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前回の上半身担当さんに続いてSSSS.GRIDMANの下半身担当こと宝多六花。第1話のスカート履いてないかのように見えるカーディガン丈から伸びるムチムチ太ももで話題を独占したのも4年前ですか。


アーカディアの名乗りが当時「平成最後の」だったことを思いだし泣けた。


逃亡失敗した新条アカネちゃんがパコられてSEX大好きになる話

     1 「待ってよ、アカネちゃん」  声をかけながら近づくと前を歩いていた少女が立ち止まる。  ショートボブの髪がサラサラと揺れ、そこから形のいい輪郭とハッキリした目鼻立ちの顔が覗く。なかなかお目にかかれないレベルの美少女だ。  そのうえ制服のシャツがはち切れんばかりの巨乳。ここまできてタダで...



 思えば最初から間違いだらけだった。


 なみことはっすに誘われた時点で強く断らなかったことも、アカネの勢いに押されて承諾してしまったことも、彼らが指定した店に集まってしまったことも、途中退席したアカネと一緒に帰らなかったことも。


 全部、全部。


 それら全部が間違いだった。


 その後の対応でも間違いに間違いを重ね後手に回ったが、スタート時点で大きなミスを連発していた以上、取れる選択肢は限られていた。


 だから仕方なかったというのは、ひと夏の冒険で痛い目を見た人間の自己弁護にしては都合が良すぎるだろうか。


 宝多六花はスマートフォンの画面をジッと見つめる。電気を消した暗い部屋に、青白い光だけが灯っていた。


 六花は最近の自分に起こった出来事を文章にまとめていた。誰かに読ませるためではなく、ただ、重たくなりすぎて心の平衡を狂わすまでに育った秘密を吐き出し、一方に傾いた秤を戻したかった。


 そうすれば自分はまだもう少し頑張れる。そんな気がした。


 メモ帳アプリに誰にも見せられない、墓場まで持っていく秘密が綴られる。






     ※※※






「平成最後のユートピア アーカディアです」


 第一印象は気が合わなそうの一言だった。いかにも遊んでます風の大学生四人が並んで座り、何やら今回の企画はどうのと話している。


 なみことはっすによれば最近人気のユーチューバーらしいが、そちら方面に疎い六花には本当に人気なのか、これの何が面白いのか理解に苦しむ。


 それでもアーカディアと遊びに行く約束を取り付けたらしいふたりは、これが人生の一大事であるかのように興奮していた。


 ……結果として一大事になったことは否定できない。


「六花も行くよね」


「四人で行くって言っちゃったの」


 なんで勝手に約束するかな。ゲンナリしながら断ろうとした六花の言葉に被せて、横から耳が蕩けそうな甘ったるい声がかかった。


「じゃあ私、行こっかな」


 なみことはっすは驚き、声のしたほうを振り返った。ふたりほど激しいリアクションは示さなかったが、六花も意外な人物の登場に意表を突かれた。


「マジで?」


「アカネが来てくれたら絶対無敵だよ」


 いつも通り人好きのする微笑を浮かべた新条アカネが立っていた。






 このクラス……いや、学年一の美少女は夏でもゆるくパーカーを羽織っているが、ジッパーはみぞおちの辺りで止まっている。


 大きく育ちすぎた胸が邪魔で上がらないのだと、まことしやかに噂されている巨乳は、夏服のシャツを下から押し上げ、持ち主の控え目な性格を裏切り激しく自己主張して、周囲の男たちの劣情を掻き立てていた。


 男子が女子の身体を見る視線は、送るほうと受けるほうで大きな温度差がある。


 送るほうは、チラっと見ているだけだから気づかれないと思っているかもしれないが時々、六花は男子や若い男性教師の視線が自分の尻から太ももにかけて撫でるように走るのを感じていた。


 そういうときはチリチリとした肌を焦がすような感覚が走る。






 六花は自分が、いわゆる『安産型』だと自覚していた。


 近所のおばあちゃんたちが「丈夫な子供を産めるよ」と話しかけてくるので、嫌でも自覚せざるをえなかった。


 女はたくさん子供を産んで育てるのが仕事とされた時代に子供を産み、育ててきた彼女たちからすれば褒め言葉のつもりかもしれないが、多感な年ごろの女子としては下半身が太いと言われているようで微妙だった。


 それに、その評価だと雌としての生殖能力を品定めされているようでもあり、異性からの性的な熱を含んだ視線だけではなく、同性からのジャッジも受けねばならないのかと疲れた。


 短く丈を詰めたスカートは、六花にとって女子高生らしさの象徴であり、それを貫くのは周囲の無遠慮な視線に対するささやかな反抗でもあった。


 してみると、アカネの豊満なバストを強調するかのごとき着崩し方も、彼女なりの考え方があってやってることなのだろうか。


 そのアカネは興奮するなみことはっすを横目に見ながら、六花に近づいてきた。


 わずかに屈み、座っていた六花に視線を合わせ、アカネは「六花も行くんでしょ?」と尋ねる。その笑顔と謎の迫力に釣られ六花は思わずOKしてしまった。


 それが最初の間違いだった。




     ♪♪♪






 繁華街にあるカラオケボックスの一室は、ずいぶん前に本来の役目を終え、いまは男女三人ずつが絡み合う乱交会場と化していた。


 男三人はアーカディアのやまと、タカト、今井。


 女三人はなみこ、はっす、そして六花だ。


「おっし! 九十五点、俺の勝ち!」


「マジか~。はっすちゃん、もっと強くバキュームちゃっていいよ。チンポ引っこ抜くくらい吸い付いちゃって」


 マイクを握っていたタカトが歌い終え、画面に表示された採点結果を見てガッツポーズ。


 悔しそうに見ていた今井は、タカトのペニスを咥えるはっすに、もっと強くするよう指示を出した。


 はっすの頬が空気を吸い出された紙パックのように潰れ、陰茎と口内粘膜との隙間を潰していく。そのまま唾液を鳴らしながら、ジュッポジュッポと男の幹を口でしごいた。


「うっわ、ちょちょちょちょちょ、待て待て待って、ステイ、はっすちゃんステイ」


 椅子に座るタカトの前に膝立ちし、前後に激しく動いていたはっすの頭が止まる。最後にぬる~~~っと緩慢な動きで喉奥まで咥え込み、迎え入れたときと同じくらいゆっくり引き抜く。


 名残惜しそうに唇で亀頭を締め上げ、チュポンと音を立ててペニスが口から離れると、手早くズレたマスクを直した。






「気持ちよくなかったですか」


 そう問いかけるはっすの瞳は不安に揺れていた。


「逆、逆。はっすちゃんほんとに初フェラ? 十本は咥えてないと無理な動きしてたよ」


 褒められて目を細めるはっす。頑なにマスクを取ろうとしない彼女だが、注意して見ると感情の変化は見えるところに表れていた。


「なみこちゃんもフェラうますぎ。最近のジョシコーセーは遊んでるって言うもんな」


「全然ですよ」


 はっすと同じように今井の前に跪き、彼の肉竿を舌で舐っていたなみこが顔を上げ、上目遣いでご奉仕相手を見ながら否定する。


 なみこは大きく舌を出すと、今井のものを根本から裏筋にそって先端まで舐め上げる。舌先が鈴口までくると舌を尖らせ、尿道をほじくるように小刻みに動かした。


「あっ♥ それだよ、それ」






「いまどきはスマホで自主学習くらいできますし」


「なみこちゃんの親御さんに聞かせてーわ。親の金で買ったスマホで口マンコの英才教育は泣けるでしょ。雌としての心がけが立派すぎて」


「タカト適当言い過ぎ笑え……はぅっ❤その亀頭チュパチュパするのなに? なみこスペシャル? これ始まると歌うどころじゃないんだけど」


「仮性人だから、さきっちょ敏感なだけだろ。言い訳してないで、悔しかったら一皮剥けて出直してこい」


「日本人の三人に二人は敵に回したぞ。一度これくらってみろや」


「なみこちゃん貸してくれんの? あざまーっす。それじゃ、はっすちゃんとWフェラで抜いてもらおうかな」


「ふざけんなよ。なみこちゃん貸し出すわけないだろ。お前こそ、はっすちゃん貸せよ」


「俺のはっすちゃんを何だと思ってるんだ」


 タカトは腕を掴み、はっすをグイッと自分に引き寄せる。


 男の胸に抱きしめられながら、はっすは耳まで赤くして俯いた。






「つーかさ」と今井は口淫奉仕中のなみこの頭を撫でる。「俺らって六花ちゃんにハメる順番を決めるためカラオケやってたわけじゃん」


「だな」


 フェラ抜きカラオケ勝負五回戦。総得点で勝ったほうが、やまとの次に六花とセックスできることになっていた。


「俺、なみこちゃんのことがだいぶ可愛くなってきたっていうか、ぶっちゃけ最初はアカネちゃんか六花ちゃんに相手してもらいたいと思ってたけど、こう献身的に尽くしてくれると情が湧くっていうかさ」


「それな。俺もはっすちゃん可愛くて仕方なくなってきた。口もアソコも気持ちいいし、一生懸命さがツボっていうか」


 大学生二人の会話を聞きながら、はっすだけではなく、なみこも顔から首まで朱に染まる。


「じゃあ六花ちゃんにハメる権利は放棄するのな」


「……いや、それはそれ、これはこれというか。はっすちゃんのことは可愛いけど、それとは別にあのデカ尻鷲掴みにしてバックから一度は啼かせてみたい」


「タカト……一言一句余すところなく最低なこと言ってるけど、残念ながら気持ちは分かるぅ~」


「ですよねぇ」






 そういえば六花はどうしたと四人の気持ちが一瞬重なる。八つの目が入口付近のソファに向けられた。そこでは長椅子に腰掛けたやまとの膝の上に、六花が向かい合って跨っている。


 対面座位の姿勢で繋がりながら、やまとが巧みな腰使いで縦横無尽にグラインドさせ、六花の恥骨に己の恥骨を擦り付けるような絡め方を見せていた。


「ん❤はぁ❤ん、んんん❤」


 やまとは背もたれに身体を預け、自分の方に倒れてくる六花を抱きとめる。全裸で自分から抱きつくような格好を取らされた六花は、やまとのシャツを噛んで声が漏れるのを我慢していた。


 それが彼女に残された最後の反抗だった。


 性器と性器の結合を許し、すでに片手の指で数えきれない絶頂を迎えさせられ、快感の余韻が残る膣内をなおも蹂躙される。


 そんな状態でできる抵抗など、声を出さないことと最後の一線ーー中出しは許さないくらいしか残っていなかった。






「やまとさんの、おっきぃ❤」


「はっす声がエロい。だけどほんと、あんなの入れられたら、ひとたまりもないよ」


 やまとのイチモツは、長さも太さも日本人の平均を大幅に超え、膣奥まで挿入すれば子宮口が押し潰されるような快感を相手に与えた。


 女を啼かせることにかけては凶悪な兵器だった。


 アカネを籠絡した有井が技巧派だとすれば、やまとは単純であるがゆえに破り難いパワー型のファイター。


 経験値に基づいた技巧も収めており、単なるデカチンのガン突き自慢でないところが、相手をさせられる女にとっては天国であり地獄でもあった。






 天国に感じるのはやまとに抱かれるのを楽しんでいるタイプ。


 地獄に感じるのはやまとに抱かれるのを嫌悪しているタイプ。






 いまの六花は後者で、だからこそ女陰から際限なく送られてくる快楽に抗い、これ以上はしたない声はあげないようにと歯を食いしばって耐えていたのだが、やまとは彼女の臀部を揉みしだき感触を楽しみながら生かさず殺さず、ずっとイケそうでイケない気持ちい状態をキープする余裕を見せていた。


 耐えているのではなく、イカせてもらえないが真実だった。


「んんんんんんんん❤」


「六花のやつ、初めてでこんなの覚えさせられたら、やまとさんのセフレになるしかないじゃん」


 仲間内では冷静でクールキャラと認知されている六花が、いまは泣き出す寸前の子供のように顔を歪め男に縋り、その男から与えられる快感に正体をなくす寸前まで追い詰められている。


 その光景は、普段の六花を知るなみこだからこそ余計に淫靡なものと感じられ、宝多六花という少女を文字通り内側から作り変えようとするやまとの勃起から目が話せない。




     ※※※




 実のところ、生唾を飲み込みながら言ったなみこの感想は、やまとの思惑を正確にとらえてもいた。


(上も下もキモチー。肉厚JKマンコのポテンシャル見くびってたわ)


 いつも通りヤリ捨てて終わりにする腹づもりもあったやまとだが、いざ挿入してみた六花の女の子の部分は予想以上の具合で、まだ人生三回目のセックスとは思えない適応力を見せていた。


(もっと使ってこなれたら、どんだけ気持ちいいメス袋になるのか、楽しみだな)


 やまとは六花を合コン開始前のヤリ捨てリストから、キープリストの最上位に移した。この少女にセックスのよさを教え込んで開花させるのは自分の使命だとさえ感じ、執着をたぎらせていた。






 そのために今回は乱暴な射精するためだけのセックスはしない。ヤリ捨てリストの女相手ならそれで十分だが、今後も末永く調教していくためには、ここでセックスを嫌いになられては困る。


 頭にも肉体にも、やまととのセックスは最高に気持ちよくてハッピーと刻み込まねば。


 そのため、やまとは自分の射精より、六花の絶頂感を重視した。行為中の反応や膣の収縮具合から推測するに、ここまで七回か八回はイッてるはずだ。


 その間にやまとも二回射精させられている。


 並のマンコ相手なら一度も射精さない自信あったが、この美少女JKはマンコも別格だった。






「そろそろ時間だしイッとこうか」


「んあ?」


 戸惑う六花の返事を聞きながら絡め方を変える。


 それまでのグラインドから、膣奥を叩く杭打ちピストンに移行した。体重と重力を乗せて下から膣奥を刺激する。やまとのデカマラを持ってすれば最奥を犯すことも容易かった。


「あぁぁぁぁあああ❤ダメ、そこ……いい❤あっ❤ん、そ……もっと❤」


「もっと? ここかな、それともここ?」


「言ってない! もっとなんて言ってない」


「強情だな。でも、そんなとこも可愛いよ」






 本当なら正常位かバックでガンガン突きまくって射精したい。だが、この宝多六花という少女はクールな見た目や振る舞いとは裏腹に、意外と甘えん坊なところがあるらしい。


 いくつかの体位を試したが、密着度の高いハメ方ほど反応がよく、最後の対面座位は完全にキマってたのもあるだろうが、マン汁プシャプシャで止まらなかった。


「イクよ、イクよ、六花ちゃんも一緒にイッてね」


「はぁ❤ダメ、それダメ! そんな膣奥ばかり❤」


「膣奥だね! ほらっ、たくさん突いてあげる」


「一番深いとこグリグリしにゃいで❤ダメ、ダメダメダメダメ くる! 今日一番の大きいのきちゃう❤」


 ダメと言いながら一番してほしいことをおねだりする六花。その言葉さえ引き出せれば、あとは要望通り膣奥を叩いて潰すだけだ。


「イケ! 女になった日に中イキしろ!」


「ぁああああああああああ❤」


 腹から絞り出すような絶叫を最後に四肢から力が抜け、ダランと脱力して完全に六花はやまとへ身を預けた。






 自分に身体を預けきってスー、スーと寝息を立てる少女の頭を撫でながら、一度だけ額にキスを落とす。


「寝ちゃった」


「処女膜破ったばかりの女の子に無理させすぎ」やまとの言葉に批難めいた言葉を被せたのはタカトだ。「最後のほうなんかガチで落としにかかってたでしょ」


 やまとはテーブルから氷が溶けて温くなった炭酸飲料を取り、激しい運動で乱れた息を整えながら一口飲んだ。


「とりあえず六花ちゃんにハメる権利は後日でいいや。気絶してる娘には勃たないし」 


 タカトは、はっすと自分の衣服を整え、彼女の身体を支えるようにして立つ。


「俺たちはホテル行って続きするわ」


「じゃあ俺たちも」


 今井も、なみこを連れて立ち上がる。


「俺は六花ちゃん起きるまでいるわ」


「じゃあ解散ってことで。お疲れっした」


 タカトの言葉で散り散りになるアーカディア。それぞれにお持ち帰りされた女子高生たち。


 一夜の過ちから始まった関係はもう少しだけ続く。

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