷ〜ん♥ ぶりぶりぶりゅぶりゅー♥」」

「「うんこブリブリー♥ うんこブリー♥ ゼリーうんち♥ 公開野グソ気持ちよすぎんこ〜♥ ぶりぶりぶりぶり〜♥」」


 挙句の果てに〝母娘同士〟で息を合わせ、子供でも恥ずかしがって歌えない大便の合唱をケツ脱糞アクメのリズムに乗って歌い出す。嬌声混じりの歌声は艶めかしく、中身が中身でなければ美声揃えで聞き惚れたに違いない。現実は傾国傾城の美女がブサイクなアヘオホ顔で、汚らしい大便音を町中に響き渡らせているわけだが。

 頭がおかしくなっている羞恥心に四人の顔面は真っ赤に染まり、ケツ穴からは膨大な蛇ゼリーが台座と地面の間にできた空白にビチビチと音を立て落ちる。台座の上昇は排便光景を見やすくするだけではなく、彼女たちの尋常ならざる脱糞ゼリーを余すことなく受け止めるためにあった。


 ぶりゅりゅりゅ♥ ぶちぶちっ♥ ぶりゅんっ♥ ぶりゅんっ♥ ぶっっっっりゅううぅぅぅぅぅぅ♥


『う゛ほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ♥♥♥♥ イ゛ッ゛グゥゥゥゥゥ〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♥♥♥♥♥」


 精霊の脳がケツ穴の脱糞解放アクメ一色に染まる。人が何気なくこなす排泄行為も、アナルが存在意義の精霊となれば機械の管理があって成り立つ凄まじい行為なのだ。

 何も知らぬまま見れば無様で惨めで恥ずかしいだけのド下品な光景だが、彼女たちにとっては大切な排便アクメの時間。

 ケツ穴が完全に開き切るまで大量のアナルゼリーを排泄した後は、AIによる貞操帯の再装着が始まる。


『貞操帯を再装着します。アナル洗浄開始』


 再挿入されたプラグ内から媚薬浣腸液が注入。媚薬は腸壁をコーティングし次の排泄快感に備え、浣腸液は数刻後、彼女たちに再び便意をもたらす。


「うひょおおぉぉぉぉぉぉ〜♥ アナルせんじょおぉ゛♥♥ ありがとうございましゅうぅぅぅぅぅ♥♥」

「ん゛お゛ぉぉぉぉぉ♥ かんちょー♥ かんちょーきもちいいのだぁぁぁぁぁっ♥ 新しいゼリーうんちの元がお腹に入ってきたっ♥ んほっ♥ ん゛あ゛ぉぉぉん゛っ♥♥」


 無論、洗浄自体が令音たちアナルの精霊に過大な快楽をもたらすのは言うまでもない。彼女たちは己がひり出した大便ゼリーの真上で、マヌケな蕩け顔でみっともない官能の声を発し続けた。


 排泄と快感の永久ループ。彼女たちが公開排泄器から離れたのは、自分たちの汚物の前でしっかりとアヘ顔ダブルピース写真を撮影した後のことだった。




 園神母娘と別れた令音と十香は、何事もなかったように学院探索を再開した。令音は相変わらず起伏の薄い表情で、十香は士道のためになりたいという純粋な一心を思わせる真面目な表情で、先ほどまで鼻水を噴き散らしながら極太アナルゼリーを踏ん張っていたとは信じられない顔だ。

 もっとも、アナルゼリーの脱糞行為は彼女たちからすれば〝当たり前〟のことだ。死ぬほど恥ずかしい大便公開だが、羞恥心は躊躇いの理由にはならない。

 逆に羞恥が先行して躊躇いが生まれるアナルとして失礼な精霊は、同胞の令音たちをして蔑むべき相手だ。


「……ん。アナル劣等生の懲罰房か」

「むう。ここには〝異常〟など見当たらないのではないか?」

「……ああ、そうだね。私たちアナルが本来使う事態を避ける場所だ。けれど、そういう場所だから調べておかなければならなかった」


 意外なところに異常が隠されていることも考えられる、と令音は至極冷静な分析で【懲罰房】に目を向けた。

 と言っても、十香の言うことは尤もだった。その懲罰房の〝壁〟には、アナル劣等生というアナルに真摯でない生徒が〝組み込まれて〟いるだけなのだから。


『んっ、ん゛お゛っ♥♥ ふしゅ!♥ ん……ふしゅーっ♥ ん゛ぐォ゛ォ゛♥♥』


 壁に組み込まれたアナル劣等生たちは、まんぐり返しの姿勢で未熟なアナルを己の手で拡張し、呼吸器から供給される濃厚な媚薬で肺腑を満たす。

 一言で言えば晒し者。未熟者故に、自らの手で雑魚アナルを開いて反省を促された者たちが【劣等生】なのだ。

 壁は一部が紐のように変化し、劣等生たちの手足を縛り上げている。それによって絵画のように彼女らを磔にしているのだ。


「ん゛お゛っ♥ ふぉっ、い……ね♥ ふぉうひに、もふぉっへぇ♥」

「とふぉかふぁんっ♥ たふへ♥ ん゛お゛ぉぉぉ♥」


 令音と十香が懲罰房の壁を通り過ぎようとすると、劣等生が二人へ必死に何かを訴えてかけてきた。声が呼吸器に阻まれてくぐもり全く伝わっていないが、〝正気〟である少女たちが令音と十香に大事なことを伝えようとしているのは確かだった。

 しかし、今の二人に〝正気〟は伝わらない。故に少女たちの悲痛な訴えは、劣等生の我が儘にしか映らない。令音の憂いを帯びた瞳と十香の水晶を想起させる美しい瞳の色が、明らかな侮蔑へと変わった。


「……残念だが、今の君たちと話すことはない。琴里、君のアナルがこうも不真面目だとは思わなかった。四糸乃、君もだ」

「うむ。二人とも、しっかり反省するのだぞ。狂三、おまえも排泄宣言をせずに野グソをしてしまうとは、恥ずかしいとは思わぬのか?」


 劣等生たちの〝弁明〟は言葉にならない。少女たちの正気になぞらえるなら、二人の言動に絶望を感じたというべきか。無論、令音と十香はふざけてなどいない。至って模範的なアナルの思考で、不出来な劣等生を咎めたのだ。

 友人が相手だろうと、同じアナルとして真摯でない態度はいただけない。


【アナル管理番号03・がばアナル(時崎狂三)/アナルタイプ『全開き』/学院肛門ランク:F

括約筋が完全に崩壊し、貞操帯無しでは便意を完全にコントロールできなくなった。そのため、排便時コールの前に暴発を繰り返す、カースト最下位のゴミクソアナル】


【アナル管理番号04・汁アナル(氷芽川四糸乃)/アナルタイプ『陥没型』/学院肛門ランク:D

愚かにもアナルではなく尿道で絶頂を行った不埒アナル。罰として尿意と便意を紐づけし、アナルから腸汁を放尿できるように調教する。二穴排泄アクメ見習い】


【アナル管理番号05・鋼鉄アナル(五河琴里)/アナルタイプ『密閉型』/学院肛門ランク:E

気丈な性格に似てカッチカチなアナルである為、支給された貞操帯を幾度となく破損させてしまった。そのくせ一度挿入したら取り出すのに一苦労のわがままアナル】


 三人の罪状は確かに劣等生として懲罰房に叩き込まれるだけの理由だ。それを確認できた以上、令音と十香が彼女たちに言葉をかける意味や、庇い立てする理由はなかった。


『これより三名のアナル懲罰を開始します。なお、この映像は全世界にリアルタイムで配信されます』


 機械音声が正気の三人にとって絶望という言葉すら生温い人としての終わりを告げる。それさえ、令音と十香というアナルにとっては、大して気に留めるものではなかった。


「……君たちが優秀なアナルに更生できることを祈っているよ」

「ではな。シドーに見られて恥ずかしくないゼリーうんちを出すのだぞ!」


 劣等生はアナルとしての再教育を兼ねて、ケツの下に誂えた素朴なバケツの中にひたすらゼリー大便をひり出す罰を受ける。それは全世界に生配信され、自分たちが如何に汚れたアナルかを見せつけさせて更生を図るのだ。

 何らおかしいことではない。令音と十香は、本心からアナルの更生を願って懲罰房を後にした。


 ぶちちちちちっ♥ ぶりぶりぶりっ♥ ぶしゅっ、ぶりゅりゅ♥ ぶびびっ、ぶじゅ♥ ぶぶっ、ぶばばばばばっ♥


『ん゛ッほーーーーーーーーーーーッ♥♥♥♥』






 その後、二人は異常を探る学院探索を続けたが、結果は思わしくなかった。

 どこも異常が見当たらないのだ。体育館では八舞姉妹が括約筋を衰えさせないためにアナル相撲に興じ、音楽室では六喰と蓮が口元以外を覆う全頭マスクにヘッドセットを付けて、自分たちが如何にアナルという存在かを復唱しながら放屁の合唱。

 見て聞いて、令音が懸念した異常が全く見当たらないことに首を傾げてしまう。だがまだ調査は初日で、広い校内を一日で回りきれたわけではない。

 二人は最後に、調べていない【アナル性処理室】を調査することにした。


「れ、令音♥ アナル性処理室の調査をするのだなっ♥」

「……ああ♥ 調査のために中へ入る必要がある、ね♥」


 調査と言いながら、二人はアナルに触れないよう手のひらを当てたお尻を『ふりっふりっ♥』と艶めかしく振っている。もし【警備員】が見ていたのなら、令音と十香のたわわな尻肉に魅了されてアナルを使っていたかもしれない。

 露骨な情欲を顕にする二人だが、仕方がない話だった。授業を免除された二人は、事実上公開排泄でしかイケていない。日に数百回のケツアクメが珍しくないアナルからすれば、欲求不満で劣情を催すのは自明の理だ。二人が劣等生たちのように〝正気〟なら意地でも我慢しただろうが、今の彼女たちは我慢する理由がなかった。

 学院の奥に新設された【アナル性処理室】。十数人で入っても問題がない巨大な扉の前に令音と十香は立つ。ピピッと音が鳴り、二人の証明書とバーコードをAIが読み取った。


『認証完了。アナル管理番号00・不潔アナル。アナル管理番号10・欲張りアナル。ご要件をどうぞ』

「……ケツ穴オナニー願います!♥」

「ケツ穴オナニー願います!♥」


 二人が扉のカメラに向けてアナル貞操帯を素早く突き出す。再び小さな電子音が響いた。


『データ照合。声紋一致。両穴ともアナル貞操帯着用の規定時間到達者と確認。不潔アナル、欲張りアナルのアナル性処理室の使用を許可します』

「「ありがとうございます!♥ アナル嬉しいです!!♥」」


 己をアナル呼ばわりされても気にするどころかAIに感謝を示す者だけが、この【アナル性処理室】を使用できる。

 彼女たちは身体の人権がアナルより下であるため、自ら人権(アナル)に触れるという行為が出来ない。そのためアナルの性処理すらAIの管理が必要となる。自慰行為と言いながら、彼女たちは性処理機械に頼らなければならないのだ。


 性処理室の中は完全な機械制御で学院の中で最も自動化がなされている。AIにへりくだる恥さえ捨てれば、アナルたちは気兼ねなく使用ができる。

 部屋に入ると対象の両手をアームが取り込み、腋見せの姿勢で固定され、両脚は自主的にガニ股ケツ出しポージングを取る。これより先、令音と十香は自らの意思が存在しないモノとなる。


『アナル管理番号00、アナル性処理室の利用を開始しますか?』

「はいッ、お願いします……!♥」

『アナル管理番号10、アナル性処理室の利用を開始しますか?』

「はいッ、お願いします!♥」


 正確にはたった今投げ捨てた。彼女たちはアナルの気持ちよさを欲して、機械に絶頂を懇願する底辺の存在となった。


『認証完了。登録データを参照に、アナル性処理を開始します。貞操帯、解放』


 ぎゅっぽんっ♥


「「ンホーッ!♥♥」」


 淫汁をべっとりと付けたアナルプラグがアームの力で引きずり出され、二人の尻穴が出っ張りを生んでプルプルと震える。当人の美貌と裏腹に縮れ毛が生え散らかる醜いアナルと、モノが欲しくて仕方がないとパクパクと開閉し腸液の糸を引く縦割れアナルが途方のない快楽アクメを想像して打ち震えた。


『00、性処理開始。累積データから高い効率の性処理プランを構築』


 アナル性処理室のAIはデータ化された彼女たちの嗜好を効率的に用いる。彼女たちは、本人すら自覚していなかった性的興奮を100%引き出されて絶頂に至るのだ。

 ガバガバの盛り穴からケツ汁をだらしなく滴らせる女への効率の良い性処理はもちろんアナルから……ではなく、整った小さな鼻孔へ勢いよく振りかぶられた鼻フックからだ。


「ぶごお゛っ♥♥」

『鼻孔の拡張による興奮物質の多量分泌を確認。拡張を継続します』


 何者も寄せ付けぬ窮極の存在だった女は、そうであったが故に被虐の快感に秀でていた。あるいは、愛しい者が見惚れてくれた暴力的な美貌を穢される倒錯的な快感を内心で欲していた。


『鼻孔拡張完了。羞恥心によるアナル感度上昇を提案……啼け、豚』

「……ぶ、ぶひ〜♥ ぶひっぶひっ、ぶごっ、ぶひっ♥ ぶっひひぶほぉぉぉぉ〜〜♥」


 三方向から引っ掛けられた鉤が令音の鼻梁を無様に拡張する。鼻の裏まで暴かれた令音は、生命の頂点に立つ己を家畜と思い込むことで底辺に堕とした。

 AIの指示に従って豚啼き無様をキメた令音。補助興奮が最大まで高まったところに、いよいよアナルへの性処理が始まる。

 金属のヘラとでも言うものが令音のアナルに潜り込む。細く長い金属棒は、先端の〝返し〟で媚薬コーティングされた腸壁を『ツツ〜ッ♥』と優しく擦り上げた。


「あはぁぁぁ〜ん♥♥♥」


 人として秀でた点とされる理知的な雰囲気をかなぐり捨て、蕩けに蕩けた顔と声で令音が軽イキした。剛毛マンコがブシュッとイキ潮を噴く。

 続けて返しが『コリッ♥ コリッ♥』と強めに腸壁を擦る。


「ん゛ひっ……お゛ぉんっ♥♥♥ おっおっお゛ほ♥♥ た、たまらん、ぶひ♥ ん゛お゛♥ ん゛〜ッ♥ ん゛ォ゛う゛♥♥♥ ンひッ♥ ほぉ〜〜♥♥」


 甘く切なく啼く。窮極の存在である彼女は〝待つ〟ことに慣れていた。長い長い時を待ち続けた彼女は、アナル快楽に対しても〝長い待ち〟を好んでいる。じっくりと腸壁を擦られて、絶頂のカウントをゆっくりと高められる羞恥豚プレイが令音の性癖だ。


『10、アナルディルドによるピストン性処理』

「ふ〜♥ ふ、ふ〜〜っ♥ そ、そんなすごいディルドが、私のケツ穴には、はいると言うのか?♥ さ、〈鏖殺公〉より大きいではないか……♥」


 ドM、マゾアナルは〝母〟譲りなのか、十香には全長2メートルは下らないイボディルドが差し向けられていた。

 ただし、単に挿入するのではなく、彼女の自由意志で挿入する遠回しな方法が取られている。ガニ股を沈めることでアナルにディルドを迎え入れる〝ディルドスクワット〟。健啖家な彼女には都合の良い運動だ。

 無論、さっきひり出したアナルゼリーの極太を超える極太を自ら挿入できればの話だが。もし挿入れることが出来たなら、十香のケツ穴は一生涯便秘に悩まされる心配が無くなるだろう。それほど極悪なディルドだ。


「は、はいるわけがないだろう♥ け、ケツ穴が裂ける♥ つ、使い物にならなくなるのだ♥ こ、こんな……」


 バチィンッ!♥


「ほぎょーッ!?♥♥♥ お、おしりぺんぺんやめろぉ♥ それキク♥ アナルの奥が震えるッ♥ き、キクゥゥゥゥゥ〜〜♥♥」


 アナルマゾの癖にいつまで躊躇っているとばかりに、大人の剛腕より屈強なアームが十香のケツ肉を打つ。鼻フックもないのに、令音に負けず劣らずの悶絶絶頂顔を晒した十香は、仰け反った勢いを利用して一気に腰を振り下ろした。


 ゴリュ♥ ブチブチゴリュゴリュゴリュッ♥ ブチブチブチッ♥ ゴリュリュリュリュッ♥


「ォ゛♥♥♥♥ ぐぬぅ゛オ゛ッ♥♥♥♥ う゛……う゛……う゛うぅぅうぅう゛う゛ぅう゛ぅオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ゛♥♥♥♥♥」


 縦割れアナルが立ててはいけない音を立てて変形する。呼吸が圧迫される未知の挿入感。開発され続けた十香のアナルですら受け入れ難い凶悪ディルドは、彼女に最大絶頂のカウントダウンを与えていた。


「あっ、あ゛ぁ……お゛ぉぉぉん゛♥♥♥ う゛ほほぉ゛おおぉぉぉぉぉ……♥♥♥ い、イグッ♥♥ お、お尻お゛ん゛ッ♥♥ お尻イ……イキッ♥♥ すごい♥ ヤバいのくるッ♥ ケツアクメでかいのクルッ♥♥ イ、イグゥゥゥゥゥ……ッッ♥♥♥ 久しぶりに♥ 不潔アナルで不潔じゃないアクメすりゅうぅぅぅぅぅぅぅ……♥♥♥」


 それは令音も同じのようで、頭の中に詰め込まれた様々な語彙の中から、知性の欠片も感じられない言葉を選んで令音は『カリッ♥』『コリッ♥』と腸壁をじわじわ擦られるたまらない感覚に恍惚と蕩けていた。


「ん゛ごお゛お゛お゛お゛お゛っ゛♥♥♥ ほんごォ゛♥♥♥ ぉおぐっ、ぢぬ゛♥♥ げづあ゛な゛い゛ぎじぬ゛う゛う゛う゛う゛♥♥♥ は、はやくけつあぐめざぜでほじいのだあ゛ぁ゛ぁ゛〜〜〜〜〜〜っっ♥♥♥」


 こんな幸せな時間は生まれて初めて味わう。自分がここまで生き長らえてきたのは、この一瞬の絶頂を味わうためだ。

 二人とも本気でそう感じて、今まで感じたことのない絶頂にはしたない嬌声を上げてしまうはずだった。AIの管理に感謝の言葉を、最高級の絶頂に悦びを露にしたイキ嬌声(こえ)が上がるはずだったのだ。


『肛内放送です。管理番号00、管理番号10。両名は至急理事長室までお越しください。なお、本連絡はアナルの行動において最優先事項となります』


 ところが、令音と十香が『イ゛ギま゛ず゛っ♥♥♥♥』と本気の嬌声を上げるほんの数秒前に、隔離されたアナル性処理室にまで響く【肛内放送】がそれを止めた。


『肛門命令対象を感知。アナル性処理室の機能を完全停止します。対象者は速やかに理事長室へ出頭してください』

「な……♥」

「……くぅっ♥」


 最高の絶頂を直前で堰き止められた。その口惜しさは言葉にし難く、あの令音ですら忸怩たる思いの吐息を零していた。

 しかし、アナルである彼女たちが最上位の【肛門命令】に逆らえるわけがない。後ろ髪を引かれながらも、二人はヨダレを垂らしたアナルを突き出しながら言葉を返した。


「アナル了解! 管理番号00・不潔アナル(村雨令音)、速やかにアナル出頭します!!」

「アナル了解! 管理番号10・欲張りアナル(夜刀神十香)、速やかにアナル出頭します!!」

 ぶぶぼぷびぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっ!♥♥


 アナルの締めの返答も忘れない。彼女たちの口はあくまで副産物。全てをアナルで語るのが精霊という種族なのだ。







 理事長室に入室した二人を待っていたのは、豪奢な椅子に堂々と居座るブロンド髪の少女だった。


「二人とも、よく来てくれました。ああ、あなたたちの目の前にある【モノ】は気にしなくて結構ですよ」


 今朝会ったばかりのエレンとまさかの再会。露骨な警戒を孕んだ視線を彼女に向ける令音と十香だが、彼女が〝気にするな〟と言うなら目の前の【モノ】には目もくれない。


「あなた方の行為は観察させてもらっていましたが……肛虐精霊女学院に相応しい生活態度です。生徒、教師と身分が違えど、分け隔てなく尻穴で快楽を貪る。惨めな精霊らしい姿でした」

「……アナルとしては光栄だが、君に褒められても嬉しくはないがね」

「令音の言う通りだ。貴様に私たちのアナルを褒めてもらう筋合いはない!」


 近頃の様子を観察、評価されてアナルとしては嬉しい。だが、両者とも因縁浅からぬ相手に褒められたところで嬉しくはない。

 どこか矛盾している気もするが、二人の中で感情は普段通りに処理されている。何の問題もない。


「そうですか。ところで、アナル貞操帯はどうしました? アレがないアナルは辛いのでは?」


 エレンはニヤニヤと笑いながら矢継ぎ早に問いかけた。そう、二人は停止したアナル性処理室から理事長まで大慌てでケツ肉を振り乱して来たため、アナル貞操帯を再装着し損ねていた。

 指摘を受けた二人はアナルと眉根をピクリと揺らすと、自分たちの心境を正直に応えた。


「……ああ、君の言う通りだ。私たちアナルは貞操帯がなければ弱点が丸出しだ♥ それにケツアクメ直前で呼び出されたのもあって、何も入っていないケツ穴がヒクヒクイキたがっていてね♥ けれどイキそうなのにイケない♥ ……正直、今すぐ両手で腸内を掻き毟ってンホー♥ とバカマヌケ顔を晒したい気分だよ♥ ……もちろん、私たちアナルは自分でアナルに触るような無礼はできない♥ そのせいで気が狂ってしまいそうだ♥」

「ケツ穴が寂しくて寂しくて仕方がないのだ♥ クソ太ディルドを食べた後に、何もないケツ穴晒しっぱなしで頭がおかしくなりそうだ♥ ケツアクメしたい♥ ケツアクメしたい♥ ケツアクメしたい♥ そんな気持ちで頭がパンクしている♥ ケツ穴汁垂れ流しで足元がびしょびしょだ♥ だがケツ振りが止まらん♥ ケツ汁噴射ダンスが止められぬのだ♥」


 二人とも正直すぎる言葉を真面目な顔で紡いだ。ガニ股でデカケツを『ヘッコヘッコ♥』『ブルンブルンッ♥』と上下左右に揺らし、開きっぱなしのアナルから腸液を噴き散らかしていた。

 もし〝全てを知る〟エレンでなければ、美女と美少女の惜しみないケツイキ願望の発露に思考を停止していたに違いない。もっとも、真実を知るエレンは沈黙の代わりに嘲笑を零したわけであるが。


「ふふふ……それは大変ですね。これ以上、学院での私の部屋をあなたたちの汚い体液で汚されるのも心外です。こちらを使って疼きを鎮めるといいでしょう」


 言って、エレンが二人に投げ渡したのはディルド型の貞操帯だ。普段使いしているプラグ型に比べて長さに秀でて、今の欲求不満アナルに適したモノ……であるはずなのだが。


「……んっ」


 早速装着した令音は眉根を寄せ、不満気な吐息を漏らした。


「おや、ご不満がおありですか?」

「……そうだね、正直に言って、ゴミのような貞操帯だ。ディルド部分が小さく、それに荒すぎる。……腸壁を擦られているはずなのに、何の気持ち良さも感じない」

「令音の言う通りだ! なんだこのゴミちんぽディルドは! アナルを馬鹿にしているのか!」


 総じて全く気持ちよくない。こんなゴミ道具が貞操帯ディルドを名乗るなど許されることではない、という意見のようだ。それを聞いた【モノ】が悲痛な声を漏らして泣いているが、二人はそれを認識できない。


「く、くく、ふふふふふ……ええ、その通りです。ゴミから再現したモノで、あなた方を満足させようというのが間違いでした。謝罪しましょう」


 代わりと言ってはなんですが、とエレンは気にするなと二人に言った【モノ】を手で指し示した。


「これを使って排泄して行かれては? 公開排泄器より素晴らしい使い心地を保証します。ちょうど、便意も膨れてきた頃でしょう」


 ゴロ……ゴロ……グギュル、キュゥ〜〜♥


「んん゛ッ♥ ……どうやら、好意に甘えた方がアナルのためになりそうだね♥」

「んごぉぉぉ……わ、分かった。そこの便器を使わせてもらうぞ♥」


 腹を叩いて唸らせるアナルゼリーの便意に屈し、エレンの提案を受け入れる令音と十香。

 公開排泄器と違って、その【モノ】で排便する際は自分たちで準備をしなければならない。

 令音は【モノ】の口に、十香は【モノ】の尻穴に極太のチューブを差し込むと、自らの片足を腕で上げて支えてI字になるバランスポーズを取って、便器と繋げたチューブを己のアナルへ突き刺した。


「……んッほ♥♥ アナル合体(コンバイン)完了♥」

「うほっ♥♥ 菊門(ゲートオープン)!♥」

「「アナル♥ 変態ケツアクメ脱糞準備完了!♥」」


 【モノ】に向けてI字バランスで排泄チューブを接続した令音と十香は、焦らされて待ちかねたアクメを今一度の大便ゼリー排泄で味わう期待に頬を蕩けさせた。


「「便意♥ うんち解放♥ 脱糞発射!♥ ケツアクメイクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ―――――――― 」」




「管理番号00、管理番号10。思考制御解除。思考を取り戻しなさい村雨令音……いえ、崇宮澪、夜刀神十香」


 その直前だった。二人の脳髄と霊結晶という精霊の〝本当の中枢神経〟に、エレンの絶対命令が飛んだのは。



「「おびょびょびょ!?♥♥♥♥ ――――――え?」」



 二人は思い出した。その瞬間、彼女たちの価値観が反転する全ての事象が脳裏に蘇った。


 自分たちが精霊であること。DEMの統括を討ち取ったこと。

 夜刀神十香は大切な少年を守るために戦ったこと。

 崇宮澪は愛する〝彼〟を生き返らせるため窮極の力を振るったこと。

 しかし、狂気に呑まれたエレンの手で全ての精霊が彼女に頭を垂れる未来が訪れたこと。脳から霊結晶に至るまで、復讐の狂気に駆られたエレンの支配下に置かれたこと。


「やべぼお゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ!!」


 今この瞬間に思い出すべきではないことを思い出した。

 チンぐり返しという男の尊厳を損なう姿勢で、令音よりガバガバで十香より縦に割れた性処理用メス堕ちアナルを晒した女装した五河士道、つまり〝五河士織〟が完全に拘束された姿であろうと認識できなかった二人が、彼の口と尻穴に自分たちのアナルを繋いで〝便器として大便に使う〟刹那の間に――――――少女たちは彼への愛を心に浮上させた。


「「い――――――んおおぉおおおおおおおおぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!?♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」」


 ぶりゅりゅぶりぶりぶりっ、ずるるるるるっ、ぶぼぼぼぼぶりぶりぶりぶりぶぶびゅぶりゅうぅぅぅぅぅぅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶべべぶりぃぶぶぶぶっ、ずももももりもりっぷぷぅ、ぴぶぅっ、ぶりぶりぶりぶりぶりぃぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ!♥♥♥♥♥


 刹那に芽生えた想いでは、絶望の悲鳴をほんの僅かに発するだけに留まる。ケツアクメを焦らされた末の解放感は、たとえ世界を破壊する愛を持つ太母(グレートマザー)と彼女から生まれた愛娘であろうと、絶対に止められない。

 白目アクメをキメながらチューブの先に流動体を吐き出す。令音は透き通る純白の、十香は宝石のような輝きの紫紺を。けれど、美しかろうと自分たちの腸から生み出された汚物を。愛する少年の口内(肛内)にぶちまけてしまったのだ。


「ん゛ッぼごおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉおおおぉおおぉおぉおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」


 あどけない少女の顔をした少年の苦痛を表現し切るには、言葉というものはあまりに頼りない。愛する少女たちの汚物を上下の穴から注ぎ込まれ、ゴミと蔑まれた短小包茎ちんぽをビクビクと怪しく痙攣させ、弱々しいマゾ射精を自身のアヘ顔に引っ掛ける。


「やだぁぁぁぁぁぁ♥♥ やだやだやだっ♥ やめてっ♥♥ もうやめてぇぇぇぇぇぇぇっ♥♥ う゛ぅぅぅう゛う゛ぅぅぅ〜〜〜〜〜〜っ♥♥♥ だめぇ♥ シンにうんちだめなの♥♥ ごめ゛ん゛な゛さい゛ッ♥♥ シンの中にうんち出して♥♥ お尻でイグぅうぅうぅう゛う゛う゛う゛〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」

「お゛ぉう゛ッ♥♥♥ お゛ほッう゛ぉ゛〜ッ♥♥♥ シ、ドーッ゛♥♥♥ し、どぉ゛ッ♥♥ どま゛れ゛ッ♥♥ うんちだずな゛ッ♥♥ いうごどを、ぎげぇ゛♥♥♥ とじろ♥♥ ケツ穴オナラするなぁ゛♥♥♥ シドーのケツ穴にっ♥♥ 汚ったないの挿入れるなあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ゛っ゛♥♥♥♥♥」


 童心に返ったような叫びを上げ、噴き出すアナルゼリーに枯れたはずの涙を滂沱のごとく流す令音。どれだけ無様でブサイクな顔を見られても構わないと限界を振り絞って尻穴に力を込めて、汚物の排泄を止めようという十香。


 ぶぼっ、ぶりっぶりっぶりっ、ぶぼぶびぶびびびぶぼぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅッ♥♥♥♥


「「ンホーーーーーッ♥♥♥♥ だっぷんイグーーーーーーーーーッッッ♥♥♥♥♥」」


 無論、意志の力で止まるほどの開発調教でなかったことを彼女たちの身体は知っている。精霊という種の在り方がアナル一色に染まるよう、DEMの技術力と精霊の権能と数ヶ月の時、全てを費やした集大成。

 もはや愛などという子供の遊び言葉で止められるものか。I字バランス排便で既に数百回のアクメを感じた令音と十香は、仰け反り舌出しアヘ顔で士織の口内(肛内)に汚物のゼリーを叩きつけた。

 精霊としてではなく、異性を愛する人としての尊厳が完全な崩壊を迎える。上下から注ぎ込まれた脱糞ゼリーが士織の胃と腸を破裂寸前まで追い込んだ。


「う゛ほぉぉぉぉぉ……お゛っ!?♥♥ ぐぅぅぅぅ……オナライグーッッ!!♥♥♥♥♥」

「んぎっ、がっ……ふーっ、ふん゛ぅ゛ぅう゛う゛う゛ぅぅっっ……お、オナライッグゥゥゥゥゥッッッ!!♥♥♥♥♥」


 ぶっぼぶびぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!♥♥♥♥


「お゛ぼっ♥♥♥♥♥」


 トドメの〝押し込み〟とばかりに令音と十香は空っぽのぽっかりアナルから特大の放屁を噴射し、上下の穴で愛の籠ったガスを受け止めた士織は、アナルゼリーを吐き出せないほど押し込まれながら、白目を剥いたマゾ射精アクメで失神した。

 愛する少年に汚物を流し込んだ末に、放屁で押し込みアクメをキメて、品性下劣というだけでは物足りない醜態を晒した令音と十香。

 全身から体液という体液を噴き出し、ヨダレと鼻水と涙でぐちゃぐちゃの顔で、それでも少女たちはエレンに視線を向けた。


「……エレ、ンンンンッ!! 絶対に、許さない……!!」

「貴様……貴様ぁ!! よくも、よくもシドーに……殺してやる! 今すぐ殺して……」


 滲み出る純然たる殺意の視線。無垢な霊結晶から生まれた精霊が、自らと同じ殺意に染まった光景は、エレンからすれば愉悦以外の何物でもない。が、彼女が精霊へ求める絶望とは明確に異なる。


「やれやれ、これ以上の醜態を彼の前で晒すつもりですか? まあ、私は構いませんがね――――――管理番号00、及び10の肉体操作権をエレン・メイザースに完全譲渡。崇宮澪、夜刀神十香、整列なさい」

「「――――――了解しました」」


 エレンの【命令】を受諾した肉体は、速やかに彼女たちの殺意を消し去った。

 虚ろな目で異質な無表情を描いた肉体は、士織とのアナルチューブ接続を解除し、気絶した士織を足蹴にしながらエレンの前にビシッと整列(気を付け)を行った。


「崇宮澪、エレン様のご命令に従います。ご指示を願います」

「夜刀神十香、エレン様のご命令に従います。ご指示を願います」


 〝彼〟から貰った名は、エレンに絶対服従を約束した命令遵守人格のモノとなっている。そのことに気づいた少女たちの絶望をエレンは欲する。


「澪、十香。そこに転がったゴミの顔面に、もう一度排泄しなさい」

「了解しました、エレン様」

「個体名・五河士織の顔面に排泄を開始します」


 くるりと椅子を回して背中を向けたエレン。彼女が見ていようがいまいが、令音と十香の行動は何一つ変わらなかった。知っていたからこそ、それをエレンは音だけで楽しむと決めたのかもしれない。


「ぶごっ……ぶぐぅぅっ♥」


 二人は士織の口からチューブを取り外し、ゼリーが溢れ出す前に自分たちの尻肉で『むぎゅうぅぅぅ♥』と蓋をした。

 士織の顔面に互いのデカケツ肉をむぎゅむぎゅと押し付け合う令音と十香。腸汁に塗れたケツ毛が士織の少女面に擦り付けられる。その愛おしい唇に、汚らしく歪んで精霊の象徴となった不浄の穴(アナル)が『ぶちゅっ♥』と口付けられた。


「排泄物の生成開始。便意上昇」

「腸内汚物が満たされるまで、便圧を解放。一分間の放屁が発生します」


 ぶびぶびぶびぶびぶびぶり゛り゛り゛り゛り゛!


 実のところ、精霊たちの腸内は改造され尽くされ、外部の機器に頼らずとも自らの能力だけでアナルゼリーを生成できる。急速な排泄物生成時、指定の時間中放屁が一度も止まらなくなるデメリットがあるが、愛する少年は彼女たちの汚い音とガスを余すことなく受け止めている。気を失ったまま短小ちんぽを『ぴくぴくぴく〜♥』と痙攣させ、鼻腔を狂わせる淫臭にイキかけていた。


「腸内運動促進。崇宮澪、便意100%」

「腸内運動促進。夜刀神十香、便意100%」

「「ウンチングスタイル確保。菊門(ゲートオープン)。最大便圧で脱糞、発射」」


 その顔面が露になる。淡々と進められた準備の果てに、デカケツを僅かに浮き上がらせた令音と十香。灰銀と紫紺の縮れ毛を鼻や口にびっしりと張り付けたアヘ顔目掛けて――――――排便が行われた。


 ぶりぶりぶり!♥ ぴぷぷぷぷぅ!♥♥ ぶばぼりぼりぼぼぉ!♥♥♥ ぷりぷりもりもりぃ!♥♥♥ ぶぼぉ!♥♥♥♥ ぺぷぅぅ!♥♥♥♥


 無表情だがアクメはしている。蹲踞の膝に両手を置き、ウンチングスタイルで全身を震わせる二人の股座からはイキ潮が吹き出している。が、そんなことが些事でしかないと思うのは、士織の顔面に無色半透明と紫紺のゼリーがモリモリと積み立てられて行く光景があるからだろう。

 腹が膨れるまで溜め込まれたゼリーの二重排泄。肥大化アナルから噴き出る極太ゼリーは、あっという間に少女と見紛う少年の顔を埋もれさせる。愛する少女たちのケツ毛の上から、美しい汚物が積み上げられていく。


 なお、これは無表情な人形と化した令音と十香の身体には関わりのないことだが――――――エレンに縛られたのは肉体のみで、思考は未だ彼女たちの裡で正常化されている。


(うほおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ♥♥♥♥ とめて、やめて、とめてとめてやめでぇぇぇぇぇぇぇぇっ♥♥ シン、ごめんなざい゛っ♥♥ ごめんなざい゛ィ♥♥ なんで、なんでイッちゃうのぉぉぉぉぉ♥♥♥♥ イキたくないのに♥ シンの顔にうんちして気持ちよくなりたくないのにィ♥♥ 頭の中♥ 脱糞でイッでりゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥)

(んほおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ♥♥♥♥ シドォォォォォォォォッ♥♥♥♥ シドーの顔にうんち♥ うんちぃ!?♥♥♥ 知らない♥ 私はこんなこと知らないっ♥ あぁっ♥♥ シドーにうんちきぼぢい゛い゛♥♥♥♥ いやだぁぁぁぁぁぁぁぁ♥♥♥ たすけて、たすけてシドー♥ あーっ♥ あ゛ーっ♥♥ シドーにうんちぶりぶりどま゛らな゛い゛い゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥)


 正常化という点から、人格は彼女たちをベースにしていると逆説がされる。ただ改竄された時間が長すぎるため、正常化しようと改変された思考の影響を二人は大量に受けてしまっている。

 愛すべき士織への仕打ちに涙しながら、心の中で排便アクメの嬌声を上げているのはそのためだ。

 精神の苦痛で死を選ぶことは許されない。彼女たちは愛する者の顔面に汚い尻穴から汚物をひり出し、絶頂しているという動かぬ事実を噛み締めて絶望することしかできなかった。


「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ♥♥♥♥♥」


 じょぼおおおぉぉぉぉぉぉ……♥


 もっとも、身体をDEMに開発調教されたのは士織も同じようなものだ。顔面で汚物を受け止め、身体の隅々まで少女たちに愛された士織は、無意識で悦びの失禁を打ち出してしまった。

 精液混じりの汚水は令音と十香の汚物に彩りを加える。陰毛の上から汚物を。その上にちんぽの失禁をぶちまけた。三人の変態が織り成す愛のセックス……というのは少しばかり綺麗すぎる表現であろうか。


((んほぉぉぉぉぉ!♥♥♥♥ おならいく!♥♥♥♥ うんこイク!♥♥♥♥ アナル、いっくううううううぅぅぅぅぅ!!♥♥♥♥♥))


 ぶりゅりゅぶりぶりぶり、もりもりむりむり、ぶももも、もりもりもりぃ、ぶりっ、ぶぼおおおおおおぉぉぉぉ――――――――――――――――――――――――――――――――――







『肛内放送です。これより【入学式】を始めます。繰り返します。これより【入学式】を始めます。管理番号を持つアナルは、至急体育館へ集合してください。注意事項。アナル椅子を使用するため、貞操帯は事前に取り外してから出席すること』


 ある日、校内に機械音声のアナウンスが鳴り響いた。令音や十香、それ以外のアナルたちも音声案内に従って、自分たちの尻穴を守る貞操帯を取り外し、弱点を丸裸にした状態で体育館へと急いだ。

 アナル貞操帯を解除して望む行事は、基本的に精霊の致命的な弱点を晒して問題がない相手と対面する場合が多い。

 【入学式】は同胞の歓迎会であり、まさに貞操帯を外す条件に該当している。新しく同じアナル雑魚を迎えるべく、少女たちは個性豊かなアナルを吹き曝して体育館に集合した。


 体育館に並べられたアナル椅子に座った全校生徒は、〝新入生〟を前にして立派なアナルたらんと皆が生真面目な顔だ。


『管理番号05、生徒を代表して入学式の挨拶をお願いします』

「アナル了解! アナル総員起立! ンホーッ♥」


 生徒を代表して琴里が号令をかけると、アナル椅子に設えられたディルドからアナルを引き抜きながら少女たちが『ンホーッ♥』とマヌケな声とオホ顔を見せて立ち上がった。


「アナル屁い!♥」


 ぶぅぅ、ぶびぃぃぃ、ぶぼぼ、ぶぼぉっ♥♥ ぶりぶり、ブリブリッ!♥ ぶりっ!♥ ぶりぃ♥♥


 お辞儀をしながら放屁を発射。もう汚物を出しているのではないかと勘違いする爆音だ。というより、一部括約筋が緩いアナルたちはゼリーを脱糞してしまっているのだけれど。


「アナル着席! んほお゛お゛ぉ゛♥♥♥♥」


 頭を上げて、アナルで椅子のディルドに狙いを定めて着席。全員が『んほお゛お゛ぉ゛♥♥♥♥』と声を揃えて着席ケツアクメをキメる。

 これらは新入生への礼儀。アナルがどういう存在で、どう振る舞えば評価されるのかをその身で表現したのだ。

 新入生はアナルたちのケツアクメに言葉も出ないようだ。もっとも、リングギャグで口を開きっぱなしの状態にされ、矮小なちんぽとガバガバ縦割れのケツ穴を吹き曝した〝正気〟のチンぐり返し新入生が、如何様に言葉を発するのかという疑問はあるが。


『新入生を紹介します。アナル管理番号05Ω・メスちんぽアナル(五河士織)です』

「みふはぁ! ほーひひもどっへぇー!」


 士織は、チンポを咥え過ぎて狂三並に括約筋が失われたアナルを愛しい少女たちにじっくり眺められる屈辱を味わいながら、その舌足らずな口で訴えかけた。

 だが、正気の言葉はアナルに何も響かない。劣等生と優等生の差と何ら変わらない。士織は彼だけの女装専用服、女子学生服が良く似合う少女の悲痛な表情でアナルの【入学式】に歓迎される他ないのだ。


『彼は男ですがメス。肛虐精霊女学院への入学資格を充分に有しています。その上で、ある条件を理事長から約束されて入学しました。それは、彼が卒業まで正気を保っていた場合、肛虐に所属するアナルの学院からの全解放(そつぎょう)というものです』


 ――――士織を見る目が変わる。


『ただし、彼が正気を失った場合はその限りではありません。理事長からアナルへの伝言があります――――――思う存分歓迎しなさい。あなた方の下品と無様が肛虐を存続へと導くでしょう』


 精霊たちの存在意義、人権は全てアナルにある。肛虐からの解放とは即ち人権の喪失だ。


『管理番号05Ωには、他のアナルにない校則があります。

一つ・アナルたちが使用したパンツを恵んでもらい顔面に着用すること。彼女たちアナルは通常の下着を使用しないため、誠心誠意の懇願で恵んでもらうことが望ましい。

二つ・彼のみアナルだけでなくチンポも考査の対象。これはマンコと違い、チンポはアナルと共存すべきという理念に基づく校則。

三つ・彼は学院専用の簡易便所としても登録されています。皆さん存分に彼の穴に排便してください。

四つ・彼とアナルキスしている瞬間のみ、アナルたちは正気を取り戻します。

五つ・特例事項がない限り口を封じ、アナルによってのみ会話を許可。おなら言語、上手くできると良いですね』


 メスちんぽアナルの士織だけに課せられた特別な校則類を機械音声が読み上げていく。入学の詳細を聞いていなかったのか、士織はその内容に顔色を真っ青にしている。

 しかし、彼が真に気を配るべきはアナルたち。彼の折れない心を折に〝歓迎〟を行う――――精霊アナルたちである。


「入学おめでとう、士織♥ けど、この学院では兄妹とかないから……あ、今は姉妹か♥ とにかく歓迎するわよ、メスちんぽアナル♥」

「そうそう、同じアナル同士♥ 先輩も後輩も教師も関係ないから♥ そこんとこよろしく、ガバガバアナルのメスしょーねん♥」

「ほほひ、ひゃあ! ほーひにもぼ……」


 さっそく新入生を囲って歓迎するアナルたち。自分たちの尻穴を見せつけつつ、臀部に『アナルご入学おめでとうございます♥』と一文字ずつ刻んだ彼女たちは、さらに士織を囲い込む。ガチガチに拘束台にかけられた士織でも、舌を伸ばせばアナルを舐められるくらいに臀部を顔面目掛けてぎゅうぎゅうと詰めかけた精霊たちは。


『メスちんぽアナル、入学おめでとうだブー♥』


 ぶっぶぅぅぅぅぅぅぼびぃぃぃぼぼぉぉぉぉぉぉぉっ♥


「ぶぎゅおおお゛お゛お゛〜〜〜〜〜〜〜〜っ゛っ゛!!?♥♥♥♥」


 一斉に歓迎のクラッカーならぬ放屁噴射を繰り出した。普通なら悪臭で悶絶するだけだが、精霊たちの放屁ガスは霊力が由来のもの。漂うのはメス臭い淫靡な香りであり、特に士織は霊力の共鳴反応で鼻腔が苛烈にくすぐられ、一発嗅ぐだけでアクメするほどの激淫臭だ。

 もちろん十数人に囲まれて一斉に放屁を浴びて無事で済むわけがない。白目を剥きかけた悶絶蕩け顔に様変わりした士織は、包茎ドリルからびゅーびゅーとザーメンを発射する。ただそれはケツ毛が千切れ飛び士織の顔面に張り付くガス噴射に比べて、一滴二滴すら精霊の肌にかけることも叶わない無駄打ち種無しザーメンでしかなかったのだけれど。

 アナルたちの激しい洗礼にアクメをキメた士織だったが、彼女たちの〝歓迎〟はまだまだこんな程度ではなかった。


「シン……本当に、久しぶり」


 歓迎会の中、一人の精霊が感極まった様子で彼の前に立った。

 令音と雰囲気が酷似した少女。それは当然、彼女が令音の同一存在であり、士織が誰より知っている精霊だからだ。


「ひふぉ……」

「うん、私だよ。ずっと、ずっとずっと逢いたかった。君が死んでしまってから、私は――――――」


 彼女は〈デウス〉。まさしく神の名で呼ばれた最強にして原初の精霊。そして〝シン〟の愛しい少女。

 三十年という長い時を経て、ようやく彼と再会した崇宮澪は。


「アナルのことだけを想って、今まで生きてきたんだ♥」


【アナル管理番号00Ω・万象肛門(アイン・ソフ・アヌス)/アナルタイプ・『極上縦割れ』/学院肛門ランク:S

ただ一本のチンポを想って育てられてきたアナル。その美しさはどんなマンコでも及ばぬ、まさしく真の神名器。彼女は精霊の頂点に立つ窮極のアナル】


 そのアナルを見せつけることは論を俟たない。神々しかった霊装は手足のみを覆い、突き出した肌理細やかな尻臀を両手で開き、十香すら上回る美しい縦割れのパイパンケツマンコを士織に差し出し、絶望が何たるものかを今一度問いかける。

 崇宮澪はただ一人の少年を想って生きてきた。その想いに学院は報いたのだ――――――五河士織を誰より絶望させる最強の刺客(アナル)としてだが。


「ねえ、シンのちんぽと私のケツマンコで言えなかったこと、語り尽くせないこと、お話しよう♥ どれだけでも、何日かかっても構わない♥ 何年かかっても構わない♥ 今度こそ、ずっと一緒だよ、シン♥」


 士織の心の裡に去来する様々な感情。彼はそれを受け止める精神を失っている。己のちんぽに近づく澪の美尻とそのアナルを呆然と見守ることしかできない。

 こうして恋人たちは、変わり果てた姿同士で無言のキスをする。ちんぽとケツマンコ。その鼓動を。三十年、交わせなかったセックスを――――――


 ふにゅんっ♥


「おっひょぉ〜〜〜〜♥♥♥♥♥」


 びゅっびゅっびゅくびゅく〜♥


 そのちんぽは澪のアナルに先っちょが触れた途端、白磁の尻肉に薄い白濁のザーメンをぶちまけた。


『…………は?』


 何日でも何年でも構わない。長く愛おしいセックスをしようと誓ったちんぽは、まさかの即堕ち暴発射精。あまりの神々しいケツマンコに触れた時点で、キンタマがセックスと誤解して全力の射精をキメた。これには澪だけでなく、精霊たち全員が呆気に取られてしまった。

 自分たちの大好きな少年が、アナルに皮が触れただけで射精暴発する粗チンだった。いや、見た目で分かっていたことだが、こうして現実になると。


「……ぷっ、ぷふふふふ♥ だ、ださ、ださすぎ……こ、この雰囲気で、挿入れる前に出しちゃうとか……あんなちんぽじゃ、私たちのアナルセックス(デート)なんて始めらんないわ♥」

「しかも薄い、薄すぎるのじゃ♥ ぷぷっ♥ おっほ♥ おかしくてケツからオナラが出るのう♥ 主様はケツから火が出るほど恥ずかしいかもしれぬがな♥」


 琴里と六喰、本物の妹のように可愛がる二人に短小包茎クソゴミ粗チンを小馬鹿にされて、士織は耳まで真っ赤にして堪えきれない羞恥に陥った。

 澪とのセックスを本気で望んでいたわけではない。だが男として、それ以前に人として、改めて己の早漏を自覚させられて恥ずかしくないわけがなかった。彼はチンポとアナルでセックスする才能には秀でていても、ちんぽでアナルとセックス才能には一切恵まれなかった。十数人の精霊に愛されながら、致命的な弱点をアナル以外に抱えた少年は、まさしくアナル女装男子になるべくして生まれた存在だと言えよう。


「う、うん、大丈夫。今度の私たちには、いくらでも時間があるから♥ だから、ここを卒業したいなんて言わないでね♥ どんなゴ……ちんぽでも、ゆっくりアナルを育てて行こうね……大好きだよ、シ……ううん、メスちんぽアナル♥」

「そ、そうだぞ。澪の言う通りだ♥ たとえちんぽがゴミクズの早漏でも、アナルを開発すれば気持ちよくなれるのだ♥ 落ち込む必要はないぞシ……いいや、メスちんぽアナル♥」

「ひゃらっ♥ ひゃめへ♥ みにゃいれぇ〜♥」


 最も同情されたくない二人の少女から、特別な呼び名すら失った瞬間に士織のプライドは完全に崩壊した。情けない早漏ちんぽの皮が心做しかさらに伸びて、ピロピロとみっともない皮ダンスを踊る。


「……みんな、彼を虐めすぎてはいけないよ。彼は入学したばかりなんだ……優しく迎え入れてあげようじゃあないか」


 そんなプライド崩壊尊厳崩落、男としても人としても底辺の存在になった士織に優しく助け舟を出したのは令音だった。母性溢れる彼女は、以前のようにその豊満な女肉で士織の頭をぎゅっと抱きしめた。


 むぎゅうぅぅぅぅぅぅ♥


「ん゛ぼごぉぉぉぉぉぉ……♥」

「……よしよし♥」


 精霊随一のデカケツがマシュマロのように柔らかく、それでいて精霊随一の縮れ毛が士織の頬をチクチクと刺激する。ある意味では生乳より刺激的なデカ尻の抱擁。呼吸が令音の淫猥ケツ臭一色に染まり、ちんぽを嘲笑われた羞恥など記憶の欠片にも残らなくなる。


「じゅるっ♥ ぢゅるるるっ♥♥ んくっ、ごきゅっ♥ ぶちゅううぅぅぅぅぅ♥」


 令音のアナルにキスをしている。擦り付けられる長く縮れた陰毛を、苦くて酸っぱい腸液を自由な舌根で吸っている。

 アナルキスではなく、アナルにキス。アナル同士のキスでないのなら、この行為は士織を優しく包み込み抱擁する以外に何の意味もない。


「んほっほぉぉおおぉ〜♥♥♥♥」

(れ、令音さんのデカケツきもちいい〜〜〜〜♥♥♥♥ あったかいのに冷たくてたまんね、た、たまんにゃい〜〜〜〜〜♥♥♥♥)


 デカ尻に包まれてアナルにキスをして恍惚とした快感を得ている。確かに士織は肛虐精霊女学院に相応しい人材なのかもしれない。


 文字通り尻に敷かれてアクメをキメた変態女装男子に、果たして本当の意味での逆転と正気を取り戻す目はあるのか。


「……ふふ、このまま入学記念の撮影をしよう♥ みんなで彼のケツ穴を拡げて……はい、アナル♥ オナラデルー♥」


 ぶぼおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥


「ンッホォォォォォォォッッ♥♥♥♥♥」


 その音は令音のものか士織のものか、はたまた別のアナルのものか。どれであれ士織の嬌声(こえ)が溢れる結果は変わらない。


 肛虐精霊女学院の名簿に新たにして最後の生徒が刻まれる。永遠に消えることのない醜態のがここから始まり――――――そして、美しい戦争(デート)の終わりを迎えた。




Comments

せきばん

令音さんアナルネタ超好き

タコよっちゃん

おなら大連発で素晴らしい 美しい少女たちをここまで下品にできるとは脱帽です!

いかじゅん

相変わらず精霊たちにはおかしい無様をさせている……でも好きだから書いちゃう!