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Skeb依頼で書きました。


リク主のオリジナル設定。

【お題】

おねショタ中心の男尊女卑社会ハーレム模様


【ストーリー】

姉弟2人が突然異世界に転移、現地の世界政府に保護される。

ショタ弟は男性というだけで領土や様々な特権が与えられることに戸惑い、姉は弟を支えるため弟の奴隷メイドになる。

転移後、ある程度経過した後の日々。


・現代よりも科学が発達していて生活に不便を感じさせない技術水準。

・男に牝奴隷として隷従し中出し種付けされることが女の最大の名誉という価値観。


あまりエッチシーンのバランスを考えず書いてましたが、終わってから読み返したらイーラのエッチシーンが他のふたりよりボリューム少なかったですね。もし好評をいただけたら増補加筆版もいつか書きたい気持ちはあるので、そのときはイーラのエッチシーンを増やしたいと思います。


個人的に銀に近いプラチナブロンドのスラブ系美女設定好きなんですよ。


     1


 


 美人で僕のことが大好きで初恋の相手でもあるお姉ちゃんが、朝勃ちを濃厚フェラして起こしてくれるなんて言ったら、妄想も大概にしろと怒られるかもしれない。いつも凛々しくて頼りになるお姉ちゃんには同性・異性問わずファンが多かったから、まさか彼女が血の繋がらない弟(僕のことだ)が大大大好きで、以前から僕の童貞を狙ってたなんて家族以外の人は夢にも思わないだろう。


 僕のお父さんとお姉ちゃんのお母さんが再婚して僕たちが姉弟になったのは四年前。そのとき僕はまだ八歳で、お姉ちゃんは十六歳だった。


 お姉ちゃんはすごく綺麗で、優しくて、でもどこか寂しそうで、僕はそんなお姉ちゃんが気になって仕方なかった。たぶんお父さんとお母さんが離婚して、知らないおじさんや子供と一緒に暮らすことが不安だったんだと思う。僕もそうだったから。


 僕は初日から「お姉ちゃん」とユウキお姉ちゃんのことを呼んだ。少しでも早く、この人と家族になりたいと子供ながらに思ったんだ。お姉ちゃんはとても喜んでくれた。それからというもの、僕とお姉ちゃんは本当の姉弟のように仲睦まじく暮らしてきた。


 初めて顔を合わせた日以来、お姉ちゃんは僕にべったりくっつくようになった。お風呂も一緒に入るし、寝るときも一緒。最初はちょっと恥ずかしかったけど、すぐに慣れた。


 小学校も高学年になると、お姉ちゃんと一緒にお風呂に入ったり寝たりしてるとからかわれた。クラスメイトは僕のことを変態と言った。だけど僕は知ってるんだ。彼らも本当は僕のことが羨ましいんだって。


 もし彼らが僕の立場で、ユウキお姉ちゃんが裸で抱きついてきたら拒んだりしないだろう。毎日おちんちんをにぎにぎされて「大きくなあれ、大きくなあれ」と唱えながら、おちんちんが大きく育つためのマッサージしてくれる手を払い除けたりできなかったはずだ。


 だってお姉ちゃんはとっても綺麗で、おっぱいが大きくて、抱きしめられるといい匂いがして柔らかかったから。


 だから今も、お姉ちゃんの舌で優しく裏筋を舐められる気持ちよさに抗えず、僕は朝勃ちおちんちんフェラチオしないでと言えないでいた。


「んふっ♡ おひんぽ、おっきくなったぁ♡」


 お姉ちゃんが嬉しそうに笑う。その表情だけで僕は射精してしまいそうになる。


 ユウキお姉ちゃんが僕のおちんちんを咥える。高い位置で一本に括った長い黒髪を振り乱し、根本から先端まで口内で扱き上げる。バッサバッサと揺れる髪はポニーテールという呼び名に相応しい。


 じゅぽっ! ずろろっ……ちゅぱっ、れろぉっ……。


 お姉ちゃんの舌使いは巧みだった。お姉ちゃんを想い、自分の手でおちんちんを扱いたこともあったけど、その何倍も気持ちいい。特に先の方にある段差――カリ首と言うんだと教えてもらった――への刺激が凄くて、腰が浮きそうになるのを必死に堪える。


「あ、う……」


「んっ♡ んぅ♡ はぁ♡」


 お姉ちゃんは僕の反応を見てさらに激しく攻め立てる。舌先で鈴口をほじられ、カリ首をなぞられるともうたまらない。腰の奥から熱いものが込み上げてくる。


(ダメだ……出ちゃう……)


 僕が限界を感じたとき、お姉ちゃんがパッと口を離した。あと一歩のところで止められ、切なさに腰を突き上げてしまう。


「ふふっ、可愛いな。そんなに私の口が気持ちよかったか?」


 お姉ちゃんがからかうように聞いてくる。恥ずかしくて答えられないでいると、お姉ちゃんはクスッと笑って再び僕のおちんちんを口に含んだ。


 唇で締め付けるように竿を扱きながら、舌を絡みつかせて亀頭を舐められた。


 ジュポォ……クチュゥ……ズロォ……レロッ、ヌポッ、ヂュルルッ♡


「あぁっ!」


 あまりの気持ちよさに声が漏れる。お姉ちゃんは上目遣いで僕を見つめながら、見せつけるようにゆっくりと頭を動かす。唾液たっぷりの口内粘膜が、敏感な部分を擦っていく。


「うっ、あっ、あぁっ……!」


 お姉ちゃんの頭の動きに合わせて声が出る。もっとしてほしい。このままお姉ちゃんのお口に出したい。僕は射精欲が昂ぶり重だるくなってきた腰を震わせ、お姉ちゃんの頭を押さえつけようとする。


 サラサラの黒髪に僕の指が通ると、お姉ちゃんはチラリとこちらを見た。そして目を細め、より深く咥え込む。


「んんっ!」


 いきなり根元まで飲み込まれ、喉奥に当たる感触があった。お姉ちゃんは苦しそうにしながらも動きを止めない。頭を前後させ僕を射精へと導いていく。


 ぐぷっ、ぬぷぅっ、ぢゅぼっ、ぶちゅっ♡


「お姉ちゃん、出る、出ちゃうよっ!」


 僕の訴えに、お姉ちゃんは出したいなら出せばいいという風に頷いた。


 じゅぶっ、じゅるるっ、にゅるぅっ!


 僕に最後の一押を加えようと、お姉ちゃんがラストスパートを仕掛けた。その勢いに飲み込まれ僕は彼女の口内で果ててしまう。


「ああっ!」


 尿道を駆け抜ける快感に身を委ね、僕は勢いよく射精した。お姉ちゃんはそれを口で受け止めてくれる。


 ビュルッ、ドピュッドピューーーッ! ビュクンッ、ドクンッ、ビュクッ……ビュクビュク♡


「……んむっ♡ んぐっ♡ はむぅちゅぅぅう♡」


 お姉ちゃんは喉を鳴らして僕の精液を飲み込んでいく。全部出し切るまで離さないつもりらしく、強く吸い付かれ腰が震えた。コクコクと喉を鳴らし僕の精液を飲み干すお姉ちゃん。こんなに綺麗な人が、僕のおちんちんから出たものを飲んでくれている。目の前の光景で僕は幸せに浸りきっていた。


 全て出し切ったおちんちんを、お姉ちゃんが優しく舐めて綺麗にしてくれた。


「ん、ちゅぱっ♡ もういいぞ」


 最後に先っぽを吸ってから、お姉ちゃんが口を離す。まだ少し硬さを残したおちんちんがぶるんと揺れた。


「たくさん出たな♡」


 そう言って微笑むお姉ちゃんの顔は上気していて、どこか艶めかしかった。その顔はとても綺麗で、それでいて淫らだった。そんな表情を見ているとまた勃起してしまいそうだ。


「いっぱい射精できて偉かったぞ」


 お姉ちゃんはそう言ってベッドに横になった。仰向けになって膝を立て、大きく脚を開く。M字開脚というやつだ。


「ほら、おいで」


 両手を広げて僕を呼ぶお姉ちゃん。吸い込まれるように近づき、覆い被さるようにして抱き着いた。


「んっ♡ よしよし♡」


 頭を撫でられながらおっぱいに顔を埋める。柔らかくて温かくて甘い匂いのするそこは天国のような心地よさだ。


「相変わらず甘えんぼさんだな」


 クスクスと笑うお姉ちゃんの声が頭上から聞こえる。それがなんだか嬉しくて、もっともっと甘えたくなる。おっぱいに頬擦りするとお姉ちゃんが頭を撫でてくれた。


「ふふ、可愛い奴だな」


 むにゅっと頬を挟まれ、そのまま顔を持ち上げられる。目の前には優しい顔をしたユウキお姉ちゃんの顔がある。大好きな人の顔だ。ずっと見ていたくて、目が離せなくなる。


 このまま一日中こうしてお姉ちゃんとイチャイチャして過ごしたい、ベッドから出たくないと思った。だけど今の僕には仕事があるんだ。今日も午前中から人と会わなければならない。


「そろそろ起きて準備しないと」


 僕が名残惜しく言うと、お姉ちゃんは仕方ないといった様子で笑った。


「そうだな。今日は大事な会議もあるんだろう? 遅刻してしまわないように気を付けないとな」


 そう言ってお姉ちゃんは僕を離した。柔らかい温もりが離れていくと寂しい気持ちになる。


 そんな僕の気持ちに気づいてか、お姉ちゃんは「続きは今夜しよう」と耳元で囁いた。僕は顔が熱くなるのを感じた。


 


      ○○○


 


 僕――|西潟悠《にしがたはるか》と義姉の|西潟優季《にしがたゆうき》お姉ちゃんは半年前、異世界からこっちの世界へ飛ばされてきた。WEB小説では定番の異世界転移だ。トラックに轢かれたわけでも通り魔に襲われたわけでも若くして病死したわけでもない。


 近所のコンビニまで行こうとふたりで家の玄関を潜った瞬間、なぜか視界いっぱいに見知らぬ光景が広がった。後ろを振り返っても玄関はない。僕たちが住んでいた家だって影も形もあるはずない。僕たちはいつの間にか知らない街のど真ん中へ放り出されていたのだ。


 異世界物で転生や転移する先は現代より文明が遅れてる代わり、魔法や不思議な術が発達してる世界というのが定番だと思う。だけど僕たちが転移した先の世界は、現代日本より少しだけ科学が進んでる近未来っぽいところだった。


 よくあるSF映画のように車が空を飛んでたり、そこら中をロボットが歩いてたりというほど発達してるわけでもない。本当に少し。ちょっとでも歴史がボタンを掛け違えて科学の発展が加速していたら僕たちの住んでいた世界もこうなっていたかもしれないな、と感じる程度のズレだ。


 とはいえここは紛れもない異世界だった。まず違和感を覚えたのは通行人が女の人ばかりだったこと。街中に男の人は見当たらない。


 おまけに街を歩く人はみんな美人ばかり。テレビに出てる芸能人や女優のような綺麗な人しかいない。映画かなにかの撮影のため作られたセットに迷い込んだと言われても納得してしまう。


 僕とお姉ちゃんはこの世界について知るために図書館へ向かった。そこで知ったこの世界の常識は驚くべきものだった。なんとこの世界では、男女比に一千万倍の開きがあり、人類の大多数を占める女性は少数の男性に支配される存在なのだ。


 あらゆる制度を男性が作り女性はそれに従う社会。男尊女卑なんてレベルじゃない。男性の気分次第で女性はどんな目に遭おうと抵抗できない。女の人の人権は皆無に等しい。男の人の悪口を言っただけで男性侮辱罪で逮捕されてしまう。


「人類が人権なんてものを発明する以前の社会だな」


 お姉ちゃんが呆れたように呟いた直後、図書館に警察が乗り込んできた。警察官もみんな女の人だった。この世界で労働は全て女の人がやることらしい。警察も例にもれず全員が巨乳美女ばかりだ。右を向いても左を向いても誰かが歩くたび、たゆんたゆんと聞こえてくる。


 しかも警察官の制服は膝上二十センチはありそうなタイトミニのスカート。歩くだけでも上にずれ上がってパンツが見えそうになる。こんな格好で治安を守ってるなんて信じられないけど、彼女たちにとってはこれが普通なんだそうだ。


 警察が図書館に駆けつけたのは、お姉ちゃんが未登録女性だったからだ。この世界で女の人は生まれると同時に体内にチップを埋め込まれる。その人が何者であるかを証明するための情報が書き込まれたチップは、街中に仕掛けられた無数の監視カメラが常にスキャンしている。


 所有者である男性の許可なく割り当てられた居住エリアから出ようとしたり、その他の違法行為があった場合はすぐに監視カメラが読み取ったチップの個人識別番号で個人が割り出され指名手配される。女の人は自由に旅行することもできない。


 とにかくこの世界において男性は絶対の存在であり、女性に何をしてもいいと思っているようだ。大多数の女性もそれを受け入れている。図書館で読んだ本には、女性の喜びは男性に尽くし、エッチなことをしてもらって精液をお腹のナカに出してもらうことと書いてあった。そのため男の人がエッチな気分になるよう自分磨きに努め、常に美しく健康であることが求められる。


 そんな世界で体内にチップがなく、識別番号も分からない女の人が出歩いているのは重罪らしい。しかもお姉ちゃんの横には、これまた身元不明の男――そう、僕だ――が一緒にいる。


 この世界の常識で考えれば、自力でチップを取り出した犯罪者が、貴族階級の男の子を誘拐して連れ回してるようにしか見えないのだとか。だから警察の人はピリピリしていたんだ。僕とお姉ちゃんの関係を勘違いして。


「それで私たちはこれからどうすればいいんだ?」


 お姉ちゃんが困ったように言う。僕たちの事情は一通り説明し終わった。


 突然なにも知らない世界に連れて来られて僕たちは困惑していた。だけど警察の人たちも同じくらい困っていた。なにせ前例がないことだから。


 中央政府というところの指示があるまで僕たちは保護されることになった。結論が出るまで不安だったけど、なんとか僕たちはこの世界に受け入れてもらうことができた。ただし、姉弟で扱いは違っていた。


 男である僕は貴族階級として中央政府から領地を与えられた。領主という立場になるらしい。僕はまだ子供なのにと驚いたが、実際の仕事は領地経営の教育を受けた専門の人がやってくれるので、僕の仕事は多くないらしい。


 対してユウキお姉ちゃんは僕の専属メイドとして働くことになった。正式には奴隷メイドというらしい。僕の性処理をするのが一番の仕事なんだとか。


 この世界で女の人の身分は参政権がない平民か奴隷の二択。こっちでの戸籍を持たないお姉ちゃんは平民としても認めてもらえず奴隷になるしかないらしい。


「奴隷になったらどうなるんですか?」


「通常であれば競売にかけられ落札した男性が所有者になります。ユウキさんは美人ですから多数の男性が入札するでしょう」中央政府から派遣されてきた女の人は、僕とお姉ちゃんの顔を交互に見ながら説明した。「ユウキさんのように気の強そうなクール系の美女は嗜虐嗜好の殿方から非常に人気があります。性奴隷にして毎日ご奉仕させ、心ゆくまで嬲り尽くしたいと望む方は大勢いるでしょう」


 それを聞いてゾッとした。お姉ちゃんが僕以外の男のモノを咥えて、その口でしゃぶらされて、あの大きなおっぱいを揉まれて……考えただけで吐き気がする。そんなの嫌だ!


「そ、それは絶対にダメです!」


 思わず叫んだ僕に、女の人は優しく微笑んだ。


「心配いりません。我々もあなたたち姉弟の事情を最大限に考慮しました」


 そう言って彼女はポケットから一枚のカードを取り出し、僕に手渡した。そこには『奴隷証明書』と書かれており、所有者の欄には僕の名前があった。


「これは……?」


「あなたがユウキさんの所有者であることを示す証明書のようなものです。これがあればあなたはユウキさんを好きに扱うことができます」


「え!」


 僕は驚いてユウキお姉ちゃんを見た。お姉ちゃんは僕の視線に気づくと小さく頷いた。


「私はハルカの所有物になったのだな。あ~大変だ、私の所有権を持つハルカの命令ならなんでも聞かないわけにいかないぞ~~」


 お姉ちゃんは全然大変そうじゃない棒読みで言った。


「ハルカ様が所有権を放棄することもできますが、その場合は改めて競売にかけられることになります」


 女の人の言葉に僕はドキリとした。お姉ちゃんを誰かに買われるなんて嫌だ。


「悩むことなどない。このまま私をハルカのものにしてくれ。私たちには二択しか残されてないんだ。ハルカがお姉ちゃんを自分の性奴隷にするか、お姉ちゃんが他の男の性奴隷になるのを見るか」


 そんなの選択肢なんて言えるものじゃなかった。


 


      ○○○


 


「ほらハルカ、じっとして、動くんじゃない」


「はぁ♡ はぁ♡ はぁ♡ んぅ♡ ぁ♡ いい♡ もっと♡」


 朝勃ちフェラで射精させられた後、汚れた身体を流すために来たはずのお風呂で僕は、お姉ちゃんに手コキされている。


 最初は普通に背中を流してもらっていたけど、そのうちお姉ちゃんの手が股間に伸びてきてそこばかり手で擦られた。


「デリケートな場所だからね。スポンジより私の手で洗ってあげたほうがハルカも嬉しいだろ」


 ボディソープまみれの手でシコシコ扱かれてるうちに、あっという間に勃起してしまったのだ。


 湯船の縁に手をついて立ちバックの姿勢を取らされた僕の背中には、むにゅっと柔らかいものが押し当てられている。背中に当たる感触の正体は言うまでもないだろう。


「相変わらず、可愛い顔して小学生がぶら下げててはいけない凶悪なおちんちんをぶらぶらさせて、悪いご主人さまだよ」


「お姉ちゃんが、おちんちん大きくなるマッサージするからぁぁあ♡」


 ユウキお姉ちゃんが昔から続けてきたマッサージの効果か、僕のおちんちんは小学生なのに大抵の大人より大きい。家族で温泉に行ったり、学校の行事で宿の大浴場を使ったりしたとき、周りは僕のおちんちんを見てギョッとした。


 それが恥ずかしくて大浴場でみんなとお風呂に入るのが嫌だった時期もある。だけど、今は感謝してる。だって、こんなおっきいおちんちんを持ってると、女の人を悦ばせることができるんだから。


「ふふ、こんなに大きくなってしまって、ハルカはエッチな子だね」


「んっ♡ んぅぅううッ♡♡♡」


 ユウキお姉ちゃんの手の動きが早くなる。我慢汁でぬるぬるになった手が竿を擦るたびに腰が砕けそうになるほど気持ちいい。


 右手でシコシコしたまま反対の手は僕の乳首をくりくりする。背後から手を回され乳首を摘ままれるたび腰が砕けそうになった。


「いいよ、出してごらん」


「ふわぁああああっ♡♡♡ あぅううううっ♡♡♡」


 びゅるるるっ! どぴゅっ! どぷっ! どぷぅっ!


 勢いよく飛び出した白濁液が壁にべっとり張り付く。朝から二回も出したというのに量も濃さも衰えていない。それどころかさっきよりも濃いくらいだ。我ながら呆れてしまうほどの絶倫ぶりだ。これも全てユウキお姉ちゃんのおかげだ。


 僕が大きすぎるおちんちんで悩んでいたとき、お姉ちゃんは僕に自信をつけさせるため何度も繰り返し言った。


「女の人は大きいおちんちんのほうが好きだから自信を持ちなさい。女にとってペニスの大きさは重要だ。男らしさの象徴でもあるからな。大きく立派であればあるほど喜ばれるぞ。こんなに可愛いハルカが、脱いだらケダモノのようなおちんちんを持っているなんて知ったら、世の中の女は放っておかないな」


「女の人は大きいだけでなく強いおちんちんが好きなんだ。一度に休まずいっぱいエッチなことができるおちんちんになるため、今日から特訓しような」


 その言葉に従って僕は毎日、お姉ちゃんと一緒にお風呂に入りながら練習をした。お姉ちゃんのお口に咥えられて気持ちよくなって、毎日三回は精子をごっくんしてもらうんだ。


 射精して敏感になってる状態でも許してもらえない。根本まで深く飲み込まれ、日頃の冷静さが嘘のように興奮したお姉ちゃんの鼻息をくすぐったく感じながら、何度も何度もフェラチオでイカされてしまう。


 そうして僕の身体はどんどんエッチになっていった。今では一日に十回以上射精できる。


 


      2


 


 お風呂から上がった僕とユウキお姉ちゃんは朝食のため食堂に向かった。さっきまで僕のおちんちんを弄び、悪戯していたお姉ちゃんが今は、奴隷メイドとして僕の三歩後ろからついて来る。


 僕とふたりきりのときや、気心の知れた相手だけのときは姉弟として過ごすが、公の場では主人と奴隷になる。


 ちなみにお姉ちゃんの服装は、いわゆるビキニメイドだ。上半身はブラジャーと変わらない布面積しかない水着一枚、下半身も水着の上から太ももがほとんど露出してる超ミニスカートを履いてるだけ。しかも奴隷メイドの服装規定には『ご主人さまを目で愉しませるため、マン筋と尻の割れ目が常に浮き出るよう食い込ませる』とある。


 おかげで歩くたびにGカップの爆乳が目の前でぷるぷる揺れる。おまんこの形がくっきり浮き出るパンツは、後ろから見るとお尻の大半が飛び出していた。


 そんな格好で給仕されたら目のやり場に困るんだけど、奴隷メイドの正装だから仕方ない。この世界では僕の感覚のほうが異常なのだ。


「おはようさんどす、ハルカはん」


「遅かったじゃない。またどうせお風呂でシテきたんでしょ」


 食堂に入ると先に来て待っていたふたりの美女が僕に挨拶してくれる。ふたりとも十八歳とは思えないくらい色気がある、とても綺麗な人たちだ。


 和服美人な大和撫子風のお嬢様は|宍戸知絵《ししどちえ》。中央政府から僕の正室として送られてきたあてがい嫁だ。和服を綺麗に着こなすためさらしで胸を潰しているが脱ぐとEカップの持ち主。おっとりした話し方と清楚な見た目とは裏腹に性欲旺盛な肉食系女子である。今日も既に発情モードに入っているのか頬が上気して、瞳は潤んでいた。


 もうひとりはイリーナ・マカロワ・楠。母親が海外の人らしく、背中まで伸ばしたプラチナブロンドの髪は地毛。澄んだ青空のような碧眼で見つめられるとドキドキしてしまう。彼女も中央から僕の正室候補に選ばれた女の人だ。


 イーラ(イリーナの愛称で僕だけが呼ぶことを許されている)は地元の名士の家に生まれたお嬢様らしく勝ち気で、男の僕にも自分の意見をバンバン言ってくる。そんなことが許されるのは僕が彼女より六歳も年下の小学生で、異世界から来たためまだこの世界のルールに慣れていないからだ。


 他の男性に僕相手と同じ口の聞き方をしたら奴隷に降格させられてしまうだろう。でも僕はイーラのそんなところも好きだった。彼女の言葉はキツいけど正しいと感じることが多い。この世界の女の人はユウキお姉ちゃんも含め隙あらば僕を甘やかそうとしてくるので、イーラのように言うべきことは言ってくれる相手は貴重だ。


「ごめんねチエ、イーラ。ちょっと寝坊しちゃった」


 僕は嘘をついた。家庭円満のためこれくらいの嘘なら許されるよね。


「ウチは気にしてへんよ。旦那様に合わせるのが妻の務めやさかい」


「私も別に怒ってるわけじゃないわ。それより朝ごはんを食べましょう」


 三人で食卓を囲む。ここまで僕についてきた姉さんは、僕たちが食べ終わるまで部屋の隅で待機だ。奴隷が主人と同じ卓を囲むなんて許されないということらしい。


「そういえば旦那様、今日はこの後どうされるんですか?」


 食事を終えて食後のお茶を飲んでいると、チエさんが聞いてきた。


「えっと……」


「今日は領地で功績があった者たちに褒美を下賜していただく日です」


 僕が予定を思い出せないでいると執事のペトラ・ケーニッヒさんが助け舟を出してくれた。彼女は中央政府から派遣されてきた女の人で、家のことも領地経営もサポートしてくれる。金髪を結い上げ、フレームの縁が細い眼鏡をかけたTHE秘書という見た目の女性だ。


 年齢は二十代半ばに見えるが分からない。この世界では若返りや老化抑制の技術が発達した。人は自分が好きな年齢で見た目を止め歳を取らない。だから世界からは老人という概念が消えた。


 見た目は歳を取らなくなっても、中身はそうはいかない。不老であっても不死ではない。医療の発達で人類全体の寿命は伸びたが、それでも二百歳まで生きられる人は貴族の中でも長命な人物だけなのだとか。


 ちなみに視力矯正手術も完成しているため眼鏡などする必要ないのだが、ペトラさん曰く「こちらのほうが有能な執事っぽいから」掛けているらしい。意外と形から入るタイプのようだ。


「あっ、そうだった! ありがとう、ペトラさん」


 すっかり忘れていたので慌ててお礼を言うと、ペトラさんの白い肌に赤みが差す。


「いえ……その……私は当然のことをしただけです……それで旦那様、今日の功績者に与えられる褒美ですが、いかがいたしましょうか?」


「いつもどおりでいいかな?」


「問題はないかと」


 僕とペトラさんは互いに頷き合って会話を終わらせた。


 それから僕はチエさん、イーラと朝食を済ませた。妻と楽しい時間を過ごすのも夫の務めだ。特に最近は忙しくてなかなか時間が取れないから夫婦の時間を大切にしたい。


 朝食を終えた僕たちは執務室に向かった。実務のほとんどは優秀な部下に任せていると言っても、領主が目を通さなければならない仕事も多い。


 僕は机に置かれた書類を確認してサインする。これは今日中に処理しなければならないもの、こっちは明日以降でいいものと事前にペトラさんが仕分けてくれたので、僕は急ぎのものだけ片付けていく。優秀な秘書を持つと助かる。


 確認が終わると次は来客対応だ。といっても相手は決まっていて、僕は応接間に向かった。


 そこでは五人の女性を迎えた。みんな僕の領地民だ。領地に何かしらの貢献をしたらしい。その内容は分かるものもあれば初耳なものもあった。それでいいのか領主と思われるかもしれないが、今のところ困ったことは起きていない。優秀な部下たちが頑張ってくれているし、僕はまだ小学生だからね。


 難しい話は大人たちに任せておけばいいのだ。


 一通り話を聞いて終わったところで、僕はみんなを労った。


「みんな、いつも僕のために働いてくれてありがとう!」


「もったいないお言葉でございます」


「みんなのおかげで僕も安心して暮らせるよ」


 みんなは深々と頭を下げる。本当によくやってくれてると思う。もしこの人たちがいなかったら、僕はなんにもできないだろう。


「これからもよろしくね」


 そう言って微笑むと、みんなの顔が赤くなるのが分かった。


 その後、彼女たちに褒美を与える時間となった。ご褒美は僕の精液だ。繰り返す。彼女たちへのご褒美は、領主である僕の精液だ。


 この世界で男性の精液はとても貴重なもの。そもそも男性が女性に比べて圧倒的に少ないのだから、価値が高いのは当然と言えるかもしれない。そのためナカ出しはもちろん、ごっくん、ぶっかけといった行為でさえ大変な名誉とされる。


「失礼します」


 功労者たちの前に立つ僕の股間にユウキお姉ちゃんが手を伸ばす。執務中にエッチな気分になって襲いかかってきたわけではない。精液下賜のため領主を勃起させたり、射精サポートしたりするのもメイドの仕事なのだ。


 領地民は精液をぶっかけてもらうだけで神聖な肉棒様に手を触れてはならない、というのが精液下賜の作法らしい。


 だからユウキお姉ちゃんが代わりに奉仕してくれるというわけだ。


 お姉ちゃんがメイド服の前掛けを外すと、ぷるんっとおっぱいがこぼれ出た。漫画に出てくる女騎士のように凛々しく勇ましいお姉ちゃんなのに、おっぱいはHカップもあるなんて反則だよ。


 まるでつきたてのお餅のように白く艶のある肌、ツンと上向きの美乳にはピンク色の乳首がついている。お姉ちゃんの身体はどこを見ても綺麗だ。


「射精サポート始めさせていただきます」


 お姉ちゃんは優しく竿を握り上下に扱き始めた。同時に亀頭の先端を舐め始める。お姉ちゃんの舌が尿道口をほじるように舐め回す。


「ううっ♡」


 思わず声が出てしまうほどの快感だった。我慢汁が溢れてくるのが分かる。それが潤滑油となり、さらに激しくなった手コキによって腰が砕けそうになる。


 しゅこ♡ しゅこっ♡ ちゅぱぁ♡ じゅぽぉ♡♡


 いやらしい水音が部屋に響く。僕の反応を見ながら絶妙な力加減で刺激してくる。自分でするオナニーとは比べ物にならないほど気持ちいい。


 功労者たちは、僕のおちんちん根本まで咥えるお姉ちゃんを見て、羨ましそうにした。「はぁ……♡ んくっ、ふぅー♡ れろぉ♡ ちゅっ、んっ、んんっ♡♡♡」


 先走り液を吸い出すように鈴口に吸い付き、舌先でカリ首を刺激する。かと思えば、裏筋に沿って舌を這わせる。そしてそのまま先端まで移動し、再び奥まで呑み込む。


「ああ、いいよ、ユウキ、すごく上手だ」


 僕も他の人が見ている前ではお姉ちゃんを奴隷メイドとして扱う。彼女の名前を呼び捨てにすると、お姉ちゃんを僕の女にした気分が盛り上がって余計おちんちん気持ちよくなった。


「ありがとうございます」


 僕が褒めると、お姉ちゃんは嬉しそうに笑う。その表情はまるで女神のようだった。普段はクールビューティーだけど笑うと可愛いんだよね。


 そんな美人なお姉ちゃんにフェラチオさせてるんだから興奮しないわけがない。僕のモノはどんどん大きくなっていく。


「そろそろ出そうだ……」


「どうぞ出してくださいませ」


 そう言うと、お姉ちゃんはさらに強く吸い上げてきた。口内でねっとり絡みつく舌の動きも最高潮に達し、僕は我慢できずに発射してしまった。


 大量の精液が飛び出すと、お姉ちゃんは素早く僕の前から避ける。代わって跪いた功労者たちが赤ちゃんの素を顔で受け止めた。彼女たちは口を開け、舌を出し、あわよくば顔射だけじゃなくごっくんもさせてもらえないかと期待する。


 日本だったら全員モデルや女優で通じそうな美人が、僕に顔射されるためだけに顔を並べている光景は圧巻だし、美女の顔が次々ザーメンまみれになっていくのは背徳感があって興奮する。


 朝から何回も射精したのに僕のおちんちんは一向に小さくならない。


「ペトラさん」


 傍らに立つ執事へ目配せすると、彼女は正確に僕の意思を汲み取ってくれた。


「これより領主様から特別にナカ出しの下賜があります。全員その場で下着を脱ぎ四つん這いで待つように」


 ペトラさんの指示に従ってみんなが服を脱いでいく。全裸になった女性たちは指示通り床に両手をついてお尻を上げた状態で待機している。その姿は犬のようだ。


「それでは領主様のおちんぽを領民にお恵みください」


 僕の目の前に並んだ五つのおまんこ。一人ずつ微妙に違うそれを僕は左端から順に味わっていく。


「この部屋は防音だから叫んでも外には聞こえないよ。いっぱい気持ちよくなってエッチなこと叫ぼうね。そっちのほうが女の人も気持ちいいんでしょ」


「は、はいッ♡ イク♡ イクっ♡ ――あッ♡ あああああッ♡ ――あ゛ッ♡ あ゛ッ♡ イクッッ♡ イっくぅぅぅぅッッ♡♡♡」


「んはあッッ♡ やッ♡ だめッ♡ だめだめッ♡ 激しすぎるっ♡ あッ! ああッ♡ あッあッあッあッあッッ! あッ♡ あッ♡ イクッ♡ イッぐッッ! あッ♡ あぎッ♡ あッ♡ あッイクッ♡ イくッ♡」


「領主様♡ 領主様♡ 領主様♡ お顔は可愛いのにおちんちんはケダモノですね♡ もっと突いてぇ♡ あんッ♡ すごいです♡ 子宮潰れちゃうくらい激しいです♡ んッんッんッんッ♡ あッ♡ あッ♡ あッイクッ♡ あッ♡ ああッ♡ ああッ んッ♡ くうううッ♡ もッぐッ♡ イクッ♡ いッいッイクッッ♡」


 彼女たちは僕に気に入られようと必死で男が喜びそうな淫語・卑語を口にする。領主の妾になれれば一生安泰だから。それに男が極端に少ない世界では貴族に気に入られ、身の回りの世話をする以外にはおちんちんで幸せにしてもらえる機会はほとんどない。今回のように功績を上げ、運がよければという感じなのだ。


「領主様の極太チンポすごすぎますぅ♡♡♡ こんなの知ったらもう知る前に戻れませんんんッ♡♡♡」


「あっ♡ ああっ♡ こんなおっきいので突かれたら私壊れちゃいますう♡♡」


「ひゃあああッ♡ そこダメェ♡ そんなにされたらまたイッちゃいましゅううううう♡♡♡」


「いいよ、好きなだけイッて!」


 パンパンパンパンパンッッッ!


 肉同士がぶつかり合う乾いた音が部屋に響く。五人の美女を侍らせ、順番に犯していく。男の夢であるハーレムを叶えて僕は一心不乱に腰を振った。こうやって奥さんでも恋人でもない女の人と無責任にセックスしていると、だんだん僕もこちら側の価値観に染まってきたなと感じる。


 いずれ何も感じなくなってしまうのだろうか。だからといって僕には、目の前の女の人たちを側室や妾に迎えるつもりは全然ないのだけど。


 だって――


 


      ○○○


 


「あんっ♡ ご主人様のおちんぽしゅごいですぅ♡♡ 私の弱いところばかり責めてきてぇっ♡♡ もうらめえええ♡♡」


 夜の寝室。イーラが僕に正常位で突かれながら喘いでいる。


「ほら、ここでしょ? ここがイーラの弱点だよね?」


 彼女の一番感じるところを重点的に攻める。すると、面白いくらいに反応してくれる。Fカップの美巨乳をぷるんと震わせながら身体を仰け反らせ、おまんこをきゅうきゅう締めておちんちんにエッチなお肉を纏わりつかせる。


「そ、そうですっ♡♡ そこが弱いんですっ♡ あああッ♡ イキそうっ♡ イカせてくだしゃいっ♡♡ お願いしますっ♡ 私を絶頂させてくださいいいいいい♡♡♡♡♡」


 涙を零しながら懇願するイーラはとても可愛らしい。そんな姿を見せられたら余計にいじめたくなってしまうじゃないか。


「ダメだよ、まだイカせない。もっともっと気持ちよくしてあげるからね」


 そう言って、今度はおっぱいに手を伸ばす。僕の手には余る巨乳を両手で鷲掴みにする。指が乳肉に埋もれる感触を楽しむ。そして乳首を摘まんでコリコリ転がした。


「ひゃうんっっ♡♡ ちくびらめぇ♡♡♡♡」


 おっぱいへの愛撫と同時にピストンする。


 イーラはビクビク痙攣しながら快楽に打ち震える。膣内が激しく収縮し、精液を搾り取ろうとしてきた。


 しかし、僕はまだまだ満足しない。おっぱいへの愛撫を続けつつ腰振りの速度を上げる。


 ズチュグチュッヌプゥウウッ! パンッパンッパンッパンッ!


「ひあああっっっ! 待って! 待ってくださいぃいい~~~~~♡♡♡」


 イーラが悲鳴のような声を上げる。もちろん待たない。むしろ、さらに激しく動くことで彼女の快感を高めていく。乳首を強めに引っ張り上げると、膣壁がさらに強く締まった。まるで射精を促しているかのようだ。


「ナカで出して欲しい?」


「はいっ♡ 欲しいれすっ♡ ご主人様のおちんぽミルク飲ませてくださいぃぃ♡♡♡」


「いいよ、じゃあ、たっぷり出してあげるから全部飲むんだよ」


「ありがとうございますぅぅぅ♡♡♡」


 僕が射精すると、彼女は甲高い声で絶叫した。全身をガクガクと激しく震わせ、背中を弓なりに反らす。


「ああぁああぁぁああぁああぁ~~~♡♡♡」


 うっとりとした表情でイーラは余韻に浸っている。よほど気持ちよかったのだろう。僕としても嬉しい限りだ。


「ああ……しゅごい……熱い……♡」


 己の美貌と肉体に自信を持つイーラは、もともと僕を魅了して自分に夢中にさせるつもりで正室候補に立候補したらしい。子供相手なら少しエッチなことをしてあげれば丸め込めると考えていたようだ。


 だけど彼女は領主城についてから自分の誤算を知ることになる。ユウキお姉ちゃんのマッサージで育った僕のおちんちんは、イーラが考えていた子供おちんちんではなく大人の男の人もびっくりする大きさで、しかも彼女のおまんこと相性が抜群だったのだ。


 おかげで初体験だというのにイーラは初夜から何度もイッてしまった。初めてなのにあんなに乱れてしまうなんて恥ずかしいと顔を赤らめていたっけ。


 それ以来、イーラのおまんこはイキ癖がついてしまったらしく、僕がおちんちんを挿れると簡単にイッてしまう。


 僕が定期的に身体の関係を持っているのはイーラ、チセ、お姉ちゃんの三人。こちらの世界に来たばかりのころ、ペトラさんとも性技指導と称して何度かセックスしたけど、免許皆伝となった今はご無沙汰だ。本当はしたいんじゃないかなと感じるときがたまにある。昼間もナカ出しされる女の人たちを羨ましそうに見ていたしね。


 ペトラさんも含めた四人の中で一番、僕のおちんちんに弱くて簡単に負けちゃうのはイーラだ。


 これはチセも「イリーナはんは服を着てる時はツンツンしてるのに、服を脱いで旦那様のおちんちんを見た途端、おまんこしてもらいたくて仕方ないメス犬になりますなぁ。オンオフのギャップで旦那様を誘惑してるんとちゃうやろか?」と評していた。


 実際のイーラはそこまで複雑なことを考えているわけではない。服を着てるときは年上の姉さん女房として振る舞おうとするが、脱いでしまうと僕のおちんちんには絶対に逆らえないよう調教済みだったことを思い出してしまうだけなのだ。


「終わったか。どれ綺麗にしてやろう」


 イーラから射精おちんちんを引き抜くと、ベッドの上を四つん這いでお姉ちゃんが近づいてくる。僕がイーラの子宮を可愛がってあげてる間、お姉ちゃんはチセをクンニ攻めして、すぐ挿れられるよう準備していた。


 お姉ちゃんは積極的にこちらの世界に馴染もうとしている。領主の姉でも自分は奴隷メイドで側室よりも地位は下なのだから、セックス中も卑しい身分らしくサポートに徹しようとする。


 長い夜になることを想定して寝室に飲み物や軽食を準備しておくのも、僕が挿れたくなったらすぐに挿れられるよう側室の前戯を済ませておくのも、別な女の汁を他の女に持ち込まないようお掃除フェラするのも全部お姉ちゃんの仕事だ。


「んちゅ♡ ちゅっ♡ ぺろ♡ れろっ♡ じゅぱっ♡」


「ん……ふうぅ……」


 ベッドに腰掛けた僕の股間に顔を埋め、お姉ちゃんがおちんちんを舐めてくれる。とても丁寧に舐めてくれて気持ちいい。上目遣いで僕のことを見つめる表情も色っぽくてドキドキしてしまう。


「どう? 気持ちいいか?」


「うん、すごく上手だよ」


 頭を撫でてあげると嬉しそうに目を細める。猫みたいで可愛い。思わずドキッとする。本当に美人なんだから反則だと思う。初めて会った日から変わらず僕は、お姉ちゃんに恋してる。


 この気持ちだけはずっと変わらないだろう。


「ほら、チセが待ってる。早く行ってやれ」


 そう言ってお姉ちゃんが送り出してくれる。名残惜しさを感じつつも僕はチセと向き合った。


「なんだかウチがユウキはんから旦那様を奪ったみたいで興奮するわぁ」


 そう言いながら舌なめずりするチセはとても淫靡だ。そんな彼女は僕をベッドへ押し倒す。そのまま馬乗りになった。騎乗位の姿勢だ。既に愛液が溢れていてヌルヌルしている割れ目を僕のおちんちんに押し当てる。亀頭の先っぽだけを挿入して焦らすように腰を前後に動かす。


 ぬぷっ♡ くちゃぁ♡


 いやらしい水音が響く。チセはわざと浅い箇所をこね回し、音を立てているようだ。


「ふふ♡ こんなに大きくしはって♡ いけずなおちんちんはん♡ もう辛抱がきかんって涙ながらに訴えてはるわぁ。イリーナはんの弱々おまんこでは満足できひんのやなぁ」


「ちょっと!」


 自分ばかり気持ちよくなって旦那を満足させられないおまんこと言われたイーラが抗議する。チセは無視して見せつけるようにゆっくりと腰を下ろしていく。勃起した僕のおちんちんに体重をかけて飲み込んでいく。やがて根元まで飲み込むと彼女は満足げに息を吐いた。


「ああ……旦那様のおちんぽぉ……やっぱり大きいわあ……♡」


 恍惚とした表情で呟くチセ。


「ああっ! チセの膣内っ! 熱くて狭くて絡みついてくるっ!」


「あんッ♡ そないなこと言われると嬉しなるわぁ。もっと気持ちよくさせたげるさかい堪忍なあ♡」


 そう言うとチセは腰を動かし始めた。上下にピストン運動を繰り返し、時折円を描くようにグラインドさせてくる。お嬢様っぽい見た目からは想像もつかない、一日中エッチなことばかり考えて暇さえあれば練習してるような女の人にしかできない、おちんちんに全力奉仕する動き。その巧みな腰使いに僕は翻弄されてしまう。


「あっ! ああんっ! すごいっ! チセっ! それっ! ダメッ! ああッ! ああぁああッ!」


 あまりの気持ちよさに僕は身悶えることしかできない。そんな僕を見てチセが妖艶に笑う。そして耳元で囁いた。


「ほら、旦那様♡ 我慢せんでええんやで? 私の膣内でたくさん出したり♡ 私の膣内でいっぱい気持ちよくなったり♡ 私の膣内で好きなだけビュルビュルしたらええねん♡ 夫婦なんやさかい何も困ったことあらしまへんやろ♡ ほらほら、私の膣内でびゅーびゅーしたいっておねだりしいや? そしたらこのまま私の膣内で射精してもええよ?」


 そう言ってチセはさらに激しく動く。結合部から溢れるほどの大量の愛液を分泌させ、ぐちょぐちょという卑猥な水音を部屋に響かせる。膣全体が蠕動し、僕のおちんちんを搾り取ろうとしてくる。その動きはまるで意志を持った生き物のようだ。膣ヒダ一枚一枚が別の生物のように蠢いて、僕のおちんちんを刺激する。


 そしてトドメとばかりに膣壁を締めてきた。


 こんなの耐えられない――そう思った瞬間、僕の頭は真っ白になった。


 どぴゅうううううっ!


 凄まじい勢いで精液が溢れ出す。射精する間も僕のおちんちんは膣肉によって揉み解され、さらに精液を搾り取られる。射精しながら次の射精が始まるような連続射精状態に陥る。頭がおかしくなりそうだ。あまりもの快感に気が狂いそうになる。


「ああぁ~♡♡♡ ああぁ~~~♡♡♡」


 絶頂しながら射精するという快楽地獄の中で、僕は必死に耐えようとしたけれど無理だった。


「ひあああぁあぁあああぁ~~♡♡♡」


 女の子のような情けない声を上げてしまう。チセは僕のイキ顔に舌なめずりしながら腰を動かし続けた。彼女の子宮口が僕の亀頭を咥え込み、チュウチュウ吸い付いてきた。


「はぁ……すごかったわ……さすが旦那様やねぇ……だけど、これで終わりやないんやろ? 旦那様の可愛いところは見せてもろたから、次は逞しいところを見せてもらわんとねえ♡」


 そう言って彼女は膝立ちになると、ゆっくり腰を上げていった。彼女の股間からズルリと僕のおちんちんが出てくる。愛液で濡れ光りテラテラ輝くそれは、まだ硬くそそり立ったままだ。


「ふふふ♡ 旦那様はまだイケそうやねえ♡」


「イーラやチセのような美人さんとエッチなことができるから頑張らないと」


「まあ嬉しい♡ 私も旦那様のこと大好きやからね♡」


「僕も大好きだよ」


「ほんまに嬉しいわぁ♡ でも、旦那様にはもっともっと好きになってもらうつもりやけどね♡」


 そう言いながらチセは僕にキスしてきた。舌を絡ませ合う濃厚なディープキス。唾液を交換し合いお互いの口内を貪る。チセの口から溢れた涎を僕が啜ると、彼女の身体がピクンと震えた。


「もう……旦那様ったら……エッチやわぁ……」


 そう言いながら今度は首筋に舌を這わせてくる。ゾクゾクするような快感に襲われる。お返しとばかりに僕はチセのおっぱいを揉んだ。三人の中では一番小さいと謙遜するチセだが、それでもEカップあると前に耳打ちしてくれた。


「あんっ♡ もう、せっかちさんなんやからぁ♡」


 そう言いながらもチセは嬉しそうだった。僕の手に彼女の手が重なる。もっと揉んで欲しいと自分のおっぱいを押しつけてきた。


「やん♡ そんな強く揉まれたら感じてしまいますぅ♡ もっと優しくしてくださいぃ♡」


 口ではそんなことを言いながらも顔は笑っている。続けて欲しいと目で訴えていた。期待に応えるべく、僕は彼女への愛撫を強めた。


「ああん♡ いいっ♡ そこぉ♡」


「おっぱい揉みながら後ろからしたい」


 僕が希望を伝えると、チセは小さく頷きベッドで四つん這いになる。お尻を突き出して、ふりふりと振る。


「いいよ♡ いっぱい触って♡」


 膣内射精した精液がこぼれ落ちる穴めがけて僕は亀頭を押しつけた。


「ふああん♡」


 背後から乳房を両手で鷲掴みにする。乳首を指で転がすと、チセは甘い吐息を漏らした。


 そのまま腰を突き出して挿入する。


 ずぶぶっ……ぬぷぅっ♡


 すっかり蕩けきったおまんこに再び侵入していく。僕のペニスは抵抗なく奥まで入っていく。子宮口に鈴口をくっつけてグリグリすると、チセが切なげな声を漏らす。それが可愛くて何度も何度も同じ行為を繰り返す。


「やっ……旦那様ぁ……そんなにされたら……私……イッてしまいます……」


「何度でもイっていいんだよ」


「そんなぁ……あんッ♡ 旦那様ぁ♡ 堪忍してぇ♡ ウチがそこ弱いの知ってはるくせにぃぃ♡♡ ほんまいけずやわぁ♡♡ これ以上されたらおかしなってしまうわぁ♡」


 チセはシーツを握りしめながら背中を仰け反らせ、全身を痙攣させている。しかし僕は構わずピストン運動を続ける。その暴力的なまでの快楽にチセは何度も達した。結合部から愛液を撒き散らし、卑猥な飛沫でベッドを濡らしている。


 そんな彼女の姿に嗜虐心を刺激された僕は、さらに激しく攻め立てることにした。チセの身体を抱きしめ、身動きできないようにして、腰を振り続ける。


 パンッ! パァンッ!


 肌同士がぶつかり合う音が部屋に響く。チセの身体がビクンッと跳ねる。チセは悲鳴じみた喘ぎ声を上げ続けていた。


「あっ、あっ、あっ! だ、だめぇっ♡ わらひも、もう、らめぇっ♡ イっちゃうっ♡ イっちゃうっ♡ んぉっ♡ おぉっ♡ おおぉんっ♡」


 もはや完全に理性が崩壊しているようだ。だらしなく開いた口から涎を垂らし、焦点を失った瞳で虚空を見つめている。その瞳からは歓喜の涙が流れ出ていた。そんな彼女の姿はとても美しく思えた。


「あ゛ぁぁッ……ふあぁっ、んあッ……しゅごいっ、しゅごいでひゅぅっ、ん゛っ、あ゛っ、あ゛っ、あ゛ッ、あ゛ッあ゛あ゛ッ」


 美しい女性を犯しているという背徳感と征服感が僕を満たしていく。同時にもっと彼女を滅茶苦茶にしてあげたいという欲望も芽生えてくる。


 僕はラストスパートをかけた。今まで以上に激しく腰を振る。その激しい動きに合わせて彼女の豊満な胸がぶるんぶるんと揺れる。その光景はとても扇情的だった。その先端にあるピンク色の乳首も美味しそうに見える。背後から回した手で摘み上げるとチセは「ひゃうんッ!」と可愛らしい声を上げた。


 そのまま指先でくりくりこねくり回すと、彼女は身体をビクビク震わせる。どうやら軽く絶頂してしまったようだ。そんな反応が嬉しくて、僕はさらに激しく腰を動かした。


 チセの膣内が僕のおちんちんを締め付けてくる。精液を搾り取ろうと蠢く。その感触を楽しみつつ、僕はチセに囁く。


「チセ、出すよ」


「はい! 旦那様の子種をください! 私の膣内で、思いっきりぶちまけてください!」


 その言葉を聞いた瞬間、僕の興奮は最高潮に達した。大量の精液が吐き出される。それと同時にチセも絶頂を迎えたようでガクガク震えている。


 やがてぐったりと脱力し、ベッドに倒れ込む。


「お疲れ様でした、旦那様♡」


 そう言って微笑むチセ。その姿は本当に綺麗だと思った。こんな綺麗な人とエッチなことができたなんて夢みたいだ。思わず見惚れていると、チセの手が僕のおちんちんを握った。根本から先端にかけて順繰りに圧を加えられると尿道に残っていた精液が押し出される。


「ふふっ♡ こんなにたくさん出しはるなんて……ほんま旦那さまは絶倫どすなぁ♡」


 ぺろりと舌を出して笑う彼女は、そのまま僕のおちんちんに口をつけ、先っぽからシーツに落ちそうな精液を舐め取る。


「だってチセのナカ、すごく気持ちよかったから」


「嬉しいこと言うてくれはりますなあ♡」


 チセさんは直前まで自分のナカに入っていたおちんちんを美味しそうに咥える。亀頭を舌先でチロチロ舐めたり、カリ首を唇で食んでみたり。裏筋を丁寧に舐め上げたり、玉袋を揉みほぐしたり。手コキも交えながら僕を気持ちよくしてくれる。


 上目遣いで見上げてくる彼女にドキッとする。


(ううっ……チセ可愛いよぉ……)


 まるで天使のような愛らしさだ。サラサラとした黒髪といい、きめ細やかな白い肌といい、人形のように整った顔立ちといい……どれを取っても一級品の美しさである。そんな美女が自分のモノを咥えてくれているのだ、興奮しないはずがない。


 それに彼女は技術も素晴らしい。結婚前から旦那様に尽くすため練習してきた彼女のフェラチオは、巧みに動く指や舌が的確に男の弱点を攻めてくる。あまりの快感に腰が砕けそうになる。


「おちんちんはん綺麗になりましたなぁ♡」


 んぱっと彼女は口から勃起を吐き出す。


「ほんまに元気どすなあ♡」


 恥ずかしいことに僕のおちんちんはチセの口の中で再び勃起していた。それを愛おしそうに見つめ、優しく撫でてくれるチセ。その表情はまるで聖母のようだ。慈愛に満ちた眼差しを向けられて、僕の胸は高鳴った。


「ウチとイリーナはんは少し休むよって、その間はユウキと楽しんでおくれやす」


 そう言うとチセはベッドの上を「あ~れ~」と言いながら、イーラのほうへ転がっていった。チセが抱きつくとイーラは鬱陶しそうにするが邪険に払い除けたりはしない。正室の座を争うライバルとお互いを呼び合うが、決して仲が悪いわけではないのだ。


「疲れただろ。少し休め」


 お姉ちゃんが果実水を手渡してくれる。柑橘系の爽やかな香りが鼻腔を刺激する。冷たい液体が喉を潤す感覚も心地よい。


「ありがとう。だけど平気だよ」


 確かに疲れてはいるが、この程度なら問題ない。


「僕はお姉ちゃんともしたいから」


「そうだな。ふたりが休んでる間は私のおまんこを使うといい」


「そうじゃないよ」


 首を傾げるお姉ちゃん。その身体に突進して全体重で押し倒す。運動神経がよく僕より身体も大きいお姉ちゃんだけど、不意打ちで抵抗できず仰向けに倒れた。


「おい、何を……」


 起き上がろうとするお姉ちゃんに覆いかぶさる。スカートの中に手を入れビキニをずらした。そのままおまんこにおちんちんを挿入した。


 ずぶぶぶっ……ぬぷぅっ♡


「んぁっ……くっ……ふうぅ……」


「はぁ……すごいっ……」


 お姉ちゃんの膣中は熱くてトロトロだった。絡みつくような感触が気持ちいい。


「い、いきなり……こんなこと……」


 顔を真っ赤にしながら抗議してくるけど、その目はトロンとしていて全く迫力がない。誘っているようにすら見える。むしろ嗜虐心を煽られた。


 そんな表情を見て我慢できるはずもなく、僕は腰を振り始めた。最初はゆっくりと、徐々にペースを上げてピストンする。そのたびに結合部からいやらしい水音が響く。


「んっ……♡ あっ♡ あんっ♡ あひぃッ♡♡♡」


「どう? 気持ちいい? 聞くまでもないか。おちんちん挿れられただけで、エッチな声が止まらないね」


 僕は姉の耳元で囁いた。続いて耳穴に舌をねじ込んだ。くちゅくちゅっと音を立てて舐るとさらに感じてしまったのか身体が大きく跳ねた。


「やんっ♡ そんなとこ舐めるなっ♡ ああんっ♡ だめぇっ♡ それだめぇっ♡」


 僕は構わず続けた。


 ぴちゃっ♡ じゅるっ♡ ぐちょっ♡


 卑猥な水音が部屋に響くたびに彼女の口から嬌声が上がる。


「こんな風に乱暴にしなくても♡ したいならさせてあげるのに♡」


 その声は普段の凛々しい彼女からは想像できないほど艶っぽくて可愛かった。もっと聞きたくて激しく攻め立てる。すると彼女が身体をくねらせ、悶え始める。その様子を見ているとますます興奮した。


「ふたりが休んでる間の中継ぎおまんことしてでしょ。僕がお姉ちゃんとしたいのはそうじゃないんだ。前みたいに恋人みたいなエッチがしたいんだよ」


「してるじゃないか毎日♡ こうやって愛し合って、朝になったらおはようのフェラして、仕事の合間も、寝るときも一緒で、お風呂でもベッドでも、いつでもどこでもハルカと一緒じゃないか♡」


「それはそうだけど、そうじゃなくて」


「何が不満なんだ?」


「いっぱいエッチはしてるけど前よりもお姉ちゃんとの間に距離を感じるようになったんだ。お姉ちゃんが僕から離れていこうとしてるように感じられて」


 お姉ちゃんはショックを受けたように固まった。きっと僕には気づかれてないと思っていたんだ。だけど毎日セックスしてると身体だけでなく心もなんとなく繋がった気分になる。相手の些細な変化も見えてくる。


 だから気づいたのかもしれない。


「……そうか、私は……お前を傷つけていたんだな……すまない……そんなつもりはなかったんだが……」


 彼女は申し訳なさそうに俯いた。だがすぐに顔を上げ、笑顔で言った。


「この世界での生活に慣れるため、私たちはこの世界の常識を学ぶ必要があった。そのため私なりに努力してきたつもりだが……それがハルカに寂しい思いをさせたのなら申し訳ない。私の不徳の致すところだ」


 お姉ちゃんはそう言って僕に抱きつきキスをしてくれた。柔らかい唇が触れ合う感触はとても心地いいものだった。


「じゃあこれからはまた恋人みたいなエッチできるんだね」


 期待を込めて尋ねた僕に、お姉ちゃんはきっぱり言った。


「それとこれとは別だ。こちらの世界で生きていくと覚悟したなら、こちらの世界の流儀に従わねばならない。そうでなければ無用なトラブルを招くことになるからな。今はハルカの姉ということもあって非公式な場ではこんな喋り方も許されているが、徐々に直していかねばと考えていたところだ」


「そ、そんなぁ……せっかく元に戻れると思ったのにぃ……」


 ショックのあまり涙目になる僕を見て、お姉ちゃんは慌てたように言った。


「いや、なにも離れ離れになるわけではないじゃないか! ただ来賓を招いたときなど思わぬところでボロが出てはいけないので、普段から気を引き締めて過ごそうというだけで」


 そう言って慰めてくれるお姉ちゃんだったが、僕にとっては逆効果だった。


 お姉ちゃんは僕との関係を変えるつもりなんだ、恋人みたいに仲がいい姉弟から主人と奴隷に。もう以前の関係には戻れないのだと改めて突きつけられた気分だった。


「もういいよ!」


 僕は困惑するお姉ちゃんに抱きつき、彼女のおまんこを一番奥までおちんちんで突き上げた。突然のことに彼女は驚きの表情を見せるが構うことなく腰を振る。


「ああっ! お゛ぉっ♡ しゅごいっ♡ ハルカのおちんぽ激しいぃぃぃっ♡♡♡」


 さっきまでとは比べ物にならないくらい激しく腰を動かす。子宮口に亀頭を叩きつけるたび、お姉ちゃんは獣のような声を上げる。それでもお構いなしだ。これは勝手に僕から離れようとしたお姉ちゃんへの罰なんだから。


「んひィィィッ♡♡♡ そこダメェッ♡♡ 弱いところばっかりッ♡♡♡ ハルカおちんちん、私のお姉ちゃんおまんこに長さも太さも形もピッタリきてるっ♡♡ それされると頭真っ白になっちゃうぅぅう♡♡」


 彼女は涙を流しながら懇願してくるが無視し、更に奥深くまで挿入しぐりぐり動かす。その度に膣内が激しく痙攣するのを感じた。


「お姉ちゃん、お姉ちゃんっ♡ お姉ちゃんッ♡♡ お姉ちゃんッ♡♡ お姉ちゃんッ♡♡ 好きっ♡ 好きだからっ♡♡ ずっと僕から離れないで♡♡ 離れるって言っても離さないから♡♡ お姉ちゃん大好きぃぃぃいいッッ♡♡♡」


 僕は一突きごとにユウキお姉ちゃんへの告白を繰り返す。そのたびにお姉ちゃんの身体が跳ね上がるように震えるのがわかった。


「んぎィィィッ♡♡♡ そ、そこダメェェェェッ♡♡♡ そ、そこ弱いの知ってるのにぃぃぃぃ♡♡ そんなにグリグリしないでぇぇぇえぇぇっ♡♡♡ もうイっちゃうのっ♡♡♡ お姉ちゃんイっちゃうからぁぁぁあっ♡♡♡」


 お姉ちゃんは僕の背中に手を回し強く抱きしめてきた。逃さないとばかりに僕の身体にしがみつく。望むところだ。僕だってお姉ちゃんを手放すつもりはない。


「お姉ちゃんは僕の奴隷なんでしょ。だったら僕の言うことを聞きなさい! お姉ちゃんは僕の奴隷でメイドで恋人に決定! 領主が決めたことは絶対。分かった?」


 お姉ちゃんの膣中が強く締まり射精を促してくるのがわかる。僕もそれに応えるべく、ラストスパートをかける。


「んひぃいいいいっ♡♡ しょれらめぇっ♡♡♡ 頭馬鹿になっちゃぅぅうううっ♡♡ お姉ちゃんバカになっちゃうよおぉぉぉッ♡♡♡ お姉ちゃんもお姉ちゃんもっ♡♡ お姉ちゃんもハルカのことが好きだからぁ♡♡ 告白されながらおちんちんズボズボしたらなんでも言うこと聞きたくなっちゃううぅぅうううう♡♡♡ お姉ちゃんもうらめぇえぇ♡♡♡」


 お姉ちゃんは口から涎と喘ぎ声を漏らす。快楽に浸ってる姿はとても卑猥だ。普段はキリッとした表情が多いだけに余計にそう思う。そんな彼女をもっと乱れさせたい。そう思った僕は自分の下腹部で、お姉ちゃんのクリトリスをグリグリした。


「あひぃいぃっ! クリちゃん同時なんて無理ィッ♡ そんな同時にされたら死んじゃうッ♡ ナカでおちんちんがおまんこ掻き混ぜてる♡ 気持ちよすぎて死んじゃぅうぅ♡♡♡」


「ほら、早くイキなよ。大好きな弟にイカされるんだから嬉しいでしょ? こんなに締め付けてきてるんだからさ」


 膣壁がキュウっと締まる感覚がある。まるで精液を欲してるみたいだ。実際その通りなのだろう。お姉ちゃんの腰が浮き上がり、カクカク動いている。絶頂を迎えようとしているのだ。


 そのタイミングに合わせるように膣奥に肉棒を突き立てる。そしてそのまま大量の白濁液を流し込んだ。


 熱い液体を注ぎ込まれた瞬間、お姉ちゃんは大きく仰け反り絶叫しながら絶頂に達した。狭い穴が収縮を繰り返すのがたまらない。僕は最後の一滴まで注ぎ込むため、お姉ちゃんの身体を押さえつけ、腰を密着させた。


「は、ハルカの精子……すごい量……それに熱くて濃い……今までで一番すごい射精されてる……」


 お姉ちゃんは焦点の合わない目で虚空を見つめながらうわ言のように呟いた。どうやらまだ意識がはっきりしてないようだ。少しやりすぎたかもしれない。


 お姉ちゃんが僕のイカせ方を知ってるように、僕もお姉ちゃんをイカせる方法なら誇張抜きに百パターンは知ってる。僕のことが好きで好きで大好きなお姉ちゃんは、僕がすることなら何でも気持ちよくなっちゃうっていうのが真相なんだけど。


 僕は半分失神してるお姉ちゃんに構わずピストンを再開した。


「んほおぉぉぉぉおおっっ♡♡♡♡」


 行き止まりへの一撃が気つけになったらしい。虚ろな目が見開かれる。お姉ちゃんは口をパクパクさせながら喘いでいる。この表情を引き出したのは僕だ。そう思うとますます興奮してきた。


「やぁっ♡ いま敏感になってるからぁ♡ だめぇっ♡ おかしくなるぅぅぅぅっ♡♡♡」


「お姉ちゃんはおかしくなってるよ。僕から離れようと考えるなんて。だからこれは治療さ。エッチなことをして、いっぱい感じて、いっぱいイッて、頭の中空っぽにして、余計なこと考えないようにしてるんだよ」


「わ、わかったぁ♡ ハルカの言う通りにするから♡ お姉ちゃんの全部あげるから♡ だから許してぇ♡ ああんっ♡ またイッちゃうっ♡ ハルカのおちんぽで突かれてイクぅっ♡♡♡」


「だーめ♡」


 僕はお姉ちゃんの言葉を無視して、おまんこを突き続ける。彼女の膣内がうねるように動き出し、僕を締めつけてくる。愛液が溢れ出て、いやらしい音が部屋中に響きわたる。それが一層彼女を昂らせるのか、お姉ちゃんは激しく悶える。可愛い声がどんどん大きくなっていく。


「やぁんっ♡ あんっ♡ ああんっ♡ 激しすぎるっ♡ こんなの耐えられないよぉ♡」


 お姉ちゃんはもう限界が近いようだった。おまんこがヒクついて膣奥がうねうねしてる。もうすぐイクと確信した僕は、トドメとばかりに子宮口を強く押し潰す。するとお姉ちゃんの身体が一際大きく跳ねた。


「ひゃあああぁぁぁぁぁぁあぁあん♡♡♡♡♡」


 悲鳴にも似た嬌声を上げながらお姉ちゃんは盛大に潮を吹き、全身を痙攣させる。連続絶頂で呼吸は全力疾走した直後のように乱れている。目は虚ろでエッチな漫画ならレイプ目と言われてるところだ。僕はそんなお姉ちゃんの唇を奪った。


「ちゅ……くちゅっ……じゅる……ぷはっ」


 舌を絡ませると、お姉ちゃんは積極的に応えてくれた。しばらくお互いの唾液を交換し合う。やがてお姉ちゃんがゆっくりと顔を離した。名残惜しそうに銀色の糸が伸びるのを見て、僕たちは再び唇を重ねた。今度は軽く触れるだけのキスだ。


「……はぁ……ふぅ……これで満足したか?」


 呼吸を整えたお姉ちゃんが僕に尋ねてきた。僕は首を横に振る。


「まだまだだよ……でも今はここまでだね。さすがに僕も少し休まないと」


 そう言って僕はベッドに横になる。それを見てお姉ちゃんも隣に寝転んだ。


「おふたりさん、お熱いどすなあ。餅が十や二十やたらへんわ」


 そう言って悪戯っぽく頬を膨らませたチセが僕のそばで寝転がった。


「あはは、ごめんよ。ちょっと盛り上がっちゃったかな」


 僕が謝ると、彼女はくすくす笑った。


「別に怒ってはおらへんえ。ただうちも仲間に入れてほしいなぁって思たんよ。ウチはハルカはんの正式な妻なんやから」


 上目遣いでお願いしてくる彼女に否と言えるはずがなかった。僕は頷いてチセの肩を抱き寄せようとした。そこでチセとは反対の腕にイーラが抱きついてくる。


「黙って見てれば途中から私たちのこと完全に忘れてたわよね。酷いじゃない!」


「そ、それは……ごめんね」


 僕は素直に謝った。チセとイーラを置き去りにしていたのは確かだったからだ。


「まあ、いいけどね」とイーラは溜め息をついた。「元はと言えば、私たちがハルカとユウキの間に割り込んだ経緯があるもんね」


「それはそうやなぁ」


 ふたりは揃って頷き合った。


「だからユウキが奴隷メイド兼お妾はんになるならウチは文句あらへんえ」


「うん、私もそれで構わないわよ。ただし! 愛を確かめ合ったふたりは以前にも増して燃え上がり、ポッと出の側室たちは忘れられたのだったエンドだけは絶対に許さないからね!」


「それはウチも同じどす。それされたらウチもイリーナはんも鬼になりますえ。忘れんとくれやす」


「もちろん。チセのこともイーラのことも、お姉ちゃんと同じくらい大事にするよ。ふたりも僕の家族だから」


 僕たち四人は微笑みながらキスを交わした。改めて行う誓いのキスだった。


 こうして僕たちの新しい生活が始まった。

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