型式番号328【ミツバ・グレイヴァレー】 (Pixiv Fanbox)
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いつもご支援ありがとうございます。
とりあえず新規約は様子を見る感じになりますが、いつも通りやっていく方針を固めました。ぶっちゃけ曖昧な部分が多いから普通にやっていくしかないというか……文章だと尚更そうなっちゃう。
てなわけで更新頑張ります。本日はお題箱からネタを拝借しスパロボ30からミツバ艦長です。一応この前書いた上位プランのティファと世界観共通ですが、単独でも大丈夫なようにしてます。
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独立部隊『ドライクロイツ』及び万能戦闘艦『ドライストレーガー』艦長ミツバ・グレイヴァレー特務中佐。彼女は地球圏統一による世界平和のため、ドライクロイツの指揮官として戦っていた。
しかし、突如として正体不明の機動兵器による急襲を受けたドライクロイツは、彼らの圧倒的な性能に壊滅こそ免れたものの敗北。さらに戦艦内に侵入した謎の機械兵士によって、艦長であるミツバが捕虜として連れ去られてしまった。
謎の敵によって捕らえられたミツバ。彼女はどんな尋問を受けたとしても、ドライクロイツの情報を渡すつもりはないと気丈な態度を取る。だが、敵はそんな彼女をドライクロイツの艦長としてではなく、謎の機動兵器のパイロットに選んだ。
怪しげなパイロットスーツを着せられたミツバは、抵抗虚しく見ず知らずの青年とペアとなり、二人乗りの機動兵器に搭乗させられてしまったのだった。
「く……っ! 私にこんなことをさせて、一体何をしようと言うの!?」
ミツバは背後に座る男へ向かってそう吠えた。コックピットの中ならば、二人きりになって隙が生まれる。その時が脱出のチャンスだと考えていたミツバだったが、彼女の考えは全く的外れなものであった。
副座式のコックピットに搭乗させられたミツバ。否、座式なのは男だけというべきか。悠々自適に後方の椅子に座った全裸の男に比べ、ミツバはその前方でバイクに跨るような姿勢で拘束されている。ちょうど、コックピット内で男性パイロットに向かって露出したケツを突き出すような格好だ。
ミツバが着用を義務付けられたのは、浅黒いハイレグのスーツ。乳首や秘所などが透けて見える……どころか、生地がくり抜かれ丸裸に。尻は半分以上の生の肌をさらけ出し、他も肌を守るというよりぴっちりくっきりと暴いている。着ている方が恥ずかしいスーツを着用した女がケツを突き出し、全裸の男がいやらしい視線を向けてチンポを勃起させる。
ミツバが考え得る限り、いいや想像できなかった破廉恥極まりないコックピット。捕虜の扱いとしては最底辺。守られるべき尊厳を辱められたミツバは、肩口から男を睨みつける。気丈だが、赤面した彼女に対して男はニヤニヤと笑いながら言葉を返した。
「さあな。俺はこいつにおまえと乗れって命令されただけだ」
「さ、さあな、って……」
「俺は雇われたんだよ。まあ正確にはとっ捕まって、このロボットに乗れって命令されただけだがな」
ミツバは目を見開いた。てっきり敵の関係者かと思いきや、彼もまた謎の勢力に捕らわれた人間だったのだ。
「それなら」
「おっと、説得しようなんざ思わないこった。俺は確かに捕まった人間だが、アンタと違ってこいつに乗ることは了承してんだ……元の世界に帰れないなら、精々死ぬまで良い思いをさせてもらうぜ」
ならば説得が出来るかもしれないというミツバの甘い考えを男は一蹴し、何やら意味深な言葉を零して椅子に深々と背を預けた。
(元の世界と彼は言った……なら、この勢力はもしかして)
並行世界からの来訪者。ドライクロイツの中にも、並行世界から迷い込んだ者たちがいる。彼の発言からミツバがその推察に行き着くのは、さして時間を使わない行為だ。が、辿り着けたからと言って、何かが変わるわけではない。
ある程度の自由が許された男と、自由が許されず卑猥なスーツでケツを突き出すポーズを取らされたミツバ。その二つが全て。二人が搭乗する機動兵器に必要なファクターだ。
《登録されたパイロット、両名の搭乗を確認。これより起動シークエンスに移行します》
「な!?」
「慌てんなよ。こいつの自動制御が働いてるだけだ。操縦は中身任せでいいんだとよ。俺らは〝楽しむ〟だけでいいってことさ」
「自動……AI制御? どうしてそんなことを……」
前例がないわけではない。超AIなどの存在から、独立した思考を持つ機械をミツバは知っている。しかしながら、AI操作を謳ってパイロット二人も乗せる非効率さは理解ができない。
AIとパイロットの同調というならまだしも、無機質なAIが動かす機体にパイロットを乗せるだけなど、まったくもって意味があるとは思えない行為だ。
「すぐに分かるさ。こいつがこの世界の連中……元艦長さんの部隊を殲滅するんだ。アンタは嫌でも理解するだろうぜ」
「……私は、まだ艦長です。それに、彼らは決して負けない。心のない機械で制御された機体……そんなものに彼らは屈しない!」
それがミツバの知るドライクロイツの面々。彼らは個々の目的こそ異なれど、目指す場所を共にした心強い仲間たちだ。
辱められて乱れた心が、彼を信じることで落ち着きを取り戻す。ミツバの脳裏には信じられる仲間たちと、ある青年の顔が浮かび上がっていた。
軽薄だが芯のある彼ならば。ミツバを信じ、またミツバ自身も信じる彼ならば。反抗することなく使役を享受する下衆な男の手から、自分を救い出してくれると。
《起動シークエンス完了。の起動及び出撃まで5……4……3……》
「エッジ……信じてるから」
一度は敗北を喫したドライクロイツ。けれど、鋼の魂を宿す彼らならば、必ずかの敵を打ち払ってくれるはずだ。
ミツバはミツバの出来ることを探す。彼らを信じて待ち、訪れるであろうチャンスを決して逃さない。
《3……2……1……セックスドッキング開始》
「え?」
だが、ミツバの役目は信じて待つだけではない。勘違いをしているようだが、彼女はこの機体に必要な〝パイロット〟なのだ。
理解を拒んだミツバが吐息を零した瞬間、彼女が卑猥なポーズで跨ったシートが後方へスライドした。
当然、後方にはミツバの引き締まった尻に欲情した男とその逸物がある。強制的な高速移動をさせられたミツバは――――勢いのままチンポをマンコに挿入した。
「お゛ッッッ♥♥♥」
響き渡るミツバの声。それは艦長として高く凛々しく通る指揮の声音ではなく、腹の底からひり出した野太く下品な嬌声。その声を張り上げたミツバの顔は、何が起きたか分からないというように歪む。
一瞬で鼻の下を伸ばし、舌を突き出したミツバは、モノを挿入されたマンコから全身に走る圧倒的な快楽電流に屈し、さらに声を上げた。
「――――ほおぉおぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおっっ♥♥♥♥」
手足をはめ込まれて身動きが取れない中、その背を全力で反らして卑猥な雄叫びを上げるミツバ。翠緑の瞳は殆どひっくり返って白目を剥きかけ、口からヨダレを飛ばしたマジイキ顔を披露する。決して人に見られてはいけないアヘ顔絶頂を男に見せつけたミツバと共に、機動兵器が基地から発進した。
《【ツインドライヴシステム】正常起動、安定領域に到達。これよりシステムの判断、及び男性パイロットの意思に従い、効率的なエネルギー供給を行います》
「くぅぅぅ……美人艦長のマンコさいこぉー! こりゃ慣れるまでお任せするのが良さそうだ……!」
「お゛っ♥ おぉ?♥ んほぉぉぉ……?♥♥」
無機質なアナウンスを告げる機械音声。挿入だけで最高の快感を得て、至福の表情の男。そして自らのケツを彼の股座に押し入れる形となり、快楽物質に中枢神経を焼かれてアヘ顔を浮かべたミツバ。
唯一理解ができていないのはミツバだけだった――――自らの卑猥な格好と機体のスペックが直に関わってきているなど、想像するのも馬鹿らしい事象である。それを想像しろと言うのは、ミツバの聡明さを嘲り笑っているようなものだ。
人工知能が生み出した搭乗者の性的快楽を動力源とする特殊なシステム。その派生の一つが男とミツバが搭乗する機体に搭載された【ツインドライヴシステム】だ。
搭乗者の精神エネルギーを動力に動く機体は、パイロットの感情の昂りによってスペックを変動させる。かつては女単体で運用されていたものなのだが、単独で完結したシステムに〝ある欠陥〟が浮上した。
判明した欠点を補うのが【ツインドライヴシステム】。女一人の快楽エネルギーだけではなく、性行時の快楽エネルギーによって動作する。二人で賄う快感は負担を軽減するのみならず、同調効果によってエネルギーを二乗化することに成功した。
そんな画期的なシステムが搭載された新型機動兵器のパイロットに選ばれたのがミツバと男だった。ミツバは男を愉しませ、自らも快楽を貪りエネルギーを供給するための専属パイロット。
《……男性パイロットからの入力を一定時間確認できませんでした。以降、入力があるまで自動性行システムが作動します》
この機体は、二人のパイロットの絶頂をサポートする機構が多く搭載された。もっとも、とある事情からメス側が駆動し、オス側は愉しむだけの機構が数多く実装されているのだが。
《高速ピストン開始》
そのうちの一つが早速自動で稼働をした。初めにミツバをチンポへ導いた拘束シートが、再びスライドを開始。ミツバの膣入口ギリギリまでチンポを引いてヒダを擦り、奥に押し込んで子宮のポルチオを性感絶頂。それを高速で繰り返すことで、人間の力ではなし得ない速度のピストンセックスを促した。
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ♥
「おっおっおっおぅぅ!?♥♥ おほうほんほおほぉぉぉぉぉッ♥♥♥」
ミツバの尻と男の腰が高速で打ち合う音がコックピット内に響き、彼女の巨乳が『ぶるんっぶるんっ♥』ととてつもない勢いで揺れた。はち切れんばかりに暴れる乳房と、真っ赤に腫れ上がる勢いでぶつけられる巨尻。そして素っ頓狂な喘ぎ声を発してミツバは絶頂する。
「うおっ、こいつぁすげぇ……! いきなり搾り取りに来て……ぐ、すぐに射精ちまうぜ!」
「おっおおぉぉぉ♥♥ やめ、とめへっ♥ とめへぇぇぇぇぇぇぇっ!♥♥」
それは中出しか、それとも気が狂うような高速ピストンセックスへの言及か。どちらにせよミツバに止める権利は持たされていない。彼女は耐えるという行為すら忘れ去る圧倒的な快楽電流に犯され、あらぬ方向を見上げたアヘ顔で絶頂することしかできない。
ドチュンッッッ!♥ どぷッ♥ ドプドプドピュブビュルルルルルルッ♥
「ン゛お゛ッッ゛!♥♥♥♥ お゛っお゛ぉ……ィ゛っ、お゛ほぉ!♥♥♥♥」
射精を感知した自動性行システムがスライドを止め、しっかりと膣奥へ打ち付けられたタイミングで精液を排出させる。寄り目を上擦らせたみっともない顔で子宮を穿たれたミツバは、続け様にザーメンが胎内に注ぎ込まれる感覚で絶頂。
絶頂に次ぐ絶頂で、ミツバは何も考えられぬまま機動兵器に大量のエネルギーを供給していく。無自覚に利敵行為をしているとも知らず、ミツバは堕落を促す淫猥な機体のシステムと男のチンポで成熟した身体を犯されていった。
《体位を【背面座位】に変更。ガスマスクの装着を開始……完了。気化媚薬の噴出を開始》
「んぐっ!?♥ ん、んんっ、んんーっ!!♥」
手足を呑み込むように拘束していた機械がミツバを引っ張り上げ、男に背中を押し付ける背面座位を強制される。
巨大な肉棒が己の膣口と結合し、ダラダラと愛液を垂らしている。卑猥な光景を見下ろして眉根を顰める一瞬で、ミツバの鼻と口を覆う小型のガスマスクが着用。驚いたそのまた次の瞬間には、特濃媚薬ガスがミツバの口元に噴出された。
咄嗟に息を止めて媚薬の侵入を防ぐミツバ。システムの起動から翻弄され続けていたミツバだが、自らの身体が性行のために尖らせられることくらいは反射で出来る。
「おいおい、無駄な抵抗すんなって。時間の浪費はよくないぜ」
パチュンッ♥
「う゛お゛っほぉぉ!?♥♥♥♥」
だが、ミツバの抵抗などささやかなものだ。身体を無意味に身動ぎさせた方が微かでも意味があったかもしれない。
真下から腹を打たれるような腰突きに喘ぎ声を上げたミツバは、その呼吸でたっぷりと媚薬ガスを体内に取り込んでしまう。
「コフッ♥ こふっ、コホッ♥ コフーッ♥ コフーッ♥」
(い、いけないっ♥ この甘い臭いを嗅いだら……か、かいだらぁ……?♥)
一呼吸でメスを行動不能に追い込む媚薬成分が凝縮されたガスを吸い込んだミツバは、朦朧とする意識に反して全身が過敏になったことを察した。
体内に循環した媚薬がミツバの爪先から脳髄に至るまで、快楽を発する感覚を鋭敏にする。それは足の裏、腋の下、鼻の穴という本来ならば性感にほとんど関わりのない部位で感じられるよう〝塗り替えた〟と言ってもいい。
《媚薬の吸収を確認。ガスマスクを解除します》
「あへぇ……♥」
「へへ、良い感じに蕩けてるじゃねぇか」
システムからもたらされる卑猥な機構に晒されるミツバとは対照的に、男は状況を完全に愉しんでいた。
ガスマスクが取り外され、口を半開きにして酩酊したように蕩けた顔を見せるミツバの背後から男が手を伸ばした。その先にはスーツが制服以上に張り付き、巨大な形を露にしながら巨乳輪と勃起乳首を露出させたミツバのたわわな果実がある。彼は迷うことなくそれを鷲掴みにした。
「ん゛ィ゛い゛!?♥♥♥♥」
むぎゅうと握られ、男の指が深々と喰い込んだ。途端、強烈な快楽電流が胸全体から溢れ出したミツバが不意に絶頂。歯茎を剥き出しにした食いしばり顔、何も耐えられていない我慢顔を晒して愛液を吹き散らす。
男は続け様に右側の乳首を抓り上げ、それに加えて下腹部のスーツを横にズラして赤く充血した陰核を潰すように摘んだ。
「んひぃーーーーッ!♥♥♥♥ イクイクイクぅぅぅぅぅぅ!!♥♥♥♥♥」
急速な成長を遂げた敏感な性感帯を二つ同時に責められ、結合部からイキ潮をぶちまけるミツバ。身体は大きく仰け反り、遂には絶頂を宣言する言葉がその口から飛び出した。
「ははは! 今でも艦長だとか宣った女が『イクー』なんて叫んでいいのか?」
「だ、だまりぇ♥ だまりなひゃ、ん゛ッい゛♥♥」
言葉は舌足らず。身体のどこに触れても絶頂し、僅かな抽挿であろうとチンポが膣壁を擦ろうものなら特大アクメをキメてしまう。若く凛々しい艦長は、出撃からたった数分でペアを組んだ男パイロットに相応しい卑猥な女パイロットへと変貌してしまった。
そんなミツバの淫らで哀れな姿を男は容赦なく嬲った。何故なら彼の目には、コックピットのモニタに映った戦場の光景がハッキリと見えているからだ。
「おまえみたいな淫乱に率いられてた連中が可哀想だぜ。こんなメスを助けるために部隊を寄越すんだから、何も知らないってのは残酷だよなぁ」
「ふぇ……ッ!!?」
絶頂で蕩けるだけだったミツバの目が大きく見開かれた。男の言葉に促されたことで、彼女は〝戦場のど真ん中〟にいることをようやく悟ったのだ。
戦場を俯瞰する艦長に有るまじき失態を晒したミツバは、その目で連邦の機体が蹂躙されていることを知り、絶望に身を震わせた。救援部隊を殲滅しているのは、他ならぬミツバと男が搭乗する機体だった。
「見えてるだろ? おまえを助けに来た連中が、俺たちの機体に殺されていってる……気づいてるだろ、ミツバ。おまえが『イク〜』って気持ちよーく絶頂したエネルギーで、このロボットは沢山殺してるんだぜぇ。どんな気分だ、なぁなぁ?」
「あ、あ……あぁぁぁぁぁ……!!」
敵に操られて動かすならまだしも、曲がりなりにも快感に身を委ねたことで無為な犠牲を生んでしまった。誰でもないミツバ・グレイヴァレーのエクスタシーが、相手を嬲り殺しにしている光景を彼女は目の当たりにしてしまった。
絶望感が彼女を苛む。彼らのためにも耐える、などという奮い立つ思いはミツバの中にない。メスである彼女は、オスである彼にイかされ続ける。それをたった今教えられたばかりなのだから。
ミツバの絶望はその先があった。ミツバのエクスタシーを餌にして連邦を蹂躙するスーパーロボット。もし、この機体が彼女の生存を信じる〝彼〟の前に現れてしまったら、きっと――――――
「男の心配か?」
「ン゛ォ゛オ゛ッ♥♥♥♥」
刹那、ミツバの思考は全て〝イク〟ことに染め上げられた。彼女の頭は〝イク〟以外を考えられず、身体を打ち上げるような力強いピストンにマンコから塩を吹いて汚声を張り上げさせる。それがオスの魔羅に血を滾らせ、連なるようなセックスを促した。
「心配しなくても、俺とおまえが乗るこのロボットは無敵だ! 昔の男なんか速攻でぶっ殺してくれるだろうよ!! テメェは余計な心配してないで、俺のチンポでよかってりゃいいんだよ、ミツバ!!」
「オ゛ぉっ!♥♥♥ やべっ、ヤッべ♥♥ い゛や゛っ、やべで♥♥ ん゛ほっ、お゛ッほ♥♥♥ イグッ、イグッ、イグーーーーッ!!♥♥♥♥」
――――それからミツバは数多の敵を蹂躙した。
快楽を望んでもいないが拒絶することのできないミツバは、ただただシステムと男が与える絶頂に声を上げることしかできなかった。
度重なる出撃の度に執拗なセックスを求められ、アヘ顔から戻らなくなった下品な美貌から卑猥なアクメ声をコックピットに響かせる。そうして敵を蹂躙し、別の戦場へと降り立ち、蹂躙、蹂躙、蹂躙。
ミツバが心を痛めることはない。それは彼女に責任がないという意味ではなく、彼女は心を痛める隙もなくイキ狂っているからだ。鼻の下を伸ばし、舌を突き出し、白目を剥きかけ喉笛を反らしたイキ恥を暴かれる。
ドライストレーガーの艦長ではなく、淫猥な機動兵器の専属パイロットとしての立場が定着したミツバ。今日も卑猥なパイロットスーツを着て定位置に着席したミツバのマンコに、男のチンポが幾度となく突き立てられた。
「そらそらそらぁ! 啼け、もっと啼くんだよミツバッ!! それがおまえの役目なんだからなぁ!!」
「あ゛お゛ぉぉぉぉ〜〜♥♥ お゛う゛ッ、いくっ♥♥ そごっ、おくイグッ♥♥♥ きもちいいの、とまらない……あ゛ぁぁぁぁぁっ♥♥♥♥」
彼に向かってムチムチのケツを突き出し、そのケツに強靭な腰肉を打ち付けられ、彼のチンポを最高に気持ちよくできる膣内に変わってしまったマンコでイク。
艶やかなノルディックブロンドのお下げを手で握られ、さながらポニーガールのようにピストンセックス。オスとメス、その上下関係を示唆する暴力的な交尾の姿勢が、ある意味ではミツバの心を一番に蝕むものだった。
(どう、してっ♥♥ あぁ、私……この惨めな体位を、嫌うどころか……段々、だん、だん……と……あっあっあ♥♥♥)
絶頂に翻弄され続けたミツバの思考に変化が起き始めた。イクことだけを考えていたミツバは、度重なる出撃で身体が慣らされたことで、その思考を断片的にではあるが取り戻していた。が、取り戻した頭で考えることと言えば、この上下関係が明確に定められた後背位のセックスだ。
後背位だけではない。背面座位などもそうだが、コックピットの中で行われるセックスは上と下をハッキリと区分するもの。言うなればオスとメスの主従関係をミツバに叩きつけるような一方的な性行為だ。
当然ながら、こんな力だけのセックスでミツバが主従関係を受け入れるはずがない。
(いやっ♥ 私、私は……〝この人〟のことを、好きに、なり始めてるっ♥♥ こんな乱暴なセックスで、好きになっちゃうぅぅぅぅ♥♥♥♥)
普通ならばそうだろう。しかし、ミツバの思考は身体とシンクロを果たし、圧倒的な快楽を与えてくれるオスの存在に屈服し始めていた。
絶大な絶頂感がミツバの思考を洗い流し、そこに叩きつけられるオスとメスの原初から定められた関係性。寝ても覚めても快楽漬けのセックス。とっくに屈した身体を心は支えることができない。
ミツバ・グレイヴァレーの心を包み込むような隷属意識――――全てシステムの想定通りに事が運んでいた。
「うぉぉぉ! 射精すぞ、射精すぞ、射精すぞぉぉぉぉ!!」
「お゛ッ♥ お゛ッお゛ッお゛ッ♥♥ はいっ♥♥♥ あっ、違う、違うのに♥ やっ、いやぁぁぁぁぁ♥」
ドピュドピュドピュドピュッ♥ ドピュプビュルブビュルルルルルルッ!♥
「んはぁぁぁぁぁぁっ♥♥♥ イッくぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜♥♥♥♥」
数えるのが馬鹿らしくなる回数の中出しをされたミツバの胎内に、トドメの濁流が注ぎ込まれた。
その精液はミツバの肉体に存在する【隷属因子】と共鳴し、彼女の下腹部に巨大な【淫紋】を刻み付けた。
「あ゛ッ♥♥ ア゛ァ゛ーーーーッ!!?♥♥♥♥」
瞬間、ミツバは価値観の一切が書き換わる快楽電流が瞼の裏から溢れ出したことを察し、いつもと異なる嬌声を張り上げた。
彼女の中にあった優先順位がひっくり返り、根付き始めていた男へのとある感情が一気に底上げされる。それは、想い人に向けられていた秘めたる心などより、遥かに重く大きなモノだ。
「あぁ? いつもと様子が違ぇな……」
ミツバの異常に男も何かを察し、膣から肉棒を引き抜いて様子を伺う。彼の一抹の不安、ミツバが完全に壊れてしまったのではないかという疑念。
その疑念は全く間違ったもの、というわけではなかった。実際、ミツバは壊れてしまった――――――
「……ご主人様ぁ♥ 私のおまんこにぃ、もっと激しくおちんちん挿入れてくださぁい♥♥」
肩口から甘えた目を向け、ケツ肉を小刻みに揺らしてセックスアピールをする淫乱女になったという意味では、壊れたと言っても過言ではないだろう。
「ミツバのおまんこ寂しいです♥ おちんぽを挿入れてもらえてないと、ムズムズして耐えられないんです♥ だから、ご主人様の立派なおちんぽでぇ、私のドスケベマンコをパコパコして、ザーメンびゅるびゅるってしてくださいっ♥♥」
「おぉん? お堅い元艦長がえらい変わりようだが……クッソエロいが、どういうことだ?」
イク姿は見慣れているが、デカケツを振って愛液を撒き散らし、犬のように舌を出して甘えたミツバの姿は流石の男も初めて目撃するものだ。
エロいにはエロいが、急に変化したミツバの身の振りに困惑もあった。そんな彼に応えるように、無機質な機械音声がコックピット内で反響する。
《精神汚染……進行度100%に到達。ミツバ・グレイヴァレーの精神掌握……完了。男性パイロットへの服従心、好感度が上限を突破。型式番号328として機体への登録が完了。モード【NT-R】の解放条件をクリア》
「……あー、つまりミツバは俺のことを好きになったってことだな?」
所詮は彼も機械兵器に利用される存在でしかないため、その言葉の殆どを理解できない。しかしミツバの態度を見てアナウンスの断片を聞くことが出来れば、それで十分に状況を把握できた。
「はい♥ 今までの御無礼な態度を謝罪いたします♥ 私はご主人様の牝豚奴隷……ご主人様を愛し、ご主人様に尽くす存在(パーツ)として、どうかお好きにハメ倒してくださいませ♥」
それに、ミツバ本人が機械より分かりやすく伝えている。地球圏の未来を憂いていた高貴な色彩は、今や男(ご主人様)への愛情で卑猥な色を示していた。
わざわざミツバを屈服させた理由。それは、以前に運用されていた【エクスタシー・デストロイヤー】の欠陥を改善することに重きを置いた結果だった。
女を単体で絶頂させることで十分な性能を発揮していたシステムは、優秀なメスを扱う上でとある欠陥を抱えてしまったのだ。メスが優秀であればあるほど、オスを惹き付けて止まないのは必然。システムがそのオスを排除した際、メス側が凄まじい拒絶反応を見せ、システムへの適性ランクが著しく低下する事例が幾つも起こった。
それを改善したのが【ツインドライヴシステム】。両者のエクスタシーを重ね合わせ、負担を軽減するだけではない。
閉鎖的な空間で快楽を与え、絶対的な力関係をメスに教え込む。その時に発せられる特殊な精神波が【隷属因子】へ干渉し、男への隷属意識が極限まで高まった時、子宮部に【淫紋】という形で服従の証が現れる。
【淫紋】が刻まれたメスは、男を愛することが自分の使命であると〝目覚める〟。単純な洗脳ではなく意識の改革。好感を持つ相手の変化。それによって旧システムの欠点を克服し、自ら快楽エネルギーを供給する従順なメスを生み出す。
男はミツバと身体の相性が極端に良い遺伝子を持つとして、機体のパイロットに選ばれた。機械側の事情は何も知らない――――だが、気丈な美人艦長が自分に屈服して好意を見せるという光景は、何であれオスを滾らせるに値するモノだ。
「そりゃあいい……ミツバ、こっちに来い」
《十分な隷属値に到達したため、型式番号328の拘束、及び神経接続スーツを解除》
「ご主人様っ♥」
ご主人様に名を呼ばれたばかりか、近づいて来いと命じられればミツバは愛を溢れさせずにはいられない。
拘束が解かれ、パイロットスーツが粒子に還る。一糸纏わぬ裸身は、減り張りのある肉を揺らし、淫臭を立ち登らせる大量の汗を垂れ流しにしている。
そんな淫猥な身体で同じく裸の男に抱きつくミツバ。本来な凄まじい性臭に顔を顰めてしまうであろうが、男側も彼女の体臭やセックス時に発せられるあらゆる臭いで欲情する体質を得ているため、彼女のケツ肉を鷲掴みする力強い抱擁を返して見せた。
「ご主人様、好き♥ 大好きです♥ ご主人様に愛してもらえたら、私は他に何もいりません♥」
「へっ、こいつぁいい。こんなのにぶち込まれた時はどうなることかと思ってたが……このレベルの女と添い遂げられるなら捨てたもんじゃなかったな」
「そ、添い遂げるだなんて……私を選んでくださるのですか、ご主人様♥」
選ぶも何も、これほどエロい身体に端正な美貌を蓄えた美女が心まで差し出しているのだから、男の言葉に迷いはなかった。
「当たり前だろ。毎日こんな狭い場所でセックスした仲じゃねぇか。これからも仲良くしようぜ……愛してやるよ、ミツバ」
「〜〜〜〜〜〜〜ッ♥♥♥♥」
それは愛の告白というには一方的で身勝手なものだったが、ミツバの心には最高の快感として響いたようだ。言葉だけでアクメをしたミツバは、愛液を彼のチンポに塗りたくって交尾のアピールをする。それが自分とご主人様の愛のカタチであると言って憚らない、傲慢で淫乱なセックスの哀願だ。
《唇の粘膜接触で【NT-R】が起動します》
「はっ、誓いのキスを、ってか? 案外ロマンチックなマシンだこって」
機械ごときに言われるまでもなく、青年はミツバの顎を手で引き上げると、あっさりと彼女の唇を奪い去った。
「んっ、ちゅ……♥ ごしゅひんしゃま♥ しゅき、しゅきぃ……♥」
《屈服を確認。モード【NT-R】を起動します》
ご主人様だけに捧げるキス顔を披露しながら、ミツバは薄紅の唇をガサツいた男の唇に深く重ね合わせた。
心を捧げた誓いのキスを確認したシステムは、秘められた隠し機能を解放した。機体の外側が光を放ち変形するのと同時に、副座式のコックピット内部が完全な単座式へと形を変える。
二人が体位を変えるだけのスペースを残し、交尾のゆりかごの如き球体状のコックピットとなった。外の光景は全て遮断され、二人は互いを見て感じる閉鎖的な空間で存分に愛を語らう。
「ん゛ほぉ゛っ♥ お゛っ、イグッ♥♥ ご主人様、イキますっ♥♥ んっ、ちゅるっ、ん゛ん゛ッ、ん゛ぶぉ゛〜〜〜〜♥♥♥♥」
乳房を押し付け、腰に両脚を回して対面座位でキスハメセックス。生肌で抱き合い、互いの性器を深く結合させた二人がコックピットの中で離れることはもうない。
《目標の部隊を確認。独立部隊『ドライクロイツ』の殲滅、及び捕獲対象の無力化を実行します》
コックピットの外側では、囚われの艦長を助けるための部隊が展開している。
「ん゛お゛っ、ん゛ッほぉ゛♥♥♥ お゛ほ〜〜♥♥♥♥」
「へっ、いちいちこっちを愉しませる声を出しやがってよぉ! おらっ、もっと下品な顔になれ! 鼻の穴広げてイッちまえよ!!」
「お゛ひぃ!♥♥ イぎまずっ♥♥♥ 鼻マンコ開いてイクぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜っ♥♥♥♥」
――――まさか彼らを討ち果たす機動兵器の中で、その女が愛する男とアヘ顔でセックスしているなど考えもしないのだろう。
「イグッ、またイグッ!♥♥♥♥ いくっ、イクッ♥ すきっ、ご主人様すき♥ あいひてまひゅっ♥♥ ん゛ほォ゛♥♥♥ お゛ッッほお゛お゛ぉお゛ぉぉお゛ぉお゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!♥♥♥♥♥」
ミツバが吐き出した快楽エネルギーで、彼女の想い人が殲滅されるまであと数秒――――たったそれだけでも相手に祈ることは出来ただろうに、ミツバは幸せな絶頂だけを貪った。
殲滅される想い人のことなど忘れ、ミツバ・グレイヴァレーはご主人様との愛のあるセックスを味わい続けたのだった。
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次にエロ機動兵器ネタやるならふたなりとか良さそうだなぁ……とか思ったりするやつ。ミツバだったのはわかりやすく好きだからですね。世界観気にする必要なくなりますし。
てなわけで今月も改めてよろしくお願いします。無様なのたくさん書くぞー。