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*公開から2ヶ月経過したため、通常プランで閲覧を可能にしました。



いつもご支援ありがとうございます。とりあえず一作上位プラン更新です。

来月は今回みたいなことがないように頑張ります……書ける書けないに左右されちゃうのは事実なんですが、こういう逃げ道に何度も頼ると癖ついちゃうのでそれは避けたいところです。

とりあえず本日はアリアンロードさんの即堕ち敗北です。いいよね、超強キャラの雑魚敗北。金髪碧眼のドスケベボディの雑魚アクメ。正直ムチムチとかは盛ってる気がするけどヨシ!


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 ゼムリア大陸・とある街の外れに潜む遺跡を強固な甲冑を纏いし女が突き進む。その様は威風堂々。ただ立ち、足を踏み出すだけで彼女の気品を誰もが感じるであろう。

 秘密結社『身喰らう蛇』。あらゆる方面において圧倒的な能力を持つ最高幹部の一柱にして、勝る者無しと言われる武の至高。

 蛇の使徒・第七柱《鋼の聖女》。あるいは鋼のアリアンロードと呼ばれる彼女が、辺境のさらに片隅にある遺跡をこうして訪れたことを知る者はほとんどいない。彼女からしても、残された時の流れで何の苦もなく行えることをしているだけなのだ。己を慕う部下に何も言わず、いずれ邂逅するであろう新たな英雄たちに出会うこともなく、だ。

 アリアンロードは《結社》からの要請で、とある古代遺物(アーティファクト)の調査と回収を請け負った。

 幸い調査自体はすぐに終わり、回収も辺境の地とはいえアリアンロードの能力があれば取るに足らない問題しか起こりえない。

 かくして彼女は単身で遺跡の奥地へと足を踏み込み、永き時の中で輝くことのなかった古代遺物を何の苦もなく手に納めた。


「これが件の古代遺物ですか」


 《結社》がアリアンロードにわざわざ回収を依頼したにしては、随分と呆気ない結果だ。守護騎士たちに先んじて回収されることを防ぎたかったのだろうか、とアリアンロードは手に持った小石のような宝石に疑問の目を向ける。

 回収だけを命じられたため、何の古代遺物かは彼女も知り得ない。見た目は極小さな物質だが、使徒の中で最も武力に秀でたアリアンロードが出張らなければならない危険物だというのか。

 そうして様々な憶測が彼女の思考に浮かんでは消える中――――――不意に古代遺物が極光を放った。


「ッ!?」


 仮面越しですら目が眩む凄まじい光だ。僅かに開かれたアリアンロードの目に、何やら妖しげな紋様が浮かんだ。


「……消えた?」


 ――――しかし、一瞬の出来事だ。


 何も問題はない。極光を浴びながら、アリアンロードは咄嗟に古代遺物を手放すわけでも、対抗手段を思案する時間すら取らなかった。その必要がないほど、眩い光は刹那の間に消え失せてしまったのだから。

 そのためアリアンロードは光が発せられたことより、即座に消えたことに疑問を強く持ったのか仮面の中で小首を傾げた。

 少しの間様子を伺って古代遺物を彼女なりに探りはしたが、光を発した石は嘘のように沈黙するのみ。自分の身体にも異常は見受けられなかったアリアンロードは、疑問に思いつつも外へと帰還。手に入れた古代遺物を《結社》に納めた。

 空を見渡せばまだ日が明るく、アリアンロードが要請を受理してから、まだそう日数が経過していない昼間の時間だ。


「少し、時間が空いてしまいましたね」


 そう呟いたアリアンロードは、威圧的な甲冑を外して素顔を晒す。金色の髪が太陽に照らされ、見惚れるほど美しい輝きが露になる。

 かつて《槍の聖女》リアンヌ・サンドロットの名と名乗った女は、聖女と呼ばれ続けて今に至るこの時まで変わらぬ美貌を持ち合わせる。武人としても、そして女としても誰一人彼女の美しさを認めない者はいないであろう。アリアンロードの振る舞いを高潔で気品のある者だと疑う余地はどこにもない。

 僅かだが時間が空いたアリアンロードは、鎧を脱いで落ち着いたデザインのワンピースとスカートに着替え、古代遺物回収のために訪れた街の散策に出ることにした。

 彼女ならばいくらでも着飾り、そしてどんな衣装でも着こなすであろうに、あくまで目立たない地味な格好をわざわざ選んだ。その理由は明白だ。


(闘争……争いとは無縁な人々の営み。これを平和と呼ぶのでしょう。かつての、あの日のように)


 平穏な人々の営みを眺め、ふと穏やかな笑みを浮かべる。アリアンロードからすれば、何もないモノを眺めるだけで心が安らぐ。

 その中でズキリと彼女の心が痛むのは、目にした平和に潜む闇を見抜けなかった己が罪過の嘆きか。


(……〝黒〟は討ち滅ぼす。必ず、我が全てを賭してでも)


 あの平和に目が曇り、闇を見逃した。そのことを忘れたわけではない。だからこそ平和を尊び、かの〝黒〟に全てを届かせる。

 そして、一時足りとも忘れることのない後悔と決意は、視界の端に映り込んだ平和に潜む悪意を見逃すことはなかった。


(誘拐、いえ、暴漢ですか)


 穏やかな街中での白昼堂々の犯行。その度胸だけは賞賛に値する。しかし、アリアンロードの目に映った以上、若い女を集団で襲おうとする悪辣な男たちを彼女が見逃す理由はなかった。彼女は卑劣な手段を否定はしないが、身勝手なだけの非道を決して許さない。

 穏やかな顔から一転して、険しい表情で彼らを追う。一人の女性が連れ込まれたのは人気の少ない路地裏で、アリアンロードであれば奥に行った彼らに難なく追いつくことができた。


「その方を放しなさい」

「あぁ? ……っ!?」


 険しい表情のままアリアンロードが一喝する。若い青年たちの集まりで、誰も彼も襲った後のことなど目もくれていないと分かる血気盛んな若者たちのようだ。

 彼らは振り向くと、アリアンロードの顔を見て一拍置いてから目を見開いた。突如として現れた彼女に驚いた、というよりは彼女を〝理解〟するまで時間を要したというべきだろう。


「もう一度言います。彼女を放しなさい。さもなければ……」

「……へ、へへ。いいぜ、放してやるよ」

「きゃあっ!? あ、え……?」

「ほら、さっさと行けよ姉ちゃん。もうあんたは用済みだ」


 アリアンロードの警告を聞いて、青年たちはあっさりと女性を解放した。あまりに物分りがよく、襲われかけた女性は戸惑い、アリアンロードも眉をピクリと動かす。

 突然、突き飛ばされるように解放されて戸惑っていた女性だが、一人連れ込まれる恐怖を思い出したのだろう。足をもつれさせながら立ち去ろうとする。


「あ、あの……」

「お行きなさい」


 途中、助けてくれたアリアンロードを気遣う視線を向けたが、彼女は短い言葉と目配せで女性を送り出す。恩を着せることをせず、ただ真摯に相手を気遣う。彼女があらゆる人間に尊ばれる理由が伺える。

 しかし、必ずしもアリアンロードという聖女の心を尊ぶとは限らない。


「へぇ、こりゃまたヤベェ美人が釣れたもんだ。さっきの女がガキに見えるぜ」

「ここに来たってことは、金髪のオネーサンが俺らと遊んでくれるってことだよな?」

「まあ、何言っても断らせねぇけどな、ぎゃははは!!」


 一人、また一人とアリアンロードの周りに下衆な笑みを浮かべた男たちが集まり、彼女を取り囲んでいく。

 視線の行き先は彼女の絶世の美貌はもちろん、ワンピースの下からしっかりと主張するたわわな胸やくびれた腰、引き締まった臀部。アリアンロードという雌が発する雄に対しての魅力。

 不死者になろうと失われることのなかった生の肉体。溢れんばかりの肉感に若い男はこぞって惹かれたのだ。

 高潔で気品のある者だと疑う余地はどこにもない。武人としても、そして女としても誰一人彼女の美しさを認めない者はいないと言った。けれど武人としてのアリアンロードを知らぬ者が、彼女の美しさだけに目を惹かれることもまた必然。

 彼らが目をつけた女性を手放したのはアリアンロードの武を恐れたからではなく、アリアンロードという絶世の美女が現れたからに過ぎなかった。


「はぁ……」


 喧騒を察した険が取れ、その美貌が呆れを含んだものへと代わり、下卑た空気の中を嘆息がヒヤリと凪いだ。

 平和の中に潜む闇、などと大層な表現を使うまでもない。彼我の実力も分からない男たちは、アリアンロードから見れば悪意ではあれど闇足りえない。取るに足らない存在の短絡的な思考と欲求が透けて見え、ため息を吐くのも無理はない。


「……は? 何だその態度。俺らが本気じゃないとでも思ってんのか?」


 だが、あくまで正当な評価を下したアリアンロードの態度に男たちは目くじらを立てた。彼らは数と、そして雄と雌という古来の格差から自らを上だと錯覚している。今目の前に立っているのが、性別を覆す武の極地に在る者だとも知らずに。

 言葉を尽くして止まるものなら、アリアンロードは無益な行いを言の葉で否定しよう。けれど止まらぬなら、言葉こそが無益であるならば、アリアンロードはただ彼らを哀れんで吐息を吐くのみ。


「……おい! やっちまうぞ!!」

「当たりめぇだろ、ぜってぇ逃がすな」

「連れ帰って全部ぶち犯してやる……泣いて謝って後悔しても許さねぇぞ!!」


 そんな聖女の慈悲が心底から気に食わないのか、眉間に怒気を滲ませた男たちがアリアンロードへ躍り懸かった。


「加減はしましょう。ただし、この選択に相応の悲鳴は覚悟しなさい」


 激昂した男たちの姿を一瞥してアリアンロードは目を閉じる。諦めたのではなく、彼女が彼らを相手取るのに視界すら必要としないということだ。









「お゛っ♥♥ ほっっ♥♥♥ んおっ、おぉぉぉぉぉぉぉぉっっ♥♥♥」


 しばらくして、路地裏に汚い悲鳴が響き渡る。獣が悶え苦しむ、或いは遠吠えを叫び上げるような野太く気品のない声だ。

 成人した男が叫びより大きく、負けず劣らず太い声。その声の主は、打ちのめされのたうち回る男たちのもの――――――ではなかった。


「お゛っ♥♥ お゛っお゛ぉ♥♥ んほおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!♥♥♥♥」


 ぷしゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♥


「おいおい、このネーチャンまたイッたぜ。潮吹いたのこれで何回目だよ! 顔に似合わずさぞ遊び倒してんじゃねぇか、えぇ?」

「ち、ちがっ、んおっ、あっ、あおっ♥♥ おぉぉおぉおぉんっっ♥♥」


 両手を掴まれ、艶かしい白磁の尻に腰を打ち付けられて濁声を上げてブロンドヘアーを乱れさせる。捲り上げられた服の下から零れた左右の爆乳を『ぺちっぺちっ♥』と間抜けな音を打ち鳴らしながら犯される女の嬌声が路地裏に鳴り響いていた。

 この場に女は一人しかいなかった。人を慈しむ清き笑みを浮かべる聖女しか。だが、今男たちに犯されている女の声は品性下劣で、顔は鼻の下を伸ばして舌根を突き出した蕩けに蕩けたもの。それをかの聖女と結びつけるのは、侮辱に値するというものであろう。


「あぁっ♥♥ く、ふぅぅ♥ はぁぁんっ♥♥」

「お、いい声出すじゃねぇか。胸もデカけりゃ乳首も弱いってか。男に犯してもらうために生まれてきたような身体だな!」

「や、やめっ♥ ひっ、いひぃんっ♥♥♥ はひぃ♥ あ♥ そこ♥ 気持ちいい♥♥ 奥♥ 突かれて♥♥ おぅ♥ おぉう♥♥ こえ♥ でるっ、おぉぉぉぉぉぉ♥♥♥」


 ばるんばるんと暴れる爆乳の乳首を小突かれて甲高く喘ぎ、ケツ肉に波を打たせる激しいピストンに明滅する視界を一秒足りとも制御できない。

 犯されながら品性を疑う淫らを披露する女が、あの鋼のアリアンロードであるはずがない。誰もがそう言うだろう。

 しかし、犯される彼女自身が一番証明してしまっている。鋼のアリアンロードは、リアンヌ・サンドロットは、男のペニスにヴァギナを貫かれてアクメをキメる変態聖女である、と。


(な、なぜ♥ まったく♥ ていこう♥ できない♥ このようなことをするものたちに♥ どうして♥)


 どうしてアリアンロードが一方的に犯されているのか。英雄でも魔王でもなく、強者と無縁の立場にいるチンピラの男たちに、淫らな女体だと罵倒される屈辱を味わいながら、涎と共に喘ぎ散らしてしまっている。

 その疑問への回答をアリアンロードは得ているはずだった。今朝彼女が手にした古代遺物(アーティファクト)の効果が、何一つ問題なく作用している時点で、だ。


 これこそが回収した古代遺物の効果なのだ。一定上の強さを持つ女から男へ反抗する力を奪い取り、その身体を強者から下品な雌肉へと変える。メスがオスに従うという古き概念にして、原初の肉体に刻まれた優劣の本能。


「しっかし、マジで犯されるために助けに入ったのか?」

「それしかねぇだろ。こんなイカした彫り物を腹の下に入れてんだぜ? 犯してくださいって言いに来たに決まってんだろ」


 ぐりっ♥


「う゛お゛ぉ゛っ゛♥♥♥♥ ヤベッ♥ イグッ、いぐうぅぅぅうぅぅぅ♥♥♥♥」


 たとえば、力の強さ故に劣化した本能を呼び起こすモノがあったとしたならば。アリアンロードの下腹部に浮かぶ妖しい色の卑猥な紋様が、指で圧迫された傍から彼女の思考を吹き飛ばすほどの快楽物質を濁流の如く溢れさせたというのなら。

 オスに従うべきと、オスの前で気持ちよくなるべきと身体に命じるいやらしい紋章、言うなれば淫紋。

 そんな屈服隷属の証をメスの弱処に刻んだまま、性欲盛んなオスの前に飛び出した。彼我の実力も分からなかった愚者はどちらか。彼女と男たちの力関係は、出会った時から覆されていたのだ。


(は、はやくっ♥ なんとかっ♥ おぉぉ!?♥♥ ふぉぉぉぉぉぉぉぉっっ♥♥♥)


 抵抗しない女の身体を犯すだけだ。猿にでもできる。あまりに楽な儲け話だ。まして、相手は金髪碧眼の爆乳巨尻を持つ絶世の美女ときた。

 アリアンロードが媚肉を晒すまで数分とかからなかった。彼女が爆乳を揺らすまで、美貌を蕩けさせるまで、淫紋を押されてアクメ潮を地面にぶちまけるまで、それぞれ僅か数分にも満たない出来事。数百年保たれた聖女の清らかな身体は、たった数分足らずでこの世で最も淫乱な性感聖女へと堕ちた。

 だが、淫紋でオスに屈服するよう躾られたアリアンロードに、もはやまともな思考能力は残されていない。何とかしなければ、と思った傍から快楽に蕩けて弾け飛ぶ。


(あ……ろ……ぜ……)


 呪いの類なら、親友が解呪できるのではないか。それが最後に行った彼女の人間らしい思考だった。


「おらっ、マンコにお望みのものぶちまけてやるよ!」


 パンパンパンパンッ♥


「ほお゛ぉおぉぉぉぉっ♥♥ おちんぽ♥♥ おまんこ深いところ♥ やめて♥♥ ザーメンださないでっ♥♥♥ こ、これ以上は♥ 耐えられませんっ♥♥ いく、いく、いくいくいくぅぅぅぅ……っ♥♥♥」


 簡単に振り解けるはずの両手に力が全く入らない。だというのに腰は男の魔羅を迎え入れるのに苦労のない高さを維持し、鍛えられながらメスの肉感を保つ美脚が下品なガニ股を描いている。完璧なチンハメポーズを取りながら止めてと言うメス豚に男は笑いながら言葉を返した。


「今さらレイプされてますって媚びなくていいって! ちんぽまんこって慣れっ子アピールしちゃってんだからさぁ。マゾ女らしく腰振り返してりゃいいんだよ、この淫売が! 欲しいのはこれなんだろぉ!?」

「ちが、ちがう♥♥ ちがいます♥ これは、頭の中に勝手に浮かんでっ♥ うひっ、ひぃ、あひぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜♥♥♥」


 淫売などと罵倒してくる男の言葉を必死に否定する。だが、古代遺物の刻印は《鋼の聖女》といえど逆らえるものではない。

 オスに媚びへつらうための言葉が頭に浮かび上がってくる。普段の彼女なら、飛び出そうとするいやらしい言葉の羅列を拒絶することもできただろう。しかし今は、無意識に口から飛び出す淫語を一つ足りとも抑えられない。下品な言葉が、みっともない汚声と共に際限なく響き渡る。


「しゃあっ、そろそろ射精る……ぞッ!!」


 ドビュルッ♥ ドビュドビュドビュドビュルルルルルルルルッ♥


「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ♥♥♥♥」


 思考が停止するほどの美女であり、自分から股を開きにくるドスケベマゾ女、と男たちの視点から映る幻想のアリアンロードに対する劣情は、ザーメンの濁流となって現れた。

 そして理由はどうあれ、淫乱な身体が幻想ではないアリアンロードにとって、その白濁の奔流は暴力的だった。視界が真っ白に染まり、子宮が悦びに打ち震える。支配されているという被虐快感を覚えた身体がマグマの如き熱を放出する。それはアリアンロードの中枢神経まで辿り着くと、彼女が縋り付く理性の糸を容易く断ち切った。


「ん゛お゛ッほおぉおぉぉぉぉぉぉぉぉッ♥♥♥♥ オ゛ッ♥♥ まんこっ♥♥♥ イグゥ♥♥♥♥ イグイグイグ、イ゛ッグウウゥゥウウゥウウウウウッッ♥♥♥♥」


 白目を剥いて爆乳を『ぶるんっっっ♥』と振り乱すほど仰け反ったアリアンロードは、情けない爪先立ちのみっともないガニ股から濃密な量の淫汁を噴射した。もう何回もイキ散らかしているとは思えない量のアクメ柱がぶじゅう、ぶじゅうっと激しい音を立てて路地裏のあちこちに飛び散る。

 イッた腰がガクガクと揺れる度にイキ潮はぶちまけられる。


「お゛……ぁ゛……おぉぶっ♥♥」


 ベチャッ♥


 派手にアクメをキメた淫女の身体が、そんなイキ潮の中に沈んだ。ガニ股で爪先立ちのイキ姿を披露しきれば、後は身体がそれを維持する理由はない。手を離した途端、彼女は爆乳をクッションにして地面に転がった。潰れたカエルのように無様な姿を。ケツを震わせて絶頂の余韻に浸る様をオスたちに見てもらわんとするかのように。


「……はぁ、ひぃ♥ ふー、ふーっ♥ ふ、ぐぅぅぅ♥」


 やがてアリアンロードは、その無様な手足を必死に動かし始めた。神速を凌駕し圧倒する領域に座する女が、カエルのように跳ねるわけでもなく、ムチムチの身体を引きずって逃げようとする。

 立ち向かえないなら逃げるしかない。犯され、膣内に精子を撒き散らされて敗北した聖女の惨めな逃亡劇を男たちは見下してせせら笑う。彼らの中の一人が近づいて、そのデカケツに手を振り下ろした。


 バチィンッッ♥


「ほぎょおお゛ぉ゛おぉぉぉっ!!?♥♥」

「なぁ、こんだけ遊んだ痕が見えるってことはさ」


 逃げようとしたことを咎めたわけではない。ただ、彼女がデカケツを引っぱたかれれば哀れな嬌声を張り上げて動きを止める淫売だと理解して、楽しむためにそうしたに過ぎない。

 張り手を喰らって赤く染まり、プルプルと震える艶かしい巨尻を鷲掴みにし、開く。もちろん彼女を犯すために休めていた肉棒がガチガチに滾って、狙いを定めた穴に涎を滴らせる。


「こっちも使えるってことで、いいよなぁ!!」


 下準備はそれだけで十分だった。ヒクヒクと蠢く極小の穴に男は竿を振り抜きめり込ませた。


「ほお゛っ……っっ、おほぉおおぉおぉぉぉおおおぉおぉおおぉぉおおおっっ♥♥♥♥ ほぎょぉぉぴゅう゛ぅぅううううぅぅぅううぅぅぅっっっ♥♥♥♥♥」


 めりめりと押し広げられ、ずぷずぷと沈む。尻穴の悲鳴は男の腰がアリアンロードの巨尻にダイブし切るまで続いた。否、どんな高級なマットレスより居心地がいいデカケツベッドから起きて、寝て、起きる。当たり前のように行われるピストンの回数だけ、アリアンロードの尻穴はその嬌声を張り上げた。


「おぅ♥ おぉうっ、ほぉぉぉぉぉ♥ おしりっやべっ♥ やべぇぇぇえぇえぇ♥♥ げづあ゛な゛♥♥♥ ぞんな゛っ♥♥ ふおおぉぉぉおぉんっ♥♥♥ ほぉんっ♥♥ ほぎょおおぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥」


 もちろん嬌声は尻穴のみではなく、地面に擦り付けられたアリアンロードの唇からも響き渡る。轟く、と言うべきか。

 寄り目上擦りでアヘ声を叫び散らす女を誰が聖女と認めるだろう。彼女が自ら否定するかもしれない。それほど彼女は無様だった。惨めで、淫らで、下品だった。


「やっぱ当たりだわ。へへ、とんだ好き者だ。このビッチがよ」

「これなら見た目に騙されないで一気に輪わした方が良かったか?」

「いやでも見た目最高だし、最初は一対一で楽しむのが通だろ。アヘ顔はやべーけどな」


 身勝手な理屈を振り翳す男たちのために、アリアンロードの身体はイキ続け、叫び続けた。涙と鼻水と涎を恥も外聞もなく噴き出したアヘイキ顔でアリアンロードは野太い嬌声を叫び上げる。


「お゛ほーっ♥♥♥♥ お゛っ、イグッ、また、まだイグゥッ♥♥♥♥ けつまんこっっ、ケツマンコイグゥゥウゥウゥウッッ♥♥♥♥♥ じらないのに゛♥♥ おじりのおまんこでいぎゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」


 数百年間で初めて入口になっケツ穴でイキ狂って、吐き出されたザーメンを汚らしい音を立てて排便する。ブリブリと響き渡る音と共に、地面に黄色い汚水を撒き散らす。巡り巡って、それは彼女のブロンドヘアーに塗りたくられる。犯されながら、アヘり散らしながら染み込んでいく。


 伝説の聖女のアクメ声が響き渡る。誰もそれをアリアンロードとは、リアンヌ・サンドロットとは思わないのだろうけれど。






 その後、アリアンロードに助けられ、街の警察に助けを求め路地裏に戻ってきた女性が現れた。

 そこにはもう誰もいなかった。けれど、彼女の虚言を疑う者は皆無であったという。

 鼻が曲がりそうなくらい強烈な淫臭。それが淫らな雌が吐き散らしたモノだということは、雨が降ったのかと錯覚するほどびしょしょに濡れた路地裏が証明をする。同じく撒き散らされた白濁液はどれもその淫汁と濃厚に絡まって、どこへ出され、どこからひり出されたのかを如実に表していた。


 そして、あちこちに散乱し、ズタボロになるまで汚されたモノ。自分を助けてくれた女性が身に纏っていた筈の清楚な衣服が、誰もいない理由を十二分に語り尽くしていた――――――





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この人めっちゃ強くて綺麗なんですよを導入でねちっこく書いて、負ける時は場面転換即堕ち二コマ。何回やってもたまんねぇぜ、この冒涜感……

Comments

タコよっちゃん

アリアンロードさまぁぁぁ! やったぜ!あの身体を好き勝手出来るなんて幸せ者ですな。

いかじゅん

アリアンロードさまを使えた時点でとてつもない幸運……!この後アリアンロード本人に古代遺物回収させたりとか妄想が捗る