埋葬機関七位が虹色人格ゼリーになるお話 (Pixiv Fanbox)
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*公開から2ヶ月経過したため、通常プランで閲覧を可能にしました。
いつもご支援ありがとうございます。本日の上位プランは https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16402838 こちらの続編として制作したシエルの無様人格排泄尻子玉を添えて、という感じです。
興が乗って人格排泄特化になったのでご注意を。まあ前回のデアラよりは遥かにニッチじゃないよね!反応を見て暫くは書かんな!となった今日この頃。
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「あーあ、酷いなぁ。僕は単に散歩していただけなのに」
「夜道を子供が一人で散歩、ですか」
街区の公園内。人の気が払われた場に二つの影。一つは黒衣の少年。街灯に照らされながら夜の闇に溶け込んでしまうほど黒い衣装の少年が、辺りに黒鍵と呼ばれる魔術の剣を散らばらせている。彼がそうしたと言うより、彼に投げられたものを弾き返したのだ。
その黒鍵を問答無用で投げた少女――――代行者シエルは法衣を翻すと、彼と十分な距離を持って相対した。
「不審に思われるには十分でしょう」
「それで顔も見ずにこんな物騒な物投げたりする? 怖いお姉さんだなぁ」
「――――――」
彼女の視線は冷たい。無機質と言い換えてもいい。少年、ロプトの子供らしい声色にも惑わされず複数の黒鍵を指の隙間に挟んで魔力を通し刃を現出させる。
斬ることではなく突くことに特化し、シエルほどの使い手ならば一矢で使徒を片手の指では足りないほど殺すことができる。そんなものを幼い少年に向けるのは狂気の沙汰だが、既にシエルはロプトを少年としては見ていない――――未知数の〝魔〟として観測していた。
「あの家の一件、引き起こしたのはあなたですね」
「……ああ、秋葉たちのこと? バレちゃってたか」
「判明するような騒ぎを起こしておいてよく言います。使徒、祖……ましてやあの真祖にも関連性がない――――何者です、あなたは」
必要とあらば感情を殺し尽くして使徒を討滅する冷徹な代行者。そして埋葬機関七位の『弓』の称号を与えられた存在。
そんなシエルが〝思わず〟問いかけてしまうほど、彼女の視界に収まる少年の中身は異質であった。シエルの中に収められた膨大な知識において、何一つとして引っかかることのない底知れぬ闇の化身。
「確かめてみたら? まあ僕はお姉さんのことを割と気に入ってるから、返答次第で答えて上げてもいいけどね」
「それは?」
「僕のものになってよ。その身体、とっても遊びがいがありそうだからさ」
答えは無言の投擲。そして膨大な魔術の行使。夜の闇に加減のない魔術の極光が走り、ロプトの小さな身体を包み込む。
「ここで、止めます」
異常に関わりつつあるこの街に、これ以上不可解なものをのさばらせておくわけにはいかない。シエルはシエルなりの目的でこの地にいる。ロプトとの関わりはない。けれど、放っておくことはできなかったのだ。
人の肉体にあらざる異能を持つシエル。彼女はその経験と危険に対する嗅覚からロプトに先手を打った。
「――――わからぬのう」
だが数分後、ロプトは〝女の尻上で〟老獪な雰囲気を漂わせる声色で発していた。
「初めから全力で望めば良いものを……まさか我の手から逃れられるとでも思うていたのか? 孕み袋風情が思い上がったものだな」
「ッ……降りな、さい!」
驚異的な能力を発揮し、ロプトに先手を打ったシエル。しかし今、彼女の身体は地を這いつくばっていた。
両手と両膝が地面に張り付き、豊満な胸や尻が余すことなく露わになったその姿。修道女のような法衣は跡形もなく消え失せ、己の尻に相手の身体を乗せる屈辱的なポーズにシエルは苦悶の顔で向けている。
「降りろ? ならば降ろしてみよ。うぬ如き力では出来ぬであろうがな」
「くっ。この力は……あなたは、本当に……」
通常の魔術師が誇る魔力生成量の約二百五十倍。複数の祖を打ち倒してきた埋葬機関七位――――無意味、全くの無意味だった。理屈ではなく本能で感じる格の差。そもそも彼と自分とでは〝法則〟が違うという理屈での理解。どちらも感じてしまったシエルは、戦慄で言葉を失ってしまう。
シエルは彼に膝を突き、ロプトは手に入れた新たな孕み袋という玩具をニヤリと笑って観察している。
「さて、うぬの全力を引き出して楽しんでも良いが――――僕はお姉さんの身体に興味があるなぁ」
「っ」
老獪な声色から少年のように無邪気な雰囲気へ。一瞬にして人格を切り替えたようなロプト。それ自体はまだシエルを驚かせるほどではない。豹変というのなら既に一度見たものだ。しかし、ロプトが彼女の身体に手を滑らせて感触を楽しみながら発した言葉に彼女は耳を疑った。
「ふぅん。人間にしては面白い身体してるね、シエル。それともエレイシアって呼んだ方がいい?」
「な……」
「こういう身体の作り、この世界だと結構普通なの? 身体が世界に修正される形での不死。まあそんなことより、やっぱり僕はシエルの身体に興味があるかも。十二歳で止まってこれ? 胸もあってお尻もデカいし、秋葉が泣いちゃうんじゃないかなぁ」
ゾクリと背筋が凍りつく。身体に触れただけで、彼は〝シエル〟の名前だけでなく〝全て〟を抜き取った。
シエルという女が持つ全ての記憶を読み取ったと。だと言うのにそのことに興味を持たず、シエルの女体という美にしか目を向けていない。彼女の過去は身体が証明するように、常人に耐えられる物ではない。だが本当に記憶を読み取ったのなら、ロプトは〝そういうこともあるだろう〟という感想しか抱かず、シエルの早熟な女体美にのみ感情を取られている、ということになる。
――――これは関わってはいけないものだ。
ここに来てようやくシエルはロプトが何なのかを感じ取った。けれど、遅い。せめて彼女が秋葉という少女の体躯と似ていたのなら、興味を失って放り投げることもあったかもしれない。
「巨尻の巨乳はまだこの世界だとコレクションしてなかったし………………うん、決めた! お尻が大きいシエルは新しい遊びで楽しんであげるよ!」
しかしシエルの体躯は〝この世界では〟初めてのものだ。容姿は完璧。身体は幼いというのに豊満。ロプトが最も悩んだことと言えば、シエルをどう扱って玩具にするかということだけ。それも無垢な笑顔で熟考を挟み、よりにもよってシエルのデカケツの上で決めてしまった。
「それじゃあ深呼吸してぇ〜。声は一切我慢しないでぇ〜。さーん、にー、いーち」
「すぅぅぅ……っ!? な、何をする気で――――――」
ずぶりゅっ!♥♥
「おほぉぉおおぉおぉおおおぉおおぉおおぉおおぉおおおぉぉおおぉおおぉおおおぉオオォォオォオォオオォオォオオォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!?!?♥♥♥♥♥」
瞬間、頼れる優しい先輩の声でも冷徹な代行者の声でもない第三の声、野太く下品なオホ声をひり出してシエルが白目を剥く。たっぷりと息を吸った深呼吸として、我慢をするなと命じられた声として、公園の外までケダモノの声が鳴り響いた。
振り下ろされたロプトの腕が、何の抵抗もなく彼女の尻穴に侵入した。子供とはいえ腕を尻穴に突っ込まれれば相応の痛みが生じるはずだが、シエルは痛みに慣れている。たとえ首を切っても悲鳴を漏らさない。つまり、彼女が上げたのは苦痛ではなく官能という嬌声。
「あ゛ァ゛ぁッッ!?♥♥♥ あ゛♥ お゛っ♥ ほォ゛♥♥ お゛ッ゛♥♥♥ お゛ッ゛♥♥♥ う゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ゛♥♥♥♥ お゛ッほォ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ゛♥♥♥♥♥」
「さて、ど・こ・か・な〜♪」
ロプトの腕が結腸を擦るように奥へ進む度、その声が加速度的に声量と濁りを増していった。恥毛の一本さえ生えていないマンコから大量の潮が吹き出し、シエルはケツアクメの快感に白目を剥いて鼻の下と舌根を伸ばしたアヘ顔を晒すことしかできずにいる。
それほどの官能。シエルが感情を殺すことができない快楽による精神の蹂躙。混血の娘とその従者たちも逃れられなかった感覚がシエルを包み込む。
「お、発見」
「ほぎゅぅッ!?♥☆」
そしてロプトが楽しげな声で〝何か〟を掴み、シエルが身体をビクンと弾ませながら奇声を響かせた。
その〝何か〟が握られてはいけないものだと本能で察する。本来なら尻穴の中になどないものだと悟る。咄嗟に括約筋へ全神経を集中し、ロプトの腕を逃がすまいとしたシエルだったが。
「お゛ぎょぃいぃい゛ぃい゛ぃぃ〜〜〜〜〜〜ッ!?♥☆♥☆♥☆」
あまりにも儚く弱々しい抵抗だった。ロプトからすれば緩々のケツ穴から腕が引きずり出され、巨尻を波打たせたシエルが寄り目になって変顔絶頂。尻穴の何かを掴まれたことで半端に意識を覚醒させられたシエルは、みっともない顔で身体をのたうち回らせ――――ようとして、べしゃりと自身が濡らした地面に身体を打ち付けた。
「かふっ♥ おっ……く、ひ、ひぃぃぃ♥ か、からだに♥ ち、ちひゃらが……ッ!?♥」
身体が動かないことに変わりはない。だがその理由が違う。先ほどまではどんな魔術でも抗えない〝縛り〟を設けられ、身体の信号が姿勢の維持という一点以外損なわれていたようなものだった。
しかしカエルのようなうつ伏せの姿勢で倒れた今のシエルは、全身から力が抜け落ちて全く身動きが取れない状態なのだ。単純な疲労感ではない。身体にあるべき力が外に持ち出されたような虚脱感。
眼球の運動で辛うじてロプトを見上げることが叶った彼女が、彼の持つ黄金色の球体に目を奪われる。
「へぇ、流石に大きいね。さてと、勝手に倒れた椅子へのお仕置きは……こうだ!」
彼の小さな手のひらに余るほどの巨大な【尻子玉】。伝承では河童が人間の尻から抜き取る力の塊とされている。
ロプトが行ったのは尻子玉の再現でありアレンジ。シエルの力の塊――――ある意味で彼女の身体そのものである尻子玉にロプトの指が差し込まれた。
ずぷんっ♥
「んほーッ!?♥♥♥♥」
力が入らないはずの身体が勝手に浮き上がる。正確にはシエルが間抜けな悲鳴を上げた途端、そのデカケツがイキ潮の勢いに助けられながら掲げられた。
「ここがアナルかな? えい、えい、えいっ♪」
ずぷっ、ぬぷぷぷっ、ずぼぉっ♥
「ぬお゛っ♥♥♥ んほぉ〜〜〜♥♥♥ お゛ッッほォ゛ォ゛ォ゛ッ゛!?♥♥♥♥♥」
ぶしゃぁぁぁぁぁぁッ♥
ビクンとデカケツが跳ね、ビクビクビクビクと波打つように痙攣し、キュゥっと締まって花を咲かせたシエルのアナルから腸汁による噴水が吹き出した。
「わっ。アナルの潮吹きなんて器用なことするんだね。じゃあ次は……ここっ!」
「うひょっ☆ ほっ、ほっ、あひぃぃぃぃぃぃぃ♥♥♥」
ぢょぼぼぼぼぼぼぼぼぼ♥
「ここが尿道なんだね。じゃあ次はぁ――――――」
尿道の中身を指先で刺激されるというありえない感覚。全身の弛緩と合わせ、シエルの股間から失禁のアーチが勢いよく愛液溜りを叩く。
それから先は尻子玉のあちこちに指を差し込まれ、膣内に喉奥に鼻の穴に子宮に、内部だけでなく表層のあらゆる部位、美巨乳から腋に至るまでロプトの指先でシエルは弄ばれた。
「おひょっ♥♥ あひっ、くひんっ♥☆ ひっ、ひぃっ♥♥ くぉぉぉぉぉ♥♥♥ うひーーーーーッ!?♥♥♥♥」
「あはは、変な声〜! ほら、僕を倒すならもっとキリッとした声出さないといけないんじゃないの?」
さらにロプトがどこからともなく取り出したピンクのローター。それを尻子玉の〝中〟に入れられ、不規則な振動を内部で響かせる。シエルの全神経があらゆる場所に仕込まれた尻子玉の中でローターが暴れれば、当然のように彼女は嬌声を上げてのたうち回る。
「うーん次は……先に味見しちゃおっか」
――――どちゅんッ♥♥♥♥
「う゛ぐお゛お゛ぉ゛ぉ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ゛!?♥♥♥♥♥♥♥」
十二歳で時が止まった身体からひり出したとは思えない汚声。先にロプトが味わった当主の喉声に勝るとも劣らない嬌声は、ロプトの少年らしからぬ剛直が尻子玉に叩きつけられた瞬間に発せられた。
「ん゛お゛ッ♥♥♥♥ お゛ほ♥♥♥♥ ん゛ほひィ゛♥♥♥♥ イグッ、イグッ゛♥♥♥♥ ふん゛ぬ゛ぅ゛ぅ゛っ♥♥♥ あ゛、う゛お゛あ゛〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥」
力の塊を引き抜かれてのたうち回った後でどこにそのような力があったのだろうか、と聞きたくなるシエルの大絶許とM字開脚ブリッジ潮吹き。言葉にならない声を上げ、一瞬だけ快楽を耐え抜こうと歯茎を剥き出しにしたおかしな間抜け顔になり、即堕ちのアヘ顔を披露して身体で弦を引くような海老反りアクメ。
「うーん、オナホみたいって考えたら悪くないし、実物が目の前で楽しませてくれてるから……まあまあかな?」
「ん゛ィ゛ィ゛ッ♥♥♥♥ ヒィ゛、ウ゛ォ゛ォ゛♥♥♥♥ お゛っほォ゛、ん゛ぉおおぉおぉおおぉおぉおおぉぉぉお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」
それだけの醜態を晒させておきながら、ロプトの感想は〝まあまあ〟。シエルの尻子玉イキ芸はロプトの享楽を一時的に満たしたに過ぎなかった。
この世界でも屈指の実力者を玩具にしながら、ロプトの欲求は満たされない。この程度で楽しみ切ったうちに入るならば、彼はあの屋敷であのような行為に及んでいない。
「はーあ、もうそろそろいっかぁ。翡翠の奉仕が恋しくなってきたところだし……シエル、きりーつ!」
「……はひぃ!?♥」
ビシッ♥
ロプトは災厄にして最悪。快楽主義であり気分屋。それなりの忠義を尽くしたものには彼なりの慈悲を与えるが、意思で敵対して牙を剥いた孕み袋、しかも短期間で〝まあまあ〟と結論付けるような形でしか楽しめなかったモノに慈悲はない。
まさに全てが身勝手なロプトの言葉にシエルが直立する。もはや気力すら残っていない彼女の身体が自立し、どこかへ足を向けたロプトに裸身を引き摺り着いていく。
「はい、ちゃくせーき」
「ひゃっ……な、何をする気、なんですか……!?」
すっかり怯えてしまった幼子のシエルが、そのデカケツをくい込ませて座り込んだのは洋式の便器。蓋を開いて便座に座るなんてことのない公衆トイレの一つだが、シエルのような美貌の少女が全裸で座ると下品な背徳感が生まれるようだ。
さっきまで気が狂うような恥辱の絶頂に苛まれ、今は無力感と恐怖で顔を歪ませるシエル。数百という死を超えて代行者となった日から、一度であっても見せたことがない年相応の怯え顔――――――
「う゛ぎィッ……!?♥ お、お腹が……こ、れ♥ 便、意ぃ……!?♥ ふ、ふぅぅぅぅっ!!♥」
ゴロロロッ、グギュルルルッ、ギュルッ、ゴギュルルルルル♥
が、下唇を噛んだ不細工な我慢顔に変わり、シエルのなだらかな腹がブクン、ボコンと内側から跳ねて膨らんでいった。
純然たる生理現象の便意。だが、敵に弄ばれている屈辱感の中で身体が急に排便を求めるはずもない。加えて尻子玉が生まれた時に似た感覚がシエルの中で膨れ上がり、妊婦も驚くほどのボテ腹を描いていく。
「ふっ♥ ふっ、ひぃ♥ ふひっ、んぎっ♥♥ おなかっ♥ 裂けるっ♥ 壊れるっ♥ ひっ、ひぃぃぃ♥」
「おかしなことを言うのう。裂けても〝戻る〟のがうぬの利点であろう?」
――――いつの間にか老獪な笑みがシエルを見つめていた。
「さあ、うぬの最期はどのような味か。せめて終わりで我に至上の悦びを与えて見せよ、不死の女」
それは〝遊び〟終えた中身に用事はない。せめて〝終わり〟で自分を楽しませて見せろ、という無垢の仮面を取り去った彼の残酷な殺人思考の現れだ。
単に殺すのではないとシエルは悟った。単に殺されるのならどれほど気が楽だろうと死に過ぎた彼女は知った。
刻々と溜まり続ける腹の圧迫感。生まれた感覚、否、移動を続ける感覚が向かう先が便器の中に向けた穴であると気づき、シエルは顔を渾身の恐怖に引き攣らせて声を上げた。
「ひぃぃぃぃっ!? うんち、うんち出ちゃ駄目ですぅぅぅぅぅぅっ♥♥♥」
ぶぴっ♥ ぷぴぷぴぷぴぴ〜♥♥
愛らしい少女の恐怖顔から『うんち』などと排泄物の名前が飛び出したかと思えば、腸汁が乾いていない尻穴から甲高い音が個室に響き渡る。早く出せ、早く開けろと言っている。半ば反射的に尻穴が開きかける強烈な便意に、シエルはどんな強敵との戦いでも込めなかった力を尻穴に集中。しかしその姿は膝に手を当て〝いきんで〟いるようにしか見えず、ボテ腹の排便を試みる全裸の少女という下品な光景にしか見えなかった。
「ほう? 異な反応じゃな。その身体、とうに慣れていると思うておるが」
「ちがっ♥ ごれ゛♥♥ わたしがうんち!♥ わたしがうんちになってる……ッ!♥ け、ケツ穴絞めないと、ぢぬ゛ォ゛♥♥♥」
これは死とは違う。死とは終わりだ。死とは痛みだ。人間の言う死とは生命活動の消失にしか過ぎない。だが、ロプトが与える死は生命活動の消失ではない――――人体と人格を切り離し、尊厳の死をもたらすものだ。
「いや゛♥♥ ごん゛な゛♥ ばしょ、に♥ 落ちたく、ない♥♥♥ ……ふごぉっ♥♥♥ がまん、むり♥ うんちダメ♥ うんちダメぇ♥♥ おぴょお♥ ふぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」
だが腹に溜まったモノの正体がわかったところでどうにもならない。便意とはそういうものだ。我慢をすることはできても、最後まで留めておくことはできない。腹から生まれて腸壁を擦り、括約筋が開いた肛門から滑り落ちるもの。
如何にシエルが並外れた存在として君臨する不死者であろうと、人間の身体である限り便意から逃れることは不可能。力を振り絞って膝を掴み、括約筋を全力で締め上げ、鼻水を拭き取る余裕もない我慢顔で出来ることは先延ばしだけだ。
遂に訪れた死が望む形でないとしても、彼女は受け入れなければならない。便意からの解放が、身体からの解放が――――便器の中にモノとなった自分自身を排泄することだと。
むりっ♥
「おっぴょ☆☆」
限界を超えた括約筋がこじ開けられた肉の音と、どんな奇っ怪な動物でもひり出すことは難しいだろう奇声が上がる。
むりっ、もこもこもこっむりむりむりゅっ♥ 一度開かれた肛門からモノが溢れれば、もう閉じることはできない。一方通行の出口から卑猥な音色が零れ落ち、便器の水とシエルのアナルを虹色の流動体が繋ぐ。
どぽんっ♥
それが水溜まりに落ちる音と共にシエルの目が剥き上がり、身体の力がフッと抜け落ちた。合図を受けた尻穴から太ましい柔らかな虹色ゼリーがどぐろを巻くように滑り落ちる。
「んお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥♥♥♥」
びっぶぅぅぅぅぅう!♥ めりめりぃ、ぶりぶりぶりむりむりむり、ぶりぶりぶりぃ!♥♥ ぶしゅっ、ぶりゅりゅ!♥ ぶびびっ、ぶじゅ!♥ ぶりゅりゅぶりぶりぶりもりもりもりぼりゅぶぶぶむりむりずるずるずるぅ!♥♥♥♥
括約筋を切り裂くような巨大なゼリーが肛門を擦り、溜まりに溜まった流動体は内側でも直腸壁を抉るように摩擦し、それがシエルにとって人生最後の快楽を与えた。今はまだ彼女のものである脳髄を焼き付くし、強制的に蓄えられた知識が吹き飛ぶほどのデスアクメがシエルの声を壁に亀裂が走りそうな雄叫びに変える。
「ほぺぺぺっ!?♥☆♥☆ ぎもぢぃぃ♥♥♥ しぬっ、ぢぬぅぅ♥♥♥ 死゛ぬのぎぼぢぃぃぃぃ♥♥♥♥ ほげっ、おびょおびょびょびょびょッ♥☆♥☆♥☆♥ うんちっ♥ うんぢどめる゛♥♥ うんぢどまれぇぇぇぇぇ♥♥♥ たしゅけっ♥ しにたくにゃい♥ う゛ん゛ぢぃ゛ぃ゛〜〜〜〜〜♥♥♥♥ 逝グ♥ うんちして死ぬぅぅぅぅぅ〜〜〜〜♥♥♥♥ 逝く逝くイグゥゥゥウオオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥」
排泄行為の恥辱を途方のない絶頂快楽が凌駕し、便器の水という死に向かって滑り落ちる人格ゼリーに考えたことが全て言葉に変わっていく。
太さと勢いの圧に括約筋が壊れようが修復され、その度に出口が擦られる感覚も元通りになってシエルを襲う。イキ潮が便座の壁を洗い流し、水に入り切らない極太人格ゼリーがもりもりと出口まで迫る。
「お゛げぇぇぇぇぇぇぇッ♥☆♥☆♥☆ うんちとまんにゃいィ゛♥♥♥ うんち出て逝ぐぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ♥♥♥♥ おしりの穴からわたし♥ わたしがうんち♥ うんちがわたしになってぜんぶでりゅりゅ♥☆♥☆♥☆ ぼぴょっ☆☆ ひゃめっ☆ やめれ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛♥♥♥♥♥ ほごぉ゛ぉ゛ぉ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜☆☆☆☆☆☆☆☆」
ぶぼぼぼぼびゅぶびゅしゅぅ!♥♥♥♥
しかしどのような排便にも終わりは来る。白目アヘ顔のシエルが便座蓋の裏に背中をぶつけ、潮吹きを天井まで吹き上げながら人格ゼリー最後の一滴をを便器にひり出した。
「ほお。少なくとも最期は秋葉たちより楽しませてくれたのう。初めからこうするべきではあったが……まあ、これはこれで一興」
股を大きく開き、便座の上で白目で天を仰いで舌を投げ出したシエル。およそ人間が受けていいものではない尊厳破壊を終えたロプトが瓶を取り出すと、シエルの股座を塗ってゼリーが吸い込まれていく。
美しいという感情さえ覚える虹色のゼリー。便器の水と愛液イキ潮腸液、あらゆる液体で濡れた流動体が太さと長さのあまりギチギチミヂヂと苦しげな音を立てながら、何とか瓶の中に敷き詰められた。
「うむ――――じゃあシエルはそこで見ててね♪」
コトリとトイレットペーパーを入れる台の上に置かれた瓶。また少年の声色になったロプトに対し、ミヂヂと音を立てることでしか反応を示せない。
「うーんと、これをこうしてぇ……よいしょ!」
「う゛ん゛お゛ほォ!?♥♥♥♥」
『!?』
そして引き抜いたままだった【尻子玉】を手の中で回転させるような素振りを見せたかと思えば、抜け殻になってピクリとも動かなくなっていたシエルの尻穴に腕を捩じ込んだ。
初めのようにグリグリと直腸をまさぐり、無駄な抵抗なく腕が肛門から引き抜かれた時には尻子玉は影も形もなくなっていた。
「こほんこほん……よし! 整列!」
「はいっ!!」
『!?!?』
ビシィ♥
その代わり、と言っていいのかはわからないが、妙に芝居がかったロプトの号令に【シエル】が立ち上がり、右手で風を切るような音を響かせながら敬礼した。
トイレの個室で少年の前、全裸で敬礼をする変態痴女の登場に瓶詰めゼリーが震えているようだが、それが声になるはずもなかった。
「君の名前は何?」
「はい! 足の裏からデカケツを伝い、鼻の穴まで忠誠を誓う変態肉便器!! ロプト様の現地孕み袋四号です!!」
「君の目的は何?」
「はい! ロプト様のお暇を潰すため、マンコ口マンコケツアナマンコ!♥ 全ての穴を使って街の人間に媚び売りチャレンジいたします! おっぱいデカケツぶるんぶるんっ♥」
『!?!?!?』
震えたところで無駄だと言うのに、真面目な顔でとんでもない醜態予告を行う〝元〟シエルの姿にゼリーがビクビクと跳ねて瓶を揺らす。
「よくできました。格好は……んー、シエルの本気ってこういう感じだったっけ? まあこういう感じだよね、多分」
『〜〜〜〜〜〜〜!!』
断じて違う。シエルの〝本気〟は腹やマン筋が透けるようなド変態のハイレグボディスーツではない。似ているのは薄い青の色合い程度で、むっちりとしたデカケツの谷間にスーツをくい込ませ、美巨乳をだらしなく揺らすような格好ではない。
「OKOK。じゃあ行こうかシエル♪ 孕み袋四号はそのうち迎えに行くから、あとはよろしくね〜」
「はい! 了解しマンコォ!!♥」
『〜〜〜〜!、!!、! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!』
声は届かない。悲鳴など尚響かない。無様を晒す生身の行方を見届ける前に、ゼリーの視界はロプトの手に遮られた。
こうして少女は死したのだ。ただし少女の望む救済の死、責務を果たした先にあるものではなく、結局は誰とも知れなかった怪物の手の内に飾られる哀れで惨めで無様な人格ゼリーとして。