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*公開から2ヶ月経過したため、通常プランで閲覧を可能にしました。



いつもご支援ありがとうございます。本日は上位プランからお届けします。

頭が痛いので今日は手短に。めちゃくちゃ楽しくエロく書けたと思ってます。モモ好きなんですよねぇ……牝牛化シチュもすこすこ侍。次はプリコネ辺りでやってみたい。


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「お目覚めかな、プリンセス・モモ。気分の方は……ふっ、聞くまでもないか」

「ええ。最悪の目覚めです」


 無骨な個室にジャラリと鎖の音が響いた。地球の学生用制服を着たピンク髪の少女が、その戒められた両手を揺らした音だ。あるいは、気丈な微笑みで相手を睨みつけた際に生じた音だった。

 どちらにせよ、モモ・ベリア・デビルークは自由を奪われていた。下半身は辛うじて動かすことができるが、相対する者が近寄って来なければ意味がない。


(手持ちは……はぁ。当然没収されているわよね)


 加えて制服はそのままだが、隠し持っていたものは全て没収されている。分かっていたことだが、相手がそれほど間抜けでないことに落胆はある。

 しかし、モモをこうも容易く出し抜き、自らの宇宙船へ拘束する手腕に彼女は覚えがあった。浅黒い肌が特徴の人型種。顔付きは地球人に違いが、纏う雰囲気が全く異なる。モモたちと同じ、地球外の銀河系出身者――――それもかなりの大物だ。


「お初にお目にかかりますわ。人身売買、違法密猟者……あなたの悪い噂はかねがね聞き及んでいますよ、ヴェーダさん」


 モモが告げた名が合っているのなら、彼女の落胆は敵が間抜けでなかった時を遥かに超える。戦慄、恐怖と言い換えてもいい。それほどの相手だ。

 そして、モモの指摘を男はニヤリと笑うことで肯定した。


「さすがは銀河の大戦を制したデビルーク王の娘だ。オレのような小物をよくご存知だ」

「……小物だなんて。謙遜なさらないでください。あなたほど銀河警察を困らせている人は、そういらっしゃらないでしょう?」

「クハハ。オレは連中が言うほど大したことはできねぇよ。ただ、おまえみたいな奴を身の程を弁えてとっ捕まえてるだけさ」


 最悪も最悪の相手にモモは捕まった。

 宇宙人の名は『ヴェーダ』。銀河中で彼の名を知らぬ者はそうおらず、されど姿を知る者は極小数。モモでさえ自らが捕縛された危機的な現状と僅かな目撃証言に基づき、予測を打ち立てたに過ぎなかった。

 故に、当たって欲しくはなかった。何故なら彼の名は、その悪行によって銀河に轟いている。宇宙を股に掛ける大犯罪者。目に付いた他種族を秘密裏に捕獲し、採取された〝モノ〟を売りに出し、用が済めば別の犯罪者へ〝廃棄処分〟として高額で売り付ける。

 普通なら即座に銀河警察の縄にかかるはずが、彼は何かしらの隠遁手段を用いて逃亡を続けている。彼からモノや廃棄処分品を買い取った者たちも、その得体の知れない満足感から口を割ることは決してないという。

 何よりモモが最悪の中の最悪だと思ったのは、彼が狙う他種族は見た目麗しい〝女〟ばかりであること。


(自分で言うのも何ですけど、私も該当しちゃってますよね……?)


 デビルーク星の第三王女。それが彼女の立場であり、美しすぎる母の血を引き継いだ三姉妹の一人。

 母のように成熟した容姿というわけではないが、銀河系で彼女の美しさに見惚れない者はまずいない。当然、見た目麗しい女という点に合致し過ぎている。

 ヴェーダの人柄、やり口を考えれば考えるほどモモの中に焦りが生まれる。額からたらりと汗が流れた。


(けど、リトさんが狙いから外れていたのは幸い。リトさんから話が伝われば、いくらヴェーダでも)


 だが、モモの思案は焦りばかりを生むものではない。

 モモが地球でヴェーダに攫われる際、それを見ていた人がいる。彼から話が伝わりさえすれば、姉妹だけでなく地球に滞在する伝説級の暗殺者にも自然とヴェーダのことが伝わるはず。その事実はモモに余裕をもたらしていた。


「いや……デビルーク星の女を捕まえて、身の程を弁えてるって言うのもおかしな話だな」

「ッ!」

「こんな銀河の辺境に、まさかまだ居座ってたとはな。モモ・ベリア・デビルーク。おまえもオレの商品にしてやるよ」


 あとはその余裕で、モモを前に舌舐りをする下衆を相手に口と拘束された身体だけでどれだけの時間を稼げるかだ。


「商品、ですか。ふふ、女性の扱いがなっていない殿方は、嫌われてしまいますよ?」


 僅かに顔を逸らし、侮蔑の視線を向けて挑発する。捕まってしまったとはいえ、タダでやられるつもりはない。彼の言う商品の処置をされそうになったら、彼女は全力で抵抗するつもりだった。


「おーおー、いるぜいるぜ。おまえのような女は何度も見てきた。だからな、すぐに分からせてやるよ――――――商品としての、自分の価値ってやつをな」


 しかし、ヴェーダがその指を鳴らした瞬間、モモの予想を超える〝感触〟が彼女の身体を這いずり回った。


「ひっ!?」


 彼女の艶やかな脚をズルリと舐め、美貌の面へ瞬時に駆ける。おぞましさに悲鳴を上げたモモだったが、頬にそれがベタリと張り付いたことで全貌を知ることができた。


(異種型の生物! 蔦のような手を無数に……けど植物じゃない、これは!)


 肌色に近いが、どこかおどろおどろしい色。モモが使役する植物の蔦に酷使しているが、体表から粘り気のある液体を滴らせ、植物のように彼女と意思疎通はできない。

 いつの間にか背後に現れた肉塊と、その表面から飛び出した無数の触手。人の形からかけ離れた生物。それを使役しているのは間違いなくヴェーダであり、彼は自らの家族を紹介するような得意げな笑みを浮かべて声を発した。


「しばらくの間付き合うんだ、紹介するぜ。そいつは【ヤクト】。オレの商品を完成させてくれる優秀な相棒さ」

「しゅ、趣味が悪い、ですね……!」

「そうか? 慣れたら可愛いもんだぜ。ここまで育てるのには苦労したがな。そう考えれば、おまえの姉が開発したロボットや、おまえが飼ってる植物と何ら違いはねぇだろ」

「一緒に、しないで、ひゃあんっ!?」


 ヤクトという触手に絡め取られる焦りから、姉を含めた自分たちの情報が知られていることにモモは気づけない。

 意思を持つ生物に身体を這いずり回られる嫌悪感、妙なくすぐったさに声を上げるモモ。そんな彼女の身体にヤクトは無数の触手を絡みつかせ、滴る粘液を大量に分泌し始めた。それはジュウジュウと焼けるような音を立て、モモの制服を溶かしていく。


「服が……」

「生憎、品定めには邪魔なんでな。この程度、珍しくもないだろう?」


 衣服だけを溶かす特殊な酸性だ。モモの制服、下着はものの数秒で完全に溶けてしまい、彼女の育ち盛りな裸身が露となった。

 出るところは出て、引っ込むところは引っ込んでいる。プルンッと揺れるたわわな乳房は、長女と比べれば流石に大きさで見劣りはするものの、将来性は十分に感じられる見事な造形だ。が、それを不躾な視線でジロジロと見やるヴェーダの評価は芳しいとは言えなかった。


「容姿や身体付きは申し分無しだが、胸が少しばかり物足りんな」

「っ……やっぱり、そういう目的ですか」


 商品などと言いながら、結局は女の身体を弄びたいだけなのだ。裸を触手に撫で回される。そんな見る者が見れば扇情的な絵の中で、モモは頬を赤らめながらもヴェーダに嘲笑を向けた。晒し者にされる自分を厭わず、彼の気を削ぐ計略を口にする。

 けれど、モモのそういう態度を〝見慣れたもの〟と彼は言った。


「当然だろう。オレの商売、商品の価値はそこの大きさで決まると言っても過言じゃない」

「気は進みませんけれど……あなたが言う商品とは、何のことを指しているのかしら」


 モモは本当に聞きたくはないと言った顔色だ。それでも、ほんの僅かな時間を引き伸ばすため、敢えて応えてもらえる問いかけをした。

 奇妙な触手に絡め取られ、身体を品定めされ、特に乳房の大きさを気にされる。馬鹿らしい想像、唾棄すべき妄想が嫌に現実味を帯びていた。


「なんだ、知らなかったのか。オレの商品は全て【牝牛】になってもらうことになっている。王女だろうが関係はないぞ、モモ・ベリア・デビルーク」


 ――――この最低最悪の銀河犯罪者は、その妄想を現実にしてきたからこそ名を轟かせたのではないかと。

 考え得る限り最悪、品性下劣な答えが返ってきた。ヴェーダの言葉にモモが反応するよりも早く、ヤクトが動いた。


 ドスッ♥


「あぐっ、ぎぃ!?」


 持ち上げた巨乳の先端に細い触手を突き刺し、悲鳴を上げるモモの苦痛を顧みることなくさらに触手を細く分裂、中へ侵入させる。

 乳首に突き刺さり、その先でより細く無数の触手を展開していくヤクトに、体内を弄られるような感覚を覚えてモモが身悶えする。


「は、ぅぐ……やめ、て……牝、牛、って……!」

「そう慌てるな。ヤクトの仕事は早いぞ。そら、もう準備ができた」


 モモが目を細め、顔を顰める苦痛がヴェーダの声で止まった。乳首の中、即ち枝分かれする乳腺に侵入した触手の動きがおもむろに停止したのだ。

 無論、完全な静止ではない。ヴェーダの言う通り、あくまで準備が整っただけだ。

 乳腺を制圧した微細な触手の体表から液体が溢れた。粘り気のあった体液とは違う、勢いのある水流の如き液体がモモの乳腺を叩いた。


「あ、な……くひぃぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜♥♥」


 乳腺に液体を注がれるなどという経験が王女にあるはずがない。王女でなくとも、これを経験した者はヴェーダ捕まった女だけであろう。

 モモは首を反らして声を響かせた。だが、その悲鳴はどこか官能的なものだった。


「ひっ、はひっ、んふぅぅぅぅぅぅッ……♥♥♥」


 官能の声は次第に強くなっていった。乳腺に大量の液体が染み込むうちに、モモの裸体を艶かしい汗が彩る。息が上がり、悲鳴という名の嬌声がより堪えられなくなる。


(身体が熱い。胸を中心に……それだけじゃ、ない! 胸が、重く、なって! いやぁ!!)


 乳腺に触手が入り込んだ。その感触が強く感じられる。乳房の中が鋭敏化していく、そんな中で乳房の重さが変わっていく。

 急速に肥大化、変化する巨乳の重さにモモが前屈みになる。そうすることで、垂れ下がった乳房のサイズが如実にひけらかされた。反射的な動きによって長女と同クラス、否、それ以上に成長した爆乳が『どったぷん♥』といやらしく揺れ、商品開発を見守るヴェーダの笑みを誘った。


「なかなかのサイズになったな。どうだ……胸が張って苦しくなってきたか?」

「そんっ、な……こと、ありません、わ♥」


 嘘だ。気にしなければならないのは、肥大化した胸の重さだけではなかった。

 垂れ下がった巨大な乳房に〝何か〟を感じる。今にも胸が張り裂けそうな苦しさ。けれど、それと同じくらいのもどかしさ――――心地良さ。


「強がる王女サマだ。なら試してやろう」

「や……うひぃ!?♥」


 近づいてくるヴェーダを追い払うモモの言葉は、乳首から這い出たヤクトの動きによってセーブされた。

 乳首が空席、つまりは開発された乳腺が空になる。膨張した乳房に合わせてプックラ膨らんだ乳輪が、指で囲うように掴まれた。


「う゛お゛っ♥」


 瞬間、モモの口から飛び出したのは彼女の声とは思えない汚らしい嬌声だった。濁声を上げた唇が尖り、あられもない顔になった少女の乳輪をヴェーダは構わず締め上げる。

 まるで牛の乳を搾るように、彼女の乳房を思いっきり引き搾った。


「ん゛おぉぉぉぉぉぉぉっ♥♥」


 二度続けば偶然でも聞き間違いでもない。その汚声は、モモが腹の底からひり出したケダモノの如き嬌声だった。

 乳房を同じように二度、三度引っ張られる毎にモモは「う゛ぎっ♥」や「う゛ぉ♥」といった下品な声をはしたない顔で発してしまう。そして引き搾りが五度目に到達したその時、モモの張った爆乳の先端が限界を迎えたように汁を弾き飛ばした。


 ドピュッ♥ ビュクビュクビュクビュクッ、ビュクプピュルルルル〜〜♥


「お゛ッ♥♥ んほおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥」


 白い液体が肥えた乳首から吹き出した。ヴェーダの手から溢れるほど大量の母乳となり、吹き出し始めたと同時にモモの喜悦の声が最高潮に達する。


(ぎ、ぎぼぢい゛い゛っ……!!♥♥♥)


 聡明なモモの脳が快楽一色になり、張りの異様な解放感に全てが蕩ける。初めての快感、初めての絶頂。母乳の射精。乳射とでも呼べるモノに、モモは一瞬とはいえ我を忘れて虜になった。

 白目を剥きかけ、自然と引っ張り出された舌根で「ハッハッ♥」と浅ましく息をする。それだけ見れば、牝牛というよりは発情した牝犬であろう。どちらにせよ、辱められた女とは名ばかりの悦びに打ち震えた事実に変わりはないが。


「あ、ひっ……♥ んひぃ♥♥」

「処置は無事に完了。味のほどは」


 快楽に蕩けたモモを放り、ヴェーダは手についた彼女の母乳を舌で舐め取った。

 それは正真正銘の母乳。乳腺を通して体内に注入した液体は感度上昇の媚薬、豊乳化の開発液、母乳生成の毒液だ。

 感度上昇は語るまでもない。モモは初めての乳射で恥も外聞もなくイッた。彼女の足元には母乳に混じって愛液がポタリポタリと垂れている。豊乳化も、乳射で萎むことなく肥大化したままだ。

 母乳生成。こちらも無事に成功したことは、母乳を舐め取ったヴェーダがくつくつと気味の悪い笑みを零したことで証明された。


「出したばかりでこの味か。家柄が関係してるのか……それなら、狙うのもありだな」

「ッッ!! そのようなこと、させると思いますか!?」


 母乳の味を確かめられる羞恥より、姉たちに手出しをする禁忌に対してモモは正気を取り戻した。快楽で蕩けた表情が、憎たらしい男を睨めつけるものへと変わった。


 ピンッ♥


「ほひっ♥♥」


 しかし二秒と保てない。乳首を触手のヤクトが軽く弾いただけで少量とはいえ母乳を吹き出し、鼻の下を伸ばしたみっともないトロ顔に戻ってしまう。


「商品の分際でオレの予定を邪魔できると思うか? 身の程を弁えろ」

「ふっ、ふっ、フーッ♥」


 身の程を知る男は、身の程を知らない商品に容赦をしない。乳首の軽い刺激で息を荒くする商品は、どこからどう見ても一匹の牝。捕まえた時のように、配慮をする必要などなくなった。


「まあ、そう心配するな。まずはおまえの開発が先だ。デビルーク星人の母乳がどれほどになるか……その最高品質をおまえで確かめさせてもらおうか」

「だ、誰がそんなことに協力――――お゛ぉ゛ッ!!?♥♥♥」


 ドチュン、と鈍い音がモモの身体から響き渡る。

「お゛、ほぉ?♥♥」


 両脚が絶頂で震え、全くもって隙だらけで開かれた股座に、太ましい触手が突き刺さっていた。


「お゛っ、お゛ぉぉぉぉ……あ゛お゛ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!♥♥♥♥」


 プシャプシャプシャァァァァァァァァッ!♥


 そこだけは守らなければ。そう考えていたはずの純潔をあっさりと奪われた挙句、完全に白目を剥きながら仰け反り乳射アクメをキメてしまう。

 乳房から全身に回った媚薬は、モモが想像するおよそ数十倍の感度を身体に与えている。王女とはいえ、快感に対する抵抗力はヴェーダとヤクトからすれば並以下でしかなかった。

 女性器を穿たれ、腰をガクガクと前後に揺らしながら尻尾を反り立たせるモモ。快楽に身体の行動を歪められ、なまじ両脚が地についているからこそ情けないガニ股腰ヘコポージングを晒す。


「商品の分際で、と言ったが? 母乳は牝がエクスタシーを覚えた瞬間が一番濃厚でな。ついでにラベル用の撮影もする必要がある――――好きなだけイクといい」


 ズッッッボォォォォォッ!♥


「ンホーーーーーッ!!?♥♥♥♥」


 縦に大口を開けたモモが問答無用で絶頂乳射をさせられる。太い触手が彼女の肛門に割って入り、爪先を『ピピーッン♥』と先立たせる嬌声と同じくらいマヌケな格好で母乳を吹き散らす。


 ドチュンッ♥ ズブリュッ♥ ドチュンッッ!♥ ズリュズリュズリュウッ!♥


「お゛ぉっほ♥♥ んほぉぉぉ♥♥ め、めくれちゃうっ♥ アソコと♥ おしりのあな♥ めくれるっ♥♥ めくれりゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜ッ!♥♥♥♥」


 女性器と肛門を交互に穿たれ、穿られ、アヘ顔で舌足らずな悲鳴を発しながら大量の母乳を噴射する。マンコもアナルも少女の魅力ある性感帯のはずが、脚ピンと腰振りで『ぶるんたぷんっ♥』と激しく揺れる乳房が乳射を吹き出すためだけの絶頂器官としての役目に書き換わっていた。


「おッほ♥♥♥ んッほォ♥♥♥ やめて、もう、やめへえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ♥♥ ちくびっ、きもちいいの、出させないでえ゛ぇぇえ゛ぇぇえ゛ぇぇッ!!♥♥♥」


 少女は叫んだ。ガニ股爪先立ちで腰を振り、母乳しか吹き出さない牝牛にできる最大限の懇願を。王女としての品格を地の底に追いやり、犯罪者に慈悲を求める。

 それほどまでに我慢できない。こんな感覚を味わうのは今生で初めてのこと。耐えられるはずがない。母乳を溜め込むもどかしさも、解き放つ解放感も――――どちらも気持ちよすぎてモモには耐えられなかった。


「ヤクト、そろそろ良いぞ。新作の母乳を好きなだけ飲め」


 しかしながら、ヴェーダが銀河に名を轟かせた犯罪者となったのは、そういう哀れな女への慈悲を持たぬからである。

 商品に、牝になった女に権利はない。相棒の合図を皮切りに、二本の触手がその先端からヨダレを垂らしてくぱぁと開いた。貫くのではなく、喰らいつくために。


「ひっ、ひぃぃぃぃぃっ!♥ やめてっ、やめてください♥ なんでもします、なんでもしますからぁ!♥ おじひっ、お慈悲をくださいませ――――――」


 カプリッ♥


「おひょぉ♥♥♥」


 涙で歪んだ恐怖の表情があられもなく蕩けた。搾り用の巨大乳輪までしっかりと呑み込んだヤクトは、極上の母乳が滴るデビルーク王女の乳首を餌として遠慮なく吸い上げた。


 ジュルジュルジュルルルルルルッ♥ ジュポジュポジュポブチュルブチュブチュルルルルルルルルルルルッ!!♥♥


「お゛ほッ、お゛ッほ、ん゛お゛ッほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーッ゛!!♥♥♥♥」


 モモの意識が、理性が、飛んではいけない何かが飛んだ。無くしてはならないものがモモの中から飛び立ち、代わりに快楽が行き渡る。目を剥いたアヘイキ顔。そんな人に見せてはいけない顔を当然のように見せつけ、野太く下品なアクメ声を上げるほどにモモは蕩けた。


「う゛ほお゛ぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜ッ!♥♥♥♥ お゛っお゛っお゛……でりゅでりゅでりゅでりゅでりゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!♥♥♥♥ ――――ぎぼぢい゛い゛の゛イ゛グゥ゛ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッ!!♥♥♥♥♥」


 モモの中が壊れた。乳首をバキュームされ、壊れた玩具のように跳ねる身体と時を同じくして、破壊された。

 デビルーク星の第三王女。モモ・ベリア・デビルークは、僅か数時間にも満たない間で――――――牝牛変態マゾ家畜へと堕ちた。




 銀河に名を知られた大犯罪者のヴェーダが誰にも捕まらないのは、偏にその仕事の速さにある。神出鬼没な彼を追えるものはいない。目星をつけた星に僅かな時間滞在し、たった数日足らずで予定を終えて立ち去る。残るのは、後を追うことさえままならない微かな痕跡のみ。

 それは、地球という惑星に滞在した今も変わりはない。既に宇宙船を地球から離し、別の惑星に出航した彼の行方を追えるものなど、誰一人としていなかった。


 その力を持つ者たちは、皆一様に家畜と化しているからだ。


「過去一番で大量だったな。天才科学者のティアーユ博士に、その実験体にして暗殺者。他にも諸々。しかも、純粋な地球人まで高品質とはな……はっ、とんだ掘り出し物だ」


 宇宙船の管理部屋・牝牛牧場。牝たちの鳴き声を耳にしながら、密猟者は圧倒的な成果に上手く行き過ぎだとほくそ笑む。

 前屈みになるよう腕を後ろに回され、木材を模した拘束具に縛られた美少女、美女たち。その木材と同様に、最新式の宇宙船の中とは思えない牧場めいた光景は、奇しくも地球の農場、牛小屋と酷使していた。

 目隠し、鼻のピアス、首のカウベル、耳標。ズラリと並んだ新作の牝牛たちを見遣りながらヴェーダは奥へと進む。十数人の列を超え、100センチ超の特大乳房を垂らしたピンク髪の三人に目を向けると、その端に立つ元王女に声をかけた。


「時間だ」

「あっ!♥」


 閉じた口を開けば、鼻に通したピアスが揺れるほど勇み足で悦ぶ様子が見て取れた。ヴェーダは彼女の態度に多くは語らず、その乳房に手を伸ばした。


「ん゛ッ♥♥」


 肥大化の影響だけでなく、母乳を溜めてパンパンに腫れ上がった爆乳を下から掬い上げる。手のひらで乳首をグリグリと押して、新鮮な母乳が出るようにしっかりと刺激をしてやる。

 見れば、隣の姉たちが少女の喘ぎ声に乳房をもどかしげに乳房を揺らしていた。


「そう慌てるなよ。順番だ」


 無駄な抵抗をする牝を見下す彼も、愛らしく懇願する牝牛が相手ならば態度は柔らかくなる。

 そう、彼女たちは嫌がるどころか欲しがっていた。下品な牝牛の装束を取り付けられ、淫らなおっぱいを搾られるだけの人生に堕ちながら、彼女たちの心はヴェーダにあった。


(は、はやくっ♥ 合図♥ ください♥ おっぱい、張り裂けちゃうぅぅぅ……♥)


 それはモモも変わらない。尽力していたハーレム計画など思考の端にさえなく、今はいち早く母乳を搾って欲しいと内心身悶えをする。

 ヴェーダに刺激されて出た分は表面に滴るほんの一雫。溜まりに溜まった純度の高い母乳は胸の中に留まり、張り裂けんばかりのもどかしさをモモにもたらす。

 堕ちる前でさえ耐え難かったものに、堕ちた牝牛モモが耐えていられるはずがない。張り裂けそうな爆乳を今すぐ搾って貰いたい。その焦らされた時間はモモにとって永遠に等しいものだった。


「搾乳」

「ッッッ!♥」


 故に、僅か一言の合図をモモは聞き逃さない。


「お願いしますっ♥ 牝牛マゾ家畜のおっぱい母乳を搾り倒して、乳アクメでイカせてください!!♥」


 人として最底辺の懇願。牝牛として完璧な哀願。


 モモのたわわに実った爆乳に搾乳器が取り付けられ、ヤクトのバキュームに劣らぬ吸引が始まった。


「ん゛ほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」


 エクスタシー時の母乳は濃厚。そのために、乳射だけで絶頂できるように牝牛は開発されている。あの数時間、いいや、十数分の出来事だったのかもしれない。

 それだけの時間があれば、どれだけ高く止まった女だろうと牝牛にできる。それがヴェーダの強み。銀河に響く業を犯しながら、誰も彼を捕まえることができない理由だ。


「おほいぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ!♥♥♥♥ 乳アクメくるっ、イグッ!!♥♥♥♥ ほんぎょおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!♥♥♥♥」

「いい言葉遣いになったじゃないか。他の連中も見習えよ? 出荷する時、おまえらの価値になるんだからな」


 顧客の満足度も彼が捕まらない理由の一つだと言った。搾乳と同時に躾が施される。一匹から取れる新鮮な母乳には限界があり、出が悪くなった際にマンコやアナルで刺激を加速させようと必ず底は来る。いずれ、少量の出涸らししか出さなくなる。そうなった時のため、廃棄処分に欠かせない奴隷の言葉遣いを彼は丁寧に覚えさせていた。

 一つの商品を引き出しながら、別の商品にすべく開発調教を並行する。ヴェーダの常套手段であり地道な努力が、今や顧客で満足しないものなどいない結果に繋げていた。


「デビルーク王女のミルクか。クク、味だけじゃなく付加価値も十分だな」


 搾乳器が吸い上げた母乳が詰められた瓶をヴェーダが眺め、表面に上機嫌でラベルを張り付ける。それは目のほとんどを剥き、鼻の下と穴を伸ばして拡げ、舌根を突き出した第三王女のあられもない顔面。美しい少女のみっともないアヘ顔。生産者を表記するための写真だった。

 しかし、本来ならこの作業も機械にさせるものだ。一人で何百、何千という桁のミルクが生まれる中で搾乳準備以外の手作業を加えるなど非効率的であるためだ。

 だと言うのにヴェーダはモモのラベルだけは自分で瓶に張り付けた。女を商品としてしか見ていない仕事一筋の彼が、珍しいくらいの執着をしていた。


 その理由が何なのかは彼には分からない。答えが出るのは、ともすればモモから新鮮な母乳が搾れなくなった日になるかもしれない。


「お゛ッッッほおぉぉぉぉ♥♥♥♥ ちくびイグッ、イギまずっ♥♥♥ もほおぉおおぉおおぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜ッ♥♥♥♥♥」


 その日、モモに刻まれるのは耳標に記された数字か、あるいは所有物の証か。その日が来るまで、モモの淫らなアクメ声が止むことはないのだろう。


Comments

ムマ・N

リクエスト採用ありがとうございます! 人を人と思わぬ所業……やはり人間牝牛牧場は良い。 垂れ下がるだらしない乳、ズボズボされて射乳快楽に狂う様子、無様な足ピン射乳絶頂……全て家畜に相応しい。 これが無様射乳絶頂のお手本のような素晴らしき出来に素晴らしいとしか言えません。 今回はリクエスト採用ありがとうございます。 ますますのご活躍を楽しみにしています!

いかじゅん

こちらこそリクエストありがとうございました! 射乳は久しぶりに書いた気がしますが、こうガッツリ書けると大変楽しいというか、乗った時の気持ちよさがたまらんですなぁ。また自分の流行りを狙って書きたいものです。改めてありがとうございます!