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連続更新途切れるってのは明日の話で今日の話じゃないですよね。ヨシ!指痛い!

いや思い立ったがホニャララって言うじゃないですか。負けるはずない無能貴族に負けちゃうユウナたちとついでに巻き込まれたアルフィン皇女を書きたかったというかぁ……最近マジでユウナ、アルティナ、ミュゼを書くのが性癖なのかもしらん。



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「さあアルフィン皇女殿下、こちらへ」

「……いけません、伯爵様。このような行いは……」

「何を仰るか。私に全てお任せくだされば良いのですよ」


 帝国の至宝、天使のようだとさえ賞賛されるアルフィン・ライゼ・アルノールの腰を抱く、どころかお尻を撫でて彼女に露骨な嫌悪を抱かせるほどの男がいる。アルフィンを連れ込んだ屋敷の主であり、伯爵という立場に甘えていることが伺える醜く小太りの男だ。

 そんな彼がアルフィンを屋敷に連れ込めたのはまさに奇跡としか言いようがない。ハッキリと無能でありながら、本人の頭が幸せなのかそれに気づくことはなく、さらに気付かぬほどに彼は上手く行きすぎていた。


「そこまでよ!」

「むぅ!?」


 だが、アルフィンという秘宝に手を出してしまったのが運の尽きだったのか。彼の領地である屋敷に威勢の良いピンク髪の少女が乗り込み、武器を構えて無能貴族の前に立ちはだかる。一人だけではなく、白銀と翠髪の少女の姿もあった。


「アルフィン皇女から離れなさい!」

「皇女誘拐。確固たる証拠ですね。ここまで不思議なほど上手く動いていたようですが……」

「あまりにも読めない人でしたから、少し危ない指し方をしてしまいましたが……間一髪、みたいですね」

「ユウナさん、アルティナさん、ミュゼ!」


 アルフィンの表情がパァと明るくなる。乗り込んできた少女たちは、アルフィンも信頼を置くとある騎士の教え子たち、ユウナ、アルティナ、ミュゼの三人であった。

 せっかく連れ込むことができたアルフィンの救出にきた少女たちの登場に慄い様子の貴族だったが、その顔を見た途端にニヤニヤと気味の悪い笑みを浮かべて声を発した。


「誘拐などと人聞きの悪い。ただ私の屋敷でごゆるりと過ごしてもらうつもりだったのだよ」

「世間一般ではそれを誘拐っていうんでしょ!」

「ふん、威勢の良い小娘だ……いや、なかなか良い顔と身体をしている。そちらの二人もどうだ、一緒に可愛がってやるぞ?」

「い……っ」


 その気色悪い笑みには正義感の強いユウナもゾワゾワと鳥肌が立ち、どんな強敵であろうとここまでは引かないだろう、という後退りを見せてしまっていた。それほど無能貴族の視線は露骨にユウナの顔、身体を見ており、防衛本能から自身のジャケットを思わずしっかりと締め直し、アルティナとミュゼまで顔色を悪くするほどのものだった。


「な、何こいつ……と、鳥肌が止まらないんだけど!」

「不埒です。この人に比べれば、教官は100倍、いえ、1000倍は不埒ではありませんね」

「というより、比べては失礼というものですね。よくこれまでこの地位にいられた、と言いたくなる気持ちもわかります」


 事前の調べて無能貴族の性格は知れ渡っていた。無能であるにも関わらず奇跡的に今の地位を得て、だと言うのに自身の能力を過剰評価。そして運がいいのか尻尾を掴ませない女癖の悪さ。そんな人間を貴族にしておくわけにはいかないと、三人は少数精鋭の意味もあり緊急的にアルフィン救出に飛び出したのだ。


「ふん、私の力を理解しないとは愚かな奴らめ。おい、こいつらをひっ捕らえてしまえ!」


 無能貴族が叫びを上げると、屋敷の中に控えていた私兵たちがゾロゾロとユウナたちを取り囲んだ。三人は己の武器をそれぞれ構え、召喚してお互いをフォローし合う陣形を取った。


「ユウナさんは姫様の救出を。アルティナさん、フォローをお願いします」

「了解。ユウナさん、行ってください」

「わかった。こんな最低貴族、さっさと捕まえて出るところに出てもらうんだから!」


 そうして無能貴族と新《Ⅶ組》の少女たちの戦いが始まった。

 当然だが結果など見えている戦いだ。ユウナたちは数々の修羅場を乗り越え、対して向こうは無能貴族がいちいち口を出してくる。無能な指揮官ほど足を引っ張るものはない。ユウナたちが勝ち、アルフィンは救出され、無能貴族の幸運は尽きて失脚する。

 しかし、そうならない場合――――幸運な無能貴族が、またもや自分の実力を勘違いする出来事が起きる可能性とてある。


「うそ、でしょ……んほぉ!?♥」

「あ、ありえませ……おほっ!?♥」

「こんな指し方が、通るはずが……あひぃ!?♥」


 そう、彼女たちは負けてしまった。無能貴族が指揮をする屈強な男たちの前に武器を取り上げられ、ねじ伏せられ、衣服の大事な場所を破り捨てられた挙句、まんぐり返しのような股を広げた姿勢で持ち上げられ、なんとアナルレイプをされてしまっていた。


「そ、そこ、お尻……なん、でぇ!?♥」

「ん、ん……不浄の穴で、こんな……んふぅ♥」

「んおっ♥ こ、声が……恥ずかし……んほっ♥」


 膝裏に腕を通される形で持ち上げられ拘束されている上、アナルに屈強なチンポを突き刺され【拘束】されてしまったユウナ、アルティナ、ミュゼ。腕にも力が入らず、こうなっては仲間の助けを待つしかないのだが、よりにもよって全員纏めてアナルレイプ【拘束】状態に祀られているため、もはやどうにもならない状況に追い詰められていた。

 胸やアソコは言わずもがな晒され、排泄に使う不浄の穴を広げるチンポに喘がされる羞恥と屈辱。祀られ、捧げられる対象――――既にアルフィンを連れ去り、勝ち誇った表情になった無能貴族に全てを見られる恥辱を三人は味わう。


「くく、小娘共が。無能の癖に力の差も弁えず私に逆らうからこうなるのだ」

「あ、あんたは何もしてなんほぉ!?♥♥」

『ユウナさん! おっほぉ!?♥♥』


 主人への狼藉は許さない。寡黙ながら無能貴族への忠誠心に溢れ出した屈強な男のチンポによって、反骨心で声を上げたユウナが黙らされる。彼女を案じたアルティナとミュゼも、アナルに肉棒を深くねじ込まれ、反り返った喉を見せつけ痙攣することしかできなくされたのだ。

 無能な貴族に比べ、この男たちの優秀さはおかしなほど対比している。普通であれば、強引なアナルレイプで年頃の少女たちが喘ぐなどありえないことだが、彼らの並外れた性技はユウナたちをアナルレイプの快楽で黙らせることさえ出来てしまえていた。無論、彼らの存在も無能貴族の幸運であり、幸せな頭の中では彼らを上手く指揮した自分の才能と勘違いしているのは言うまでもない。


「むっふっふ。やはり美しい雌は喘いでこそだな」


 無能貴族が幸運な点はいくつもある。それは、異様なほどの器量好みであり、少しでも自分が気に入らない顔であれば見向きもしない。その点、恥ずかし固めでアナルレイプをされ、可憐な面を揃えてオホ顔にしたユウナたちは無能貴族の中で合格であったのか、彼は下半身を脱いでその太いだけの醜い逸物を勃起させ美少女三人固めへと近づいていく。

 彼女たちの容姿が優れていると認められた証拠ではあるが、全く嬉しくない名誉を受けた三人のうち初めに毒牙にかかったのは……一番彼に噛み付いていたユウナであった。


「ほほう、なかなか綺麗な毛並みをしている。これも悪くないぞ、ふん!」

「え、あ、あぁぁぁぁぁぁっ!?」


 美しい少女を味わうつもりがあるならば、もう少し急くことのない振る舞いをするべきであろうに、無能貴族は一切の躊躇いなくユウナのピンクの整えられた陰毛を掻き分け、肉棒を膣内に突き入れた。


「あ、あ……うそ、うそ……やだ……ぁ……きょう、かん……っ!」

「むほほ、初物か。うむ、悪くない!」


 好意を抱く男どころか、嫌悪を覚えた小太りの醜男に処女を散らされて、その初物であることを醜悪な笑みの食い物にされる。精神的なダメージは計り知れず、ユウナは呆然と涙を流していた。もちろん、彼女の心境など知ったことではなく無能貴族は腰を雑に振り始める。


「ふん、ふん! そら、私のモノはどうだ!」

「あ、ぐ……こんな、の……痛い、だけ――――おぉっ♥♥♥」


 もう言う必要もないだろうが、無能貴族の性技は自分のことしか考えていない身勝手なもの。特別上手くもないし、ユウナが秘部で感じるはずがないものだ。ただし、ユウナを【拘束】している屈強な男が犯すアナルは別だ。


「おっ、お゛ぐッ♥♥♥ おっおっ、おぉ〜〜♥♥♥」

「ふはは、淫乱な小娘め! そんなに私のモノが良いか!」

「ぢがッ、あんたじゃ、な……んほぉっ!?♥♥♥♥」


 【拘束】状態でほぐれたアナルに刺激を与えられ、さも無能貴族のピストンで喘いでいるように演出される。淫乱である、犯されて喜ぶ変態である、そうした精神的屈辱をケツ穴から与えられ、反論すらできない。無能貴族が鈍いのもあるのだろうが、彼は部下の気遣いを悟る素振りもなく、幸せな思考のまま次の獲物を品定めした。射精より雌の穴を味わいたいという欲望が透けて見える行動だった。


「ほうほう、身体付きは貧相だがそれも良し。無毛というのも悪くはないな……ふんっ!」

「っっっ!!」


 ユウナの次はアルティナ。人造人間(ホムンクルス)の出自故、誰よりも少女然とした幻想の美しさすら覚えてしまうアルティナであっても、無能貴族からすれば優れた容姿の雌穴に過ぎない。あっという間に処女を奪い、またも乱暴なだけの腰遣いで彼女の膣内を味わい始める。


「そら、貴様もそこの淫乱女のように喘ぐが良いわ!」

「っ……訂正、してください! ユウナ、さんは……そんな人じゃ、ありません……っ!」


 アルティナにも処女を奪われたショックはあるだろうに、気丈に振る舞い無能貴族を楽しませるまいと表情の起伏を抑えて我慢顔で耐えてみせる。


「ん、く……ぐ、ぅ……んっ、んほっ♥♥ おほぉぉぉぉ〜〜〜〜〜♥♥♥♥」


 しかし、アナルを強めに掘られるだけであえなく陥落。素面がクールな上、無理のある我慢を重ねた結果舌を大きく出して限界まで反り返ってイかされる屈辱を味わわされた。


「ふん、それで良いのだ。さて最後は……」

「は、伯爵様♥」


 アナルアクメの余韻にビクビクとアヘ顔で表情を崩したアルティナに、優越感を隠さず肉棒を引き抜き最後の一人、ミュゼへと向かう無能貴族。

 ミュゼは他の二人と違い、あえて彼を誘うように小刻みに【拘束】された身体を振りながら妖艶な笑みをして見せた。


「〝わたくし〟はユウナさんとアルティナさんより、伯爵様をご満足差し上げるモノを……これ以上は、味わってからお決め下さいませ♥」

「……!! ほほう、分かっておるものもいるようだな」


 ミュゼの『公女』としての微笑みに誘われ、まんまと乗せられた無能貴族が彼女の膣内に肉棒を挿入した。

 当然、今のは演技であり二人にこれ以上負担をかけないために行ったミュゼの自己犠牲だ。このような愚物を読み切れなかった汚名をそそぐためにも、自らを犠牲にしてチャンスを伺う。


「あ……っ♥ 伯爵様のモノ、とても大きくて、ご立派です♥ あん、あっ♥♥」

「ふふん、悪くない。そこな淫乱娘より毛も濃く、いやらしさを体現しておるわ」

「〜〜〜〜〜っ!」


 想定外だったのは、ミュゼ自身大人びた態度を取ってこそいるが生娘であるということ。そして立場上かなり忙しく、僅かとはいえ陰毛の処理が疎かになってそれを指摘され、演技ではなく本気の羞恥に悶えてしまったことだろう。


「――――ん゛お゛ぉ゛ッ♥♥♥♥」

「くっくっく、やはり貴様が一番良い声を出す! 思った通りだ!」


 その隙を突かれたのか、それとも主人を騙そうとしたことに怒りを買ったのか、ミュゼを【拘束】した男のペニスに突かれて彼女も陥落。野太く下品な声に相応しい、知的な目をケダモノのように上擦らせ品性の欠片もない快楽絶頂の顔を作り出してしまった。


「うむ、やはり三人とも良い。皇女を含めこれほどの女が手に入るとは、女神とやらに感謝をせねばな」


 彼が幸運なのは今に限った話ではないし、こんな男に絶大な幸運が降り注ぐ理不尽が本来許されていいはずがなかった。が、許されているからこそこの暴挙と扇情的な光景があるのだろう。


「おいおまえたち。褒美にそいつらを好きなだけ犯せ。私は皇女を楽しませてもらう。しばらくしたらそいつらを連れてこい!」

「な、ぁ……ま、まちなさんお゛ッ!?♥♥♥」


 アルフィン皇女に手を出させるわけには、と身動ぎしたユウナがアナルを激しく穿たれ、目を剥いて濁った嬌声を上げる。他の二人も全く同じであり、主がいなくなり遠慮の必要がなくなった彼らはユウナたちの反抗心を犯して砕くように本気の腰突きを繰り出し始めた。


「ほお゛ッ♥♥ ひゃめっ、もっ、おしり、んほっ、おほっ、おぉお♥♥♥」

「りかい、できませんほっ♥♥ どうして、おひりれ、こんにゃ……ん゛お゛ッ♥♥♥」

「お゛へっ♥ へっ、ほっ♥♥ オ゛ッ、オ゛ッ、オ゛オ゛ッ゛♥♥♥」


 腰を据えられ、ケツ穴が捲れるほど激しく犯されて三人が悶絶した嬌声を屋敷の中に響かせる。もはや首を反らす力すらないのか、美少女たちは揃って目を剥いて口を開いた酷い顔を正面に見せつけてしまう。決して人に見せられない雄叫びとその表情。

 彼女たちは無能貴族に敗北した。負けるはずのなかった戦に負けてしまった代償は大きい。


『ん゛ッほお゛ぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥』


 それを物語るように、三人のヒロインは屋敷中に響き渡る敗北のイキ声を上げ、アナルに屈強な男たちのザーメンを注ぎ込まれてしまうのだった。



 無駄に豪奢な作りは権力をひけらかすためであり、彼が集めた美術品など本人は殆ど価値を理解していない悲しいものだろう。

 そんな振り切れた余り下品とすら思える部屋に似つかわしくない美少女たちが、派手なソファに座った小太りの醜男の前で跪いている――――一糸纏わぬ全裸で。


「私に逆らった罰だ。しっかりと心を込めて謝罪をしてもらおうか」


 ワインを片手に勝利に浸る無能貴族に見下ろされた四人の表情は、怯えと屈辱に満ちている。そう、四人だ。既に帝国の至宝と呼ばれたアルフィンすら裸に剥かれ、両手を突いて跪いているのだ。

 そして四人はその美しい裸身を折り曲げ、頭を地面に擦り付けるように土下座した。


『申し訳、ございませんでした……』


 誠心誠意の全裸土下座謝罪。納得などしていないことが詰まらせた言葉から伝わってくる。その不満を言葉に乗せながらも、頭より高く掲げられた四人の尻からは液体が垂れている。ユウナ、アルティナ、ミュゼは強引な挿入で一向に小さくならない尻穴から。アルフィンは処女を失い無能な男の遺伝子を注がれた膣口から。


「なんで、こんなやつに……っ!」

「ユウナさん、今は耐えてください」

「アルフィン皇女を、これ以上あの男の手に……っ、させるわけには、いきません」

「ごめんなさい……私が、不甲斐ないばかりに……」


 敗北し犯されたとはいえ、まだ諦めたわけではない四人は土下座しながら言葉を交わし合う。しかし、無能貴族の欲求はそんな彼女たちの策を偶然にも打ち破った。


「ほーう、それだけかね? 私に誠心誠意を尽くし、言うことがあるのではないか?」

『っ!!』


 少女たちが怯えたのは無能貴族の言葉ではなかった。いや、直に犯されたアルフィンはそうであるのかもしれないが、ユウナたちは無能貴族の傍に控えた屈強な男たちが足を僅かに自分たちへ近づけたことで、折り畳んだ裸身をビクリと怯えで震わせたのだ。

 また尻穴を犯される恐怖に負け、震えた全裸土下座の少女たち。自分の言葉と威圧のカリスマに屈したのだと無能貴族に付け上がらせると理解していながらも、四人の口は恐怖に突き動かされてしまっていた。


「……伯爵様の恩情に気付かず、無能を晒したあたしたちに慈悲をくださり、ありがとうごさいます……」

「皇女誘拐などと誤解をし、伯爵様の人柄を理解できなかった低能なわたしたちの態度を……ここに、謝罪します」

「もう二度と伯爵様には逆らいません。……雌猫の分際で思い上がった傲慢な態度を取ったことを、私たちは深く反省いたしました」

「どうか、アルフィン・ライゼ・アルノールの名において、伯爵様に頭を垂れて跪くことをお許しください」

『大変申し訳ありませんでした……伯爵様!』


 伯爵より遥かに優れた頭脳を持つからこそ、彼の支配欲を昂らせる屈服の口上が飛び出してしまう。ユウナもアルティナも、ミュゼもアルフィンも、羞恥と屈辱で地面に擦り付けた頭と掲げた尻まで真っ赤にして震え上がる。

 今だけは耐える。そして油断をした無能貴族を別の手段で――――


「ふふん、いいだろう。私のモノになることに泣いて喜ぶが良いわ」

「な……みぎゃっ!?」

「ユウナさ、んぎぁ!?」

「へ、あ゛ぁぁぁぁぁ!?」

「いぎゃぁぁぁ、あつ、あづぃぃぃぃ!?」


 という策略も、無能貴族の自尊心から打ち砕かれてしまう。

 屈強な男たちが少女たちの美尻に押し当てた焼き鏝。熱を伴う突然の痛みに少女たちが凄惨な悲鳴を上げるも、突然のあまり身体が土下座から動かずそれを受け入れてしまった。決して受け入れてはいけないアーティファクトの〝刻印〟を。


「な゛、にぃ゛……」

「おひり、あづい……です……」


 押し当てられた焼き鏝が退かされたその時より、ユウナたちには消えない刻印が刻まれた。ユウナ、アルティナ、ミュゼの三人には『負け犬』の文字が、アルフィンには『奴隷』という皇女に有るまじき文字が。

 乙女の桃尻に刻まれた屈辱的な文字。これには無能貴族が気づかないある【強制力】が存在していた。


「よく似合っているぞ。どうだ、私に恐れて漏らしてしまうか? くはは!」

「だ、誰がそんなこと……へ?♥」


 しょわあぁぁぁぁぁぁ♥


「ゆ、ユウナさん? あっ♥」

「わ、私も……んあっ♥」

「こ、こんな方の前で、そんな……ひゃぁ♥」


 ちょろっ、ちょろっ、ちょろっ♥ ぷしゃぁぁぁぁぁぁ♥♥


 ユウナを筆頭に、尻肉にくい込んだ足裏に黄金色の液体が多量に滴り、高級なカーペットを濡らしていく。恐怖に負けた四人が失禁した、というのは半分間違っている。ただ四人は無能貴族の言葉によって【強制力】が発動し、身体が勝手に小便をしてしまったに過ぎないのだから。

 彼が支配という嗜好のために扱う焼き鏝は、古代遺物、アーティファクトと呼ばれるものだ。それも醜悪なことに、文字を刻んだ対象に逆らえず、絶対服従を強いられ契約の文字を消す手段も存在しない、彼のような人間には決して持たせてはいけない代物だった。


「はーはっは! 皇女様まで失禁とは、私の威光をよく理解したようだな。そら、私の靴を舐めて媚を売ってみせろ」


 そうとも知らず、カーペットを失禁で汚されたことは絶大な優越感に流され、四人の前に上機嫌で脚を出す無能貴族。当然【強制力】を伴う魔力で出来た焼印を刻まれた少女たちは、考えるより先に這い蹲る身体が一直線に差し出された靴を目掛け、そして舌を出させてしまう。


「やっ、やだ……れろっ」

「ん、ちゅぱ……こんな、ことが……れろぉ」

「こんな結果は、どんな指し方にも……れるっ」

「ひぃ。だ、誰か、エリゼ、リィンさ……れろ、れるっ、れろぉ」


 全裸の奴隷たちが高笑いを浴びながらその靴を舌で舐める。どんな屈辱よりも耐え難い仕打ちに涙する敗北ヒロインたち。

 だが、彼女たちの不幸はこんなものではなかった。アルフィン皇女の政治的価値すら理解していなかった無能貴族は、だからこそ完全に自分の奴隷として扱うことで奇跡的に証拠を残すことがなかった。これが奇跡でなければ、四人の不幸でなければ何なのか。

 その結果、ユウナたちは無能貴族に口答えを許されない彼の奴隷として生きることになる。表向きは今までと変わらず、だが危機を態度に表すことすらできずに。世界の危機に立ち向かい、知謀と勇気で道を切り開く時代のヒロインたち。


 しかし、そのケツにはいつでも『負け犬』と『奴隷』の烙印が刻まれている。翻るスカートの下、どんな澄ました顔をしていようと、優れた策謀を巡らせている時であろうと、悪意に屈せず勇気ある誓いを叫ぶ時であろうと――――無能貴族の奴隷ハーレムとしての運命を背負い続けるのだ。

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マジで唐突に思いついて三時間ちょいで書き上げたからかなり突貫。伯爵の位でいいのかとかも適当。とりあえず無能貴族に負けて奴隷になっちゃうの書きたかった。あと恥ずかし固めでアナル掘られる三人敗北もやりたかった。ユウナの台詞トレースもうちょっと頑張りたいなぁという反省点。

こういうシチュ好きなの。ありえない場面で負けちゃうヒロインがどうなるかとか、そういうif好き。これ竿役変えれば他にも流用できるんですよね。この前の半グレチンピラ然り、ふたなりにされてオナホ機械にぶち込んで超快感でエネルギー装置として完全屈服家畜になったり、奴隷として売り飛ばされたり、それこそ魔物に負けたり……楽しい(楽しい)


シチュ被ったりネタ被ってても好きなの書くここだから良いよね!良いよ!と自分に言い聞かせました。この四人の全裸土下座焼印書きたかったの!!このアーティファクトあと何回出番あるんでしょうね。誰かエロいアーティファクト考えてくれんか(丸投げ)

Comments

ワシワシ

軌跡シリーズ最高!皆最高にエロかったです!これを三時間ちょいで書き上げるなんて凄いです!次回も楽しみに待っています。

いかじゅん

軌跡キャラはエロにおいてさいつよ!ノリノリで書き上げちゃいました!次回もお楽しみに!

ムマ・N

んにゃふ。 最近なって色々調べてから読むとまた味わい深いものがありますなぁ アナル固めシチュはやはりエロい。美しき軌跡キャラ達だからなおエロい。 アルティナ好き(直球) ちまちま書いてない場所にも感想書こうかしらなんて考えながらも、ちょくちょく失礼致します。

いかじゅん

アナル固めはオホ界隈においても高火力の必殺技……戦うヒロイン相手だからこそさらに良さが増す。 アルティナは私も好きですぐへへ。感想はもらえたらとても嬉しいですねぇ!!