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いつもご支援ありがとうございます。連日ちょっと尖りすぎてるものを投げていたので、ここで一つシンプルな隠し球を……いや前に依頼で書いたエリィNTRを今こそ出すべきだ、ってだけなのですが。

やっぱりエリィはエロい。純度100パーセントのNTRを書ける。ドスケベ銀髪爆乳美人秘書、エロくないはずがなく。あ、よろしければいいねとか押していってもらえると嬉しいです。


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 小洒落たバーの片隅で艶やかな吐息を零す美女。万人の目を引く容姿に、吐息に負けない色艶のある銀髪。こうした裏に隠れた酒場で一人飲んでいる、というイメージが似合わない彼女――――エリィ・マクダエルはまた一つ大きくため息を吐いた。


「ロイドの……馬鹿」


 原因は明白で〝男〟と〝女〟の問題であり、一人で酔いを回していても取り除けない蟠りであることを自覚し、エリィは何度目かの吐息と共にテーブルに顔を伏せた。

 特別な要因があったわけではない。ただクロスベル解放、それに連なるような大事件が解決し長らく感じていなかった解放感に安堵の息を吐いた、その時にロイドとちょっとした口喧嘩で拗れてしまったことが、エリィの気を重くしているのだ。

 喧嘩の原因は、酒に酔った今ではとても思い出せないような小さなことだった。くだらない言い合いに発展するのはそれほどエリィとロイドの距離が近く、同時にクロスベルが平和であるということではあるが、今の今までそういった機会が少なかったこと、想いを寄せる彼の鈍感な一面も相まって予想以上に拗れてしまった。

 エリィは以前のように特務支援課で常に仕事をこなせるわけではない。クロスベルが解放された今だからこそ、その立場と知識で祖父の補佐をしなければならない。故に、少ない休暇の時間をここで過ごすよりロイドとの仲を取り戻す必要があると理解してはいたが、そういった理由で感情を騙し切れるかは話が別だ。

 もう少し時間が欲しい。何だったらロイドから謝ってくれたら、などとらしくない甘えた自分に嫌気がさしてエリィが深く目を瞑る。


「隣、いいかい?」


 その時だ。エリィの鼓膜を震わせる声がかけられたのは。男の声にハッとして顔を上げたエリィだったが、想像と違う顔に落胆の表情を返す。


「結構です。今日はそういう気分じゃないので」


 立っていた男はロイドと似ても似つかない、一言で表現するなら〝チャラい〟と称される男だ。珍しい褐色の肌に風来坊のような装束。こういった小洒落バーではなく、男が屯する酒場の方が似合うであろう。

 愚直なまでに真面目なロイドとは正反対で、一瞬でもこんな男の声を彼だと期待したエリィは自身に嫌悪を覚えた。


「まーまー、そう言わずに、ね? 何か悩み事があるなら、好き勝手に吐き出せるサンドバッグとでも思ってくれていいからさ」


 だが、エリィの凍えるようなにべもない返答にもめげず、男は彼女の隣に座りながら好き勝手に声をかけていった。自分が悩んでいる、ということを見抜かれたエリィは眉根をひそめたが、これだけため息を吐いていれば見抜かれて当然かと思い直した。

 ――――後にして、酔いが回っていたのだろうとエリィは思い起こすことになる。普段であれば、こうして一人飲んでいる中で男を寄せ付けたりはしない。彼女が想いを寄せる青年はただ一人であり、エリィはその容姿から少なからず言い寄られることもあって角の立たないナンパの断り方を熟知している。


「……なら、少しだけ」


 故にそうして口が滑った際であっても、話をして適当な時間に席を立てばいいとエリィは考えていた。

 ――――それから、彼の注文した捧げ物がエリィの喉を嚥下すること十数回。


(この人、口が上手い……)


 エリィは未だ見ず知らずの青年と相席し、言葉を交わし続けていた。

 酔いすぎないように注意をしていたはずだが、彼の前では自然と飲酒が進んでしまう。そして何より言葉を引き出すことに手馴れている。言ってしまえば、彼は非常に遊び慣れていた。


「そう……アドニスさんは、そんな遠い場所から……ふふ、もう少し落ち着いたクロスベルを見せて差し上げたかったわ」

「いやいや。今も素敵な場所だ。それに、こういう時だからこそ冒険は楽しめる。君みたいな魅力的な人に出会えたのがその証拠さ」


 時には語り部、時には聞き手。彼の名前はアドニスと言い、冒険者のようなものであること。クロスベルから遠く離れた場所の出身で、最近になって警戒や規制が緩んだクロスベルにやってきたこと。それ以外にも様々なことをエリィに教えてくれた。

 その上で彼は時には聞き手、という立場をも兼ね備えて全うしていた。エリィの差し障りない世間話や抱えた悩み。彼の口の上手さは相当なもので、件の悩み相手の青年を貶めるようなことをせず、されどエリィへの同情をしっかりと持ち合わせて彼女の望む会話を繋いでいった。

 立場上、エリィは話術に秀でている人間だ。だからこそ、男女の間柄という点で彼が非常に優れた話術の持ち主であることが理解できた。遊び慣れている、という印象をさらに強めるくらいには。


「ありがとうございます……何だか凄く、すっきりしました」

「そりゃあ良かった。美人の笑顔は何よりの宝だからね」

「もう」


 初めの警戒心はどこへやら、チャラい男という印象は変わらずとも毒気を抜かれたエリィがアドニスを相手にくすくすと笑っている。気づけば小一時間も話に花を咲かせていた。

 アルコールが回った頭でも、今なら素直に謝ることができる気がしている。単に酒を流し込んでいるだけでは得られなかった機嫌に、エリィはアドニスに感謝の念すら覚えた――――それほどまでに彼の話術は巧みだった。


「それじゃあ私は……」

「エリィさん」

「っ!」


 立ち上がろうとしたエリィの名を呼び、左手に自身の手を重ねるアドニス。外見からは信じられないくらい真剣な目と、重ねられた手の熱にエリィはドキリとしてしまった。


「出会いは一期一会って言うだろ? もう少しだけ俺と言葉重ねてみないか、エリィさん」

「え……あ……」


 まだ会って一時間程度の男に名を呼ばれ、手を取られて心臓の音を一段上げた。こんなにも頬を紅潮させたのはいつ以来だろうか、と酔った頭で思案するエリィだが、そんなことを考えている場合ではなかった。

 誘われている。エリィもそれがわからないほど子供ではないし、恐らく言葉を重ねるだけで終わらないことも雰囲気から伝わってくる。断らなければ、と冷静なエリィであれば思ったに違いない。

 だが巧みな話術で知らぬ間に進んだ酒は、彼女から冷静な判断力というものを奪っていた。見るからにエリィの〝身体〟を見やる視線にも、彼女は雰囲気に誤魔化されて察するまで時間を費やすだろう。


「――――もう少し、だけなら」


 気づけば、硬い身持ちだったエリィ・マクダエルはアドニスの言葉に解きほぐされ、誘われるがまま彼と視線を交わしてしまっていた。


 大人の時間は続き、場所は人の目があるバーから二人きりになれるホテルへと移り変わっていく。遊び人の外見やそれを示す冒険者という不安定な職業とは裏腹に、高級ホテルをエリィのためにと用意していた包容力にドキリとさせられながら、彼女は段々と奥へ奥へと追いやられていった。

 冷静なエリィなら、高級ホテルを選べる財力を見せられたところでときめきなど感じない。そもそも冷静なエリィなら――――と付け加えなければいけない時点で、彼女は酒だけではなくアドニスの言葉にも酔っていたに違いない。


(わ、私……初めて会った人と、なんてことしてるの……!?)


 彼女の冷静さはシャワーを浴び、豪奢な部屋に誂られたベッドの上で酔いが冷め始めた頃、ようやく取り戻されていた。

 出会ったばかりの青年と夜のお遊び。自分はそれほど尻軽ではなかったはずなのに、エリィは酷い自己嫌悪に頭を抱えた。こうした高級なホテルは高額な分、幸いにも口は堅いだろう。クロスベルでは顔が知れたエリィのことが口外されたりはしないはずだ。

 しかし、だからといってエリィの焦りが消えるわけではない。アドニスがシャワーを浴びている間に立ち去ろうとも考えたが、衝動のまま飛び出したエリィにそれほどの持ち合わせはなく、彼に全てを押し付けられるほど責任感のない人間ではなかった。


「あ……」


 そうこう悩んでいる間に、シャワーを終えたのであろうアドニスがドアを開けた音にエリィは顔を上げた。結局のところ、酔いが回った自分の身から出た錆だ。

 ここまでのことをして、何もせずにさようならなどと虫のいい話はない。こんなホテルで何をするのか……二十歳を過ぎたエリィや似た年頃であろうアドニスは、これに関して言葉は必要ない。自然な流れで、というものだ。

 ――――正直に言って、断ろう。誠実ではないにしろ、エリィは想い人に対する後ろめたさから覚悟を決めた。


「っ……」


 しかし、アドニスの顔や身体を見て息を呑んだエリィの頭からは、そのような言葉が消え失せてしまっていた。

 クロスベルでは珍しい褐色の肌がバスローブから見え隠れし、一人旅なのもあってか非常に筋肉質な身体にエリィは身を強ばらせた。言葉の巧みさだけではなく、身体の逞しさに彼女は心臓の音を激しくしたのだ。

 これから彼に――――抱かれる。その自覚を拒絶できぬまま、アドニスが無言で隣に座ることを許してしまう。


「緊張してる?」

「! あ、あの……やっぱり、私……」


 こういうことは、と言葉を返そうとしたエリィの肩がアドニスに抱き寄せられる。


「大丈夫だって。これくらいの経験はしといた方が今後のためにもなるし、今日だけの遊びだと思えば気持ちも軽い。エリィさんが嫌なことはしないからさ……」

「アドニスさん……あっ」


 生娘のような声を零すことしかできず、エリィはベッドの上に押し倒される。シャワー後で軽装なエリィのたわわな乳房がたぷんと揺れ、水を拭き取りきれずに濡れた谷間が視線に見下ろされる。

 もう逃げられない。これは遊び、一度体験しておくべき火遊びだ。そう酔いが残る頭に言い聞かせたエリィは、真っ赤な顔の唇を腕で覆い隠しながら言葉を返した。


「……キスだけは、やめてください」

「オーケー。お互いに楽しんで発散しようぜ」


 ロイドに想いを寄せる者たちは多い。だからエリィはロイドとそういう関係に踏み込みかけている、というだけでハッキリと言葉にできる間柄というわけではない。

 言うなれば友人と恋人の曖昧な境界線。浮気には当たらないとわかっていても、エリィは罪悪感から口づけだけは線引きとした。それで一晩、身体を重ね合わせるだけで終わるだろう――――その時はまだ、アドニスの巧みな言葉のみに惑わされていたのだ。



「はっ♥ あっ♥ あぁ……はぁぁぁ♥」


 エリィは特別、その豊満な胸の感度が優れているというわけではなかった。年々大きくなる乳房の重さに悩まされ、揶揄されることも多くあって男の視線には辟易もしていた。それでもロイドに振り向いて貰えるなら、と悪い気はしなかったものだが慰めの行為にわざわざ用いるほど重宝しているわけではない。


「あっ、あぁっ、あっあっ♥ ふうっ、あ…………んんんっ♥ あ、あ、あぁぁぁぁ♥♥」


 ――――こんな風に淫らな声を上げるような敏感すぎる乳房ではなかったはずなのだ。

 服を脱いだエリィの裸身をじっくりと眺め、そしてアドニスが初めに手をつけたのはやはり彼女の爆乳であった。前戯の一つであるキスがNG行為である以上、そうなることは必然であろう。

 エリィからすればやはりと思いながらも、彼のものを受け入れるであろう陰部にがっつかれるよりは安心できた。自分に任せて欲しいというアドニスに身を任せ、胸を弄ばれながら気分を落ち着けようと深呼吸をし……数分持たずして、エリィの爆乳は彼の指先に掌握された。


「声我慢しようとした? 無駄無駄、俺のテクって結構癖になるからさ。自分で言うのも何だけど、いい感じでしょ」

「はぅあ♥ そ、それは……あっ♥ ふぁっ、あぁぁぁぁぁぁ……♥」


 彼の指先が乳房を撫で上げる度に裡から得も言えぬ熱が渦を巻き、落ち着けるはずだった顔をトロンとした彼女からすれば見るに堪えない女のものに変えられてしまう。


「ふ、くっ♥ ふうっ、うぅ……んあっ、あ、ひぅっ、くぅぅぅぅぅ……あんん、はぁっ♥」


 乳輪をなぞる指先からもたらされた快楽信号が脳髄に行き着き、エリィの喉奥から嬌声が溢れ出る。ビクビクと裸身が跳ね、爆乳がたぷんどぷんと指から逃れるように揺れるも、アドニスの指は狙いすましたかのようにエリィの乳房を愛撫して官能の声を引き出していく。

 頭が酒気以外のもので浮つき、声が我慢できなくなる。否、エリィは我慢をさせられている。気持ちいい感覚ともどかしい感覚の境目で、我慢ができる程度の愛撫で留められている。その指先がムクムクと勃つ先端の蕾に触れた時には。


「あ゛ぅっ♥♥♥」


 決壊する。自分の声とは思えない喉声を上げたエリィ。凝り固まった左右の乳首を指先で挟まれた瞬間、彼女は脳髄にスパークを散らして腰をベッドから浮き上がらせた。跳ねた腰からシーツに水が飛び散り、銀の花園を蓄えた恥丘が乳房の愛撫だけで濡れていることを示唆する。


「あ゛っ、あ゛っ、う゛ぁ……♥ ッ゛〜〜〜〜〜♥ あ゛ォ゛♥♥ ふぅっ、ふぅう゛ぅう゛ぅぅ〜〜〜〜〜ほぉォ゛♥♥♥♥」


 軽イキどころの話ではなく、どんな自慰行為より身体中に火花が散るような激しい快感。乳首をシュッシュッと扱かれ、こねくり回され、最後には抓りあげられて噛み締めていた唇が開き、顔が上向き舌が飛び出す。


「あ゛っ、お゛ぉっ♥♥ ん゛ほぉぉぉぉ〜〜〜〜♥♥♥」

「エリィさん、我慢が解けたらすっごい声。ストレス全部吐き出してるって感じ、相当溜まってたんだ。せっかくならすっきりちゃおうぜ」

「ま゛♥ むりっ、もう……お゛っお゛っ、ン゛オ゛ォ゛♥♥♥」


 舌出し仰け反りアクメを乳房の刺激だけで体感し、達した頭が真っ白になりエリィから知性というものを奪う。同時に美貌は絶頂顔に染め上げられ、伸ばした鼻の下に鼻水を流す下品なものと化した。

 凄まじい官能に身体の制御が効かなくなり、喉の奥から汚い声が次々に溢れ出す。最初の淫らな声が可愛く思えるほど品性の欠片も感じられないみっともない嬌声。


「お゛♥ お゛♥ お゛ォ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ゛♥♥♥♥」


 雄叫びが途切れる声まで雌丸出し。引っ張り上げられ長く伸びた爆乳に合わせ、無自覚なM字に広げられていたエリィの股間からブシュッと力強い飛沫が飛び出す。

 胸だけでイカされた。それも一度や二度ではなく、何度も。それは自慰行為を覚えてから慰めた快感を束ねても敵わない強烈な官能の息吹。エリィの戦慄のみならず、頭が馬鹿になるような快楽の絶頂へと導く。

 恐ろしいまでのセックステクニックにエリィが舌根を出して余韻に浸っていると、興奮の朱色を帯びた爆乳から手を離したアドニスに彼女の様子にニヤリと笑い、飛び散った愛液で汚れたバスローブを脱いだ。


「ひゃ……あ……」


 イキ果てた淫らな顔面を赤色で染めたエリィが、彼の裸身に呆然とした声を漏らす。もちろん、その逞しい肉体に目を引かれたのもあるだろう。

 それでも一番は身体の一部分だ。褐色の身体に聳え立つ剛直。股に添えられでもすれば間違いなくエリィの臍を超え、胸で奉仕しようとしても彼女の爆乳を以てして包み切れない凄まじい大きさの逸物。


(で、デカ♥ なに、あれ……セックスが上手いだけじゃなくて……お、おちんぽも、デカ……ッ!?♥♥)


 目視だけで竿と睾丸からずっしりと重さを感じられ、この距離でも雄の臭いがエリィの鼻を擽る。優れた頭脳が語彙力を失いスケベな物言いを避けられないほど立派なペニスに、エリィは完全に目を奪われていた。

 鼻の穴を開いてすぅすぅと雄汁の臭いを嗅ぎ、はしたなく開いた股からダラダラと涎が溢れている。自覚のない媚び売り、誘いを行うエリィの膣口をその剛直が擦り上げた。


「ん゛あ゛ッ……♥♥」


 瞬間、エリィの身体を衝撃が駆け抜けた。快楽という信号で全身を引っぱたかれたような感覚に、エリィは我を忘れてベッドに突っ伏した。

 向き合うことが怖い。見ているだけで気が狂いそうな雄のチンポ。今までの価値観が全て塗り替えられ、本物の情を感じてしまいそうだった。それを避けるため、何より恥の上塗りをしないためにもエリィは枕に顔を埋めた。


「お、バックからがお好み? じゃ、遠慮なく」


 しかし、頭隠して尻隠さずとはまさにこのこと。彼のテクニックとチンポに見惚れないため顔を埋めたエリィだったが、それによって無防備なデカケツが狙ったようにデカチンへと差し出された。

 膣口をパクパクと開き、ダラダラと涎を垂らした美人秘書官のマンコ――――獲物を絡め取ったアドニスは、その蛇が如き肉棒を迷いなく穴に挿入した。


「ッ゛〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」


 サイズが違いすぎる。自分の膣内に入るわけがない。その感じたエリィの直感はあっさりと外れ、アドニスの肉棒は彼女の膣壁をえげつないカリ首で擦り上げ、掻き分けて進む。蛇の如き槍は膣内を傷つけることなく奥へと迫り、その間にも枕に顔を押し付けたエリィが声なく呻き、身体を波打つように痙攣させる。

 ヒダがペニスに絡みつき、蠢いて彼という存在を歓迎する。それだけで絶頂に至る凄まじい快感だったが、それが完全な形で芽吹いたのは雌の中心部、子宮を強烈な突き上げで叩いた時。


「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ゛、お゛、ほ♥♥ ほォ゛、ん゛お゛ぉぉぉぉおおぉぉおほ♥♥♥ ぞごっ、む゛り゛、おちんぽむりなのぉ♥♥ 奥、グリグリ、はい゛っで、ん゛いぐっ、イグゥゥウゥウゥゥゥ〜〜♥♥♥♥」


 我慢がまたもや限界を迎え、バックで首を反り返らせたエリィからはしたない言葉と汚声が迸る。高級なホテルの外観に似つかわしくないとてつもない雌声、我を忘れたエリィのイキ声がデカチンによって引きずり出された。


「おぐっ、イグッ♥ んぉ゛ッ、ほぉ゛♥♥♥ こえ、でるっ、イグゥ♥ ん゛ほぉ゛お゛ぉ゛お゛お゛お゛ッ!♥♥♥♥ イグッ、イグッ、イグゥゥゥゥゥゥゥ♥♥ 太い、このおちんぽ、ふとすぎるぅぅ♥」


 どちゅん♥ どちゅん♥ どちゅん♥


 荒々しく、されど繊細な動きでエリィの肉壁をこそぎ落とすようにピストンし、さらには子宮口を槌のような亀頭で叩きつけられてエリィの言語中枢は限界を超えて悲鳴を上げた。


「へぇ? 大きいだけなんだ。ちょっとショックだなぁ〜」


 ギュッ♥


「ふお゛ぉ゛ぉ゛♥♥♥ ちがっ、すごい♥ アドニスさんのセックス、すごいわ♥ 乳首、イクッ♥ おちんぽ、硬くて熱くて、なのに、すごいのぉお゛ぉ゛ぉ゛♥♥♥♥」


 四つん這い気味の姿勢で垂れた爆乳の先端を嬲られ、エリィは思わず彼を褒め讃えた。舌足らずのみならず、粉々にされた言語で必死の賞賛。すごい、すごい、すごいと一つ覚えの言葉を叫び上げ、とにかく彼の機嫌を取っていく。

 それは無自覚に積み重なる屈服のポーズ。男と女などという括りを外れ、雄と雌という明確な〝格付け〟だ。

 この雄には逆らえない。このチンポには敵わない。そう肉体に刻み込まれた結果、エリィは無意識のうちにアドニスの機嫌を取っていた。気づけば彼のデカチンに向かって腰を振り、一心不乱に快楽を享受していた。

 見惚れるほど逞しい腰に自慢のデカケツを押し付け、デカチンを膣と子宮口で媚び売り奉仕。顔はどうしようもなく蕩け、普段は回る口の端から涎を煌めかせた雌の顔を反らしてよがり狂う。


「エリィさんほどの人に褒められるとか嬉しいねぇ〜。お、そろそろこっちも、イきそ……!」

「ッ……そ、外に、だして……♥」


 だが淫らによがり狂ったエリィも、その一線だけは辛うじて理性が勝った。流れに身を任せていたため避妊具も付けず、その状態で彼まで達すればどうなることか。

 咄嗟であるため砕けた口調ではあったが、アドニスは強引に事を運ぶことはせず慣れた軽い声音で腰を引いた。


「わかってます、よっと!」

「ッ〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥」


 ずりゅりゅりゅ♥ と途方のない長さの肉棒が引きずり出される感覚がエリィの脳髄を叩く。入っていたことが信じられないケダモノのペニスは、出ていくだけでもエリィの官能を異様なほどに刺激した。

 後背位になったエリィの肩口から見える巨根。幾度となく行われたピストンと、エリィ自身の絶頂によって愛液でべっとり濡れた肉棒に形容し難い情を抱く。そして、とてつもない大きさのペニスが膨張し、精を勢いよく吐き出した。


 ドピュッ♥ ブピュルルルルルル、ブビュル〜〜〜〜〜♥♥


「あ、つッ♥♥」


 エリィの尻に、背中に、髪に。大きすぎる竿がビクビクと跳ねることで、精液の溜りがエリィの身体中に飛び散った。

 常識を逸脱した濃厚な精子の塊、その熱にエリィは声を上げた。それは戦慄ではなく――――――


(これ、を……もし――――受け入れて、いたら♥)


 最後の余韻で感じた物足りなさと――――絶対的な期待の感情であった。





「――――リィ。エリィ?」

「……あ、ロイド……?」


 ――――その記憶を辿ることにさしたる苦労はなく、さりとて時間は一月を過ぎた頃。

 想い人のロイドに声をかけられたエリィは、頭に浮かべた光景を消して顔を上げた。すると彼女の視界には、指で頬をかく困り顔のロイドが映った。


「『あ、ロイド……?』って……もしかしてエリィ、疲れてるのかい? それとも……」

「いいえ、そんなことはないわ。折角の休日で、少し気分が高揚してるのかもしれない……貴方と一緒にいて、楽しくないなんてことあるわけないわ」


 不安げな言葉を最後まで出させることなく、エリィは首を振って笑顔を向けた。その身体に着込まれているのは普段の衣服、ではなく水着。

 保養地ミシュラムにあるレイクビーチ。ロイドに誘われたエリィは、彼らと共に日に照らされて輝く砂浜での休暇を楽しんでいた。


「そっか。……この前は本当に済まなかった。そのお詫び、ってわけじゃないけど……」

「もう、それは私も悪かったって言ってるのに」


 あの日から数日後、エリィは無事にロイドとの仲を修復することができた。元々、大した理由の仲違いではなかったため、お互いに謝って喧嘩両成敗。そのお詫びも兼ねたものが特務支援課での遊戯というのは、鈍感なロイドらしいとエリィは苦笑をしたものだが、大切な人たちは彼だけではないのだからそれでいいと思っている。


(……彼とは、あの日以来会ってない)


 だからエリィの心に残るのは、あの日言葉を交わしたアドニスの顔だ。事実を反芻すると、やはり心に何かが燻るようだ。

 今日のことは忘れて、二度とあのようなことはしない。関係はこれっきりで、連絡先も交換しない。そうした密約をアドニスと交わしたエリィは、あの夜を忘れていつも通りの日常を過ごした。

 しかし日に日に心の陰りは増し、あの夜を思い出すことが増えた。記憶には、自分のものとは思えない品性下劣な声で啼くエリィがこびりついて離れない。その記憶を頼りに己を慰めたのは一度や二度ではなく、けれどあの快感は一度も得ることができなかった。

 当然だ。あれは彼だからこそできたのだ。エリィを誘惑する言霊。凄まじいセックステクニックに、あの逞しすぎるデカチン。きっと、視界に映る彼ではその足元にも――――――


「ッ! ごめんなさい、飲み物を買ってくるわ」


 一緒に行こうか、という彼の言葉を手短に断り、エリィは早足で駆けていく。その『ごめんなさい』という言葉は、果たして何に対して向けられたものなのだろうか。


(いやだ、私……ロイドと彼を、あんな風に比べて……!)


 いくらアドニスが優れた〝雄〟であろうと、考えていいことと悪いことがある。無意識に刷り込まれた雄と雌の格差、それをエリィは気付かぬうちにロイドにも当て嵌めていた。

 とにかく頭を冷やそうとロイドたちから離れるように足を走らせたエリィが、ドンッと誰かにぶつかって足を止める。


「あ、すみません。不注意、で……」


 慌てて頭を下げたエリィが、衝突した男の肌の色に目を見開いた。男だとわかったのは、筋肉質な胸板が彼女を受け止めたからであり、考える前に惹かれたからかもしれない。


「おっと、俺の方こそごめん……やあ、エリィさん」

「あ、アドニスさん……どうして、ここに」


 あるいはアドニスという男に――――この一月、エリィの頭から消えなかった優れた雄の香りを覚えていた結果であろうか。

 突然の再会に驚きを隠せないエリィは彼の見るからに軽薄な笑みから思わず視線を反らし、そしてある一部分に目を奪われる。


「それはもちろん、旅人としてクロスベルの観光名所は見ておかないとって思ったのさ」

「…………」


 エリィが言葉を選ぶ前に驚いて発した問いかけに身振り手振りで答えるアドニスだが、彼の言葉はエリィの鼓膜を震わせながら届かない。

 彼女の意識はある一点、身体の肉がくっきりと浮かぶ水着を着用した彼の下半身に視線と共に注がれてしまっていた。


「……でっか♥」


 ボソッと呟いてしまう。そのくらいアドニスのモノは〝デカい〟。未勃起ですら水着の上に浮かび、雌を引き寄せる魅惑的なデカチン。水着に収まった状態でさえ、他の男とは比べ物にならないだろう。彼以外と比べる知識をほとんど持たないエリィだが、それだけは確信できた。

 デカい。巨大だ。凄まじいと表現するべきだ。視界に入れるだけで牝の子宮を疼かせる凶悪なチンポの影に、エリィは素股を擦って海水ではない液体をビキニに染み込ませる。


「いやぁ、それにしても眼福だなぁ。エリィさんの素敵な姿を偶然見られるなんて……その水着、似合ってるね」


 無論、エリィの視線にアドニスは気づいている。彼女が胸を見られる際の視線に聡いのと同じだけ、彼も雌からそれを見つめられる視線には聡い。

 彼は自分の利点を知り尽くしているが故に、わざわざ指摘して辱めて獲物を逃がすようなことはしない。あくまで世間話、偶然を装ってエリィの水着を褒め讃えた。白と黒のコントラストが美しい水着に、エリィのグラマラスな女体が合わさって品のあるエロスを醸し出している。そのことは事実なため、彼は素直な気持ちを言葉にするだけでいい。


「あ、ありがとうございますっ」


 それだけで彼の〝味〟を知った女は、まるで経験のない小娘のように緊張で身体を強ばらせ、それでいながら身体を見せつけるように反る。

 今目の前にいるのはクロスベルの英雄、市長秘書官であり孫娘の美女などではない。軟派な男に雌であることを自覚させられた雌豚。あれほど強い想いを抱いた男に水着を褒められるより、アドニスに一言掛けられる方が感極まって股を濡らした淫女だ。


「あはは、何でそんな他人行儀? 前はあんなに砕けて……っと、これは忘れるんだったな、ごめんごめん」

「い、いえ。あの、アドニスさんは一人……?」

「ああ。生憎みんな相手がいるみたいなんでね。エリィさんに時間があるなら、と思ったけど」


 チラリと視線を向けられたエリィの目が泳ぐ。どうするべきか、今はロイドと、けれど今日を逃したら、でももう一度なんて――――そんな葛藤が伝わってくる獲物をアドニスが逃すはずもなく、エリィが思いより遊び慣れた彼の言葉が巧みに彼女を誘い込んだ。


「……どうやら彼とは仲直りできたみたいだし、俺の出る幕はないかな? 残念だけど、二人仲良く海を楽しんで――――」

「す、少しなら!」


 声を荒らげて言葉を遮ったエリィ。ハッと辺りを見渡すも、それは言葉の後悔ではなく人目についていないかどうかの確認だろう。


「……少しだけ、前みたいに……話を、しない?」


 至上の美貌を持つ美女が、水着の谷間を見せつけるように雄を誘っている。ニヤリと笑ったアドニスは、狙った雌の肩を無言で抱き寄せて上機嫌に歩いていく。彼が断ることなどありえず――――抵抗もなく、エリィはアドニスの手の中に収まった。




「や、話をするだけ♥ こういうことは、もうしないって……♥」

「はっ、そんな喜んだ声で言ってもねぇ〜。こんなところに大人しく着いてきた時点で、その気になってるんでしょ?」


 ビーチから離れた岩場の影に連れられ、エリィは身体の動きや言葉だけは抵抗する素振りを見せていた。が、アドニスの言うように声色に拒絶の力はなく、身体の方も掴まれた手を僅かに引こうとする程度でとても全力とは感じられない。

 人気のない岩陰に連れ込まれた雌が逃げないのなら、雄がすることはたった一つでしかない。


「な、ならせめてどこか屋内で。こんな場所じゃ……♥」


 大人しく連れ込まれた時点で、そのたった一つのことへの拒否権や選択権はない。雌の分際で弁えないエリィに、アドニスは彼女の耳元へ唇を近づけて言葉を囁く。


「いいから。また気持ちよくして欲しいだろ? 黙って俺の言うこと聞けよ、エリィ」

「〜〜〜〜♥」


 そうすればか細く喚いていた雌は身体を痙攣させ、潤んだ目で彼を見つめる。彼に分からされた女は皆そうなるのだ。


「それ捲って、俺のチンポが欲しくてたまらないマンコ差し出して見ろや」

「ッ♥」


 一度目で格の違いを理解させれば、二度目は力強く従わせるだけでいい。どんな聡明な女も、どんな強い女も彼の言葉とデカチンに屈服してきた。

 このエリィ・マクダエルもそうだ。クロスベルの英雄と持て囃され、才色兼備を欲しいままにする才女がアドニスの乱暴な言葉に唇を歪め、パレオを自らの手で捲ってビキニを露にしてしまう。

 水着に筋が浮かぶほどのマン汁を垂れ流すエリィの股間は、あの日以来焦らされ続けたデカチンを咥え込みたくて仕方がないと雌臭を漂わせている。海の匂いに掻き消されないドスケベな雌マンコの香りに、アドニスはまず指先を撫でるように添えた。


「うぉ゛……っ♥♥♥」

「へっ、相変わらずなんて声出してんだ。まだマンコに触ってやっただけじゃねぇか」

「だ、だって♥」


 久方ぶりに味わう彼のテクを前にし、ロイドのために蓄えたであろう美貌が台無しになる鼻下を伸ばした間抜け面で喘ぐエリィ。指先が秘部を掠めただけで愛液が飛ぶなど、彼女の欲求不満がどれだけのものかが如実に表れている。

 仕方がないだろうとエリィが恥ずかしげな顔でアドニスを見やる。とてもマンコを指で擦られ汚声を上げた女と同一人物とは思えない美麗な面は、だからこそギャップが堪らないのだとアドニスは水着を横に退かし、膣内に指先を挿入した。つぷっ、と蜜壷は愛液を溢れさせて無骨な指先を難なく受け入れる。


「あ゛♥ お゛っ、ほォ゛♥♥ ゆびっ、きぼぢ♥ ほ、お゛っお゛っお゛っ♥♥ オ゛ッオ゛ッオ゛ッ、オ゛ホ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」


 乳房だけでエリィを果てさせたテクニックは健在であり、膣壁に締め付けられながら変幻自在の官能を与えてくる指先に彼女はあっさりと陥落。縦に大きく開いた品のない口から酷い声を上げ、陽光に照らされて輝く涎と鼻水を吐き散らす。

 両手でアドニスの肩を掴まなければ立っていられず、比較的浅瀬にも関わらずエリィの足は段々と海水に浸かりつつある。快感のあまり腰が砕け、自慢のプロポーションが持つ魅力が打ち消されるようなガニ股気味の悲惨な姿勢で手マンされるエリィの膣口からは潮が吹き出し、びちゃびちゃぱちゃぱちゃと清らかな海水に淫女の汁を継ぎ足していた。


「声酷すぎだろ。普通の男ならマジドン引きするわ」

「ぞ、ぞんな゛♥ だっで、だっで……う゛オ゛♥♥♥ がまん、でぎない゛♥♥ おまんこのきもちいい場所くちゅくちゅされて、がまんできないのォ゛〜〜♥♥♥♥」


 膣粒の弱処を擦り、突かれてエリィが悶絶する。その声は彼の言うように聞くに絶えず、雌豚のような不細工極まりない鳴き声だ。


「俺以外は、な。その声、めっちゃチンポにくるわ。もっと聞かせろや」

「あっ♥ あ゛お゛ッ♥♥ お゛っ、お゛ほ♥♥♥ うれじい゛♥ ン゛オ゛ォ゛♥♥♥ お゛ッホ♥ お゛ォッオ゛♥♥ イグッ、そこっ、イグッッッ♥♥♥♥」


 しかし、そんな汚声もエリィの魅力だとアドニスが言えば彼女は喜んで声を上げてしまう。最悪であろう口説き文句も、快楽で脳が思考停止したエリィにはときめくような言葉にしか聞こえない。

 ブジュッブジュッブジュッ♥ と溢れ出し弾け飛ぶイキ潮を吹き上げたエリィの股が遂に海水へ浸かり、ガニ股がガクガクと激しすぎるほど揺れて立っていられなくなる。

 手マンだけでイカされた雑魚雌極まるエリィを軽々と持ち上げたアドニスは、いつの間にかずり下ろした水着から巨根蛇チンポを滾らせ、彼女の膣口をその股間に振り下ろした。


「お゛ッほォ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ゛!?♥♥♥♥」


 ドッチュンッ♥


 その顔をエリィだと断言できる人間が果たして何人いるだろう。剥き上がった寄り目に開いた鼻穴と口、品性を感じられない濁りの雌声。チンポをねじ込まれ、野太い嬌声でアヘ顔アクメした銀髪の女を一瞬でエリィだと思える人間はこの世にいないかもしれない。


「ん゛お゛、お゛ォ゛ォ゛ッ♥♥♥ このちんぽっ、このちんぽぉ♥♥ お゛ぐっ、ぐる、がんじるっ♥♥ ん゛ッほぉ♥ ん゛ぉっほ♥♥ ほぉ゛ォ゛ォ゛オ゛オ゛オ゛ッ♥♥♥ お゛ぐで、あ゛づい゛♥♥ チンポイグッ、ちんぽいぐ〜〜〜〜♥♥♥♥」


 知性を投げ打って喘ぐことがこんなにも気持ちがいい。身体中が鋭すぎる官能でのたうち回り、両足が逞しい背に回ってギュッとしがみつく。熱い胸板に雌牛の乳を押し付け、両手まで彼を掴まえて離さない。

 パン、パン、パン、パンと肉と肉がぶつかり合う断続的な音が鳴り響く。無様な顔を作って喉声でペニスをマンコにピストンされることが堪らなく愛おしい――――そんな至福の時間に陰りが差し込む。


「――――エリィ! こっちにいるのか! いるなら返事をしてくれ!」

「……!!」


 快楽に馬鹿丸出しの喘ぎ声を発していた雌豚の目が光を取り戻し、アドニスに依存していた両手が口元に添えられる。

 ロイドが探しに来た。デカチンに分からされ、アドニスに堕ちた身体であっても絶対の信頼を置く彼の声には反応せざるを得ないらしい。飲み物を買いに行くと言い残しいなくなったエリィを、ロイドや仲間たちが探さないはずがなかった。

 ドクンドクンと心臓が高鳴る。もし、このまま隠れてセックスをしていたことをバレでもしたら――――ずちゅん♥ 最悪の想像を叶えるような腰突きがエリィの子宮口を叩いた。


「う゛ッごッ♥♥♥ づお゛♥♥ う゛ォ゛ッ!?♥♥♥ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♥♥」


 ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、ぱちゅんっ♥♥


 奥に奥に奥に。対面駅弁で肉棒を差し込まれているエリィに、彼の動きを制することなどできはしない。激しい音を耳にして、訝しんだロイドがこちらに近づいてくる気配にエリィは必死に首を横に振った。


「我慢すんな。声を出しちまえよ……ぜってぇバレねぇからさ」


 動悸の激しさで心臓が破裂しそうな場面で言葉を投げかけられ、エリィは口に当てた手を――――解いた。

 それが正しいことなのかはわからない。けれど、声を我慢するより気持ちがいいことであったのは確かであろう。


「んほお゛ぉ゛ぉ゛お゛ォ゛〜〜〜〜〜〜ッッ♥♥♥♥」

「わっ!? あ、えっと……」

「――――悪いね兄ちゃん。ここは先約だ」


 エリィのものとは思えないエリィの豚声が炸裂し、驚いたロイドに向かってアドニスが岩陰から顔だけを覗かせて牽制する。


「す、すみませんでした! 失礼します……!」

「お゛ッお゛ッお゛ッ♥♥♥♥ お゛ほっ、ん゛ッオ゛♥♥♥ やばっ、イグ、んほっ、いぐぅぅうぅうぅ♥♥♥♥」

「ッ! ほ、本当にすみませんでした!」


 その際、逞しい男の手に抱かれる女の姿も見えたことだろう。公共の場でこういったことは当然避けるべきではあるが、さしものロイドと言えど咄嗟にその注意を行うまでには至らず、ましてや凄まじい声を出す女に恥をかかせることもできない――――その声の主が正しく彼が探すエリィのものだとは思わない。

 真実を暴く捜査官の目は、海面に映り込むように靡いたエリィの銀髪を汚らしい声によって見逃してしまった。


「……言ったか。いやぁ、なかなかスリリングなセックスになったな。……はっ、興奮しすぎてとんでもねぇ顔になってるぜ、エリィ」

「……ん゛へっ♥ へっ、んひっ……あへっ♥」


 あと一歩踏み込まれていたら、完全に暴かれていた。それをあんな方法で誤魔化した。ロイドに無様な雌声を聞かせて追い返した。

 エリィが感じたものは自らへの自己嫌悪――――などではない。大切な人の間近で味わう背徳の官能。そして、極限の緊張から解き放たれたエリィの股から愛液と黄色い失禁の汁が溢れ、舌根を投げ出して締りのない顔を晒している。


「さて、邪魔者もいなくなったところで、いい加減〝いい〟よなぁ?」


 何が、とは言うまでもない。限界以上に膨張した巨人のような魔羅が叫んでいる。エリィの膣内で、射精をさせろと。

 前回は許さなかった線引きを破るべく、亀頭がぐりぐりと子宮口を押し込んで責め立てる。前はそれを拒否して外へと出させたが、その時の虚脱感を覚えている。いいや、失望の感情さえ自分に抱いていた。


「ンぁああああ、あ゛お゛ッ♥♥ はひ――――らひて♥ 私の子宮に、おちんぽざーめんびゅるびゅるしへぇ♥♥」


 くだらない矜恃とプライドで、絶対的な官能を取り逃すなどそれこそ馬鹿のすることだと。

 瞬間、子宮が押し広げられるほど肉棒が胎内に捩じ込まれ、エリィは白目を剥いて身体を反らした。


「ぅ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛〜〜〜〜〜〜い゛ぃ゛ぃ゛♥ イ゛ッ♥♥ グッ♥♥♥ イ゛グぅううぅうぅうぅうぅうぅうぅぅううぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!♥♥♥♥」


 ドピュッドビュッドビュルルルルルルルッ、ブビュウウウウウウウウウウッ♥


 激しい種付けにエリィが吠える。野太く下品に、彼が喜ぶ高貴な女の下品な姿をさらけ出し、入口を亀頭で塞がれた子宮内に白濁液が注がれる多幸感に絶頂した。


 そして、エリィ・マクダエルは堕ちた。



「……え? 私と、二人で……?」


 目をぱちくりと瞬かせるエリィの前で、ロイドが気恥しげに微笑みながら「ああ」と首肯して言葉を続けた。


「この前はエリィの具合が悪くなって、あまり羽を伸ばせなかっただろ? だから、どうかなって……それとも、俺と二人切りだと、マズいかな?」


 この前、というのはミシュラムでの出来事に相違ない。急に体調を崩したエリィがしばらく休んでいた、と〝誤魔化した〟あの日のことを気にして、ロイドが二人きりで外出の誘いを彼女に提案したのだ。

 あはは、と笑うロイドにエリィは微笑を返して頭を振った。妙なところで自信がない彼の純真さに思わず零れた微笑に、ロイドが頬を赤らめている。


「そんなはずないじゃない。凄く嬉しいわ……いつにするの?」

「あ、そうだった。――――次の君の休みに合わせるつもりなんだけど」

「っ…………わかったわ。楽しみにしてるから、ロイド」


 一瞬、エリィの眉根がピクリと跳ねたことにロイドは気づかず、彼女の了承を嬉しげに受け取っていた。

 そうして次の休み――――――エリィはデートの待ち合わせ場所ではなく、ホテルで男と密会していた。


「――――んちゅっ♥」


 真の〝待ち合わせ〟であるホテルの一室で落ち合ったエリィは、その胸板に飛び込んだかと思うと男の唇に自身の唇を重ね合わせた。


「ん、ちゅっ♥ れろぉ♥ あむっ、ん……んっ……んん〜〜♥♥」


 熱い抱擁とベーゼ。想い人に捧げるはずの薄紅の口付けをあっさりと投げ渡し、それどころか唇を啄み合い、舌根まで絡ませて深い深いキスを続ける。

 唾液がエリィの爆乳に乗ったネクタイまで滴り、口元が艶やかに光を反射させるほど長く口淫を交わした二人がようやく互いの唇を離した。


「ん……会いたかったわ、アドニス♥」


 唇に唾液を重ねた淫靡な糸を垂らして光らせ、愛おしげに男の名を呼ぶエリィ。未だ議員秘書官として忙しいエリィと、風来坊のアドニス。ようやく噛み合った休日に、正しく雌の貌を彼女は浮かべる。

 ロイド相手には決して見せない淫乱な女の本性を前に、彼女をそうなるように染め上げた男は自身も本性を剥き出しにした笑みで声を返した。


「キスはNGなんじゃなかったのか? それに、ロイドくんとの約束はすっぽかして来たのかよ」

「もう、そんなことどうでもいいでしょ♥ ロイドとの約束は元々アドニスとの約束があったから、急用が出来たって連絡しておいたわ♥」

「ひっでぇ。最初から断ってやれよ。キープしておくとかビッチじゃねぇか」


 そう言うアドニスも笑顔は崩さず、とてもロイドに同情しているようには思えない。そしてエリィも悪びれた表情ではなく、ロイドのことなど本当に考えているのか怪しい蠱惑的な微笑みだ。


「そうかしら? そんなつもりはないのだけれど……アドニスの方が、魅力的なだけよ♥」

「よく言うぜ。こいつが欲しいだけなんだろ?」


 エリィの下腹にグッと押し付けられる大きなモノ。その先端に腹が押され、淫靡に笑っていたエリィの表情が豹変する。


「おっほ♥ そ、そう、よ♥ 私はアドニスのことが好きで、あなたのおちんぽはもっと好き♥」


 赤らめた頬を緩め最低の告白をしたエリィは、スカートを下ろしタイツを脱ぎ捨て下着を取り払い、ずぶ濡れのマンコを見せびらかすようにガニ股を開いた。下半身を素っ裸にしたあられもない姿の美女が、腰をヘコッヘコッと振って愛しいデカチンポに全力の媚び売りを行った。


「あなたのおちんぽに完全屈服したエリィの雌豚マンコを差し出すわ♥ だから、セフレでいい♥ ヤリ捨てマンコで構わないの♥ パコって♥ ハメて♥ 子宮の奥にちんぽぶち込んで汚ったない声出させて――――イキ狂わせてください♥」


 気高い意志を投げ打ち、チンポに媚びるためだけに美しい女体の恥部を晒して下品なダンスを踊るエリィ。服に包まれた爆乳がゆっさゆっさと卑猥に揺れ、ヘッコヘッコとマン汁を飛ばす剥き出しのマンコが逞しいチンポを待っている。

 ペニスをエリィの膣口に添えるという形で応えたアドニスは、堕ちたエリィに餌を与えることも忘れなかった。


「ばーか。こんな最高のマンコ使い捨ててやるかよ。おまえは一生俺のものだぜ、エリィ」


 無論、それは建前でしかない。彼にとってエリィは都合のいい雌マンコ。クロスベルの地で堕とした魅力的な女の一人であり、エリィの言う『セフレ』という表現は何ら間違っていない。

 そのことにエリィは気づいているのだろうか。気づいているだろう――――気づいていながら、アドニスという男の魅力に雌であるエリィ・マクダエルは抗えない。


「あ、嬉しい♥ 一生おまんこしてぇ♥ ハメ倒して――――お゛ほぉおおぉおぉおぉおぉぉ♥♥♥♥」


 ホテルに響く絶頂声。堕ちた美人秘書官の一日は、まだ始まったばかりだ。

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知的美人ほど淫語おほ声上げさせろって私の辞書には書いてある。この辺からセックス中の台詞練習し始めた気がします。私なりの塩梅を探し中。

とりあえず依頼消化期間を終えたので何かしらの趣味作品を明日書く予定。何にするかは多分Twitterとかでアンケするかなぁ。

Comments

焼き肉万歳

あぁー自分から堕ちていく様が良い。こう...背徳感がヤバい

ムマ・N

やっぱりエリィはエロい(断言) 知的な女性が知能を失わせる原始的な快楽に嵌っちゃうのって良いよね。 いくら優秀でもメスなんだと分からせられる、これも一種の分からせのように感じさせられますわぁ 最終的に相手のモノにされちゃうまでが美しいNTR。 素晴らしい!

エンダー

美人でスタイルいい秘書さんがイケナイことに堕ちてしまうシチュ、極上過ぎて大好きです

たこ足八寸

エロから生まれた女エリィ。 清楚で知的なむっちりキャラが下品で喘ぎ散らすのはやはりおにんにんに来ますなぁ(ゲス顔)

いかじゅん

エリィはエロの化身まである。知的美女が知らなかった快感にどっぷりハマる。他のことがどうでもよくなって……良いですよねぇ。

いかじゅん

エロの申し子みたいなところあるエリィさん。美女には下品な喘ぎをさせろと古典に書いてある!